プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ホーム > 2011年01月10日



日曜日は、地区医師会の新年会があり、医師会の集まりは、いつも大変楽しみにしてます。いつもいろんなことを教えていただけて、皮膚科を始め、医療のこと、保険のこと、その他モロモロ、とても勉強になります。新年会は、今回初めて参加させていただくんですが、医師会誌に載っていた新年会風景が着物を着て写っている女性がいらっしゃったので、「着物」のイメージも強かったんですね。お正月なので、私も着物を着てみようと思い、せっかく着るんだったら、とても久しぶりなので、ヘアメイクとセットで写真も取ってもらえるところを予約して、写真を撮ってもらいました。奇跡の1枚です!いや~、メイクの技術と写真の技術はスゴイですね~。目なんか1.5倍くらい大きいです(写真修正は、ちなみにしてません。やっぱり丸いですね・・。まん丸や。。。これはメイクでは変えられない。。)。

20110110_1.jpg

こちらのスタジオは、女性が「こう撮って欲しい」という心理をわかっておられるんでしょうね~。実物の何倍もキレイにしてくれます。証明写真を撮りに来てる就活中の女の子(だと思うんですが)、リクルートスーツを着て、いっぱいいました。こういう世界があるんですね~。TVとかで見たことはあったんですが、「ほ~!」と思って、横目で盗み見を・・・。

私もスタッフの採用の時に、履歴書をたくさん拝見して、面接を行ったんですが、履歴書の写真と実物が全くの別人!という人が何人かいました。ビックリ!して、言葉も出てきません・・。「ミスなんとか」とかを選ぶわけではないので、美人かどうかなんて、うちの面接は関係ないんですが、基準は、第一印象に、清潔感とか誠実さとか安心感とかはかなり重要ポイントです。患者さんと接して、患者さんを印象だけで不安にさせてしまったら、お互い不幸ですものね。

写真が一見暗そうで、強張っている人は、面接でお会いして、お話されると、とても雰囲気のいい人というのは、結構いらっしゃいます。私もそうですが、写真は苦手な人、いますよね。今回の撮影も、「歯を見せて笑ってください」と言われても、どうしたら歯を見せれるのか。、頭真っ白でした。強張って、全然笑えません。写真って、ある程度慣れていないと、うまく写れないですよね。緊張が解けるのに、少し時間がかかると思うので、普通の証明写真なら、苦手な人は、強張ったまま写っちゃうだろうな~と思うので、そういう強張った表情の写真でも、書類選考で落とす対象にはしてません。面接で、実物のほうがとってもいい人ということは結構あります(逆に、写真ではとても印象よく微笑んでいるのに、会ってみると、そんな微笑は出てこない人もいます)。でも、「あなた、どなたですか?代理人?」というのは、面接側からしたら、ドン引きです。プロのメイクは、そうそう真似できませんから、そこまでするなら、面接当日も、メイクしてもらうか、自分である程度頑張って練習するとか。

ただ、ドン引きした人たちの写真は、メイク云々ではなく、明らかな修正で、全くの別人でした(もう骨格が違いますから。顔の縦横の比率も極端に違うし、肌色も人種まで違うのかしら?レベルの人もいました。面接までの短期間に日焼けしたとしても、日サロ通いか?という人もいました)。かえって、印象をものスゴク悪くするんですけど、ご本人はわかっていないんでしょうか・・・。

これから、面接の証明写真を撮られる人は、極端な修正は絶対止めたほうがいいですよ。クマを消したとか、ライトを当てて、小じわや薄いシミを飛ばしてもらうくらいなら、そんな変わらないでしょうが、骨格や目鼻立ちまで修正するのは、止めましょう。パスポートの写真には、絶対採用されないような写真はダメです。ドン引きしてるのは、私だけではないハズです。ドン引きした面接官は、そういう人をまず採用しようとは思わないと思いますよ。。そこまで変えてなくても、写真がうまく写ってると、実際会ったときの落胆は、その分大きくなりますから、職種にもよるとは思いますが、普段のままの自然な写真が一番いいと思いますよ。奇跡の1枚を履歴書に貼るのは、私はススめません。。。