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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ランコムの日焼け止め(BBクリーム)②

買う時に、店員さんが、「これ、12時間もつんですよ~。」と言いました。出たー!怪しい発言!!12時間ももつ訳ないでしょう。。。いまどき、まだ言うんだ~と思いました。何年か前も、花王ソフィーナでしたっけ?、「紫外線6時間(9時間だったか)ブロック!」なんて、TVでコマーシャルやってましたよね。。。最近は、聞かなくなったけど。。そういえば、資生堂では、そんなコピーを聞いた記憶がないですね。

まあ、根拠なく12時間とは普通言わないんで、帰ってから調べようと思い、黙って買いました。お店の人に、つっこんだところで、意味ある回答は得られないことが多いので、私は今更つっこみません。ひどい店員さんは、勉強もせずに、そう言えば客は買うだろう、みたいに思っている人もいるので、店頭でやいやい言っても仕方ないことがあります。最初から、化粧品にそこまで期待もしていませんし。。パッケージやパンフレットに書いてある本社の正式な見解のみ、信じます。

たいていは、店員さんの誇張して言ってることは、パッケージには書いていません。そんなの表示したら、詐欺になりますから。

他のメーカー(デパートにたいてい入っている外資系。有名なブランドです)で、日焼け止め探していて、「これ、ウォータープルーフじゃないんですね~?。」と聞いたところ、「でも、水や汗にとっても強いんですよ!」と言うんです。それで、買わせようとします。買いませんけど。。どこにもそんな表示はないのに。。誰が汗に強いって、言うてるん?証拠は~?って感じです。

店員さんの言うことを鵜呑みにしてはいけません。必ず、表示だけは確かめましょう!まあ、化粧品のパッケージやパンフには、そんなたいしたこと書いていませんが、さすがに、大手はウソはないんですね~。(これが、あまり知られていないメーカーだと、薬事法違反のことがバンバン載っていて、ビックリすることがあります。こんな、言い切っていいの?みたいな。ああ~、恐ろしい。。)

例えば、化粧品のメーカーが、何らかのデーターとして、「12時間」と示しても、そのデーターを見ると、12時間後も紫外線をカットした効果が見られた、ただしちょっとだけ。。みたいなことってあるんです。でも、「12時間後も紫外線カットの効果があった」 と言っても、一応ウソではないですよね。でも、最初と同じだけの効果はないので、「塗り直しが12時間要らない」、とはどこにも書いてないんです。「最初の効果が12時間も変わりません」では、ないんです。

先日も、患者さんから、化粧品の販売員さんに、「9時間塗らなくていい、と言われた」とおっしゃってました。「それは、ウソです。塗りなおさないと、効いてないですよ~」と申し上げました。実験で、塗ってる量も、普段私達が塗っている量と全然違います。実験と同じだけ塗ったら、普通、人前には出られません。。真っ白で、ムラムラだと思います。だから、塗り直しも余計に必要なんです。

花王の時だったかと思うんですが、データーがちゃんとHPから見ることができて、それで確かめたのを憶えています。雑誌とかのコピーにも、米印がしてあって、「当社比」と書いてあったか、細かい字でなんか書いてありました。HPにデーターが載ってますだったかな?それで、データーを確認したんですが。

CMのキャッチコピーが、誇張しすぎですね。でも、CMや店員さんが言ってるお客さんに与えるイメージって、「(例えば)12時間塗りなおさなくてもいい」ですよね。

ランコムのも、添付文書に詳しく「12時間」について書いてあると思ったんですが、日本語のところには、どこにも一切書いてなく、英語・フランス語・中国語・アラビア語とか(外資系の化粧品メーカーは、同じ1枚の紙にいろんな言語で載ってますよね)には、「12」っていう数字が載っているんです。どうやら、12時間もつで~、みたいなことが書いてあるみたいです。なんで、日本語だけ載せないの?と思って、英語のところを読んでみましたが、12時間紫外線から守るで~、強いで~、みたいなことは書いてますが、たいしたことは書いてなくて、仕方ないのでHPで確認しましたが、「12時間」の表記はどこにもありません。なんじゃそりゃ~?!です。

日本の広告規制が厳しいことを悟りました。だから、日本語で書けないんです。

店員さんが個人の意見として勝手に言っているのか(違うと思いますが)、表記できないから口頭でいいなさい(証拠が残らないから)、と本部かどっかから指導されているのかは知りませんが、そんなすぐにバレるウソつかずに、ちゃんと塗り直しするように言って(そしたら、日焼け止めって、わりとすぐ無くなるんですよね)、どんどん買わせるほうが、お店にとっても、お肌にとっても、いいことなのに、と思います。

その後、花王のHPも見てみましたが、日焼け止めに関して、「○○時間もつ」みたいな表記やコピーはどこにもありませんでした。(データーもなかったです。花王じゃなかったのかな?それとも、探せてないだけ?)

そこで思い当たることが。。。消費者庁や厚生労働省が頑張っているおかげだと思うんですが、化粧品などに関して、現在の表記(特に、コピー)は従来に比べたら、とても厳しくなっていると思います。去年の12月でしたっけ?健康食品の広告規制が一層厳しくなったのは。化粧品業界でも、大手は、かなり表示に気を使っているはずです。いつ火の粉が飛んでくるかわかりませんからね~。

ちゃんと日焼け止めのことを考えているメーカーは、パッケージに、「2~3時間で、塗り直してください」とか塗り直しが必要なことが書いてあります。(書いていないメーカーのなんと多いことか!)

ここ数年間、日焼け止めが何時間ももつ、みたいな表示は信じていないので、確認もしていませんでしたが、いつのまにか、もうコピー自体も、誤解を招くような言葉は、ちゃんとしたメーカーは自粛されているようです。そんなことを大手がしていると、是正勧告もかなりいくのではないでしょうか?目立ちますから。そんな勧告されたら、業界でも恥ずかしいでしょう、今更薬事法違反やスレスレなんて。(表記しないのと、実際の店員さんの営業は、また別なんでしょう。。誇張した営業やりすぎると、通報されますけどね。。)

だからこそ、化粧品ばかり扱っている雑誌が、どんどんエスカレートしてるんだと思います。メーカーが言えない分(いかにも効く!と言えないから。効かないので、言えません。)、雑誌のライターさんに、言わせているのかと思わせるような、ヨイショ記事。毛穴消えるわけないやん~、法令線消えるわけないやん~、とツッコミまくりの化粧品紹介記事。いくらメーカーじゃなくても、ここまで雑誌(しかも大手)が言っていいのか?!と疑いたくなります。すっごくうまく表現されてますよね。さすがプロです。(私も思わず効かないと思っていても、使いたくなるときがあります。)まあ、ツッコまれたら、「ライター個人の感想です」と出版社はコメントするんでしょうか。。?ハッキリ書けば書くほど、雑誌は売れるんでしょうけど~。やりすぎですね。

私も、昔は化粧品の雑誌が大好きで、化粧品も好きですから、シーズン毎の新製品を楽しみに、買ってました。最近、ごくたま~に見ますが、こんなのが売っているんだ、という参考程度です。患者さんから、アレって効くんですか?と効かれることが多いので。

化粧品だけは、実際使ってみないとわかりませんから、本当に評価しようと思ったら、結局1本買うしかないわけですが、雑誌や店員さんが言われている効果は、本当に話半分(それ以下か?)に聞いて、お遊び気分で、ちょっと試してみよう~♪くらいの軽い気持ちで(あまり期待せずに。特に基礎化粧品は。)、買ってください。効能や効果に関しては(化粧品は、本来言い切ることはできません。たいていが、効果はぼかしてあります。主観で捕らえ方も変わるような単語しか使っていないはずです)、必ずパッケージに書いてあることだけしか期待しない、ということを憶えておいてください。(それで、思った以上に、なんかいいことあったら、とってもラッキーですね。その化粧品は「買い!」です。)

パッケージの表記は、必ず読みましょう!

カテゴリ:

化粧品