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    柴 亜伊子
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まつ毛育毛剤の副作用

まつ毛育毛剤も最近では、市販の化粧品のモノまで含めると、たくさん種類が出ているんですね。

医療用としては、ラティースとルミガンの2種類になりますが、副作用が出た場合など、市販のモノだと、全てを把握しているわけではないので、商品名を教えていただいて、それから調べる形になります。

どの商品でも、一番多い副作用は「かぶれ」です。ラティース・ルミガンは、元々色素(メラニン)を作るような薬剤ですから、かぶれなくても色素沈着(茶色いシミ)が生じますが、他の商品は、かぶれて赤くなって、その後茶色くなることがほとんどかと思います。

何故、まつ毛が伸びるのか?あるいは増えるのか?

ラティース・ルミガンは、メラニン色素を増強させるので、まつ毛は太く長く濃くなります。塗って薬で刺激している間だけですが。止めると、ゆっくり戻っていきます。非常にわかりやすい理屈です。

目にホコリが入るとか何か刺激があると、目を守るためにまつ毛は、濃く長くなります。人間の防衛本能ですね。ホコリや大気汚染の多い環境だと、鼻毛がよく伸びたりするのと同じ理屈です。

市販のまつ毛育毛剤には、わざと刺激を与えて、まつ毛を長くするタイプのモノもあります。

血行を良くする成分やビタミン剤などが配合されていて、あまり刺激のないモノもあるでしょうが、

何らかの効果が出やすい場合は、刺激している成分が入っていることも多いでしょう。

(クリニック限定の化粧品やクリニックで販売されているオリジナルのモノだと、市販と違って、もう少し医薬品に近い成分が入っている可能性もありますが)

刺激されるということは、しみたり、かぶれたり、赤くなったり、などが起こりえます。

何でもそうですが、異常があれば、使うのを止めて、すぐに治らないなら、早目に皮膚科へ行きましょう。一時的な刺激であれば、かぶれや、そのせいの赤みも、止めれば、すぐに普通は消えますが、長く続けていた場合、止めても中々戻らないことがあります。

特に、しみるようなタイプは、目の中にも入っていることが多いので、目の健康を考えれば、良くないでしょう。

目は、よほどのことにならないと、自覚症状って中々出ませんから、ある日突然涙が止まらない、痛くて開けられない、ということもしばしば。

あまりしみる時は、眼科でもちゃんと診てもらったほうがいい時もあります。

気になって、またいじって、かぶれて、を繰り返したり、長くかぶれさせればさせるほど、ダメージが大きくなるので、副作用も消えにくくなります。

おかしいと思ったら、すぐに一旦でもいいので止めましょう。

また、どの商品でも必ず使い方を守りましょう。

マスカラのように塗らなくていいのに塗っている場合、下まつ毛に塗ったらダメなのに塗っている場合など、ダメにはダメの理由があります。

いらないところに塗ると、他のところに薬剤がついて、副作用の範囲が広がってしまいます。

特に、下まつ毛に塗って副作用が出た場合、赤茶色になりやすいことが多く、上まつ毛の際が少々赤茶色になってもアイシャドウでなんとかできますが、下に出ると、充血しているように見えたり、疲れてみえるので、あまりお勧めしません。

まあ、ならない方ならいいのかもしれませんが、知らず知らずのうちに副作用が出て、気がついたら結構出ていた、という場合もかなり多いので、違う使い方をするなら、それなりの覚悟が必要だと思います。

ある程度、効くモノは、副作用も多かったりします。一慨には言えませんが。用法用量をちゃんと守れば、ラティース・ルミガンは、長く安全に使えるモノです。

それでもラティース・ルミガンがかぶれる・合わないという方には、もうすぐ(4月頃でしょうか?)新しいまつ毛育毛剤が出ます。クリニック専用化粧品です。

全く成分が違いますから、ラティース・ルミガンがダメだった方には朗報です。(大豆アレルギーの方は、無理かもしれません。詳しいことは、商品説明を見ないと何とも言えませんが、詳細は販売されてから、お尋ねください。)

 

カテゴリ:

化粧品, 医療