レディエッセ®という注入剤があります。
昔は、ヒアルロン酸という注入剤がメインでしたが、鼻に関しては、今の主流は、やはりレディエッセ®ですね。
ヒアルロン酸と比べて、形がキレイに出せるのと、持ちが圧倒的にいいからです。
ヒアルロン酸って、ちょっと入れるのはいいんですが、鼻の付け根に、どんどん入れていくと、(鼻を高くしたいから)、皮膚は、入れられることで、いきなり伸ばされても、元に戻ろうとしますからね、ヒアルロン酸を押してくるわけです。
その結果、よく言われるアバター鼻という、コアラみたいな、目の際まで、鼻の付け根がくるような、おかしな顔になってしまうわけです。
入れた瞬間は、ヒアルロン酸でも、しっかり形になっていますから、エスカレートしていって、もっと入れて、もっと入れて、となるようです。
もう止めたほうがいいですよ、と言っても、止まらない方がいて、いくら言ってもわからないなら、身をもって知るしかないわけで、あ~あ~、となっちゃうんですね。
若い方にありがちです。
もし、形もちゃんとして、ホントに高さを出したいなら、レディエッセ®か、シリコンしかないです。
でも、シリコンは、鼻先とか鼻全体を高くするにはいいですが、鼻の付け根の周りというか、一番低いところがあると思うんですが、シリコンはここを、またげません。
ここを超える長さにしても、付け根で浮いちゃうんですよね~。
シリコンの端は、この一番低い付け根のところになります。
(超有名な美容外科医の先生であれば、なんとかなるのかもしれませんが、その辺は、私は専門ではないので、わかりません。
普通、付け根は越えません。)
付け根の、ちょい上も高くボリュームアップしたいなら、注入剤しかありませんね、と思います。
ちなみに、シリコンと、レディエッセ®とかの異物を混ぜることはしません。
ちょっとずつ高くしていきたいなら、ちょっとずつ入れていって、皮膚を伸ばしていくしかありません。
ちょっとずつ伸ばしたら、皮膚も無理なく、その高さまで伸びていってくれます。
(皮膚が伸びないのに、無理やり入れていくと、皮膚にとってやばいです。
血行が悪いから、ずっと赤かったり、最悪、皮膚が腐ったり。。)
まあ、ちょっと入れるなら、ヒアルロン酸でも全然いいんですけどね。
シワに入れた余りを、鼻にちょこっと入れるとか。
持ちがいいし、やっぱり形はキレイかな、レディエッセ®のほうが。(鼻とアゴに関しては)
入れすぎたら怖い、ちょっと心配という方も、う自然なのがいい方は、最初はちょっとしか入れませんので、入った時点で、一旦鏡が確認してもらってます。
入れ過ぎは、レディエッセ®の場合、厳禁ですから。
ガッツリ入れたい方は、ガッツリ目にいれていきます。
最初からちょっとずつで、最終ガッツリになっている、でも、それでも問題ありません。
(その分、針を刺す回数は、増えますけどね。)
レディエッセ®の鼻の、ちょっとだけ入れた方の写真です。
ホントに付け根のところに、ちょっとだけ入れています。
針を刺したのは、1回だったかな。。?
ちょっと影のでき方が違うのがわかりますか?
横から見たところです。
左が術前、右が術後です。
横から見たら、ホントはわかりやすいんですが、目のところを黒く消したので、ちょっとわかりにくいですかね。
クリックして、アップにしていただくとわかりやすいかもしれません。
たったこれだけのことですが、これだと、まず他人にはばれませんね。
ちょっとメイク変えたの?なんか最近キレイになったんじゃない?という感じです。
メイクで、鼻筋にハイライトを入れた感じと言いましょうか。
これが、ホントの、「自然な感じにいれてください」というやつです。
(そういっていても、みなさん、どんどんエスカレートしていかれるので。。まあ、好みですけどね。ガッツリ行きたい方は、いいんですけどね。
ただ、ホントは自然な感じでないとダメ(明日、職場で困るとか、周りの目を気にするなど)なのに、つい歯止めがきかなくなってしまった。。。ということがないように、そういう方の場合は、これ以上は自然とは言いませんよ、ということは、言わせてもらってますけれど。
ホントにレディエッセ®は、吸収しませんから、入れすぎた場合は、ずっと我慢をしないといけません。
この方も、別に入れなくても可愛らしいですが、鼻筋が少し通ると、お姉さん顔と言いますか、美人系になりますね。
アジア人は、私も含めて、大半の方が鼻の付け根は低いですからね。欧米人とは違うわけです。
もちろん、もっと入れたい方は、皮膚さえ余裕があれば、入れていくことは可能です。
うちでは、1本買い取り制なので、余っている限り、入れてもいいわけです。
(医学的に安全であれば。)
ただ、このモニターの方のように、ちょっとしか入れない場合、1本では余ってしまいます。
もっと年がいくと、法令線やホホなど、いくらでも入れるところはあるんですが、若い方の場合、鼻と、せいぜいアゴくらいで、余ってしまいます。
若くても、ホホがこけている方、脂肪の少ない方が、ふっくらしたいのであれば、そこに入れることも可能で、その場合は、使い切れると思います。
レディエッセ®は、シワや眉間・目の周り・おでこには入れられませんから、それだけご注意くださいね。