プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2013年11月
« 10月   12月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近投稿した写真

ホーム > 2013年11月11日



先週の土曜日は、クリニックが終わってから、大阪のウワサのリッツカールトンで開催されましたナビジョンの新作発表会に行ってきました。

今回の新作は、もちろん、ナビジョンDR薬用スカルプエッセンスです。

10月1日から発売なので、ちょっと発表会のほうが遅い形になりました。

秋は学会シーズンですから、ちょうどよかったです。

初の、ナビジョンからの頭皮のケア製品ということで、いい感じです。

 

今までに開催された学会でのランチョンセミナーとか、参加できるのは参加していましたので、ちょっと知っている内容もありましたが、先日の美容外科学会のは、他に聴きたいとの重なったので、この発表会で聴くつもりでした。

 

ナビジョンのこの薬用スカルプエッセンスの何がいいかというと、やはり「国産」ということでしょう。

医薬品ではなくて、医薬部外品ですが、国産の医薬部外品ですから、一応、厚労省のチェックも済んでいるし、(カネボウのことがありますから、済んでいるから、どやねん、というのはあるかもしれませんが、まあ、安心感ですね。認可がおりるのに、結構長い年月、様子をみてこられたわけなので。)、データーが日本人で出してくださるのが、なにより有難い。

 

美容クリニックで頭の薄毛・育毛治療で処方する、ロゲイン・パントガール・パントスチンなどなど、全て、厚労省認可ではなく、各ドクターが個人輸入して、自己責任で患者さんに処方することになります。

海外では、それなりのデーターが出ているから、医薬品、あるいは、クリニック専用サプリメントとして、発売されていますが、日本人にはどうか?というのは、また別の問題です。

効果面も副作用の面も、もちろん、使い心地も。

 

資生堂の何がいいかって、データーを出す際の人数、というか、実験の規模がやはり大きいです。

もちろん、お金も時間も、ものすごくかかっているし、ちゃんとデーターを出してくるのに、検査する機械も人手もハンパなく、お金がかかっています。

大学病院顔負けというか、超えていることもあるくらい。

さすが、世界の資生堂です。

大企業は大企業なりの資本力と人力で、いろいろなデーターを出してくれるので、とてもありがたいのです。

(わかりやすい、っていうのも、いい!)

 

さて、単純な私は、こういうデーターを見せられると、使ってみたくなる派!です。

薄毛・育毛の場合、特に、女性は、男性のように、プロペシア・ミノキシジルみたいに、第一選択はまずこれっ!みたいなものが明確化していません。

確かに、パントガール・ロゲインは、当たり前になりつつあるかもしれませんが、それだけで効くのかどうか、というのは、かなりの個人差があります。

(それは、男性もそうですが、プロペシアとミノキシジルによる改善度は、かなりいいんではないでしょうか。「かなり」というのは、患者さんの思う「かなり」と医師側の「かなり」で、結構差があるかと思いますが。。)

女性の薄毛・育毛は、一筋縄で行かないこともしばしば。。。

毛が育つのにも時間がかかりますからね。

私の勝手な言い分ですが、男性の薄毛よりも女性の薄毛のほうが、少数派な分、深刻じゃないかな、と思います。

(もちろん、ご本人からしたら、男性側も深刻な問題ですが、周りの同情というか、表を歩いた時の目立ち具合は、やはり女性の薄毛のほうが、人目を引くと思います。

他人からの視線にいたたまれないのは、女性のほうかと思います。

帽子や髪型でカバーできればいいんですけど、そうもできないこともあります。

髪の毛が育つには、最低でも3か月単位では様子を診なくてはいけなくて、

(この資生堂のは、6か月はまず様子を見てください、ということです。)

気の長い話になります。

もう待っていられない!という時もありますから、いいものは全部始めたい!という方も多いです。

実際には、気にし過ぎ、という方も大勢いらっしゃるわけで、そういう時に、厚労省が認可していない薬をどこまでいくのか、というのも迷うところでしょう。

値段もね。

 

症状の軽い方・あるいは、将来心配だから、という方には、こういう国産のモノって、いいかもしれませんね。

医薬品は、効くわけですが(効く程度も様々ですが)、その分、副作用というのもあるわけで、確率の低い副作用となると、なかなか海外の薬って、よくわからないこともあります。

たまたまなのか、そうなのか。。

認可されていない薬の副作用を心配される方もいらっしゃって、そういう場合は、もう止めておいてもらうほうがいいですけどね。

認可されていない薬ですから。絶対安全!なんて、ものはないです。

 

今回のデーターで、一番興味深かったのは、男性と女性で、薄毛の状況が違う、ということでした。

男性は、毛の数が減るのではなく、毛の産毛化。

どんどん細くなってしますわけです。

女性は、毛の数も減るし、毛の産毛化もある。

似ているようんで、全然違うんですね~。

(原因も、男女で、全然違うわけです。)

 

何が問題なのか、で、使う薬の種類が違ってくるわけです。

 

このナビジョンだと、一応1本で、「太く」「増やす」「黒く」を、可能にできるような成分が入っているところもポイントです。

私は、それぞれの育毛剤が成分違いますから、3種類ほど塗ってます。

(3種類塗るのは、かなりメンドクサイですが。。。仕方ないです。。。それぞれに成分が違うので。。)

1本で、一応全部のポイントを押さえる、というのは、結構お得です。

というか、なかなか育毛剤って、ホントに効くものって、ないんですよ~。

効く、と言われたら、全部やりたくなるのが女心ってやつですね。

 

ナビジョンのHPで、ヘアケアのやり方(塗り方?)が見れるようですよ。

親切ですね。

 

帰りには、資生堂パーラーのマロンチーズケーキをお土産にくださいました。

どうして、私が資生堂パーラーのチーズケーキが食べたい、とばれたんだろう。。。

ちょうど、資生堂パーラーの、チーズケーキが食べたかったんですよ~。

ついてるわ~♪

スカルプエッセンスの現品1本もお土産です。

まだ、私は初めて、2か月ちょいくらいですが、まだ効果(白髪が黒く変わるところ)はわかりません。

これからかしらん。。。頑張れ、私の毛根!

 

ちなみに、白髪を黒くする、というのは、このナビジョンの特徴ですが、毛のところの色をつく細胞(メラノサイト)が死んでしまうと、もう何を塗っても効かないそうです。

弱ってるかな。。。あるいは、冬眠してる?メラノサイトであれば、復活してきて、また色を出して、黒髪になるそうです。

死ぬ前に、なんとかしなきゃ、ですね。