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    柴 亜伊子
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金の糸訴訟

さて、一体どこのクリニックでしょうね。。。

 

手術って、1回したら、基本戻せないので、やる患者さんも慎重にならないといけないし、安易に考えて飛びつくのはダメですが、そこを本来冷静にさせて止めるのも医師の役目だと思います(本来)。

でも、そこを利用する医師もいて、しかも副作用合併症などほとんど説明せずに、お金さえもらえば何でもいい!というクリニックもあるのも、これまた事実です。。。

 

前にも金の糸、ブログで書いたんですけどね。http://www.aiko-hifuka-clinic.net/2013/09/post-728.html

もう一度。トピックなようですから。

 

MRIが可能かどうかで争うようですが。。。

MRIをオーダーするドクターも放射線科医にしても、「金の糸」で実験なんかしていませんからね。

もちろん厚労省も認可していないし、まして学会も認めていないし。。そんなことは、とっくの昔から止めるように言われているわけで。。。

実験がされていない以上、たまたまMRI撮ったけど、火傷もトラブルも何もなかった、という場合もあれば、いつか何かが誰かに起こる可能性はあるわけで。。。だからこそ、大勢の方で実験する必要があるんでしょうけど、誰もそんな実験参加したくないわな。。やる医者だって、いやでしょ。

 

アートメイクにしろ、タトゥーにしろ、MRIを断る病院は多いし、オーダーを出さないドクターも多いでしょう。

でも、例えば、患者さんの病気によったら、絶対にMRIが必要と主治医が判断したら、MRIの撮影の設定を変えて、オーダーされる場合はあると思います。患者さんに、万が一の副作用は説明されて、了承のうえだと思いますが。

 

ただ、通常と違う設定で、正しく撮れている補償って、あるんでしょうか。。。

どうなんでしょうね。。こればっかりは、誰もわからないんじゃないですか。だって、そういう事例が多くないでしょうし、誰かが、そういう症例全部集めて、データ取っているならともかく、そんな人はなかなかいないでしょう。。

(わけわからん金属の異物が入っていて、万が一が起これば、オーダーした医師の責任になりますから、そんな危険を冒してまでするのって、オーダーする医師の側に結構な覚悟がいるのでは。。?今の時代、危ない橋は渡らないご時世でしょうし、。。)

 

ちゃんと撮影されているかどうかは、金の糸で、通常の設定で撮影した場合と、違う設定で撮影した場合の誤差のデータを出してこないとわからないと思います。

 

こういうデータを出すのに、いったい、どれくらいの人数がいると思います?

 

美容医療に限らず、新しい薬や治療ってなんでもそうだと思うんですが、最初はやっている人数も少なくて、大した副作用がなくても、多く広まっていくにつれ、やる人数も増えてくると、やり方もいろいろなやり方も出てきたりして、そうなると、最初はわからなかった問題点が見えてくることがあります。

 

レーザートーニングなんかいい例ですね。

最初は、結構バンバン宣伝されて、学会でもトーニング礼賛でした。

5年もたてば、いろいろな副作用が集まって、データとして整理されて、合併症の学会発表もあったりと、最初のころみたいに、簡単に飛びついていいものでも、宣伝のような魔法みたいなものでも何でもないです。

やり方を間違えたら、むしろ合併症副作用がムチャクチャ多い治療法のひとつです。

 

重篤な合併症が一人でも出たら、医療の場合は、結構な大問題で、因果関係はもちろん必要ですが、こうなると確率だけの問題ではなくなります。

その一人に自分がなったら、最悪ですよね。

医療なので、なんでも副作用合併症はありますが、その程度が問題で、その問題も、ある程度の人数が集まらないと、副作用が出たけど、すぐに治るのか、かなり長引くのか、一生残るのか、なども大勢の方の経過を診ないとわからないと思います。

 

訴えられたクリニックは、金の糸の安全性って、どうやって証明されるんでしょうね。。。

 

ほとんどの美容医療が厚労省未承認ですが、最低、FDAの承認が取れているもので、日本の美容系学会(皮膚科・形成外科の正式な分科会のほうね)は認めているのか、なおかつ、クリニック選びも大事だし、どこでやっても同じではありませんから。。

手術の場合は、最低それくらいは確認しましょう。

世の中には悪い人が大勢いますから、自分の身は自分で守らないと!

 

カテゴリ:

医療