プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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もう12月ですね。早いですね~。

 

さて、12月キャンペーンのお知らせです。

①これからの季節の定番となりましたイオン導入です。

大した副作用もなく、比較的安価なので、お肌の乾燥、ちょっとしたトラブルに足してあげるのはとてもいいと思います。

でも、通常価格1回¥5,400(税込み)ですから、何度もやっているとレーザー1回できちゃいますよね。

私も、予算に限りがある方の場合は、その予算をレーザーに回したら?と勧めています。

追加できればそりゃいいですが、お金はキリがないですからね。

使用する薬剤の成分が、ドンピシャ!で合う方もいらっしゃるので、どなたにドンピシャ!なのかは、さすがにわかりません。

なので、キャンペーンで、こういう時にお試しいただこうというわけです。ご予約はお早目に。もうすでにご予約を取ってくださっている方は、追加はお早目にご連絡ください。

 

②タイタン併用のアゴ下トゥルースカルプですが、治療のキャンペーンは通常しておりませんが、今回特別です。

キャンペーンと言っても、顔にトゥルースカルプを当てている場合と、アゴ下だけ+顔タイタンとで、どれくらい変わるのかの効果の違いを比べさせていただこうというモニターとまではいきませんが(写真などをブログなどで使うわけではありません)、私個人に経過を診せてほしいというものです。

タイタンをされている方は、いつも定期的に通っていらっしゃるので、自然と経過が診られます。定期的に通っていらっしゃらない方の場合は、経過を診せに着ていただく場合がありますので、それは診察時などにお聞きください。その方の脂肪の付き具合によって違うと思います。

ちなみに、アゴ下のトゥルースカルプのモニターの方の経過はこちら

https://www.aiko-hifuka-clinic.net/2013/11/post-736.html

トゥルースカルプ(アゴ下)その後②

ちなみに、1年間の経過観察をしていますが、効果は維持されてました。

(ブログには出してませんが。早く論文にしようと思い、ほったらかしになってまして。。。論文にするなら、あんまりブログで先に書いている場合ではないな、とどっちつかずになってしまっています。。)

③恒例のサンプルプレゼントです。商品の種類によりますが、結構な量のサンプルをプレゼントしていますので、結構なお試しができます。

パウダールームで1回塗ったくらいではよくわからないものもありますから、やっぱり数日~1週間くらい使ってみたいですよね。

1週間以上使うとなると、通常はやはり現品をご購入いただかないと難しいのですが、この季節にいろいろお試しください。特に、保湿関係ですね!

ヘアケアやアンチエイジング用もありますが、使ったことがないもの・説明を受けていないものは、処置中などにお聴きください。

ビューティフルスキンのお試しセットとナビジョンのTAWローションのミニボトルは一番人気のサンプルです。

数に限りがありますから、狙っているものがあれば、お早目に。お取り置きできる場合もあるので、どうしてもこれが!というのがある方は、とりあえずご連絡ください。メールをお持ちの方はメールでもいいですよ。

サンプルがない商品もありますから、それもお聞きください。

 

④栄養解析をされる方へのサプリのお試しプレゼントですが、今月は12月でみなさんお忙しいですから、なんと!ヘム鉄とビタミンB混合とαリポ酸混合ビタミンCを1粒ずつパックしたものを3回分プレゼントです。

通常、この1パックは170円(税込み)だったと思いますが、それを3回分です。

1日で飲んでしまってもいいし、3日かけても飲み方は自由です。

3回で違いが判るかたもいらっしゃいます。違いがわかると、自分がどれだけ栄養が足りていないのか、あと、ここのサプリのすごさがわかるのですが、食事を全く変えない方の場合は、なんとなく違うのかな。。?レベルになってしまうので、一番大事なのは食事です。

 

⑤根強い人気のグラッシュビスタ(まつげ育毛剤。医薬品なので、診察が必ず必要)ですが、うちの患者さんは結構伸びるので、1箱(1本)で満足される方が多いです。もう途中で使うのを止めてしまって(伸びて満足したから)、当分いいやとお休みする方も多いです。どこまで伸ばしたいのか、濃くしたいのかにもよりますが。

グラッシュビスタほど伸びなくてもいいけど(今以上に)、今の長さを維持したい方には、オバジ(ZOのほうですよ。クリニック専売品で、ネットで売っているのは偽物ですよ。ZOは、ネット販売禁止されていますからね。受診してもらう化粧品になります。)のまつ毛育毛剤がお勧めです。

これは下まつげにも塗れるので、下も伸ばしたい方にはうってつけです。グラッシュビスタのような、赤みや茶色くなるような副作用はありませんから、副作用が心配な方に人気です。

患者さんの経過を診ていると、個人差はありますが、まあまあ伸びます。グラッシュほど早くはないですが。

グラッシュビスタで全然、という方は、かなりの栄養欠損の可能性ありです。

まつげを伸ばす材料すらない、ということです。ごくたまに、「え?!こんだけ?!」という方がいますね。。。

 

⑥サプリのキャンペーンですが、この時期プラセンタ欲しがる方もいらっしゃるので(年末だから?忙しいから?)、プラセンタのキャンペーンです。

ただ、数に限りがありますから、ご了承ください。

プラセンタ、いいんですけどね。プラセンタの代わりになるものは、確かにそうそうないです。

でも、高い!(うちで、2万と消費税くらいでしたっけ?)

まあ、ラエンネック®ですから、仕方ありませんが。

プラセンタもいいですが、同じ2万だったら、栄養療法のサプリ、結構変えますからね。優先順位は、私はまずそちらだと思います。

プラセンタがドンピシャ!で効いたらいいですが。。

ネットで、少し前に、偽物たくさん売ってましたね。こういうクリニック専売品をネットで買うほうも悪いですね。ズルしようとするから、逆手にとって騙される。欲をかいちゃあ、いかんです。ラエンネック®は、ちゃんとクリニックで買いましょう!

それとこの季節。これからの定番のオリーブ葉です。天然の抗生物質とも言われる免疫力アップさせるサプリですが、こちらは、ハーブが材料ですので、ミネラルでもビタミンでもありません。妊婦さんはこれからの季節特に気を付けないといけません。受験生も体力の弱っている方はもちろんのこと、忙しくて風邪やインフルエンザなんかにかかっていられない!という方にもお勧めです。体調のヤバい時は、増量するとさらにいいそうです。(症状によって飲む量が違うので、処置時などにお聞きください。)

私は、去年からインフルエンザの予防接種を止めました。去年は、ビタミンDとオリーブ葉で乗り切りました。良かったです。体に負担をかけずに、中からの本当の予防。たくさんのサプリは飲みたくないという方も、「感染症対策」に特化するなら、これだけ!というのはいいと思います。

⑦ お待たせしていた、AC BODY®のキャンペーンです。寒い季節ですから、お勧めではありますが、向いていない方(しばらくダメなのか、今だけなのか、人によって違います)もいますので、診察の上、お断りする場合もありますので、ご注意ください。

 

⑧いつもの糖質制限のお菓子かビタミックス®かの、キャンペーンのプレゼントですが、12月なので、5万円以上お支払いの方には、2種類選んでいただけます。

ただ、新商品のヘム鉄入りのクッキーが大変な人気でして。。発注をかけているんですが、(受注生産なのですぐには来ないのです)、買っていかたりするほうが上回っていて、追いつきません。。。なので、日に寄ったら選んでいただけない日もあるかもしれません。ご了承ください。

このルーブさんのお菓子は、アマンドショコラもフィナンシェもクッキーもたんぱく質がはいっているので、ちょっとした補食にもなるお菓子ですので、超~お勧めですよ~!!

 

12月は師走で忙しいですからね、しっかり栄養をつけて乗り切っちゃってください!!

 

 

 

いろいろ書くことが溜まってしまいましたが、ちょっと全然違うお話を。。

今日ね、嬉しいことがありました。

 

12月4日の講演会に向けて、先日念願のトゥルースカルプをやっとほっぺたにあてる時間が取れました。

そのちょっと前に、タイタンはもうあてていたんですが、タイタンはたるみ・シワ・むくみに効いても、脂肪には効きません。

もう時間もないし、タイタンだけでいいかな~と思っていましたが、やっぱり当てたい!

なんとか時間を作って、当て終わりました。

 

先月お会いした患者さんから、「先生、痩せた?!」と聞かれ、「痩せてませんよ」というと、「すっごい顔が小さくなってる!!何したん?!」とギョーテンされ、ニンマリ、にやけが止まりません。

「タイタンとトゥルスカ、あてたんですよ。」

「タイタンでそんなになるの?!」

ちなみにこの方は、タイタンは何度かあてていらっしゃって、私よりも年上でいらっしゃいますが、でもそんなにたるみのない方で、脂肪のたるみもない方です。

なので、この方は、タイタンだけでよくて、トゥルスカを顔にあてるのは適応外。

「タイタンだけでは、無理ですよ(私の顔は)。」というやり取りをしていまして、すっごく羨ましがってくださいました。

 

そうか、そんなに効いているか~!

 

トゥルスカなどの熱を加える温かい治療は、リンパドレナージュの作用もありますから、どこにあてるのかにもよりますが、やってる最中から、むくみが取れ、スッキリしていきます。

終わった直後は、すっきりとやや引き締まっていますが(皮膚のタイトニング効果もあると思われるので)、脂肪がこの時点でなくなったわけではありません。

ちょっと間に合わないかな、と思いましたが、やって良かった~!!

ちょうど最近、脂肪減ってきたな、と思っていたところでした。

先月と私の顔のすっきり感が全然違うとのことです。

そんなに驚かれるくらい違うのかな。。と思いましたが。。自分にだけわかるレベルかと思ってました。

繰り返しあてられると、もっといいんですけどね。

 

その患者さんから、ビフォーアフターの写真撮って、出したらいいのに、と言われ、さらにニンマリ。

ウシシ、そんなに効いているのか!!

 

で、これでが写真は撮っていません。

自分で、顔の正面やななめなどの写真を撮る、というのは至難の業かと。。何回かやったことがありますが、写真は、ヒアルロン酸自己注射よりも難しかったです。。私にとってですが)

 

あ、私を生で見たことないみなさんは、そんなすっごい小顔とか思わないでくださいね。

あくまでも、私の先月比べての相対的評価であって、世間一般の絶対的評価ではありませんから~。

ドーピングと言いますか、ちょっと他力本願でズルをさせていただきました。

(家族からは、「ズルスカ」と呼ばれております。ただ、残念なのは、私に時間がなくて、思うようにトゥルスカができないことです)

まあ、顔の頬~口元の脂肪のたるみは、自力では無理ですからね~。たるんでしまった、下がってしまった脂肪は、さすがの栄養療法でも無理です。

こんなところの脂肪をなくすくらい痩せると、皮膚はシワッシワですね。ペラペラというか。。脂肪もたんぱく質(コラーゲンもたんぱく質です)も全然ない状態ですから、綺麗なわけではないですね。

 

もう1週間を切りましたね。

私がなにするわけではないですが、あ、今週、白髪を染めてきます。(ヘアマニキュアです)

いつも白髪は、何で染めるか、悩んで、放置して、自分で市販のヘアカラーや非ジアミンのカラーもあまり使わなくなりましたが(時間がかかるので)、悩んでいる間に、どんどんマニキュアは取れて、かなり白髪が目立ってきて、みっともないくらいになって、美容院に行かざるを得なくなるという今日この頃。。。なかなか草笛光子さんまではいきませんね。

 

講演会をまだ申し込まれていない方は、お急ぎください!!

30日までです!!

当日参加もOKのはずですが、もしかしたら、立ち見かも。

立ち見でも、聴く価値のある講演会だと思います。

ぜひ!!

また詳しく書きますが、今日は、おしりの話がありました。

便秘と肛門の話です。

と~ってもためになるお話でした!!

 

 

詳しくはまた書きますが、今すぐウォッシュレットは止めましょう!

切れ痔になるそうです。

要は、洗い過ぎですね。皮膚と同じです。

 

産婦人科学会と泌尿器科学会と大腸肛門病学会は、使わないように指導しているそうです。

あと、肛門を消毒したり、変なティッシュ?やおしりふきシートで肛門を拭いている方が大勢いらっしゃるそうですね!!

びっくりです!!

肛門も皮膚と同じですから、消毒なんて!!ばい菌だけでなく、皮膚も殺しちゃいますよ~!!

市販の「スッキリ系のお茶」も、下剤が入っているとは思っていましたが、下剤でした!!

毎日ずっと使っていると、えらいことになりますよ。。。

 

便秘でお悩みの方は、市販のサプリや変なお茶に頼らず、内科や消化器科、もしくは肛門専門の病院へ。

http://www.coloproctology.gr.jp/citizen/aboutsickness/

学会のHPです。よろしければ、参考になさってください。

大腸肛門病専門医というのは、全国でもすごく数が少ないそうで。。。

「肛門科」とか看板がかかっていても、全然専門じゃないらしく、トラブルがとても多いとおっしゃってました。

どの世界も一緒ですね。

 

 

 

遅延型食物アレルギーの検査キットを取り寄せて、自分のをするのが結構遅くなっていたんですが、結果が返ってきました。

 

特定の食べ物で必ず下痢するという方がいたので、その方は、食事もサプリもそこそこ頑張っていらっしゃるんですが、摂っておられるわりに、症状や検査の改善が少し追いついていなくて、最初よりは元気は元気で、お肌も良くなったんですけどね、食べた分がうまく回ってないな~と思っていたところに、その下痢話があり、やっぱり遅延型食物アレルギーを調べて、腸の粘膜の状態を診ましょうと、その方が私よりも先に検査されました。

 

結果は、私のほうが悪かった。。。

 

ガーンっ!!

 

その方の特定の食べ物で下痢するのは、その食物は何も問題がなく(他の検査も必要ですが)、きっとこれはダメだろうと思っていた乳製品(バター以外)はやっぱり少しひっかかってました。

まあ、良かったです。

 

問題は私です。。。

 

私の耐糖能がひどい話は、時々しておりますが、以前にもしましたが、たまに食べた糖質で、少量だったり、その前に血糖値が上がりにくいようなサプリを飲んだり色々工夫しても、血糖値が乱高下しているのがわかることがあり、どうしてこれだけで?!と思うこともあり、もうこうなってくると、これは、リーキーガット症候群だなと思ってました。

 

リーキーガット症候群というのは、アトピーみたいに、腸の粘膜のバリアが弱くなっちゃって、穴だらけになっていると思ってください。

たんぱく質は本来、アミノ酸の大きさまで分解され吸収されるんですが(ペプチドの場合もあり)、分解されずに大きい塊で腸の粘膜を通ってしまい、それが血管の中に入って、全身に回って、いろいろ悪さをする、とうわけです。

 

遅延型の食物アレルギー、アレルギーの原因になっているのかも、という食材をみつけるためにも使いますが、腸の粘膜の状態の判断にも使います。

 

書いていて、寝ていたので、続きはまた明日。。ZZZ

 

 

当院では、ケトン体が簡易キットで測定できます。

いくらでしたっけ。。。? ありました。

ケトン体測定の料金のお知らせ

「料金は、血糖値+ケトン体の両方を測ります。

栄養解析の血液検査に追加される場合:1回 ¥1.080(税込み)

*保険診療での採血時に追加はできません。

栄養療法診察時やトゥルースカルプ処置時・ダイエット相談時にされる場合:

1回 ¥2,160(税込み)」

 

私は、全然ケトン出てないんですよ。。。測っている時間にもよるのかもしれませんが、毎月栄養解析をしているので、採血しているわけですが、その時に、一緒にたまにケトン体を測っています。

全然、出てない。。

私の場合は、出てない=痩せない、ということです。。うう。。。

 

私は、糖質制限ができている状態で甲状腺機能低下になったので、たまにちょっと糖質を摂っただけで、全部脂肪に変わっとンのか?!というくらい、すぐ太ります。。

耐糖能もとても悪いです。

薬飲もうかしらん。。。いや、ダメダメ!

まあ、運動不足なんですよ。筋肉があまりに少なすぎて、糖が取りこめず、使われもしないので、二重三重にも、太るように包囲網が張られていますね!

ジムとか筋トレではなくて、1日の歩数とか、家事するとか、動く!とか、そういうのが全然足りません。

駅はなるべく階段にするようにしていますが、むっちゃしんどい!太ももが上がりません。。。腸腰筋がない。。

 

今の私ができるのは、ここまでくると、カロリー制限をいよいよしないといけないのか。。という感じです。

(重度の肥満(BMIの問題ではなくて、痩せにくいという意味での重度です)は、糖質制限だけではなく、カロリー制限も必要となることがあります。ケースバイケースなので、マネしないでくださいね。

私の場合、血液検査を毎月して、その上で、やはりカロリー制限しか手がないかもしれない。。というところです。

 

筋肉を増やせばいいんですが、さすがにデータから、もう筋肉増やしていいでしょ、というか、今増やしておかないとダメでしょ、って感じで。なにか体を動かすこと。。

 

!!!

 

ビリーだっ!!

 

7年くらい前でしたっけ?もっと?8年前?でしたか、「ビリーザブートキャンプ」が流行ったのって。

私は、1巻から進んだところがありませんでしたが。。

昔、ちょっと続けてやったら、少しだけ引き締まりました。

 

ここ最近、12月の講演会までに、もうちょっとなんとかせんといかん!とは思うものの、平日だと、晩御飯食べて、ボーっとしている間に、もう11時平気で過ぎていますから、なかなかビリーができません。

やっと昨日、ビリーをしてみました。

 

ついて行けなさ具合は、7年前とあんまり変わりませんでした。

またしても、腹筋が全然なく、腹筋が1回もできませんでした。。。うう。。。

ここまで筋肉が足りないと、ダイエット云々よりも、このまま年をいくと、サルコペニアになっちゃうよ!!と焦っています。

で、昨日の少しやりました。

ジムではなくて、好きな時にできるのが、こういう時のお約束ですね。

 

ビリーのバンドを探したら、1本のほうの劣化が激しく、ぶちぶち縮れてしまいました。。。

もう劣化するくらい、月日が流れたのか、と感慨深かったです。

 

終わった後から、なんか肩の周りが痛い(筋肉痛?)ような気がしていましたが、撤回です。

今朝から、もう太ももの裏側、おしり、腹筋など、えげつない激痛ですね。。

1巻ですら、私には十分なのです。

 

あまりの筋肉痛に、ナイアシン飲まなきゃね!

 

 

いや~、久しぶりに腹立つことがありましたっ!!

あんまり、こういう勢いで書いたらダメなんですけどね。。。

いや、これは書くっ!!

他のことを書こうと思っていたのに(受験生にいい食べ物とか、先日放送された佐伯チズさんとイッコーさんの美肌(?)食事とか)、もう吹き飛んでしまいました!!それは、また後日に。

 

さっき、先に、フェイスブックのタイムラインで上げました。

クリニックのフェイスブックは、登録しなくてもどなたでも見れるようになっていますから、(クリニックのフェイスブックにはのってませんでした。タイムラインのようです)、よろしければ、どうぞご覧ください。

友達申請はどうぞお気軽に。いろんな情報を早く知っていただきたいので、友達申請もオープンです!

そしたら、タイムラインも見られるはず(多分。。すみません、フェイスブック初心者で。)

 

タイムラインに書いた内容、載せます。(誤字訂正。フェイスブックが、最近エラーが多くて、文字消えたりします。)

少し加筆しました。わかりやすく。

 

スタバのホイッププクリームは、もう10年以上前の話ですが、ああいうお店のクリームを食べると気持ち悪くて、頼む場合はクリームなしで頼んでいました。なんでかな~と思ってましたが。。

のちに、乳脂肪ではなく、植物油脂だと知りました。

当時、食べても牛乳の味を全然感じず、ただの油だから、コーヒーフレッシュとかショートケーキのクリーム部分も植物油脂100%のただの油です。

いいところのケーキになると、植物油脂の割合を減らして、乳脂肪分を増やされますが、本当にいいところのは、生クリーム(乳脂肪のみ)で作っておられます。だから、牛乳の味がして、とてもおいしい!

スタバの成分が知りたくて

(植物油脂100%と勝手に決めつけていましたが、最近全然飲んでいないので、変わっているのかもしれないし)

HPのアレルゲン情報のところを見ました。

でも、ホイップクリームだけの成分表示がないので、「お問い合わせ」から電話してさきほど聞きました。ついさっきです。

「ホイップクリームが、植物性なのか、動物性なのか、アレルギーの問題があるので教えてください」と言ったところ、「少々お待ちください」とちょっと待たされ、回答は、「エネルギーはわかりますが、植物物性かは、お時間をいただかないとわかりません」と言われ、まさかこんなことを言われるとは思っていなかったので、ギョーテンっ!!どころか憤りです。

(エネルギーはわかる、っておかしな話です。。。)


だって、そのホイップクリームのパッケージを見たら、そんな原材料なんて、すぐにわかります。仕入れ先があるんだから。スタバ独自の工場で作っているにしても、作り指示を出しているのは、スタバなわけで。

乳脂肪が○○%で、植物油脂(サラダ油と同じ)○○%って、みたらすぐです。

乳脂肪が入っていたら、コストは上がります。冷蔵もしないとダメです。乳脂肪のみのなんて、すっごい高いです。だから、どこも植物油脂が大半です。安いわ、腐らないわ。楽ちんです。

こういうことすら(アレルギーに方にとっては、大問題ですが)、すぐに教えないということは、「教えたくない」と思われますが、植物油脂のみなのか?と思わず思ってしまいました。

あまりにびっくりして、「じゃあ、アレルギーの場合、どうしたらいいですか?!」と聞くと(つい、声、荒げちゃいまいたね)、

(「皮膚科医で、患者さんから聞かれたら、そういえばいいんですね?!」とまで言いました。)

「止めておいてください」と言わました。

「スタバでは、アレルギー対応はしていないということですか?」

「店頭の商品すべて、アレルギー対応ではないので、アレルギーの方は控えてください」

→HPに載っているアレルギー情報すら、あてにならないということでしょうか?

ホイップクリームに、乳脂肪を使っているか、植物油脂なのかを調べるのに、お時間を頂戴して、調べるそうで(?)、調べたらわかるそうです。

(調べたら、って、みるだけやんっ!!)

調べ終わるまで、ア食物レルギーの方は、スタバでは、飲んだり食べたりしてはいけないそうです。アレルギーの方、お気を付けください。

スタバからの回答でした。

 

ちなみに、私は、植物油脂は患者さんには一切勧めていません(ガンの方ではありません)。

植物油脂(リノール酸)は、体の炎症を引き起こします。みなさん、リノール酸は摂りすぎなので、進んで自ら増やすのは止めてもらっています。

ミズノスペシャルをされる方は、水野先生の注意書きもちゃんと読んでから、やってくださいね。

http://www.mizuno.tokyo/2015/06/mizuno-special.html#!/2015/06/mizuno-special.html

注意書きも読まずに(というか、スタバ側の宣伝に利用されてしまうと)、簡単にどこでも買えるので、すぐにガンガンやっちゃう方がいますから、心配です。

水野先生も、「たまの羽目外し」とおっしゃっています。

一番いいのは、自分で乳脂肪100%のを買ってきて、自分で生クリームを作って、好きなだけ食べてください。

 

英領療法されている方で、特に腸の悪い方には(自覚症状ない方多数)、乳製品(バター以外)は、しばらく止めておくように言っています。

乳脂肪でできた生クリームには、腸粘膜に炎症を起こす乳タンパクのカゼインが入っていますから、体が落ち着くまで止めてもらっています。どうしても食べたい時に、たまにね。

(誕生日やイベントのケーキとかね)

一部の患者さん(ガンの方など)で、良質の油をガンガン摂ったほうがいい方がいらっしゃいます。

乳脂肪自体は、とても良質の油です。乳タンパク「カゼイン」が入っていないのが、バターなので、バターは、超~お勧めです!!

バターは、乳脂肪アレルギーがない限り(ほとんどは、乳タンパクのアレルギーだと思いますが、バターに微量に混入していないとも限りませんから)、どなたにでもとてもいいものです。

どんどん摂ってください!大腸のエネルギー源にもなります。

酪農家の方々、私は国産バターが大好きだし、国産を患者さんには勧めています。

牛乳のほうが利益が多いのは知っていますが、バターをたくさん作ってほしいです。

 

 

 

 

「お知らせ」でもお知らせしましたが、糖質制限クッキー販売開始です。

http://www.aiko-hifuka-clinic.com/mt/info/2016/11/%e7%b3%96%e8%b3%aa%e5%88%b6%e9%99%90%e3%82%af%e3%83%83%e3%82%ad%e3%83%bc%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b.html

 

こちらは、ただの糖質制限クッキーではなくて、なんと!ヘム鉄が入っております。

もちろん、グルテンフリーです。

アーモンドパウダーと米粉、米タンパクで作られています。甘味は、エリスリトールと羅漢果エキスで。

しかもとても美味しい!

もっと大きい袋で出してほしいな~。サクサク噛めるところがいいですね!

ギフトセット販売か、ばら売り1袋でも対応です。(ちなみに、1袋260円税込み)

毎月のキャンペーンのプレゼントにも早速入れましたら、大人気でした!

 

 

そして話は変わって、12月4日の大阪の講演会ですが、私、今日スケジュール表をお願いしていただきまして、それ見て改めて気づきましたが、認定ONPカウンセラーによる栄養相談が無料であるんですね!!

当日受付です。

ちょっとだけ簡単に話を聞いてみたい、クリニックまで受診するのは敷居が高いように思っていらっしゃる方がいましたら、いい機会だと思います。

だって、無料だし!

ピラティスのワンポイント、レッスンもあるんでしたね!

私、ピラティスしたことないので(というか、動くこと全般してない。。)、とても楽しみにしてます!!

 

まだ申し込まれていない方は、お早目に!!お急ぎください!!

http://news.livedoor.com/article/detail/12289243/

佐賀県で、中3対象にピロリ検査をして、陽性だったら県が全額負担してピロリ除菌してくれるそうです。

全額負担とは! 私が親なら、すっごく嬉しいです。

ヘリコバクター・ピロリ菌(長いのでピロリとしておきます)という菌が、本来菌なんていないはずの胃に住んでいることがありまして、このピロリがいると将来胃がんになるリスクが、いない時にくらべて、5倍(6倍だったかもしれません、また調べておきます。すみません)で、WHOは、ピロリを除菌するように勧告していて、昔はピロリの除菌の保険適応は、「胃潰瘍」のみだったのが、今は胃炎でも通るようになりました。胃カメラは絶対しないと、保険は通りませんが。

 

この佐賀県の場合は、中学生に胃カメラまではしないですよね。全て県負担だから、予算もかかることだし。あくまで症状のない子に、予防としての対策ですものね。

胃不快感など症状のある子には胃カメラするんでしょうね、やっぱり。それは保険適応にもなるし。

佐賀県がここまでするのには、胃がんの死亡率が全国的にみて高いためだそうです。ピロリによるガンを早期に除菌することで、どこまで減らしていけるのかは、何十年と診ていかないといけないので、すぐに結果が出ることではありません。

 

私もピロリがいました。
私は、胃の不快感を自覚したのは小学生の時でした。この時は、内科の先生から食べすぎ!(お菓子をたくさん食べていたので)と注意されて、(ちなみに、検査は何もなしです。聴診器と問診と触診のみです)胃薬(中身不明)を処方されて終わり。胃痛と不快感はしょっちゅうだったので、放置でした。(まだピロリがわかっていない時代の話です)
医者になって、胃カメラした時にピロリが見つかり、自費で除菌しました。(まだ胃潰瘍ですら保険の通っていない時代です。胃潰瘍はありませんでしたが)

1次除菌で成功しました。

それ以降は胃痛はなくなり、忙しい時やストレスの多い時は不快な感じは出ますが、小学生~中学・高校~大学までの時のような頻繁に起こる胃痛はなんだったんだろうとアホらしくなります。胃痛・不快感があるのに、たくさんなんでも食べていたから、胃粘膜へのダメージは相当だったと思います。ピロリ&食べすぎで炎症ひどかったでしょうね。。

胃炎の症状はカメラでもありました。

私は除菌して、本当に良かったと思っています。胃がずっと悪かった時は、自分の死因は絶対に胃がんだと思っていましたから。それくらい、胃の調子が悪かったです。

 

さて、栄養療法をするようになって、栄養解析の血液検査をするのに、ピロリの抗体価とペプシノゲン検査はオプションでしています。

オプションというか、全員にしてほしいのですが、特殊な検査になるので、検査代がちょっとかかるので、オプションにしています。(ちなみに、当院では両方で¥2,160です)

9割以上の方が、説明すると付けておられます。毎回測らないといけないものではありませんから、とにかく1回は、特に最初に測っておきましょう、と言っています。

ペプシノゲンは予算がいけるなら、毎回測るといいです。

簡単に胃粘膜の炎症具合もわかるし、どれくらい胃酸が出ているのか、たんぱく質摂取がどれくらいいきてきているのか、わかる目安になるので。

 

50歳前後になると、もうすでに除菌している方も多いですし、見つかる可能性やはりかなり高いです。

(日本人は欧米人に比べて、先進国のわりにピロリ感染者が多く、50歳で8割前後、年齢が上がるにつれ、増加傾向です。日本人は胃がんが多いのです。

ちなみに、アメリカ人は日本人の3倍以上肉を食べるのに、大腸がんは日本人のほうが多いです。アメリカで一番問題なのは心筋梗塞です。血管病変ですね。肉を食べたから大腸がんになるわけではないです。癌になる最大の原因は慢性炎症です。)

かと思えば、やはり若い方(20代でも)もピロリ(を疑う結果)がチラホラ。

引っかかった時点で、消化器内科で胃カメラ&除菌してもらうようにお願いしています。近くでよければ、うちのすぐ近所の医師会の消化器内科の先生のところにすべてご紹介しています。

 

子供、というか若い方のピロリは、ほとんど親からだそうで、およそ1歳で感染していると発表したドクターがいらっしゃるそうです。

1歳で感染すると、もうずっとその方にとっては常在菌ですから、除菌しない限りずっと一緒です。

 

若い子が今すぐ胃がんになるわけではないですが、ピロリがいると、胃粘膜でずっと炎症を起こしますから、せっかく食べたものが全然消化吸収がうまくいきません。

たんぱく質を食べようものなら、胃がムカムカして食べたくない。;胃もたれ必須!みたいな感じで、食事がおいしくない(特に、たんぱく質)。

私の場合は、これにも負けずとガンガン食べていたから、胃の負担は大変でした。

でも、ここで食べていたからこそ、まだ栄養が、消化吸収が悪いと言っても、マシだったわけです。

ほとんどの方は、やはり気持ち悪くなるたんぱく質(特に動物性)を食べなくなります。

消化吸収の楽ちんな糖質へと逃げていきます。

そうなると、ますます消化酵素も作れなくなり、久しぶりに食べると、余計に胃もたれ。下痢・便秘など不快感この上ないので、また食べなくなる、さらに消化酵素がもっと作れなくなる、そして、さらに糖質に走る、とえげつない悪循環にはまっていきます。

こうなると、栄養は全然摂れません。。

ご本人の食の好き嫌いの問題ではなく、もう自然と体がそうなってしまって、その結果、好き嫌いが成立してしまうことにもなります。

男性もそうですが、特に月経のある女性が、この負の連鎖にはまってしまうと、もう20代ですら、栄養失調で体はボロボロです。。

年齢の割に、肌の色つや・シワたるみ具合がひどすぎるとか、子供の時から肉などのたんぱく質は全然食べられないとか、食べると気持ち悪くなるとか、そういう方にピロリがいたりもします。

(ピロリがいなくても、食べないことで消化酵素が作れていないから、悪循環にはまって、栄養失調の方も大勢います)

 

本来胃の中にいたらおかしい菌がいることで、腸内環境もバランスを崩すのではないでしょうか。

ピロリがいるのに、内科などを受診しても検査を一度もされずに(胃潰瘍もないのに)、胃酸を抑える薬だけ処方され(あるいは、ドラッグストアで自分で買うとか)、症状が落ち着くから、検査もせずにずっと内服を続けている。。

これをしだすと、もちろん胃粘膜も心配ですが、胃酸の分泌を抑えられては、たんぱく質の第一消化ができませんから、ますますたんぱく質が食べるのがイヤになるという悪循環。。

胃潰瘍・逆流性食道炎などで粘膜がただれたり、びらん潰瘍になっているのなら、確かに胃酸を抑える薬は必要です。無茶クチャ痛いから!

処方するなら、せめて胃カメラしろ!と思います。皮膚科医ですが。。

胃カメラしないなら、粘膜保護剤や消化剤など、副作用のほとんどない、しかも胃腸にも体にとってもいい薬があるのに、大昔からある薬なので、流行りじゃないというか、あまり処方されません。こんなにいい薬があるというのに。

 

ピロリの除菌は、大変と言えば大変です。

特に栄養状態の悪い方ほど、副作用に負けやすいというか、体がついていけないというか、特に40代、50代、60代と年齢がいけばいくほど、栄養不足も程度もどんどんひどくなっていますから、後遺症と言うか副作用の影響がしばらく続きます。

(下痢・便秘・胃腸不快感、食欲不振などなど)

それでも私は除菌しないといけないと思います。

だって、全然栄養が消化吸収できないから。

胃がんにすぐなるわけではなし、(今、胃がんがあるのかないのかは胃カメラで診てもらわないといけませんよ)、将来のガンのために今すぐ除菌が必要とは思いませんが、ほんとに栄養が吸収してません。

副作用の影響が、って言ったって、、そんな3か月も半年も続くわけではなし、そこまで心配する方は、除菌前に、胃腸にいい栄養(サプリなどが必要です)をたくさん上げて、そこ上げてしておけば、除菌の副作用もそんなに気づきません。

体が元気だったら、薬の効きがいいだけではなく、副作用も軽くて済むことが多いのです。

 

この佐賀県の場合は、もっと小さい時に除菌してもいいわけですが、まだ子供ですから、症状がないのにどこまで予防で薬をいくのか、でも早いほうがいいし、ということで、15歳前後ということで中3、ということですかね。

私も子どもの時に除菌していれば、人生違ったかも。(さらに食べていたかも?!)

どっちが良かったのかと言われれば、やっぱり早く除菌しておきたかったです。

胃粘膜に起こった慢性炎症を、元気にするのは大変です。

だって、毎日なにか食べたり飲んだり、胃腸というのは断食でもしない限り、なにかが入ってきて、刺激のあるところですから、炎症なんて起こさないにこしたことないです。

私が昔された胃粘膜の生検(一部を切り取って顕微鏡で調べること)結果の細胞が今元気になったのかはわかりません。

あ、先日の人間ドックの胃カメラは、問題なく粘膜綺麗でした。

内科に行っても、何もないのに生検はされませんから(もちろん保険も通りません)、除菌してからは生検されることもないので、その後私の細胞がどうなったのかはわかりません。

でも、細胞レベルではまだ元気がないんだろうなと、血液検査結果から常々思います。

私は消化吸収が悪いです。(食べすぎ・早食いのせいもありますが)

 

ピロリの除菌ですが、こんな中3であれば、おそらくほとんどが1次除菌で成功すると思いますが、大人になってからだと、1次除菌ができなかった方がでてきます。

理由は、今までの人生で抗生物質を飲みすぎてきたせいでの耐性菌です。抗生剤が効かなくなっているんです。

うちの患者さんでも、2次除菌までいった方がやはり何人かいらっしゃって、みなさん抗生剤乱用(って処方した医者が悪いんですが)してたり、頻繁に飲んでいたことがあったりと、耐性菌になるベースがありました。

2次除菌で死ななければ(もっと耐性ということですが)、3次除菌で、これは保険が通りません。

医者歯医者が抗生剤を乱用(必要ないに飲ませている)しているかどうかなんて、患者さんからしたらわかりませんものね。同じ医者同士でも、リアルタイムで一緒に診ていないと、必要なんだ!と言われたら真偽のほどはわかりません。。

そういうことから考えても、除菌するなら早めがいいと思っています。

そういう意味で、中3という年齢はよく考えてあるなと思いました。義務教育だから、全員受けられるわけですよね。

素晴らしい!

 

私は、除菌に賛成です。

アトピーで栄養療法をされている方が久しぶりに受診されました。

この方の場合は、保険での塗り薬とかほとんど使っていません。

ちょっとだけ荒れた時があり(これは、洗剤による接触性皮膚炎でした)、この時に少しステロイドを使ったくらいで、あとはほとんどワセリンくらいです。

ステロイドをたまに出しましたが、すごく弱めのもので、それもほとんど使っていないと思います。

 

この方は栄養解析もされて、サプリも最初は結構頑張って飲まれました。食事も、今までとは正直ま反対の食事で、なかなか体が急に変えるのはやっぱり無理で、今までの栄養不足もたたってか、胃腸の動きも悪く、患者さんからしたら、食事を変える・洗剤を変える(もちろんスキンケアも)、などなどいろいろ大変だったと思います。

慣れてしまえばどうってことないですが、今までの長く生きてきた人生で使ってきたもの・食べてきたものを、本当に変えていくわけで、最初の一歩や、その後乗り越えるまで続けていく、というのは、本当に大変だったと思います。

 

アトピー性皮膚炎・慢性湿疹・皮膚のあらゆる慢性の炎症性疾患、どれも皮膚に栄養が足りなくて、新しい綺麗な皮膚に変えることができません。

病気のきっかけは、いろいろあったんでしょうし、栄養やサプリでどうこうできるわけでないこともたくさんあります。

でも、傷んだ皮膚を、新しく変えられるかどうかは、その後のスキンケアや栄養の役割というのはとても大きいと思います。

 

アトピー・慢性湿疹様皮膚炎などは、もうず~っと長年同じ場所ばかりに炎症が起こってくると、皮膚は苔癬化と言って、ゴワゴワに硬く、厚くなってきます。

イメージとしたら、カリフラワーみたいなゴワゴワした感じといいますか、象のような硬い、ざらざらだったり、ゴワゴワだったり、そこに色素沈着と赤みが合わさって、赤黒くなっています。そこら中にひび割れとかさぶたが付いていたりします。

治る前に、また掻いたり、炎症が起こったりと、何度も同じ場所がダメージをたくさん繰り返し受けることで、皮膚はぶ厚くして戦うしかないのかもしれません。

 

10年くらい前の話ですが、大学病院や一般病院の皮膚科で、アトピーや慢性湿疹の患者さん方のゴワゴワの皮膚って、元通りのなるとは思ったことは一度もありませんでした。

特に、何十年も経過しだすと、それは無理だろうと先輩のドクターも言っていたし、数年とかでも難しい。。。自然治癒はなかなか。。という感じで、皮膚炎の炎症は落ちつかせることはできるんですが。。。

だって、元に戻った皮膚を一度もなかったから。それはおそらく誰も診ていないと思います。

保険診療で処方できる薬には、そんなのはありませんから。

 

ところが、栄養療法を始めて、ちゃんと栄養がある程度足りてきて、皮膚にまで回ってくると、

なんと!ゴワゴワがなくなるんですよね!元の皮膚に戻るんです!あのゴワゴワだった皮膚が!!

患者さんもびっくりですが、なにより私がびっくりです!!かなり二人で興奮しました。

それは他の方もそうです。

攻撃を止めてあげて、皮膚が生まれ変わる栄養を入れてあげると、ちゃんと体は治そう・入れ替えようと準備はしてくれているんです。ただ、材料がないだけです。

 

今回ご紹介した患者さんは、今はそんなにサプリは飲まれていません。少量だけです。

食事はあいかわらず頑張っていらっしゃいます。

維持もできているし、全身の皮膚が生まれ変わったわけではないですが、目立っていたところは、ほぼ9割近く普通の皮膚です。色素沈着はまだ残っていますが(かなり深いところまで色素が落ちてしまっています)、顔なんて、アトピー歴長いとは思えないくらい、ツルツルピカピカです。

 

患者さんとも改めて実感していましたが、皮膚も含めた体中の細胞は、ほんとに今まで食べてきたものでできていて、食べてきたもので細胞は動いています。食べたもので、細胞の組成を変えていくのです。

これが「分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)」です。

 

昔、保険でアトピーなどの慢性皮膚病を診ていた時、あまり楽しくはありませんでした。

私は最初、形成外科を3年ほどやって、それから皮膚科に転科しています。

レーザーは形成外科の時からやっていたので、それは同じなんですが、形成外科と皮膚科の根本的な違いは、やはり外科系と内科系の違いで、すごく極端な話、形成外科だと、できものだと、手術して取ったら終わり、ビフォーアフターはとてもわかりやすいです。

(実際は、そんな簡単なものではありません。極端例を言っています)

びどい火傷であっても、まず最初の目的は、火傷を治すことで、火傷跡を落ち着かせていくのは、次の段階のことで、とりあえずなくなった皮膚を何かで覆う、ということが先決です。

火傷跡の治療と言っても、保険でできることは限られていて、キズ跡すべてが消せるわけでもなんでもなく、それはそれでとても時間がかかるし、時間をかけても、まだこの辺か。。と患者さんともどもため息が出ることもありますが、それでも火傷した直後よりは断然綺麗なわけです。

火傷する前の皮膚に比べたら、そりゃキズ跡だらけでしょうけど、一番ひどくて、下手をすると命に関わっていたわけですから、受診した時から、ずっとプラスの方向を患者さんと一緒に向いているイメージといいますか、どちらかというと明るい感じです(他の科や病気に比べて、ですよ)。全身の大火傷や皮膚癌手術など以外は、直接命に関わる疾患が少ないです。(重度の感染症とかあるのはありますよ)

先天異常も、何度かに分けて手術をしていって、神様が本来しようとしていた形に近づけていくわけで、神様にはなかなか勝てませんが、回を追うごとに、目標に近づ言えていけるといいますか、やはり受診してからはプラスのほうを向いています。

 

でも、皮膚科の病気というのは、急性のはいいんですが、慢性疾患というのは、根治させる薬はなく、薬でひどくならないようにコントロールしていくものです。

薬の副作用と戦いながら。

 

ほんとうに全身アトピーの独り暮らし、仕事も忙してく、なかなか病院にもいけない、という方も結構いらっしゃって、ひどくなってから来られるから、使うステロイドも強めになってしまうし、範囲も広がってしまうから、薬もたくさんになるという悪循環。。。こまめに受診できたところで、背中や塗りにくいところはなかなか塗れません(でも、掻くのは、柱や椅子やテーブルの角に擦り付けても掻くわけです。

掻かないようにって言ったところで聞く人はいませんわな。。

忙しくて睡眠時間もないのに、全身毎日軟膏を塗ったほうがいい、なんて、わかっていてもなかなかできませんよね。

こうなってくると、症状のコントロールも難しく、薬がなくなるまでになるべく早く受診して!としか仕方ない。。

 

中には、真面目に全身いろんなケアを頑張って、受診も毎月ちゃんと来られる方もいます。

ただ、それだけ頑張ったらコントロールはできますが、ステロイドの副作用が出ないように、少しでも少なくて済むように、の戦いみたいなもので、すっごく調子がいいと、保湿剤のみとなる方も多いですが、ゴワゴワの皮膚が戻るわけではありません。。。

保険で、傷んだ皮膚を根本的に治す(元に戻す)薬はないのです。

なので、皮膚科の保険診療の外来って、あまり楽しくなかったです。

「完治させたい」

医者であれば、誰もが思うことだと思います。

慢性疾患を、ガンガンプラスに!って、そうそうないことだと思います。

 

でも、栄養療法を始めたら、ちょっとだけでも結構いいんですよね。

なんだ、たったこれだけでいいのか、とあっという間によくなることもあります。

皮膚は、外から見えるので、わかりやすいのはわかりやすいですよね。皮膚を診ただたけで、どういった栄養素が足りないのか、大体わかります。

「完治」とまでは言えませんが(言えるものもあると思います)、ここまで綺麗になるんだ!

食事と少しのサプリで行けたらいいんですが、ちょっと必要な時は、保険の薬にも助けてもらえると、すっごい効果が良くなります。経過もいい!

保険診療が楽しくなりました。

変われる希望と言いますか、人間の体ってすごい!本当に変わる(病気の前に戻る)んですね~!!

悪循環を断ち切るのにも、栄養療法はとてもいいです。

皮膚に関わらず、なにか持病や症状があって、煮詰まっている方・打破したい方は、一度栄養療法をされてみてはどうでしょう?

食事を変えるだけでも良くなる場合もありますよ。

皮膚は再生能力が強いので、どんどん生まれ変わるし、簡単に診ることができるのでわかりやすいですが、他の臓器もなにか違いは感じてもらえると思います。

細胞の組成を変えましょう!

細胞がうまく働いてもらえるように栄養素を摂ってあげましょう!

 

鉄が足りているのかどうかの判定に、血液検査で「フェリチン」というのを測ります。

この「フェリチン」の値は、確かに大事ですが、血液検査というのは、実は結構偽物の値というのも混じっていて、結果をそれだけの数値で信じると、えらい目にあったりします。

 

鉄の過不足を診る時は、他のいろいろな数値も診ないといけません。

 

この値と値と値(何個も診ることがあります)がこうなっているから、このフェリチンの数字は、絶対に違いますよ、本当のフェリチン値は、今の状態ではわかりませんよ、ということです。

 

女性であれば、栄養療法をしている方を除いて、鉄は全員足りていないのですが、最近は男性も足りていない方が増えてきてますかね、

(栄養療法を始めたからと言って、すぐに足りるわけではありません。理想の値に行くのには、結構な時間ともちろんお金がかかります。)

たまに、数値で、「○○だったらいいんですよね?私はこれで足りてますよね?」という方がいますが、他の値からして、全然足りてませんよ、まだまだ偽物の値ですよ、ということがほとんどです。

まあ、鉄を飲んでいる量からして、どんなに食事を頑張っても、今までの何十年間分の鉄不足が、1か月そこそこ、仮に全部の食事を肉にしたからといって、血液検査の数字に反映はされないでしょう。。

そもそも、今までそこまで動物性たんぱく質を食べてこなかった方は、いきなり肉食!と言っても、まず消化吸収が単独ではそううまくいきません。

それこそ医学の力を借りて、消化吸収を助けてもらったほうが無難です。

自分の体がなにより楽です。

のんびり増やしていくだけでは、血液検査には反映されません。

 

鉄を飲んでいる量からして、他の項目を診る前から、「いや、おかしいだろ」とすぐにわかります。

 

数字も大事ですが、自覚症状の改善も大事です。

ただ、プラセボみたいなもので、偽物の数字に騙されて、もう足りた!と思って、無茶をする方もたまにいて(仕事をどんどん入れるとか、始めるとか)全然足りていないのに、そんなにいきなり無茶をすると、体がついていかず、いきなり一気にどんっ!ときます。

来なかったらいいんですが。。。

プラセボはプラセボなので、すぐにばれてしまいます。体は正直です。

 

フェリチンの値も大事ですが、他の項目のたくさんが同じくらい大事なので、鉄の過不足を正しく判断するのに、保険の採血では無理です。保険が通らない項目まで診て、判断していますから。

保険の採血で、「足りてはいない」ことくらいはわかりますが、どれくらいか?という細かいところまでがわかりません。

数字にこだわる必要もないと言えばないのかもしれませんが、ここを突破したら、もう一段階体が楽になるから!というのがありますから、どこまでサプリを飲むのか、足すのか、という指標にはなります。

 

特に、非ヘム鉄(市販で買えるサプリのほとんどと病院で保険でもらう鉄材)を飲んでいた・飲んでいる方は、偽物のフェリチンの値が出やすく、ビックリするくらい一気に上がることがあり、手放しでは喜べません。。

ややこしくなるだけですから、私は、ヘム鉄のサプリを処方します。

 

いいヘム鉄のサプリというのは、なかなかみなさんが市販の中から探すのは難しいと思います。

いろいろな確認事項があって、ここには書ききれないくらいです。

多くの会社が、皆さんが騙されるように、たくさんのからくりとトリックが仕込まれていて、全部覚えて見抜くのは、その辺の裏事情などわかっていないと、無理かと思います。

いいサプリというのは、チェック体制もかなりのものですし、完成品として、ちゃんと測定もされていたり、吸収率が少しでも上がるような工夫もされていて、鉄だけ摂っても、全然吸収しません。ミネラルを効率よく吸収させるには、これもさまざまな工夫が必要です。

そうなると、自然と、サプリの値段は高くなります。

(中には、安物をわざと高めにしているものもあるかもしれません。いや、きっとあるでしょう。)

安いサプリで、そんな吸収率もいいものはないと思ったほうがいいです。

高いのは高いだけのことはあります。

 

同じ飲むなら、偽物のフェリチン値ばかりを上げて、全然症状が改善しない安物を飲むよりも(添加物で肝臓にも負担になるし)、

たとえ1粒でも、ちゃんとしたものを飲むほうが、確実に良くなりますから、私は、市販のものは勧めていません。

 

以前に、市販の(アメリカの)鉄剤(非ヘム鉄)を半年飲んでいた方がいて、これだけフェリチンが上がった、という方がデータをもってきてくださいましたが、半年かけて、たったこれだけ?と思いました。

しかもフェリチンの値だけですから、偽物かどうかもわからない値で。。。

いくら安物と言っても、半年分買われた料金を計算したら、ちゃんとしたサプリを1か月きっちり飲むほうが、これ、同じデータになったと思いますよ、金額も安くて済んでいますよ、というひどいことがありました。

サプリのメーカーを変えればまた違うのかもしれませんが、まあ、似たりよったりだと思います。

 

あと、ミネラルを摂る時には、単独で大量に入れると(例えば、鉄ばっかりとかカルシウムばっかりとか)、お互いに競合しますから、他のミネラルが全然入らなくなってしまいます。

かりに、その大量に摂った分がたくさん入ったとしても、他のミネラルがそのせいで不足した、なんてことになったら、目も当てられません。。

多ければいいというものではなく、そういことまでちゃんと計算されているサプリでないと、たくさん摂るのはかえって、体調不良の原因になります。

 

私が市販のサプリを勧めない理由のうちのひとつがこれらのことです。

いろいろわかった上で、使うのであれば、そこそこいけることもあるのかもしれませんが、使いづらいし、ちょうどいいところにはなかなか持っていけないし、時間もお金もかかりすぎる。。。まして、素人の方が、ネットの情報を聞きかじって、てきと~に買ったサプリで、というのは、まあ無理でしょう。

それだったら、そのお金を、確実に良くなる、食費に回してください、と言っています。

食べ物であれば、過剰に摂ったところで、いらなければ、体のほうで外に出してくれますから、安心です。食べ物で過剰に吸収されることはありません。必要な分しか吸収しません。

十分食費に回しているから、という方は、同じレバーを買うのも、良いやつに買えるとか、食材や調味料を少しでも添加物のない・少ない、国産のものに変えるとか、そういう工夫をするだけで、お金は結構かかっていきます。そちらに回してくださいね。

それでも、まだお金が余るという方は、ぜひ栄養解析を受けたり、質のいいクリニック用のサプリを買うほうにお金を回してみてはどうでしょう?

効率よく体調改善する方法です。