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    柴 亜伊子
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ホーム > 医療 > ガンになったらどうしますか?



ガンになったらどうしますか?

芸能人の方のガンが明らかになると、一般の方の検診が増えたり、病院受診が増えたりと影響力はかなり大きいですね。

私も今月人間ドッグに行ってまいります。今年は少し遅くなりました。血液検査は、ほぼ毎月栄養解析をしているので、とくに問題はそれほどないと思いますが、やはり胃カメラやレントゲンやエコー、乳癌検診、子宮癌検診などなど受けておかないといけません。

人間、40歳もずぎると、車検と同じで、メンテナンスをしておかないとね。

 

その芸能人の方のガンですが、ガンと診断を受けてから、1年半ほど治療を拒否して、病院に行っておらず、それで、大変なことになったとかどうとか噂で知りました。真実のほど当事者とそれを診た医師たちでないとわかりませんが。。。

 

「ガン」と診断を受けた場合、どこのガンなのか、どの程度の(ステージ、転移の有無とか)ガンなのか、どんなガンなのか(抗がん剤が効くのか、放射線なのか、効くにしても、どれくらいとか)、それらによって、全然対応は変わるとは思います。

また、性別や年齢、その方の現在置かれている環境によっても、どう受け取るのかは違うと思います。人それぞれ事情が違うと思います。考え方もまさに全然違います。。

 

以前に別の芸能人の方のガンの時にも書いたように思いますが、

 

もし私だったら、

取れるガンならまずはさっさと取ってもらいます。転移があったとしても、取れるなら取ってもらいます。取ることでの影響が大きすぎたら、別ですが、「取れる」と判断された時というのは、メリットがデメリットを上回っていることがほとんどかなと思います。

抗がん剤や放射線は、その後、あるいは同時に考えるか、少し後回しにするかもしれませんが、とりあえず手術はさっさとやります。やるなら、ほんとにさっさとしてもらいます。

 

それは、とりあえず、ガンの塊の体積を減らしたいからです。体積を減らすということは、がん細胞の数を減らす、ということです。

 

ガン細胞は、私が医者になった頃は、1日2~3個くらいはがん細胞ができている、と言われていました。それをちゃんと免疫細胞がやっつけてくれているわけで、だからがんにならないんです。

今は、数百~数千個毎日生まれていると言われています。でも、それもちゃんと免疫力がちゃんとしていれば、全部やっつけてくれるので、ガンにならないわけです。

でも、免疫力が落ちていたら、細胞もガンの発見が遅れたり、見つけても、がん細胞のほうが強かったら、負けてしまったり、あるちは、発見が遅れることでガン細胞がどんどん増えて、自力では太刀打ちできなくなったとか。。

レントゲンやCT,MRIにしても、そういう検査で見つかる時点でかなり塊として大きいんですね。顕微鏡レベル、細胞レベルの話ですが。

免疫が落ちていて、そこまで大きくなったわけですから、なにかで免疫力アップといったところで、なかなか自力では難しい。。。

でも、ガン細胞の数をがサッと減らせば、完全には無理でも、残っていてもそこまで減ったのなら、免疫細胞もいけるかもしれません。しかもそのなんやかんやしている間に、免疫細胞に体力をつけてもらって、がん細胞をがんがんやっつけられるように援護して態勢を作る。

これは、なんか可能な気がします。

 

やっぱり体積を減らして、免疫細胞が攻撃しやすいにすることって大事です。援護射撃ですから。

 

以前にも書きましたが、私は乳癌検査で引っかかったことがあり(なんでもなかったですが)、マンモグラフィーとエコーと両方を検診じゃなくて、乳癌専門で診てもらっていたらなんの問題もなかったんですが、検診はひっかけるのが目的ですから、なにかがあれば、それがただの体液のたまったものでも良性のものでもひっかけます。そのための検査ですから。

 

で、検診で引っかかって、専門クリニックに予約を取って、この時点で何も考えていませんでしたが、直前になって、「万が一・・・」と思い出し、急に焦り出して、待ち時間の間、ずっと乳癌について調べていました。どこまでの検査をしたほうがいいとか、どこの病院だったらどこまで検査できるのかとか。。

 

もし、検査で、次の検査あれこれ、と言われたら、もうさっさと(診察後に)生検してもらおうと思いました。

「生検」というのは、一部を切り取って、その細胞を顕微鏡で診ることです。

切り取る以上、乳房のキズはつきますし、一生残ります。形成外科医ではないし、検査ですから、皆さんが思っているキズよりは、キズ跡が綺麗ではないかもしれません。。

 

でも、キズ跡なんて、後から治せばいいんですよ。キズ跡である以上、なくすことはできませんが、後から修正で治せばいいんです。

 

たとえガンでおっぱいを取っても、今は幸い、シリコンバッグによる乳房再建が保険適応になっているので、ちゃんとした病院で乳房形成をやってもらえるし、あやしい美容外科にいく必要もありません。

後でいくらでも治せばいいんです。

命がなくなったら、おっぱいもろととも無くなるわけですから。

おっぱいは作れても、命は作れません。命あってのおっぱいです。

 

 

 

 

カテゴリ:

医療