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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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昨日の続きです。

 

さて、甲状腺機能に問題のあった患者さんを、もう少し精査してもらうために、とある大学病院(注:京都ではない)に紹介しました。内分泌専門です。

紹介状には、

・妊娠希望で当院で栄養療法をしていたら、甲状腺機能低下が見つかり、このままでは妊娠できないから当院で処方を開始したが、他にもあれこれ引っかかったので、もう少し精査をしてほしいが、今後のフォローをこのまま当院でしていていいのか、そちらにお任せするほうがいいのかもご教授いただけますと幸いです、うんたらかんたら

みたいな内容で、「△△を○○以下でフォローしていきたいのですが、」とまで書きました(専門のドクターであれば、知っているはずですが、念には念のため。。。)

 

で、「うちで診ます」と言われました。

患者さん宅からしたら、うちよりもそちらのほうが圧倒的に近いので、今後の妊娠のこともあるし、良かったですね、と引き続き、うちでは美容医療を時々されていました。お忙しいから、毎月ではなかったかと思います。

 

うちに来られた時に、病院でした血液検査の結果をまとめて持ってきてくださって、一緒に診るんですが、なんか、結果、おかしい。。

。。。亢進になってないか。。? この数値、ほんとにいいの?やりすぎじゃないの。。?

 

患者さんに、「この値は。。」と切り出したら、(医療関係者の方なので)患者さんも、何度もあちらの先生に、「この値でいいんですか?」と聞かれたそうです。

そのたびに、「いいんです」と言われたそうです。。

 

そこまで聞いて、そのうえで専門家がそこまで言うだから、いいんでしょうね。。。と(言うしかないわけですが)。

甲状腺は、薬を減らしたり油断すると、すぐに悪化というか戻るというか、そういうことも多いから、わざと亢進気味にしているのかな。。?と思うしかない。。

患者さんに問診しましたが、機能亢進の症状も出てなかったので、あちらにお任せしているわけで、しかも専門家ですから、私がどうこう言うことではない。。

 

。。また、しばらくして、患者さんが来られたら、やはり毎晩動悸がするようになって、どんどんひどくなったから、もう自分で薬減らしました、そしたら動悸しなくなった、と言われたので、「予約を早めてもらって、あちらの先生にすぐに言ってください!」

受診されて、無事薬を減らされたそうです。。。

その後に診せてもらった検査結果のコピーに先生の字で書き込んであったのですが、「亢進」って。。

(おまえがしとるんやろ~っ!!と心の中で思いっきり突っ込みましたが、しかも何度も患者さんが聞いているのに!!低下しているよりはずっといいから、まあ抑えすぎておきたかったのかなと、このときはいいほうに取っておきました。)

 

この方は、食事がだいぶ頑張っておられましたが、サプリはそれほど飲んでいらっしゃらなくて、ちょこっとだけです。

私も含めた女性全員栄養は全然足りないのですが、妊娠するのにこの栄養素がいるからと一粒でいいから飲んで!と無理くり買わせたサプリも、脂溶性だからとあまり飲んでいらっしゃらなかったりして、「いや、ここのは天然のものでできているから、過剰症にはならないし、まだまだどちらにしろ足りないから」と説得を繰り返して、どこまで飲まれていたのかはわかりませんが、そうこうしているうちに妊娠されました。

 

レーザーで予約を取っておられたんですが、電話がかかってきて、「妊娠したかもしれないから診察に朝行ってきます(うちの予約前に)、でも妊娠してそう!妊娠してたら、レーザーできませんよね?」と嬉しいのと残念なのとが混じった感じでお話しされていて、もし妊娠していたら、レーザーは無理だから、その代わり、栄養解析をして栄養状態を確認しておきましょう!となりました。

 

めでたく妊娠されていて、その日は栄養解析(血液検査)をされました。

 

妊娠されたことはとても喜ばしいことですが、私はそのお知らせをお聞きしたときに、「早いな。。」と不安になりました。

その少し前にしていた血液検査で、まだそこまで栄養状態が良くなっていなかったから(最初よりは良くなっていたんですが)、これで妊娠して大丈夫かな。とかなり不安になりました。

でも、ほとんどの妊娠出産をされた女性が栄養不足なわけで、この方だけではありませんから、皆条件は一緒で、この方だけが特別栄養足りないわけではないんですが。。思っていたよりも早く妊娠されたので、でもアラフォーだから早く妊娠したほうがいいし、とジレンマですよね。

 

妊娠ほんとに初期の血液検査の結果を診てびっくりしました。

のきなみ、栄養欠損がドーンっ!とひどくなっていて、赤ちゃんがもう栄養を必死で奪いにいっているのか、母体が赤ちゃんに回すようにしているのかわかりませんが、とにかく母体の栄養がどんどん減っています。

妊娠ってすごい。。。

 

赤ちゃんができておなかの中で10か月育てるって、母体にしたら、すごい衝撃が走るわけで、ものすごい大変なことです。ほんとに頭が下がります。

だからこそ、女性にはたくさん栄養を摂ってほしいです。いつでも元気でいられるように。

 

妊娠初期は、おすすめのサプリのちょっと変わりますし、なにより初期の栄養状態というのはとても大事ですから、赤ちゃんにしたら一生に1回のことですから、ほんとに重要です。

栄養を上げていくのに、サプリでの効率化と必要性を説明しましたが、それほど患者さんは必要とされていないようで、購入されたのは少しでした。

 

それからしばらく来院されなくて、まあレーザーもできないし、私が甲状腺診ているわけではないし、妊娠初期にあまり出歩くのも大変だろうし、妊娠したからお忙しいんだろうと思って過ごしていました。

 

で、またしばらくしたら栄養療法で診察の予約を取られて来院されました。

 

そしたら!!

絨毛膜下血腫で(胎盤の下に血がたまること。その血が吸収されなかったら、最悪胎盤剥離して妊娠続行不可能となります)、入院していたと言われて、ビックリ!!!

「今は落ち着きました(赤ちゃんは無事)」

。。。ふう~。。。

 

絨毛膜下血腫の原因が栄養不足によるものかどうかはわかりませんが、栄養が足りていないときに妊娠すると、昨日の話の続きでもありますが、神様が母体が危ない、赤ちゃんがこのままでは危ないと判断したら、妊娠を止めにかかることがあるのかと思います。

妊婦さんにどれくらいの確率で起こるものなのかはわかりませんが、確かに患者さんの栄養状態も良くなかったし、不安が一瞬頭をよぎりました。。

 

そのとき、大学病院での検査結果も持参してくださったんですが、甲状腺の値を診て、頭真っ白になりました。。

 

なんや、これっ??!!

流産するやんっ??!!

 

甲状腺機能、低下のまま放ったらかしです!!なんのための大学病院やねんっ!!この一番大事な時に??!!

機能亢進までさせといて、なんや、これはっ?!!ここ一番で、低下ほったらかしか??!!

(何か月も低下のままでした。。その間に何度も検査されているのに。。もちろん妊娠はご存知で、出産もそこの大学病院の産科で産むことになりました。

不妊治療していたところは、妊娠したら、あとは放ったらかしで

(そこが何をしてくれたわけではないです。結局、患者さんは人工授精でもなく、自然妊娠ですから。。妊娠して患者さん説得してせっかりサプリいつもより飲んでいたのを、全部止めさせたのは、そこの管理栄養士です。しかも妊娠初期に、妊婦に鉄はいらないとまで言い放ったそうで。。いついつ過ぎたら、もううちでは診ませんからね!と何度も念を押されたそうです。。なんや、それは。。

ついでに言うと、妊娠したと内分泌の先生に言ったところ、うちで出していた亜鉛のサプリを、「亜鉛は蓄積するから」と止められたそうです。。

はあ~?! 妊娠初期に亜鉛もいるやろ?!どうやって細胞増やすねんっ!!この方、どんだけ亜鉛の値低いと思とんねん?!診てから言え~っ!!と後から知ったときに心の中で叫びました。。

あとから、患者さんが、亜鉛やら鉄やら全部止められたんです。。飲んでいいんでしょうか?と聞きに来られ、もちろんです!!妊娠中、妊婦さんみんな飲んでいます、というか飲まなきゃいけないから!!と説明しました。。ああ。。飲んでいない間の赤ちゃんの成長が悔やまれます。。

産婦人科や栄養士から、栄養療法のサプリを止められることは多々あるそうです。。婦人科から言われると、患者さんもそっちに流れちゃうわな。。)

 

話を戻します。

 

甲状腺機能低下と絨毛膜下血腫がどこまで関係しているのかわかりませんが、とにかくこの値では不育症(流産)になるからっ!!(データがちゃんとあります)

予約早めて、むこうの先生に言わないと!!薬上げないと!!

(患者さんから言うって、かなりおかしな話ですが。。)

もう、私は焦りまくりで、でも患者さんはたぶんあまり意味が分かっていないのもあるのかもしれませんし、すごく脅すわけにもいかないし。。でも、急がなきゃ!!

患者さんに、「この値は、○○以下にせめてしないと流れやすくなるんですよ」とはお伝えして、「わかりました、予約早めて言いに行きます」と帰っていかれました。

→続く

ブログでも何度も書いている不妊治療されている方々の栄養療法のついての話です。

 

レーザー治療などで来られていて、実は不妊治療しているんですとか(薬などの関係があるので、事前に必ず言っていただきたいです。取り返しのつかないことになったら困りますから)、不妊治療をしていたけど、もうあきらめましたとか(注:40代ですらないのに)、最初から妊娠目的で栄養療法で受診される方など、皆さん事情はいろいろです。

関西だけでなく、他の都道府県の不妊外来をしている婦人科事情がとてもよくわかります。

 

はっきり言って、ろくなところがない。

どこも、お金のことしか考えてない。患者さんを妊娠させようなんて、健康な赤ちゃんを産んでもらおうなんて、ほんとに微塵も考えてないやろ~っ!!って感じで、この業界のひどさにギョーテンします。

ちゃんとしている婦人科だったら、まあうちには来られていないわけですが、まあ、結構な数のクリニック、有名どころも含めて、ひどいの一言です。

妊娠しなかったら、全部、患者さんのせいですからね。いい気なもんです。人の弱みにつけこんで、悪徳美容クリニックも大概ですが、もっと悪質かもしれません。。

 

ひどいところだと、貧血の検査すらしてない。女性ホルモン値測っただけで、もういきなり人工授精勧められている患者さんもいました。

「え、検査、たったこれだけですか?」

(検査結果のコピーはお持ちの分は全部持ってきていただいています。コピーを持っていない場合は仕方ないので、患者さんの記憶による話からになりますが。された検査の結果のコピーは、全部もらっておきましょうね。自費で高額な検査をされているんですから、病院変える時に、また検査やり直しということもあったら、お金ばかりかかります。またやらないといけない検査もありますから、そこはちゃんと主治医に聞きましょう。自費でするのに、そんな説明もしない婦人科にかかったら、ダメですよ。)

 

体質改善というか、食事指導は一切誰もされていないし、日常生活の指導もなしです(冷やすな、とかの注意事項も含めて)、何もすることがないなら、漢方くらい処方してあげれば?と思いますが。。

わけわからんサプリのパンフだけ渡されて、説明も一切なしで、カウンターで買ってくださいとか。。

 

患者さんのうちの何人かに、どうしてそこのクリニックを選んだんですか?と(私に土地勘のない地域だった場合)とお聴きすると、皆さん、地元では有名で、とか、月経不順で別の婦人科に行っていたけど、妊娠希望と言ったら紹介されたとか(公的病院や準公的病院から)。。なるほど。。

 

器質的に問題があった場合(例えば、卵管が細いとか、卵巣になにか異常があるとか、精子に問題があるとか)、私に直接できることはありません。

なんの病気であっても、私にできることは、栄養面でのサポートです。

不妊の原因は、男:女=1:1なので、女性だけが一生懸命やってもダメではありますが、女性は生理があるのと全然肉魚卵食べていないので、男性よりも圧倒的に栄養不足ですから、まずそこをなんとかする。

最近は男性でも糖質中心だったり、男性として普通には食べているけど、ストレスが多すぎて、栄養が全然足りてない、というのはよくあります。そのせいで、精子にも影響が出ることがあるようです。

男性側も食事を含めた栄養のサポートは必要です。奥様と一緒のご来院であれば、男性もうちはOKです。

 

私は産婦人科医ではないないので、ちょっと離れたところから診た立ち場での意見と思って聞いてください。

妊娠したいのにできない時というのは、なにか理由があると思います。授かりものですから、タイミングというのはあると思いますが、数年レベルではなく、5年も10年も妊娠したいのにできないとまでなってくると、やはりなにか原因があると思います。

ほとんどの方が婦人科で夫婦揃って検査されて、結果「全く異常なし」という方がうちには来られていますが、器質的な異常がなかったというだけで、栄養面(ホルモンも含めて)の検査は全くされていません。

で、うちでそういう検査をするわけですが。。

ホルモン値で、「これで妊娠はしませんよ」という例をいくつも診ます。(そういう検査すらされていない方多数)

そして、これは全員に共通ですが、ひどい栄養失調です。

痩せている方(BMI 18.5以下と思ってください)は特に輪をかけてひどいです。

 

ホルモン異常にしても、そのホルモンを作れないところまで追い込んだのは、栄養失調です。命に直結はしないホルモンまで作っている余裕がないから、体も必死なわけで、苦渋の決断です。

それくらい栄養失調がひどいわけで、もしそんな状態で妊娠したら、赤ちゃんの命も健康も維持できないだろうし、母体も危ない。赤ちゃんも生きるのに必死だから、どんなに栄養の足りないお母さんであっても、栄養は奪いにかかります。でも、栄養がないから、それでもないところをさらに母体は奪われてしまいます。

赤ちゃんも母体も危ないのです。

 

だから、神様が妊娠させない。

女性の体を守るためのひとつの選択だと思っています。

 

じゃあ妊娠した女性みんな、妊娠していない女性と比べて、そんなに栄養が足りているのかというと、足りていないと思います。似たりよったり。

でも、ちょっとした差が多分どこかにある。それがホルモンだったり、いくつかの栄養素だったり。

その場合に妊娠したら、赤ちゃんも母体も苦しいかもしれませんが、神様から許可が出て、最初の試練なのかもしれません。乗り越えられると判断されたから、許可がおりたのかもしれません。

(栄養が足りていると、この試練はとても簡単になるので、試練でなくなり、喜びだけになると信じているのですが。。)

 

神様に、大丈夫と思ってもらえるように、栄養を上げていく手助けをすることが私の役割です。なので、婦人科でなにか治療をされている場合、それを止める必要はありませんが、検査結果から、今治療(排卵誘発剤・人工授精・体外受精など)しても、妊娠しないし、しても流産の可能性がとても高いから、今は止めておいたほうがいいという話はします。

高いお金をかけての不妊治療は、妊娠しなかった場合、ご夫婦のお金と時間だけでなく、「未来への希望」という大事なものまで奪ってしまうので(次もダメなんじゃないか、やっぱりダメなんじゃないか、というあきらめに変わってしまう)、条件が満たしていない時は、できたら止めておいてほしいと思います。

 

他院で不妊治療を先にされていて、うちにアンチエジングの治療で通っていらした患者さんが、アラフォーなんですが、ずっと治療を高いお金を払って、1年くらい(もっとだったかな?)されていて、レーザーの処置の時に、「もう妊娠をあきらめようと思う」と言われたので、(前から栄養療法の話はしていたのですがされていなかった)、まだスタートにも立っていないのに!!それであきらめるなんて早すぎる!高い不妊治療はしなくてもいいから、自分の体のためにも栄養療法をしてください!」とお願いして、検査をしてくださいました。

そしたら、甲状腺に問題が見つかり、これでは妊娠はかなり非常に難しい。。。

その説明をして、ホルモン剤を飲むように勧めました。(これは保険が通ります)

でも、ホルモン剤は妊娠中に良くないと思いこんでいらっしゃったので、なかなか飲まれませんでした。

お忙しい方なので、毎月レーザー治療に来られているわけでもなく、レーザーに来られた時しか説得もできないから、異常がわかっても、ご本人が飲みたくないのであれば、処方もできませんから、数か月は内服は始まっていません。

 

ちなみに、甲状腺ホルモンは、ステロイドホルモンや女性ホルモンなどのホルモン療法と違って、足りないのであれば体にとってなくてはならないホルモンで、妊娠中に止めるのはもってのほかで、むしろ増量しないといけないホルモンです。長期飲んだからと言って、他のホルモン療法みたいに副作用等を心配しなくてもいいホルモン剤です。ただし、検査しながら、正しく飲めば、の話で、勝手に飲んでいいホルモンではないです。

 

この甲状腺を診てない不妊クリニックが大半です。

それで、どうやって妊娠出産まで持っていくのか、勉強すればするほど、はあ~っ?!って感じなくらい、絶対に必要です。

 

この患者さんは、後から聞いた話では、その不妊クリ二ックは測ってましたが、初診の時1回だけで、そこから検査しておらず、1年以上検査されていませんでした。甲状腺は結構変動しますから、1回見ただけではね。。。また、値の細かいところまでのフォローをどこまでしているのかは、眉唾もので。。内分泌専門と看板が上がっていても、ほんとにこの後、ひどい目に遭うのですが。。

 

で、数か月後にやっと説得に成功して、薬を開始し、検査も必要ですから(これも保険診療です)、さらに詳しい検査を追加すると、さらに甲状腺で引っかかりました。

うちでそのままフォローしてもいいんですが、甲状腺のエコーも専門でしてほしかったし、万が一のことも考えて、患者さんが通いやすい範囲で、甲状腺専門のクリックを探して(私に、その辺の土地勘がなかったから)、患者さんのご近所にある、とある大学病院に紹介状を書いて相談することになりました。

他に行ってもいいかな、というクリニックが(ネット上)見当たらなかったのと、一応大学病院なので、なにかあっても耳鼻科もあるし、とりあえず行くだけ行ってみましょう、となりました。

→続く

 

 

 

 

ちょっと忙しくてブログサボりました。スミマセン。。。

フェイスブックはちょこちょこアップしてますので、よろしければそちらもどうぞ。

https://www.facebook.com/aikohifukaclinic/

 

さて、久しぶりにスキンケアの話をちょっと。

スキンケアの話は、ブログでもう何万回もしているので(ウソです。数百回くらい?)、基本は大きく変わっていません。

ちょこちょこアップデートはされていますが。。

 

先日、5年ぶりくらいの患者さんがシミ治療に来られました。

この5年間、体の他のところを治療されていて(美容ではなく)、やっと落ち着いたそうで、シミ(肝斑)が気になってきて、治療しようと思われたそうです。

(前はたるみ治療でした)

 

患者さんの洗顔はなるべく診るようにしています。時間の許す限り。特に、初診の方や久しぶりの方は必ず診ます。それで、お肌を普段どれだけ刺激しているのかが、とりあえずわかります。

(その後、お肌を診たら、決定的にわかりますが。。)

 

で、その方はとても優しく洗ってらして、ただ、泡がちょっと少な目とか、指使いとか細かいところを注意しました。

それだけちゃんと洗っている方(実際、お肌のキメも他の方に比べて良かったです。)は、大体基本ができている方なんですね~。

「うちのブログって読んでいらっしゃるんですか?」

「5日前から読み始めました。」

とおっしゃってましたが、ブログに載っていた化粧品にも結構変えたり、かなりさかのぼって読みこまれたみたいで、スゴイ!の一言。

実践もバッチリです!

こういう方は、話が早いので、カウンセもおさらい程度で、次々と次のステップの話に進んでいけます。

で、早速肝斑治療も始めることになりました。

 

お帰りの時におっしゃってましたが、ご家族の方が、スキンケアにとても熱心で、すっごい勉強されているそうです(ネットとかで。。。)。。。

すっごいお肌を触って、一生懸命「お手入れ」(?)されているそうで。。。

はたから見てても、「絶対に間違っている。。」と思ったそうで、私のブログを読むように何度も言ってくださったそうなのですが、ご家族は聞く耳持たず、ご自分の信念を貫いておられるそうです。。

 

「もうこれは、私がキレイになって証拠を見せてやる!」と受診してくださいました。

ありがとうございます。責任重大です。お二人分の運命がかかっているのですね。

 

肝斑はやっかいで、他のシミやらアザやらが合併して、ちょっと時間がかかることもありますが、もうこれだけ正しいスキンケアができている方は、結構早いです。

(栄養不足だと難しいこともありますが、栄養不足はみんな一緒。女性はみんな栄養不足。程度の差は大きくある時もありますが。。こういう場合は、栄養療法必須です!でないと、結構な時間とお金がかかりすぎるから。。外側だけの治療の限界です。体に助けてもらわないとね。)

アザが下にいたら厄介ですが、こういう方はアザの治療にも早くいけるから、魔法みたいにはいきませんが、他の方より断然早い!

 

楽しみですね~。

 

「正しいスキンケア」とは、一言でいうと、いらんことをしないスキンケアです。

刺激になること・摩擦は、考えられる限り、一切止めることです。

情報格差と、どれだけすぐに始めるかの実行力が、モノを言う=!!

(あと、客観性も必要。自分のしてきたことが素直に間違っていたからこうなったんだ、と認められるのかどうか。あとは、理解力というか読解力ですね。

同じ文章でも、全部理解する方もいれば、おかしなアレンジをプラスしてあらぬ方向に行ってしまう方。。運命の分かれ道。。?)

早く得をするのは、自分です。自分のために、正しい知識を知りましょう。

今日は簡単に。

 

グルテンフリーを勧めた患者さん方の中には、結構徹底してされる方もわりといらっしゃって、そこまで徹底しないといけない方々ではみなさんないのですが、やるならきっちりしてみたい!と挑戦される方もいらっしゃいます。そういう方々がぶつかる問題が、お醤油です。

 

お醤油なんて、本来は、大豆と塩を発酵させたものであるはずなのに、なぜか小麦が入っているんですよね~。

なんででしょう?

小麦なしのお醤油を探すのが無茶苦茶大変です。

食品添加物まみれのお醤油もあるので、必ず裏はみてから買わないといけませんが。

私は調味料を買う時、その売り場で気になった商品は全部見ます。

その中から買わないといけない場合は、その中で一番添加物の入っていないもの、次に糖質量などを見ます。添加物がいろいろ入っている場合は、一番数が少ないものを買うことが多いです。なんでもね。

 

さて、こちらのお醤油、大丸でいつも買っています。

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たまり醤油なので、かなりのトロ~っ具合ですから、お刺身の時はいいですが、普段の料理に使うと、ちょっと使いづらいかな、というか、高い。。私は、刺身の時しか使いません。

こういうお醤油以外におススメは、魚醤です。

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こちらは、北陸、能登だったか旅行した時に買ったものですが、日本海側、東北もだったかな?魚がよく取れるところでは、魚と塩で発酵させた調味料、魚醤が醤油代わりに使われていたりします。

魚なので、普通のお醤油よりも濃くがあって(香りが苦手という方がいるかもしれませんが、魚の香りはしません。発酵してるから。

 

魚醤は日本だけのものではなく、ナンプラーもそうですし、ベトナムのニョクマムもそうです。

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名前は変わっても、みんな魚醤です。発酵のさせ具合などで、微妙に味は違うでしょうけど。

普段の料理の隠し味に、ちょっとだけ垂らすと、とても美味しかったりします。

 

ただ、魚醤は結構塩辛いので(塩だから)、お醤油と同じ感覚で使っちゃうと、結構塩辛くなりますので、ご注意を。

普通の醤油を使わずに、「醤油=魚醤」という地域もあるようですから、とてもなじみ深い味です。

 

 

Facebookにさきほど載せた分です。Facebookをご覧になっていない方もいらっしゃるので、ブログにも載せておきます。

 

まだ、メンバーになっていない方は、ぜひ利用してくださいね!

(メンバー申請の方法は、すみません、ブログかお知らせに書いてあるので、そちらを参考に。メールをお持ちの方はメールでお問い合わせください。

もしくは、受診された時でよければ、ご説明しますが、フェイスブックのメッセージを使うのが一番早いです。)

 

「あいこ皮フ科クリニックの栄養療法」グループは、当院で栄養解析を受けて、結果説明までちゃんと聞かれた方であれば、どなたでもメンバーになれます。
今日、患者さんから、「私はなれないと思っていた」と言われ、ビックリしました!
その方は、栄養解析も受けて、ほぼ毎月(飛ぶ時もありますが)、処置や診察にも来られていて、サプリもちょっと買っているし、食事もそうなかなかできませんが、その方なりに頑張っているのを知っている方なので、私からしたら栄養療法を普通に頑張っている方です。ただ、栄養解析を受けたのが、1年近く前になるかな。検査がかなり前だから、そう思われたようです。
サプリを飲まずに食事療法だけで頑張っている方もいます。あるいは、ほんとにちょっとだけサプリを飲んでいる方(その場合は、食事療法はやっぱりその方なりに頑張らないと改善は程度にもよりますがなかなか難しい。。。)は、知識と正しい情報だけが頼りになりますから、診察をこまめに受けて、軌道修正をしたほうが本当はいいんですが、診察になかなか来れない、診察の時間だけでは説明が足りない(特に保険診療の方)ので、間違った知識でいっちゃう方もいます。

このグループ内で質問すれば、内容にもよりますが、とりあえず早く答えが出ますから(全部答えが出るとは保証しませんよ。診察してるわけではないので)、どうぞ有効に活用されてください。

時間の節約にもなるし、一人で悩んでいても、知っているかどうかという問題は、悩んでも答えは出ません。

 

さっさと聞いて楽になりましょう!

先日、温泉に行った時に、サウナがあって、そういうところに行ってサウナがあると必ず入るんですが、長居はしません。ちょっとだけ。

だって、ほとんどのサウナが、90℃くらいで、あれは心臓や血管系に悪い。急激な変化は体は嫌いますから、よくサウナでぎりぎりまで我慢して、水風呂にいきなり入るとか、最悪です。。。どんな修行やねん。。って。命かけてんの?って思います。水も我慢して汗大量にかいてたら、脱水で血栓もできますよ。脳梗塞になりますよ?我慢大会はたいてい体によくない。

 

で、ここのサウナは、体に優しい60℃のほうでした。なので、ゆっくり入って、じんわりと熱を入れていくこともできます。

60℃のサウナは久しぶりだったので、おおっ!とちょっと嬉しくなったんですが、サウナって、炎が迫ってくるみたいに、うわあ~って熱いですよね。嫌な熱さではないですが。。

裸でサウナ入って、60℃でも多少うわわわあああ~と熱さで体をくるまれた瞬間に思いましたが、

。。。。これ、近赤外線、浴びまくりなんちゃう?!

と、はたと思いました。

 

近赤外線というのは、太陽を浴びて、じりじりと焼けるような感じとか(紫外線は放射能と同じで、すごい量浴びても、その時の感覚はありません。レントゲンやCTと同じです。あの焼けている感じは、紫外線ではなく、近赤外線です)、暖房器具や家電などの熱が出るものすべて、近赤外線を発しています。

この近赤外線がないと、寒くて寒くて、人間は生きていけないでしょうから、こうういう熱源というのは生きていく上で必ず必要だし、うまく付き合っていかないといけません。紫外線と同じです。

 

昔、こたつで寝たら、すっごいしんどくなった覚えはないですか?

まあ寝返りも打ちにくいから、そもそも狭くて、床もふとんじゃないから硬くて痛いというのもありますが、近赤外線を浴びています。

ホットカーペットの上で、そのまま寝てしまったことないですか?お肌はカピカピだし、のどは乾くし、体はだるいしといいことなしですよね。

寝るところではないですから。

 

近赤外線は、水分に吸収されて水分を蒸発させてしまいますから、そんなものをたくさん浴びていると、脱水になるのはあたりまで、脱水だから体しんどいのは当たり前です。

暖房器具は電気に限らず、なんでもそっちに顔向けていたら、カピカピに乾燥してくるでしょう?風がああらなくても。

お肌も脱水で水分が奪われてしまったわけです。

出た水の分は、しっかり飲みましょうね。

 

近赤外線は、水分を蒸発させるだけでなく、お肌の老化を進めるんですね~。シミは作りませんが、シワ・たるみの原因に。。

なので、暖房器具や熱源には、できれば顔(老化したくない場所)は反対向いたほうがいいです。

 

こたつとか電気カーペットとか直接熱源に当たるものは、当たらないわけにいきませんから、せめて服を着て、直接素肌に当たらないようにしたほうがいいです。かなりマシなようです。

皮膚は直接熱源に接しますからね。

 

で、サウナです。

全身裸で、こんだけ熱源を全身浴びて、これ、いいのん。。?

(すぐにどうこうじゃないですよ。)

裸で全身はちょっとな。。とすぐに出てしまいました。久しぶりの60℃サウナだったのに。

なんか一枚着て入りたいな、と思ってしまいました。気づいちゃったから。

 

そういえば、昔に人って、お風呂やサウナのような蒸し風呂に入るときって、湯あみ着(入浴時に着る服のこと)着てなかったっけ・・?

素肌で入ったら、体に悪いって知っていたんですかね。

昔ながらの知恵の中には、全くの迷信のことから、あれ?これってもしかして?というものまでピンキリなので、都市伝説はダメですが、大昔からされていることって、結構意味があったりすることがあります。あなどれません。

 

実際、測定したわけではありませんから、どれだけの近赤外線が出ているのかわかりませんが。。まあ、あの熱さは出ているじゃないでしょうか。

 

人間の体は、43℃超えると、活性酸素が発生します。ヒートショックプロテイン(HSP)も出ますか。って、そんな高温になるから、HSP作って体は守ろうとしているんでしょうけど。

(43℃までいかなくても、42℃くらいでもHSPは出るようです。)

温熱療法という治療法があるので、温度を上げることでの害(デメリット)もありますが、メリットが勝つ場合は、治療に使うというわけです。

 

サウナは、確かに気持ちいいです(気持ちいいというか出た後、なんかスッキリする)が、気持ちいいから体にいいかは別の話です。。

(熱いシャワーや運動と同じで、交感神経が興奮して、スッキリしただけかも。汗をたくさんかいて、出せる老廃物を出すのはいいんでしょうけど。。)

 

 

 

 

 

保険診療の患者さんで、勘違いされているな~と思うことがとても増えました。

皆さん、保険診療で、「完治する」と思っていませんか?

皮膚に限らず、ほとんどの病気を「完治」させる薬というのはありません。薬は対症療法です。

かゆいから、かゆみを抑える、赤くて炎症を起こしているから炎症を抑える、

血圧が高いから、血圧を下げる、と言った具合です。

 

例えば、毛染めでひどくかぶれた、毛虫に刺された、など原因のはっきりしているもの。

こういう場合は、原因がなくなれば自然に治ります。これは体が治してくれているんです。

皮膚科に行ったら、たいていステロイドホルモン剤の入った塗り薬をくれますが、ステロイドが治すんじゃないです。ステロイドは、かぶれて赤く炎症が起こっているのを抑えるだけです。あくまでも炎症止めです。痒くて掻いたら、よけいにひどくなるから、ステロイドで抑えることで、新しく掻くことがなくなって、そのおかげで邪魔されずに早く治る、ということはあります。ステロイドで炎症を抑え、肝心の治しているのは体、というわけです。

でも、かゆみも我慢できるのであれば、ステロイドを塗らなくてもいいこともあるでしょう(そこの免疫も抑えるので)。

 

ニキビもそうです。

うちでは、ニキビは原則自費診療です。自費ですることは、スキンケア指導・食事指導(栄養療法。サプリ処方含む)・塗り薬(保険の通らないもの)がメインです。

根本的に中から治そう、ニキビが出るくらい栄養が足りていないので、まずは栄養を足しながら、スキンケアも同時進行です。

 

時々、保険でニキビを診てほしいという方が来られます。

保険診療は、診察後に、薬を出すだけで、それらの薬は、あくまで対症療法で、「また出てくる」「再発を繰り返す」のは、当たり前です。そういう肌だから(ニキビが出るくらい栄養がない)。

保険の薬で、ニキビを出なくさせて、というのは無理です。根本的な栄養解決になっていないから。

漢方薬で中から抑えるように見えることはあるし、それが結構長くもったり、漢方切れても、再発しなかった、ということはあります。

たまたま、悪循環にはまって、ちょうど断ち切れる時に、漢方をいっただけとか。。。

漢方がほんとにドンピシャで効いて、悪循環から抜け出すきっかけになることはあります。

でも、塗り薬だけで、ニキビを出なくさせる、なんて、無理です。

どこのクリニックに行っても、病名が決まると、大体処方する薬は決まってきます。保険が通る薬は限られていますから、そう大きくは変わりません、医師の好みで多少変わります。

それでダメだから(再発するから)、自費治療にわざわざ来られるわけです。

 

保険診療で、自費治療の内容のことはしません。そもそも保険も通らないし。。

 

手湿疹にしても、100万円の塗り薬あはあったとしても、手指に刺激を続けている限り治りません。

一生ステロイド三昧です。そのうち、副作用が出てきます。。

 

保険診療で、「根本的治療」は無理と思ってください。自費治療とは診察内容も使う薬など全く違うし、保険で来た時に、自費治療の説明などはできませんので、ちゃんと自費でご予約をお取りください。

 

アラガン・ジャパンという会社から、厚生労働省承認の顔に注入するヒアルロン酸製剤の粒の大きい、もっと長期間もつ「ボリューマ®」という製剤が去年の12月に発売され、当院でも入れましたが、これを機に、同じく注入剤である「レディエッセ」というハイドロキシアパタイト製剤の取り扱いを止めました。在庫もすべて使いきったので、今までレディエッセを使っていた患者さんにはその旨お伝えし、ヒアルロン酸製剤に変えるから、しばらくは入れませんよと言っていました。

(違う種類の異物ですから、同じ場所(深さ)に混ぜていれることは勧めていませんし、うちではやりません。)

 

うちでレディエッセをされている方は、結構もつので(実際時間は経っているので、吸収はされていると思いますが、見た目がに気にならなかった)、そう頻繁に入れている方はほとんどいらっしゃらないので、大丈夫かなと思ってました。

 

今まで頬やアゴに入れていた方は、皆さんスムーズに、切り替えができたんですが、問題は鼻です。。

アゴは、注入の場所ややり方を変えたので、レディエッセだけではちょっと。。と思い、自由度の高いヒアルロン酸だけにしたほうが患者さんも安くて済むし、形も満足度がそのほうが上がったので、アゴもヒアルロン酸です。

 

でも、鼻は、ヒアルロン酸で入りすぎて、万が一横に流れたり、水を吸って膨らんで、ぶよぶよの鼻筋になったら、目も当てられません。。

レディエッセには、これがないんですよね。

 

基本、鼻にそんな大量に私は入れませんが、患者さんのほうでもっと入れてほしいと要望はあり、もう止めておいたほうがいいですよ、もと入れて、の繰り返しにはなるんですが、医学的に安全と判断した場合は入れます。好みの問題だから。

でも、安全というのは、皮膚が壊死しない、とかそういう安全であって、ヒアルの場合、横に流れる(皮膚が引っ張られることに追いつかない)・ぶよぶよになる、というのは、こちらの予想を超えることもあるので、控えめがいいと私は思っています。

まあ、ヒアルだったら、溶かせば済む話ですが、せっかく入れたのに、もったいないですよね。

 

うちで鼻にレディエッセをされている患者さんというのは、結構皆さん経過が長くて、2,3年以上、長い方で開業当初(約7年)からされている方も多くて、頻繁に入れてなくても、レディエッセは、コラーゲンの増生を呼んできますから、レディエッセがなくなった後も増えたコラーゲンのせいで、あまり減ってないように見えます。実際、触りますし。痛い思いと高いお金を払った分以上の成果があると思います。

なので、繰り返しされている方は、量もどんどん要らなくなるし、コラーゲンがネットのようにはりめぐされてますから、そこに注入してたくさん入れようとしても、ネットが邪魔してぷ~っと膨れるわけでもなく、無理やり入れると、弱い疎なところに流れますから、思ってもいないところに流れて膨らんで、となっても困るので、そんなにも入れないし、それでも、ずっとされている方の場合、注意がもっと必要です。

 

でも、こういう方って皆さん美意識が高いので、ほんのごくわずか減った分が気になるからと入れてほしいと受診されます。

もうその差は、1ミリもないんじゃないのかな、と私は思います。

今で充分綺麗なのに。。とてもバランスがいいのに。。

 

私は結構その方の顔の形というか、バランスを覚えているほうで、テレビを観ていて、女優さん俳優さんの顔を観て、あ、前と違う。。と割と気づきやすい放火と思います(美容医療をされているドクター皆さんそうだと思いますが)。

二重や鼻の手術は、とてもわかりやすいですが、そこをうま=くされている方も最近は増えましたね。

前と違う時は、メイクだったり雰囲気だったりすることももちろんありますが、それだけではないなにかがあって、その違いが、前と違うから、観ていてとても気が散ります。。

痩せすぎのせいかもしれない(痩せてバランスが微妙に変わる)と思う時もありますが。。違うこともある。。

それでも、鼻の患者さんの、「ちょっと減ったから入れてほしい」と言われても、「え?減った?」というレベルです。ほんとに。。

 

そういう方の場合、コラーゲンは増えていても、ごく微量のレディエッセが減った分が待てない。。

数人の方から、レディエッセをまた入れてほしい、もう入れないんですか?と聞かれました。

聞かれるかもと思ってましたが、思っていた以上に言われました。

(いえ、ほんとに顔診ても、わかんないですけどね)

 

レディエッセ、入れないとやっぱりダメかな?

 

病診連携と言って、各大病院から、ほぼ毎月病院便りみたいなものが送られてきます。

(病診連携というのは、例えば、うちから大きな病院に紹介したり、あちらから紹介していただいたり、というシステムで、初診であっても、そういう病院の予約が取れたりします。予約を取っても待ちますが、待ち時間が少し減るし、予約時間によったら初診受付が済んでいる時間でも受けてもらえたりすることもあります。

街の開業医と大きな病院を結んで役割分担で、皆さんの健康を診ていこうというシステムです。)

その中の病院便りのひとつに載っていた記事で気になったのがあるので、取りあげておきます。

 

さて、「タバコ」です。

何度かブログで、「禁煙外来のススメ」を書いてきました。

本気で禁煙したいという方は、自力でいけたらいいですが、無理なことも多いので、禁煙挫折という場合、禁煙外来にぜひ行ってみてください。

薬に力を借りても、私は、禁煙するほうがメリットが大きいと思います。

詳しくは、こちら

http://www.jstc.or.jp/   日本禁煙学会 一般の方用のHPではないようですが。

 

http://www.nosmoke55.jp/nicotine/clinic.html

禁煙外来・禁煙クリニックの一覧表です。

 

こちらにも載っていました。WHO(世界保健機関)からの

http://www.jstc.or.jp/modules/information/index.php?content_id=74

 

患者さんで、夜のお仕事をされている方がいらっしゃるんですが、お客さんのほぼ全員(この方の)が、電子タバコだそうで、副流煙を吸わなくて良くなった、とおっしゃってました。

「でも、私は吸ってるんですけど~」

(この方は、普通にタバコを吸うそうです。私としては、止めるまでいかなくても、せめて数を減らしてほしいものです。。)

 

電子タバコではなく、「アイコス」とかいう加熱タバコ、これもまだよくわかっていないらしいですが、電子タバコとがまた違うものだそうです。

 

電子タバコは、吸うと水蒸気が出るタバコらしいですが、これもよくわからんようです。。メーカー側の一方的な話なのかな。。副流煙はマシなようですから、お店ではいいかも。

でも、吸っているご本人には、そこまで安全なものではないでしょう。。

ニコチン中毒の方が、吸ったらマシ、ということは、やっぱりニコチン入っていると思うんですが。。

で、電子タバコは、ニコチンは含まないということで大々的に宣伝されたようですが、ニコチン入っているのも多いようです。

また、発ガン物質まで出たそうで。。。

WHOが、使用しないように勧告を出したそうです。
(情報源を探しましたが、すぐに見つかりませんでした。)

 

まあ、そんな都合のいいもの、ないですよね~。

 

 

今日はちょっと簡単に。

 

さっきスーパーに行ったら、麺類のところで、国産小麦(北海道産)100%というのがとても増えてました。

お値段はあまり変わっていないような。。(ちゃんと調べたわけではないですが、国産小麦だから高くなっている!という印象はなかったです。)

小麦を同じ食べるなら、せめて国産で、言っていますが、国産だから食べていいわけではないですよ。どうしても小麦が食べたいなら、「せめて」という条件付きです。

国産小麦の製品がどんどん出てくるのは、大変喜ばしいことですが、ほんとにこれ全部国産小麦100%?と思いました。

そんなに国産小麦、いきなり確保できるのかな。。しかもお値段ほぼ据え置きで。。

そりゃどこの食品メーカーも国産を使いたいと思っていると思いますが、コストがかかりすぎるわけで。。外国産の遺伝子組み換えのとは値段が違うわけです。。一体、どう折り合いをつけているんでしょう。。

(量がちょっと少な目、とかだったらいいんですが。)

 

昔、普通のスーパーで、うなぎがたくさん売られていて、しかもほとんどが国産と書いて売られています。中国産も売っていましたが、その店のシェアが8割くらい国産と書いています。

しかも中途半端な値段。。中国製ほど安くないけど、すっごい高い国産よりはちょっと安い。。微妙~な値段設定。。値段もそうですが、希少な国産うなぎ、こんな大手スーパーで大量に売っているって、絶対におかしい!と思っていました。(そのスーパーで鰻は絶対に買いませんでした)

それからしばらくして、鰻の大々的な偽装問題が発覚して、鰻の老舗メーカーでしたっけ?中国産を国産と偽って、わざと売って荒稼ぎをしたわけです。。

もちろん、そこのスーパーのも全部そこのでした。。

やっぱり。。

 

国産は素晴らしいですが、値段はやっぱりちょっと(だいぶ?)高くなります。それは仕方ありません。それ相応のお値段がありますから、そこから外れたら、ちょっと疑ったほうがいいです。

 

さて、スーパーでいいもの見つけました。

IMG_20170117_130924グルテンフリーのハンバーグ

IMG_20170117_130934 このシリーズは、添加物が入っていません。これは卵すら入っていません。

ちょっと見にくいですが、「国産豚肉、国産牛肉、玉ねぎ(国産)塩、砂糖、ナツメグ」のみです。

(アレルギー対応になると、そうなっちゃうんでしょうね。)私としては、卵は入れてほしい。。

グルテンフリーじゃないシリーズもあります。そちらは卵が入っていますが、つなぎというかパン粉が入っています。食品添加物は入っていません。

これ、シンプルで美味しいです。お昼や時間のない時に便利です。

 

ついでに、添加物が少ないということで。広島で買ってきた缶詰。

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広島のレモンと見ると、つい買ってしまいたくなってしまうんですが、油も菜種油で、イワシも牡蠣もムール貝もすべて広島産(瀬戸内産かな)。それとレモンと調味料だけ。シンプルです~。

こういうシンプルなものほど、素材の味がそのまま出ますから、新鮮でいいものではないと美味しくありません。

この缶詰、まだ牡蠣しか食べていませんが、美味しかったです~(^^♪

缶詰はとても便利ですよね~。お昼にも、朝でも、夜でもちょっと足したり、いくつか食べたら、立派なタンパク質補給です。