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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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さっき、テレビ番組観てて、どこぞの美容外科の医者が出てましたが、テレビでは、手術3か月待ちとか今まで○○人手術したとかいろいろ横にテロップが流れてました。

 

テレビ番組ではそう載せたほうがインパクトがあって視聴率取るには話題性もありいいんでしょうけど、真に受けないようにしましょう。

 

美容外科のCMで(美容外科だけでなく、化粧品でもサプリでも食品でもなんでもありますが)、「今話題の商品、何万個突破!」とか「何百万人が使用している」「口コミランキング第1位!」とか、そういった宣伝文句は止めるように以前から指導がされています。

だって、確認できないことですからね、誰も。

てきと~に言ったもん勝ちですから。

 

そういった中には、本当の情報もあるのかもしれませんが、そういった宣伝文句って、だいたい怪しいところしか使っていないような。。。

まともなところが使っていても、あからさまじゃなかったり、もうちょっと品があるというか、前面に出していないというか、控えめというか、中身で勝負されているので、そういう宣伝文句はあくまで添え物的なことが多いような気がします。

 

まあ、その情報が本当かどうかというのもどうでもいい話ですが。。。。

 

手術に関してが、何万件やろうが、下手な医者は下手です。

鍛錬である程度のレベルまでは最低限いけることもあると思いますが、やはり上手い先生というのは、持って生まれたものも多少あるし、ものすごく不器用では、ご本人の努力も結構大変。。

 

(私は最初2年半ほど形成外科をしていました。研修医の時に散々言われたのが「大工さんじゃないんだから、手先が器用だけじゃダメだ、頭を使え!先生は医者でしょ?!」と。

大工さんも知識と経験で頭を使ってお仕事されているので、普通に考えたらおかしな言葉ですが、ようは、期先が器用だけでどうもできるものではないですよね。手指を使う仕事というのは。全てそうだと思います。)

 

で、多少の手先の器用さに、勉強して得た知識の多さと、それを活かした上での手術での経験、術前でのチェック項目、術後の患者さんの経過、キズの治り方、体調の戻し方、注意事項などなど、もろもろ含めて、手術はうまくなっていくものだと思っています。

 

確かに、若いまだ経験の少ない医者でも、とても手術のうまい医者はいますが、まだ経験が少ないから、これからの伸びしろにさらに期待と言いますか、そこそこうまくいけるということは本人もわかっていて、それにおごらず、ひたすら勉強と経験の繰り返しです。

本当にうまい先生は、決しておごらず、まだまだ未熟だと常々おっしゃいます。

いくつになっても、医者を何十年されていようとも。

 

それに引き換え、下手くそというのは、手先の問題だけではなく、経験も知識も手術にいかせない人と言いましょうか。。。やはり医者も専門がとても細かく分かれる時代ですから、向き不向きはあります。

 

ノーベル賞の山中教授も整形外科のドクターで、整形外科なんて、手術ありきみたいな科ですが(今は、専門が分かれて、手術だけではありませんが、当時は手術できて一人前という時代かなと)、その整形外科で手術が下手くそで周りから向いていないと言われておられたのは有名な話ですよね。ご自身でもよくインタビューに答えていらっしゃいました。

 

向き不向きがありますから、下手くそは医者が、何千件手術しようとも、ダメなものはダメです。

数も大事ですが、中身のほうがもっと大事。

たくさんやって、多くのことを学んで伸びる医者もいれば、てきと~にいい加減にやっただけで数だけ多いやつなんて、結構いると思います。

こういう人って、どんな職種でもいますよね。

 

で、美容外科の手術ですが、最低まずここだけ確認しろ!というポイントは、形成外科認定医があるかどうかです。

認定医をもっているから絶対大丈夫というわけでは全くないし、認定医なくてもうまい先生は確かにいると思います。

 

でも、美容外科医なんてたくさん今時いるのに、どうしてわざわざ、形成外科認定医じゃない医者に手術してもらうの?バカ高いお金を払って。

 

チェーン店出身の自称美容外科医は、大半が(90%以上?)、皮膚科医形成外科医ではありません。

医者であっても、医師免許はあっても、皮膚の専門家ではない。

 

かぶれて、ちょっと塗り薬頂戴、という話ではないですよ。

メス入れて顔切ったり、塗ったり、糸入れたりするわけで、よくそんな医者に、顔にメス入れさすよな~?!といつもびっくりします。

皆さん、チャレンジャーというレベルではなく、ほんとに何も考えてないんだな~と思います。

まあだいたいが値段に引かれて、ケチるからそういうところでひどい目に遭う。

そりゃそうだろう。

 

まず、そこのクリニックに、ちゃんと医者のフルネームと経歴が書いてありましたか?

出身大学はどうでもいいですが、一体どこの病院のどの科で研修しましたか?研修のあと、どこの病院の何科で形成外科医として勉強して来られましたか?

 

それがわからない場合は(載せていない。載せられないからです。形成外科医ではないから。形成外科認定医はかなり厳しい)、手術はお願いしない。

 

ここ、最低ラインです。死守するところ。

 

形成外科認定医ないのに、どこぞの「美容外科専門医」「美容外科認定医」とかついていたら、それはおかしい。

形成外科学会所属のほうの美容外科認定医専門医は、必ず形成外科認定医じゃないと受験資格がありません。

形成外科医としての基礎がないのに、美容外科は務まりません。

 

手術は、レーザーとは違うんです。

まして、手術の中でも、形成外科は特殊で、顔を扱うとなると、さらに特殊です。

他の外科医(脳外科、消化器外科、心臓外科、整形外科などなど)と全く皮膚の扱い方が違います。

 

私は最初に形成外科医として研修した時に、皮膚の扱い方を徹底して教わりました、

他の外科ではまず扱わないピンセットで、皮膚を擁護的につままないと、皮膚が挫滅します。

一般の外科では、皮膚なんて気にしていないので(中身である、腸や脳や心臓、筋肉、骨などが目的であり、大事なわけですから)、まあ扱い方は無茶クチャです。

手術のキズ跡がどうなろうが知ったこっちゃない。

形成外科研修をされた先生は、ちょっと気を遣ってくれますが、それでも形成外科医の持っているピンセットなどの手術器具は、自分の科には置いていません。

優しく扱うなんて、もう道具が違いすぎて、無理な話です。

 

美容外科のひどいところになると(格安チェーン店とか、チェーン店出身の何科かわからん得体のしれん医者とか)、元、内科医、麻酔科医、眼科医、精神科医などなど、メスなんて持ったことも皮膚なんて縫ったこともない医者が、いきなり患者さんで練習ですから、まあひどいもんです。

そんな集団ですから、皮膚を擁護的に扱うなんて教育、誰も知りません。

 

こちらは参考までに。

美容美容外科学会JSPASのHPです。

http://www.jsaps.com/

手術をお考えの方は、まずこちらで勉強を。病院検索にしても。

美容外科学会JSASは、全然違う団体なので、絶対にお間違いないように。

 

形成外科の中でも美容外科はかなり特殊な分野です。

美容外科医としての訓練も経験も必要ですから、認定医だけもっていてもダメですが、認定医が最低条件です。

 

レーザーと違って、メスを入れたら、もうキズ跡は消せませんから、安易にやるものでは決してありません。

戻せない、戻らないと思って、やってください。

 

すみません、今日もフェイスブックのコピペです。

 

 

うちの患者さんで専業主婦の方の割合って統計取っていないからわかりませんが、半分ってことはなく、何かお仕事されてる方のほうが多いような気もします。

おうちの事業を少し手伝っておられる方、自宅でお仕事されてる方、趣味でしてたことが少し仕事になってますという方様々です。
時間は短くても、何か社会に関わっていらっしゃいます。

本当の専業主婦の方はかなり少ないかもしれません。

本当に家事とご家族の世話とおうちのことをされている方。

家事とか家族の世話ってキリがないですよね。
終わりがないというか…。

仕事をしていると家事ができていなくても、仕事を言い訳にできますから(ホントはできたとしても)逃げ道がありますが、ホントの専業主婦だと逃げ道がないので、大変だなぁと思います。
(マジメにやれば)

専業主婦の方でも新聞も数社読まれてたり、本もたくさん読まれてたりと政治経済にもとても詳しい方もいて、お話ししてると勉強させて頂くような方もいます。
きっとおうちでご主人やご家族と、そういう話題がよく出るご家庭なんだと思います。
ご家族や新聞、本を通して社会とつながっているわけです。

ホントに何もしてません、毎日テレビ観てるだけです、ホントにヒマなんです、という方もいて、テレビもワイドショー。あとは週刊誌くらいが情報源。
一日家でボーッと横になってるだけ。
思想に老けるとかではなく、何もやる気もなく、ボーッとしていて、気付いたらもう夕方や夜で、家事も全然できていない…。

こういう方もわりといててビックリしました。

友達や近所の方とおしゃべり三昧、家事は手抜き、話題はワイドショーと週刊誌。
そういうのもどうかと思いますが、まだ人と接してますから、情報源に偏りはかなりあると思いますがまだいいです。

でもホントに一人の方もいます。
近所の方でも友達でも知り合いでも、誰かと話してたら、そこまでヒドいことにならなかったんじゃない?という方もいます。

仕事に向いていない方もいるので(職種や環境を変えれば全く何もないということはないと思いますが、探すのも大変ですよね)、全くの専業主婦というのは、これも一つの職業なので、それがいい方はされればいいと思うんですが、情報源がワイドショー(報道番組やNHKは観ない)と週刊誌だけって…。
そこまでヒマなら、本を読め~!と思います。

とりあえず何でもいいんです。
料理は毎日するわけですから料理本でも、流行りの小説でも何でもいいんです。
できればいろんなジャンルで、いろんな作家の方を読んだほうが情報が偏らなくていいんですが、手始めは何でもいいです。

それだけでも世界が広がります。
こういう世界もあるんだな~でいいんです。

ご近所付き合い、友達付き合いが苦手な方が無理する必要はないと思いますが、何かで外の世界とつながっていないと、かなり良くないと思います。

ところが、一日ボーッとして終わってしまった、という方は、もう本が読めないんですよね…。
字がたくさん並んでいるともうわけがわからないようで…。
大きな字で単純な言葉だけに反応する。
(お得とかキャンペーンとか、口コミ1位!とか、今流行ってますとか、根拠が確認できない宣伝文句)
あとは、感じのいい映像。

なので、すぐ騙される。
確かめないから。

昔は仕事していたけど続けられなくなったので(仕事できる状態じゃないから)、専業主婦になった、毎日ボーッとしてる、ドンドンヒドくなってる、やる気も起こらない…、家族の世話どころか自分の世話もままならない…。
自分の世話がやっと、ヒドい方だと自分の世話すらできない…。
なので、本なんか読めないんですよね。

こういう方を栄養解析すると、えげつない結果が出ます。
副腎疲労もヒドいことが多いです。
(副腎疲労の方皆がこうなるわけではなく、データだけで測れるものではないのですが、こういうヒドい方を検査すると、副腎疲労がほぼあったりします。
副腎疲労で今仕事をされている方は、ホントに大変で、副腎疲労が少しでも良くなれば、その方はもっと仕事ができるです。)

ホントの廃人みたいになる前に、なんとか気づいてほしいなと願います。

すみません、Facebookのまたしてもコピペになります。

なんか最近、なかなかブログに時間が取れないな~。

なので、Facebookのほうものぞいてみてください。

 

今朝のです。

 

以下コピペ。

 

先日シワタルミの相談で来られてアラフオーの方で、妊娠希望もあるかた。
ワタシのブログなどは以前から読んでると言われてますが、おかしな化粧品とおかしなサプリは飲んでいて、なんでこうなるかな~とよくあるパターン…。

 

気にされているシワタルミも目立たず、そこに何か(注射とか)するほうがよけいヒドくなるし、やるならスキンケアと栄養と全体のアンチエイジングならレーザーとかしてもいいけど、となり、全体の光レーザー治療と栄養解析をされました。
肌の状態から診て、栄養はむちゃくちゃ足りてないし、食事もひどい…。
結婚して約10年、人付き合いもなく、話すのはご主人と義母くらい…。
毎日テレビ観ているだけで、あまり外にも出ず、買い物にでかけるくらい。
話も全然かみ合わず、七万のレーザーはしてもサプリを買う予算はない、少しだけかいます(仕方ないから)、でも赤ちゃんはほしい、アラフオーです、まだ婦人科で何物検査もしたことなくて、そろそろ検査しないといけないのかなと思っていた。

 

おいおいっ!
って、もうどっからツッコんでいいのかわからないくらいですが、全部ツッコミました。
アンチエイジングもいいけどが妊娠はタイムリミットがあるから、ホントに赤ちゃん欲しいなら、先に美容よりも妊活(栄養も含めて)でしょ?!

 

それは患者さんも理解されて、アンチエイジングはスキンケアで頑張ることになりました。

 

血液検査はボロボロで、皆ぼろぼろですが?ずば抜けて悪いと、解析結果的がまだでも先に話を聴きに来てくださいとお電話します。
ちょうど電話しようと思っていたところに、顔に何かできたから診てほしいとついでにこられることになりました。

 

顔の何かは毛細血管が数ミリあって、朝起きたら出てたと言うもの。
確かに何かあるけど、そこまで気にするものではないし、もっと気にしないといけないことは山ほどある…。

こういう気にしすぎる、執拗に気になってどうしようもない、というのは、かなりの栄養欠損です。

 

前回から1週間、患者さんなりに食事頑張られたんですが、方向がかなりズレていて、あーあー、という経過…。
この栄養欠損では、サプリ少しではやっぱり泥沼から抜け出せないか…。

うちで栄養療法を頑張っている患者さんには、Facebookでグループを別に作っていて、そこで無料で相談できたり、もっとコアな情報をお届けしたりしてます。
それにも入っておられず、食事を変えたらなぁ必ず何かうまくいかないことが出ます。
いつでも相談できるための窓口にしてるわけですが、体調に何か良くないことがあっても、困らないというか、そのまま流してしまうので、次来たらドンドン軌道から逸れてしまっている…。
お金と時間が勿体なですよね。
特に妊娠希望の場合。

サプリはもう少し増やされました。
それでも足りませんが。

ちゃんとグループにも入って、食事もやり直し説明して、帰って行かれました。

…やっぱり無理かな…。

解析結果頑張る出て、前回から約2週間くらいかな、受診され、顔つきが見違えるようになってました。
目が違う!

グループには前回のあとすぐに入ったのは知ってました。
食事もいい感じに直されて、体調がすこぶる良くなってます。
テレビもやめて、外に散歩行ったり、近くの図書館で料理の本も含めていろいろ本読まれてるそうです。
話はもちろんかみ合います!

先生の言ってる意味がやっとわかりました、と。

栄養たりなさすぎると、ホントに頭にもやがかかっていてスッキリしないというか、それすらもわからなくなっている状態。
まさに泥沼です…。

助けようにも、ロープ投げてもソコまで届かないし、患者さん自ら手くらいは伸ばしてくれないと捕まえられません。
手をのばさない間は、こっちだよ~と呼び掛けるしかないわけで…。

どん底からは何とか自分で一歩を踏み出してほしい。

食事を変えて、ご主人も体調良くなったそうです。
(同じ食事ですから、ご主人も体調すごく悪かったはず)

泥沼から出て、エスカレーターに乗れました。
良かったです。

体調が良くなったので、サプリも頑張ると今回は多めに買われました。

来月は、きっともっと体調はさらに良くなるので、楽しみですね。
ホントに良かったです。

まだ妊娠という課題は残ってますが、いい軌道に乗れたのでひと安心です。
良くなればなるほど、サプリは減らすことができます。
そのまま続けていれば、高速エレベーターに乗るようなものですから、一気に良くなります。

ちょっと悪循環から抜け出しただけで妊娠できる方と、かなり上まで行かないと難しい方と、そればっかりは、最初の検査(数値)だけではわからないですよね。

栄養がドンドン足りると、体内年齢が若くなりますから、妊娠可能年齢も長くなります。
実際にAMHが良くなります。
ご希望の方は、うちでも検査できます。

でもその検査よりも、まずは食事です。

ちなみにこの方の以前の食事は、お菓子三昧でした。

 

患者さんから聞かれましたので、こちらに上げておきます。

 

年を重ねていくと、首に小さい茶色い(ほぼ肌色のこともありますが)イボができてきますね。

ちょっと触れるもの(少し盛り上がっている)もあれば、結構プラプラとちぎろうと思えばちぎれるものまで。

ざらざらしていると思ったら、全部イボの親戚なのか?これからイボになる予備軍なのか?!というものまで。さまざまです。

 

たくさん紫外線を浴びていたり(自覚ない方がとても多いです。要は、首に日焼け止めをきっちり塗ってこなかった)、皮膚に活性酸素が増えるようなことをたくさんやっていると、若い(20代)のに出てきたりもします。

遅いか早いかの違いだけで、いつか必ず皆出てきます。

 

でも、やっぱりあまり出ないほうが嬉しいし、出るにしても少なく目立たないほうがいいかと思います。

出るのも遅いにこしたことないですよね。

 

普通の保険診療にいくと、液体窒素と言って、ドライアイスみたいなもので、凍らせて取る、ということは保険でやってくれます。

ちなみにうちに液体窒素は置いていません。

 

これの欠点は、たくさんやっても保険点数は一定の数を超えると同じなので、まず皮膚科医が一度にたくさんするのを嫌がること(だって、時間かけてももらえる処置代金が同じ。しかも保険点数は低い、ようは安い)。

一個ずつきっちり凍らせていこうと思うと、結構時間がかかります。

なので、余計に嫌がる。保険制度がそうなっていますから、仕方ないです。

わがまま言ったらいけません。

 

軽く短い時間に、チョチョチョッとやって取れればいいですが、なかなかそう簡単には取れません。

ぎっちりきつくあてると、イボは取れますが、結構跡形が残ることがあって、ほんとにひどいのだと、色素沈着(茶色いシミ)どころではなく、瘢痕にまでなっているのを見たことがあります。

 

保険診療の目的は、「取ること」であって、「綺麗に」ということは入っていません。

うまく跡形なく取れることもありますが、そんななかなかうまくいくわけではないです。

 

保険診療でやってほしい方は、やっているところを探して行かれたらいいですが、決してわがまま言わないこと。

跡形が残ろうが、時間がかかろうが、一度に数個しかやってくれなくても、文句は言わないでくださいね。

美容医療でも自費治療でもないんですから。

 

あとは、電気灼焼と言って、電気メスで焼くのも保険が通っています。

ちなみに、うちに電気メスはないので、できません。

これは、電気メスを置いている皮膚科形成外科でないとやってもらえません。

 

これだと液体窒素よりも手っ取り早いですが、電気の熱が結構周りの組織にも伝わりまから、色素沈着やひどいのは瘢痕が残ったのも診たことがあります。

うまくいく時もありますが、思った以上に周りに熱のダメージが残ることがあります。

(もちろん消えないこともあります)

 

うちにあるのは、炭酸ガスレーザーのみで、保険診療では保険が通っていないのでできません。自費です。

 

電気メスではなく、炭酸ガスレーザーをレーザーメスとして使っていきます。

電気メスよりは周りへのダメージが少ないかと思います。

(使い方にもよります)

だからと言って、跡かたが残らないわけではなく、あまり首のイボを取って跡形が残った方を私自身は診たことがあまりありませんが、大きなものや深いものだと残ることがありますから、どんなイボであっても、全員の方に、キズ跡が残ることがあります、という話はしています。

(当たり前ですが)

 

首のイボくらいだと、痛みは我慢できる程度なので(大きさにもよります)局所麻酔をするかどうかですが、たくさんある場合は、たくさん局所麻酔も打たれるので(注射で1個ずつ)、それもちくと痛いし、麻酔なしでしてもちくっと痛いし、どっちがマシか?!という感じです。

その辺は、患者さんが痛がりさんかどうか、イボの大きさや数によってもケースバイケースです。

 

炭酸ガスレーザーで取った後は、擦り傷よりは深いキズ(キズとしたら浅いですが)になるので、完全に治るまで、

①しっとりさせておくこと

②紫外線カット

(こちらはしばらく。数か月は必要。でも基本紫外線でも誘発しているので、首の皮膚の老化が嫌なら、一生紫外線対策は必要です。隣の皮膚からまたイボが出るだけです。)

 

私は一応茶色いテープ(イボよりも一回りおおきければOK)を薬を塗ってもらって貼ってもらっています。

そうしたら、一応ウェットな状態が何も貼らないよりは保たれるし、紫外線カットにもなります。

 

でも、たくさんあると、テープと薬を渡しても貼らない方も出てきます。

 

貼らなくても跡形があまり残らず、一見綺麗に見えている方も多いですが、たまたまなのか運がいいからなのか(栄養状態がいいのと刺激が少なかったのが一番の理由ですが)であって、皆が皆綺麗になると保証できるものではないです。

特に栄養状態も悪く(栄養療法をされていない皆さんのことですよ)、スキンケアもちゃんとできていないと、特に跡になりやすいです。

 

なので、跡が嫌な方は、ちゃんとアフターケアを自分もするように言っています。

(やるかやらないかは、その方次第です)

 

1回で取れなかった場合は、当院には1年間の無料保証があるので、1年間は何回やっても(同じイボ)料金はかかりません。

ただし、3か月以上あけてやります。

 

注射(麻酔の)もレーザーも怖い!、そんなのやってられない、という方は、栄養療法と(場合により飲み薬も)とスキンケアとクリニック専売化粧品で実はよくなります。

 

たくさんある方の場合、お金も結構かかるし、やりたくないとか、もうほんとにキリのない方もいて、レーザーとか処置もやったらいいですが、同時進行でやると、本当の取れにくいのだけレーザーで、となるので、私も患者さんも楽ちんです。

 

実際、それで体のイボがどんどん減って、大きなのだけ残った方を診たことがあります。

その方は、結構キレイになりました。

胸~おなか、背中全体と若い頃に結構紫外線たくさん浴びられて、結構なイボだらけでした。

こちらはびっくり!

 

私も自分の首のイボがチラホラ出てくるお年頃になりましたが、自分の首は、ちょっと影になるのと、かなり見にくいので、炭酸ガスレーザーのような細かい手技のものは、さすがにようしません。

外れたら、痛いし。。

(外れなくても痛いですが、見にくい首のイボに1個ずつ麻酔するのも大変だし、飛び上がるほど痛いわけではないですが、いたっ!とビックリして手元が狂うと、違うところに当たる可能性もあり、リスクがまあ高い。そこまでして自分にやりたくない(特に首は。ちょっと外れてもOK!というほどのものでもない)。

 

自分の首にもやっていますが、結構いい感じです。

まだ取れないていないのがありますが、そんなに気にならないです。

 

栄養療法をやらずに、あるいはやっているけど栄養足りな気味の方の場合、クリニック専売化粧品の副作用をもろに受けるようで。。。

その周り周辺も含めて赤黒くなったのを何度か診たことがあります。

まあ最後には消えてましたが、消えるまでの時間がかかる方もいるし、副作用と言うか、合併症のほうが目立ってしまう方もいます。

(スキンケアができていない可能性もありますが、まあ栄養も足りない、と両方なのかもしれません)

 

イボは、皮膚の老化の象徴ですからね、イボが気になってきた、増えてきた、というのであれば、皮膚だけでなく、体も老化も心配されたほうがいいです。内臓の老化です。

そうやって体は知らせてくれているわけです。

 

 

 

 

 

 

昨日から東京に移動して、今日は虎ノ門ヒルズで、アラガン社主催のジュビダームビスタ®ボリューマXCのシンポジウムでした。

facebookでも先に少し書いておりました。

 

 

さて、ヒアルロン酸のシンポジウム終わり、帰ってきました。

 

こういう美容医療の、特に注入系の話題の時にいつも思いますが、若い子の顔と40代50代以上の顔は、どんなに頑張っても一目瞭然ですね。
当たり前ですが…。

 

ホントに若い子は顔に凹凸がない(そうでもない子もいますが)。
もう40代後半50代と年とってくると、ヒアルロン酸を入れてても入れてなくても、凹凸が隠せない。

ぱっと見、パンパンなようで、よく見たら(見なくても)、凹凸があり、それが老けても見えるのかも…。

 

男性の先生はあまり自分に入れてない方が多くて、顔に凹凸があってもよくある老化の凹凸なので、そういう意味では自然です。

 

美容医療の会場ですから、いつもの風景ですが、女医さんはヒアルロン酸を入れている方がかなり多いです。ボトックスも含めて。

 

私もそうですが、まあ自分の顔でいろいろ試して、効果の感じをみたり、経過も含めて実感したり、と勉強になることもとても多いです。

 

ただ、自分で自分の顔に入れるとなると、私もそうですが、鏡を見ながら逆手で、ものすごくやりづらい。。。

(逆血と言って、吸引をかけて血管内に針先が入っていないかどうかを確認もしないといけないので、皮膚も固定して、となんやかんややっている間に、針先がずれたりします。。

片手では注射器も押しづらくて(新品だった場合)、入ってほしい深さに入らなかったり、場所もずれたり、量も微量な調節はしにくかったりと失敗することもあります。

 

知り合いのドクターは自分でいれやすくするために、自動注入できる器械を購入されたりしてました。

なるほど!その手もあるか、と思います。

自己注入だったらね~。

 

結構注入入れていても、やはり40代50代となってくると、凹凸が目立ちますね。

特に痩せている女性だと、顔全体に入れるわけにもいかないし。。。

その凹凸までなんとかしようとすると、巨大なアンパンマンになってしまうのかもしれません。

 

特に、肉魚卵をたっぷり食べている方じゃないと、皮膚のコラーゲンもそうですが、皮膚が作れていないからペラペラで、余計に凹凸の目立つのかもしれませんが。。

 

もともと皮膚の薄いところに入れる場合は、浅目に入れる、深めに入れるとか、もう同じになってくることもあります。

 

顔って、ものすごく動く場所ですからね~。

ボトックスで止めまくっていたら話は別ですが。

たくさん入れた場合(たくさんの量には個人差があります)、そこだけが目立つこともあるし、難しいですね。

 

そう思うと、芸能人の40代50代以上の女優さん方は、アンパンマン丸出しの方もいますが、そうでない、若々しく見える大人の女優さんのレベルは、やっぱりスゴイですね。

 

女医だから、余計にやりすぎるのか。その辺は、実験もあるかもしれませんからわかりません。

 

入れすぎると、下に下がってくるし、見た目としては、崩れてんな~という印象になってしまいます。

『ただの老化」に見えないところが、人工的なものをしてしまったからかもしれません。

 

やりすぎなければ、私はとてもいいと思っているんですけどね。

 

ヒアルロン酸を入れる入れないに関わらず、原因は何であれ、凹凸があるのであれば、肌さえ綺麗に見えれば、少々のことは目立たなくなるな、と改めて実感しました。

 

 

ちょっと前の話ですが、ゴルゴラインも結構目立っている患者さんが、イベントに備えて、もうちょっと肌をキレイにしたいと言われて来院されました。

 

肝斑や顔の赤みと合わさって、かなりの色むらが目立ってました。

 

シミもシワもたるみも皆さん気になるお年頃ですが、両方の治療をすると結構お金がかかるし(したい方はされたらいいんですが)、どちらかを先に、と言われた場合、より気にされているほうからされたら?とアドバイスしています。

 

この辺が難しいところで、

「シミは化粧で隠せるけど、シワとたるみは隠せないから、シワ・タルミを先に!」という方と、

「シワ・タルミは出てても当たり前だけど(そういう年齢だから)、シミは許せない、肌をキレイにしたい!」という方と、

どちらもなるほど、と納得のいく回答です。

迷われている方には、この話をして、選んでいただくか、私の思うほうをやると言われたら、より目立っているほう、化粧しても目立っているほうから勧めています。

 

 

で、この方は、先に肝斑治療をされました。

栄養状態も良くなかったので(皆さん全員、私も含めて悪いのですが)、栄養療法も同時進行で行かれました。

初日に、栄養解析と光治療、スキンケアも食事療法もサプリも同時進行です。

 

1か月後受診されたら、なんかゴルゴラインが浅くなってる。。。?気のせい・・?という感じで、患者さんも浅くなっているのを実感されていたそうです。

(これは前にも書きましたよね? ちなみに、やった光治療は、たるみ、もちろんゴルゴラインには効きません))

スキンケアと食事を頑張られたのと、サプリもうまい具合に効いてきたんですね。

もちろん、顔のまだら感もかなり薄くなり、肝斑も結構薄くなりました。

 

それから、数回肝斑治療をされて、すっかり色むらはなくなりました。

 

イベントの1か月半ほど前だったか、2か月前だったか、ゴルゴラインが良くなったとは言え、口元のたるみ、法令線もちょっと目立ちます。

顔のトーンが綺麗に均一になってきたから、余計かもしれません。

今までの栄養不足で、ちょっと法令線~口元のたるみが目立っている方でした。

 

「イベントが近づいてきたけど、法令線とかたるみはもういいですか?」とお聞きすると、「綺麗になったから余計気になってきた。。」と言われて、確かに、他のところが気になってきますよね。いいことなのか悪いことなのか。。。

 

ちょっとはやりたい、でも少しでもお金をかけずにより効果的に。

 

で、うちのタイタンとボリューマXCというヒアルロン酸を1本だけお勧めしました。

(うちでは、ヒアルロン酸は結構使っても1本です。2本目は、1本目で全然足りない方以外(顔中やりたいとか、よほど皮膚が余っていて、ブルドッグみたいにシワとたるみの目立っている方なら、様子を見ながら2本目に行きますが、どんどん入れちゃうと、いきなり顔が変わったり、アンパンマンになりやすいので、私はあまり入れない派です。

どうしても足りないと言うなら(私がいらないと思っているけど)、せめて数日は置いて、冷静になってから、2本目行くように言っています。

 

タイタンの後に、ヒアルロン酸1本入れられて、結構jいい感じに仕上がりました。

 

それから1か月半くらい?ちょっとたって(2か月は経っていなかったかと)、イベントも終わり、肝斑治療の再開で受診されました。

 

。。なんか顔がとても小さい。。

お痩せになられましたか?

(もともとやせていらっしゃるので、これ以上痩せるのは良くない。でも、栄養療法で体調順調だったので(それくらい、食事も頑張っておられるので)

 

「いいえ、痩せていなんですけど、顔がとても引き締まって!」と嬉しそうに言われてました。

 

とてもいい感じです。

最初のシワたるみとは全然違うし、自然なので、kろえは絶対にばれないですよね!

(イベントでもばれていない)

良かったです=。

スキンケアも栄養もガ頑張っておられるので、まだまだ持ちますよ~。

 

さて、つい先日初診の方で、ゴルゴラインのご相談ですが、2か月前に、某問題の格安チェーン店美容外科でゴルゴラインにヒアルロン酸を注入された方で、もう出てきたから、そんな頻繁に入れるのは嫌だから、他に方法はないですか?というので来院されました。

 

確かに、栄養状態はとても悪そうですが、2か月前に入れたところ? うん? どこに・・?

触ってもわかりません。

(もちろん、パッと見、2か月前に入れたようには見えない。。。)

 

どこに入れたんですか?

 

「麻酔されていて、覚えていない」

 

麻酔?覚えていないような?たかがヒアルロン酸で?!

(局所麻酔じゃなくて?!)

 

お金を払って、笑気麻酔をされたそうです。。。

 

笑気麻酔って。。。

いらんもん、吸わすなよ。。。ヒアルロン酸でしょ。。?

ボーっとしている状態で、途中や最後の確認って、する気ないってことですよね。。?

ヒアルロン酸なんて、かなり仕上がりに好みが出るところなのに、こっちの好き勝手やっていいわけ・・?

最初から確認する気がゼロですかね。。ゼロなんでしょうね。。

 

しかもあとあと聞いてみうると、2本も入っているとのこと。

 

2本。。?2か月前ですよね?!

どこに。。。?

 

ヒアルロン酸の種類は聞いていませんか?

 

「覚えていません。(聞いたのは聞いたようですけど。。笑気麻酔されていたら、覚えていないかも。。)

 

なんで、もうこんな減ってるわけ。。。?

2か月前に2本も入れて。。?

(この方は、引っ張り上げたり、マッサージなどはされていませんでした)

 

一体、何を入れられたんだか。。

 

値段につられる方って、結構多いですよね。

値段も企業努力でできることとできないことがありますから。。。

安かろう、悪かろうで、ずば抜けて安いのには、なにか裏があります。

カウンセに行くことがダメとは思いませんが、すぐに考えなしで流されてしまう方は、要注意です。

 

 

 

こちらもfacebookで反響の大きかったのをコピペしておきます。

すみません、まだ今日は仕事が残っているので、コピペです。

 

 

妊娠したとなると、これまた栄養たくさんいります。
だって二人分ですからね。

 

最初肉眼ですら見えない大きさの受精卵が10ヶ月ほどで、人間の赤ちゃんの大きさまで育つわけですから、ものすごい細胞増殖しないといけないわけで、細胞分裂もそのあとの分化誘導(細胞の成長)もスムーズにいく必要があります。

 

なので、栄養はいくらあっても足りないんです。
奪われた母体のこともありますから、赤ちゃんも元気!お母さんも元気!となると、必ず二人分いります。

 

栄養療法をされていて妊娠された別の患者さんですが、たくさんのいろんな栄養素が必要となるんですが、ある日「ビタミンAは妊娠したら摂ってはいけないと聞いた(ネットに書いてあった)」と言われました。

 

 

はい、これ大ウソです。

ヒドい場合だと、管理栄養士と名乗る輩が、「妊娠したらビタミンAを摂ってはいけない」と堂々と書いてあって、国家資格返上しろ!と言いたくなります。

 

厚労省の国民の栄養の摂り方の見解のところに、「妊婦は過剰には摂らないように(サプリ含む)」という注意書きがあるだけで、「摂るな!」なんてどこにも書いてませんよ。

 

じゃあ過剰ってどれくらい…?

 

毎日1kgレバー食ってるとか?
それは食べ過ぎというか、栄養素片寄りすぎでしょう。
毎日1kgも食べてたら、他のもの全然食べてないってことでしょうし。
量ではなくて、それこそ「バランス」ってものです。

 

昔、合成のビタミンAのサプリを飲んでいる妊婦さんから先天異常(昔で言うところの奇形)の赤ちゃんが生まれて、それからビタミンAの過剰(サプリで飲んでたから)は良くないとなったわけです。

 

ところが、これ話に続きがありまして。

 

妊娠出産となると、ある一定の確率で、先天異常(発達がうまくいかなかった)の赤ちゃんは出ます。
人間に限らず、すべての生物、生物だけにも限らず、すべての生産されるものにおいて、避けられないことです。
確率が高いか低いかが問題になるわけです。

 

ビタミンAを摂っているお母さんのグループと、摂っていないお母さんのグループを調べてみると、摂っていないお母さんのグループのほうが先天異常の確率は高かったんです。
事実は真逆です。

 

コレステロールの時と同じで、草しか食べないウサギに卵10個も20個も食わしたら、そりゃあ血管詰まって死ぬっちゅーねん。
それから卵ダメ~!となっちゃったんですね~。
そもそもこの実験、なにがしたかったんだか…。

 

そういう質の悪い都市伝説が常識であるかのように世の中いっぱいあると思います。

 

ビタミンAを心配されていた患者さんにその話をしました。
その方は、研究職の方なので、「細胞の分化誘導にAが必ずいるでしょう?」と言うと、あ!絶対にいりますね!と気付かれました。

 

医者もそうですが、オーソモレキュラー療法(分子整合栄養医学)の基礎は、すべて生化学の本に載っている当たり前のことなんですよね~。
でも、生化学の勉強したときには、実際問題につながらないです。ただの化学の勉強で終わってしまっているんです。

 

その方も安心して、レバー召し上がられました。
今月出産のはず。
食事はすごく頑張っておられました。サプリも無理ない範囲で飲まれてます。
経過はものすごく順調で、お母さんも赤ちゃんもすごく元気です。
もうすぐ初対面ですねえ。
楽しみですね~。

 

 

 

 

facebookで反響の大きかったのとコピペしておきます。

 

以下、コピペです。

 

少し前ですが、シミの相談の初診の方で、予約時に不妊治療中ですと言われました。
(予約の際に、すべての病気、病院受診歴を聴きます。生まれたときから全て。栄養療法をしない方にも全員です。皮膚と体は一心同体ですから、同じ運命をたどります。特に不妊治療中は言わない人もたまにいて、そのくせ薬を飲ますような処置はしたがるし、自分では問題ないと思っているから手に負えません。こういうことが発覚したら、処置は一切お断りです。妊娠甘く考えすぎ。妊娠よりも自分のシミが優先なんだから、薬飲もうが関係ないんでしょう。また無知すぎるのと。)

 

不妊治療中の方って結構多いです。

 

そしたら、○日後に受精卵子宮に戻す予定と言われ(栄養療法希望ではない)、その受診の前か後にうちに来るか悩んでおられたので、

そりゃあ~、ウチでしょう?!早く栄養療法しないと!と思っていても、電話で言えませんが、前がよろしいかと、と2日前に来られました。

 

持参者して頂いた検診結果や今までの体調や経緯(皮膚も含めて)、肌の状態、どれをとっても重度の栄養失調です。

それは妊娠は、神様が許可出さないよ、危ないから(母体も赤ちゃんも)。

 

まずスキンケアですね。
レーザーとかダメじゃないけどもし妊娠したらどのみちしばらくお休みだから、そちらは様子みましょう。
それよりも、シミのためにもだけど、受精卵子宮に戻すなら、妊娠をうまくいかせるためにも、今回もしうまくいかなくてもまだ若いから、次の妊娠のためにも栄養療法すぐに始めたほうが良いと説明しました。
(検診結果などから、受精卵戻してもこれ維持できないよな…と思いましたが、もう決まっているわけで、絶対できないのか?!と言われたら、そこは言い切れるものではないし、私から止める権利もありません…。もう少し栄養つけてから、せめて戻すなら…、もう少し早く受診されていたら(卵子取る前に。できればそれよりももっと前に。))

 

もう時間がないから(2日後)、私ばっかりあせって話をしてましたが、患者さんの答えは、「妊娠よりもシミのほうが大事。私がそこまで妊娠したいわけじゃないから。」

 

そこまでお金払って、大変なことしてるのに?!

 

えっ?!
でも、受精卵戻すんですよね?!
お金もすごくかかってるでしょ?!

 

「親が出してるから、私には関係ない」

 

…子供を作るということは、夫婦だけの問題じゃないこともあるので、ご家族によっては複雑ですね…。

 

シミに良いなら、栄養療法もサプリ飲みたいとすこし買われました。血液検査もしました。

 

シミ優先で出すサプリと妊娠優先で出すサプリは、似てるようでちょっと違います。
特に限られた予算の中から選ぶ場合は、ガラッと変わります。

そこまで患者さんがおっしゃるので、散々悩みましたが、妊娠にも悪くないけど、シミのためのサプリにしました。

食事指導はしてますが、どこまでされるかは患者さん次第なので、2日後には間に合わないよな…かなり必死じゃないと…。

私ではどうもできません。

 

血液検査の結果は、7~10日ほどで出ます。
それから溝口先生に依頼するわけですが、あまりにも結果がヒドい方(皆さん悪いけど、ずば抜けて悪いとか)、病気で完全に引っかかっているとか、そういう場合は、その時点でお電話して、先に話を聞きに来るように言っています。

 

その方も予想通りの結果で、不妊に典型の、これは妊娠できないなという項目も引っかかっていて、でも他の方と比べてずば抜けて悪いわけでもないし、もう受精卵戻した後(もどせてないこともあり)で流れてるかもしれないから、そこに呼んで、妊娠できないのはこういう事情で、とすぐに言うのもどうかと思うし、患者さんの目的はシミ治療なので、電話はしませんでした。

 

解析結果がそれから2週間ほどして出ます。
検査して約1ヶ月。

結果が出たら、全員にお電話します。

 

お電話すると、

「妊娠しましたっ!
先生のお蔭ですっ!」

ととても嬉しそうにおっしゃって、とても喜んでおられました。

 

今まで妊娠がうまくいかなかったから、すこし投げやりになっておられたんですね。
期待しないように。
期待して、できなかったときの絶望というのは、どんどん希望を奪いますから、そうなることもありますよね。

やっぱり赤ちゃん欲しかったんだ。
ホントに良かったです。

 

でも、検査結果が!

 

妊娠したとなると、一刻も早く治療開始しないと妊娠維持にはかなりやばい項目が引っかかっています。
また焦る私。
それも電話では言えないので、妊娠したなら早めに受診してくださいと、早めに来られました。

 

その引っ掛かった項目は、保険で治療できますから、説明して、もうその場で薬飲んでもらいました。

 

前回の診察の後、食事をむちゃくちゃ頑張ったそうです。
サプリは少しでしたが、患者さんの頑張りで受精卵も着床して、胎嚢が無事確認されたそうです。
今のところ順調。

まだまだ余談は許しませんが、とりあえず一安心。

 

この薬は絶対に欠かしちゃいけない。不育症になるので、流産のリスクがむちゃくちゃ高くなる。
安定期に入っても早産のリスクが高くなるから、必ずきっちり飲むように。毎月採血も必要ですから(保険でいけます)と説明して、サプリも増やされて、まだ油断は出来ないので、食事ももっとがんばるようにお伝えして帰って行かれました。
→続く

 

続きますが、先に結果だけ。
心拍も確認され、赤ちゃん元気に今も育ってます。赤ちゃんはとても順調です。

 

明日って、もう今日ですけど、取材を受けます。

 

私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」を読んでくださった方が、内容に興味を持ってくださいまして、私が本当にあれだけ(本の中で出てくる量)を食べているのかどうか、私の普段食べているものの取材でございます。

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まだ詳細は内緒ですが、決まりましたら、また皆さんに告知させていただきますね。

 

第2弾肉食ブーム到来か?!と思っておりますが、以前よりはお肉(も卵も)食べていいんだ!と知ってくださった方(特に女性)は増えたように思いますが、まだまだですね。。。

 

一番お肉や卵(もちろん魚も)たくさん食べないといけないような方が、まだまだ「お肉は体に悪い」と信じ切っているので、そこをなんとか流行りではなく、食の常識としてもっと広まってほしいですね。

 

肉食べなくても、魚(魚介類)山ほど食べていればいいんですが、肉食べない方は、魚もいうほど食べません。。。

食べても1日1切れとか、よく食べます!と言われてもせいぜい1日3切れ(毎食に1切れ)とか。。

全然足りません。。。

 

もちろん野菜も食べなきゃいけません。

 

これだけブログやフェイスブックで、野菜も食え!と言い続けていても、栄養療法されている患者さんでも、ほんっとに全然っ、野菜食べていません。。。

生野菜もとても少ない。。。

どうも動物性タンパク質をたくさん食べると、野菜が入らないようで。。

ということは、きっとその食べたタンパク質も消化吸収されていない可能性大。

肉魚卵食べた後に、野菜くらいばしばし入らなきゃ~。

 

とりあえず、一度に食べずに小分け食べをしましょう。

野菜料理はまとめて作っておいて(サラダも)、合間に食べるのでもいいんですよ。

1日トータルで考えましょう。

 

1日で無理なら、数日間トータルで。

 

土曜日くらいから緊張して(ちょっとハードスケジュールだったから)、日曜日はまた空腹時血糖値上がっちゃったし、う~ん。。。です。

日曜日は、サプリとココナッツオイル、MCTパウダーでかなり助けてもらいました。

(お昼は和食のお弁当いただきましたが)

夜はお豆腐にしたかな?(イワシ節はかけています。動物性のものをほんの少しでいいから必ずプラスしてください)

 

月曜日、胃腸は本調子だったと思いましたが、それでも朝は慎重にサプリとココナッツオイル、梨少し(熊本のほぼ無農薬栽培の奇跡の梨が届きました!)です。

 

お昼に、イオンのローストビーフと納豆食べたのに、しばらくしたらおなかがこなれたので、追加でなんか(たんぱく質)を食べたんですよね~。

それからまた調子悪い。。働かせ過ぎかな?

 

取材ということもあり、緊張しているのもあります。

 

その前に、顔にも体にもいろいろやりたかったですが、時間切れとなってしまいました。。。

ううう。。。

写真ってね=。太って見えますよね。。。

ただでさえ太いのに、これ以上に膨らんで見えるなんて。。。

健康そうではあると思いますが。。。見た目は栄養満点ですかね。ブタさんなら食べごろかと。

まあ仕方ないですね。これが現実ってやつです。

女優jさんでもないしね。そういう取材でもないし。

 

今日は、もうちょっと読んでおきたい資料(と言っても、前に読んでるんですが、忘れていることもあるし、確認も兼ねて)で軽くお勉強です。

 

もうちょっとだけ頑張ります!!

(これがモデルさんや女優さんだと、明日のために早く寝よう!となるところですが、私の場合はまあいいでしょう。。ほんとは寝たいけど。)

 

facebookのコピペですみません。。。Facebookだと、移動中に書けるのと、今日は久しぶりに起床時から血糖値が高く(糖質食べたからではなく、自分ではあまりしたくないスケジュールだったので副腎がストレスホルモンを出しているわけです)、日中もそれほど血糖値が下がらず、うう~ん。。。と疲れた日でした。

学会終わって、帰る頃から血糖値下がり出し、もう全然おなかが空かなかったんですが、家に着く頃から急激におなかが空いてきて、でも胃腸の調子はまだ本調子じゃない。。

早めに寝ましょう。

 

以下、コピペです。

 

今日の学会で、部分痩身の話があり、脂肪を凍らせて脂肪を減らす機械を持っている先生が、欧米で一番売れているという話をされてました。
アジアでもしかり。

脂肪を凍らせて、自殺してもらうわけです(アポトーシスと言います。脂肪吸引とかは、吸うと言いつつ、破壊もして殺すので、ネクローシスと言います)。

 

アポトーシスをするのは、この凍らせるのと、うちにあるトゥルースカルプのような熱による作用のものです。
凍らせるのか温めるのか、それぞれの機械でも特徴があるので、適応部位などによっても好みによっても違います。

 

私は、女性の体は冷やすな!と思っているので、凍らせることはしたくないわけですが、じゃあ欧米人や他のアジア人の女性はどうなのか?

 

日本人以外は、肉たくさん食べてますからね~。女性の栄養状態が全然違う。
(だから、欧米人のデータをそのまま日本女性に当てはめても意味がない。全然違う個体と思ったほうがいい。同じ人間でも。)
他のアジア女性でもそうです。

先進国やアジアの美容医療をされるくらいの経済力がある方は、ごく一部の瘦せすぎをのぞいて、日本女性が1番の栄養失調、ワースト1です。ダントツでしょう。戦後よりも栄養状態が悪い。アフリカの食料支援される国の方々よりも悪い人も多いです。

肉食わないし、かといって魚たくさん食ってるわけでもない。冷え性になるのは当たり前です。

 

凍らせるのはね~、しばらく氷を体に貼り付けておくようなもんですから、むちゃくちゃ冷えます…。

 

日本男性は、好みでされたらいいですが、最近男性も肉食べずに糖質ばかり食べてて冷え症の方が増えてます…。
ああ…、日本はこのままだとホントに滅びますね…。

 

冷え症の男性にもオススメしません。

男性の場合は、皮下脂肪が付いている方は内臓脂肪もっとありますから、そういう意味では、内臓脂肪も分解してくれる、温める機械のほうが(もちろん女性にも。痩せてる女性で、内臓脂肪は結構あるというかた、実は多いです。糖質の処理ができるほどの栄養がないから、内臓脂肪に変わりました)、オススメです。

 

ただ、ホントに効く機械は、溶かされた脂肪が血管内にも入ってきますから、年齢、状態に寄ったら血液検査してからでないと危ないことがあります。
40歳過ぎてたら、絶対ではないですが、検査で確認してからでないと、トゥルスカやらないこともあります。
40未満でも、あまりにもひどい内臓脂肪の場合は、検査してからですね。
特にお腹に当てるとき。

 

内臓脂肪は分解早いですから、効くということは、リスクがあるということです。