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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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美乳のつくり方

テレビ番組で、バラエティですから話半分以下に、というか、笑ってはい、おしまい、と観ないといけないと思いますが、美乳のつくり方やってましたね。

 

インパクトがあるのが、テレビ的に受けるから取り上げがちですが、それが正しいこととは限りませんから、そのまま信じたら、あとで困るのは自分ですよ。

 

まず、綺麗な形のおっぱいは、おっぱいの形にあったブラジャーをちゃんとつけてあげることがとても大切です。

脇肉集めんのもいいですが、それよりもおっぱいの形を潰さないようなブラジャーを選ぶことと、締めつけすぎるブラジャーはとても良くなり。形が崩れるだけではなく、血流も悪くなります。

もちろんリンパも。

 

特に胸の大きい方は、重力に負けないように支えてあげるというブラジャーがとても大切です。

 

ほんとに乳腺しかないのであれば、絶対につけて!とまではいいませんが、少しででもおっぱいがあるなら、垂れないような工夫が必要です。

 

前にも散々書きましたが、おっぱいは垂れたら終わりです。

もとに戻せません。

 

おっぱいは、言ってみたら、雲のような細い糸で吊っているだけです。

女性のおっぱい=大胸筋 、ではないので、大胸筋(おっぱいの下の筋肉)を鍛えても無駄どころか、おかしな胸の形になります。

 

ボディビルダーの胸ってわかります?

胸板厚いですよね? 大胸筋の形がもろにわかりますよね?

あれを鳩胸と言うんでしょうか。。

その大胸筋の上に乳腺がちょっことのって、乳首を飾ってできあがり、っていうふうにはなりません。

 

それはいわいる女性のおっぱい【美乳)ではありません。

 

昔ワコールの方が言われてましたが、ジムやテレビで、「バストアップ」と称して、大胸筋をはじめとした筋肉を筋トレさせ(昔も今も同じ)、しっかり目の大胸筋に乳首と乳腺があります。

想像してみてください。

 

この形にあうブラジャーはないそうです。

(そりゃそうだ。)

 

ジムなどで言われる「バストアップ」は、「胸囲アップ」であって(筋肉を鍛えて、胸板厚くするため)、女性のみなさんが思っているバスト(おっぱい)のサイズアップや、垂れた胸を上向きにアップさせるものではありません。

科学的におかしい。

 

またその上から、マッサージと言って、おっぱい揺さぶったり、おっぱいそのものをマッサージしたり、ぶんぶん振り回したり。。

 

おっぱい周りのマッサージはとてもいいと思います。

リンパも流れて、血行がいいにこしたことはありません。

 

でも、おっぱいそのものをマッサージすると、おっぱいを支えているクーパー靭帯、切れますよ?

切れたら、終わり、というか、上向きには戻れないかま。。。

 

今日観たのは、背中やデコルテをつねるという代物。。。

しばらくせんでも、つままれた皮膚は真っ赤かでした。。

(そりゃそうだ)

 

つままれる刺激が一体どういいのか、よくわかりませんが(適度な刺激で細胞が活性する、ということはないことはないと思いますが。。。)、あんだけ皮膚真っ赤っかにして、からだは「止めて!」と訴えているのに、無視かよ!と思います。

 

医療って、あんまり気持ちよいことってないんですが、医療以外で(医療でも)、気持ちも良くない、痛い、などのメリットと、実際の実感できる効果も含めてのメリットと、肌への影響(デメリット)とどっちが大切か、どっちがやる価値があるのか、など判断した上で、やるのかやらないのかを決めます。。

 

メリット勝っているんでしょうか。。。

科学根拠を教えてほしいものです。

 

テレビ番組の紹介をみて、そのまま信じるほうが悪いというか。。鵜呑みは止めましょうね。

 

ちなみに、おっぱいを大きくして、美乳にするには、

①肉、魚、卵などの動物性タンパク質をたくさん摂っていること。

良質の女性ホルモンをバンバン作りましょう。

 

②糖質だけいきなり食べない。糖質の割合が1週間で6割超えている方は要注意。

 

③体にあったブラジャーをきっちりする。

 

とりあえずこの3つは、やってみてください。お金無茶クチャにはかからないから。お手軽です。

 

 

 

 

カテゴリ:

エイジング, 栄養・食事