プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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Facebookに今朝書きました。

昨日のブログの続きです。

以下、コピペ。

 

昨日ブログに、シワを抑えるボトックス注射の話を書きました。

 

ボトックスこわい、やりたくないという方の中に、「不自然だから」「あんな顔になりたくない」という方がとても多いです。

 

ボトックスやらずに、その方の気になっているところが解決すれば良いと思うんですが、それはボトックスじゃないと難しい…ということも多いです。

 

ボトックスで「あんな顔」と言うのは、まあ打ちすぎと、ボトックスだけで「あんな顔」になったのではなくて、ヒアルロン酸もパンパンに入っているとか、フェイスリフトで思いっきり引っ張ってあるとか。いくつものやり過ぎを重ねてられて「あんな顔」になったわけです。
いくつものやり過ぎを重ねてられていることが多く、悪いのはボトックスではなくて、重ねたすべてが度を越しているからだと思います。

 

女優さんでも素敵に見える方も、実はさりげなくボトックスされていると言うのはよくあることで、完全に止めるのではなく、力を弱めるとか、ボトックスだけではなく他のことも(スキンケアやレーザー、食事、運動など)気を付けておられる賜物かと思います。

 

 

全く顔の動かない人形になりたい方はともかく、自然な感じならやりたいんだけど…と思っておられる方は、行ったクリニックの先生やスタッフの顔を見ましょう。

 

男の先生だと自分には興味ないからとあまりされていないドクターも多いので、その場合は、スタッフを見ましょう。

 

どこまでシワを止めるのかは、好みの問題にもなりますから、スタッフ一人だけ(数人?)たまたま顔が動いてない、シワがないこともあるかもしれませんが、医者をはじめ、スタッフも全員顔がパンパンとかどこにもシワがないとなると、多分その医者の好みがそうなのかなと思います。

 

その医者に、自然な感じにお願いします、と言ったところで、感覚が違うかもしれませんね。
「自然な」の価値感が。

 

例えば、うちに来て、「シワ全部止めてください」と言われたら、「すごく変ですよ。やってます感バレバレですよ」とかなり言って止めさせようと思いますが(私はそれをちっともキレイとは思わないから)、そうことをいう方は基本そんなのは気にもしてないし、話して分かり合える二人ではないです。次元の違う世界にいるから。

 

でも、医学的にすること自体には問題なく好みの問題だけの話であれば、やることが患者さんの要望を満たすわけです。

 

それでやったとしましょう。

 

私なりに普段打たないところにもいろいろ打つしかありませんが、それでも全部のシワを止めるようには打たない、打てないと思います。
根本的に「こんなのやったら、いかんやろ~」と思いながらするから、やり切ることができないでしょう。

 

なので逆に、そういう顔にしたい方は、そういう顔の先生にしてもらわないと価値感が一致しないので仕上がり感に不満が出ます。

 

診察カウンセ中に、その先生の表情やシワが出るのか、不自然かどうか(自分にとって)を観察されて、話はちゃんと聴きましょう。
メリットデメリット、副作用などちゃんと納得した上でされてくださいね。

 

ボトックス注射は必ず切れて元に戻りますから、もし思っていた顔と違っても必ず元に戻ります。

ただ下手すると数か月は我慢することとお金は戻ってきません…。

納得の上でやってくださいね。