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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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老化と顔の凹凸

前にも書きましたが、自分の顔を鏡で見たり、テレビでいろんな年齢の女性・男性の顔を見ていてよく思うのが、やっぱり凹凸ってないほうが、若く見えるな~ということです。

 

法令線、ゴルゴライン(頬っぺたの真ん中に入るハの字の形の凹み)、目の下のくぼみやふくらみ、フェイスラインのもたつき(特に口回り)。。

 

あと、あまり皆さん気づいていませんが、コメカミのところの凹みですね。。

頬骨の外側。頬がこけていると言われるところ。

 

痩せている方は、20代でもこの辺の凹み(というか、骨の形)が出る。

 

骨(ガイコツの形わかりますか?)の上に、筋肉と脂肪と皮膚がのっかいてるわけですが、痩せすぎの方は、皮膚も筋肉もペラペラに薄く、最大の若さの象徴である脂肪があまりない。。。

 

そうなると、たとえ20代であっても老けて見えたり、疲れているように見えたり、元気そうに見えなかったり。。

 

どの部位もそうですが、誰にでも出てきます。

多少早く出るか遅く出るか。。

まあ、遅いに越したことないんですが。。

 

 

実はそれ以外に、結構早くから出てくるのが、おでこの凹凸です。

 

やはり眉毛が動くというのが、ネックというかポイントです。

 

眉間をしかめるのも、眉毛を上に上げるのも、眉毛周りの筋肉がメインに動くんですが、顔の筋肉って、全部つながっていますから、周りの筋肉も一緒に動いたり、動きが悪いところの代償的な動きのために発達したりと、独立しているものではないんですよね。

 

 

オードリーヘップバーンさんが、片方の眉毛だけ高々と上げている写真、覚えていらっしゃいますか?

 

あれ、写真の時がまだとても若いからいいんですよね~。

 

実は私も若い時から眉毛を片方上げるクセがありまして。。

高校生の時に気付いたのは覚えています。

中学の時はどうだったかな。。。

 

あと、眉毛もすっごい太くて、バブルの時、太っい眉毛流行りましたよね。あれ、地毛で十分いけてお釣りが来るくらいでした。

大学生のころから眉毛抜いたり、剃ったりして、多分、最初の半分くらいの細さにまでしたかもしれません。。。

 

それから何年かしたときに、片方だけ上げるほうの眉毛の上に、ボコッと凹みがあって、眉毛の上を剃りすぎて、もともとの眉毛の位置がおかしくなってる!!もっと下を剃らなきゃダメだったんだ!と焦ったのを覚えているくらい、当時20代前半でしたが、もう眉毛の上が少し凹んでました。

(今度は、眉毛の下ばっかり剃って、目と眉毛の間がどんどん空いていくと、間延びしたような顔にならないか?!と気付いたのと、片方の上げる眉毛にばかりかまっていて、気付いたら左右形や太さが違うようになっていて、もう触らないでおこう。。。と反省したのが大学生最後の年くらい。。。

(医学部は6年間大学に通います。

ちなみに、眉毛を剃るのは、やはり上はあまり剃らずに下側を剃ったほうがいいです。

眉毛のすぐ上のところに、神経があるので、その神経の位置を確認するのに眉毛がとても大事だったりします。

まあ眉毛が仮になくても、動かせばある程度わかりますが、確認されなかって、そのままもし手術とかになると、ミスされやすいかもしれませんしね。。)

 

実際は、眉毛の位置も多少おかしい(剃り方がおかしい)とは思いますが、

ようは眉毛を上に上げ過ぎていて、眉毛を上に上げる筋肉を筋トレしているわけです。

どんどん筋トレの成果が出て、その筋肉がでっかくなるので、ますます力も強くなって、すぐにまた上げちゃうし、でっかくなった分、外からみたら膨らみが見えるし、今度年いってくれば、年数がたてばたつほど筋肉は太くなるし、それを隠してくれる脂肪や皮膚が薄くなってくるから、余計に目立ってくるわけです。

 

これが嫌で、昔は何回かその部分にボトックス注射をしましたが、そこにしっかり打つと、眉毛が下がります。

眉毛が下がったら、上まぶたも下がります。。

もっと上まぶたに左右差が出るわけです。

 

でもそうやって筋トレを止めないと、ますます筋肉がでかくなっちゃうしジレンマで、その部分だけマイクロボトックスしたりもしましたが、すぐに切れるし、物足りないと思って少し増やすと、まぶた落ちやすいし。。とちょっと厄介な場所です。

 

そして、眉毛を上に上げる方は、おでこの筋肉を使っているのがほとんどで、必ずおでこに横ジワができます。

アコーディオンカーテンをたたむみたいなもんです。

 

 

で、これまた私も眉毛を上げて、おでこにしわがよるクセがありまして、これは多分、小学生高学年くらいか中学生早々には気づいていました。

 

なんかサルみたいで嫌だ。。と前髪で隠していましたから。

 

20代の若い子でも、お肌乾燥肌だと、眉毛を上に上げるクセがあると、やはりおでこに小じわが残っていきます。。

鏡餅のひび割れみたいなイメージで、後から保湿剤塗っても、もとにどんどん戻らなくなっていて、小じわが定着してしまうわけです。

だって、また毎日続くわけですから、アコーディオンカーテンをたたませるようなことが。

 

で、これも年行けば行くほど、折りたたむ回数は増え、筋トレはず~っとしてきているわけですから、その筋肉の太さがまたもろに出ます。

おでこの小じわとともにはっきりしてきます。

 

スキンケアと食事栄養とでの予防がとても大事ですが、予防始めたからと言って、おでこや眉間のシワや凹みがなくなるわけではないんですよね~。

 

筋トレの力を弱くさせたり、なくしたりすることはとても大事ですが、顔の表情筋だけは、まあ止められません。。自然なものです。

 

そこで登場するのがボトックスやヒアルロン酸注入などの美容医療で言うところ。、

 

注射する時間もなかなか取れなかったので、おでこ・眉間周りの凹凸が結構目立っていると自分では思っています。

 

さすがに私もそろそろやらなきゃな~と焦ってきました。

 

顔の凹凸は、年を重ねてくると多少仕方ないですが、ごまかせるならごまかしたいですよね。

なので、ヒアルロン酸などの注入剤を入れて、アラフォー以上の女性(アラフォー以下も?)が顔をアンパンマンにしたがるわけですが。。。

 

中途半端に入れると、凹凸残りますからね。

それが左右差あって、修整しているうちに結構トータルたくさん入ったとか、そういうことはあります。

減ってきても、追加しなければいいだけだったりするので、皆がアンパンマンになるわけではないです。

アンパンマンも維持するのに、結構入れ続けないととね。。量もいるし、時間も必要です。

私は、アンパンマンは勧めませんが。。。

 

多少もの足りない。。というところで、止めておくのと、肌が少しでも綺麗に見えると、自分の肌のためのレク板みたいになって、その分若く見えますよ。

 

肌も若さの象徴です。、

 

 

 

 

 

カテゴリ:

エイジング, 医療