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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ホーム > 2018年02月18日



シミに限らず、美容医療全般・自費治療もそうですが、治療に向かない人が特に副作用が出やすいのが、シミの治療です。

 

で、どういう人が向いていないかと言うと、いつも言っていることですが、「他力本願」の人です。

 

お金さえ出せば、シミが消える、消えて当然と思っている人。。

ほんと、タチガ悪い。。

 

オーソモレキュラー療法を始めるまでは、スキンケア中心で、というか、スキンケアをちゃんとやれば、肝斑なんて、ある程度改善するのに!ということがわかったからした開業なわけで、開業当初からスキンケアの徹底は、初診の時に、特にシミ・肝斑の治療の場合はやっています。

 

やっています、と言っても、私がするのは、指導であって、実際にするのは患者さんなわけです。

 

こういうことをやらないから、シミ・肝斑がどんどんできるし、こういうことをやらないのに、光・レーザーをあてても逆に悪化して濃くなるからダメなんですよ、でも、こういうことをやるというのなら、シミ・肝斑の治療(光治療機などを使った)を受けます、という説明で、本人がやると言わない限りやりません。

 

ここで、スキンケアやらない、日焼け止め塗る気がない、そんなことはやりたくないからレーザーだけ当てろ、という方は、お断りしています。

他のクリニックだったら、お金さえ払えば、結果がどうなろうが喜んでやってくれるわけですから、他に行ってください、ってね。

 

で、その時は、「やる。やりたい」と言うから、受けているわけですが、他力本願の人は、まあやりませんね。

 

肝斑の人の場合は、シミの治療よりももっと徹底して刺激と摩擦を避けないといけません。

今まで刺激と摩擦やりまくりだから、今、こうなっているわけで、今までと真逆のことをしないといけないはずです。

もう根本の肌の触り方から、化粧品の選び方から、もうすべてがおかしいからそうなっていることが、何度言ってもわからないようで。。

 

10年以上前は、そんなにおかしな化粧品って、言うほどなかったし、美容医療をされる方の場合は、デパートなどの化粧品を使っておられる方も結構いました。

今ほど、通販やネットの、なんじゃあそりゃあ?!みたいな化粧品も、自然派・オーガニックの食べ物エキスをたっぷり配合の化粧品ていうのも、それほどなかったです。

 

なので、開業当初は、そこまで使っている化粧品にも細かいことは言いませんでした。

肌の触り方の注意をするだけで、放っておいても肝斑が良くなっていく。

ほんとに一通りの説明をした後、一言二言付け加えたり、1か月後来られた時に洗顔とか確認して注意するだけで、その1か月後にはもう直しておられて、ついうっかりということはありますが、スムーズな方が多かったです。

クリニック用の安全で質の良い効果のある化粧品に切り替える方も多かったし、相乗効果でその分早く良くなったりもしてました。

 

うちで取り扱っている化粧品を使う義務はないので、うちのを買わなくてもいいわけで、市販ので刺激のないものを使っていたらいいわけです。

 

ところが、そういう方の中に、顔の赤みが全然消えないどころかひどくなってないか?!、あるいは全然赤みが消えていかない、変なくすみがずっと残っている。。という人が出てきました。

 

確かに美容医療の限界、機械の限界はあるでしょうし、なんでも医療でできるわけではないです。

(この辺は拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」の「はじめに」に書いています。スキンケアだけではなく、同じくらい栄養・食事が大事なわけですが)

 

でも、明らかにちょっとおかしい。。。

 

そういう人に確認すると、アルコールまみれの化粧品ずっと使っていたり、ピーリング剤使っていたり、海用の日焼け止めを真冬にウィンタースポーツするわけでもないのに日常に使っていたり、韓国でアカスリしたり石膏パックしてボロボロになっている人もいました。。。

 

あんだけ、そういうのダメ!と言っても、自分のはいい、自分はいい、と思うところが、理解できません。。

それなのに、1回3万円前後する治療だけはやる、予約を取る、というわけです。

 

「だから効きませんから! 逆に悪化しますから、止めないんだったら、治療(光を使った)は止めてください。刺激止めないのに悪化しても責任もちませんよ!」とこういう人にはかなりきつく言います。

 

それだけきつく言わないと、これが止めないんですよね~。悲しいことに。。

一体、誰の顔の話やねん、お金払うの誰やねん、と思いますし、思うでしょ?

でも、こういう他力本願の人はわからないんだな~。

 

栄養状態が悪すぎると、一度思いつめたら、もうそれだけになる人が多いようです。。特に、美容医療に走る人は。。。

でも、自分はやらない。。メンドクサイことはやらない。。

オーソモレキュラー療法を知っている今だからこそ振り返れば、栄養足りないから、自分で実践ができないんだと思いますし、思いこんでいるから話も通じない。

でも、お金はちょっとあるから、レーザーの予約は取る。

カウンセの内容全くの無視で、「これだけお金払って、なんで効かないんですか?!」って、あなたがスキンケアをちゃんとやらないからですよ~、って話なんですけどね。

 

でもこういう人の中に、お金はあまりかけたくないけど、早くレーザーでシミを取ってほしいという方は多いです。

多いっていうか、そりゃお金かからないに越したことないですよね。

 

それだったらスキンケア(と食事)頑張ればいいだけの話で、そこに美容医療を足せば、すぐに良くなります。(全員が完璧に希望通り、というわけではないですよ)

 

そういう人の中には、数千円の日焼け止めや医療用美白剤をケチって、その10倍のレーザーをやろうとします。

本末転倒です。。。

 

日焼け止めは、顔の大きさもですが、季節や環境、TPOによっても違いますが、まあ1か月1本前後は必要かと思います。

1回に塗る量をたっぷりにすればするほど減りはもっと早く早くなります。

 

うちのを買う必要がないから、うちで毎月買っていなくてもいいんですけど、肌診ててなんかおかしいなと思い、日焼け止めは何を塗っているのか聞くと、半年前にうちで買った、その1本を使っている(しかもまだ残っているから、その日は買っていない)、という人が出てきます。。

嘘ついている様子もなく、ほんとにマジで、たった1本の日焼け止めで半年以上です。。

 

少ない量を無理して伸ばすわけですから、摩擦は起こりまくるわ、量は足りないから紫外線カットできてないわ、無駄に肌触っているわ、と最悪です。。

 

爪楊枝の先ほどしか塗っていなかったりします。。

 

効かせようと思ったら、一定の量を塗らないと効きません。

常識です。

 

料理でも、塩入れましたけど?と言っても、わからないくらいの量入れても、味しませんよね。

味つけしようと思ったら、ある程度の量がいるわけで、まして、化粧水や乳液は、無駄に3プッシュも4プッシュも出しておいて、なんで日焼け止めだけ爪楊枝の先やねん。。。

量のバランスから見てもおかしすぎる。。

 

勘違いでした、というのなら、指摘されてその後直せばいいわけですが、ほんとにケチってやらない人がいます。

そういう人に言うのは、

1回のレーザー止めとくだけで日焼け止め10本買えるでしょう?そっちのほうが大事でしょう?

スキンケアが一番大事なのにもったいないでしょう?

 

で、こういう人はそこまで言われてもまだ日焼け止め買いませんね~。

(でも、またレーザーの予約は取る。意味わかんないでしょ。)

 

 

10年以上前は、「そんなことしてたらお金もったいないですよ」と言うと、これは効きましたね。

スキンケアを頑張ってもらうのに効果てきめんでした。魔法の言葉みたいな。

 

でも、この10年くらい、その魔法の言葉も効きません。

聞く耳持たず、ですね。

 

スキンケアをやらないなら、もうレーザー当てないでください、とかなりきつく言って(でないとやらないから)、しばらく来られないので、もうそういうのは仕方ないと思っていますからいいんですが、3か月とか半年とか1年とか、しばらくして処置の予約を取るから、「あ~!やっとわかってくれたんだ!この間にスキンケア頑張っておられたんだ!」と喜んだのもつかの間。。。

なにも変わってませんでした。。。むしろその空いた時間分、老化と悪化が進んで前よりもひどくないか。。?という人も。。

(実際、スキンケアをもう一度見直し、昔だったらブログを読みなおし(今なら本。本のほうがまとまっているから)、空いた時間もわからないくらい、お久しぶりでも肌の状態もよく、頑張っておられたんですね!と一目診てわかる方も多いので、他力本願の人ばかりではないです)

 

 

1年ぶりくらいで来られたかと思ったら、止めてくださいと指示しているアルコールまみれの日焼け止めをこれまた真冬でもずっと塗っている。。

カルテを診ると、毎年、「その日焼け止めは止めてください」と書いてある。。。

。。。何度言っても忘れるようです。。あるいは、鼻から止めるつもりはないでも、予約は取る。

 

こういう人の相手はほんとに疲れますね。。

もう本人がやりたいっていうんだから、これだけ「効きませんよ」と言っても処置の予約を取るんだから、クリニックも儲かっていいわけで、もう放っておいたらいいやん、となるんでしょうけど、こういう人にレーザー当てても、もうそれはすでに治療でも医療でもないし、効かないとわかっていてやるのは医者として、人としてどうかと私は思います。

 

で、またこういう人に限って、(栄養もないから)文句を必ず言います。

「これだけ払ったのに!」みたいなことや、日焼けしていないことを確認して肌の状態を診ながら光の設定を変えていくわけですが、実は日焼け止めを塗っていないのに海外とかアウトドアに行っていて日焼けしたことを黙っていて、栄養状態の悪い人は活性酸素の害をもろに受けますから、シミ治療の場合、副作用である一時的に濃くなります。炎症後色素沈着ってやつです。

やっている最中ややった直後には反応が出ていなくても、帰ってからなど後から反応が出ることもあります。特に色黒気味の人、シミの予備軍の多い人、すぐ黒くなりやすい人など。

日焼け止めを塗っていないことは棚上げして、毎回文句を言います。

(細かく確認したら、全然塗っていないことが判明したわけですが、ずっと嘘をついてきたわけです。顔が赤黒いと肌の変化はとてもわかりづらいです。だってずっと赤黒いから。色白目の方は、ちょっとなにかあるとすぐに赤くなり、赤みが引かないからわかりやすいですが、逆に、悪いことをやったらすぐにばれます)

濃くなった分は落ち着いてきますが、栄養状態の悪い人は結構長引きます。皮膚の代謝もものすごく悪いから。

落ち着いたら、強い治療(光やレーザーの)をやれやれ、と今度は言ってきます。

 

できるわけがありません。

 

こういう方は、何度言ってもスキンケアもやらないという同じことの繰り返しになりますから、もうこれはダメだなと思ったら、美容医療の処置の予約はもう取りません。お断りしています。

もう次から予約取りませんよ、と伝えていても、ほんとに断れると思っていないようで、逆ギレされることもあります。

そういう人にも、スキンケア講習の予約は取ります。というか、そっちにしてくださいと言います。

でも、他力本願で取った人は一人もいません。

 

今だったら、そういう人はスキンケア相談・講習を受けないのはわかっているので(自分のスキンケアが間違っている、擦っているとは思っていないから。あるいは必要ないと心の底から思っている)、オーソモレキュラー療法を勧めています。

体の中から、シミ・肝斑・赤みなどを落ち着かせましょう、という話です。

 

実際には、落ち着かせるというよりも、もう言っても摩擦や刺激を止めないから、少しでも耐えられる肌にするための栄養を足そうというのが目的です。

栄養が足りてくると、他力本願も減ってきます。話も通じるようになるし、スキンケアも自分で頑張ろうという気にもなります。メンドクサイこともできるようになるというか。。

(慣れれば、これほど簡単でシンプルケアはないんですが)

 

で、これまた、こういう人はオーソモレキュラー療法もやりません。自分の食事は素晴らしいと思っているから。

栄養が足りていないわけがないと思っている人は、栄養解析受けてどんなひどい結果でも信じません。

なので、あ~あ~ということに。。

 

美容医療でも、他力本願系の治療は多少ありますが、うちにも程度の差はあれありますが、自力本願あってこその他力本願です。お互い支え合う関係。バランスですね。

 

しわ・たるみ治療は、シミ治療みたいにシミが逆に濃くなる、みたいなことはありませんから、そこそこ他力本願でもやらないよりはましなのか?ということもあります。お金はかなりもったいないですが。。。

ほんとはもっと効くわけですから。

 

あまりにひどすぎる人(他力本願1本限定とか。スキンケアでいらんことやり過ぎMAXとか)は、シミ治療じゃなくても、こちらもレーザー治療は断ることがあります。

 

他力本願1本の人に、提供する美容医療はうちにはありません。提供できるのは、スキンケア相談とオーソモレキュラー療法のみです。

でも、自分も頑張る!という方には、とことん付き合います。

(診察・処置時間を超えて無料で、という意味ではないですよ)

 

スキンケアの話もされずにレーザー治療のお金だけ巻き上げられている方で、なんかおかしいと思っておられる方は、私は大歓迎です。

 

毎日の積み重ねが、最後に勝つ!

お金は大事ですけど、お金じゃないんです。患者さんの努力です。

 

 

 

 

 

 

 

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