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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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アラフォーの妊活

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#アラフォーの妊活
先日、Facebookに、今うちのクリニックで妊娠ラッシュが続いている話を書きました。
そして、つわりが出る方も。
その記事は、下にまたコピペしておきます。
20代の若い方の場合、夫婦とも何も婦人科で異常を言われなければ、ほんのちょっとしたことでなかなか妊娠できないということがあります。
若い方は、ほんとにちょっとオーソモレキュラー療法をやったら、悪循環から抜け出すのが確かにすごく早いです。
30代半ば前後くらいも、結構早いです。
(女性の栄養欠損が原因の場合)
男性側に問題がある場合(男性もかなりの栄養欠損で、精子の動きが悪い、数が少ない、ということが多々あります)、女性だけオーソモレキュラー療法をしても、なかなか難しいわけですが、女性がいつ妊娠してもいいように、栄養状態を整えておくことは、とても大切で、なにより女性自身の体にとてもいいことですから、、妊娠関係なくても食事と栄養に気を付けるのは、ずっと続けていただきたいものです。
アラフォー、もしくは40代半ば前後と女性の年齢が上がってくると、それだけ栄養欠損の期間が長いので、重症度もかなり進んでいます。
オーソモレキュラー療法を始めてすぐに妊娠した方もおられましたが、栄養欠損がひどいて、妊娠・出産・育児(もちろん、母体にも赤ちゃんの健康も含めて)に、いろいろとトラブルが出てきます。
そして、妊娠できる方の確率が結構下がりますね。。
だからこそ、食事と栄養に人一倍頑張っていただきたいわけですが、今までの挽回もしないといけないわけですし、時間も迫っていますから。
うちで栄養解析をして、栄養状態の把握はできます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)もうちでも測ります。
でも、子宮や卵巣の状態や女性ホルモンなど、婦人科ならではの検査はうちではやりません。
そこは、不妊専門クリニックで、ご夫婦とも器質的な問題がないかを調べることをお勧めしています。
でないと、もしそれのうち、なにかで引っかかったら、今後のこと(お金も時間も含めて)が変わってきます。
子宮や卵巣が直接引っかかる方というのはあまりいらっしゃいませんが(もともとかかっていたりするから)、女性ホルモンが引っかかっている方というのはとても多いようです。
女性ホルモンが圧倒的に少ない。。
不妊クリニックによったら、血液検査を全然していないところもあるし、貧血すら診ていないところもあります。
また、自費で結構たくさんの項目を検査しておいて、放ったらかし、ということも。。。
いいのか悪いのか別にして、わりと積極的にやっている不妊クリニックは、女性ホルモン剤を処方(自費で)されることがとても多いようです。
この処方される女性ホルモンは、ほぼ全部合成のホルモン剤です。
ほんとにそのホルモン剤、必要なの?という話も出てきます。
その先生が知らないだけで、ほんとは他に手段があったりすることがあります。
でも、いろいろと検査して、飲むのは仕方ない、ということもあります。。。
合成の女性ホルモン剤は、炎症を誘発し、血栓傾向を示しますから、せっかく妊娠しても胎盤の毛細血管などどんどん血栓で塞がれてしまうので、注意が必要です。
人によったら、ものすごい血栓を作ることがあります。。
検査の結果、どうしてもその合成のホルモン剤が必要、となれば仕方ない、妊娠の維持のためのサプリも飲んでいただくことなったりします。検査も項目が増えます。
なので、アラフォー前後、それ以上の方が不妊クリニックに受診されるのはいいんですが、もし血液検査で、女性ホルモン(合成)を飲まないといけない、と言われたら、とりあえず検査結果だけもらって、「考えます」と帰ってきたら?(その後で、ほんとにいるのかどうか調べる)、と何回か患者さんに言っておいて、婦人科受診してもらっていますが、それで相談してくる方というのは、ほぼゼロ。
私の言ったことは忘れているんでしょうし、不妊クリニックでは、不妊治療させてなんぼですから、いろいろさせます。
熱心なのはいいんですが、あ=、出されちゃったか。。。といつも思います。
さらに熱心な先生は、血栓防止のために、アスピリンまで出してくれたりします。
アスピリンまで出したか。。。
勢ぞろいですね。。。
女性ホルモン剤、飲むなら飲むで、万端の準備してから、本当に必要な方が、必要な量だけ、サプリなどでサポートは続けながら、だと思っています。
食事と栄養をおろそかにして、いわゆる婦人科の不妊治療にかなりの金額を投資しても、それで妊娠できればいいんですが。。。栄養状態悪いところに妊娠となると、トラブルはほんとに多いです。。
先に栄養状態をもう少し上げてからにしては?といつも思います。
同時進行でもいいんですが、受精卵が着床しなかったり、着床前の母体の準備ができていなかったり、着床しても流れてしまったり。。
結果論になってしまうのかもしれませんが、あまりにも栄養状態が悪いと、同時進行ができません。
どこまで婦人科の治療(顕微鏡授精など)をされるのかは、ご夫婦の問題ですが、あまりにも金額が大きすぎるのと、お金を湯水のように使えるわけではないと思います。
それだったら、もうそろそろいいんじゃない。。?というところまで栄養頑張ってからにしては?と思います。
婦人科行ったら、焦らされるし、ご自身も焦るんでしょうけどお金と時間がかなり無駄になることも。。
得をしたのは、婦人科だけだったり。。
時間はお金で買えませんからね。アラフォーの方の妊活の場合、1か月という期間でもとても大事かと思います。
焦って、軌道が逸れないことを祈るばかりです。
以下は、Facebookのコピペです。
オーソモレキュラー療法をされている患者さんの、妊娠ラッシュが続いております。

私が思っている以上に早く妊娠されたため、そういう意味では、もうちょっと栄養状態上げておきたかったな、というのはあります。

でも、神様からの許可が出たわけですから、大きな問題はないということの証です。

栄養状態もうちょっと、とは言っても、普通の妊婦さんよりはよほどありますから~。

栄養状態そこそこ良いと、実売価格つわりってあまりありません。
多少の程度の差はあっても、今まで通り肉食美肌でいけるわけです。

栄養状態ちょっと足りないと、つわりがやはり起こります。

気持ち悪くて何も食べられない…。

これは、ケトン体がばんばん出るので、赤ちゃん大喜び!
(詳しくは、宗田先生のご本を読んでください)

ケトン体出てても足りないとか、あまり出ない方もいます。

患者さんがつらくなければ、油を摂ってのりきれば良いですが、母体もしんどいし、そういうわけにもいきません。

つわりの程度に合わせて、何なら食べられるかは、個人差がかなり大きい。

日によっても違いますし。

普段はあまりオススメしていないものも、場合により召し上がって頂きます。

サプリも少し増やせるなら増やして頂きます。

もうちょっとでピークが終わるはずなので、なんとか乗り切ってほしいです

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医療, 栄養・食事