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    柴 亜伊子
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治療内容は相談して決めましょう

自費治療も保険診療もそうですが、予約取る時点で、「○○がしたい」「○○を出してほしい」「○○はやっていますか?」という電話が時々あります。

 

保険診療に関しては、「○○」と薬を希望されても、保険適応がなければ一切出しません。出せません。

 

まあ適応もないのに、ウソ病名つけて処方して儲ける悪徳クリニックもありますが。。。

 

保険診療で、そういう予約希望であれば、適応がなければ、すべて自費になるけどよろしいですか?と確認します。

(保険診療の場合は、ほぼこれで来ません。

先日は、抗生物質を出してくれるだけでいいから処方箋を切ってくれ、という人が何人か飛び込みで来ました。

 

どちらにしろ完全予約制ですから、飛び込みで来られても対応は一切できないんですが、ステロイドといい、抗生物質といい、診察の前から欲しがる人というのは、医者人生、まともじゃないです。

 

そういう副作用合併症が必ずある薬を、薬だれくれ、という時点でかなりおかしい。。

 

ちなみに、医者人生、こういう患者さん診て、ほんとに必要だと思った人は、誰もいませんでした。。。

まあ、思いこみってやつです。

 

こういう人に病気や検査の必要性の説明や薬の説明(他の薬で様子を見たほうがいいとか、全く別の薬がいいとか、欲しい薬は全く不要だったりと、散々なんですが)をしたところで聴いてはくれません。

目的は、ステロイドや抗生物質をもらうことですから、それ以外は、全くのゴミ同然なんですね~。

 

保険診療では、診療科によらず、よくあるある話です。

 

 

さて、同じことが美容医療でもよくあります。

 

診察を受ける前から、もう治療内容を自分で決めている方です。

 

シミ相談とか、シワ相談、法令線が気になるとか、このシミが気になる、シミが濃くなってきたからなんとかならないか、というのが普通の患者さんですが、「ライムライトしたい」とか「タイタンしたい」とか治療機器の名指しです。

 

ずっと気になっていてとか、以前に他院でしてやってみてよかったからとか、同じレーザーでも違うクリニックでやってみたいとか、それで名指しはわかります。

 

でも中には、ライムライトしたい(シミなどの色を改善したい時に使う光治療機)を言うので、気になっているのはシミですか?というと、「シワ」「たるみ」と平気で言います。

 

どっかのろくでもない美容クリニックの、誇大広告を鵜呑みにしているのか、勘違いしているのか、その辺はわかりません。

 

ああ、友達がしてよかったから私もしたい、というのもあります。

その友達が良かったのは、その人の肌や目的に合わせた治療を選んだからであtって、肌質も違いますし、そもそも根本的な目的が違えば、何の役にも立ちません。

 

どうしてもご指名の治療がしたい場合、その治療でできることとできないことを説明した上で、できる範囲のことでいいからやってみたい、となれば、医学的な適応があればやりますが、理解もしてない、適応もあまりないとなると、これは必ず後でもめます。

「効かないっ!!」となるわけです。

そりゃあ効くわけないです。

 

こういうトラブル、他院からよく来られます。

 

それになんで、その処置。。。?ということもしばしば。。

 

チェーン店は確かにそういうのが多く、その時安かったからとか、むこうの医者がそれしか説明してないとか。

(他の説明ができないのか、いろいろ機械を置いているように見せかけて、実はおいてないとか。その処置自体をやらせたかったから、何の相談に行ってもそれをさせられる、ということも。。)

 

 

 

「シミが気になるからライムライトしたい」という人も多く、もし肝斑があったらいきなりライムライトだけあてることができないので、HPの肝斑とシミのところを読んでおいてください、適応がないと希望されてもできないこともありますと言ったところで、「肝斑はレーザートーニングでしょ?トーニングしたいわけじゃないし。」と、もうどっから突っ込んでいいんだかわからないような返事がきたりします。

 

電話カウンセリングというのをうちはしてませんから、

希望した処置以外を勧めることもあるし、レーザー自体を勧めないこともありますが、それでも初診料は返金しませんがいいですか?

まで言います。

そう言ったところで、こういう人は聞いちゃあいません。

前にもやったから絶対にできるとか、肝斑はないから(と自分だけが思っている)私には関係ないとか、科学的根拠のない思いこみで、先には進みません。

 

肝斑がとても実はやっかい、ということを知っていなくても、そこまで予約時に言っているわけですから、とりあえず読んでおいて、当日詳しく聴こうとなる人とならない人と。。。

 

この人絶対に自分はやれると思っているよな~と、できないこともあります、と言っても聞いちゃあいない人には、何度も念を押してもらうようにしてますけど。

(こういう人ほど、できない、と当日なったら、ひどい時はスキンケアと食事のみとか、今日やるつもりで来ているのに~!!となります。

聞いちゃあいません。できないことがあると言ったでしょ、と言ったところで、できると思っていた、そんなことは聞いていない、とあれだけ念を押したのに?!と忘却の彼方です。

ほんとは覚えてるんですけどねど。)

 

わけわからんところの誇大広告、鵜呑みにして、乗せられて、人生損していると思いませんか?

時間もお金も。

よくそれで、悪徳クリニックで、全然適応ないのにコース買わされている人も結構見ます。

 

 

先日問い合わせがあったのが、

「ダーマローラーしてますか?』と言うものでした。

スキンスタンプと言ったり、使う器具の形やメーカーによって名前がバラバラです。

うちにもスタンプタイプのものを置いています。

 

昔一時流行りましたが、流行っというよりは、流行らせたいメーカーが流行らせた、という感じでしょうか。

 

レーザーと違って、使い捨ての器具(剣山スタンプみたいなの)を買うだけですから、コストがそんなにかかりません。

あとは、その時使う薬代くらい。

ナースにさせているところも多いです。というか、ほとんどナースかと。

 

うちに置いているのは、原理が原始的で、コストが安い分、患者さんからもらう金額も安くて済むし、適応がある症例をちゃんと選べば、コストパフォーマンスは(患者さんから見て)そんなに悪くないか、という感じなので、確かにこれ一度やってみたら?ということもあるので、取り扱っています。

(針の深さにもよりますが、うちで取り扱いがあるのは、そこまでの副作用は出ないのです。翌日の仕事にはそんなに影響しない程度のもの。

ですが、栄養状態が悪すぎると、やはり副作用が強く出てしまいます。直接、たくさんの針を刺しますから、創傷治癒が遅い人、活性酸素の処理ができない人は、なにをやってもリスクが上がります。医療ですから。)

 

で、何を改善させたいのか聞いてもらうと、「うでのぶつぶつ」と。

おそらく毛孔苔癬だと思いますが、なんで毛孔苔癬に、ダーマスタンプ?!

 

うちで取り扱いはありますが。。。やりたいというからには説明だけはしますが、希望してもやりませんね~。効かないから。

毛孔苔癬の原因考えたら、効くわけがありません。

 

一体、どこでそんなおかしな情報を仕入れてきたのか。。う~ん・。。。。

 

いつも通り、適応がなかったらやらないし、別の治療を勧めることもあります、と言うと、じゃあいいです、となります。

 

 

 

やってくれるクリニックを探しまくるんでしょうね~。

「効かないけど、それでもやりたいのならやりますけど。。。」くらいの説明をしてからやってくるクリニックがどれだけあるでしょうね。。。

まあ普通、効きません、と言われて終わりなと思います。

 

思いこみっていうのは、時に人生棒に振りますね。

情報をいろいろ仕入れること自体が悪いことではないし、むしろいろいろ知っておくことがいいと思いますが、取捨選択はしないとね。

またそれができるくらいにはなっておかないといけません。

 

検査で絶対にこれがしたいと決めている分を、電話で事前に確認、というのはわかりますし、うちにも時々そういう電話来ますが、できることとできないこともあり、なんでそんな検査?!とはあ~っと??と疑いたくなる内容もあります。。

 

医者によって考え方が違います。100人いたら100通りです。

 

なので、そこの医者がどう考えているのか、という基準で、クリニックも選んだほうがいいです。

適応がない、あまりない、デメリットのほうが大きい、とちゃんと教えてくれる医者にかかったほうが断然いいでしょう?

お金出して騙された!くらいならいいですが、なにかあったら困りますからね。。

 

なんでも相談してから、処置の内容は決めましょう。

 

 

カテゴリ:

エイジング, サプリメント, スキンケア, 医療