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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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さて、耐糖能の話に続き、糖尿病関連です。

 

ご存知だと思いますが、私は糖尿病専門医でも内科医でもありません。

オーソモレキュラー療法を始めて、いろいろな病気を勉強している皮膚科医です。

(オーソの勉強始めて、もう何が専門かわからなくなってきました。。)

 

いつも書いていることで、皆さんは耳にタコができてるかもしれませんが、たくさんの患者さんの内科などでされた血液検査、人間ドックや健康診断の血液検査結果など診てきました。

 

この日本の保険診療というのが、すべての基本になります。

ドックや検診も。

 

誰が診ても、絶対に反対しないレベルにならないと、病名というものがつきません。

診断基準というのが、各病気にあるからです。

病気によっては、かなり幅があるものもあります。

 

ドックや検診でチェックする病気というのは、決まっているので(だから項目が決まる)、そこに引っかからない限り、病気じゃない。

 

この「病気」というのは、あくまでも、学会が決めた診断基準であって、基準を満たしていない=健康 ではないです。

 

日本は、国民皆保険ですから、保険料を払っている限り、ほぼ3割負担で医療が受けられます。

7割は、皆さんが支払った保険料と税金です。

この税金の投入が実は大きい。

 

そのため、「ここまでひどいんだから、税金で、治療や検査を7割持ってあげます」というスタンスと思ったほうがいいです。

診断基準を満たさず、いわゆる、「疑い」の場合、保険が通る検査もありますが、通らない検査もあるし、薬になると、病名がつかないと通らないものが大半です。

 

なので、「疑い」だけどもう治療ははじめておきたい、となった場合(よくありますし、そう医者が思うのは当たり前で、でないとこのあと、どんどん悪化して、それから薬をいっても間に合わないことも多いから)

「疑い」ではなく、「病名」をつけて薬を出します。

でないと、保険が通らないからです。

 

どの辺で、薬を出すのか、そこは各医師によっても考え方が違います。

 

 

で、耐糖能や糖尿病にまつわる話。

 

 

患者さんで、とてもからだがだるかったり、むくみがひどかったり。。

漢方薬など試されたけど、なかなか良くならない。。。(漢方が合っていないこともあるし、漢方だけでは太刀打ちできないこともあります)

 

ご自身でネットで調べて、もしかしたら甲状腺機能低下かも。。と疑われました。

 

で、内科に受診されました。

 

受診されたところが、糖尿病専門クリニック。

 

そこでなんで、甲状腺。。?と思いました。

 

私も甲状腺疾患はある程度のところまでは診ますし、薬も検査もしています。

ただ、甲状腺エコーができないので、必要な方は専門医に紹介して診てもらっています。

エコーだけしてもらって、普段は私が診ている場合もあります。

甲状腺機能亢進の場合は、体調のフォローはしますが、こちらは、私だけで診ることはありません。他で通っていて、落ち着いていて、私が普段のフォローをするくらいはあります。

 

 

で、そこの内科、甲状腺で、なんか有名だったかな。。。?(患者さんのご自宅からも近くはない)

と思って、選んだ理由を聞くと、血液検査の結果がすぐにわかるクリ二ックだったそうです。(全項目ではないですよ)

 

内科のドクターも、もちろん私が診てるくらいですから、甲状腺専門でなくても診てるドクターは実はとても多いです。

なので、とりあえず、甲状腺専門でなくても、他に原因があるかもしれないわけですから、受診することが大切です。

 

 

で、血液検査をされて、やはり甲状腺機能低下が見つかりました。

こちらでは、甲状腺のエコーもされました。

薬も始まったんですが。。。。

この方、専門的な話になりますが、FT3がすごく低い。女性に多いパターンです。

薬をどんどん投与されますが、自覚症状はなにも良くならないのと、FT3も上がってきません。

そこで、またどんどん増やされて、からだがついて行っていないから、TSHという項目がとうとう0.01に!!!(FT4も1.8とか)

これだけ診ていたら、もう甲状腺機能亢進ですが、FT3はがぜん低いまま。。。

えげつない解離しちゃってます。。。

 

FT3を作る栄養素などがないため、うまくいかないんです。

なんとかマシになる方もいますが、全然うまくいかない方もおられます。

オーソモレキュラー療法をしながら、食事ももちろん変えて、医療用のサプリも行きつつ、医薬品もちょっと使う、というのが、理想のやり方です。

 

 

患者さんは、昔にうちに美容医療で来られて方で、しばらく来られてなかったんですが、オーソモレキュラー療法のことは知ってくださってようで、漢方もダメ、内科の薬もなんかおかしい。。むくみも冷え症も全然良くならない。。とうちにオーソモレキュラー療法ご希望で来られました。

 

そこの糖尿病専門クリニック、半年ほど通われて、血液検査も甲状腺ホルモンいってますから、結構頻繁に採血されてます。

(確認しながら投与しないと、落ち着くまで危ない。効きすぎたら困りますから)

 

 

でも、検診結果から、耐糖能、ちょっと多分これおかしいですよ?と指摘しました。

お食事日記からも、おそらく血糖値乱高下してるかも。。

 

と思って、内科の半年分の血液検査みると、血糖値1回も測定されてません。。

というか、尿検査も1回もされてません。。。

 

内科って、検尿、1回くらいすると思うんですけど。。。

まして、むくみやだるいと主訴に来られてたら、血糖値くらい測ってもバチは当たらんやろうと思います。。。

 

関係ないかも、と仮に思ったとしても、糖尿病専門医であれば、この方の血糖値いくらだろうと単純に気になると思うんですけどね。。。

ならなかったようです。。。

 

 

この方の検診では、糖尿病の診断基準は満たしません。

している血液検査の項目が少ないのと、空腹時前提で測定しているから。

 

こういう方の場合、血糖値が乱高下していると、HbA1cなんて、平均値ですから、ちょうどいい基準値内に収まってしまって、「異常なし」となることもしばしば。。。

なので、検診でなにも言われないのは、日本の保険診療が主体の医療では仕方ないです。

全国どこでもそうだから。

 

でも、こういう方、例えば食後に血糖値測ると、血糖値200軽く超えてることもあります。

あるいは、食後に検尿すると、尿糖+となることもあります。

 

そうなれば、糖尿病疑いということで、追加で検査されるなり、定期的に検査してフォローするなりあります。

その間に食事指導があったり。。

(たいていの糖尿病クリニックは、カロリー制限で、糖質制限を言っているクリニックはまだまだ少ない。)

 

で、今回栄養解析して、自費ですから、保険が通らない項目もたくさん調べます。

 

で、えげつない血糖値の乱高下があり、それは予想以上でした。

おそらく食後血糖値220~240、それ以上かもしれません。毎回ではないかもしれませんが、食後かなりの急上昇です。

ということは、急降下が必ずあります。

(糖質をダラダラ食べ続けていない限り)

これは、自律神経ボロボロになります。

 

甲状腺ホルモンも、今回の瞬間はいけてました(見た目は機能亢進ですが。。薬減らしたり、変更しました)。

甲状腺は、女性の場合、結構変わりますから1回が良かったから、ずっといい、ということにはなりません。

 

他の栄養素も全然足りなくて、そりゃあ、からだもむくむし、だるいし、しんどいし、甲状腺機能も低下するでしょう。。というまさにいくつも原因があってのむくみやしんどさ、だるさでした。

 

 

糖尿病予備軍と言いますが、学会の診断基準を満たす前に発見してあげれれば、いくらでも回復の余地があります。

でも、基準を満たす=かなり進行している、もう元には戻れない状態です。

 

この方も、1回くらい、たまたま食後に採血された、食後に検尿があった、とあれば、引っかかって、もっと早く耐糖能が悪いことがわかったかもしれません。

 

ただ、こちらの糖尿病内科は、糖質制限反対派で、カロリー制限を言われるところなので、耐糖能が悪いとわかっても、食事指導はごはんもっと食え、だったかと思います。。。お肉減らして。。。

なので、こちらで検査されなくて、ある意味良かったのかもしれません。。。

 

でも、ほんとだったら、内科に半年も通って、血糖値測りもしないのかよ。。と残念でなりません。。。

基準値内だったから、異常なしで済まされました。。。というパターンはほんとに多いですが、、またもや圏外の話でした。。

 

半年通って、半年薬飲んで、改善しないから、さすがにおかしいと思って患者さんは今回受診されたわけで、そう思わなかったら、ずっとあのまま薬出されて終わりでした。。

本当なら、もっと早くに食事指導や他にも注意できること、改善できること、たくさんあったのに。。とほんと残念です。。

 

 

オーソモレキュラー療法を知らなくても、血糖値や尿は1回くらいは測らないと、皮膚科医の私でも思います。

 

内科に受診したから大丈夫、病院行って異常なしといわれた、と手放しで喜べません。。。

でも、これだけは受診してみないとわからないし、血液検査などの結果も、わかった上で診ないと、見落とされることがたくさnあります。

食事指導の内容も、ほんとにクリニックによってもバラバラです。

それは、オーソモレキュラー療法専門クリニックも、中身はバラバラです。

 

何がいいのか悪いのか、は、患者さんの経過だけが正解なので(自覚症状も血液検査なども)、しばらくはわかりません。

でも、圏外な検査はちょっと勘弁。。。ですよね。。

 

その項目、測定されてないの??!!ということは、患者さんの病状や主訴、状態によっても、わりとあります。

相手も医者だから、これくらい測ってくれてるだろうというのは、結構幻想です。

なにか理由があったのかもしれませんが、言ってもらわないとわかりませんよね。。

測ってないの?!というのは、自費治療でも不妊治療でも、よくあります。。

正解はないとは言え、特に自費治療の場合、圏外は勘弁してほしいですね。。

 

 

 

 

 

今日の、って昨日の「ホンマでっか?!TV」ご覧になりますた?

料理作りながらだったので、ちゃんと観れてないところもあります。

 

「ホンマでっか?!TV」の主旨のように、あくまでもそういう一つの意見ですから、そのまま真に受けないでくださいね。

 

池田先生がおっしゃっていた、どっかの統計?だったか、花屋さんな青果店によくいく女性で、肌の綺麗な人が多い、というデータ?

 

皮膚の常在菌の話をされてましたね。

 

確かに、常在菌のバランスを崩さずに、肌にとっての善玉菌が理想の割合でもっていることが、皮膚のバリア機能を強固にするのに大切です。

 

でも、逆に、花屋さんや青果店に頻繁に行ったから、肌がキレイになるわけではないと思いますよ。

 

テレビの番組というのは、こういうことを言いたい、というまず「目的」があって、特にこういう番組の場合、論文や発表や統計の一部分を抜粋されていたり、条件や詳細を言わずに、結論だけを持ってきていることもあります。

 

その論文知ってる、という場合、番組で言っている内容と、論文の主旨が全然違うこともあったりします。

 

なので、原文を知らないのでなんとも言えませんが、植物からいい菌がうつるから、肌の常在菌がいい状態になりやすいという仮説だとすると、花屋さんや青果店で働いている人の手指が、一番菌をもらいやすいですが、そういうお店で働いている方の手指は、結構な割合で手指が荒れています。

 

なぜなら、水をよく使うから。

 

そして、草木などの植物は、よく皮膚を切るし、植物の汁(エキス)が入りこんで、かぶれなども起こします。

 

花屋さんや農家の女性の肌が結構キレイと言われてましたが、たまたまお知り合いの方がそうだっただけでは?

と思います。

 

花屋さんは、どこまで紫外線に当たる仕事なのかにもよりますが、農家ほんちゃんの患者さんおられますが、毎日紫外線との戦いで、日焼け止め真っ白に毎日塗って、塗り直しもされるし、つばの広い帽子も必需品です。

 

農家の方にしては、お肌がキレイなのは、紫外線カットの努力をしておられるから。

 

その努力をしていなければ、光老化が進みまくりで、皮膚は硬くなるわ、全体に黒くなるわ、乾燥するわ、ツヤはないわ、となります。

 

例えるなら、いわゆる都会の会社勤め女性よりも、日焼け止めは塗っても、化粧品の重ねる回数が少ないかもしれません。

日焼け止めで真っ白だと、塗り直しもするし、他の化粧、ファンデやチーク、アイメイクも含めて、がっつりやろうとは思わないかもしれません。

とりあえず日焼け止めなので、SPFなど効果の高いものを使われるので、オーガニックや自然派化粧品を使っている方は少ないのかもしれません。

 

統計の結果って、どう解釈するか、他の職業と一体何が違うのか、たくさん違うことはあったりするのに、どれか一点だけを取り上げて、それを強調したいために、理由をこじつけることもあります。

 

よく言われることですが、論文というのは、結果(言いたいこと)は最初に決まっていて、それを言いたいための実験であり、研究です。

当初の思惑と結果が変わろうと、結論は変わらない。そこに話を無理矢理持っていく、というのは、ごく当たりまえによくあることで、なので、論文などは、そのやり方や統計処理の仕方など、中身を見ないと、結果だけ見てもダメなんです。

 

 

途中で、果物食べると、肌色が良くなる、とかも言ってましたっけ?

 

日本の果物は、糖度が高く、品種改良で、昔の果物とは全くの別物。

顔色が良くなるって、なにを根拠に言っているのか詳細はわかりませんが(フィトケミカルの抗酸化作用のことを言っているのか)、糖度の高い果物ばんばん食べていたら、皮膚の糖化が進みますよ。

 

皮膚の糖化が進むと、黄色人種の黄色い肌とは違う、いわゆる「くすみ」のような黄ぐすみになります。

 

ただでさえ、今の女性は、果物食べすぎです。肉魚卵は全然食べていないのに。

糖化の進行度は、実は結構高い。

 

 

澤口先生が興奮して何をいっているのか、字幕読まないとわかりませんでしたが、ビタミンD形成のために、紫外線カットするな、美白美白と言うなとおっしゃってたんですかね。

 

前にも書きましたが、今の女性は、肉魚も全然食べていないし、そのくせ、紫外線対策やりすぎてたりして、全身黒づくめとかね、似たような紫外線恐怖症。。。

こういう女性は、ビタミンDがことごとくありません。

自分で作ってもいないし、外から摂ってもいない。。

 

赤ちゃんのくる病(ビタミンD欠乏が原因)もすごく増えています。。。

 

適度な日光浴は必要です。

顔だけしっかり塗っておいて、他はそこそこてきと~でもいいと思いますし、首もデコルテも手背も気になる、露光部すべて気になるという方は、ちゃんと肉魚、たくさん食べましょう。

 

どちらにしろ、日光浴だけで、必要なビタミンDの量は得られないから。

 

 

今回も、久しぶりだったか、食べ物を顔に塗るなみたいな話を少しされてましたね。

小麦の話。

「茶のしずく石けん」です。

ちょっとだけ話をされて、すぐに話題が変えられてしまったのが悲しいです。。

 

そこから、オーガニック・自然派化粧品はダメと言ってくれたらいいのに。。。

なかなか民放では無理かまもしれませんね。

 

 

 

オーソモレキュラー療法を始めた方で、栄養欠損があまり補充されていない状態で妊娠してしまった方、

妊娠の途中からオーソモレキュラー療法を始めた方、

結構おられます。

 

そういう方の中には、母乳が出なかったり、すぐに止まってしまったお母さんもおられます。

 

 

前にも何度か書いていますが、気に病む必要はありません。

 

そりゃあ出てるのを、わざわざ止めたり捨てて、粉ミルクオンリーにする必要はないし、母乳が出ていたら上げたらいいです。

 

でも、栄養状態が悪いと、母乳が出ていても、ただの水と中身が変わらないという母乳もあります。

 

栄養が全然入っていないから、水みたいなのば~っかり飲まされて、赤ちゃんもおなかが空くわけです。

だから、すぐに泣く!

さっき飲んだところなのに?!1時間しかたっていないのに?!夜中ずっと起きてる?!泣きわめている?!

 

母乳が水みたいな可能性があります。

 

そんなときは、日本の優秀な粉ミルクがあります。

粉ミルク足してあげましょう。

 

アジア人観光客が爆買いすると言われた、世界に誇れる粉ミルクです。

あれ?と思ったら、迷わず足してあげてください。

 

お母さんが栄養摂っていないのに、母乳だけ栄養満点ってありえないですよ。

 

有名な話ですが。最近、というかちょっと前から、赤ちゃんのくる病が増えているらしく、くる病というのは、ビタミンD不足で起こる病気です。骨が曲がってしまうんです。

ビタミンDが足りないことで、骨の成長がうまくいかなくなる。。。

 

なので、昔は、ビタミンD不足解消のため、母子手帳に日光浴をさせるように表記されてました。

 

でも、今は(って、だいぶ前ですが)外線の害が大きいことがわかったので、母子手帳から表記がかなり前に消えました。

 

日本がまだ貧しくて、国民全員が栄養失調だった時代と比べて、世界の経済大国にまで大きく成長した日本において、「栄養失調によるビタミンD不足で赤ちゃんがくる病になる」なんて時代はなくなったんです。

 

ところが、最近の女性は、栄養のあるものを何も食べていないので、母乳に栄養が全然ありません。

そのため赤ちゃんの栄養失調による、くる病が増えているそうです。

 

くる病の赤ちゃん、お母さん全員母乳で育ててます。。。

 

粉ミルクを飲んで育てられている赤ちゃんからは、くる病出てないんです。。

 

だって、粉ミルク、必要最低栄養摂取量、計算されて作られていますから。

 

粉ミルク飲んでる赤ちゃん、夜はぐっすりよく寝てる、って聞いたことあるでしょう?

 

赤ちゃんも夜は寝たいと思いますよ。

私が赤ちゃんだったら、栄養のある食事たっぷりさせてもらって、あとはゆっくり寝かしてくれ、と絶対に思います。

赤ちゃんも、夜中、泣きたくて泣いてるんじゃなくて、おなか空きすぎて、眠いのに寝られないから余計に泣くのではないでしょうか?

 

 

母乳は、「白い血液」とも言われていて、本来それくらい栄養価の高いものです。

まさに、お母さんは身を削って、赤ちゃんにおっぱいを上げているわけで、母乳上げてた方は、授乳中、しっかり食べないとどんどん痩せていく感覚、覚えておられませんか?

 

なので、患者さんで、母乳が出なくなった、出ないというのは、母乳を作る余裕が母体にないという可能性があり、人(自分子供であっても)に自分の血液あげてる場合じゃない。まず自分!

でないと、赤ちゃん、誰が育てるねん?!とこれは、最大の母体と赤ちゃんを守るための防御機構です。

母乳を止めたことで、2人を守ってくれた証拠です。

 

母乳出たけど、お母さん倒れた、入院した、おっぱい捨ててました。あげられなかった、、では、何をしてるんだかとなりますよね。

 

止めることで、2人の生活と命を守ったんですよ。

 

日本は、幸い、紛争地域で物資が手に入らないわけでもなく、優秀な粉ミルク、どこでも買えるわけですよね?ネットで頼めばすぐに届くし、いたれりつくせり。

おっぱいの代わりはあっても、お母さんの代わりはないから、その辺は、からだも代用できるところは代用しようと、ちゃんと頭使ってるわけです。

 

なので、何も気にする必要はありません。

 

スキンシップはスキンシップで、いくらでも授乳以外でしてあげたらいいだけです。

その分、早く体力を回復させて、育児頑張れ!というからだからのエールですから、エールを素直に受け取りましょう。

 

 

たまに、母乳すぐ止まったのに、月経がすぐに始まる方がいて。。。

確かに年子ですぐに二人目欲しいとなれば、すぐに生理がこないと無理なわけですが。。。

 

いや、まだ妊娠出産で減った栄養欠損、そんなに補充してないから!という時期に月経がくると、また血液減るわけです。。。

なにより鉄がどんどん減ります。。。。

からだは、どういうつもり。。?と問い正しくなります。

二人目は、もうちょっとせめて栄養補充してからでいいんじゃない。。?とこちらが言うことも。。。

 

こればっかりは、からだの都合で、人間が決められるわけではないので、どうしようもないです。

月経が思った以上に早く再開されたなら、そのぶん、もっと足してあげればいい話ですから。。。

 

母乳が出なくても、しばらく月経が来なくても、それは充電期間みたいなものですから、気にしなくてもいいです。

乳腺炎とか起こしてないかとか、そういうのは診てもらわないとダメですけどね。

 

 

患者さんで、母乳がすぐに止まって、1年近くだったか、半年以上だったか、いきなり母乳がピュッと出たそうです。

でも、もう赤ちゃんは離乳食とっくに始まっていて、メインは離乳食、お母さんも授乳中に勧めない薬も再開されてました。

でも母乳出たから、飲ませたかったみたいで、助産師さんに相談したら、たまたま溜まっていたのが出ることもあるらしく、今回以外しばらく出たとしても、ずっと新鮮なものを作り続けていたわけではなく、てたまっていたのが出ていることが多いから、それは飲まさないほうがいいと言われたそうです。

普通に考えても今、母乳はどちらにしてもいらないのでは。。?という時期でも、母乳信仰なのか、そこまでして飲ませたいんだ。。と思ったことがあります。

 

日本人の母乳信仰。。いつからこんなになったんですかね。。

粉ミルクは、ず~っと売ってるのに。。

母乳出る女性が減ってきているから、「母乳で育ててます」がブランド化してしまったんでしょうか。。。

母乳の中身は問わずに、です。

 

なんか間違ってますよね。。。。

 

 

 

たまたま見つけたマンガ、端ちなつさんの「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」。

マタニティブルー、産後うつの話の続きです。

 

こちらのマンガ、全部読んだわけではないのですが、ちょっと読んだ分を書いておきます。

 

もともと、うつっぽかったんだったか、薬まで飲んでいたんだったか、そういう女性がいて、結婚していて、子供が欲しくなって、ご主人はうつや体調を心配してまだ子供は早いかもとちょっと反対されていたんですが、女性が早く子供が欲しい!今は落ち着いているし、大丈夫だから!と妊娠して、どんどんうつ症状がひどくなっていく話だったと思います。

(ちょっとうろ覚えですが)

 

 

一般的に精神科では、妊娠で精神疾患は悪化すると言われています。

 

それは、精神病に限ったことではなく、もうほぼすべての病気と思っておいたほうがいい。

 

理由は、赤ちゃん育てるのに、お母さんの栄養一気に減るからです。

特に、鉄とビタミンB群の消耗はえげつなく、あんな小っちゃい赤ちゃんなのに?!と思うかもしれませんが、まさに大人二人分の栄養がいるのか?!と思うくらい、足しても足しても、どんどん減ります。

現状維持できれば、素晴らしい!っていう感じです。

どこまで減るのが、踏みとどまれるのか?!との戦いです。

 

 

鉄とビタミンB群が一気に減ると、もう何が起こってもおかしくない。

脳は、ものすごく不安定になるでしょう。。

 

まさに、お母さんは命がけです。

 

今みたいに医療が発達していなかった時代、子供を取るか、母親を取るか、でよくお母さんが出産と同時に亡くなる、みたいなマンガやドラマや映画、多かったでしょう?

あながち嘘ではないです。。。

 

私は妊娠も出産もしたことないですが、患者さんの経過となにより血液検査を診ているだけで、母体のストレス、えげつないな。。ということがひしひしと感じます。。。

よくこれで、仕事もフルタイムでして、家事もして、自分のこともされてるよな。。と思います。

 

 

患者さんで、産後うつの方のお一人に、もうほんとに朝目が覚めても、からだが起こせなくて、トイレもいかないような状態。。

完全な「うつ」という状態だったそうです。

それでも、おっぱいがちゃんと出ているのかはとても気になったそうで、助産師さんが家に来てくださって(呼ばれたんだったか)、おっぱいのことを相談しようと思っていたそうです。

 

でも、一瞬でわかるくらいの「うつ」状態。

これではいけない!と、ここを受診しなさいとメンタルクリニックを紹介してもらって、ご主人に付き添われ受診されて、そこの先生が授乳中ということもあり、漢方薬を処方されて、これがまた劇的に効いて、落ち着いたそうです!!!

 

 

この方のラッキーだったところは、助産師さんがすぐに気づいて、紹介してくれたこと。

すぐにメンタルクリニックに予約を取ったこと。

そして、そこの先生が、抗精神病薬を出すのではなく、漢方薬を処方して、それがまた劇的に効いたこと。

 

 

うつ状態がほんとにひどくなると、一人で受診はできません。

こればっかりは、ご家族が予約とかの手続きして、多少無理無理でも連れ出さないと。

 

 

この方、出産の時にかなり出血されたそうで、出血量、2度(3度だったか)繰り返し聴いてしまいました。

(輸血なしで、自己血(事前に取っておいた自分の血液)は行かれましたが、取っていた自己血の4倍の出血量。。。

普通、自己血って、鉄剤行きながら造血して行いますが、妊娠中、造血なんてしている余裕は母体にそうそうないです。病院でくれるのは、非ヘム鉄だし。。ただでさえ、鉄欠乏性貧血(隠れ貧血)のところに、出産前にさらに自己血で貧血、そして出産時にさらに出血。。もう泣けてきます。)

 

よく無事に退院できましたねえ~。

 

そりゃあうつにもなるわあな。。。

 

この方、ラッキーなだけではなくて、妊娠前から、糖質制限が完璧にできてる方でした。

なので、妊娠中、産後も、糖質三昧みたいなことはないので、血糖値の乱高下による自律神経の乱れや焦燥感がなかったのが、一番の幸いであり、この方の今までの努力の賜物です。

 

この妊娠前に、ある程度の血糖コントロールができている、ということは、栄養補充よりも、もしかしたら大事かもしれません。

 

血糖コントロールができていないと、それ附随する精神症状がどんどん悪化の一一路をたどりやすくさせるからです。

 

 

タンパク質やココナッツオイルを摂っておられましたが、いかんせん、量が少ないので、今後胃腸に無理なく増やしていくことが課題です。

 

 

今回紹介した妊娠・出産・育児マンガで、お母さんがどんどん負のオーラ満載でうつっぽくなったり、攻撃的になったりする話、実は結構あります。

読んだことも。

共通しているのは、糖質ばかり食べてる。

手作りなら、糖質でもいいと思っていたりするエピソードもありました。

 

 

どんどん、うつや攻撃的になるのに拍車がかかります。

 

 

子供がほしい方が妊娠して出産した。

 

本来、とても喜ぶべき話が、どうして、「死にたくなる」のか。

マンガでは、産後、精神科病棟に入院して、暴れるから、拘束もされていたんだったかな。

多少、誇張して書かれていることもあるでしょうけど、そう誇張でないこともあります。

 

妊娠して死にくなる。

 

なんか間違ってますよね。完全に。

 

厚労省や産婦人科学会の、妊婦さん授乳婦さんの食事について、もっとレバー食べるようにとか、糖質減らすようにとか、もっと突っ込んだ内容に変えていかないと、不妊をはじめとした少子化がますます加速すると思うんだけど、そこまで話がいかないのか。。。

そういうことを、多くに女性が知ることなく、妊娠してしまって、そのあと、「死にたくなる」現実に、本当に悔しくて悲しい。。

 

昔の妊娠マンガって、大変ではあるけど、なんかのほほん系が多くて、うつとか攻撃的になる(やばいほうの)ようなマンガって、あんまりなかったかも。。

それだけ増えてる気がします。。。

 

 

国や学会がしてくれなかったから、と周りのせいにしても、なにも解決はしませんから、少しでもこういう情報が早く、一人でも多くの女性に伝わればいいなと心から願います。

 

ちなみに、オーソモレキュラー療法を妊娠前からずっと続けている女性の多くは、やはりトラブルは少ないです。

できる範囲でいいから、細々でも続けることが、産後の育児と母体が楽かどうかで差が出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

産後うつやマタニティブルーについて、知っておいていただきたくて、Facebookのコピペです。
こちらは、前ふり
以下、コピペです。

#肉食美肌 

#産後うつ 

#マタニティブルー 

#鉄欠乏 

#うつ状態 

#妊娠中のトラブル
#オーソモレキュラー療法 

 

患者さんで、妊娠中、産後に、うつになる方、実は結構多いです。

完全なうつ状態になる方もいれば、うつっぽい=やる気が出ない、何もする気が起きない、おっくう、めんどくさい、などなどこういうのも、実はうつっぽいンです。

妊娠前からうつ、うつっぽい方も多くて、本当に薬も出されていた方もいます。

その後妊娠されてたりして、
よく妊娠できましたね!
妊娠中、産後も大きなトラブルなくて良かったですね!
ということもあります。

妊娠前からうつ状態があって、無事出産までいけた方は、不妊治療ちょっとはされたんだったかな、覚えておられないそうですが、婦人科には通ってたそうです。

こういう方は、だいたい20代。

若いと、結構なトラブルも、からだのほうでなんとかしてくれるんだなと、生物の力強さをいつも感じます。

20代だから、全員なんとかなるわけではないですが、若ければ若いほど、トラブルが少ないし、なにかあっても回復が早い。

産婦人科の先生が、妊娠は少しでも早く!と、言われる意味を実感する毎日です。

でも全員栄養欠損ひどいです…。

よく書いてますが、うちでオーソモレキュラー療法始めた妊娠希望の方、結構早く妊娠してしまいます。
自然妊娠は、止めてないから。

まだ妊娠できないから、今のうちに貯めておこうと計画していると、妊娠しました!
え?!もう?!
今?!

おめでたいことですが、栄養全然ないことを検査で知ってるので、トラブル大丈夫か?!といつもヒヤヒヤします…。

20代よりは30代、30代よりは40代と、年齢が上がれば上がるほど、ええ?!というトラブルがホントに増えます…。

オーソモレキュラー療法始めたばかりの方も多いので、まだ理解もできてないし、食事もわかってないこともあり、そこを乗り切れるかどうかは、やはり患者さんにかかってます。

20代よりは30代、30代よりは40代と、
その分長く生きてますから、栄養欠損もひどいわけです。

月経がそれだけ来るので、鉄欠乏が進む。

そう思うと、

子供がほしい方は、早いほうがいいし、

逆に、
栄養をガンガン足せば体内年齢が若くなるので、実年齢はそこまで気にせず、食事とサプリに先に専念でき、ある程度栄養ためてから妊娠も可能です。

自然妊娠も止めたほうが良いのか…と、悩むこともありますが、妊娠は縁のもの、タイミングであり、何より神様やからだが許可したから妊娠するわけで、それを私が、止めるのか…と自然妊娠は止めてません。

妊娠中に飲んてはいけない薬を飲んでる方だけ、止めます。

それでも、妊娠する方がいて…。

ええ?!
なんで?!(病態がすごく危ないから)

薬は止めれば良いですが、その後どうする?!
ということもあります…。
(他に薬がないから)

妊娠するなら、早いうちです。

仕事との兼ね合いで悩んでる女性も多いでしょうけど、仕事はなんとかなりますよ。

でも、妊娠や子供は、なんとかならないことがある…。

まだ考えてもいないという女性は、子供は絶対いらない!という確固たる意思がないならともかく、いつでもトラブルなく妊娠できるように、栄養摂っておいて下さい。
自分のからだとお肌のためにもなりますから。

Facebookに書いたら、反響が大きかったので載せておきます。
先日の髪の毛話の続きです。
以下、コピペです。

#肉食美肌

#育毛

#薄毛

#栄養欠損

#食事療法

#AGA

#ヘアケア

#頭皮ケア
#AGA治療

 

男性の薄毛は、主に男性ホルモンがらみのことが多いですが、食事で糖質三昧にして、髪の毛フサフサはありえないと思っておいて下さい。

 

欧米では、いわゆるハゲは男性ホルモンの象徴ですから、モテるんですよね。
ハリウッドスターでもいますよね。
カッコいいです。
毛は、カッコ良さには関係ない。

 

日本人と欧米人とで、頭の形が違うから、欧米人はカッコよく見えると聞いたことがありますが、日本人でも髪型工夫して、全然ありな方もいます。

 

知り合いで、若いときからほぼ全部毛がない男性がいますが、結婚4回してるんだったかな。
モテモテです。
(顔がイケメンでもないですよ)

 

 

話を戻します。

 

女性の場合、以前は40歳過ぎてから育毛薄毛相談だったのが、ここ7,8年くらい前から、30代、ひどい人で20代で来ます。

栄養状態ひどいです。

痩せすぎが大半です。
(痩せ過ぎは、BMI 19以下くらいと思って下さい。
19以上でも、糖質による内臓脂肪で体重稼いでるだけです。)

 

女性も、男性ホルモンの影響を受けてる方もいますが、そういう方には、そういう治療も足しますが、食事をおろそかにしていい方は、一人もいません。

 

AGA治療は、昔はうちもそうですが、治療中は、お金と時間をかければ、食事むちゃくちゃでも、ヘアケア頭皮ケアはいりますが、そこそこ良くなります。
(うちの場合です。そう思って来たけど、他では違うようなので)

 

でも、効率悪いですよね。

髪の毛作る材料毎日供給しないと。

 

男性も女性も、どんな治療されても納得の上ならいいですが、食事の見直しは、誰にでも必要です。

 

血液検査もね。

 

お金だけ払わされて、ホームケア用品たくさん買わされて、サプリも買わされて、ヘアケア頭皮ケア食事指導は一切ないっていうのは、おかしいですよ。

 

これは、患者さんが一番お金がかかるパターンです。

今日の「ホンマでっか?!TV」ご覧になりました?

 

髪の毛のこと、されてましたね~。途中、ちょっと聴けなかったところもありますが。

 

さて、どちらの先生か存じ上げませんが、どこかのDNA鑑定を専門にされている先生が出演されていて、「髪の毛にいい食材は、お肉だ」「お肉を食べていないほうが薄毛だ」とおっしゃってました。

 

テレビでいいこと、流してるよ~と思っていたら、

「お肉はなんでもいいのではなくて、赤いお肉よりも、鶏肉」とおっしゃってました。。。

 

 

。。。なんでやねん。。

一体、どういった根拠で言われているのかはわかりませんが。。。

 

タンパク質が鶏肉がいいとか。

 

それって、プロテインスコアで鶏肉のタンパク質の栄養価の摂取効率がいいから、そう言ってる?

 

タンパク質だけ、見たら、確かに鶏肉はいいんですが、ビタミンAも多いんですが、肝心の鉄も亜鉛もビタミンB群や他のミネラルやビタミンが、豚肉・牛肉に比べて圧倒的に低い。

 

タンパク質だけで髪の毛作れませんから。。。

 

もちろん、魚介類も必須です。

亜鉛は、今が旬の牡蛎が一番多いですしね。

(亜鉛だけ摂ってもダメですよ)

 

いろいろな食材で、いろいろ得意な栄養素がありますから、いろいろなタンパク質を食べる必要があるわけです。

大豆などの豆類の植物性タンパク質も摂ればいいんですが、タンパク質としての栄養価が低い。吸収率も悪い。

植物性のものは、必ず動物性のものを足すのが原則です。

 

植物性タンパク質では、アミノ酸の吸収が悪いようなことをおっしゃっていて、せっかく良いことおっしゃているのに、片手落ちですね。

 

 

その先生が、お肉食べながら、育毛剤を使うと、毛がどんどん生える、みたいなことおっしゃったら、横に座っていた、頭髪のとても乏しい男性のkメンテ―ターの方が、「お肉もたくさん食べてるし、育毛剤も塗ってる。。。なのに。。」とおっしゃってました。

 

 

男性と女性で、頭髪(頭髪だけではないですが、まずは頭髪)が薄くなる原因は、微妙に違います。

 

池田先生がおっしゃってましたが、

「さんまさんと僕と、毛穴の数は同じ」と。

(この辺、料理してて、よく聞こえませんでした。)

 

男性の薄毛、というか、いわゆる「ハゲ」という状態、実は、これ、無毛になっているわけではなく、限りなく、うぶ毛のように極細になっているんです。

マイクロスコープで、50倍で診ると、よくわかります。(これは女性も)

 

完全に無毛に見えているところも、実は、毛根が冬眠しているだけで、死んでるわけではないそうです、と以前、学会で、AGAの講義セミナーで、AGA研究の第一人者と言っていいくらいの先生がおっしゃってました。

 

だから、男性のいわゆる「ハゲ」の場合、なんらかの刺激で、冬眠から覚めて復活してくることもあるそうです。

(だからといって、器械でぐりぐりするとか、ブラシでたたくとか、絶対に止めてくださいね。炎症を起こしたら、冬眠している毛根、死んじゃいます。。。)

 

まあ、完全に死んでいるところもあるとは思いますが。。。

 

男性のAGAの場合、まず男性ホルモンの影響を一番に考えないといけません。

かといって、日常生活、男性ホルモンを抑えて支障が出たら困りますよね。

その辺は、どこまでの薬を使っていくかです。

 

番組で、「お肉も食べてるのに、、」とおっしゃっていた方は、男性ホルモン、多そうでしたね。

 

お笑いの小杉さんもそうですが、真剣に悩んでおられるなら、薄毛育毛を取り扱っているクリニック(自費)で相談・診断・治療・ホームケア(ヘアケア含む)をきっちりやれば、結構いきますけどね。

 

もちろん、難治性の方もおられるし、程度があまりにひどいと、お金も時間もかかりますから、そこまで出せないとなると、なかなか大変ですけど。。

 

うちでは、あらかじめ大変な時は、大変と処置前の診察カウンセ時に必ず言います。

育毛メソセラピーって、一番侵襲性の高い治療(育毛に有効な薬剤を注射で毛根そばに注入する)であり、麻酔しても痛いのは痛いですから、回数もある程度必要なので、患者さんにも覚悟してもらうために、それはお伝えしています。

(AGAというより、全頭脱毛の時など)

 

 

普通のAGAは、普通の治療で(見合ったお金と時間は必要)、それなりに良くなります、というか、うちではそうです。

 

そういう外からの治療も必要ですが、ちゃんと髪の毛が作れるように、たくさん栄養を取ってもらう、というのは、全員の方におススメしています。

もちろん、ヘアケア(頭皮のスキンケア含めて)も。

 

 

なので肉だけ食べていればいい、というわけでは全然ありません。

 

もちろん、魚を全然食べずに、肉ばっかり食べている、というのもいけません。

 

もう2月ですね~。

早いですね。

2月と言えば、バレンタインですが、普通のチョコもあまり食べなくなって、バレンタインの催し物会場くらいは一度見にいくかもしれないなというくらい落ち着いています。

もうあまり関係ないと言えば関係ありません。

院内のお花は、ピンクと真っ赤に変えるのは変えました。

 

さて、今月のキャンペーンは、毎年恒例の?化粧品全商品10%オフです!

セットでもなく、普段お値引きがないものもです。

ちょっと高めのもの、もっとたっぷり使いたいものなど、この時期にまとめ買いされる方も多いです。

多めに欲しい方は、ご予約の時にお申し付けください。

お取り寄せやお取り置きしておきます。

 

まとめ買いされる方もおられるので、一気になくなることもあります、

その場合、送料がかかってもよろしければ、入荷次第ご自宅にお送りいたします。

 

処置されている方へのサンプル5種類プレゼントは、かなり好評です。

種類を減らして、同じもの3回分とか5回分にされる方もおられます、

サンプルによったら、5回分にしちゃうと、本物超えるものも出まして、たっぷり使えますね!と患者さんとおお!と言っていたところです。

 

化粧品って、使い心地が大事ですから、数日~1週間くらいは、ほんとは使ってみたいところですよね。本体を買う前に。

 

この機会にいろいろお試しください。

意外な掘り出し物が見つかったりします。

 

 

患者さんから要望のあった、イオン導入のキャンペーンもです。

スギ花粉がもう飛んでますが、これからほんとの本番です。

アレルギーじゃなくても、スギ花粉自体が皮膚に炎症を起こさせるので、2月3月などの春先は、実は多くの方が肌荒れしやすい。

イオン導入が少しでも助けになればと思います。

(導入する成分がね。スキンケアの基本もできていないのに、イオン導入だけやってもダメですよ。効果、そんなにわかんないですよ。チリも積もれば山となる、ですから。)

 

 

で、これも恒例の?スキンケア相談、肌荒れ相談の方への敏感肌用サンプルプレゼントです。

いつもよりも多めに差し上げようと思います。

こういう季節ですから。

数に限りがあるものもありますので、それはご了承ください。

 

栄養療法されている方には嬉しいお知らせが!

ビタミンDのサプリが10%オフです!!

免疫力アップだけでなく、これからの季節、花粉症には欠かせないものですね。

女性ホルモンの活性化にも子宮卵巣の安定化にも必要で、女性には必須です。

腸の炎症も抑えるし(腸だけではないですが)、免疫力アップなので、ガンにも必須! 皮膚や粘膜の再生にも必須! 骨にも必要!

うつとか脳疾患にもとても重要。甲状腺や耐糖能アップにもと、ほんとに万能か?!というくらい、大事な栄養素です。

有効濃度に持っていくには、医療用の高品質が必ず必要。血液検査も。

 

しつこいようですが、血液検査もいらないサプリでは、私が今挙げたような効果が出ません。そこまでもっていけないから。

 

くれぐれも、安くあげようと、安物飲まないように。ほんとに意味ないですよ。そんなお金があるなら、国産の鮭やニシン、食べてください。

そのほうがよほどDの濃度は上がります。

(医療用のほどには上がりません)

 

あと、前から考えて放置してしまっていた、サプリメントケースのプレゼントです。

数に限りがありますから、ご了承ください。

 

先日も他院で栄養療法されている患者さんが、サプリを冷蔵庫で保管していることが判明。。。

うちには肌荒れ相談でこられました。

まあ、サプリもお肌にはあってないやんという話にもなるかもしれませんが、保管状態が悪いと、せっかくの栄養素が劣化してしまい、本来の成分量がなくなっている可能性も出てくるかもしれません。

そちらでは、本来工場で分包されない分も、院内で分包されていたようで、保管の袋の状態がよくわかりません。。。

分包してしまうとね。。。やはり劣化(主に酸化ですが)は早くなる。。。

冷蔵庫で湿気にやられると、水分を含むので、さすがに腐るというか、変性するかもしれません。。。

 

飲んでいるサプリの種類の優先順位が間違っている、量が足りない、食事が間違っている、などなど、問題はいろいろとあると思いますが、出しているサプリが劣化しているというのは、論外の話で、それで「効かない」「効かない」と予算もっとかけるように言われたら、もったいなくないですか?

いくら増やしても、効きは悪いのは当たり前。。。

 

 

その患者さん、むこうでは全然診察に入っていなかったようですが、たまたま今回そういう話になって、うちで発覚。。。

何年もずーっとしてたそうです。。。

 

 

 

 

#毛染めでかぶれる
#毛染めで刺激
#銀染色白髪染め 
#光触媒白髪染め 
#今の季節に日傘 
#ビタミンD欠乏 
#うつ症状悪化 
 
先日、白髪染めの銀染色のやつ、生え際に使っているもの、いつもと違うのを使ったら、皮膚がカーッと熱くなった件、覚えてらっしゃいます?
ブログじゃなくて、フェイスブックのほうに書いたんですですが、いつもと違うメーカーのを使ったら、しばらくしてから、急に頭皮がカーッ!と熱くなったんです。
かぶれも赤みも出ませんでしたが、この刺激感は、もう止めとけという体からの合図です。
 
おでこの一部付着したところ、すぐに拭いたのに、翌日、ひりひりしました。
普段使っているもので、こんなことになったのは、ヘナ染色以来ですね。
(ヘナで染色してかぶれた話もFacebookに書いてます)
 
 
次の日は、いつも使っている育毛剤は、アルコールが多いので念のため止めておきました。
(育毛剤というのは、ほとんどの商品、医薬品でもアルコールは多いです)
 
 
で、今朝、いつものメーカーの銀染色のを生え際の白髪のところに塗って、スーパーにさっき出かけてきました。
気温は低いのかもしれませんが、今日は良く晴れて気持ちいい。
 
お日様思いっきり、頭、というか髪の毛の塗ったところに浴びせます。
光触媒なので、紫外線に当たるほど、よく染まります。
 
お日様が温かくて、近赤外線の恵みですね~。冬にはありがたいです。
 
 
自転車で帰っている途中、小さい子を連れたママさんに遭遇。
 
思いっきり、黒い日傘。。。。いや、雨傘というくらい大きい。
 
頬骨はコケて、コート着てても痩せすぎなのがわかります。。
 
 
いや~、この真冬でも、確かにUVAは、いっぱい出てますけどね。
UVBは、夏よりも冬のほうが少ないし、全体に日照時間も減ってるし、なにより寒すぎると外にも出ないし、今日みたいにお天気良い日のまっ昼間、お日様ちゃんと当たりましょうよ。
 
UVBが、皮膚でビタミンDを作ってくれます。
 
アレルギーやガンの治療や予防に効くほど作れるわけではないですが、毎日の積み重ねで、冬には血中のビタミンD濃度下がるわけですから、冬のお天気良い日、頭の頭皮くらいお日様あたんないと。
 
顔は私も日焼け止め塗ってます。
 
美容に対しては、それで十分です。
 
 
紫外線恐怖症の人、強迫神経障害というんでしょうか。
時々来られます。
ほぼ全員痩せすぎです。
頬骨は全員こけています。
 
精神疾患もなにかしら、精神科に行けば病名が勝手につけられてしまうことも。。
(ただの栄養欠損のせいなんですが)
 
紫外線を避けすぎるあまり、ビタミンDが全然作れなくて、血中濃度、えげつなく低いです。
かといって、それを補うほどの食事で、魚も肉も食べているわけではない。
 
ビタミンDが低いと、うつ病など精神疾患のリスクはとても高くなります。
やる気のホルモンも幸せ感じるホルモンも、Dがないと活性化しません。
脳にとって大事なホルモンが、Dがないと、うまく働かくなる。
 
実際、Dが低すぎる人というのは、Dだけではないので、他もえげつない栄養欠損です。
 
 
こういう人に、医療用の高品質高濃度のDのサプリを飲ませて血中濃度だけ上げても、紫外線恐怖症は治りません。
 
他の栄養素も全然ないから。
 
胃腸もとても悪いので(自覚はあまりない)、食事を変えていくのにもむちゃくちゃ時間がかかります。
(まず食事が変えられない)
 
患者さん側によほどやる気(というか決意)がないと、続かない。
数か月くらいでは全然無理です。
 
ここまで行ったら大変です。
家族も。。。
 
 
せめて昼間は、明るいところで過ごしましょう。
ちゃんとカーテン開けてね。
窓は寒いので喚起だけして閉めておいたらいいですが。
 
 
雪山に行くわけじゃないんだから、その辺、散歩に行くくらい、この真冬は、頭皮くらいは直射日光を浴びてください。
ビタミンDが足りないと、皮膚の角化がうまくいきませんから、美肌にはならないです。
Dだけじゃあ、もちろんダメなので、肉魚卵たっぷり摂って、いろんな栄養をもらう。
太陽はうまく利用する。良いとこ取りです。

肝斑を早く良くする方法

 

毎度毎度書いていることで恐縮ですが、肝斑を早く良くする方法。

 

私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」に書いてる通りなんですけどね。

 

①可能な限り、摩擦と刺激を止める!

初診で来られた方の中には、そんなに顔を触るのに擦っていない方も結構おられます。

でも、洗顔のやり方を見ていると、同じところばっかり触ってる。

特に、肝斑のシミのあるところ。

 

他は、全然洗えてません。

 

洗えていないところは、ほんとにあまり触っていないので、肌が白くキレイです。キメも結構残っています。

 

肝斑のところ、結構ファンデで何度も塗る方、結構多いです。

指もですが、スポンジで何度も何度も何度も。

これはかなり擦っているのと同じです。

コンシーラーを絶対使うなとは言いませんが、ファンデを何度も重ね塗りするくらいなら、コンシーラーで一度塗りしたほうがよほどいいですが、カバー力のあるものを重ねた分、クレンジングで取らなきゃ!と何度もそこばっかり触ってしまっている方がいるので、結構擦っていることにもなります。

 

触り方は、そんなに悪くなく、優しく触っているのに。。という方で、化粧品が良くないこと、これは多々あります。。

これについては、頻繁に書いてますし、拙著に端的に書いてますから、何が良くて何がダメなのか、それをまず知ること。

 

でないと、選べませんからね。

 

②紫外線カットはしっかりする!実は、肝斑の場合、これかなり重要です。

 

低刺激の化粧品を求めるあまり(実際は低刺激ではないんですが)、SPFやPA値の低いものを選んでいる方もたまにいて、過ごしている環境にもよりますが、SPF値などが低いと、皆さん塗っている量自体がとても少ないので、全然足りてません。

 

結果、紫外線の害、うけまくり、となります。

 

環境やTPOに合わせて、汗をかく場合は、汗に強い物ではないと意味がないです。

下手すると、汗かいた習慣に落ちてるかもよ?!

 

時々おられますが、マスクで日焼け止め代わり。

実際、こういう目的でのマスクは一切勧めていません。

 

 

まず、マスクの素材がガーゼにしろ、紙にしろ、結構お肌、特に肝斑を擦っています。

 

インフルエンザの予防や花粉症、仕事でするというのなら、仕方ないですが、紫外線カット目的で、というのなら、全然お角違いです。

 

いますぐ、不必要なマスクは止めましょう。

 

マスクしたところで、日焼け止めは必ず必要です。

 

③お肌のターンオーバーを良くする

これは、「化粧品」「ピーリング」と思われがちですが、実は、肉魚卵です。食事と栄養です。

 

いろんなタンパク質を摂ることで、お肌の必要な栄養素は全部入っています。

体で勝手になんとかしておいてもらうわけです。

 

ここが結構皆さん、忘れがち、というか、あまり興味がない。。。

 

でもトラネキサム酸は欲しがる。。。

 

 

まあ、まず騙されたと思って、この3つを本にそってやってみてください。

いざ、ほんとにかなり良くなります。