プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年4月
« 12月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近投稿した写真

ホーム > サプリメント



ちょっと前に書いた、「円形脱毛症は自然に治るので、治療はない」というくだりの補足です。

 

自然に治るから、円形脱毛症、なわけでもあります。

 

一般の方の中には、薄毛=円形脱毛症という病名、みたいに思っておられる方がいるかもしれませんが、細かく分けるといろいろあります。

 

 

まず、「多発型円形脱毛症」。

 

これも、日にち薬で自然に治りますが、1個治っては、またでき、と再発を繰り返して、絶えずどこかにある状態がず~っと続いている、というのは、結構な難治性です。

 

「び漫性脱毛」

なんとなく、抜け毛の範囲が広い、というか、はっきりここまで、と言えるわけではなく、頭頂部や分け目のところ中心に、全体に広がっていることもあります。

調べてみると、病気が見つかることもあり、病気があれば、病気の治療最優先になることが多いと思いますが、その病気の治療をしたからと言って、抜け毛が治るわけではない。。。

徐々に治っていくこともありますが、悪化させずに早く治す方法は、育毛治療も同時進行で始めることです。

(「抜毛症(自分で毛を抜いていて、そのために円形脱毛症に診えたり、び漫性脱毛症に診えたりする。診察で、そこは見ぬきます。結構子供に多いです。ストレスが多いってこと。

治療法は、塗り薬とかよりも、環境を変えてあげる。習い事は一旦全部止めるとか。

 

「全頭脱毛」

これが一番やっかいです。

頭の毛だけに関わらず、眉毛やまつ毛、ワキ毛や陰毛などの体毛にまで脱毛が及ぶことがあります。

 

 

他にもありますが、メジャーなところがこれくらい。

 

保険診療では、もちろん病気があったらダメだから、血液検査をされることも多いですが。栄養解析ではないですよ。検査する項目がだいたい決まっていますから。

1個や数個の進行しない「円形脱毛症」は、ほんとに一時的なものですから、なにか薬をいっても、薬のせいで良くなったのか、自然に治ったのかわかりづらいかもしれませんが、ほとんどは自然治癒かと思います。

 

保険診療で出される薬の典型は、「ステロイド剤」です。

飲み薬で出ることもあるし、塗り薬で出ることもあります。

食生活の改善は必須です。

 

ステロイド摂ったからって、どこまで効いているのかはわかりません。

なにも効いていないということは全くないでしょうけど。

 

ステロイド。。。

 

長期化することが多いので、結構長期(短期でも)ステロイドいくのは、気が引けます。。。

根本的治療という意味からはちょっとずれるし。。。

 

どのタイプであっても、ヘアケアとオーソモレキュラー療法は基本です。

具体的なこれらの説明は保険診療ではやりません。

なので、結果、自費診療 となるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

今日の「ホンマでっか?!TV」、ご覧になりました?

肉食が良い、という話でしたね。

すっごく嬉しかったです!!

 

空前の肉ブームで、肉の消費量が今までのMAXと放送されてましたね。

でも実際は、肉を食べてる人と食べてない人との差がむちゃくちゃ激しいです。

 

本当は、この全然食べていない人が食べなきゃいけないんですけど。。。

 

で、すっごい食べている人は、全然魚を食べていない。

 

 

WHOが、赤身肉と肉の加工食品を制限するように、前に言われて以来、肉が悪者になっているところがありますが、赤身肉と、添加物だらけの加工肉を、一緒にするなよ、というのがまずひとつ。

 

そして、肉しか食べてないことが問題であることが、2つ目。

魚を食べないことが問題なわけです。肉が悪いのではなく。

 

食生活の中での、肉と魚との割合、肉、魚(魚介類)、卵、大豆などの植物性タンパク質の割合を、本当はちゃんと見ないといけません。

 

 

そして、肉を食べても、ちゃんと消化吸収できているのか、というのが、3つ目です。

 

消化吸収できないと、未消化になり、発酵してガスは出るし、悪玉菌は増えるし、と腸内環境が悪化します。

これがとても良くない。

炎症も怒るし、大腸ガンにもなりやすい。

 

そして、食物繊維が全然足りない。  これが、4つ目。

野菜(イモやニンジン、カボチャ、根菜類ではなく、葉物野菜)やキノコ、海藻(ひじきは食べなくていい)が足りない。

 

 

お肉たくさん食べるんだったら、この4つ、全部クリアしないと、肉が悪者になってしまいます。

 

肉が悪いんじゃないのに。

悪いのは、食べ方や食べているもの、消化吸収できない胃腸が悪いわけです。

 

 

「ホンマでっか?!」によく出ておられる、あの筋肉ムキムキの先生、お名前、どなたでしたっけ?

 

肉で、鶏の胸肉が、低カロリーでおススメ!と言われてました。

ボディビルをされている方は、カロリーにこだわられますから、鶏肉となるのかと思いますが、筋肉を維持する以前に、からだの細胞を維持するために(もちろん、筋肉も)、鉄や亜鉛などのミネラル、ビタミン類は、鶏肉よりも赤い豚肉や牛肉のほうが断然豊富です。

(ビタミンAは、鶏肉のほうが多いです)

 

特に、牛肉や豚肉はコレステロールが豊富です。卵も。

お年寄りや最近の女性、痩せている方(男性でも)で、コレステロールがすっごい低い方、結構います。

 

もうほんとに、栄養欠損です。

コレステロールがないと、脳神経細胞が作れません。

いろんなホルモンもビタミンDも作れません。細胞の膜も作れないとので、すぐにつぶれてしまいます。

 

血液検査によって、卵の制限をかけることがありますが(肝臓で調節できない方がおられるので)、コレステロールやカロリーはちゃんとないと、体の細胞をいい状態には保てません。

 

カロリーをある程度摂っておかないと、せっかく摂ったタンパク質がエネルギー源になってしまって、減りますよ。

鶏肉も食べたらいいですけど、豚肉・牛肉もちゃんと食べましょうね。

 

特に、痩せている女性や筋トレしている男性で、肉と言えば鶏肉しか食べていない人、結構いますから。

筋肉だけついても(女性は、鶏肉だけ食べてもあまりつきません)、体の中は、大事な栄養素全然足りないはずです。

 

 

日本では、お年寄りの筋肉が全然なくて、歩くのが困難、動きにくくなって関節も固まりやすくなって、などなど、いろいろ問題が多いです。

 

厚労省もちょっと前から、お年寄りにもっとたんぱく質を食べるようにやっと言いだしたところです。

 

お肉屋サンの会長さんでしたっけ?出演されておられて、81歳!お若い! お元気!

 

お肉を食べているお年寄りが元気なのは、もちろんそれだけ栄養も入ってきているわけですが、お肉を食べて消化吸収できるくらいに、消化液も作れていて、元気な腸をお持ちということです。

それだけ元気ということは、いろんなホルモンも結構作れていたりします。

なので、元気。

 

 

前にも書きましたが、どっかの大手が、EPAだったかのサプリに、アラキドン酸まで入れていて、ビックリしたことがあります。

なんで、わざわざアラキドン酸、入れるわけ。。?

(過剰になりすぎていて、過剰になると、炎症を起こしやすくなります。)

 

その理由は、

高齢者になると(なってなくても)、肉などを食べないから、アラキドン酸すら足りないから、という理由かなと思いました。

 

アラキドン酸まで飲ませるなら、先に血液検査してほしいところですけどね。

 

肉は食べてなくても、マーガリン、ショートニングてんこ盛りのパンは食べているお年寄りも結構多いので。

 

 

女性にラム肉、とおっしゃっていた先生がおられました。

カルニチンが豊富だから、ダイエットや熱を産生して冷え症にいいと。

 

確かに、カルニチンは、エネルギー代謝に必要ですが、冷え症に一番大事なのは、実は鉄です。

そして、ビタミンB群も亜鉛も。ビタミンAもです。

もちろんたんぱく質も。

 

元気な赤血球をたくさん作ることが冷え症の一番の改善策です。

詳しくは、私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」をお読みください。

それぞれのお肉に(魚も卵も大豆も)、得意な栄養素がありますから、いろいろなものをローテーションすることが大切です。

 

すぐに同じものばかり食べちゃうでしょ。日本人って。

ほんとに食物アレルギーになりますよ。ちゃんと散らさないと。

 

いきなりたくさんお肉食べても、消化できるかは別の話ですから、無理ない範囲で、お肉は増やしてください。

もちろん魚もそれ以上に食べること。

昨日の育毛剤で肝障害の続きです。Facebookに今朝載せました。

肝障害だけではないし、頻度がそれほど多いものではないです。

甘く考えるな、という話。

 

医薬品を、サプリみたいに思ってはいけない。

 

市販のサプリでも、肝障害の報告は世界中であります。

 

個人が解毒できるのかどうかの問題は、さまざまです。

医薬品でもサプリでも、入っている添加物だけがダメだったということもあれば、有効成分そのものがダメだったということもあります。

すくなくとも、その成分を解毒するのに、その人の肝細胞は、とってもしんどくて大変だったんだ、ということ。

 

 

専業主婦の女性で、健康診断や人間ドックを受けていない方、結構おられます。

40代、50代、60代であっても、です。

検査していないから、気付いていないだけで、実は脂肪肝、糖尿病や糖尿病の手前の方、結構います。

お菓子とパンしか食べてないから、血液ドロドロの方も結構います。。。

 

検診もせずに、健康で元気で寿命を全うできればいいですが。。。

 

 

以下、フェイスブックのコピペです。

 

 

昨日に引き続き、医薬品の副作用の話。

 

美容医療で肝斑などによく出されるトラネキサム酸の飲み薬。

市販でも売ってますよね。

 

よく市販の許可が出たな〜とたまに思うことがあります。

 

市販のものは、病院処方よりも薄く(1粒当たりが)、一応2ヶ月飲んだら1ヶ月休むように書いてますけど、買った人が守ってるかどうかも不明…。

まあ自己責任ですね。使用方法守らないのは。

 

市販のでなくても、ずーっと何年も飲んでる方もおられます。

 

肝斑があっても、うちでは一旦止めてもらいます。

肝臓を休ませるためです。

 

よく書いてることですが、うちでは50代以上ではほとんど処方しません。

 

40代に処方する場合、検診とかの血液検査の結果を診て、短期間であれば、という条件付きであれば、処方します。

 

トラネキサム酸で肝斑を完治させてくれるものでもないし、ちょっと抑えることができる、くらいに思って下さい。

 

ずーっと飲むつもりですか?

 

顔をこすり倒したり、日焼け止めの塗り方が悪い、塗ってないとなると、効くわけもありません。

 

それでずーっと飲んで、しかも検診も受けずに、気づいたら、肝障害や血栓による障害で大変だった、とは目も当てられません。

 

トラネキサム酸の血栓性静脈炎はたまに聞きます。
私自身は、患者さんで診たことないですけど。

 

はっきりした血栓でなくても、少なくとも血行は悪くはさせてると思います。
抗プラスミン作用ですから。

 

若い人にも、処方しないこともあります。

 

ピルとは併用しませんし。

ホントに血栓ヤバイから。

 

 

結構飲んでいます、という方に、片っ端から一旦止めるように言ってますが、中には、内緒で他院で処方だけしてもらって、肝障害になった方おられました。

 

うちでは、シワたるみ治療で通っておられましたが、体調に変わりないか確認したら、トラネキサム酸による肝障害になったとのこと。

 

え?だって、止めてたでしょ?

 

半年以上だったか1年以上だったか、結構な時間が経ってるんですか、ずーっと飲んでたそうです…

 

トラネキサム酸飲ませられないような方には、医療用サプリをおすすめして代わりに飲んでもらってます。

そのほうがよほど根本的な治療に役立つからです。

活性酸素除去です。

 

理解して飲む方と、理解せずに、トラネキサム酸ばかりほしがる方と分かれますね…。

 

トラネキサム酸も欲しがらないけど、サプリも飲まないという方もいます。

 

これだと、スキンケアもそこまでできてない、肝斑も結構ひどい、となると、なかなか良くはなりません…。

気長にしてたら良くなるよかもしれませんが、悪化するほうが勝つかと思います。

まあヒドさと、スキンケアかどこまでできてるのか、食事の内容によりますが…。

 

トラネキサム酸を、サプリと思ってる方もいて、肝斑のサプリ下さい、肝斑のサプリ飲んでます、という方もいます…。

なので、副作用があるとは考えておられません。

 

薬は、なんでもメリットデメリットがありますから、特に美容やアンチエイジングで飲む場合は、ホントに必要なのか、代わりに何かないのか、とわかっておかないと自分が困ります。

デメリットのほうが大きいと判断した方が、どうしてもトラネキサム酸飲みたいなら、まず血液検査です。

続けるなら定期的な検査がいります。

 

ある程度健康で元気であってこその、美容とアンチエイジングです。

肝臓悪いのに、育毛も美肌もなるわけないです。

医薬品を気軽に考えるのは止めましょう。

育毛話の続きです。

 

年末の学会誌にだったか、掲載されてましたが、厚労省から、海外からの個人輸入による育毛のための医薬品(ミノキシジルとフィナステリド)の内服薬で肝障害が起こったらしく、注意喚起が来てました。

 

海外からの個人輸入と言っても、皆さんが怪しい業者から買っている偽物ではなく、ちゃんとしたルートで買っている本物のようです。

(クリニックで処方されたからと言って、まっとうなルートかどうかはわかりませんよ)

 

細かい経緯は載ってなかったのでわかりませんが、肝障害を診察した医師からは、育毛のための内服薬と因果関係があるだろうとの意見だったそうです。

 

ミノキシジルもフィナステリドも、サプリではなくて医薬品ですから、もちろん副作用があります。

 

国内で承認されているプロペシア®も肝障害の副作用報告があります。

これを飲んでいる際には、定期的に肝機能検査を普通はやります。

自分のところでやらないなら、他院でした結果をチェックするかです。

 

でも、多くのAGAクリニックでは、そういったフォローはされていないのかもしれません。

 

自費診療なので、一度に大量に処方は可能であり、可能だからと大量処方をしているクリニックもあるでしょう。

 

どんな薬でも、肝障害は起こってもおかしくはないわけです。

肝臓で解毒しないといけませんから、肝臓が余分に働かないといけないわけです。

 

 

若いならまだしも、AGA治療の場合、男女ともだいたい40代以上が多いと思います。

(最近は、低年齢化してきてます。。。もっと肉を食え!と思います)

 

40歳で、パッと切り替わるわけではありませんが、やはり40歳も過ぎると、実は体のいろんなところにいろいろ問題があって、血栓傾向も上がるし、耐糖能は悪くなるし、女性だと女性ホルモンもどんどん減ります。男性もでしょうけど。

 

いろいろガタが来やすくなってくるので、メンテナンスが必要なわけです。

 

どこにガタがきているのか、ガタが来る前にメンテでなんとかなるのか。

 

こればっかりは検査しないと、わかりません。

外から見ただけでは、また自分の自覚症状だけではわからないことがたくさんあります。

 

なので、検診しかり、人間ドックしかり、定期的に受けておく必要があります。

 

市町村からくる特定機能検診のご案内、40歳過ぎたらくるでしょう?

そういうことです。

 

検診を全然受けてもいない、病院にも行かない、となると、勝手に、「健康」と思っている方、たくさんいます。

 

確かに、本当に、「健康」な方もおられると思いますが、それも検査しないとわかりません。

 

ほんとに病院に行くこともなく、毎日が元気で楽しく、ボケることもなく、足腰も頭もしっかりしたまま、やり残したこともなく、眠るように死ねたらいいですが、こんな理想的な「老衰」で死ぬなんて、どれだけ稀なことか!!

 

これこそ、本当に「健康」な方でないと、なかなか。。。

 

『不健康」の典型の一つに突然死があります。

 

一瞬で死ねたら、ご本人は楽かもしれませんが、予期せず突然って、いろいろやり残したこともあるでしょうし、なにも準備もできていないでしょうし、ものすごく心残りがあることと思います。

 

だから検診は受けておくことをお勧めしていますが、健康診断の血液検査なんて、微々たる項目です。

 

これで、「問題なし」「健康」と言われても、ほんとに??ということだらけ。

 

特に、肝障害は結構見逃されているのでは?と思います。ビタミンB6不足がすごいから。

 

 

なので、検診などでは、ぜひとも肝臓のエコー(腹部エコー)も一緒にしておくことがお勧めです。

 

検査していない、検査していても見逃されている、そういう状態のところに、医薬品が入ってくると、肝障害が一気にわかりやすくなることもあります。

 

その処方したクリニックがどれくらい処方して、フォローはどうしていたのかはわかりませんが。仮に1年に1回検査しても足りないのかもしれないし、かと言って、数か月で自費でやるのか、と言われたら、患者さんが嫌がるでしょう。。

 

それくらい、医薬品というのは、副作用合併症が出たら、やっかいです。

 

肝臓がやられているのに、しっかりした太い毛が生えてくるわけ、ないですよね。。

肝臓は、ほんとに労わらないと。

 

 

クリニックで処方されても、肝障害がなる時はなります。

どこまで解毒できるのか、肝臓の予備能力は、人それぞれ違うわけですから。

 

 

 

まして、海外からの個人輸入のやつを、「安いから」というだけの理由で、ず~っと飲んでる人。

もうあ~あ~という自己責任です。。。

 

ほんとに何が起こるかわかりませんよ。慢性の炎症は、小さいキズでも、繰り返し起こることで、そこからガンになっていくきっかけになってしまいます。

肝硬変まで進んでしまうと、結構な取り返しのつかないことに。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっきテレビ番組で、もち麦ダイエット  みたいなのをやってました。

 

とにかく、もち麦!!

なんにでもかけたり、ごはんももち麦、おかずももち麦!

 

昔、もち麦も押し麦も麦ごはん大好きでした。

今でも食べたら好きですよ。

普段は、グルテンフリーをしているので、なにか機会がなければ食べません。

お正月に作った糖質制限いなり寿司のお米が、サラヤさんの「へるしごはん」https://shop.saraya.com/smile/item/27539/にしたので、白米と大麦が入ってます。

大麦食べたのは久しぶりです。

 

今日、イオンにいったら、ドラッグストアのほうに、糖質制限のレンチン用のパックごはんや、低糖質のレトルトなどが売っているのを見つけました。

白米の代わりに、大麦を使っている商品がやはりとても多い。

 

大麦は、βグルカンという免疫力を上げる成分が入っていたり、食物繊維も豊富です。

なので、以前から注目されていました。

お米の代わりに食べたり、半分置き換えたりすると、食物繊維豊富のため、血糖値の上昇が緩やかになると予想されます。

食物繊維が多いから、便秘の解消にも役立ちます。

 

と書くと、良いことづくめですよね。

すぐに日本人なまた飛びつきますかね。

 

「ホンマでっか?!TV」の後、テレビつけっぱなしにしてたら、一つの食材を題材に、こんなに素晴らしい!という番組やってますね。

昔の、みのもんたさんのお昼の番組思い出します。

 

確かに、βグルカンも食物繊維も素晴らしいのですが、大麦は、グルテン入ってますから、良い成分だけ抜くことは、食べ物として食べる場合、できません。

 

グルテンが入っているのが、あまり食べないようにしている理由の一つです。

 

 

また、食物繊維が豊富で、血糖値の上昇が緩やかとは言え、糖質は糖質です。

 

白米の代わりに食べて、うまく行く人もいれば、あまり変わらないという人も出てきます。

それは、耐糖能が人それぞれ違うからです。

 

 

番組では、もち麦を食べまくるという企画だったようで、ちょっと見てましたが、白米の代わりに完全にもち麦、卵焼きの中にももち麦、もち麦のカレー粉炒めがおかずだったり。。

 

普段の白米を置き換えただけでなく、おかずまで置き換えると、それただのカロリー制限ダイエット。。

 

今までの食事の内容にもよりますが、人によったら、トータルの糖質量は増え、タンパク質はその分減り、お通じは良くなるから、一見体調が良くなったようにみえます。

完全なカロリー制限になってしまっている場合、確かに痩せますが、筋肉がかなり萎えてしまいます。。

お通じが良くなった、と言っても、食物繊維増やしただけですから、そのうち便が出なくなることもあります。

(食物繊維だけ増やせばいい、というものではないです)

 

 

そしてなによりグルテンまみれですから、ああ毎日毎日、大量にグルテン摂ったら、いかんでしょ。

 

食物繊維で腸内細菌のいいのが増えても、グルテンが腸の粘膜に穴をあけて、炎症を起こしますから、そうなると、大事な栄養は入って来ずに、どんどん体調が悪くなります。

 

もち麦を増やしたことで、肉魚卵が減ってしまった場合は、必ず筋肉が減ってきます。筋肉の維持ができません。

 

筋肉が減ると、基礎代謝が減るので、ますます痩せにくい体に。。。

 

 

こういう食事法は、一時は痩せるんですが、長期で見ていくと、あれ~?みたいな人が必ず出てきます。

 

もちろん、腸の悪い人は、やったらダメ。

 

大麦のいいところばかり紹介せずに悪いところ(グルテンということと、どちらにしろ糖質であること)も言っておいてほしいと思います。

 

その上で、視聴者は自分はどっちがいいかなと選ぶことができる、というのが理想ですね。

 

 

 

 

#肉食美肌 #風邪 #気管支炎 #二次感染 #抗生物質 #膣カンジダ #マイコプラズマ肺炎 #クラリス #ジスロマック #免疫力 

Facebookで反響が大きかったので、こちらにもコピペしておきます。

 

 

季節柄、インフルエンザもそうですが、風邪をこじらせる、のどがやられる方、患者さんでも増えてます。

インフルエンザじゃないとわかれば、ビタミンC飲んで寝てなさい、と投薬なしと言われた、という患者さんもいれば、抗生物質から解熱鎮痛剤、去痰剤、抗アレルギー剤、さらにステロイドまで!と、フルコース?で出されてる方もいて、どれか効くやろと思ってるだろう?という処方もあります。

 

風邪ですねと言いながら、ウィルス感染には効かない抗生物質を最初からまだ出す処方は、ホントに多いです。

 

黄色い膿が、痰や鼻水から出てきたと言うなら、二次感染で、さらに細菌感染が加わったと考えますが、その時はもちろん抗生物質出されます。

 

二次感染なく、治ってしまうのか、二次感染を起こすのかは、経過を診ないとわかりません。

 

患者さんの中には、薬大好きで最初からフルコースで出してよ、という人もいるでしょう。

 

それぞれの薬に、副作用合併症があり、ほとんど全て肝臓に解毒してもらう必要があり、肝臓も余分に働いてもらわないといけない。

 

抗生物質を予防で飲みたがる人って、患者さんでなくても医療関係者、医者でも結構います。

 

そういうのばかり診てるから、よけいに飲みたくなるんでしょうけど、当たり前の話ですが、抗生物質を頻繁に、二次感染もしてないたかが風邪で出されると、どんどん耐性ができます。

 

いざという時に、どんどん効かなくなる。

 

そして、腸内細菌は、善玉含めて、皆殺しです。

 

カンジダは、抗生物質効かないので、カンジダばかり残っていって、カンジダ勢力が増します。

 

そうなると、ますます腸内環境悪くなって、免疫力も下がる。

 

また、いろんな感染症にかかる。

 

また抗生物質すぐいかれる。

という負の連鎖!

 

しょっちゅう病院行って薬もらう人って、女性では膣カンジダ、結構多いです。

なので、市販で売るようになるわけです。

 

気軽に買える、というのもかなり問題で、どうしてそんなに免疫力ないのか考えないと、どんどんひどくなります。

 

今の季節、喉がやられて咳が止まらない女性多いと思います。

咳がひどくなると、何の検査もされずに抗生物質出されてる方も多いです。

出されてるのは、商品名「クラリス」。
ジェネリックは商品名違います。

 

咳がひどい、長引いてる場合に、
マイコプラズマ肺炎という感染症を鑑別しないといけないですが、検査しても引っかからないものあるそうです。

 

でも、所見から、やっぱりマイコプラズマやろうと処方されることももちろんあります。

 

検査もして陰性だけど飲ませたほうがいいのかどうかは、その時診た医者じゃないとこれはわかりません。

 

検査もされずに、セット処方で出されてる場合、説明がないと、何も考えずに出したのか、そういう決断があって出されたのかわかりませんよね。

 

感染症は、こじらせるとやっかいなのは、その患者さん自身に免疫力がないため、増悪しやすいことがあるからです。

なので、診た医者が、抗生物質必要、と言われたら、ホントに必要かどうかの判断はとても難しい。

 

この「クラリス」、クラリスロマイシンは、ホントに今まで日本では結構いろんな科で処方されていて、気付いてないだけで、実は耐性ができてしまってることが多々あります。

 

そうなると、もっと強い抗生物質をいかれるハメになる。

 

そこで登場するのが、ジスロマック。
昔よりも、ホントによく処方診るようになりました。

 

今まで抗生物質使われすぎて、耐性ができて、どんどん強いのを出される。

体はぼろぼろですよね…。

 

必要な抗生物質はいかないともちろんダメなんですが、できれば使わない体にしたい。

それは、自分の免疫力を上げるしかありません。

 

風邪で抗生物質漬けにされてた患者さん、美容医療で来られたんですが、それではいけないと説得してオーソモレキュラー療法始めていただきました。

今では、風邪ひく回数も減って、風邪っぽいと免疫力上げるサプリ増やしてゆっくり寝て、自分の免疫力で治されます。

かなり体調良くなられました。

 

抗生物質は、ここぞ!というときに。

https://www.nobelpharma.co.jp/general/lowzinc/04.html

このイラストは、ノーベルファーマ株式会社のHPからのものです。亜鉛欠乏に関しては、ここのHPが一番わかりやすいかと思います。(オーソモレキュラー療法ではないので、あくまでも保険診療の話として)

 

亜鉛欠乏症 亜鉛欠乏性皮膚炎 やる気 栄養充足 オーソモレキュラー療法 ニート コンビニ
カップラーメン パン インスタントラーメン

Facebookのコピペになります。

皮膚の大事な話。

加工食品には、ほとんど亜鉛が含まれていません。

食品添加物で、大事なミネラルを排出させるものもあります。

糖質・アルコールは、亜鉛(だけではないですが)を大量に消費します。

そして、食事で、亜鉛をたくさん摂ることはなかなか難しい。。。

 

 

栄養が足りなくなると、多彩は皮膚症状を来します。

(皮膚だけではなく、体調全般多彩は不定愁訴が出ます。)

見た目や検査などで、1個ずつ鑑別していかないといけません。

ほとんどの病気は、診断がつけば治療が決まってくるし、診断がつかない場合(あてはまる保険病名がない場合)、病態に合わせて考えていくしかありません。

両方が混ざることもあるし、いろんな病気が混ざることもあります。

 

以下、コピペです。

 

 

オーソモレキュラー療法をされている患者さん。
主訴は、皮膚炎。ほぼ全身の乾燥とガサガサ。
腕脚に、地図状に、赤くなっていたり、輪っかみたいにかさかさになっていたり、そこに色素沈着も加わります。

 

保険診療のみでやるとして、一番近い病名は、「亜鉛欠乏症」「亜鉛欠乏性皮膚炎」

 

でも、この病名、亜鉛以外が足りているわけがないです。
亜鉛が足りていないなら、他のビタミン、ミネラルも足りていないし、もちろんタンパク質も脂質も足りていない。

 

栄養解析とか特殊な勉強をしていないと、ビタミンミネラルが本当に足りているかどうか、血液検査でわかりません。

 

亜鉛は、まだ採血でわかりやすかった、というだけ。
(それでも、炎症があったり、膜障害があると、低値にならないことがあり、データの読み取りが必ず必要。
保険診療ではできませんが。。)

 

重度の亜鉛欠乏は、マスクがかかっていても、重度の欠乏には間違いない。

 

そういうのは、今は、保険診療で検査や治療ができます。

でも、亜鉛だけ。

 

亜鉛だけいっても、なかなか。。。

 

重度欠損だと、亜鉛だけ補充してマシになることはあります。
ずば抜けて重度の欠損の場合だったりもします。
(床ずれとか、難治性潰瘍とか)

 

足せばいいと思って、亜鉛だけ、どんどん増やしても、結果は実は悪くなります。
(これは、治験で結果証明済み)
単一ミネラルだけ大量にいれてはいけない。

 

 

さて、治療をされていた患者さん、始めて4ヶ月。

1ヶ月目でも見た目が全然変わり、肌の質感も全く変わりました。

どんどん良くなりました。

チャンピオンケースと言ってもいいくらい。

4ヶ月で、一番ひどかった皮疹部が、普通の肌と変わらなくなってきた。

女性にはとてもうれしい出来事ですね。

初夏の薄着の季節までに、色素沈着をもっと減らすのが目標です。

ちょっと忙しくても、負けない肌と体調を作るのも目標。

かなり丈夫になられました。

 

やる気もどんどん出てきて、ちょっとバイト始めようかなと。

 

体調がよくないと、働いてみよう、体を動かしてみようとは思いません。
自分の健康状態、精神状態を含めて、余裕が出てきた証拠です。

 

まさに、ニートの逆です。

 

良かったです~。

 

さらに目標は、ちょっと働いても、つらくない体をつくること。

 

 

ニートで、これではいけないと少しでも思うなら、とりあえず、コンビニ止めましょう。

 

お菓子、菓子パン、総菜パン、カップラーメン、インスタん食品などはできるだけ止める。

できれば、カフェインとアルコールを控える。

肉魚卵、大豆も野菜も増やしてみる。

それだけで、ちょっと動いてみようかな、なにかやろうかなと言う気持ちになると思いますよ。

 

とりあえず、カップラーメン、インスタンラーメン、パンは、止めてみましょう。

#肉食美肌 #オーソモレキュラー療法 #治る #完治

今朝のFacebookのコピペです。

大事なことなので、こちらにもコピペします。

以下、コピペです。

 

 

オーソモレキュラー療法をされている患者さんで、最初すごく頑張って、その方なりに食事も前よりは気をつける、サプリも結構な金額出して飲むと、ビックリするくらい短期で体調が良くなる方が結構おられます。

 

で、こういう方の結構な割合で、
「治った!」と思う方、多いです…。

 

治ってるわけでもないし、厳密に言えば治してるわけでもないです。

 

オーソモレキュラー療法=分子整合栄養医学は、体全身の細胞がちゃんと本来の働きができるように、整えてあげる医療です。

 

細胞1個1個がちゃんと働けるように、細胞が動くための栄養素が必要だし、動くためのエネルギーを産生もしてあげないといけないし、細胞や臓器が働きやすい環境を作ってあげることを目的に治療するわけです。

 

本来、人間は、医療の力を借りなくても、そんなことは大昔からしてきたわけですが、現代ではできていない。

 

そりゃあ環境ホルモンとか汚損物質とか電磁波とか日常での化学薬品使いすぎとかいろいろあるでしょう。

人もいないような汚染されていない秘境で自給自足で暮らすなんてできないわけですから、変えられないことは、今は置いておいて。

 

体の細胞は、食べたものでできてるわけですから、まず基本の細胞や臓器にとって大事な栄養素を足すことはできます。

それだけでも十分細胞が本来の働きを取りもどして、その結果体調や病気が良くなる。

 

 

オーソモレキュラー療法の医療ですることは、医者の役割としては、血液検査をして、何がどれくらい足りないから不調が起こってるのか、その原因を探って見つけることです。

検査も多種多様ですから、取捨選択もいるし、優先順位も診ないといけない。

検査だけではわからないことも多いので、診察は必ず必要。

 

食事指導は、もちろんのこと、というかこれが基本の大前提。

 

食事だけでいけるのか、医療用のサプリを足さないと、細胞は、動かないのか、足すなら何をどれくらい足すのか。

経過を診ることで、食事やサプリの調整をして検査で確認します。

違う問題点が見付かることも多々あります。

 

治療を始めてドーンと栄養素を足すと、ドンピシャで合えば、すごく調子が良くなるのは当たり前。

完治したわけじゃない。

 

100点満点中、マイナス一万点がマイナス5千点になったくらいの話です。

 

症状が半分にもなれば、マイナス5千点でも利益患者さんからしたら劇的に「完治」したように思うでしょう。

 

それで、食事も糖質三昧に戻すわ、コンビニやファストフード、アルコール、カフェイン、小麦に乳製品と好き勝手食べたら戻るのは当たり前です。

まして、たくさん飲んでたサプリも、食事もむちゃくちゃなのに、いきなり全部止めたら、細胞動かなくなるのも当たり前。

 

ドーンと落ちてわかる方、気付く方もいますが、たまたま忙しかったから疲れてるんだと解釈して気付かないことも…。

 

自覚症状出ずに、侵攻してることはありますから。

 

 

サプリは予算のこともありますから、どれだけ飲むのかは人それぞれ。

食事は基本をやらなきゃいけない。
細胞ますます動かないからです。

 

食事だけでいけるのか、知らずに悪化してきてないのか、食事指導は間違ってないのか、その確認のためにも診察は必要なんです。

良くなったから、好き勝手していいわけじゃないですし、放置していいわけでもない。

 

オーソモレキュラー療法の基本を理解してないと、こういう「完治」「治る」という話になります。

不妊治療の話が続いております。

それだけ不妊治療されている方がとても多いです。

 

さて、ちょっと前に話した、排卵誘発剤。

 

排卵誘発剤で卵子がたくさん排卵される分、卵子が減って行くのでは?と思っておりました。

 

患者さんが不妊クリニックで聴いて来られたところ、「卵子は減らない、どうせ減るのは同じだから」と言われたとのこと。

 

それでちょっと調べてみました。

と言っても、ネットですけれど。

 

いくつかの不妊専門クリニックでそれについて書かれていました。

 

 

毎月1000個(というか毎日少しずつ)の卵子が自然に消えていっていて、そのうちの1個が排卵されているだけで、残りは放っておいても消えている。

排卵誘発剤を使うことで、本来消えていくだけの卵子が排卵できるようにしてくれているのが排卵誘発剤というわけだそうで、この薬のせいで、卵子が余計に減っているわけではない、ということでした。

(これを踏まえて、前の記事は一部訂正しました)

 

排卵される卵子が増えるから、妊娠の確率は上がるのが当たり前ではあります。

 

 

ただ、卵子の数が減ってくると、効果が悪いという意見もありました。

 

でも、卵子の数が少ないからこそ、さっさと排卵誘発剤を使って、人工授精なりどんどんや早くはっていきましょう、というのが、多くの不妊専門クリニックかと思います。

実際の患者さんが受診して言われた結果などを聴いていても。

 

 

そして、排卵誘発剤にはいろいろ副作用があります。。。

 

 

花岡先生のクリニックのHPに、メリット・デメリットについてわかりやすく書いてありました。

https://www.ivf-shinagawa.com/ivf/hairanivf.html

ご参考にされてください。

 

私がいろいろ調べて気になったのが、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と、他の記事で読んだ、子宮内膜が厚くなりにくいことがある(妊娠できない)、というもの。

 

実際に、受精卵を戻すのに、子宮内膜の厚さが足りずに、その日は中止となった方が何人かおられました。

 

自然妊娠以外は、不自然と言えば不自然なんでしょうけれど、ちょっとここさえ乗り越えたら、ここだけがうまくいかない、ということがあるので、医学の進歩でいろいろわかってきているわけですから、患者さんがリスクと料金を理解しておられるのであれば、私はいいと思います。

 

ただ、排卵誘発剤を始め、ホルモン剤(女性ホルモン全般)を使うのに、とても抵抗があります。

 

日本で使われているものの多くが、合成の女性ホルモン剤で、天然のは輸入しないといけないはずです。

日本で製造などがされていないのであれば、合成のホルモン剤もやむを得ない場合ももちろんあると思います。

天然を取り扱っているクリニックがあったとしても、費用の面からも皆が皆、そこまで買えるわけでもないでしょう。

不妊治療はかなりの高額かかりますから。。

 

合成の性ホルモン剤は、やはり自然界に存在しないものなので、投与されると、炎症反応が結構出ます。

その結果、血栓が作られやすくなります。

その微小な血栓が妊娠の邪魔をすることも。。。

 

妊娠のどこまでの邪魔をしているのかは、個人差も大きいと思いますが、母体への影響はなんらかの形で出てきます。

 

ホルモン剤を結構行かれていた方で、心配になって血栓形成を調べたら、もうびっくりするような異常値で、血管外科専門クリニックに精査で紹介したことがあります。

(造営CTまで取られておられましたが。。大変だったと思います)

 

不妊クリックでは、妊娠させてなんぼ、ですから、受精させやすい環境にするのは当たり前で、その目的のために排卵誘発剤を使うのも、致し方ないし、当たり前だと思います。

 

ただ、ちゃんと検査した上で、どうしてもそれいるんやんな?と思うことも。。

というか、全然検査もされていないことも。。。

 

前にも書きましたが、ほんとうに必要、というか、あったほうがいい方はおられます。

今回に賭ける!ということもあるでしょう。

 

ただ、着床できるように、妊娠が維持できるように、他の態勢を万全に整えておいてほしい。

せめて同時進行か。。

 

リスクを背負うなら、それ以上のメリットで打ち消せる状態にしておく、

 

それがとても大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のブログや拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」やFacebook並びにインスタグラムを読んで、ご自身でろいろやってみるのはもちろんいいことだと思いますが、私の言っていることをその通りしているのか、勘違いとか理解していなくて間違えてしているのか、もうそれは自己責任ですから、直接診察を受けて、確認してもらっているわけでもないわけです。

それに関しては責任は取れません。

 

ただ、本や記事を読んで、わからないことがあれば、Facebookで質問できるようにしてあるわけですから、それを使うのか使わないのかは、その方の自由です。

 

でも、中には、他院でかかっているにも関わらず、クリニック専売の化粧品や医薬品、サプリメント、検査や治療に至るまで、私に質問してくる方がおられます。

主治医に聞くことなく。

 

順番、おかしくないですか?

 

じゃあ主治医って、なんですか?

そこのクリニックで何をしてもらっているんですか?

それは、医療なんですか? なにも質問もせずに、自分のほしいもの、出されたものだけ、なんの説明も受けずにお金払って、ドラッグストアとどう違うんですか?

通っているクリニックは、医薬品やクリニック専売品を売っている、ただの販売店ってことですか?

 

 

なので、Facebookの投稿規定のところに書いています。

主治医に聞いた上でのセカンドオピニオンを言うなら、わかりますが、セカンドオピニオンを受けるなら、Facebookで全世界に公開している場で、聞くことではないでしょう。

Facebookに、自分の年齢、性別、今までの病歴、場合により家族歴、今の症状、検査結果すべて、使用している薬やサプリメント、主治医からどう説明を受けているのか、など、個人情報を全てそこに書いたとしても、それに答えるのは、「診察」です。

Facebookでやることはでないです。

もちろん、料金も発生します。

 

Facebookでできるのは、あくまでも一般的な話で、個人個人のそれぞれの症状に合わせての話ではないです。

相手からの一方的な意見だけで、「診察」と同じレベルで意見をする、なんてできるわけがありません。

 

診察でも、Facebookでもしょっちゅうあるのが、「なにも病気はないんですか?今まで、生まれた時からも含めて、病院にいったことはないですか?」と問診表に何も記載がないので、聞くと、後から次から次へと出てきます。

 

「なにもないです」と言っておいて、これも後から後から、「アレルギーがあります」「花粉症があります」ということもザラです。

 

何度も何度も、他にはなにもないですか?と聞いて、何度めかで、初めて、高血圧、脂質異常症、糖尿病疑い、せんそく、アトピーなど、キリがないくらい出てくることもあります。

手術歴を黙っている(忘れているのではなく)人もいます。通院して5年以上たって、初めて、飲んでいる薬や病気を言う(ほんとにたまたま)人もいます。

 

「関係ないと思った」

こういう人はほぼ必ずこう言います。

自分で治療の邪魔をしてるわけですから、治療がうまくいくはずがありません。

いったら、たまたま、ラッキーだったというだけ。

 

必要だから、こんだけしつこく聞いているのに、まだ「関係ないから言わない」ってするか?といつも思います。

治療は、医者と患者、お互いが協力しあわないとできません。

 

 

なにかの異常や病気がある・あった場合、そこの細胞がうまく働いていないということです。

花粉症やアレルギーは軽く考えている方がとても多いですが、確かに保険診療では抗アレルギー剤を出すくらいで、アレルギーの方はとても多く、特殊な場合以外、すぐに命に関わらないため、軽く、というか、流されてしまいます。

症状出ていない時に、薬を出す医者もいないし、保険診療では今必要でなければ処方も検査もしないのが鉄則です。

 

 

「この薬をください」、と私に相談したり、わざわざ受診しているわけではないでしょう?

自分に合っているものが知りたかったり、なるべく薬を遣わずに、元気になりたい、症状をもっと軽くしたい、副作用を減らしたい、と思っているわけでしょう?

 

それには、細胞のどこがうまくいっていないのか、それに関連する他の臓器やホルモンは?などなど、体のことなんて、全部関わってくるわけです。

 

「たかがアレルギー」というのは、皮膚や粘膜(鼻から気道にいたるすべて。口から直腸までの消化管粘膜)が弱い、ちゃんと作れていない、機能していない、ということをまず表しています。

 

そこが作れていないということは、他の臓器もちゃんと機能していない可能性もあります。

 

アレルギー自体、ビタミンD欠乏は必ずあるし、それは魚や肉をあまり食べておらず、糖質は過剰に取っていることも意味します。

そうなると、他のあらゆる不調が出てもおかしくない。

 

 

なので、診察に来られる場合は、予約の段階で、保険診療であろうと、自費であろうと、先に全部聞いておいて、詳しくない病気や薬もあるわけですから、事前に全部調べておくわけです。

それに伴って必要なものも準備しておくわけです。

 

全部言いもしていないのに、どうやって、アドバイスや治療をしろと?

霊能力者でも予言者でも神様でもないわけですから、できるわけがありません。

たまたま当たった!なんて、当てものしてるわけではないんですから。

 

てきと~になんか薬出して、「様子を診てください」というのと、いろいろ考えた上で、「様子を診てください」というのでは、中身は全然違うわけですが、患者さんからしたら、わかんないですよね。

特に1回来ただけでは。

保険なんて全然時間ないし、自費診療の場合は、説明することがたくさんありすぎて、全然時間が足りません。

 

てきと~に、というのが、私にはできません。

てきと~にしたほうが、絶対楽で儲かる、というのはわかっていますが、できませんねー。

 

保険診療でも、医薬品には必ず副作用があるので、必要最低限で済ませたいわけです。

そこまで処方しないといけないレベルなのか、処方が要らない、まだ様子を診てもいいレベルなのか、患者さんの症状(薬使ってでも、症状を抑えたいのかなどの希望)に合わせて治療法を選びます。

保険診療の場合、ほとんどオーソモレキュラー療法の話はしませんけれどね。

薬がない時、使いたくない時は、ちょっとだけ話して、本勧めたり、自費診療を勧めます。

 

 

たかが化粧品と言えども、アトピコやドゥーエ、ビューティフルスキンなどは、クリニックに来なくても、どなたでも買えるようになっています(場所は限定されます)。

わからなければ、メーカーに聞くか、購入したところで聞くか、どちらかです。

(メーカーに聞くのが一番の推奨方法を教えてくれるでしょう)

一般化粧品ですから。

 

でも、クリニック専売品というのは、診察を受けて購入するものです。

販売しているメーカー側も、診察を受けている前提で卸しています。

それが条件だから。

 

「そこでは買っているだけで、診察は受けていないから」という方が時々おられますが、診察も受けずに買っていること自体が根本的に間違っているわけです。

 

あるいは、「そこでは説明してくれないから」とクリニックのせいにする方もおられますが、そういうところで買っていることが間違っているわけです。

 

そこが説明してくれないなら、説明してくれるクリニックに行けばいいだけの話です。

 

その商品が欲しいからと、診察にも入らずに買って使うから、どんどんおかしくなるわけです。

一番大事な診察を飛ばすわけで、その必要性もわかっていないから、適応もないものを使って、どんどんおかしくなる。

 

 

クリニック用専売化粧品のものすごくきついものがあります。

これは、使う人を選びます。肌の状態も選びます。

初診の方にいきなりは出さないものもあります。

出していいものとダメなもの(副作用がひどすぎる)があり、いいものでも、肌に状態によったらダメ。というか勧めない。(から、売らない)

 

それを、「そのシリーズ、セットで売ってますか?」「セットで買いたいんですけど」とブランド名も(英語)も間違った読み方で、電話してくる人が時々います。

 

おそらく、ネットで、どっかの誰かの投稿で、その化粧品がいい!とかなんとか、セットで買うのがいいとかのやらせ記事を読んで真に受けてるのか、セットで買わせるクリニックが多いので(むちゃくちゃ高くなる。しかもその多くが、肌の診察はしていない。受付が勧めてセットで買わせているなどなど)、そう信じて疑わない人も多い。

 

必要なものだけ使えばいい、ということに考えがいたらないところが悲しいですね。

そういう説明も受けていないのもあるんでしょうけど。

シリーズで使うことにも意味はありますが、その分のデメリットを理解して使っているわけでもないところも悲しい。

 

そこで医薬品(自費)やクリニック専売化粧品を買ったけど、使い方を説明してくれない、ケアの仕方を教えてくれない、って、普通に考えたらおかしいでしょう。

 

いわゆるカウンセリングコスメ(高めの店員さんがいて説明してもらって買う化粧品のこと)を初めて買って、なんの説明もされなかったら、どうやって使うの?って思いませんか?

使い方の説明書が入っていたらまだしも、ちゃんと説明してよ。って思いませんか?

 

どんなに高くて素晴らしい医薬品や化粧品でも、間違って使っていたら、台無しです。

台無しどころか、副作用ひどくなって終わりです。

 

先日のスプレー缶の爆発事故と同じで、あんな日常どこにでもあるようなものも、説明すら読まないし、常識的なことも知らない。

自己責任で済まなかった典型例ですね。

周りまで巻き込んでしまって。。。

 

化粧品や医薬品などで周りの人の健康を害することはないでしょうけど、全部の害も含めて自分の体内に入るということです。

大爆発は、自分の体で起こり得るんです。

 

どんなものでも、最低、メーカーの説明書は読まなきゃいけないし、説明書がないなら、購入したところで、そこに関わるケアも含めて聴かなきゃいけない。

まして、自費診療に関するものであればなおさらです。

 

 

自費診療をするなら、最低でも、診察の上、ちゃんと説明してくれるところで購入すること。買い続けるなら、そこでちゃんと診察に入って、経過を診てもらう、使い方が間違っていないか、副作用などが出ていないか、確認してもらうこと。

できないなら、使わないことです。

道理を通さないから、どんどんおかしくなる。