プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2024年10月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近投稿した写真

ホーム



#レプリコンワクチン #MeijiSeikaファルマ #反ワクチン団体提訴 #日本看護倫理学会 #mRNAワクチン中止を求める国民連合 #シェディング #反ワク #新型コロナ

こちらの記事の内容は、昨日FacebookとInstagramにアップしたものを少し言葉尻とか変えたものです。
インスタは文字制限があるから。
内容は同じです。

読む層が違うからこちらもにもアップしておきます。

先日インスタでレプリコンワクチンについて、誰かわからない知らない人から質問がありました。

コロナ関連のワクチンに対してのご質問は相手が反ワクなのか違うのかで、こちらの答え方というか言い回しというか、変わってくる。

良いように利用されても困るし、自分たちの考え方と違ったらいきなり攻撃されるし。

コロナ禍、フェイスブックでえらい目に遭いましたよ。

もう通り魔的でした。

都合が悪くなるとコメント(私のコメントごと消しておしまい)だからね。

ほんとに時間の無駄で話し合いもできないのに、いきなり知らない人のページを荒らしに来るって理解できません。

だからワクチンについてのご質問は、特に知らない人からのは(インスタは匿名だから誰が誰かわかりません)、そう質問したくなった背景とか経緯を説明してくれないと答えようがないです。

で、昨日の朝の話。

レプリコンワクチンを販売しているMeijiSeikaファルマが反ワクチン団体を提訴するそうです。

私は少し前に、最初ネットニュースでその団体(の一つ)存在を知ったのかな。

新しいワクチンを日本が認可して秋から希望者に接種が始まることはもちろん知ってますが、有料でもまだワクチン打ちたい人はいるんかな、一部にはいるんだろうな、そんなに打ちたいならもう好きにしたらいいけど、というのが私のスタンスです。

打ちたい人はもう何を言っても打つからね。

で、ネットニュースで、レプリコンワクチン打ったら、うつるから?ワクチン打った人は入店お断りの店やクリニックまであるとか!!

びっくりです。

一体何がどううつるというんだろう。。

その後患者さんに聴かれて、

呼気(吐く息)でうつるとか、なんじゃあそりゃあ?!

と話してました。

仮にうつると仮定してですが、その人の入店お断りしたところで、今街中ではマスクしてる人ほとんどいないし、入店だけ断ったって、科学的に意味がない。

そんなに心配なら、マスクを前みたいにちゃんとして感染対策するかです。

今も新型コロナはけっこう多いし、マイコプラズマ肺炎なんかすごい数です。

それ以外の感染症もある。

そこは放置で、なんでワクチンでうつる?!

何が?!

どこから?!

何だそれ、と思っていたら、日本看護倫理学会という聴いたこともない学会がレプリコンワクチンに対して使わないように声明を出したとネットニュースで知りました。

声明文、読みましたよ。

入店お断りもその声明文も、一番問題になってるのが、#シェディング のこと。

ワクチン打ったら体内で増殖して吐く息からも出て、それが打ってない人にうつる、というもの。

なんとクリニックで医者までもがシェディングで院内入るのお断りって。

シェディングって何が?どううつるの?!

うつるって、ワクチン打ってウィルス作ってるんじゃないんだから。

ワクチンの成分が呼気に出る、みたいなことを書いてる人もいましたが、仮に呼気から出たとして、どうやってうつるんでしょう?

経皮感染?

飛沫感染?

空気感染?

ウィルスでも細菌とか病原体じゃないんだから、普通の感染経路と同じに考えたらいけないんでしょうけど、まあ何かのその問題の物質があるとして、粘膜や皮膚から侵入してくるってことですか?

その異物の大きさは?

院内入れませんと書いてるクリニックの説明のところも日本看護倫理学会の声明文も、まして美容院やヨガスタジオなんて何も科学的なシェディングに対する根拠が載ってない。

クリニックでそこまで断るなら、せめて科学的根拠のソース(情報源)くらい書けよと思ってました。

レプリコンとシェディングで検索したけど、ろくな説明がない。。

もっと検索するとか、英語論文からも探すとかしたら良いのかもしれないけど、そこまで暇じゃない。

私は新型コロナのワクチン、一度も打ってません。

だからっていわゆる反ワクじゃない。

もちろん反マスクでもなく、今もマスクで対策してるし、うちのクリニックは院内マスク着用です。

(なぜか反ワクと反マスクはセットのことが多い)

破傷風ワクチンは今年2回打って免疫つけました。

発症したら薬がないのと致死率3割かな?

野良猫触るし、予防ができない。

でも新型コロナは予防ができます。

ワクチン一度も打っていないけど一度もコロナかかってないし、抗体も何度か調べたけどやっぱり一度もかかってないでしょう。
(対策はちゃんとしています。普通に人以上に)

打ってない理由は、

新型コロナのワクチンだからではなく、開発されてすぐのものだから。

長期にわたる安全性の確認がまだ済んでいないからです。

科学の進歩は素晴らしいことですが、漢方治療やオーソモレキュラー療法を勉強してると生体の恒常性を乱すような治療はできるだけしたくないわけです。

今流行りの分子標的薬(遺伝子組換え治療)も。

でもほんとにそれしか救命の手段がなければその治療をお願いするでしょう。

例えば、エボラ出血熱(感染したら普通死にます)の現場の最前線に行くことになってワクチンできたところ(まだない)みたいな状況なら打つけど、幸い行かないから、ただの仮の話。

で、さっきの続きです。
日本看護倫理学会の声明文にかなりの強いことが書いてあって、でも声明文にシェディングの科学的根拠は記載なしで、よくそれで学会がこんなこと言えるよなー、言っていいんかいな、と思ってました。
個人の見解じゃないからね。

学会だから?ネットニュースでも取り上げられてる。
で、この団体、聴いたことないけど何?
どこの分科会?
と思って見てたら、
どうも公式な、というか厚労省の認めてるような学会とは違うと思いますよ。

例えば
日本皮膚科学会にしろ、ナースのための日本看護学会にしろ、
多分どこも、
公益社団法人。
利益を追求せずに公益のための団体で、医療系は厚労省が認可するなり把握してると思います。
なにかあった時の、その分野の国の代表みたいな感じかな?

こちらの日本看護倫理学会は一般社団法人。
公益じゃないから、一般だから公益のための団体ではない、ということではありませんが、有志で作った団体、という感じで、
まあ、「日本なんとか」と「なんとか学会」って、誰でも名乗れるわけです。
そこが公益との一番の違いかと思ってるんですがどうでしょう?

公益社団法人だから絶対に国民のため、公益のために活動してる、と言えないところが余計にややこしい。

ただ公益社団法人となれば、科学的根拠や大義名分というか、客観的視点が必ず必要で感情論ではみんな困るわけです。

いろんな意見はあってもいいけど、医療系の場合はやはりエビデンスがものを言う。

この日本看護倫理学会、シェディングのことを述べているところで、シェディングする、した、という根拠は示されてません。

でも製薬会社に、シェディングしないと証明しろとは言ってる。
その安全性の証明がされてないと。

確かにパッと聴くと、なるほど、と思うかもしれませんが、
いろんな科学の場合ね、あるという証明は簡単でも、ないという証明はとても難しい。
(逆パターンもあり。虎に翼でも出てきたかな)

例えば、特定の地域に温泉があるかないか。
温泉が見つかれば、ある、と証明したわけです。

でもなかった場合、全部の地域を掘り起こしたのか?
仮に掘り起こした場合、掘り起こしたけどなかったです。

じゃあ深さを変えたらどうなんだ?あるかもしれないじゃないか、となるから、ないことの証明というのはとても難しい場合があります。

まして、その作った側が、仮に、絶対にシェディングはあり得ないと思ってる場合、まずないことの証明実験はしないでしょう。
科学的にないと思っているならなおさらです。

まあそれでもなんか実験して、なかったですよと言ったところで、あると思ってる人からは、実験がおかしい!隠蔽してる!実験が足りない!などと難癖つけて信じてもらえない。

それくらい、ないという証明は難しい。

ほんとにどうなのかはもう専門的過ぎて、最先端過ぎて私にはわかりませんが、そこまでシェディングの可能性を言って、大きな団体や医者が、そのワクチン止めとけ!とまで言うなら(個人の意見じゃなくて)、
逆にシェディングを証明しないといけないと思いますけどね。

推測、憶測で大きな団体が言うと、影響力が大きいわけでしょう?
ヨガスタジオや美容院で入店お断りにまで影響してるわけですよね。
それは責任大きいと思います。

治験が少ないとか、認可したのは日本だけとかね、そこだけで訴えてたらいいのに、証明されていないシェディングの話を持ち出して、社会的混乱はかなり招いてるのでは?

ネットニュースも、学会が出した声明文だからと飛びついたのかもしれませんが、日本看護学会とどんな関係があるところなんでしょう?
そこまで確認してニュースにしたのかなと思います。

ネットニュースが取り上げなければ、多くの人は知らなかったわけで、反ワク団体は知ってほしいわけだから、反ワクからはありがたいことでしょうね。

で、それだけでは終わらず、日本看護倫理学会が、各大学の看護部にこのワクチンを使わないように働きかけたため、今回の提訴に踏み切ったとのことです。

mRNAワクチン中止を求める国民連合って私はこの提訴の記事で初めて知りました。
それはネットニュースでは活動内容とか取り上げられてはいないんですかね?
日本看護倫理学会だけ?
それは学会だったからでしょうか?
そっちの団体だけだったら取り上げもしなかった?

学会って、何やねん?
って思いましたよ。

#マイナ保険証 #マイナンバーカード
 
マイナ保険証の使用率を上げたい厚労省。
保険証廃止ってすんごい無理がある。
 
一体、厚労省はどうするつもりかな。
クリニックへの圧もすごい。。
 
マイナンバーカードを作った人はけっこういると思います。
 
マイナ保険証、どうしたらいいのかわからないという方は、当院受診時にマイナンバーカードをお持ちいただくとこちらでマイナ保険証の登録はすぐにできます。
 
まだマイナ保険証にしてないという方はご予約時にお申し付けください。

note始めました。

https://note.com/aikohifukaclinic/n/n8175693d375a

 

リンク先がうまくいかない時は、 note  で検索してnote の中に入ったら、あいこ皮フ科クリニック で検索をかけてください。

それで見つかるはずです。

 

note ではブログやFacebook、Instagramでは言っていない実名や商品名なども挙げて具体的に話ていくつもりです。

note にアップした記事についてのご質問は、note でもうすぐ メンバーシップ という掲示板みたいな機能を使っていく予定なのでそこでご質問・ご相談ができます。

Facebook、Instagramでもコメントでご質問・ご相談ができるのは今まで通りですが、そちらでは実名や商品名をあげてのご相談・ご質問は不可でした。

 

note だから、〇〇の商品は勧めない、みたいな実名を出して落とす、みたいなことはしませんが、良いものに関しては商品名など出していこうと思っています。

(もうアップした記事には出しています。

note 1回目は、石けん・洗顔料について。本当に肌に優しい洗顔料について具体的な商品名を挙げて説明しています。

 

よろしければどうぞお使いください。

お役に立てれば幸いです。

 

 

少し前からインスタライブ始めました!

 

Facebookやインスタらグラムでしているスキンケアとか食事と栄養の話とかをライブでして、時には資料をみせながら話をしています。

 

内容はFacebookやインスタグラムで書いてきた内容とかぶりまくっていますが、文字を読むのではなく、メインは耳で聴けるように。

資料も見せていますがそんな大した資料は出していません。

 

耳で聴くのがメインなのでなにか家事とか作業しながら、ラジオのような感覚で聴いていただけると嬉しいです。

 

リアルタイムにライブが聴けなくても、FacebookとInstagramにそれぞれリール動画投稿として保存しているのでいつでも聴いていただけます。

 

リアルタイムでライブを聴くと、なにかご質問とかあったらコメントで送っていただけるとその場で答えたり、次回のライブテーマになることもあります。

 

もともとのFacebookの公開の設定が、アカウントなしでも観られるようにしておいたんですあが、いまはどうなっているのかな?

 

もうすぐnote も始める予定です。

noteではもう少し突っ込んだ話ができるかと思ってます。

#インスタライブ

#note

 

#クマ治療 #目の下のクマ #クマ対策 #ヒルナンデス #日本テレビ #悪徳美容外科 #効かない目の下のクマ治療 #目の下の脂肪取り #クマにヒアルロン酸注入

 

今日(2024.5/2)の日本テレビのヒルナンデス! 御覧いただきましたか?

 

目の下のクマについて、どっちが効く?!というクイズ。

どっちがウソ?! というコーナーでしょうか。

 

それについて、赤いお肉が目の下のクマに効くのはウソじゃないですか?と医療監修のお願いがありました。

 

私的には赤いお肉が目の下に効くのは当たりまえですが、一般的には知られていないし、ほとんどの皮膚科医・美容皮膚科医・内科医ですら知らないことでしょう。

 

 

かなり前から、どれくらい前からかわかりませんが、美容クリニックで目の下のクマにヒアルロン酸注射をするということが流行っているというか、流行らせるというか、もっといろいろ使ってほしいと業者とその宣伝にのっかって、広める医者とのセットがあります。

 

有名な先生が、これが良い!と言えば、何も考えていない医者がそこに乗っかる。

業者はわかっているからそういう医者と組む。

どちらもウハウハですが、一番困るのは患者さん。

騙された医者は騙されたほうが悪い。

 

この話をする前にまず目の下のクマについて説明します。

 

世の中、

目の下のクマ

と呼んでいるのも人それぞれで、

①血色の悪く見える青グマ。お風呂上りとか血行が良くなると一時的に消える。

寝不足とか疲れていると余計にドス黒く見える。

 

②色グマ。

茶色い色素沈着で目の下が茶色く色がついている。

 

使っている化粧品が悪い、目の周りの触り方が悪い、ゴシゴシ擦っているなどで炎症を起こして炎症後色素沈着を起こします。

色グマ、茶グマまでいくとかなりの年月、あるいはかなりひどい炎症があったと推測します。

茶色の程度にもよりますけど。

けっこうなこげ茶の人もいます。

 

③目の下の脂肪が膨らんだのをクマと呼んでいる人もいます。

政治家とかオジサン(オバサンも)で目の下がブーっと膨らんでいる人、けっこういるでしょう?

目ん玉の奥は脂肪でおおわれています。

それが重力で落ちてくる。

皮膚も皮膚の下の支持組織も年々弱く脆弱になってくるから支えきれなくなって脂肪が下に落ちてきます。

その先が目の下ってわけ。

だから奥から前に突き出してくる感じ。

目の下というか目の周りは骨がないからその隙間だけ飛び出てくるわけです。

脂肪が下に落ちてくるから、逆に目の上が陥没して変な二重みたいに見えてしまうことも。

これはこれで、ホリが深く見えるというよりは、老けて見える。

 

④逆に目の下の骨のないところがそのまま凹んで見える。脂肪も含めた支持組織が全然ない人、皮膚がペラペラで(その下の筋肉も)骨の形(ガイ骨の目ん玉のところ、穴が空いているでしょう?)がそのまま出てします。

骨のない部分と骨のある部分で段差ができます。

 

この段差は多少は年齢を重ねると出てきます。

 

で、まず③は昔から、目の下の脂肪除去とか言って美容外科でよくされていました。

ただ取っても、また奥から落ちてくるからまた取るのか、ってキリがない話です。

目の周りの手術はとても腫れるし、内出血もとても出やすい。

腫れもなかなか引きません。

 

それでもそのふくらみが嫌なら手術することがダメとは言わないです。

リスクがわかっていてするなら、その人の人生だから。

 

若い人の顔って、ほんとに凹凸がない。

年を重ねていくと、重力に負けるし、いろんなものが下に移動してブルドッグみたいに下に溜まるし、上はその分薄くなるから下の形が露骨になって、ゴツゴツするというか、凹凸がいろんなところに出やすくなる。

 

そうなると老けて見えるから、だから芸能人とか一般人も皆ヒアルロン酸とか入れて顔をパンパンにして凹凸をなくそうとするわけです。

脂肪って若さの象徴だから。

 

でもそういう人が無理やりヒアルロン酸で膨らましても、もともとそれを支える支持組織も脆弱だからまた重力で下がりやすいし、またすぐに凹凸ができます。

だからまた入れる→また下がる→また入れる→・・と繰り返してアンパンマンのできあがりになるわけです。

からだががりがりなのに顔だけ異様にでかく見える人、いるでしょう?

それはからだの筋肉や骨が異化亢進して分解して減っているわけです。

要はそれくらい栄養状態が悪い。

口から摂らないから、からだの筋肉や骨、脂肪からもらってくるしかない。

それが異化亢進です。

頭部ってもともと筋肉そこまでついていないから(脂肪も)、顔の骨も減っていきますが、からだの減り方よりは目立たない。

だからただでさえ顔が大きく見えます。相対比としてね。

そこにヒアルロン酸でパンパンにするからよけいに顔がでかく見える、というわけです。

 

 

さて、話を戻します。

 

④の凹んでいるところにヒアルロン酸を入れる、ということも昔からされてました。注入系がメジャーになってきたと同時に。

 

理論上、③と④が一緒にある、というのはない。

目の下が膨らんでいるか、凹んでいるかどっちかです。

膨らみのその下が段差でよけいに凹んで見えるということはあります。

 

ところがどれくらい前からかわからないけど、美容外科のチェーン店とかでやっていたのか、そういうところ出身の皮膚科医でも形成外科医でもない医者が開業してやっているのか、よくわかりませんが、

目の下の脂肪を取る手術をしてその後にヒアルロン酸を入れる、というプラマイゼロ、みたいなことをやっている、ということを耳にするようになりました。

 

うちでは美容医療・スキンケア相談などの自費診療を受ける方には、予約時に今までのエステや美容医療で何かしたことがあるか必ず聴きます。

 

理由はそのせいで肌トラブルになっていたり、そのせいでできない施術・リスクが上がる施術があるからです。

 

うちで美容医療をされている患者さんでそんなのに引っかかった方がいませんが、予約の段階で過去の治療歴を聴いたら、

とある美容クリニックで、目の下の脂肪除去手術をされ、その後にレディエッセ®というハイドロキシアパタイトでできた注入剤を入れるということされた人からなんかレーザー希望の予約の電話でした。

 

担当したスタッフが、取ったところにまた入れたんですか?!と思わず聞き返したと言ってましたよ。。

取ったところが凹む注入する、という理屈らしくて、じゃあ最初から取らなきゃいいやん、という話。

 

その人はバリバリの持病で免疫抑制剤を長年飲んでいて(ステロイドじゃない免疫抑制剤です)、また別の他院でレーザートーニングもしていて。。。

 

うちでは持病の程度やまして免疫抑制剤飲んでいる人にレーザーはまず当てません。

何が起こるかわからないから。

スキンケア相談とかは構わないけど。

 

なのでそういう人が来てレーザー断ったら、レーザーしてもらえると思ってたのに!!他院ではやってたのに!!!とクレームになるし、どちらにとっても気のいいものではないので予約の段階で、持病とか飲んでいる薬のせいで施術ができない場合があります、とHPにも書いています。

それをあらかじめ予約の段階でお伝えします。

できないことがあります、ということ。

伝えても、自分だけはできると思っている人も多いから(他院でやっていると特に。なんでその状態で何の説明も受けずにやっているのか私ははなはだ疑問。。病歴や薬歴を患者さんが言っていない、医者も確認もしていないケースが大半ですけど)、電話でできないかもしれませんよ、それでも診察料は処置代じゃないから返金しませんよ、とかなりきつく念を押します。

それでも自分だけはできると思っている人はいます。

(絶対やりたい!という人はその段階で電話をガチャ!と切ったり、受診止めると言います。

その免疫抑制剤の人も、できない可能性がありますとスタッフが念押ししたら、他ではしてたのに?!と電話切られたそうです。

 

そんな危ないことはうちではしません。

 

これがかなり前の話。

 

ちなみに目の上とか目の下でも奥にヒアルロン酸とか吸収性の注入剤ではなく、レディエッセ®とかは学会でも推奨されてないし、それでなにかあった場合は学会の損害賠償保険は適応じゃないはずです。

ヒアルロン酸は万が一の時溶かすことができるけどレディエッセは溶かせないから、眼球圧迫とかしたら失明です。

むちゃくちゃ危ない。

 

まともな美容皮膚科医・形成外科医はまずやりません。

そういうことをするのは、チェーン店の美容外科クリニック出身の医者。

皮膚科医でも形成外科医でもないし、学会にも入っていないから、副作用合併症のこわさも知らないし、把握しようとも勉強しようとも思っていない。

 

ちなみに、目の下の脂肪除去手術プラスレディエッセ(ヒアルロン酸)注入で、格安クリニックは論外として(安かろう悪かろう)、普通に計算しても何十万円も取られるでしょう。

 

何十万円も取られて腫れて内出血してプラマイゼロ、むしろ副作用合併症でおかしくなることの方が多いかも。

そういうことを勧める医者にしてもらうわけでしょう?

良くなるとは思えませんけどね。。。

 

 

ちょっと前に来られた保険の皮膚科の女性患者さん。

すごく痩せている若い人。

顔の湿疹か何か忘れたけど、問診票の病歴か手術歴のところに美容外科で目の下の脂肪除去手術予定みたいなことを書かれてました。

皮膚炎とは直接関係ないけど、その人の目の下全然膨らんでいないし、どうしてそんなことをするのか聴いたら、

「クマが気になるから」

 

でもその人のクマ、色グマの濃い焦げ茶なんです。取る脂肪もない。痩せすぎだから。

保険診療で美容医療の話はしないけど、けっこう悪徳美容外科でひっかかっている人が多くて、そんなことしてるの?!と診察中に発覚した時に、それ止めないと、ほんとに危ないですよ、という話はしています。

まあおせっかいですが。

 

お金持ちにも見えないし、普通の会社に勤めている若い人のお給料で支払える金額ではないので、クリニック名聴いたら、わけわかんないところだし、副作用合併症でよけいにひどくなるか、良くて、変化なし(何十万円も払って)だから、

それ効きませんよ、止めたほうがいいですよ、と簡単に説明しました。

手術の後、凹むからヒアルロン酸注入予定、とさらに言い出し(クリニックから勧められた)。。。

 

まだ悪徳美容外科ではそんなことやっているんかい?!と驚愕です。

 

そのクマ、色グマだからどっちも効きませんよ、うちでちゃんと診察(自費)受けたらちゃんと説明してもっと良くしますよと一応言ったけど、こういう人に限って、診察に1万円(税抜き)も払うなんて、という感じでまず受けません。

 

何十万円という大金(クレジットローンが多い)をおかしなことにつぎ込むのに。

 

保険診療でラーメン代よりも安い診察料で、もうそれ以上の説明はしません。

そこまでお人よしでもないし、昔は時間をかけて話せばわかってもらえると信じて無料で話をしたこともありましたが、大昔はそれでいけたけど、もうこの10年以上、無理なものは無理ですね。

 

洗脳を1時間とか2時間では解けません。

 

その人の人生ですから、私の目の下がぐちゃぐちゃになるわけでもないから、好きにしたらいいんですけどね、そういう施術を普通と思って受けようとするくらい、ネットの世界では常識ってこと?

 

ということはもっと被害者がいえるわけで、言っても聞く耳持たない人はそれでいいけど、知っていたらやらなかったのに。。という人もたくさんいると思います。

 

 

で、今回のヒルナンデス!のお話です。

 

目の下のクマにお肉が効く、と全国ネットで放送してくれるなら、ヒルナンデス!は若い女性もよく観てるし、それで被害者が減るとか未然に防げるなら、と私の名前でなくてもいいやと医療監修引き受けました。

ヒルナンデス!の方々には、前の出演の時にもお世話になりましたし、頑張って石鹸洗顔とほうれん草よりもレバーや赤いお肉が良いと取り上げてくださったし。

(監修で名前載せてくださることになったとお聴きしました。まだ番組観ていないのでどうなったのかわかりません)

 

今の世の中、女性だけでなく、男性も子供も年齢性別に関係なく、かなり皆さん体調が悪い。食事もむちゃくちゃ。

啓発活動も兼ねて時間のある時に検診の仕事にいきます。

 

女性や子供の(最近は男性も)、目の下のクマのひどいことと言ったら。。。

 

眼瞼結膜の白っぽい人も多い。

 

どこまで検診で引っかけるかですが(さすがに全員ひっかけるわけにもいかない。ほんとは全員引っかけたいところ)、

クマもひどいし、顔色も悪い、他に体調不良、女性なら月経トラブルあったら、だいたい引っかけて、貧血の詳しい検査したほうがいいですよ、と言います。

(内科行っても、検査項目が少なすぎて(赤血球数とヘモグロビン(血色色素)しか診ていない。その2項目では貧血の有無は測れない、誤診になると教科書に書いてあっても、ほんとに誰も診ていないというくらい診ていない)

検査しても隠れ貧血で見過ごされるかもしれないけど。。とは言っておきますが。。

それを前提にして、レバーや魚介類、無理なら赤身の牛肉ミンチとか食べるといいですよ。

隠れ貧血だけじゃなく、クマも出にくくなるし、体調も良くなってからだ楽になりますよ、と時間のある限り説明しています。

(説明できない検診案件にはあまり行きません)

 

女性でクマに効くというと、ほんとですか?!とけっこう喜ばれます。

 

立ち眩みや月経トラブルは仕方ないと思っていても、目の下のクマはなんとかしたいと思っている人が多いんだなあと毎回実感します。

 

おかしな美容クリニックでの施術を止めて、ほんとに本当に質の良い化粧品を使うこと、肌の触り方の見直しと食事の見直し、検査や医療用サプリの購入とか自費の診察代とか、そっちにお金を回してほしいものです。

充分にお釣りがくるから。

 

 

私の拙著 #きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい の出版過程の中で最後の最後、印刷に回す日が決まって、私の原稿書くのが早いから、当初の予定よりも1か月早くなりました。

そのおかげで仕事が終わった後、チェックの入った原稿全部読み直してまたチェックして東京に速達で送り返す、という日を1~2週間くらい?やりました。

 

仕事終わってからだから、睡眠時間数時間、もしくはほぼ徹夜の日も。。。

もう死ぬかな?と思うくらい。

これが作家の締め切り地獄ってやつか!!と体感しましたね~。

 

これだけ寝てないのにね、目の下にクマ、全く出なかったんですよ!!

 

出版前にとっくに隠れ貧血が良くなって、その辺の男性よりも私の赤血球の方が濃いくらいになってました。今もね。

 

赤血球が元気で十分に数があれば、どんなに寝てなくてもクマって出ないんだなあとまさに実感です。

 

目の下の青クマは、貧血と鉄不足だから。

 

なので青クマって、寝ても取れないでしょ?

寝不足では、血行が悪いからよけいに強調されてどす黒く見えるから、寝不足が良くないと思いがち。

確かに悪化はさせますが、ベースに貧血が本当になければクマ出ません。

 

ちなみに血液検査をちゃんと読んでもらっていないせいで、貧血ない、と言われているのは論外です。

そもそもの診断が間違っているから。

保険診療ではそういうところは診ないのと(もっとひどい患者さんが対象だから、ということもある)。自費診療でもデータの読み取りがわかっていない医者も多い。

 

オーソモレキュラー療法とか分子整合栄養医学とか自称で言っているだけで、勝手に言うのは自由ですからね。違法でもなんでもないし。

中身は全然違います。

 

ちなみに女性で貧血のない人はいない、と私は思っています。

私みたいにオーソモレキュラー療法けっこうやって隠れ貧血改善した人、その後もちゃんと維持していたら別です。

その私でも、体調によったらいつもよりクマが出ることがたまにあって、ああ。。栄養今減っているんだな。。と生活態度とかいろいろ見直します。

もちろん血液検査で確認もね。

そしたらいろいろあったりする。

 

からだも細胞も日々変化するし、老化もします。

不老不死にはなれないから。

改善したからって、そのまま何もしなければ維持もできません。

どのレベルで維持するのかは、その人の目標次第です。

 

目の下のクマは色グマ・茶グマでも、赤いお肉を食べることで皮膚の代謝は良くなるから、色素の排泄は進むし、色素沈着もできにくくなります。

(擦るのとか質の悪い化粧品は絶対に止めなきゃいけませんよ)

膨らんだ脂肪の部分を食事と栄養でなんとかするのはできないけど、できにくくするのは可能です。

 

1にも2にも栄養です。

 

栄養あってこその美容医療です。

 

Facebook・Instagramではすでに告知しました。

ネタバレになるので言えませんが、明日5月2日木曜日 日本テレビのヒルナンデス!!

 

ぜひご覧ください!!

 

きっとお役に立つ情報が出てきます。

 

放送後にまた解説しますね~。

 

#肝斑治療 #早く良くなるコツ #肝斑と炎症後色素沈着 #紫外線対策 #日焼け止めの選び方 #日焼け止めの塗り方 #患者さんの頑張りが決める

肝斑が気になると受診される方の中には、もう顔中に炎症後色素沈着もあって、濃い肝斑も薄い肝斑も合わさって、どこからどこまでが薄い肝斑で炎症後色素沈着なのかもわからないくらい混ざって、地肌も赤黒く、ツヤもなくて洗顔は擦りまくり、今まで日焼け止めはあまり塗ってなくて毎日なんて塗ったことない、アウトドアやゴルフも大好き、けっこう外に出ることが多い、
という方もおられます。
使っている化粧品は全滅状態(もう使わないでくださいとお願いするもの)。。。

持病があったり、持病はなくても診断がついていないだけで検診結果からも皮膚に栄養がいっていないことはすぐにわかる。。。

実はそういう方はけっこうおられます。

ああ。。。これは良くなっていくのは大変だな。。(患者さんが)。
時間も(お金も)かかるな。。と

ところがこういう患者さんの中にも、すごく頑張ってものすごい早さで良くなる方っておられます。
(オーソモレキュラー療法してなくてもね)

うちは処置は全部医師である私がしますから(イオン導入も脱毛も)、診察以外でも肌を診ているのでお肌の変化は良くも悪くもすぐにわかります。
(処置中にスキンケアの確認もします。オーソモレキュラー療法はされていなくても食事や栄養の話はするので、その方なりに取りいれられることはされています)

まず擦らないように優しく肌に触るクセを新たに意識してつけていくことの大変さ。

今まで何十年と擦り倒してグイグイ押してきたクセを止める、というのはとても大変です。

特に擦ってる、押してる、という自覚がない場合はとても大変です(患者さんが)。

早く良くなる患者さんは、次回来られた時にものすごくお肌に気を遣って優しく洗っておられるのがとてもよくわかります。

肝斑で顔全体が赤黒い炎症後色素沈着もある方のほぼ全員(色白で赤い方も。色素が薄いから肝斑も炎症後色素沈着も゙薄いからご本人は気づいていないことも多い)が、炎症を起こす化粧品をたくさん使ってます。

化粧品代だけでかなりの金額に。。

続けて使って大丈夫ですよという化粧品はほぼなくて全滅もめずらしくない。

昔よりもそれだけおかしな化粧品が当たり前のように大手も出してるし、SNS戦略であがってきた奇しい化粧品も多いってことです。

本当の安全性が証明されているものをパウダールームでお試しもしていただくし、私の勧める化粧品で揃えるほうがの今お使いのものよりもトータルで断然安くなります。

選択肢(特に値段とか)もいくつかご用意しているから。

そもそも保湿の化粧品なんて1個でいいですしね。

椿油、純石鹸、保湿の化粧品、日焼け止め
1個ずつあればOK。
(これでうまくいかない方には別の提案をその方に合わせてしてます)

この切り替えをちゃんとやるかどうか。

早く良くなる方はこの切り替えはほんとに早い。

切り替えたほうが顔に塗る数も減るし、肌はキレイにツヤが出てくるし、赤みはどんどん消えていくし、と良いサイクルで回りだすからますます頑張られるというまさに良いサイクル。

そして日焼け止めの質と塗り方。塗る量、塗り直しも含めて。

顔の触り方、使う化粧品、ここまで頑張る方はけっこうおられます。

ところが、肝斑やシミに関しては、この日焼け止めが正しく塗れているかどうかでその後、改善のスピードが格段に変わってくる。

うちで買った日焼け止めを一生懸命塗られるのは嬉しいですが、うちのは本格的なアウトドア用ではないです。
(これはパウダールームで最初にお伝えしています)

なのでアウトドアをされる方、長時間外にいる方(実はドライブも)、南のほうに旅行に行くとかもですが、その場合は日焼け止めの塗り方、選び方は普段とは全然違います。

事前に教えていただいていたら注意事項全部お伝えしますが、行ってから、帰ってきてからではもうどうしようもない。。。

あと、行く前から、変更する日焼け止めが自分に合っているかどうかの確認をしておかないと、現地でいきなり塗って肌が荒れた、ではせっかくのイベントや旅行がブルーになりますよね。。。

なので行く前にご相談していただければと思います。

日焼け止めの選び方を旅行とかで間違えても、たった1回の過ちです。

普段からちゃんとされていた方はその後すぐに挽回してお肌はちゃんと戻ります。

その失敗を含めて次回に活かされる。

たまたまの失敗や塗り直しがうまくできなかったとしても、普段がどうかが決め手です。

大事なのはリカバリー力。

お肌はいくつになっても必ず再生しますからね、ちゃんとしてあげれば(ここはポイント)。

色黒で赤黒くまでなっていた方の光の設定が、こんなに強いところまで来たか。。と感無量です。

初診時のあれだけ赤黒くて、これは大変だ(患者さんが)と思った方が1回毎に見違える肌になっていくのを診ているのは、私が肌フェチだからなのかとても楽しいです。

肝斑治療の基本は1にも2にもスキンケアです。

他力本願は自力があってこそ。

買わないと決めている市販薬

こちらは女性セブンの12月7日号の取材で渡した私の原稿です。

 

雑誌掲載時の記事の題名は、

 

現役医師&薬剤師50名が実名告白

私たちがのまない市販薬ランキング26

 

というもの。

 

最初、お題をいただいた時に、そもそも市販薬を使わないので何が売っているのかあまり知りません。

ただ患者さんがよく飲んでいて、即刻止めたほうがいいよ、もう止めといたら?と思う薬をあげてみました。

 

実際の記事で他の医師や薬剤師のあげていた薬をみて、ああ、そうやねというものもありました。

それは後述しますね。

 

以下が原稿です。

①~⑤まで。後述は⑤の後で。

 

①センナ 便秘薬(下剤)

市販の便秘薬や下剤にはほとんどセンナ(センノシド)が入っており、腸管を刺激して大腸をむりやり動かして排便させるというもの。

 

むりやり動かすため、場合によりひどい腹痛を伴う。

 

たまたまなどで1回使うのがダメとは思わないが、慢性的に使うと大腸が疲弊して腸管を動かす神経が損傷して動かなくなり、「薬をもっと増量しないと効かない」ということになる。

 

また長期のセンノシド使用は大腸メラノーシス(大腸粘膜が真っ黒になる)になることがわかっていて、大腸メラノ―シスは大腸癌の発生母地である。

 

センナを使用している人の中には「どうして便秘になっているのか」を突き止めず、乱用してますます便秘の状態を悪化させてしまっている人が多い。

 

便秘にすぐに対処したいのであれば他の薬剤で比較的安全なものがあるため、わざわざセンノシドを使う理由がない。

 

短期間的に副作用合併症を理解した医師から処方されるならともかく、市販で誰でもが買えてずっと飲んでいい薬では全くない。

 

②総合感冒薬

風邪の原因はウィルスのため、根本的に完治させる薬は存在しない。

いわゆる風邪薬と呼ばれるものは、

熱を下げたり頭痛を止める痛み止め、咳や鼻水を止める、のどの炎症を抑えるなどのすべて対症療法の薬。

 

薬疹などが起こりやすい解熱鎮痛剤がほとんどの商品に必ず入っており、もし風邪症状がしんどくて少し抑えたいのであれば、それぞれの症状に合わせた薬を飲むべき。

咳がひどいなら咳止め、鼻水やくしゃみがひどいなら抗アレルギー剤、のように。

 

高熱もひどい頭痛でもないのに一緒に解熱鎮痛剤は飲みたくない。全くいらない薬。

また市販のものは病院処方のものよりも有効成分が少ないことが多く、また変わらないくらい入っていても、もともとそこまで症状を抑えるものでもない。しかも高い。

 

風邪症状がひどい場合、風邪ではない可能性もあるため、寝て治ると思われるレベルではない場合は早めに医療機関への受診をおすすめする。

 

 

③ガスター(H2ブロッカー)

胃酸を抑える薬であるが、ほんとうに必要な人は胃カメラなどで胃潰瘍や逆流性食道炎などないか確認が必要。

 

胃潰瘍などがなく、ただの胃炎であれば、H2ブロッカーを毎日、あるいは頻繁に服用することで胃酸の分泌が抑えられ、一見胃部の不快感は減るが、胃酸の分泌が抑えられたことでたんぱく質の第一消化ができにくくなる。

 

胃の不快感が落ち着いた後もH2ブロッカーを飲んでいれば、たんぱく質(特に肉)が消化できず胃もたれなどがひどくなり、ますますタンパク質を食べなくなる。たんぱく質、特に肉が減ることでますます消化吸収ができにくくなるという悪循環。

 

乱用すると栄養が吸収できにくくなる。ますます体調の悪化と老化が進む。

 

 

④非ステロイド抗炎症軟膏

皮膚科の保険診療でもほぼ使わなくなった。理由は①効かない②かぶれやすい

 

非ステロイド抗炎症剤(解熱鎮痛剤のことです)は内服もトラブルが多く、皮膚だとかぶれやすい。

 

かぶれなかったとしてもそこまでの効果は望めず、それならわざわざ買って塗る意味がない。

 

 

⑤漢方

市販の漢方薬はツムラやクラシエと言った病院処方の漢方メーカーも多いが、それでも病院用のと比べると有効成分は少なく、値段はかなり高い。

 

お試しにどんなのか飲んでみるくらいはいいと思うが、有効成分が病院用のよりも少ないため、効かなかった場合、内容があっていないのか、市販だからなのか区別がつきにくい。

 

本当に困っているのであれば、保険診療で漢方治療取り扱いの医師に相談することを勧める。

 

特に漢方薬局のはすべて自費で非常に高く、いきなり3か月分とか大量に購入させる薬局も多く、煎じて飲むタイプのことが多いため飲みにくく、それで多少なりとも効けばまだしも効かないことも多く、処方する薬剤師によって千差万別(これは医師でも同様)。

 

漢方薬なら副作用がないわけでもなく、飲む側がそこを理解せずに市販品を飲み続ける危うさ。飲んでいる側が、漢方なら安心と過信していることが一番の問題。

 

漢方薬は根治させる薬でも体質改善の薬でもなく、所詮対症療法の薬に過ぎず、体調不良の原因を受診して調べることなく、漫然と市販のものを飲み続けていいわけではない。

 

改善が認められない場合は、早めにクリニックへ受診を。

 

 

後から思い出したのが、

トランシーノはじめトラネキサム酸!!

市販も病院のもね。

 

これは線溶系を阻害するから、結果として血栓傾向を助長するほうにいきます。

肝斑治療に使うのはもう何年も前に一切止めました。

いらないわ。

 

病院処方でもサプリみたいに飲んでいる人多いし、肝障害も結構出ます。

他院で肝障害起こした人、何人も診てます。

 

新型コロナ・ワクチン真っ只中の時、ピルにトラネキサム酸併用って、ほんと恐ろしい。。。そこにコロナ感染、もしくはワクチン接種か。。って血栓どんどん作って!と自ら言っているようなもの。

ワクチンの問診表に書いていない女性、かなりいますよ。

 

コロナ感染でのどの痛みにトラネキサム酸処方する医者も多くて、止めてあげてとずっと思っています。

血栓助長してどうする?!

どうせ効いてないのに。

(新型コロナ感染で血栓形成促進は証明されています)

 

記事を読んで、ああ、そうやねと思ったのが、

解熱鎮痛剤

下痢止め

防風通聖散

傷薬

充血止め点眼薬

など。

 

ただ、解熱鎮痛剤は、頭痛や生理痛、コロナなどの解熱目的、と市販薬を買わざるを得ない場合があるので、これくらいは仕方ないかと思います。

 

でも、市販で買えるので乱用している人が多く、副作用もあまり考えていない。

 

ロキソプロフェンが良くないとかアセトアミノフェンならいいとか、妊婦や授乳婦でもない時にどこまでこだわるのか関係なく一人歩きしてたり、内容に関係なく、解熱鎮痛剤は薬疹が多いです。

もちろん胃腸障害は起こりやすい。

使うのは仕方ないけど、根本的なことはしながら副作用もわかって使用してほしい。

 

下痢止めは緊急時仕方ない面もあると思いますが、感染性の下痢の場合、止めてしまうとよけいに毒素が溜まって悪化させることも。

 

便秘薬も下痢止めも慢性的に使用することで当たり前になっている人も多く、根本的な問題から目をそらせる。

それくらい使って当たり前、病気じゃないと思っている人が多いことが一番の問題。

便秘も下痢も立派な病気で、どちらも消化吸収が悪く、栄養の吸収障害が起こっている可能性が高いため、実は非常に問題。

 

それは市販に限らず、クリニックでも病院でも、対症療法で延々と処方し続ける医者も悪い。保険診療では仕方ないことだろうけど。

 

 

防風通聖散は、市販の漢方と同じでコストパフォーマンスが悪いですが、これさえ飲めば痩せる!みたいなCMがおかしい。

 

痩せ過ぎの患者さんが市販の(ひどい時は病院処方)防風通聖散飲んでいて、いや、おかしいやろ、って。。。

防風通聖散はエフェドリンが入っているので実はけっこう注意がいる薬です。

私はめったに出しません。

(痩せたいといういわゆる肥満の方にもね。他の薬を処方することが多い)

 

傷薬は、ケガして消毒してしまうのは仕方ないとして、傷口を泡とか粉みたいなので固める薬あるでしょう?

あれは皮膚科医、形成外科医からしたら最悪で、あれで固めてしまうから、傷が治りません。

ミイラみたいに乾燥させて創傷治癒進むはずないですからね。

何週間たっても治らないんです、と受診されても、塊みたいになってへばりついているので、昔大学病院にいた時などは一旦全部落として剥がして傷がどうなっているか診ないと先に進まないから、擦って落とすしかないという拷問みたいな処置が必要でした。

その塊の下がどうなっているのかわからなければ、剥がれるまで待ちましょう、はできません。。

もうすでにそれで何週間も経っているわけですから。。。

 

あれは傷を治すのは邪魔する薬(というか薬じゃない)。ほんとにいらない。

 

同じ会社から出てた眼の洗浄液。

昔はあれは殺菌消毒剤が入っていて、角膜びらんが多発して眼科学会の論文と学会発表に被害報告がたくさん出てましたよ。

当時、眼科の先生、むちゃくちゃ怒ってた。絶対止めるようにって。

かなり問題になって、今も売ってますが、消毒剤は除去したはずだけど、中身は絶対確認を。

 

市販薬って、ほんとに添加物もだし、いらないものが山ほど入っている。

 

かゆみ止めとか虫刺されの薬とかも。

あのスース―させるのってメントールだけど、かぶれる人もけっこういます。

 

かぶれると言えば、水虫の塗り薬。特に市販の。

いらない成分入れ過ぎ。

病院処方の水虫薬もかぶれやすいので必ず処方の時患者さんにその話をしておきます。

水虫の悪化と思って、せっせと塗る人多数。特に市販薬。

 

ただれまくって、足指腫れまくって、汁まで出て、リンパ節腫れて、ひどい状態で水虫が治りません、って来られることも。。。

 

いや、それ、かぶれて二次感染だから。。。

水虫どころじゃないです。

 

市販の塗り薬はほんとにトラブル多い。

ステロイドはステロイドで、乱用する人多いしね。

 

充血止めの点眼薬は、無理やり血管収縮させる成分が入っています。

炎症起こして酸素がたくさんいるから充血(血管拡張)させて酸素届けようとしているのに、そこを無理やり止めるのは根本から悪化させる方向に。

 

スーッとした感じがほしいから(ごまかすのに)、市販の点眼薬もいらないものたくさん入っています。

 

からだが必要と思ってやっていることをむりやり止めるにはそれ相応のリスクが必ずあります。

もうほんと自己責任の世界だから。

 

厚労省はどんどん市販でなんでも自由に買えるようにしたいんでしょうけど、理解していないと全部自分に返ってくるだけ。

 

お手軽、簡単に、みたいなものがほんとに良いわけないのは薬に限らずなんでもかな。

 

病院の薬もそうだけど、中身とか目的によって、ほんとにいるのかいらないのか。

効果がすごい分、副作用もすごいことも。

私が処方するのは、からだの恒常性を損なわないサポートする薬がほとんどです。

どうしても仕方なく、無理やり系の薬(ステロイドもですが)を出すこともありますが、根本的なこともやるようお願いするので短期間、少量で済むことが多い。

 

ちなみにヘパリン類似物質含有外用剤(ヒルドイド系)はほぼ処方しません。必要ないことが多いから。

 

そこは考え方の違い。

 

保険診療でも根本的に治す治療を目指したい。

 

 

NoBeefNoBeauty #肉食美肌 #bfキレイ #Instagramキャンペーン #オージービーフ #きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい #大島椿 #アトピコスキンヘルスケア #この冬はアゲ肌になる
 
さきほどお知らせしていた、オージー・ビーフさんのこの冬のキャンペーン第2弾の抽選で3名様にプレゼントのアトピコスキンヘルスケアのオイルDとソープのセットの件。
 
私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」で説明している洗顔方法。
 
まずは純石鹸での洗顔。
アイメイクをしている時や純石鹸洗顔ではうまく洗えない、落ちにくい、などうまくいかない時などにおすすめしている椿油+純石鹸洗顔。
 
ここまでは本でも書いていますよね。
 
洗い方、使い方なども。
 
 
皆が皆、純石鹸を使えるわけではないと書いてあるのも覚えていらっしゃいますか?
純石鹸洗顔でトラブルのある方が診察が必要とも。
 
 
純石鹸は多くの皆さんが使われているような合成界面活性剤ではなく、皮膚を溶かすようなバリア機能の破壊をしません。
洗浄力があるため(弱アルカリ性だから)、ファンデやウォータープルーフの日焼け止めも落とせるわけです。
(アイメイクは落とせるかもしれないけど、目の周りをゴシゴシ擦るのは絶対にしてはいけないのでアイメイクをしているのに純石鹸洗顔のみ、は勧めていませんし私もしません)
 
そこまでの洗浄力のあるものだから、脱脂力もあります。
 
なので診察に来られた乾燥肌やアトピーなどの肌トラブルの方には勧めていません。
 
うちで取り扱っている純石鹸は、実は純石鹸と言えども品質や中身に違いがありまして、うちのは洗浄力はそのままにわりとしっとりと洗えるものを取り扱ってうちの患者さんには勧めています。
 
 
椿油+うち取り扱いの純石鹸洗顔で、ほとんどの方が問題なく洗顔がちゃんとdえきますが、超乾燥肌の方、皮膚のバリアがかなり破壊されている方には、それでも洗顔でトラブルが出ることがあります。
 
そういう場合、純石鹸から他の洗浄剤をおすすめしています。
 
うちでいくつか取り扱っていますが、そのうちの一つがこちらのアトピコスキンヘルスケアのソープです。
 
(このソープだけではファンデやメイク化粧品、ウォータープルーフの日焼け止めなどは落とせません)
 
 
大島椿さんの市販の椿油とオイルDとの違いは本で書いている通りです。
 
オイルDなら保湿としても申し分なく使えて便利です。
 
 
で、今回プレゼントしてくださるにあたり、こちらのセットでなかなかうまく使えない、どうしたらいいだろうとお悩み、疑問、不安などございましたら、インスタグラムのこの投稿のところで、コメントで質問していただいたらお答えさせていただきます。
(オージー・ビーフさんの第2弾キャンペーンの期間中)
 
ご質問内容は、あくまでもこのセットを使う際でのご質問に限らせていただきますのでご了承ください。
他社製品のご質問についてはお答えしません。
他社製品の商品名を挙げられたコメントはステマの可能性もるため削除させていただくことがございますのでご了承くださいませ。
 
特定の企業の商品、特に化粧品についてのSNSなどでのご質問は一切お答えしませんとFacebookの固定投稿でも記載させていただいておりました。
 
今回、大島椿さんからたくさんのサンプルセットと商品をご提供いただき、また当院の担当の方は開業当初から資料提供など大変お世話になっておりましてお礼を込めて、今回このような場を設けさせていただきました。
大島椿さんからの依頼ではなく、タイアップ記事でもないことをお伝えいたします。

                                                                                                                                #この冬はアゲ肌になる #NoBeefNoBeauty  #肉食美肌 #bfキレイ #Instagramキャンペーン #オージービーフ #きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい #大島椿 #アトピコスキンヘルスケア