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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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そろそろ抜け毛の季節でしょうか・・・

まだ暑い日が続いておりますが、朝夜のひととき、涼しく感じる瞬間が少しずつ増えてきましたね。こういう季節になってくると、頭の抜け毛、気になりませんか?

私は、2年程前に初秋に結構抜けたことがあって、美容師さんに、夏冷たいものばかりとりませんでしたか?と聞かれたことがありました。東洋医学でも、昔から体を冷やさないというのは基本だそうです。

もともと顔のマッサージはよくないと思っていますから、その延長で洗髪時も頭をあまりワシワシとマッサージするほうではありません。それも災いしたのか、頭頂部の頭皮はガチガチでいかにも血行が悪そうでした。その時は本当に分け目の毛が薄いのが目立って、拡大鏡で頭皮を診ても、産毛のような細い毛が少し伸びてきているかというぐらいで、このままでは禿げる!と、かなりあせりました。

それ以来、育毛剤と頭のマッサージと体を温めるように続けて、数ヶ月で抜け毛のスピードが元に戻って、半年くらいで元の毛の太さと量に戻ったような気がします。それからも、マッサージと育毛剤は続けていたんですが、今年の夏があまりに暑くて、ついつい氷の入った飲み物を結構飲んでしまい(去年とか、できるだけ常温にしてたのに~)、ここ1~2週間結構抜けてきました・・・。1日に100~200本くらいは抜けていると言われる頭の毛ですが、やはり気にしている時はブラシやシャンプーの時に抜けてる毛が多いことに普段以上に気付きますよね~。そういう時って、知らない間にも結構抜けてるもので、掃除の時に気付いたり、トータルもっと抜けてるんだろうな~と思って見てました。最近、育毛剤切れたのをいいことに、さぼってたしな~と反省の毎日です。

とりあえず、冷たいものを減らさなければ!(ダイエットのためにも!)かなり抜け毛多かったですが、禿げる!とあせるところまでは幸いまだいっていません。あっ!拡大鏡で頭皮診て来るのを忘れました・・・。

昨日から育毛剤であるロゲイン®女性用をまた始めました。早い話、血行を良くする薬です。大正製薬のリアップ®って、ご存知ですか?もともとは、アメリカ製のこのロゲイン®が元祖の会社だそうで、大正製薬のが日本バージョンと言いますか、後から開発された同じ内容の薬になります。

ロゲイン®は、男性用が5%・女性用2%となっています。大正製薬のリアップ®は、男性用は昔5%もなかったんですが、今は5%が発売されていますので、ロゲイン®5%を医師であっても個人輸入することは禁止されています(国内で手に入らない場合のみ薬の個人輸入は認められています)。

ただ、女性用は大正製薬は1%なんですね~。それで私もロゲイン®を使っていますが、両方使ってみて、やはり日本製(大正製薬)のは、ホントに良くできています。1回の量が自動で測定されており、先が細くなっており、ひと塗りしても、1度にたくさん出ない様に容器が工夫されているので、まんべんなく塗ることが可能です。髪にもそれほどつきません。日本製ってスバラシイナと思う瞬間です。

ところがアメリカのは、アバウトなでっかいスポイトがついていて(製品は3本に1本しか、しかもついていない)、バーっと1度に出すことができます。早くていいんですが、1箇所にドバっとなってしまいやすいので、髪の毛ベタベタになりやすいです(後でちょっと固まったようにバシバシになります)。フタもすっごい開けにくいんですよね~。アメリカ製の革用のクリーナーかなんかも同じフタだったので、アメリカではよくあるフタなのかと思いました。フタを開けるのに、苦労するときがあります。ご年配の患者さんで開けることができなくて、持ってきていただいたこともありました。アメリカ製って・・・。

まあ、薬は濃いので、抜け毛を気にされている方は、ロゲイン®を一度どうぞお試しください。純正品のスポイトが3本に1本しかついていません(というか3本セット+スポイト1本というセットが1箱に入っています。3本いきなり買えってこと?と思いましたので、当院では1本ずつ販売しています。)ので、足りないスポイト分は別のをおつけしています。スポイトと薬ビンみたいなのがセットになっていますから、フタが開けにくい方には、移し変えしていただくことも可能です。

まだ暑い日がしばらく続くようですが、皆様もくれぐれもお体冷やしすぎませんよう(最近では熱中症が難しいところですが)、冷房の部屋にいるときは、温かいものを飲んでくださいね。

 

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医療