プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2011年2月
« 1月   3月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

最近投稿した写真

ホーム > 2011年02月



節分祭の吉田神社に行くついでに、出町ふたばに寄って、豆餅を買うというのも、大事なことです。百万遍に行くなら、絶対寄らねば!と寄ってきました。

写真下が、出町ふたばの豆餅です。

20110203_1.jpg

白い(黄色く見えますが)豆が入っている右ふたつが、縁起物の福豆大福です。

下鴨神社にも納められるという福をもたらす大福です。こちらも、豆がすごくおいしいです。

肝心の豆餅も、こちらのご主人が「餅は生き物」と言われるように、とっても柔らかくて、おいし~い!素材そのものの、とてもシンプルなうまさですね。午後のおやつにいただいたんですが、出来立てはもっと柔らかいと聞きます。やはり、その場で、1個食べるべきだったか・・。必ず、当日中に食べないといけません。夜に食べても、まだ柔らかいままでしたが、翌日どうなってるかは、もったいなくて、実験なんかできません。他にもおいしそうなものが一杯売っていましたが、その日中に食べきれる自信がなかったので、今回はこれだけにしました。絶対また来よう!今度は、花団子とよもぎや餡なし豆餅とか、食べてみたいです。

お店に、その月の売っているものリストみたいなのが置いてあって、見ているだけで、楽しいです。

20110203_2.jpg 20110203_3.jpg

普段の私なら、買ってすぐ豆餅を食べるはずなのに、何故今回食べなかったかというと、この後、みたらし団子屋さんに寄るつもりをしていたからです。SAVYの京都散歩の本で知ったんですが、出町柳からすぐのところに、新しくオープンされたようで、元々大原で、みたらし団子を売っていらしたのが、今回引っ越しされてきたそうです。観光地には、どこでもそうですが、便乗してるカッコだけの全然おいしくないお店というのが山ほどありますが、こちらは、大原でされていたのであれば、食べる価値あるかもと、(雑誌に載っているからといって、必ずしも自分の好みに合うか、そもそもその前に、本当に良いお店なのかどうか、がいつも半信半疑なんですが)みたらし団子はコンビニのでも好きなので、川端今出川上ルと大変近いので、行って来ました。

古都香http://www.kyoto-kotoka.com/というお店です。こちらは、無添加で、またみたらし団子がむっちゃデカイ!いろんなセットがあって、私はほうじ茶のセットにしましたが、ほうじ茶は、一保堂のほうじ茶です。お茶も、お茶碗くらいの大きな湯呑で持って来てくださいます。お団子も、みたらしだけでなく、バター醤油や、醤油と七味、と全部で3種類ありました。オーソドックスに、みたらしにしました。

餡がまた、おいしい~。濃いけど、くどくなくて、材料がいいのと、丁寧に作っておられるからだと思われる優しい味です。スプーンがついているので、餡も全て残さずいただけました。ごちそうさまです。

もちろん、お持ち帰りもできますが、お店で食べると、食べる直前に、炙ってくださるので、香ばしく、外はパリっと、中はもっちりの、炙りたてのお餅が楽しめます~。イートインはあまり、座席がないので、土日は大変かも・・。他に買いに来ていたお客さんが、いつも売り切れたりしてるから、やっと買えた!と言って、喜んでおられる声が聞こえてました。翌日食べても、おいしいそうです。

京阪出町柳駅からスグなので、散歩がてら、京都観光のついでにおススメです。今度は、違う味を食べてみたいです。

今日は、かねてから計画していた吉田神社まで自転車で行こう!を決行してきました。

20110202_1.jpg 20110202_2.jpg

クリニックから、折りたたみ自転車の少し大きめのヤツで、京大裏の吉田神社を目指します。家族やスタッフから、バスにしたら?途中で、自転車乗り捨てするの?と散々言われましたが、無事に到着しました。

クリニックを出て、高倉通りを北上し、三条から堺町に入って、和久傳の前を通って、御池通りへ、寺町まで出て、さらに北上を続けます。村上開新堂・一保堂の前を通って、京都プチ旅行のようなサイクリング気分です。お天気もいいし~♪と気持ちよく走っていたところ、丸太町の手前くらいで、おしりがだんだん痛くなってきたことに気付きました。

普通のママチャリって、サドルは結構大きいですよね?私の折りたたみ自転車は、競輪のような(想像ですが)ほっそいサドルでした・・・。私のオケツは大きいので(元々大きかった上に、太ったから、さらに大きく。。)、おしりがサドルからかなりはみ出してしまうんですね・・・。京大裏まで自転車で行って、帰って来る自身は、脚にはあったんですが、おしりのことは考えていませんでした・・・・。

丸太町から、痛いよ~と思い、河原町へ。懐かしいですね~。中高と、毎日この丸太町を通って、学校に通ってました。すっかり、様変わりしてますね。そして、やっと出町柳の輸入食品の看板が見えて、今出川へ。この辺は、あまり変わってないですかね?マクドもまだありましたね。(丸太町のカーニバルタイムズなんか、今はフレスコですもんね。スミマセン、かなり昔の話です)ここまで、クリニックから20分ほどです。街中なので、のんびり町並みを眺めながらなので、ホントはもっと早くつくのかも。

今回の吉田神社計画には、出町ふたばに寄って、豆餅を買うことも計画に入ってます。一旦、自転車を置いて、15人ほどの列に並びます。10分もかかってないかな?(これは、次のブログで写真載せますネ)下鴨神社に奉納されるというこの季節限定の、福豆大福と豆餅を買って、次は、川端通りへ。これまたSAVYで見たみたらし団子屋さんで、休憩して団子食べて(次のブログで。むっちゃ、おいしかったです)、今出川を北へ。もうすぐゴールです。

百万遍にやっと着きました。ここから、京大の端までって、歩いたら、結構ありますよね。自転車なら、割とすぐです。進々堂の前を過ぎて、京大の端を曲がります。もうここから、車両規制です。

やっと、露店が見えてきました。自転車を置いて、参拝です。吉田神社に来た目的のひとつが、お正月飾りをこちらに納めて、焼いてもらうことです。写真の左側が、火炉です。明日に、これに火をつけられて、火炉祭が行われます。お飾りを納めて、お参りして、御神符を買って、さあ、どうしようかな、と思っていたら、そうそう、こちらには、なんとお菓子の神様の神社があるんです。菓祖神社と言います。一生、おいしいお菓子がいただけるように、ご挨拶しておかねば、とお参りしてきました。参拝すると、豆茶がいただけました。京都中のお菓子屋さんが灯篭などいろいろ寄進されてました。

そこを出ると、大元宮の文字が。なんと全国の神様がいらっしゃるという斎場所だそうです。写真右です。こちらもお参りしてきました。こちらは、スゴイ霊場だそうですが、私には、神社のそういう空気が変わるのがあまりわかりません。なんか気持ちいいな~というくらいで、こちらもそうでした。でも、神社によったら、緊張する神社って、ありますね。

その後、河道屋さんのお蕎麦のテントが出ています。節分は、本来の年越しなので、お蕎麦を食べようという縁起物(?)だそうです。せっかくなので、こちらでお蕎麦をいただきました。わさびののった暖かいお蕎麦です(1杯600円でした)。すごくおいしいものではありませんが、それにお高めでもありますが、露店とはこういうものですね。でも、雰囲気が出てて、お店の方も皆さんテキパキチームワークもすごく、なんかいい感じでした。いただいて、良かったです。年越すぞ~という感じです、よくわかりませんが。

その後は、ひたすら露店を抜けて、自転車のところまで戻ります。最近はいろんな屋台があるんですね。ケバブサンドですって。しかも3件以上、ありました。見てるだけで楽しいですね~。もの欲しそうに見てるせいでしょうか。お店の方から割と、声かけられます(デパ地下でも、そうなんですよね~)。

その後は、ひたすら帰るだけで、もう寄り道する予定はないので、おしりが痛いです。。。ずううううううっと自転車をこいで、あまりにおしりが痛くて、三条の郵便局で、切手買うついでに、ちょっと一休み。おしりだけでなく、やっぱりちょっと疲れました・・・。帰りのほうが、鴨川沿いとか何もないところを通ったせいか、ちょっと早かったです。15分くらいで、市役所まで来れました。

のんびり、自転車で走っていると、このお店、こんなところにあったのか!と改めて気付いて、とっても楽しかったです。京都は、まだまだ奥深いですね。知らないお店もまだまだあります。

よく患者さんから、エステでは荷をしたらいいですか?と聞かれます。

皆さん、エステ、お好きですよね~。

オススメの施術は、体・うで・あしのマッサージや温める系です。痛くなくて、アロマオイルとか使って、摩擦のあまり起こらない、こすらないヤツです。(痛い治療・こするような治療は、勧めません。)

実は、私も結構好きです。年に1~3回くらい旅行に行くんですが、旅行に行ったら、旅先でほとんどと言っていいほど、エステに行きます。そのホテルや旅館に大体スパのある場合に限られますが、エステのアロマオイルとかのマッサージって、気持ちいいですよね~。最近は、忙しくて、少しご無沙汰です。

ここで勘違いされては困るんですが、私は絶対顔のいわゆる「フェイシャルエステ」というものは頼みません。体のみです。そこのメニューが、全身のセットメニューしかなく、顔が込みの場合、「顔は止めてください」とわざわざ言うのも、「なんで?」みたいになるので、黙って仕方なく受けます。これも、勉強と思って。。。なるほど~と思うときもあれば、やはり止めてくださいと止めるべきであった、と悔やむこともあります。まあ、たまの1回くらい、マッサージされたからといって、いきなりタルむとか、肝斑になるというわけではありませんが・・(と信じたい!)。

基本、エステはリラクゼーションです。他人の手によって、気持ちよく、お姫様のように扱ってもらえる場所というか、一種の気分転換というか、リフレシュというか、自分にとって、贅沢な時間のご褒美ですよね。医療ではこういうことって、できません。皆無とは言いませんが、医療イコール治療ですから、そこまでリラックスできるって、あまりないですから。だからこそ、エステに効能・効果は期待して受けちゃうと、裏切られたようなことになります。

顔のエステは、やり方や施術にもホントよるんですが、1個ずつ確認して回るわけにもいきませんので、うちの患者さんには勧めていません。確かに、気持ちはいいし、その時数時間は、リンパも流れてスッキリしますが、それだけなので、たったそれだけのために、たるみや肝斑の原因になり得るマッサージをすることに意味が見出せません。(むくみを取りたかったら、タイタンをすれば、シワ・タルミの治療にもなって、一石二鳥です。いや、三鳥か。。)

昔のエステって、今ほど、むちゃくちゃマッサージしたり、力入れたり、引っ張り上げたりって、なかったかと思うんですが。もちろん、施設にもよりますけどね。もう、ホントに目の周りをぐいぐい引っ張ったり、こすったり、クリームを擦り込む、というようなことを、お金をもらって他人にする、ということは止めて欲しいです。

TVとかで、そういうことをしている画像を流すのも良くないと思います。

わかりやすい分、多くの方がマネしちゃうんですよね~。クマや目の周りのシワ・タルミ・色素沈着(シミ)がどんどんひどくなってしまっている方、続出です。目の周りなんて、一番優しく扱わないといけないのに。。「今日から止めましょう!」と止めてもらっても、するクセがついているので、中々止められないのと、また止めたからといって、すぐ治るわけではなく、皮膚が伸びてしまったり、色素沈着を起こしてしまった場合は、光・レーザー治療もお金・回数も、すごくかかります。あまりにひどい場合は、手術でないと、むずかしいことも。。。(靴や革のカバンが、伸びてしまったら、もう戻りませんよね、型崩れ。お肌も同じで、皮膚も引っ張ると伸びちゃうんです。)

リンパを流して、気持ちがいいな、とされる側もわかっていて、する側も、効果はそれくらいですよ、と説明していたら、まだいいと思うんですが、最近は不況の影響なのか、お客さんを騙してというか、効果を誇張して、契約してもらうお店が増えて、困ってます。消費者センターも大変です。

特に、肝斑に、わけわからん光をあてて、悪化させておいて、「好転反応です。この後、良くなります」と言って、さらに契約させる、という悪質なエステも結構あるんです。(この好転反応という言葉、医療ではありません。悪いものを出し切っていて、この後よくなるから、とエステで説明されるようですが、皮膚科医から見たら、ただのかぶれや副作用や合併症です。経過として、そういう過程を取らざるを得ないということは、もちろんありますが、生理現象というか仕方ない反応というか、医療の場合は、ありのまま、こういうことがあります、と説明があるはずです「好転反応」なんて言葉は使いません。エステの人の中には、意味もわからず、いいことのように、使っている人がいるので、これまた大変です)。

軽い肝斑であれば、患者さんが気付かれて、すぐに肝斑治療を始めれば、わりと1~2回で結構良くなる方もいらっしゃいますが、ひどくさせてしまっている場合は、時間はすご~くかかってきます。患者さんが一番大変ですけど・・・。医師でもない人に、よく自分の顔をまかせるなーと、いつもビックリします。シミやホクロを勝手に電気かなにかで焼いているエステもあって(これは学会も厚生労働省も認めていません。医師にだけ許される行為です。)、もしガンだったら、どうする気なんだろう?と思います。ただでさえ、皮膚ガンの見た目というのは難しく、専門外の医師であれば、気付くことがなくても仕方ないのに(そういう場合でも、やはり医師ですから、初期に気付かなくても、どこかでこれはおかしいと気付いて、ちゃんと紹介されるから大丈夫ですよ。初期の皮膚ガンに気付いてもらえるというのは、かなりのラッキーな稀にみる状態です。皮膚ガンに限らず、他のガンでも初期に越したことないので、検診はちゃんと受けましょうね)、医師でもない人が、他人のホクロを焼くなんて、エライことです。絶対、受けてはいけません!無料であっても!

それに比べて、手・あし・うで・背中・腰・おしりなどの体のマッサージは、エステでないと。これこそ、エステです。医療では難しいでしょう。医療ではリンパを流すモノって、気持ちいいものは、あまりないんじゃないかな~。多くの女性の方が、冷え性だったり、むくみやすかったりしますから、体のマッサージや温める施術といのは、大変オススメです。血行を良くすることで、中からキレイになる、というのはダイエットも含めて、有り得ると思います。体質や頻度・程度にもよりますが。うで・あしもそうですが、腰・おしり・背中って、自分でマッサージしにくいところなので、これこそ誰かにしてもらう、というのが最高のご褒美だと思うんですけど(私自身は、下半身の血行さえ良くなれば、痩せるのでは!?と勝手に妄想してます。。)

エステは、もっとリラクゼーションと、体のメンテナンスに徹底して、プロとして、頑張って欲しいな、と思います。フランスとかは、エステと美容クリニックが協力して、女性をキレイにするんですけどね。日本のエステのような広告戦略はないんじゃないかな。医療との役割分担もきちんとしてますし(アチラのエステは、クリニック並にお高いですが・・)。

将来的に余裕ができたら、メディカルエステを併設して、体のリラクゼーションもクリニックでしてみたいな、と思いますが、まだまだ今の仕事に手一杯ですので、いつになるかはわかりません。まあ、クリニックだと、メディカルエステと言っても、もっと効果のある機械が使えるんですよね。

ちなみに、すべてのメディカルエステが、効果があって、中身は同じではありません。ちゃんとわかっている美容皮膚科医あるいは形成外科医が、ナースやエステティシャンに指導して、医学的根拠に沿った施術をしているかどうかが大切です。適当にやっているところやドクターがノータッチのところもたくさんあります。もちろん、ナースやエステティシャンの知識やスキルも大切です。これだけは、受けてみないと見抜けないかも。やっても、一般の方だとわからないかもしれません。やったのに抜けなくて、効果がよくわからなくても、まあ所詮エステですから、とりあえずこんなものか、と思って、見抜くのはあきらめましょう。その時、気持ちが良かったら、続けてみてはどうでしょう?それくらいしか、判断の基準って、ないかもしれませんね。効果はあまり期待せずに、気持ちのいいことに、対価を支払う、という割り切りが大切です。