義援金の詐欺がやはり出てきましたね。こんな時なのに、嘆かわしいことです。
そんなことをする輩には、必ず天罰が下ることでしょう。
詐欺にあわないためにも、必ずどういう団体か(赤十字や公的機関を名乗ったりするそうです)、実在するのか、本物かどうか、身元が確実に確認できるところで寄付されてください。
個人で呼びかけておられる場合、サイトの内容を必ず確認されて、共感できる、という個人の方ならいいと思いますが、ご注意くださいね。
さて、本日京都府医師会より、義援金の受付をする旨、通達がありました。
うちのクリニックにも、募金箱を設置します。(設置日時など詳しいことが決まりましたら、またご報告します)
うちから、京都府医師会の義援金担当のところに振り込んで、そこから被災地の医師会へ送られるという経路です。被災地の医師会が、被災された方々の、医療支援などに使われるお金になると思われます。
医師会からも連絡が来ましたが、ボランティアで参加される際は、あちらも物資が全然足りていないので、その分も余分に運んで欲しいとありました。
輸送にかかるガソリン代、借りるトラックのお金、物資を仕入れるお金、薬や使い捨て器具を新たに仕入れるお金などなど、いろいろお金がかかります。こういったことにもお金は必ず必要ですから、医師会に寄付された全額が、そっくりそのまま、被災された方に手渡されるわけではないと思います。主に、医療を中心に使われますから、健康を害されている方や、体調の悪い方・悪くならないための健康診断や治療のためにお金になると思います。救援物資も含めて。
各団体によって、集めた義援金を、どこに寄付するのか、どういう使い方をするのか、ご自分が思っている使い方と違うことも、ひょっとしたらあるかもしれませんから、確認されてから募金されることをおススメします。(ちゃんとしたところなら、どこに寄付するかとか、記載があると思うんですが)
まだまだ寒い日が続きますね。ちょっと節電しただけで、今晩はとても寒いです。
さっき、たまたまKBS京都を見ていたら、京都からボランティアに行かれた保健婦さんが、現地の状況を電話でおっしゃってたんですが、福島の原発で、除染するシャワーが、もう水しか出なくて、お年寄りも子供たちも、除染が終わったら、泣きながら、出てこられるそうです。
こちらでこんなに寒いのに、水のシャワーなんて・・。言葉も出ません。現地の方々、くれぐれも体調をくずされませんように。少しでも、暖かくなりますように。
地震の番組ではなくて、普通のTVを見ていたら、こちらは停電もないから、別世界にいるような感覚になってしまいますね。だからといって、ずっと地震の番組一色でないといけないとは思いませんが。
バラエティを見れることの日常の些細な幸せを大事にします。被災していない西日本が元気になれば、経済もうまく回りだすので、西日本が普段通りにやっていく、というのはとても大切です、と今日、どっかの番組で言ってました。本当に、その通りですね。
自分のできる範囲で、ちょっとずつでも始めていきます。