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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ダイエットをうまくいかす方法があれば、私が教えてほしいくらいですが、ダイエットもお肌のお手入れと同じで、1日でできるモノではありません。

やはり、王道である、食事制限と運動、この2つにつきます。

これを、自分の中で、どうバランスを取っていくか、になると思うんです。

ただ、女性の場合は、やはり生理後(生理から4・5日後くらい)からダイエットをするというのが、一番効果的です。生理前にすると、ただでさえ、むくみがちになったり、食欲のコントロールがききにくくなるので、生理前は、体重維持くらいの感じで過ごせるといいですよね~。

体重もできれば、毎日測るほうがベストです。

ちょっとした変化に極端に反応するのも、ストレスが溜まってよくありませんが、体重が増えたら、理前なのかも、と準備できたり、食べ過ぎたかもしれない、と反省する材料になりますね。

で、生理が来て、しばらくしたら、朝昼は普段通り食べていいので、夜だけ、ご飯を少な目に。炭水化物を控えて、タンパク質ち野菜だけにしてみるとか、ご飯を食べるなら油モノは止めておくとか・・。

炭水化物に油モノって、むちゃくちゃおいしいですが、(カツ丼とか、ラーメンとか中華とか、たまりませんよね~ピザとかファストフードとか)、これは間違いなく太るメニューです。

どうしても生理後に食べるなら、昼間にするとか、食べる前に、野菜をいっぱい食べたりとか、味噌汁を飲んだり、とか、工夫しましょう。

伊達友美さんが執筆されている本に、食べ合わせや食べる順番が書いてる本があるので、よろしければ、ご参考にされてください。

ダイエットは、つらいですから、スゴイ我慢するのは、生理後だけの1週間くらいにしておいて、普段は、時々好きなものも食べるけど、体にいいモノを食べるとか、順番や時間を気を付けるようにする、とかあまりストレスがたまらないように、無理のない範囲で、食生活を見直してみる、というのが一番ですね。

先日、とうとう、ちゃんとしたところに着ていく服が無くなって(太いから着られるなくなって)、かなり焦って、ダイエットしました。といっても、生理後に、晩ご飯を控えたり、上記で書いたようなことを気を付けただけですが、2か月で、2.5キロほど痩せました。これで、史上最高記録を更新せずに済みました。服がないって、大変でしたから!

太ると、太い服って、買うのイヤなんですよね~。痩せるまで、服は買わないって、していたら、エライことになってしまいました。客観的に自分を見なくなるというか、開き直ってしまうというか、服は買わなくても、定期的に服屋さんで試着しないと、現実がわからなくなりますね。あの服屋さんの鏡、蛍光灯の下で、結構怖いですね。

大事な用事があって、1.5キロ減ったところで、タイムアップで服を買わざるを得ませんでしたが、気に入った服は、はまりませんでした。。。ゆったり目のデザインのが着れて、もう少し痩せたとしても、その服のサイズは変わらないと思うので、それを買いました。とりあえず買えてよかった!

この2.5キロ痩せたのを維持しつつ、さらにもう少し痩せなければ!(筋肉、無さすぎ。。)

運動は、あまりしてません。なるべく歩いて、エスカレーターに乗らずに、階段を使ったりするくらいです。あと、歯磨きしてる時に、簡単なスクワットしたり、しんどい時は、ただ腰を回したりしてます(腰を回すダイエット、流行りましたよね。アレは、楽だし、結構続けるといいと思いますよ。筋肉、ちゃんと使いますから。)

「本当トは、ずっとヤセたくて」(というような題だったと思うんですが)の作者の方が、私と同じ年ということに、先日気づきました。62キロくらいあったのが、最終50キロくらいにされた経過のエッセイなんですが、長~くかけて、体質改善というか、生活を見直して痩せていかれる話です。励みになるんですね、結構この本。

最初、読んだ時は、太ってる、と言っても、30代でダイエットして成功した話だと思ってましたが、まあ、一番太っておられたのは、30代のようですが、39歳くらいから、さらに頑張って、1年ちょいで8キロくらい痩せられました。今は、40キロ台だそうです。スゴイです!同じ年の方にできたのであれば、私もできるはず!と言い聞かせてます。

もうちょっと、運動したらいいんですけどね~。

今の体重で、お正月前の体重になんとか戻ったので、やっと正月太りから抜け出せました。

このまま、頑張るつもりですが(無理のない範囲で)、42歳でもこれだけできるんだから、若い子たちは、ホントに生理後、ちょっと頑張れば、すぐに痩せますよ~。

でも、栄養はちゃんと取ってくださいね。適度な炭水化物(できれば、お米で。雑穀でも玄米でも白米でも。私は玄米派です)と良質なたんぱく質と良質な油と野菜たくさん(温野菜も生も)と果物と。あとは、ナッツ(生や素焼きのもの)くらいでしょうか。

栄養が足りないと、いくらカロリー制限しても痩せません。一時的に痩せても、リバウンドはすぐするし、肌も体もボロボロです。サプリも大事ですが、直接、食べ物で栄養を取って、足らない分をサプリで、というのが基本です。

お水は飲みすぎないように。特に、冷たい水は、体を冷やすから、ダメですよ~。あったかい白湯とか、常温の水とか。お茶でも汁物でも、構いません。のどが渇いていたら、お水をがぶがぶ飲むのはありですが、渇いてないのに、たくさん飲むと、かえってむくんで水太りみたいになる方もいるので、注意が必要です。

部分痩せは、ダイエットでは難しいので、うちなら脂肪溶解注射ですが、ダイエットしながら、生活も見直しながら、というのが基本ですから、他力本願だけではいくら注射してもダメですよ~。自分も努力うしないと、すぐに戻りますからね。

もう痩せないのかな?と少しヤケになりかけましたが、ちゃんと頑張ればできることがわかりました。

進歩です♪ ようは、やる気と本気ですね。

皆さんも、あきらめずに頑張ってくださいね。無理のない範囲で、頑張るというのが、長続きのポイントですね。わかっていても、実感を改めてしました。

私は昔から、スッゴイ脂性です。お肌は、脂でテカテカってヤツです。

GATSBYの脂取りフィルムは、長年の愛用用品です。(男性用のほうが、ちょっと大きい気がして、お得だと思ってるんですが・・。)

ところが、40歳を過ぎると、めっきり使う量も減ってきました。それでも、やはり冬でも、鼻の毛穴の角栓が詰まったのは気になりますよね。脂性の宿命ですね。

去年の冬は、普通の無添加石けんで、とうとう乾燥を感じるようになったため、しっとりタイプの石けんを使うハメになり、そのため、毛穴掃除をするピーリングは控えてました。たま~にすると、乾燥してるのが、よくわかりました。年をとったな~と、実感する冬でした。

でもさすがに最近は、毛穴の詰まりがかなり気になり、ピールバーの石けんで、洗ってみたんですが、やはり取りきれず、鼻とおでこ・こめかみ・アゴに、サリチル酸マクロゴールのピーリングをしました。汚れは、ほとんど取れますが、毛穴がすり鉢状に凹んでいるのは、まだ気になります。

まあ、汚れを取った分、小さくなる毛穴もありますけどね。

イベントをいろいろ控えていたので、そこで!資生堂ナビジョンのグリシルグリシンの登場です!

グリシルグリシンをするのは、久しぶりです~。他の(目的の)モノを試していたところだったので、顔にたくさんの種類を塗るのは、メンドクサイので、グリシルグリシンは少しお休みしてました。

イベントの前には、これのイオン導入がスゴイいいことはわかっているんですが、自分で自分にイオン導入をするのは、むちゃくちゃメンドクサイです。めんどくさがりの私は、グリシルグリシンのパック(マスク)に変更です~。

このナビジョンのマスク(パック)は、3種類あるんですが、このグリシルグリシンとトラネキサム酸とレチノールです。レチノールは、イオン導入剤はありませんが、他の二つのマスクは、イオン導入に匹敵する、と言ってももいいかもしれないくらい(言い過ぎかしら・・?)濃い~いマスクです。

そりゃ、イオン導入のほうがいいのはわかってますが、メンドクサイし、患者さんの立場なら、クリニックに来ないとできません。マスクは、家で好きな時に、できるんですよね~。しかも、気になるなら、毎日とか、数日続けてやることも可能です。ホントにイベント前なら、続けてやっても、イオン導入よりも安いので、おススメです。

ピーリングで、毛穴の詰まりを取った後、化粧水などで、肌を整えた後に、グリシルグリシンを塗って、それを続けて、前日にマスクをしてみました。

翌日!毛穴、ちょっと浅くなってるんですよね~♪ ニンマリ♪

マスクの効果がどこまで持つのかは、皮脂の量によっても違いますが、私は結構いい感じです。マスクは1袋買うと、5個入っているので、当分持ちます。

皮脂の多い方は、もちろんピーリングやピールバーの石けんなどでの掃除は必要ですが、皮脂の多いところの毛穴の開きを気にされてる方には、このシリーズ、とても即効性があって、おススメです。

ジェネシスやフォトもいいですが、コラーゲンが増えたり、毛穴を引き締めたり、と効果が出るのに、個人差があります。特に、皮脂の多い方は、光・レーザー治療だけでは、難しいです。(皮脂の多くない方は、わりと数回で、違いを感じる方が多いですが)

鼻の毛穴の角栓は、毎日できますから(皮脂も垢も毎日出るのと同じです)、じつはさっき、鼻とアゴだけ、ピーリング(今回はグリコール酸です)をしてきたところです。その後は、アスタリズム®と保湿と、もちろんグリシルグリシンです(ピーリング後に、誰でも塗れるわけではありません。刺激はない商品ですが。私は大丈夫ですけど。)

それだけ、脂性の私でも、顔全体のピーリングは、今の季節まだしていません。できる方もいらっしゃると思いますが、ピーリングのやりすぎは、本当に注意がいりますから、すっごい気になる方も、まだ鼻だけのピーリングで、いいんじゃないでしょうか。まあ、お肌を診ないとわかりませんけど。

毛穴のケアは、シミとかと同じで、所詮スキンケアやメンテナンスですから、お休みしながらも、イヤなら定期的に続けることが大切です。無くすことは、できませんから。

これからの季節、暑くなってくると、毛穴も、開きがちです。冷やせば、一瞬、キュっとなりますが、どうせすぐに戻ります。

若いころ、化粧品で、毛穴の皮脂くずれを防ぐ、とか、毛穴を目立たなくさせる、とかいろ~んな化粧品を使いましたが、いいのは、ホントに一瞬だけでした。一部の商品は、アルコール臭がぷんぷんして、乾燥させてるだけやん?みたいな商品もあるので、ご注意を。ずっと使うと、お肌、荒れますよ。

若いころは、皮脂も今よりもっと多かったし、化粧品も、さらに進化してるとは思いますが、雑誌見ていても、買う気にはなりませんね~(一瞬、だまされそうになりますけど)。

それだったら、ピーリングとグリシルグリシンでいいかな~、という感じです。

化粧品って、好きだし、結局使ってみないと、ホントのことって、わからないので、いろいろ試したほうがいいのはわかってるんですが、雑誌の評価やコメントがあまりに誇大広告なので、そのモノ自体のパッケージを見た時に、そこまでの効果はもちろん書いていないので(当たり前ですが)、買うの、イヤになっちゃうんですよね~。特に、基礎化粧品は。

まあ、基礎化粧品に、過大な期待をするほうが間違っているので、割り切ってつきあいましょう。一番の目的は、保湿ですから。次に、日焼け止め!それ以上は、クリニック専用化粧品(ナビジョンとか、エクイタンス®とか)とか、医薬部外品とか、医薬品でないと、無理と思ってます。ますます、強く思ってます。

一般の化粧品で、もし、そこまでよかったら、医療業界に参入されてくるとおもうんですけどね。そしたら、ある程度の効果・効能がアピールできますから。一般の化粧品は、イメージだけで、アピールできないんですね~。するにしても、やり方にも制限ありますし。

今書いていて思い出しましたが、富士科学工業のアスタリズム®、これ塗ってると、過剰な皮脂の分泌を抑えてくれるんですよね~。バランスを整えるっていう感じです。

アスタリズム®をずっと塗っているから、私の皮脂が落ち着いてきたんでしょうか。普通の脂性肌の人に近づいたかな?それは、検査をしていないので、わかりませんが、可能性はあります。そういうデータがあるので。

脂性だけでなく、アンチエイジングや肌荒れ・ニキビなどにも、アスタリズム®は、おススメです。クリニック専用になりますので、診察カウンセが必要ですが。

こうしてみると、毛穴用のおうちケア、結構ありましたね~。どこまで試すかは、その方次第ですが、市販のモノよりは、断然おススメです。

4月24日は、以前にお知らせしておりました八坂神社の鳥居の内側にある、中村楼さんで開かれるチャリティイベントに行って来ました。

私の中高時代の友達が企画したヤツです。彼女は、いつもキレイですが、当日もとってもキレイでした。何かに頑張っている姿というのは、美人だと、ますますキレイに見えるのでしょうか。

一生懸命の姿勢が、よけいに彼女を輝かせてます~。パワフルって、素晴らしい!

わたくし、恥ずかしながら、中村楼さんのこと、全く存知あげませんでした。。。ニセ京都人。。。

前は、そっちゅう通りかかっていたのに・・・。意識しないで歩いてる、というのは恐ろしいですね。

いわゆるきちんとしたチャリティイベントに参加したのは、今回が初めてだったんですが(と思います)、キレイなお庭を拝見しながら、ご飯をいただいて、森脇健児さんのトークと江川さんの歌を聞いて、と、かえって、お得なのでは?と思いました。

中村楼さんの夜は、森脇さんがおっしゃってましたが、最低1万3000円から、だそうで、とてもきれいなカウンターがドーンとあって、目の前に、四季折々楽しめるお庭も見えて、景観はばっちりです!

お料理は、今回は、200人のお客さんが来られるので、本格懐石ではないですが、とてもおいしく、見た目もキレイで、しかもフリードリンク(!)で、ワインや日本酒など、もちろんウーロン茶など飲み放題です!これで、1万500円とは、すっごいお得でした!お酒は、協賛の会社の方々が、みなさん、提供してくださったそうです。

ワインは、有機ワインで、とても飲みやすくて、おいしく、赤・白・ロゼとあり、日本酒の月桂冠のおいしそうなのが、たくさんあったんですが、前日、地区医師会の総会があり、少し飲みすぎてしまい、ダウンしてしまって、日曜日は、お酒を控えることに・・・。

いつもなら平気な量だったんですが、最近少し疲れていたのか、酔いが結構回ったみたいです。。。

先輩の先生方に、準備でお忙というのに、ご迷惑をおかえしてしまい、申し訳ないです。。

これくらいで、へばっては、イカンです!まだまだ、頑張らねば!ニンニク注射で、ドーピングを企んでいます。アリナミンは、ガンガン飲んでるんですけどね~。やっぱり、注射ですかね~。

さすがに、日曜日は、乾杯で、少しロゼワインを口にしましたが、とてもおいしいワインということはわかりましたが、体が飲んじゃいけない、と拒否してました。残りは、飲んでもらいました。もったいない。。。自業自得ですが。。でも、お料理は、全部いただきました。ごちそう様です♪

坂本龍馬も訪れたという中村楼さん、いかにも京都らしいお店で、府外の方をお連れするには、最高でしょう。ぜひ、カウンターのお席に!

KBS京都って、あまり見ないので、森脇健児さんを拝見したのも、久しぶりでした。あいかわらず、お元気ですね~。とっても懐かしくなりました。

いや~、楽しい1日でした。

復興のためにも、自粛ではなく、今までみたいに、普通にお金を使いましょう。日本中に、お金が回りだすように、復興の手助けになるように、お祈りいたします。

赤十字とかの集まった募金も、一時金として、いくらかでも被災された方々に、早く手渡していただけるといいんですが、被災地の役場が機能していないようで(被災されたので)、なかなか時間がかかるみたいですね。町つくりにも、もちろん莫大なお金がいりますが、一時金が少しでも各家庭に出ると、東北もお金が少し回りだすのでは、と思うんですが。難しいんですね。。

京都は、震災の影響で、海外からの観光のお客さんが減っているそうで、予約の取りにくかったお店も、急にキャンセルが出て、空いていたりするそうです。今がねらい目かも。祇園や八坂さんも、いつも日曜日よりは、空いてるような気がします。一般の観光客の方も減ってるのかな。。京都は観光で持っていますから、京都も打撃ですね。桜も終わっちゃいましたしね。(北のほうは、まだいけるのかな?)

東京は、エスカレーターも止まっているそうで(聞いて、ビックリしましたが、そりゃそうですわね)、全てが暗いと。

関西は、せめて明るく、元気に、景気よく、いつもの暮らしに感謝して、いつものように暮らしましょうね!

 

 

 

 

 

 

先日のブログで、「乳がん検診は、30歳以上」と書きましたが、地域によって差があり、「40歳以上」の方は必ず市町村から案内がいっていると思いますが、40歳未満で、検査などをうける際の補助金があるかどうかは、市町村によって、バラバラみたいです。

もちろん、自分で胸を触って、なにかしこりのようなものを触ったら、乳腺外科などで診察・検査をしてもらうのは、全て保険対象です。

なにもないけど、心配だから診てほしい・検査してほしい、というのが、検診になるので、症状が無い場合は、残念ながら、保険は使えず、自費になります。人間ドッグのおっぱいバージョンみたいなものです。

検査内容によっては、そんなに安くないこともありますから、市町村が補助してくれると、内容にもよりますが、ひとつの検査を1000円~2000円以内で受けられたり、これもどこまで市町村が補助してくれるかで、様々です。

どこまで補助が出るかは、その市町村の考え方や財政状況にもよると思いますから、なかなかすぐに補助しれくれるものではないと思います。

やはり、自分の体は、ある程度、自分で管理するしかないですよね。

幸い、おっぱいは、自分でも見やすく、触りやすいので、お風呂に入る時などに、チェックするクセをつけておくのがおススメです。

乳がんは、早期発見で助かります。そのしこりだけ、取ったらおしまい、ということもあります。後は、定期的に検診をうけるだけです。

でも、発見が遅れると、しこりも大きくなるし、手術で取る範囲も大きくなるし、おっぱいをどこまで残すのか、放射線治療はするのかとか、いろいろな問題が出て来ます。また、施設によっても、考え方がいろいろで、手術方法も違う場合はあります。一慨に、どの手術や治療方法がいいのかは、言えないと思うんです。

しこり=がんでは、ないので、乳腺症と言って、乳腺が腫れて触りやすかたっり、もともと大き目の触りやすい方もいらっしゃるでしょうし、他の良性のしこりもあります。

生理前は、腫れていることもあり、わかりにくいこともありますが、前からあるような気がする場合は、受診してもいいんじゃないでしょうか。

「しこりが痛い」と言って受診されて、じつは、アバラ骨(肋骨)だった、ということもありますから、こればかりは、専門の医師に、診察・触診・検査などをしてもらわないと、わからないんですね。

だから、検診も自分のチェックも、どちらも大事です。検診に行ったから、大丈夫と安心しきってしまうのも、よくないです。自分でもチェックしましょう。

気付いた時点で、必ず、早目に受診しましょう。(ワキもリンパ節は、必ず診察されますから、ワキ毛は剃っていた方がいいですよ(笑)。ワキ毛ないほうが、検査や診察もしやすいと思います。)

今、「グータンヌーボー」を見ながら、ブログを書いています。

今日のグータンは、映画「阪急電車」の女優さん方のおしゃべりだったので、試写会で拝見したこともあり、観ています。

いや~、女優さんは、ホントにキレイですね~。

昨日の夜中、ブログを書いていて、やっとできかけのところで、突然消えてしまい、その後、もう一度書いたのに、アップしたところで、また消してしまいました。。。なんで??の連続で、こういう時って、ホントにパソコンに嫌がらせされてる気分です。。マメに保存するか(昨日は、保存も消しちゃったんですが。。)、どこかワードどかに、先に下書きしてコピペするほうが確実なんですが、ついつい直接やっちゃうんですね~。気付いたら、いっぱい書いていて、消えていくという悪循環。。いい加減、覚えろよ!とパソコンが教えてくれたわけです。アリガトウ。

でも、昨日はさすがに嫌気がさして、寝てしまいました。

昨日書いていた内容は、医療のことではなくて、日々のたわいもないことなので、また機会のある時に書きますね。

ところで、グータンですが、南果歩さんは、元気でおちゃめですね~。お年からいって、落ち着いた役柄や深刻な役をお見かけするので、トーク番組や、先日の試写会でもそうでしたが、このお茶目さは、同い年の素人さんには出せませんね~。おいくつか存知あげませんが。まるで、少女がそのまま大人になったかのようです。渡辺謙さんもこのへんが惹かれられたのでしょうか。。

昔、林真理子さん原作の「不機嫌な果実」の映画のイメージがしばらく残っていて、再婚された時に、とてもキレイになっておられたので、ビックリしました。

いくつになっても、女性は女性であることを忘れてはいけませんね。それが、キレイで、いつまでも若々しく保つ、一番のコツだと思います。

昔、検診のアルバイトをした時に、乳がん検診というのがあるんですが、おっぱいだけでなく、ワキのリンパ節を必ず診察しなければいけません。

30歳以上が検診対象者なので、30歳の方から70代の方までいらっしゃるんですが、ワキ毛ボーボーの方がいらっしゃいます。。。

もう、見た目が、いわゆる「オバサン」化した、よく大阪のオカンとしてテレビに出てくるような中年の方が、ボーボーなのは、まあ、そうなのかな、と思っちゃうんですが、30歳や30前半でもボーボーの方というのが、何人かいらっしゃいます。

30前半で、見た目年齢、不明の方(悪いほうの意味です)もいれば、毛はほったらかしなのかな?という見た目は若い女性という方もいて、なかなか奥が深いです。。(なんの話なんだか。。)

おばあちゃんになっても、女医相手でも、恥ずかしいとおっしゃって、前を隠す方も逆にいらっしゃって、ホントさまざまです。

でも、やっぱり恥じらいは大切ですね。女性で、オンナを完全に捨ててしまうと、性別のわからない中高年の方って、見たことないですか?髪を短くしてしまうと、ホントにわかりません。

あきらめておられるのか、興味自体が全くないのか、個人の価値観の問題ですが、若々しく見えるほうが、体の中身も若々しいことが多いようなので、健康のためにもいいと思います。

「自分は、若い」と体に言い聞かせることって、大切ですね。「私なんて、もうダメだから。。」「年だから。。」は、なるべく言わないようにしましょう!

私も、ダイエット、頑張ります!今から、もう少し体重落とさないと、メタボの間違いなく突入ですから。

ライことになります。もう少し、運動なり、筋トレして、筋肉つけないと、体力もなさすぎなので、何かあったら、ついていけませんね。

患者さんとダイエットの話になった時に、「そんな、ダイエットしなくても、そのままで大丈夫ですよ!」とお世辞だと思いますが、言っていただけることが時々あるんですが、そういう方に突っ込んでお聞きすると、「顔が小さいから(体の割に)」と言ってくださることが多いです。

これは!顔が小さいのは(体の割りに)!タイタンでドーピングしてるからなんですね~。皆さん、騙されてます♪(いや、大半の方には、太いことはバレてるんですが。。)

うちのタイタンは、強いので(でも、痛くないですよ~。ホントです)、患者さんにも、1か月で来れない方には、2か月でもいいと思いますよ、とお伝えしています。(どこまで目指すかなので)

むくみやすい方で、気にされるなら、1か月くらいのほうがいいです。

私も、忙しくて2か月近くできない時、「なんか、顔デカイ。。法令線きつい。。フェイスライン、ブヨブヨ。。」と思って、慌ててやります。やっぱ、違うんですね~。

開業の準備してる間なんか、アメリカから(個人輸入になるんです)早く来ないかな~、と首を長くして待ってました。

体中にタイタンしたら、痩せてるように見えるかしら。。?(いえ、見えませんって。)

そうそう、、今日の「ホンマでっか?!TV」、少ししか見れなかったんですが、萬田久子さん、タイタンとジェネシス、したらいいのに~、と思って見てました。今も変わらずおキレイですし、同い年の方とは比べものにはもちろん、なりませんが、続けてされたら、もっと良くなる、と思います。

タイタンは、手術みたいに極端にあげることはできませんが、自然な引き締めが可能です。少し前の自分に戻る感じですね。特に、あーいう脂肪の少ない方は、ビフォーアフターがわかりやすいんです。

脂肪が多いと、脂肪は重力で下がろうとしますから、むくみはタイタンで取れますが、脂肪ごとリフトさせるのは重過ぎです。個人差がかなりあります。脂肪が多くても、むくみのせいが大きく占めていたら、いいんですけれども。

萬田さんとか、南さんとか、ある程度の御年齢の方は、まあ、なにかメンテナンスはされていると思います。自然な感じで、若々しいですからね。手術で、あそこまでの自然さを出すなら、1回の手術で、ほんの少しだけ触るしかないので(すぐに老化に追いつかれますから、少ししか触らなければ、またすぐ手術しないと維持しにくいでしょう。)、多忙な女優さんには、難しいかと。。手術は、腫れ内出血などのダウンタイムが出ますから、長期オフに合わせてしないと、ちょっと術後、バレバレで、お仕事に支障が出るのは?と思います。

美しさを仕事の一部にされている方というのも、全ての生活も、それ中心に回さないといけませんから、オンナを捨てるという逆も、またそれはそれで大変ですね。

あそこまで、美しいと、維持は、ホントに大変でしょう。若いとある程度、いけるんですけどね。

顔の肌だけでなく、スタイルまで保たれているので、スゴイですよね。

私も、100分の1でも、見習います。

 

うちでは、行っていないレーザートーニングですが、まあ、あれは早い話が、代謝を早くしているだけなのかな、と思っています。(じゃあ、ジェネシスで充分やん?と思ったりもします。実際、ジェネシスで代謝が良くなって、肝斑は薄くなる方もいらっしゃいます。肝斑治療に、ジェネシスを使っているクリニックもあるくらいですから。)

使っている機械は、Qスイッチヤグレーザーという光を使ったメドライトC6という機械になります。

全く茶色に反応しないわけではないので、肝斑以外のシミにも少しは効くとは思いますが、私からすると、ホントに効く?と思ってます。

そのため、トーニングをしているクリニックも、肝斑以外のシミには、他の機種を使って、追加治療(お金も追加です)をされていると思います。

クリニックによっては、メドライトC6ではない、むか~しのQスイッチヤグレーザーを使って、レーザートーニングをしているところがあるそうで、同じだから、と患者さんに説明して治療して、かえってひどくなって、とトラブルも多いようです。

肝斑をきちんと理解していて、レーザートーニングも原理も機械も全て理解されている医師であれば、メドライト以外のQスイッチヤグレーザーで、トーニングが可能かもしれませんが、それはものすごく特殊な治療ですので、そんなに簡単にできるものではないでしょう。メドライトC6以外だった場合は、必ず医師に確認してください。(美ストーリーに載っていたのは、全てトーニング用の機械です)。

さて、メドライトC6を使ったトーニングですが、どこのクリニックも基本1週間毎だと思います。(宮田先生のところは、月2~3回くらい、と雑誌に載っていましたね)

1回の治療費は、どこもそんなに安くはしていないと思いますので(最安で、¥2.1000くらいでしょうか。薬代が別に必要なところもあります。宮田先生のところは、顔にトラネキサム酸注射するの込みで1回¥12.600)、それを月4~5回するというのは、結構な金額です。

1クールを5~7回とクリニックによっても、色々ですが、ちょっと高すぎでしょうか。。

また、ある程度、時間を自由に使える方でないと、なかなか毎週通うというのは、無理かと思います。

(うちの肝斑セットは、月1回¥31.500 薬など込みが基本です。早くされたい方は、月2回は可能ですが、2週間は空けていただきます。)

トーニングの最大の私のイヤな点は、なんか赤みが残るんですね。気のせいかもしれませんが、処置直後は、赤いのはもちろんです(少しだけ、痛みもあるようです。大したことないと思いますが。)が、毎週毎週するからなのか、そういう処置なのか、1か月後とかの写真を見ると、確かに肝斑は薄くなってますが、なんか全体的に赤いんですね~。出力や設定などの問題もあるかもしれません。

それなのに、シミが取れないので、肝斑は良くなったけど、シミとのコントラストは目立って、治療するなら、別にお金もいるし、なんか肌赤いし。。赤みも、いつかは消えます(消えると思ってますが)が、普段の化粧ノリ、気になるやろな~と思っていつも見てます。

パワーの問題でしょうか、もともとそういうレーザーなのか。。私には、よくわかりませんが。。

トーニングが何故これだけ有名になったのか?

それは、唯一、「肝斑治療用のレーザー」として、標榜していいからだと思います。今まで、そんな機械はなかったですから、画期的で、インパクトもありますよね、広告宣伝する時に。

肝斑で悩んでいらっしゃる方はたくさんいらっしゃって、また、業者さんのほうで、ある程度のプロトコールをくれる(はず)ので、誰でも、似たような治療ができる(特別な知識・経験・技術などがいらない)というのが、多くのクリニックが購入しやすかったんだと思います。

その点、うちみたいに、ライムライトのフォト系をメインに肝斑治療に使っているクリニックというのは、日本でもかなり少ないです。学会発表でも、1~2院お見かけします。東京女子大の青山のほうの根岸先生は、ライムライトを使った肝斑治療で、日本で第一人者の方です。なにせ、ライムライトの開発に関わっておられますから。(だから、ライムライトを安心して使えるんです)。

どうして、それほど使うクリニックが少ないのか?それは、とても難しいからです。

誰でも、プロトコール通りにやればいいというモノではありません。ちゃんと効かそうと思うと、肝斑でなくても、ライムライトのフォト系は、その方の肌色・どうしたいのか(茶色いシミが気になる・赤みが気になる・産毛が気になる、、)・シミの種類はどうか・肌質は、などなど、色々考えるところがあり、それによって、設定・照射方法などを変えています。

肝斑治療で、フォト系はうまくいかないという医師の大半が、めんどくさい・わからないというのもあるのかもしれません。(あまりややこしくせず、看護師に指示を出すのも、細かくすると嫌がられるので、簡単にいきたいと考えている医師も多いのかも)。

仮に、肝斑はそれで良くなったとしても、他のシミや赤みなどは、もひとつなんですね。ケースバイケースというか、状況に応じて、設定か変えないと。ホントに効果、悪いんですよね~。お金と時間がいくらあっても、足りませんね。

ライムライトを使っている他のクリニックがどうされているのか、詳しいことまで知りませんが、うちの肝斑セットだと、ライムライト1回にトラネキサム酸のイオン導入1回、+トラネキサム酸・ビタミンCの飲み薬1か月分+医療用美白剤(塗り薬)1本とつくので、とてもお得です。肝斑治療は、やはり時間がかかりますから。肝斑以外の方が、このセットを購入したいと言われても、お断りしています。肝斑と疑わしい方限定です。(かなり、価格をおさえてますので。)

ライムライトを含め、フォト系(フォトフェイシャルなど)は、シミの茶色だけでなく、赤み・産毛・毛穴・美肌・美白など、アザ・シワ・タルミ以外は、効きますから、やはりどなたでも、喜ばれる人気ナンバーワンの治療です。肝斑の方だって、やりたいわけです。(普通の良心的なクリニックは、やらないか、肝斑と付近一体、避けられると思います)

当院では、肝斑と疑わしいところは、肝斑専用の設定にします。普通のシミが肝斑にかぶさっていても、そのシミにもライムライトの光はあたります。設定は違いますが、シミの治療の役にも立ちます。全く関係ないと思ったところは、普通の設定です。肝斑が良くなってきたら、どんどん普通の設定に近づけていきます。良くなり次第、肝斑以外のシミの治療も、どんどん通常の治療を追加していきます。

その追加は、ライムライトで、設定を変えて行うこともありますし、早く取りたいと希望される方には、アキュチップを追加照射します。

アキュチップは、別料金ですが、アキュチップまでできる状態になった方は、肝斑セットではなく、ばらして、飲み薬やアキュチップとかを組み合わせされます。そのほうが、肝斑セットよりも安くなるからです。アキュチップができるようになった時点で、こちらから提案させていただいています。

当院では、ライムライトは全て医師である私が照射しますから、極端な話、1発ずつ設定を変えることもあります。照射後の皮膚の状態を見て、さらに思っていた設定を変えていくこともあります。反応をすぐに見る、ということが大事だと思います。

私が以前勤めていたところは、フォトは看護師照射で、医師が診察をして、設定の指示を出す、というクリニックでした。大半がそういうクリニックだと思います。

同じように指示を出していても、看護師によって、効果に差が出たり、火傷の手前まで照射したり、ひどい看護師になると、細かい指示はめんどくさいので、指示をきかずに弱~い設定に変えてたり、ということがありました。看護師に照射させる場合、全員が同じ技術とやる気をもっているか、教育を徹底する、というのが大変な課題なんですが、優秀な看護師がいても、やはり自分でするのと効果は違ってきます。

自分で照射し出してわかりましたが、診察室と処置室で横になっていただいて、真近で観察すると、お肌の状態があれ?と違って見えることがあります。肝斑、ここもだった、あそこもだったということもありますし、ここは赤みが強いだけなのかな?と思えるところも時々あります。光の反射具合で違うんでうよね、細かく見出すと。

また、想像してたよりも、反応が良すぎるとか、もう少し上げてもいけるかな?とか、その場で照射して、自分で判断するので、確実です。

看護師だと、危ないから、と弱くするのは自分の判断でしてもいいんですが(してもらわないと、困りますが、何も考えずに、そのまま照射する看護師もいます。責任は、そんな看護師にまかせた医師にももちろんあるわけですが。。)、医師の判断なく勝手に強くすることはできません。

もっと強くできたかも、せめてこの部分だけでも、、などなど後から報告を受けても、治療には反映されません。次回は次回で、肌の状態もまた変わりますから、同じことなんですね。(前回弱かったから、と強くすると、火傷する、ということもあるので、どんどん強くすればいいというものでもありません)。

自分でする場合だと、肝斑の方でも、関係ないところに濃いシミがあったりすると、顔を1周照射して、お肌が大丈夫であれば、濃いところだけ、追加照射をしたりもします。ホントのオーダーメイドみたいな感じです。

ライムライトは、肝斑用・色白用・普通用・色黒用など、すぐに設定が変えられるところが簡単ですから、ますますオーダーメイド化しやすいのが、他のフォトとの最大の違いです。

ライムライトだと、肝斑だけでなく、他のシミや赤み・産毛・毛穴・キメなどなど、いろんなことが同時進行に治療していけるので、とても好きなんです。しかも、テープも貼らないし、日常生活に支障を来すことはめったにありません。(いわゆるシミ浮きですが、肝斑の設定で出ることはほとんどないです。出たら、エラいシミ溜まってたんですね~、とこちらがビックリします。肝斑以外の方で、シミ浮きが困る、という方には、シミ浮きがあまり出ないように、照射しますので、皆さんに、どうしたいのか、何が困るのか聞いて、照射の設定を決めています。)

フォトフェイシャルやライムライトなどの本格的なフォトは、とても奥が深いんです。設定は、実はとてもマニアックかもしれません。

こんないい機械があるのに、トーニングをわざわざ買おうとは、今のところ、思ってないですね~。

(ジェネシスもありますしね。)

ライムライトの肝斑セットは、必ず薬を飲んでいただきますから、薬を飲みたくない方・事情があって、飲めない方には、ジェネシスをお勧めしています。これなら、塗り薬とイオン導入をするかどうかで、飲み薬無くても大丈夫です。(ただし、肝斑以外のシミは残りますし、全員の肝斑に効くわけではありません。)

どの治療をするにしても、一番大事なのは、普段おうちでするスキンケアなので、そういう指導や確認もなく、お金だけ取って、治療されても、ダメなんです。お金もったいないです。

レーザートーニングをしているクリニックでも、スキンケア指導にどこまで時間を割いているかは、バラバラなので、やる前に必ず確認されてくださいね。

もちろん、うちの肝斑セットで、ライムライト抜きで、どこまで効くか様子を見たい、という方もいらっしゃいます。肝斑の程度にもよりますが、スキンケアを頑張られて、1か月で、見違えるほど肝斑が薄くなる方も、中にはいらっしゃいます。ですが、シミは残ります。

ライムライト抜きで、なんとなくマシなのかな、よくわからない、という時に、だらだらを飲み薬を続けるというのは、私はあまりお勧めしていません。いつまで飲むの?と止める目安がなくなるからです。

夏の間だけとか、○○カ月間とか、薬だけで行く場合は、ご自分でここまで、と決めてされるほうがいいと思います。そんな劇的に効くモノではないので。

薬だけでは、普通は肝斑は無理です。時間をかければ、薄くなる方はいらっしゃいますが、それだけの時間がかかりますか、というくらい長いこともあるし、薄くなるだけで、消えた?と思えるほど薄くなるのは、確率はかなり低くくなります。

当院でも、良くなって来られて、肝斑セットをお休みされる場合、飲み薬はゆっくり減らしていきます。

肝斑が良くなって、ライムライトも普通の設定で、というところまで来たら、薬もゆっくり減らしていきます。

持病がなくても、サプリみたいに、ダラダラなんとなく飲む、というのは、トラネキサム酸に限っては、私はしてません。サプリ好きではありますが。

トラネキサム酸の場合、サプリというより、私は薬だと思うので、飲むにはメリハリをつけるのをお勧めしてます。状態を見て、一緒にゼロを目指していく方針です。

肝斑で悩んでおられる方は、本当に一度ご相談にどうぞ。

「ちゃんとしたら、肝斑、コントロール効くや~ん!これは、もっと世の中に広めなければ!」というのが、私の開業した一番の理由です。

患者さんのやる気さえあれば、うちの肝斑治療は、結構いいですよ。回数のお約束はできませんが、薄くなったら、好きな薄さのところで、お休みされたらいいと思います。ただし、薬は急に切らずに、ゆっくり減量で。

 

前回の美ストーリー(雑誌です)に、肝斑治療の特集が載っていましたね。

雑誌をわざわざお持ちいただいて、お問い合わせをされる方もいらっしゃったりして、結構患者さんからも多く話題になりましたので、ここで触れておきます。

特集で、取材をされていらっしゃった先生方は、学会でも有名で、もちろん良心的に患者さんのことを考えておらえる先生方です(価格は、それぞれクリニックの方針がありますので、良心的価格とは言いにくいモノももちろんあります。)どの先生も、これで良くする!と信念を持って、治療にあたってらっしゃいますから、おかしなことはされないと思います。

個々の医師との相性や考え方もありますから、誰でもどこのクリニックに行っても、絶対良くなる!とまでは断言できませんが、東京方面の方で、どこに受診していいのかわからない時に、まず行って相談するのも一つの方法です。

さて、紹介されていた治療のほとんどが、少し前から話題のレーザートーニングです。トーニングの機械がそれぞれのクリニックで違うんですね。雑誌としては、いろんな機械を載せた方が、こんなに治療ってあるんですよ。と言いたかったのかもしれませんが、基本的にトーニングする、という考え方は同じです。

一般的なレーザートーニングというのが、プレトリートメントと言って、数か月薬を飲んでもらったり、塗ってもらったり、スキンケアやイオン導入に通ってもらったり、などクリニックによって様々です。

クリニックによっては、ここで脱落するかどうかを、まず振るいにかけられます。できない方は、あとのレーザートーニングをしても、うまくいかないことが多いからだと思います。

プレトリートメントなしのクリニックもあります。信念をもって、なくても大丈夫として治療をされているところもあれば、患者さんが嫌がるから(儲からないから)という理由だけで、やっていないクリニックもありますから、ここが大事なところです。

さて、トーニングですが、基本1週間に1回の処置のところが多いです(プロトコールがそうなっているから)。宮田先生のところは、月2~3回みたいですね。

回数は、5・6回が目安というところもあれば、8回くらいというところもあり、様々です。コースを組んでおられるところも多いと思います。1週間毎にそれだけやった後に、2か月に1回くらいを勧めるところもあり、様々です。

他に載っていたのは、飲み薬・塗り薬(クリニックオリジナル化粧品含む)とトラネキサム酸の導入ですね。イオン導入が一般的ですが、超音波や電気系など色々です。宮田先生は、直接注射されてましたね。

ライムライトが載っていましたが、アベニュークリニックでは、トーニングと併用されているのかな?雑誌には詳しいことは書いていませんでしたね。

もうひとつ、アベニュークリニックでされている1か月最大6回まで受けられるというレーザーは、簡単に言えば、レーザーピーリングの1種かな、と思いましたが、機種や設定・出力の違いで変わってきますから、何とも言えません。エステ感覚というのは、当たってると思います。

いろいろ載っていても、結局は、トーニング+トラネキサム酸(その部分にだけ入れる)+トラネキサム酸の飲み薬という感じでしょうか。

うちとの違いですが、まずイオン導入は同じだと思います。器械が変わっても、それほど差はないと思います。導入する種類ですが、資生堂のトラネキサム酸の導入剤でないと、ダメかと思います。

資生堂の研究で、トラネキサム酸とうのは、とても皮膚の奥に入りにくく、導入するのも、化粧品みたいに塗るのも、簡単にはいかないらしく、それを色々調べて、研究を重ね、特許を取ったそうなので、資生堂のモノ(クリニック専用ナビジョンのことですが)でないと、効果は違うと思います。

もし、トラネキサム酸の導入やクリニックオリジナル化粧品などで、トラネキサム酸配合と言われたら、どこのモノか、資生堂以外なら、どうして効くのかなど、聞かれるほうがいいと思います。

導入方法ですが、確かに、イオン導入よりも超音波やアクシダームのような器械のほうが、たくさん導入されることができます。うちでは、普通のいいオン導入です。開業するときに、導入の器械をどうしようかと悩みましたが、擦らなくていいイオン導入にしました。

特に超音波は、ジェルを塗ったりはしますが、どうしても摩擦が起こる(やや力を入れて押さなければいけません)のが気になりました。

アクシダームなどは、基本電気の力なので、そこまでの押すことは必要とはしませんが、超音波も含めて、一体何を導入したいかを考えた時、例えばコラーゲンやヒアルロン酸を導入したところで、効果が持続するわけでも、自分のコラーゲンが増えるわけでもないので、それなら普通のイオン導入でいいかな、と思いました。

ちゃんとしたクリニックだと、超音波でゴシゴシ擦るようなことはないでしょうが、私はマッサージは必要ないと今のところは思っているので、私は超音波を使いません。

他院で、トラネキサム酸やビタミンC以外のモノを導入される場合、エステ感覚と思って受けられると期待しすぎなくていいかもしれません。

宮田先生のところでは、トラネキサム酸を直接皮膚に注射されていましたね。他院でも、直に注射されているクリニックはあると思います。

確かに、直に注射するのは確実です。でも、うちでは、しません。

だって、痛いじゃないですか?腫れ・内出血の問題もあります。そのあと、いつから化粧をしていいのかも。

プラセンタを顔中に注射しているクリニックもあります。たま~に、突然予約なしで来られた患者さん(おそらくうちのHPを見ていない)で頼まれることがありますが、お断りしています。

シミの治療(基本何の治療でもそうですが)で、ダウンタイムが出る治療は、私はしたくありません。

患者さんが治療後、そのすぐあとも次の日も、日常生活に困らない、人に気づかれない治療というのが、私が主にしている治療です。

クリニックによって、考え方は様々ですからね~。

もちろん、宮田先生は、きちんと工夫されていらっしゃると思いますよ。もし仮に、患者さんにとって困るようなことが起こるのであれば、事前に説明されて、同意できる方だけ治療されているはずですのえ、ご安心ください。

(逆に、大丈夫大丈夫と、軽く言っておいて、処置したら大変なことになった、という悪徳美容クリニックもありますから、してほしい処置のことは、ある程度事前に調べてから受診されて、あまり副作用を軽く言われたら、要注意です。医療ですから、100%絶対安全というのは、無理ですし、不測の事態というのは、人間の体なので、起こり得るでしょうが、よくある困る経過(腫れ・内出血など)を説明しないというのは、やはりダメでしょう。)

だいぶ、話が長くなりました。

次回に、なぜ、当院では、レーザートーニングをしないか、という話をします。これも、よく患者さんから聞かれますので。

 

 

 

昨日の最終の高速バスで、京都に帰って来ました。徳島17:15分発なんですが、学会関係者がある程度いるとは思ってましたが、地元の方、結構最終で京都に行かれるんですね~(京都に戻るのかもしれませんが)。思ったよりも多い人数だったので、ビックリしました。

さて、学会ですが、美容とレーザーに関係した分だけ回ったんですが、それでも時間があまり余らなくて、(会場が二つあって、離れていたせいかもしれません。)、思ってたより、忙しかったかな?

本屋さんもい~っぱい出るので、知らなかった本や新しい本を、いつも片っ端から買いたくなるのを抑えるのが大変です(京都府保健事業協同組合を通すと、安くなる本が結構あるんですね~。でも、学会行くと、つい買っちゃうんです。今回は、反省して、保事協で買えなさそうなモノだけ、とりあえず買いました)

いろんな発表を聴いたり、見たりして、「はあ~?」というものもあり、「う~ん・・・」というものもあり、「おおーっ!」というものあり、中々充実しました。

その中でも、今回一番印象に残ったのが、手術です。

形成外科学会なので、手術メインの学会なんですが、形成外科出身の素晴らしい先生の美容外科の手術、ハイレベルです~!すばらしい!!

久々に、いい手術の結果を見たと思いました。

美容外科で、小顔手術というのがあるんですが、内容は、頬骨を削ったり、アゴの骨(エラのところの角の部分)を削ったり、というのが一般的です。小顔にすると言っても、頭蓋骨を触れる(小さくできる)わけないので、触っても支障(機能上)がない場所となると、限られてくるんですね~。

当院は、美容外科ではなく、美容皮膚科なので、手術希望の患者さんは来られませんが、以前勤めていたところでは、手術希望の方々を診察したことがあります(診察と言っても、話の流れで、わかる範囲でお答えするくらいですが)。

もっと以前は、形成外科に所属してましたから、出張先も形成外科をやっているところです。

そういうところで、他院でエラ削りをされて、おかしな顔になって、なんとかしてほしい、と来られる患者さんが何人もいらっしゃいました。

昔は、今ほどいい人工骨もなく、最初に相談を受けた時代は、まだシリコンプレートくらいしか方法がなかったかな?大学病院では、美容目的の手術はできません(今の時代は、ちゃんと大学の倫理委員会を通して、やっている大学もあります。もちろん、ちゃんとしたところです)。

むか~しは、美容外科というと、ものすごく数も少なくて、ホントに怪しいところもあって(捕まってた美容外科医もニュースになりましたね。患者さんに麻酔かけてわいせつビデオとって、金を隠してて、自家ボートで逃げた、というのが。。)

ちゃんとした有名なところでしてもらうなら、100万単位で、お金がいるような時代。。ありましたね~。その少し後に、美容外科バブルが来て(日本のバブルよりも少し後だったと思いますが)、数もむちゃくちゃ出来て(わけわかんないのまで含めて)、バブルがはじけて、価格競争が始まって、今に至ります。

さて、小顔手術ですが、エラのところの、耳下にある角っこの骨の部分、わかりますか?「下顎角」と呼ばれる部分なんですが、ここを斜めに落としてしまうと、本当におかしな顔になります。間延びして、首との境目のとこなんか、はっきりしなくて、すっごい変!なんです。

患者さんで、エラ張りをとてもコンプレックスに思っておられる方には、まずエラのボトックス注射を勧めています(それほど害がないからです。仮に、何か困っても、必ず戻りますから)。

これで、ほとんどの方が満足されてます(私の関わった方々は)。それでも、まだもっと小顔にしたい、という方で、脂肪が多めについていた場合など適応があれば、脂肪吸引を勧めてます。

エラの筋肉(咬筋)を切りとってしまうのは、あまり勧めてません。戻せないからです。そうそう顔の中で、全く要らない筋肉って、ないんじゃないかな~と思います。

全部やったけど、どうしても骨が気になる!という方には、骨の手術をするしかありませんが、結果がよくないのをたくさん見てたので、角取ると、おかしいと思いますよ、というのはお伝えしてました。

ところが!今回、角だけ取っても、おかしいから、こう取ると良い結果が出る、という発表がありました。クリニカ市ヶ谷の倉片先生の発表です。

他にも、頬骨の削り方にも、工夫をされ、筋肉は切り取らず、残したままで、小顔にしていくというスゴイ技術と理論です。どうしたら、バランスよく、しかも患者さんの満足度を上げるのか、ということに留意されていて、ホントに良い結果でした。

骨を触る以上、腫れ・出血などはもちろん覚悟しないといけませんし、もちろん全身麻酔です。

骨を触ることを推奨はしませんが、同じ手術してもらうなら、こういう先生でないと、ダメですね。

ご高名な先生なので、手術のお値段はわかりません。1日にたくさんできる手術ではないので、かなりの高額だったとしたら、それは仕方ないと思います。日本でも有数の医師本人に、手術をしてもらうということは、美容の場合、金額は相応になるでしょう。

形成外科の手術発表を聴いたのが、本当に久しぶりだったので(去年の形成外科学会、それほど「おおーっ!」って思った記憶がないので)、学会に出て良かったです。形成外科の素晴らしさを再認識しました。

美容外科の手術は、やはりこう見ると、形成外科医として、トレーニングを積んだ医師のほうが絶対安心ですね。この倉片先生になら、私は安心して、患者さんをご紹介させていただきます。

患者さんと、その先生の相性と考え方が一致しないと、どんなにいい手術でもうまくいかないので、診察を受けてから、どうなるか、というのは別の話ですが。

ただ、いつも困るのは、患者さんがレーザーでいけるかな?と受診されて、手術しかない、となった時に、どなたに紹介しようか、ということなんですね。その点、東京は、たくさんの安心できる先生がいらっしゃいます。

していただきたい手術によっても、また違うので、悩むところです。例えば、二重まぶたにする手術とか、手技としては、そんなに難しくはないんですが(トレーニングと理論と解剖を理解していれば)、やはりやり方一つで、腫れ・内出血は全然違います。もちろん、仕上がりも。二重にさえなれば、何でもいいというわけではないので、患者さんお一人お一人、似てるようで、要望は全然違うんですね。

ちょっとした幅で、印象が全く違うので、最初にどれだけ、カウンセに時間をかけるのか、できることとできないことを、最初にちゃんといってくれるのか、ということも、とても大切なんですね。

二重にするのに、糸をかけてるだけだから、糸取れば戻るやん?という方もいらっしゃいますが、人間の体は、そんなにうまくいきません。どれくらいで、糸を取るかで、変なクセがついて、戻りにくくなることもありますし、まぶたの軟骨(瞼板といいます)に、糸が掛けられて、何度も何度もそんなことを繰り返していると、瞼板裂けちゃうんですね。まぶた、ぐちゃぐちゃです。

小さな手術であっても、体にキズは必ずつくので、何どもやり直しを前提に(流行りで、顔をまた変えるようなことも)することでは、絶対ないと思います。

形成外科医なら、誰でもいいのかというと、そんなことがないのが難しいところで。。これは、なんの職業でも同じだと思いますが、そこの集団に属していたら、いくらでも名乗れますし、属したこともないのに、自称の医師も多いです。形成外科認定医なら、いいのか、というと、またこれがそうでもなくて、その先生の肩書きや経歴だけでは、これまた判断できません。

頭のとてもいい、カウンセが素晴らしい先生でも、 手術がうまい、とは限らないんですね~。

患者さんが下調べでわかることはかなり難しいです。私みたいに医師でもわかりません。

また、その先生のキャラって、別問題で、これは診察してもらわないと、ますますわかりませんよね。

ホクロを取るくらいなら、保険診療で、一般の形成外科を受診されたらいいと思いますが、美容の手術って、美容的なセンスも必要であったり、患者さんの意図をきちんとくみ取る、という姿勢がいると思うんです。これには、必ず時間がいりますから、安売り美容外科の流れ作業で、できるはずがありません。

また、そういうところは、形成外科出身の医師というのは、ものすごく少なく、ひどい場合、内科医だったりします。内科医であっても、ご本人の努力(知識の勉強と手技のトレーニングで)で、いい美容外科医に成長された先生も、日本中を探せばいるとは思いますが、まだ私は遭遇したことはないですが。。

知識と手技だけでもなくて、「経験」というのが何でも大切だと思うんですが、患者さんの経過を見ていくのにも、数年は必要でしょう、手術の場合。経験も、スルーするだけでは何の意味もなくて、教訓を得て、次の手術に活かせるのにも、ある程度の時間がいると思います。下っ端時代から、そんなに手術をバンバンさせてもらえるわけではないので、手技を体得するのにも、さらに時間がいります。

医師が全然足りていないところで研修すると、バンバン何でもせざるを得なくなりますが、手術の手技で、指導医の先生が揃ってないので、我流の混じった変なクセもどんどんつきます。これ、治すの大変なんですよね。手術も、教科書に載っていることくらいしか、知識がないので、実践にはあまり役立たず(というか、ホントに手術で大事なことは、教科書には載っていません。直接、上の先生から教えていただくことです。ものスゴク貴重な知識なんです)、経験から得た絶対してはいけないこと・しないほうがいいことを知らないため、無駄な出血・腫れに繋がります。どこで、研修するのか、というのも結構大事なんですよね。本人のやる気も大切ですが、やる気の時に、教えていただける環境や交流場所がない、というのは、医師として、とても悲しいことです。

安売り美容外科には、そういう環境はありません。局所麻酔の手術が大半ですから、そばに指導医がついて、声に出したり、手取り足とり教えるって、自費でお金をいただいた患者さんの前で、できませんよね。患者さんからしたら、そんな医師にしてもらうのに、高いお金を払って、失礼な話、ということになります。慣れていない医師が、一人で手術することが圧倒的に多いはずです。手術は、慣れていないと、どんどん血が出ます。ますます手術がやりにくくなります。見にくいまま、いじっていくので、ますます腫れて、さらにわかりにくくなるという負の連鎖にはまります。

こういうことは、形成外科なら、研修時代、全身麻酔の患者さんの手術などで教えていただけることです。大学病院などで治療をされる場合は、患者さんも御納得いただかないといけないんですが、大学だと、とりあえず皮膚を縫わなければ、ということがたくさんあり、そういう時に練習させてもらうしかないんです。そこで慣れたら、外来手術(患者さんの意識があるままでする手術)デビューとなります。

そういう時も、患者さんには声が聞こえますから、アカンことをした場合は、ピンセットやハサミの柄で、手の甲をたたかれたり、足を蹴られたり、冷や汗をかきながら、手術させていただくんです。あまりひどいと、手術を取り上げられて、上の先生が手術してしまいます。当たり前の話ですよね。患者さんで練習させていただくだけでなく、時間も余分に頂戴するわけですから。

美容外科では、こんなことはできないでしょう。

さて、美容外科の場合、先輩医師になればなるほど、形成外科出身者はもっと少ないので(昔は、形成外科という学部自体が少なかったので、いける大学が決まってました。欧米で研修してこられた美容外科医師が開業されてるほうがまだ多かったかも)、その先生が自分で体得されたその施設なりの美容外科手術を手本にするしかありません。

おかしくないこともありますが、おかしいことも山ほどあります。内科医がいきなり二重の手術を、お金をいただいた患者さんでするわけです。恐ろしいと思いませんか?私(皮膚科医)が、脳外科の手術をするようなものでは?極端な例えですが、受け入れることができますか?

まだ内科医も場合でも、医師としての実践を積み重ねていて、緊急時の対応などができる医師はまだいいんですが、ひどいのになると、研修があけて(今は、スーパーローテイトと言いますか?昔の研修よりも、話を聞く分、だいぶ内容が甘いと思うんですが。。)、その後、すぐ美容外科にいきなり入る医師が増えてるそうです。恐ろしい時代です。。。

(以前は研修医の途中で、研修を捨てて、美容外科にはいってきたそうです。今は、できない仕組みになってますが)。

今回、いろんな手術の発表をみて、やはり形成外科医として、ずっとやってきた先生が開業されたところや任されているクリニックでするほうが、同じお金を出すなら、安心じゃないでしょうか。

手術の腕がわからないことも多いと思いますが、とりあえずカウンセ・診察に行くのに、最初に選ぶのには、いいと思います。あと、できれば、お一人、せめて少人数でやっておられる個人クリニックのほうが、責任を持って、されてる印象を受けます。手術の結果=その先生の評判になるので。

安売りのところは、莫大な広告費で、新規の患者さんがドンドン来ますから、責任感は軽くなるのでは?主治医制にしてるところは、そうないでしょう(そんなことしたら、効率が悪いので、利益優先のところは、絶対しません。全員の医師で、情報をちゃんと共有していて、主治医制をあえて設けていない個人クリニックもあるとは思います。規模が違うので可能なのと、そういうところは、院長が責任を持って、徹底して教育しておられると思います。まあ、ものすごく少数のクリニックですが。)

美容外科手術は、ホントに値段で選んじゃ絶対ダメですよ。高ければいいというわけでもないですが、一度手術してしまうと、そう簡単に戻せるものではないので(手術によったら、絶対戻せません)、あせらず、じっくりクリニックと医師を見定めましょう。

 

高速バスに乗って、本を読んでいたら、アッと言う間でした。

泊まるホテルが駅から少し離れていて、荷物もあったので、タクシーでとりあえず荷物を置きに。

横は、川が流れているんですが、なんと!ヨットハーバーになっています。とてもキレイです!

駅前の学会会場まで戻るのに、お天気もいいし、歩いて20分くらいと聞いていたので、散歩がてらテクテク歩いていくことにしました。

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川沿いに、桜並木になっていて、とてもきれいです。徳島のほうが、関西よりもやはり暖かいんですね。桜は、だいぶ葉桜になってるものがありました。

散歩の途中で気付いたんですが、日傘を忘れました。。。というか、散歩をするつもりもなかったし、ここまで天気がいいのも考えてなかったし、。。。うううっ。。不覚・・・。

早くどこかで日焼け止めを塗らなければ!ウォータープルーフのきついのをつけて、さらにウォータープルーフのファンデも重ねましたが、これはイカンです。

でもまあ、一応のんびり街並みを見ながら歩いていると、雑誌とかで見たお店を見つけたり、狙っていたお寿司屋さんの位置を確認したりといいことづくめです。

途中、道も間違えながら歩いていると、「小男鹿本舗冨士屋」という看板が!

こちらは、徳島の老舗のお菓子だそうで、ケンミンショーで、徳島のお菓子で紹介されていたそうです。とてもおいしいらしく、少しお高めなので、贈答にもいいと聞いていました。

これは絶対買って帰らねば!と思っていたので、私って、天才です!店の前に偶然にもたどり着くなんて!

そのお店は、昔ながらの古い和菓子屋さんそのままで、地元の和菓子屋さんの風情です。(本店かと思っちゃいました。両国店らしいです。駅前のデパートや、駅前にとてもモダンなキレイな観光客用のお店もあるんですが。)

ちょうどおじいさんが、商品を出しておられるところで、声をかけましたが、お耳が遠いようで、すぐ横にいるんですが、横を向いておられるためか、気付いてもらえません。どんどん大きな声で、5回目でやっと気づいてもらえました。

お土産用もかって、支払は、カードは止めておこう(カードで、ポイントを貯めてます)と現金で払って領収書をお願いしました。いつも名刺をお渡しして、「あいこ皮フ科クリニックでお願いします」と言うんですが、おじいさんにも同じように言ったところ、「それ全部書かかな、あきませんか?」と。

じいちゃん、笑かさんといて。。と必死に笑いをこらえながら、「すみません、全部名前いるんです~」とお願いしました。

いや~、おじいさんを困らせてしまいました。さすがに、領収書をお願いして、そういうことを言われたことがなかったので、久々のヒットです!その後も、思い出し笑いが止まりませんでした。

ささやかな笑いをありがとうございます!徳島でいいことが起こりそうな予感です♪

そしたら、夕方、「先生!」と急に声をかけられて、振り向くと、なんと!大学の時の茶道部の後輩で、その子は、医局を別の大学にしたため、15年以上会っていなかったんです!ビックリです!

彼女は、別の大学の形成外科に入局し、それは知っていたんですが、今は、なんと!民間病院の形成外科のトップにいて、部下も一人いて、子供も二人いて、母・妻・医師と三つも顔を持つ働く女性の憧れのような子に成長してました。

もともと、何でもできる子で、性格もよく、スタイルもよくて可愛らしい子だったんですが、仕事もバリバリこなして、スゴイ!すっごい頑張ったんだね~。そして、今も頑張っているんだね。尊敬します。

一緒に晩御飯を食べて、連絡先も交換しました。もう形成外科の手術からは、ほとんど離れてしまっている私ですが、彼女がしていることが、どれだけ大変かがわかります。

女性のガンバリを、最近とてもよく目にします。私も、もっと頑張らねば!最近、時間の使い方がヘタだな~、とちょうど思っていたところなので、見直すいいきっかけになりました。

今回の徳島は、あまり観光する時間もなくて、眉山のケーブルカーに乗るつもりはなかったんですがが、今日タクシーの運転手さんが、とてもいいですよ~と教えてくださいました。夜8時からは、夜景がとてもきれいだそうです。阿波踊りもプロの方が踊っていらっしゃるのが拝見できるそうです。

行ってみたいな~、せっかくなので。明日行けたらいいですね。皆さんも徳島に行かれたら、眉山に行ってみてください。徳島には、これしかないです、と運転手さんが言っておられました。

小男鹿さんにもね。おじいさんに会いに行ってくださいね。

 

明日から徳島で形成外科学会総会が開かれます。

明日は、元々休診日なので、朝から高速バスに乗って、徳島に向かいます。

京都駅から約3時間です。トイレはついているバスですが、家族とのマイカー旅行以外、こんな長時間バスで移動するなんて、学生の時の安いスキーバス以来でしょうか。。15年以上前の話ですが。。

おしりが床ずれにならないか心配です。

バスの中で、ネットが繋がるかわかりませんが、一応パソコンも持っていくつもりです。ネットがつながらない時は、他の仕事をするつもりです。

読みたかった本も持ったし、iPodも持ったし、退屈はしなさそうですね。寝る暇ないかも。。

学会で、いろんなところに行く場合は、ちょっとした旅行気分なので、少しの心配とワクワク感でいっぱいです。

徳島は、淡路島に旅行に行った時に、少し立ち寄りましたが、駅前とかゆっくり見てないので、どんな町か楽しみです。

学会があると、大勢の人もお金も動きますから、地域の活性化になればいいですね。

横浜の皮膚科学会が中止されてしまい、余震や計画停電の問題もあって、開催が関東ではかなり難しいみたいですが、皮膚科学会は、皮膚科関係の中でも一番大きな学会で、商業展示なども最大規模なので、新しい何かがないか、楽しみにしていたので、とても残念ですが、仕方ないですよね。

形成外科学会は、皮膚科学的なことよりも、手術メインの学会ですし、レーザー治療のセクションは、少ししかないので、木曜日の夕方にあちらを発ちます。

金曜日は、学会の日ですが、こちらで通常通り、診療をしております。

スキンケア関係の新しいことが見つかると、うれしいんですけど。

いくつか興味深い発表がプログラムにあったので、楽しみです。

他の先生方の発表は、大変タメになり、新しい発見あり、見直すことあり、気付くことり、と盛りだくさんなんですね。開業すると、特に学会とかの交流が大事になります。裸の王様にならないように、情報をどんどん仕入れないと!

木曜日は、臨時休診で、ご迷惑をおかけしますが、新しい何かを仕入れてきますので、楽しみにされておいてくださいね。

皆さんの治療に、役立つと思います。

それでは、行って来ま~す。