プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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本日、京都府医師会からかねてよりお知らせしておりました、義援金の募金箱が届きました。

厚紙で折りたたんで作る箱なので、そんなに豪華なモノではなく、まあ、ちゃっちい箱なんですが、馬琴箱にお金をかけてももったいないので、見た目ちゃっちくても、笑わないでくださいね。

私も、想像していた箱とは、少し違いましたが。。。

受付設置は、本日より6月14日(火)までとさせていただいております。

お預かりした義援金を、まず私が京都府医師会義援金係に振り込んで、京都府医師会から日本医師会の義援金係に行きます。

日本医師会を通じた災害救援・被災地への活動支援などに使われるそうです。

私の普段の募金先は、日本赤十字に全額が行くものを選んでます。(募集しているところによると、全額赤十字に送金します、と言っていないところがあって、言わないということは、一部そこの何かしら経費に使われているかもしれないので。たまたま、わざわざ言っていないだけかもしれませんが、言っていないところに募金しなくてもいいかなと。イオンやデパートとかは、「全額」とちゃんと書いてましたね)

日本赤十字は、義援金配分委員会(都道府県が主体)のメンバーだそうで、その委員会に送金され、同委員会で決定した配分方法によって、被災者の方々に届けられるそうです。

赤十字に、かなりの額の義援金が集まっていると、ニュースなどで報道されていますが、すべて医療関係だけに使われるの?と思って、調べましたら、こういうことだったんですね。

ただ、もちろん被災地の現場では、まだまだ医療は野戦病院同様で、薬もない、検査も大してできない、医師を始めあらゆるスタッフが足りない、スタッフの食事・水すら足りない、入院患者さんの新しい収容先などなど、問題は山積みで、今回で病気になったのではなく、以前か持病をお持ちの方も、被災地では薬が足りないから、3日分だけ、とかしか処方もできない状態で、薬だけでなく、赤ちゃん・寝たきりの方のおむつ・ガーゼなども全然足りないそうです。

それらを手配するためにも、お金はまだまだ必要ですね。医師会を通じた義援金は、メインは医療に使われると思います。

私にできることはそれほどありませんが、今回募金箱の設置と当院の売上の一部を義援金として寄付させていただくことにしました。

もし、ご協力をしていただける方がいらっしゃれば、当院で義援金の受付を行っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

被災地の一日でも早い復興をお祈りいたします。