3月終わりの土曜日に、資生堂ナビジョンの新商品の発表会がありました。
下まぶたに貼る乾燥ジワ用のパックみたいなものなんですが、「HAフィルパッチ」といいます。
これがなんと!ヒアルロン酸100%で出来ている針(トゲ)がシートにたくさんついていて、シートを目元(下まぶた)に貼ると、プチプチプチ・・・と刺さっている感があります。
しばらくすると、針が溶けて、角質の奥までヒアルロン酸が浸透していくという変わり技です。
ヒアルロン酸100%なので、アレルギーは普通ないでしょう。
あるとしたら、シートの周りに、貼るための接着剤(医療用)が少しついているんですが、それによるかぶれくらいでしょうか。医療用の接着剤なので、かなりお肌に優しい成分です。
ヒアルロン酸が溶けるまで、数時間かかりますから、夜寝る前に貼って、翌朝ふっくら小ジワが減っている、というシンデレラ効果(劇的に変わるという意味です。少し言い過ぎでしょうか。。)が期待できます。
下まぶた全体に、ヒアルロン酸を注射したい!と思う方も多いと思いますが、下まぶた全体に入れるというのは、デコボコになりやすかったり、腫れ・内出血がきつく出たり、といろいろトラブルの多いところですね。でも、これなら、おうちでのスキンケアなので、そこまでの副作用もなく、お手軽です。
はっきり言って、エラスチダームを続けたような根本的な効果(エラスチンが増えるとか)・増えたことによる効果の持続性みたいなのは、ありません。
即効性は、ホントに出るみたいです。評判良かったみたいですよ~。
私も試してみました。元々、下まぶたの小ジワがそれほど多くない方なので、ちょっとわかりにくかったんですが、確かにふっくらしていて、元々こんなんだったっけ?と何が何だかわからなくなりました。最近は、昼間乾燥していると、乾燥ジワが目立っていたのが、後から考えると、結構マシでした。
一見気付かなかったんですが、「ああ、この差か~」と思いました。
目立っている方のほうがわかりやすいらしいです。(何でもそうですが、ビフォーがひどいほうが、ビフォーアフターがわかりやすいです。元が軽いと、ビフォーの状態を忘れてしまいますから。)
このシート、貼り直しがききません(ヒアルロン酸が刺さった瞬間から、溶けるのが始まります)。瞬きした時の、目元の違和感を抑えるため、目の際から3ミリほど離して貼るのがポイントです。
私は、少しキワよりに貼ってしまって、起きてる間、気になってしまいました。そういう時は、さっさと寝るに限ります。
貼ってから、しっかりヒアルロン酸が刺さるように、指で押さえるんですが、「ああ~、刺さってる~」というのは、わかりますね。チクチクというよりも、サクサクというか、ザリザリのモノがあたってる感じというか、ああ=、うまい表現方法が見つかりません。これは経験しないとわからない感覚です。
全く痛くないわけではないんですが、イヤな痛さというよりも、おもしろい痛さというか、なんというか、不思議な体験です。この感覚を単純に表現するなら、確かに痛さというしかないんですが。
これが、マイクロニードルというヤツか~。(肉眼では、よくわかりませんでした)
貼り方が、やり直しがきかないため、もしネットで見れる方は、ナビジョンのところに、動画で見れるようになっていますから、そちらは見れたら見た方がいいです。http://www.shiseido.co.jp/navision/products/ha_patch.html
翌朝、ゆっくりはがして、ゼリーが残っていたら、優しく洗い流して、普段通りの基礎化粧です。
貼る時に、油分があると、シートがつかないそうなので、貼ってから、クリームとかは塗ってくださいね。くれぐれも貼る前に塗らないように。
エラスチダームが、ひと瓶¥15.750で3カ月、HAフィルパッチが3回分で¥6.090。
長い目で見たら、効果としても断然エラスチダームがおススメですが、最初に払う金額は、フィルパッチのほうが安いですね。
何か大事な用事の前にエステに行くくらいなら、HAフィルパッチのほうがいいのかもしれません。簡単ですからね。
もちろん、目元がスゴク気になる方は、エラスチダームを普段使って、ここぞ!という時に、フィルパッチを足しても、全然OKです。
フィルパッチは、連続使用すると、それなりの効果も報告されているので、可能な方は、連続使用もOKです。(スゴイお金になるから、ちょっと非現実的ですね。。)
科学って、どんどん進歩してるんですね~。それを目の前で体験できますから、ちょっとあまりないおもしろい商品です。
目元にコンプレックスのある方は、一度お試しください。ホントにおもしろいですから!話のネタにもおススメです。