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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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山崎将志さんの「残念な人」シリーズ②

お仕事されている方から、山崎さんの「残念な人」シリーズ、ご好評いただいているようです。

自分で、ちょっと気づかなかったことを気づかせてくれる、ヒントがあったりするので、なるほど~、というのに役立つことがあるかと思います。読んでみる価値、大いにありです。

ただ、この本は、楽して「できる人」になる本ではありませんので、仕事に対して、ヤル気のない方は、読んでもあまり意味がないような気がします。楽なだけの仕事というのは、基本ありませんから。

好きな仕事でも、しんどいことは必ずありますよね。ただ、好きなことであれば、しんどいことは、ほんの一部で、充実させて発展していくための、ひとつの過程でしかないですよね。必要な通るべき道なのです。しんどい時でも、好きな仕事だと、していても楽しいというか、今後が楽しみというか、あまり苦になりません。さすがに、体力が心配な時がありますが、しんどい時は、これで痩せないかな?と秘かに楽しみにしてます。

「できる人」は、こういうことを考えているんだな~、とか上司はこう考えているのか、ということを知るのには、いいと思いますよ。

上司から注意されて、意味がわからない、という方にもおススメです。立場が違うので、全部を理解するのは、難しいかもしれませんが。

この本の中にも、出てきますが、言い訳の多い人・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)のない人・話す時に主語がなくて、話の内容が全然わからない人などなど、「残念な人」がいろいろ出てきます。

こういう人を、どう教育していくのか、ということは載っていないんですね~。こういう人が残念、とは書いてあるので、自分はそうならないようにしよう、と気を付けるしかありません。

山崎さんは、ご自分のお子さんに、いつ・どこで・どうして・誰が・何をしたのか、と論理的に話すように教育しておられるそうです。スゴイです~。子供の時から、そんなクセがついていたら、どれほど論理的思考ができるでしょう~。うらやましいですね。もちろん、子供相手なので、話しながら、誘導していって、考えさせて答えるクセをつけさせておられるみたいですが。

大人になてしまうと、できていない人が、こういうふうに考えるようにするというのは、結構大変です。

もともと、男性は、論理的に考えられるんでしたっけ?女性は、まず感情論から入ることが多いので、

単に慰めてほしい時に、男性に相談(というか愚痴を言っても)、論理的に、それは正しい、とか間違っているとか言われて、なんの話だったっけ?と女性はわからなくなることが多いのでないでしょうか。

頭の使い方が全然違うのかな、と思いますが、女性でも訓練でできるようになるんでしょうか。あるいは、大人になってからでも、間に合うんでしょうか。

あきらめずに、繰り返し訓練するしかないですかね~。

でも、普通に仕事をしていると、男性社会のことが多いので、自然に論理的思考を要求されることが多いのではないでしょうか。男性社会で、論理的でないと、話が全然合わなくなってきます。

そういう意味では、女性ばかりの仕事場で、こういう論理的思考は煙たがられるのかもしれませんね。

もちろん、女性でも論理的な方は大勢いらっしゃるし、逆に男性でも、感情論重視の方もいらっしゃいますよね。最近は、バリバリ頑張っておられる女性が多いので、男性と話しているように感じる方が増えましたね。これは、お仕事されていない方でも、ご自分の世界でちゃんと頑張っておられる方で大勢いらっしゃいます。うまくバランスを取っておられる方をみると、とても憧れます~。

仕事がとてもできる女友達とか、TVで女優さんや起業された女性が言っておられるのを聞いたことがあるんですが、「奥さんが欲しい~(自分の身の周りの世話をしてくれる人を指します)」と。

働いて結婚している男性の大半が、奥さんに身の回りの世話をしてもらって、外に働きに行く、という昔からよくある構図ですね。最近は、共働きも多いですが、それでも、やはり家のことの大半は、奥さんがされているでしょう。結婚して、そのまま働く女の人は大変ですよね。仕事の内容や時間にもよりますが、男性と同じだけの責任感を持った仕事をされている場合、家に帰ったらへとへとでしょう。誰か家のことをして!って、思いますよね。

まあ、奥さんはもらえないので、結局できて、ダスキンとか家事代行サービスになっちゃいますけど。

山崎さんの著書は、考え方の幅を広げてくれるので、本当に女性にはおススメです。

3冊まとめて、読んじゃったので、どの本がどの内容を載せていたかは覚えてないんですが、1冊読むと、他のも読みたくなります(また、すぐ読めます)。

企画室担当の方や営業関係の方にもとてもいいです。

「残念な営業」も、もちろん載ってます。まさに!という感じです。こういう営業、されるほうは困るよね~、です。

どうぞお仕事に、ご自分の世界のために、参考にされてみてください。

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