プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

カレンダー

2011年6月
« 5月   7月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

最近投稿した写真

ホーム > 2011年06月24日



お休みの日にアウトドアや、アウトレット・UFJなど1日中、外で遊んでしまって、日焼け止めを1回して塗っていなかったとか、あるいは全く塗っていなかったとか、あるいは、塗っていたけど弱い日焼け止めだった、などなど。

人間だれでも、思わず、ってありますよね。

(でも、一番恐いのは、こんなわかりやすい日焼けではなくて、毎日知らず知らずのうちに浴びている紫外線の蓄積のほうが、よっぱど恐いし、大変な目(シミ・シワタルミ・乾燥など)に遭う原因になるんですけどね。。)

思ってたよりも、紫外線に当たったな~、という時、ほてってる感じ(熱い、熱をもってるような)がする時は、必ず冷やしてください。

冷たいタオル(冷えピタは、湿疹・赤みなど肌トラブルのあるところには絶対貼っちゃダメです。日焼けで、敏感になってる時も、あまり勧めません)や、アイスノンを濡れタオルでくるんで冷やすとか(直接アイスノンで冷やすと、凍傷になる危険があります。やめておきましょう)、とりあえず冷やす!です。

急な日焼けは、火傷と同じなので、熱を取ることが肝心です。

水ぶくれまででてくると、皮膚科に行ったほうが早くキレイに治ります。ステロイドのホルモン剤をぬることが多いかな。これは、もう完全に火傷ですね。

急に熱が入ったせいと、日に当たりすぎたせいで、かゆくなることもあるので、冷やすとかゆみはマシになります。熱いお風呂やシャワーは、刺激するので、止めておいてください。

さて、冷やし終わったら、というか冷やしながらできること、野菜・果物・サプリとかで、日に当たった影響を軽くしてやりましょう。

そういう時は、やはりビタミンCと抗酸化力のあるモノがおススメです。

野菜なら、生で、色の濃い緑黄色野菜や、カラーピーマン・トマトなどのカラフルな野菜がおススメです。火を通した料理もいいんですが、生でないと取れない栄養素もあるので、バランスよく、召し上がってくださいね。冷房してないなら、生野菜のほうが、体を冷やしてくれるので、いいんですけど。夏野菜は、もともとそういう効果があります。だから、夏に食べるとちょうどいいんです~。夏野菜は、火を通しても、多少体を冷やす作用があると思いますよ。

(でも、冷房のところにずっといる方は、体冷えちゃいますから、温める食べ物も積極的に食べないとダメです。)

なかなか、料理もできないし、メンドクサイ。。という方、あるいは、食事で取れない量をもっと取りたいという方には、サプリや点滴がおススメです。

サプリなら、王道は、ビタミンCですが、抗酸化というなら、コエンザイムQ10やビタミンEも、抗酸化力が強いです。

でも、最強の抗酸化力は、やはりアスタキサンチンが、今はダントツだと思います。ビタミンCの6000倍です。

そして、同じ飲むなら、富士化学工業のアスタリール®です!他のメーカーのは、中身違いますよ~。

富士フィルムのも、全く関係のない別物なので、ご注意を!

富士化学工業のは、サプリと言っても、クリニック限定なので、その辺で売っているのと一緒にされたら困る、というくらい、これはいいと思います。

阪神の選手も皆さん、飲んでるそうなので(府立医大で、データーを取っておられるはずです)、ご興味のある方は、一度どうぞお試しください。数々の医療機関で、メタボ・高血圧・加齢性黄斑(目の老化の一種です)・筋肉疲労・血行改善などなど、いろんな症状に効くとのデータが集まっているサプリになります。

さて、点滴になると、やはりビタミンCですね。(アスタキサンチンの点滴が欲しいところですが、今のところありません)

当院の美肌点滴(プラセンタ入りです)でもいいんですが、気になる方は、ビタミンC1000mgに増量+L-システイン・コンドロイチン入りの美肌点滴スペシャルがおススメです。(美肌点滴のオプションになります。合計1回¥4.900です)

今更飲んでも、ちょっと遅いかもしれませんが、日焼けの炎症を抑える、という意味で、トラネキサム酸を飲んでみる、というのもありだと思います。

肝斑以外の方でも、日焼けでできるシミ・そばかすを防いでくれるため(完全ではないですよ)、夏場や紫外線の強い時期に続けて飲まれる方もいらっしゃいます。

サプリ・点滴以外では、おうちでしていただくケアとして、美白化粧品も大切です。

顔中塗って、安心なのは、やっぱりエクイタンス®ですね~。アトピーで色素沈着された方にもお出ししたりしますから(全員に絶対合うとは限りません)。

他なら、資生堂ナビジョンのトラネキサム酸配合のより濃いWシリーズがおススメです。

化粧水・乳液・クリームとあるので、全部揃えられる方もいらっしゃいますし、今使ってるのが無くなり次第切り替える方や、どれかを買って、自分のと組み合わせる方など、色々です。

市販のモノで、ここまで濃いトラネキサム酸配合化粧品はないので、これはとてもいいと思います。

塗り心地も、さすが資生堂!という感じです。気持ちいいんですよね~。

クリニックでする処置なら、イオン導入ですね。

日焼け後は、ビタミンCでもいいですけれど、大人の女性には、同じ導入するなら、トラネキサム酸やプラセンタのイオン導入がおススメです。炎症を抑えてくれて、美白成分たっぷりなので。

成分が全然違うので、ビタミンCと組み合わせていいですが、トラネキサム酸やプラセンタなら、単独でもいいと思いますよ。

他にするなら、ジェネシスくらいですかね~。炎症を抑えてくれますから。

逆に言えば、日焼けしたからするというよりは、日焼け後すぐでも、ジェネシスなら大丈夫という感じです。

それに対して、フォト(ライムライト)は、赤い間・ヒリヒリしている時は、止めてもらってます。ご希望になっても、お断りします。

でも、赤みが引いて、もしくは無くて、黒いだけ、というのであれば、ライムライトは行います。

ただし、出来始めのシミの予備軍を取って行くために光を当てる、という設定です。

いきなり白くはできませんから、ご了承ください。

シミの予備軍、貯めちゃうと、ロクなことになりませんよね。秋や冬になってから、取るの、大変ですから~。貯めたら、貯めた分だけ、お金も時間もかかります(この辺、ホントにダイエットとそっくりですね)

ですから、必ず、思わず日焼けをしてしまって、ライムライトを当てる時は、隠さずにおっしゃってくださいね。設定が全く変わります。

ウソついて、普段通りの設定だと、きつすぎて、予備軍に全部反応しすぎて、火傷みたいに赤くなったり、その後シミになったりするので、ご注意を。