プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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はっきり言って、こんなことは無駄です。

悪徳クリニックの金儲けでしかありません。

(塗らなかったら、効果が悪かったり、すぐに再発するので、こういうクリニックは、ドンドンやらせようとします。)

たまに学会発表で、シミ治療を発表されて、会場から「日焼け止めなどの指導は、どうされていますか?」と質問が来たら、「特に、してません」とか、「僕は男なので、わかりません」と平気で言った医師がいて、「じゃあ、シミ治療すんなっ!!」と、私は憤慨してしまいます。

有名な大学病院の医師ですら、こういうこと言うんですよ~。信じられますか?!

大学病院とか、大勢でシミ治療をする場合、日焼け止めの指導するよう、医局で決めていても、徹底しないヤツがいて、患者さんの統計を取る時に、データーの条件が揃えられない時って、あるんですよね。確認も不十分とか。。そういう場合に、ホントは、してるけど、データー上揃ってないから、「特にしてません」と言われることはあると思います。それはそれで、いい加減であることには変わりありませんが。。

要は、日焼け止めを塗っていない人も混じっているデーターですよ、ということです。それを考慮して、数値や結果を判断されてください、という発表なんですね。

(私も、昔大学にいた時に経験あります。日焼け止めではありませんが。絶対、ちゃんとしないヤツいるんですよ~。いくら言っても、ダメなんですね。そういう人って。いい加減でしない場合と、わけわからん信念でもって、あえて指導しない、という医師もいました。みんなで、決めたでしょう?!と言っても、されません。そうしてる間に、日にちはドンドン過ぎて、学会発表は迫ってくるし、データーの収集がつかないんですね。もう、じゃあ、その先生の分は、省け!となっても、学会は数が多いほうがインパクトがありますから、上から省くな、と言われ、そのままとかね。また、そういう先生でも、たまに信念を曲げて(?)、使っていたりするから、もうわけわからん経過なんですよね。)

でも、「男なので、わかりません」というのは、ふざけてますね~。

男性医師でも、女性医師でも、患者さんは支払う料金は一緒です。男性医師だから、安くなる、とかありません。

私は、こんな医師に治療してほしくないです。「男」を理由にしたら、許されると思っているんでしょうか。。。意味わかりません。

男性の泌尿器科の病気や、女性の婦人科の病気で、自分は性別が違うから、その痛みは経験できないので、わからない、とか、そんな話ではありません。

男性でも、産婦人科の先生は、男性がまだまだ多いし、「男性だから」なんて、言い訳されませんよね。「性別が違うからこそ、かえってわかるんですよ」と逆に売りにされている先生もいらっしゃるくらいなのに。

性別に関係なく、日焼け止めがいるなんて、形成外科医・皮膚科医ならわかっているでしょう~。確信犯ですね。

皆さんご存知のように、、男性の医師でも、ちゃんと説明してくださる方はいらっしゃいます。逆に、女性医師でも、全然言わない方もいらっしゃいます。

性別ではなくて、その人の資質というか、医師としての姿勢ですよね。ちょっとでも早く効果を出してあげたい、そのための指導ですから。

東京にある、アベニュー表参道クリニックの辻先生(今は、外来にどれだけ出ておられるか存知ません。ご多忙な方なので。)は、知識も経験も臨床も素晴らしい先生ですが(セミナーや講演は、何度も拝聴させていただいていますが、直接の知り合いではありませんので、学会などで受けた印象でしかないんですが)、患者さんに塗らせるモノは、全てご自分も塗られるそうです。(試される程度なのか、毎日使われているのかは、知りませんが)もちろん、化粧品も含めてです。

「自分で、使わないと、わからないでしょう?」とおっしゃってました。

最初聞いた時に、ちょっと感動しました。確かに、男性の医師で、そういうことまでされてる方というのは、かなり少ないと思います。この先生は、信頼していい、と思いました。

まさにそうなんですよね~。化粧品とか、直接肌に塗るものって、好みもありますが、塗らないとわからないんですよね!!

こないだの、抗加齢学会の紫外線のセクションでも、「日焼け止めを塗らさずにシミ治療をしても、無駄です」と結論が出されていて、何を今更、こんな大きな学会で言っているんだろう、と思いました。

14年ほど前、私が学会でシミ治療の効果を発表する時に、いろいろ文献を読んで勉強しましたが、そんなことは、とっくの昔からの常識で、「最大の原因である、紫外線をカットする」というのは、当たり前です。その時、読んだ文献にしても、シミのメカニズムの分にしても、その当時最新でわかったものではなく、何年も前の文献でした(中には、さらに、10年以上前のモノもあったかもしれません)。

今更、学会で言う必要があったのは、日焼け止めを塗らさずに光・レーザー治療をする、いい加減な医師が増えたからかもしれません。

皮膚科・形成外科を専門としない、医師の参入が、美容業界は目立ってきてます。

(専門の科に関わらず、言わない人は言わないんでしょうが)

根本的な知識不足・圧倒的な経験不足で、トラブルも増えているせいかもしれません。

日焼け止めを塗らずに治療して、一瞬良くなったとしても、どうせすぐにまた出て来ます。

高いお金も時間もすべて無駄ですよね。数週間~数か月だけ(うまくいけば)、シミが薄くなったり、取れたのに支払うにしては、高すぎませんか?

それでも、しないよりは、その短い間、良かったんだから構わない、という方は、それで構いませんが、お金と時間、いくらあっても、足りませんよ。例え、1億払っても、消えませんよ。

シミの最大の原因が、紫外線です。紫外線に当たると、アウトドアしてなかろうが、家の中にいようが、シミが出来ます。今、見えなくても、シミの予備軍をせっせと作ってるんです。

シミは、防御反応の結果なので、いろんな攻撃(日常の紫外線も含めて)を止めてやるなり、減らしてやらないと、体は、どんどん防御態勢に入ってしまいます。戦闘態勢ですね。シミで、応戦です。

だから、紫外線カットをして、「攻撃してませんよ~」と、体に教えてやらないと、光やレーザーだけ当てても、意味ないんです。戦闘態勢を止めさせないと。

そんな話を、肝斑・シミのカウンセに来られた方には、説明して、どれだけ日焼け止めが大切か、毎日塗るのは、当たりまえで、1日の中での塗り直おしをしないと、塗っていることにはなりませんよ、という話を、すごい時間を取って、全員の方にします。

ほとんどの方は、少しでも、自分のできる範囲で、塗り直しなり、種類の見直しなり、始められます。

だって、日焼け止めを頑張ったほうが、シミの種類に関わらず、早く良くなって、お金も時間も、予定よりも少なくて済むし、今後の老化予防にもなるので、皆さん、頑張られます。

ところが、何回言っても、されない方も中には、いらっしゃいます。

どれだけ、お金持ちなんやろ~と思います。

(お金だけでなく、時間も無駄使いでし。ジャブジャブ、使う方なんですかね。)

あれだけ時間をかけて説明したのに、何にも伝わっていないのか。。。と凹むこともあります。

カウンセにかけた時間が、お互いに無駄なだけだった?と考えてしまうこともあります。

そういう方は、説明しても、全く自分には関係ないと思っていらっしゃるのか、人の話を全く聞いていないのか、それは、わかりません。

ちゃんとケアしない方は、仕事はしていない主婦の方や、仕事はしているけれど、自分で時間の融通が利く方々が多い気がします。

(もちろん、専業主婦の方でも、融通の利く仕事をされている方でも、塗っている方のほうが圧倒的に多いです。塗っていない方に限っていえば、ということです)

仕事をしていて、自分では塗りたいのに塗れない、ということはありますよね。

一部の方を除いて、自分だけのペースで、仕事はなかなかできませんよね。

相手方がいて、成り立っている仕事もあるし、職場の中で、皆がてんてこ舞いの中、自分一人日焼け止めを呑気に塗っていることが知られたら、陰口言われるかも、と心配される方もいらっしゃることでしょう。(こういう場合は、トイレに行った時に、1分以内で、塗れるように、サッと塗り直せるワザを身につけると、できますよ。自分で、塗り直しをするぞ!という気合いも要りますけどね。)

私も、患者さんの診察中や処置中に、日焼け止めを塗り直すわけではありません。

予約が途切れて、手の空いた時間です。

日によったら、塗り直しできない時もあります。(逆に、カウンセ中に、お手本として、お見せして、塗り直す時もありますが)

一人で、仕事をしているわけではないので、当たり前ですよね。

でも、主婦の仕事って、自分のペースでできると思うんですけどね。

私も主婦なので、わかりますが、本当に主婦の仕事(家事)って、終わりがないですね。

掃除・洗濯・料理・整理整頓などなど。いくらでも時間をかけて、徹底的にやることもできますし、逆に手を抜くことも可能です。

でも、どうやるにしろ、自分のペースでできるところが、救いかな、と思います。

小さな子供さんがいらっしゃると、自分のペースだけで進める、というのは、仕事と一緒で難しいこともあると思います。

でも、もう手が離れている方で、お稽古ごとはたくさんされますが、日焼け止めは塗られません。

まあ、こういう方は、時間がどうとかよりも、もう塗る意志がありませんね。

こういう方に、ライムライトをあてて、シミや肝斑治療をしても、ほんの少し良くなりますが、何回かすると、効果に頭打ちが来ます。まあ、当たり前なんですけどね。

な~んにもやらないよりは、マシかな。。とりあえず、シミの予備軍を減らしたり、薄くなるヤツ・取れるヤツもないことはないので。。

でも、場合により、悪化します。

悪化と言っても、ライムライトをあてたせいで、というよりは、日焼け止めを塗っていないんだから、その分の溜まっていたシミがまとめて出てきた・防御反応が一斉に始まった結果ですね。副作用という意味ではなく。紫外線による増殖って、ヤツですね。当たり前ですが。こんなのは、いつ出てくるのか、わかりません。

もし、それをライムライトのせいにされたら、こちらはたまったものではありません。

ちゃんと塗っていたら、もうとっくにキレイなのに。。。ということがたくさんあります。

頭打ちが来た時点で、もうこれ以上はやめておいてください、とライムライトの治療をお断りすることもあります。

何度説明しても塗らない、という指示を守らない方(自分の意思で)は、私は、治療をしません。

(理由はどうあれ、仕事上、ホントに塗り直おしが全然できない方って、時々いらっしゃいます。

自分は、塗りたいけど、諸事情により、塗れないという方です。

専業主婦の塗らない方と、事情は違っても、「塗り直ししてない」という事実は変わりませんよね。

でもね、効果や経過って、全然違うんですよね。

仕事中は、塗れなくても、そういう方は、休みの日だけは頑張る、とか、仕事中でも、できることはやってみるとか、なにか工夫をされます。少しでも、早く良くなるように。根本的な姿勢が違うんですよね。そしたら、効果って、変わるんですよね。)

うちは、コース割り引きがない代わりに、4回目か6回目に、お値引きします。その方が、何回目でお値引き使う、と言われたところまでは、その程度の効果でいいなら、お付き合いしますが、それが終わったら、もう治療は勧めません、日焼け止めを塗るクセが付くようになるまで。

もちろん、それまでに止める、と言われたら、止めません。

だって、最初のカウンセで、散々、そんなことしたら、効きませんよ、効かすためには、こうしてくださいね、と言っているんだから、効きませんって。

以前の話ですが、そういう他力本願の方は、日焼け止めを塗り直ししていないという事実は、棚上げして、何回もしたのに、効かない、と言われる方も、たまにいて、処置の度に、毎回毎回日焼け止めの回数を確認して、それじゃあ効きませんよ、と申し上げるのも、こっちもイヤになります。

日焼け止めを塗ったり、塗り直しなんて、自分に無理!と思った時点で、シミ治療はあきらめてください。医学は、万能ではないし、自分で努力されない人には、冷たいんです。

いつも言いますが、ダイエットと同じですね。

他力本願の人が、できる美容治療は、手術か、注射・注入系だと私は思います。

(手術や注射など否定はしませんが、そればっかりやっていると、ドンドン不自然な人工的な顔になっていきます。かなり恐いし、むっちゃ変です)

そういう方は、光・レーサー治療は、向いてないでしょう。されてもいいですが、満足度は低いと思いますよ。

効くわけないだろうし、効いても、わずかですから、お金と時間をかけたわりには、こんなもん?と思われるでしょう。

ご自分も努力される方の、治療の手助けを私はやりたいですね。

 

 

72歳のモニターの方です。

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法令線・ゴルゴライン(ホホの中央のハの字のくぼみ)に、ヒアルロン酸のサブQ®を1本(2cc)入れました。

写真だと、かなりわかりづらいですが、少しふっくらさせた程度です。

レディエッセ®と違って、ヒアルロン酸は、結構流れますから、ヒアルロン酸よりも量がいると思います。

去年の1年以上前にも、レディエッセ®2本(合計3cc)使って、同じように、注入しましたが、レディエッセ®のほうが、流れない分、改善度がいいと思います。

ヒアルロン酸の場合、まだ、これから水を吸って、膨らむと思うので、もう少し変わって行くのが特徴です。

ここまで、法令線・ゴルゴラインが深いと、やはりサブQ®1本だけでは、難しくなります。

まあ、どこまでふっくらさせたいかかもしれませんが、美容外科の広告で、ヒアルロン酸で、結構な年齢の方が見違えるようになっている写真が載ってますが、合成されている虚偽の写真でなければ、年齢がいっている場合、かなりたくさんのヒアルロン酸が使われている可能性があると思います。

(メイクとライトでも、だいぶ変わりますけどね、広告の写真の場合。)

ということは、結構な金額を要求される、ということです

ご注意ください。

40~60代で、もう少し浅ければ、そんなにたくさんの量は要らないと思いますよ。

どこに、何の種類を入れるかにもよりますが、ヒアルロン酸にしろ、レディエッセ®にしろ、1本くらいで、改善したい場合は、年を取りすぎる前に注入したり、タイタンやジェネシスを組み合わせて、定期的に照射しておくほうが、自然で、見た目年齢も、老化のスピードも変わってくると思います。

凹みが深い場合、法令線とゴルゴライン、口元も、となると、1本では足りなくなるので、そういう意味では、注入剤も早い目にやっておくほうがおススメです。

2本、3本くらい構わない、という方でも、あまりたくさん入れ過ぎると、注入剤の重さで、下がってきてしまう場合がありますから、医師から「もう、やめて、一旦様子を見た方がいいですよ」と言われた場合は、「もうちょっとだけ入れてください。」と粘らない方がいいかも。。。

鼻やアゴの場合であれば、皮膚の血行さえ大丈夫であれば、よほどのことがない限り、たくさん入れたから垂れてくる、ということはありませんが、法令線・口元・ゴルゴラインは、垂れてくる可能性があります。

入れ過ぎて垂れてしまうと、吸収して減るのを待たないといけないので、ちょっとずつ入れて、様子を見るのが一番いいと思います。

特に、70歳を過ぎてくると、皮膚の許容範囲が、70歳未満の方と比べて、格段に変わっていることがあるので、このモニターの方にも、これ以上たくさんは、もう少し時間が経ってからでないと、入れるの恐いですね~。なんか重さで、垂れて来そうです。これ以上、すぐに改善するなら、タイタンの定期照射ですね。

特に、サブQ®は、レディエッセ®よりもたくさん要りますからよけいに垂れる心配があります。

逆に言えば、レディエッセ®は、ヒアルロン酸よりも少ない量で、いい結果が出やすいです。

ヒアルロン酸のほうが、値段が安いことが多いので、タルミがそんなにまだひどくない方や、ちょっとお試しでされてみたい、という方には、一つの選択肢です。

感じをとりあえず見てみる、って、楽しいですものね。

ただ、ヒアルロン酸を入れると、レディエッセ®は、半年は待ってから注入になると思うので、それはご了承ください。レディエッセ®を先に入れた場合は、1年は空けますね。持ちがいいので。人によったら、もっと空けるかもしれません。

その方がどうしたいのかで、どんな種類を選ぶのか、どれくらいの量が必要なのかも違いますますから、「いくら以内でできるところまで」で、と決めてカウンセを受けられてもいいとは思いますが、とりあえず、その医師なら、どう考えるのか、ということを聞いてから、施術を決めてくださいね。

何でもやれば、タルミがなくなる、ちうものでは決してありませんから。

 

 

最近、オーガニックの化粧品が流行ってますか。昔からも「オーガニック」「自然派」と名乗る化粧品は、山のようにあります。

さて、そのうち、消費者が思っている「オーガニック」「自然派」と、メーカーがうたっている「オーガニック」が、全然一致していないことが多いのは、ご存知でしょうか。

「無添加」というのも、よくありますね。

ただ、化粧品で、全くの化学薬品なしというのは、ほとんど不可能ではないでしょうか。

「無添加」と書いてあっても、防腐剤や着色料が無添加、とか、一体何が無添加なのか確認しないと、実はエラい商品を知らずに買っている、ということも、患者さんを見てると、大変多いと思います。

ちょっと前にも、TVで、「自然派化粧品」とうたって、急成長した化粧品メーカーがありました。

一気に、デパートとかにも店舗を出すくらいの勢いでした。

患者さんも、それを使っているから、かぶれは、化粧品じゃない、という方が結構いて、どうしてそう思うんですか?とお聞きすると、自然の成分しか入っていないから、安全だと思う、とおっしゃるんです。

そこのHPの全成分表を見ると、ふつうに、アルコールはもちろんのこと、化学薬品はい~っぱい入っていて、、何が自然なんだか。。。自然のエキスを入れてる、というだけの話です。

しばらくして、店舗はどんどん消えていって、今はたま~に、CMを見るくらいです。

(どうして、急に規模が小さくなったのかは、知りませんが)

まあ、化粧品の場合、「自然派」とか「天然」とか、「無農薬」「オーガニック」とかの言葉が並んで、それを大々的に宣伝されている場合は、疑ってかかったほうがいいと思います。

中には、ちゃんとしたものもあるとは思いますが、基本、自然のものだけでなんて、無理ですから。

例えば、昔みたいに、へちまの茎を切って、ビンにとって、へちま水を化粧品として、使う、というなら、

天然100%ですが、冷蔵庫に入れて、何日持つか、ということです。

また、それで保湿が足りるのか、ということも問題です。

昔から、はちみつを塗ったり、卵白でパックしたり、アロエ・キュウリやレモン・ハーブなど。

化粧品自体がなかった時代の話です。

薬理学が進歩するにしたがって、そのままつけたら、かぶれたり、かえってシミを作ったり、かゆくなったり、などなど、いろいろ副作用もわかってきて、化粧品の開発が進んで、現在に至ります。

自然のものは地球にやさしくても、お肌にやさしいとは限りません。

「うるし」なんて、むちゃくちゃかぶれますよね。野菜や果物の、いわゆるアクも、かゆくなるし、山芋・桃やマンゴー・パイナップルなども、かゆくなる原因です。

口周りがただれたり、かゆみ・赤みが出た患者さんが来られたら、これらの食べ物を食べていないか、必ず聞きます。

昔ながらの、シンプル化粧品で、日本酒にゆずの種とグりセリンを入れて、しばらく置いたのを使う、というのも流行りましたね。(いいか悪いかは、別にして)

日本酒は、天然かもしれませんが、アルコールですし、グリセリンなんて、化学薬品です。

化学薬品の全てが悪いわけではありません。

また、「オーガニック」で、ツルピカになる!とか、こういうピカピカ・ツルツル系の表現があれば、たいてい、ピーリング剤が入ってます。

ピーリングと書くと、恐いといって、買わない方も増えてきたので、最近はあまり化粧品でもわざわざ書かなくなってきました(一昔前は、ピーリングと書いたほうが売れたようです)。

成分表をみると、はっきりと「AHA」と書いてあって、これは典型的なピーリング剤です。

ちなみに、AHAは、さとうきびが原料です。パイナップルとかも酵素がたくさん入っているので、一種のピーリング作用みたいに使われることもあります。

天然イコール安全では、ありません。

その方がピーリングに向いているのかは、肌によっても、体調によっても、季節によっても、全然違います。また、使う頻度や強さも、症状によって、違います。

AHA入りの洗顔石鹸を毎日使って、乾燥するんです、という患者さんが、むちゃくちゃ多いです。当たり前ですね。

ちゃんと表示しないメーカーが一番悪いんですが、メーカーは利益のことしか考えていないことがあるので、「乾燥しやすいです」なんて、死んでも書きません。

自分の身は、自分で守らないと。

先日も、オーガニック化粧品を使っている患者さんのお肌が、すごい乾燥していて、キメが全然なくて、何かで刺激が続いているお肌でした。

お聞きしたメーカーが知らないものだったので、そのあと調べていて、興味深いサイトを見つけました。

「シャンプー格付けサイト」http://www.shampoo-analyst.com/ です。

この日本シャンプー分析研究会というところの、一意見なので、これが絶対正しい、というものではありません。

ただ、化粧品で、一番問題になる、界面活性剤のことが詳しく、わかりやすく書いてあって、大変参考になりました。

そういう観点からみると、ちまたで売っているシャンプーが、どれだけエライことか、違う面が見えてきます。

「オーガニック」とうたいつつ、平気で、合成界面活性剤が入っていたり、石油系のよくないものが入っていたり。。。ウソだけらです。

お使いのシャンプーとか、調べてみてはいかがでしょう。

その上で、値段と買いやすさ・自分の髪にとって、実際結果はどうなのか、で、結論をだされてください。

かなり高めのシャンプーのランクが、ここではかなり低かったり、するかもしれません。

合成界面活性剤がダメ!となると、シャンプー類は、石鹸シャンプーしかなくなります。

私も少し前は、石鹸シャンプーを使ってました。そうすると、地肌への負担は、格段に減ると思います。地肌が元気になると、健康な髪の毛になりやすい、と思います。

ただ、石鹸シャンプーは、かなり毛がきしむので、必ず専用のリンスが要ります。

シャンプー(石鹸自体)がアルカリ性なので、弱酸性のリンスで、中和させないといけません。

そうすると、きしむのが、スッと取れます。

私は、結構リンスをたくさん使うので、すぐになくなってしまい、追いつかなくて、薬局やスーパーの掃除売り場で売ってるクエン酸を、溶かして、薄めて、リンスにしていました。

エコの方なら、ここに、ハーブの精油をたらしたりされるのかもしれません。いい香りが付きます。

弱酸ならいいのでお酢でもいいんですが、匂いが気になるので、クエン酸にしてました(クエン酸、安いので、たっぷり使えます)。

タオルドライしてから、椿油をつけるんですが、それまでの間、やっぱり乾燥するので、牛乳石鹸の無添加シリーズのトリートメントをつけてました。

ずっとこれを続けてましたが(美容師さんには、髪の毛のツヤとかうるおいとか、褒められてました♪へへっ!)、めんどくさくなって(シャンプー・リンス・トリートメントと3段階するのと、クエン酸作るのが)、それで今では、大島椿の敏感肌用アトピコシリーズの、椿油シャンプー(あまり、きしみません)と、牛乳石鹸の無添加トリートメントと椿油です。(むっちゃ、楽になりました~)

市販の大島椿も、椿油シャンプーが売られていて、いいと思いますよ。ただ、アトピコシリーズのほうが、刺激がちょっとマシかな、と思います。やさしく洗うというか。短い髪の毛の方は、一応リンスは要らないそうです。

アトピコシリーズはうちみたいなクリニックで購入するか、ネットで大島椿から買うか、牛乳石鹸の無添加シリーズのトリートメントは、売っていないお店もあると思います。

どこでも絶対買える、という商品ではないかもしれません。

日常使いやすいもの、便利なもの、簡単なもの、となると、何かが犠牲になります。

何を、犠牲にするのか。。。それは、その方の価値感なので、市販のシャンプー全部を否定するつもりはありませんが、素晴らしい!と思って、高いお金を出して買われているものが、実はそんなよくないかも、とは知っておかれたほうがいいかと思います。

石鹸シャンプーと専用リンスは、ふつうのスーパーやドラッグストアで、手に入る、と思います。

ただ、合成界面活性剤に慣れてしまった髪の毛には、最初、びっくりされると思います。手触り(髪触りというのでしょうか)ときしみ具合に!

ふつうのシャンプーが、きしまないのは、シリコンやら、わけわからんもんがいっぱい入っているから、ということが多いです。

どうしても、きしむのがイヤな方は、シャンプーやリンスに、椿オイルを混ぜてみたり、リンスは(必ず専用でないとダメですよ!)たっぷりと!

1~2週間で、慣れてくると思います。

合成界面活性剤をやめるだけで、かゆい方は、落ち着く場合もありますから、悩んでおられる方は、一度お試しください。

これは、シャンプーだけでなく、クレンジング・洗顔フォーム・ボディソープ全般に言えます。

(私は、クレンジングは一切使いません。石鹸成分100%の無添加せっけん(ホントの)だけで、顔を洗ってます(メイクしてても、ウォータープルーフの日焼け止めを使っても)。

うちには、アイメイク専用のリムーバー以外、クレンジングは存在しません。石鹸成分100%というのは、油脂から作った、脂肪酸ナトリウムという、昔ながらの石鹸です。エコのコーナーに必ずあります。「石鹸素地」とかの表示になっていると思います。これは、地球にもお肌にもやさしいです。

ちなみに、うちの洗濯洗剤も、液体石鹸です。合成洗剤は使いません。食器洗いも、石鹸のやつです。手にやさしいですよ。洗剤で、手が荒れる方・手袋して洗いモノをしたくない方は、石鹸のやつに変えてみてください。

クリニックの洗濯モノは、洗浄重視にしたほうがいいのかと、合成洗剤を使ってますけどね。)

衹園祭りから、もう1週間になりますね。

京都は、本格的な夏!ですね~。例年だと、衹園祭りの時は、梅雨が明けきらずに、よく雨が降ったものですが、今年は全然雨が降らなくて、良かったです。

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さて、山鉾巡行の日曜日に、和食のランチに行くことになり、衹園祭りのメインイベントの日に予約が取れるのか、と思って電話してみると、案の定、2軒はいっぱいでした。

3軒目の、木乃婦さんで、なんと!予約が取れました。ラッキー♪ ラッキー♪衹園祭りに木乃婦で、ご飯だなんて!京都満喫です。(震災の影響で、空いているんでしょうか。。)

お願いをしたら、お昼の懐石は、8千円、1万円、1万いくら・・・(上は忘れました)です、と言われ、よろしいですか?と聞かれました。

(ヒョエ~っ!!です。5千円くらいかと思ってました。。。でも、今更断れません。お世話になっている方なので、まあ、仕方ないです。。それに、木乃婦だし、衹園祭りだし、ね。)

「・・・8千円で、お願いします」

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日曜日で、衹園祭り、ということで、お値段は、どうしても上がってしまうんですね。いやはや。。。

当日、11時15分に、COCON烏丸で待ち合わせをしました。

四条烏丸で待ち合わせって、鉾通りまくりのところで、エライ人混みやろな、と思いましたが、仕方ありません。

少し早目に着くようにしたら、山鉾見れました~!

烏丸通りは、東1本規制して、烏丸界隈の山鉾が下がってこれるようになっていて、他の車線は車が通ってます。でも、四条通りは、人も地上では、一切渡れません。ロープが張られてます。

おまわりさん、たくさん、メガホン持って、地下を通るように叫んでおられます。そんな中を、パ~っと渡って行く人、後を絶ちません。「渡らないでくださいっ!」おまわりさん、叫び倒しです。暑い炎天下、大変です。

四条烏丸で、巡行を見たのは初めてですが、烏丸から、四条に曲がる時に、山を担ぎ直して、回ってくださるんですね。観客から、拍手がわき出ました。巡行に合わせて、信号が変わって、烏丸通りを車が走って行きます(すっごい少ないですけどね)。さすが、三大祭りですね。

いくつかの山鉾が、待っている間に見れました。ラッキー♪です。

デジカメを持っていったのに、SDカードを間違えてしまい、写真が撮れません。。。仕方なく、ケータイで取りました。

その後、木乃婦さんに向かいます。

こちら、初めての訪問です。全部、個室なんですね。趣のある、お店です。歴史ありますね~。(ちゃんと中は改装されていて、快適です)

お酒のお値段も良心的で、ビールの後、日本酒をいただきました。(ワインもありますが、グラスでの提供はなく、ボトルでのオーダーだそうです)

お料理の内容、全然知らなかったんですが、鱧懐石でした。鱧じゃ、この値段も仕方ないですね。

衹園祭りの今が一番、京都の鱧は、高いのではないでしょうか。ふっくら柔らかくて、食べごろです。

ちゃんとしたお店で鱧をいただくのは、ホントに久しぶりかも。。

鱧寿司から始まって、色々です。どれも、おいしい~♪ また、食べるのに夢中になって、写真を忘れてました。

ボケボケの写真は、天ぷらです。鱧も入っていて、海老のころもは、ジャガイモになってました。大根おろしではなく、胡瓜のおろしに工夫がされてます。とってもおいしい~。

いや~、京都の夏!って感じですね。良かったです。

お部屋を出たら、ゆかたを着た、たくさんの若い男の子達が2階のお座敷に走って行きます。 鉾のお囃子されてたんですね。今から、慰労会のようです。

お店の前に出ると、鉾が戻ってきたところでした。木乃婦さんの真ン前が鉾でした。今から、後片付けです。

ご苦労さまです。

高くて、貴重なタペストリーは、来年まで、きちんとまた保管されるんですね。

四条通りに出ると、一斉に山鉾が帰ってきていて、新町通りの鉾は、帰り囃子を演奏されてました。

(四条河原町過ぎたら、お囃子が変わるんでしたっけ?)

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山鉾がバラバラに解体されていく、後片付けを見ているのも、面白いですね。

後片付けされているところは、初めて見ました。

今年は、衹園祭りを満喫しました。

                                     

昨日も書きましたが、シワが浅いと、ヒアルロン酸の粒のほうが大きくて、若干なら浅くできますが、特に眉間の場合は、ヒアルロン酸だけでは、患者さんの満足度は、いまいちだと思います。

目元の小ジワも同様に、はっきりした小ジワなら、ヒアルロン酸もいいですが、目元のチリメンジワには向いていません。

かなり軟らかいヒアルロン酸を、目の下全体に、膨らますように注射する方法で、皮膚を伸ばして、チリメンジワや小ジワを改善させる、という方法もありますが、全体を膨らますということは、人相が変わってしまいます。

目の下がくぼんでいる方が膨らませたい場合は、アリですが、そうでなければ、多分患者さんが思っているのとは、ちょっと違うと思いますよ。

うまくいった方はホントにラッキーでしたね。私は、他院でトラぶって、困っている患者さんをたくさん見てきたので、うちでは、その軟らかいヒアルロン酸は取り扱っていません。(目の下全体に入れる、ということもしません)

どうしても、浅目の小ジワやチリメンジワに、注射でなんとかしたい、とお考えの方なら、PRP療法でしょうか・・。

うちではやっていませんが、患者さんの血液をいただいて、そこから、血小板などを抽出して、それを注射する、という方法です。

(クリニックによって、血小板に、他の薬剤など足しておられると思います。やり方も考え方も、もちろん効果もクリニックによって、全然違いますから、説明をちゃんと聞いてから、お願いしましょう。きちんと説明されないクリニックは、もちろんダメです!お金儲けの道具にされるだけです。)

ものすごく簡単に言うと、注射することによって、その成分により、コラーゲンを作る細胞が刺激されて、コラーゲンを作る、というのが、根本的な原理です。

これは、光・レーザー治療も同じです。

何で、コラーゲンを作る細胞を刺激するのか、の違いです。

光・レーザー治療の特徴は、注射ではないので、腫れ・内出血は、普通ありません。特に内出血ですね。うちのは痛くないです。

PRPとかの注射は、入れたいところに針を刺しますから、腫れ・内出血は、覚悟されたほうがいいです。特に目元は、血管も多いので、内出血がもし出たら、ハンパないこともあります。(大事な用事の前には、やめておきましょう)

たくさん刺されるはずなので、痛いです。でも、普通、麻酔のクリームを塗られると思うんですが。。これもクリニックによって、バラバラかも。

これだけ、聞いていると、PRPしたくないと思いますが、注射のいいところは、光・レーザーでは、照射できないところにも、注射できるところです。主に、目元ですね。

目元のどこまでキワに注射してくれるのかは、クリニックによっても全然違うでしょうが、光・レーザー

の範囲を超えて、注射できると思います。

また、有効な成分を直接届かせることができる、というのがウリでしょうか。

PRPをやったから、1回では済まないと思いますが、その人の細胞と、何が相性がいいのか、やってみないとわかりません。

光がいいのか、レーザーがいいのか、PRPがいいのか、選択肢は多いほうがいいですね。

それぞれの長所と欠点を見比べて、その時の自分にあったものをとりあえずやってみる、というのが一番いいと思います。

ただ、コラーゲンが増えるのにも時間がかかりますし、1回で、目で見えるくらい、シワが減るのは難しいと思います。また、何度やっても、消えるわけではありませんから、やる前の目安として、いくらまで、とか、何回までやって、それぞれの様子を比べる、としておくのもいいかもしれません。

私は、ダウンタイムの出る治療が嫌いで、避ける方法があるのであれば、避けたいほうなので、うちでは、PRPはやっていません。

光やレーザー治療(タイタンやジェネシスなど)で、充分だと思ってます。

ただ、それを結構やっていて、ご自分の中で、効果が頭打ちなのかな?という時に、違う刺激に変えてみる、というのはいいと思います。

PRPは、手術とは違うので、すごいリスクはないと思いますが、いいお値段もしますし、内出血は、出る時は出ますから、しっかりカウンセを受けてくださいね。

なんでもそうですが、美容外科とかの広告を、鵜呑みにされませんように。いいことしか書いてないのは、疑ってかかりましょう。必ず、何かしらリスクなり、欠点が、何にでもありますから。

 

ヒアルロン酸のおでこのモニターの方です。

左がビフォーで、右がアフター(注入直後)です。

写真をアップにした時に、赤い点のようなところが、針穴です。

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この方は、眉毛を上に上げるクセがあるので、本当なら、ボトックスをして、ヒアルロン酸を追加する、というのが、一番なんですが、ご年齢が72歳を超えていらっしゃるので、この方の場合、恐らくおでこにボトックスを注射すると、眉毛やまぶたが下がることが予想されます。

そのため、私は、ボトックスは適応としません。(ご本人も希望されていません)

(アラガン社は、厚生労働省に認可してもらう時に、眉間は、65歳以上は適応なしとされています。やはり、下がりやすく、また効きすぎる懸念もありますから、思わぬ副作用が出ることがあります。)

何歳まで、ボトックスを注射してくれるのか、どこにどれだけ、打つのかにもよりますし、医師によって、全く考え方も違いますから、この方のおでこや眉間にも注射する医師はいるかもしれません。

65歳未満の方でも、眉間やおでこにボトックスを注射して、下がったらどうしよう、とか、今まで注射されて下がってしまった方の場合、シワの治療は、主に、ヒアルロン酸注入と、光・レーザー治療、ということになると思います。

ただ、ホントはボトックス打ったほうが、、という場合の、表情ジワは、年齢がいけばいくほど、深くなっているので、光・レーザー治療だけでは、チリメンジワや小じわは良くなっても、深いのは、ちょっと無理です。完全な深~い溝になっていますからね。

ちょっただけでも、ヒアルロン酸で、溝を持ち上げるというか、浅くして、と併用しないと厳しいと思います。

また、どこまで目指されるかにもよりますが、ある程度の若返りは、若い方よりも増えるコラーゲン量が少ないので、その分、回数はいると思います。

ただ、一旦良くなったら、いきなり元の状態まで老けるのには時間がかかりますから、結構次回まで間を空ける方が多いです。

30~40代の方は、ちょっとした差を、とても気にされるので、ついつい、止められなくなるというか、いい状態をずっと保ちたくなる方が多いですから。また、続ければ、結構いい状態を保てて、年齢不詳になっていくので、確かに、止めたくなりますね。

他院や美容外科の誇大広告で、ヒアルロン酸を注射すれば、「シワが消せる」と思っていらっしゃる方、結構いるんじゃないでしょうか。

広告がやりすぎなんですけれどね。

確かに、一見消えたのかな?というくらい、良くなる方、いらしゃいます。これも、あくまで、一見です。

そばによって、見たら、シワは、浅いながらも残ってます。

機械にネジをはめるみたいには、ヒアルロン酸は、シワにははまりません。

浅くするのが、本来の目的で、役割です。

法令線やゴルゴライン・鼻・アゴに入れる場合は、ボリュームアップが目的ですから、入れ過ぎない限り、結構良くなりますが、シワの場合はたくさん入れたから、消せる、というものではありません。

モニターの方の写真を、クリックしたら、アップになると思うんですが、浅くなっただけで、消せません。

シワ1本1本に、ヒアルロン酸で、埋めていくように、注射していきます。

おでこのシワは、長くて、数も多いので、やる前に、麻酔のテープを貼っています。

うちのヒアルロン酸には、麻酔薬が元々入っているヤツですが、皮膚の浅いところを刺していく瞬間は、やっぱりちょっと痛いと思うので、麻酔テープをお勧めします。

ヒアルロン酸をが入ったことによっての、多少のハリ感はあると思います。

これは、直後の写真ですが、しばらくすると、ヒアルロン酸は、水分を吸って、膨らみますから、もう少しなじんで、ハリ感がでると思います。ふっくらするというか。そのおかげで、周りの細かいシワが、ちょっとマシになることも、もちろんあります。ただ、この辺は、個人差ですね。細かすぎるシワに、1本すついれていくわけではないので。

ヒアルロン酸を入れて、皮膚を少し膨らますことで、極端に言えば、風船を膨らます要領で、皮膚が伸ばされますから、その分、、シワが引っ張られて、目立ちにくくなる、というのがあります。

どんどん伸ばされるからと言って、入れ過ぎはダメですけどね。

吸収されて無くなってしまった時、伸ばされてしまった皮膚だけ残りますから、弛んでしまいます。

弛むほど、伸ばしてはいけません。でないと、どんどん入れ続けなければいけなくなって、エライことになってしまいます。

(涙袋を作るために、ヒアルロン酸を入れると、悪く言えば、ブヨブヨとゼリーっぽくなります。お化粧したら、だいぶわかりにくくはなりますが、スッピンだと、ホントにまさにゼリーが入っているように見えます。)

眉間にも少し入れましたが、この写真ではわかりにくいですが(別の時にアップしますね)、若干浅くなった程度です。

眉間は、やはりボトックスを定期的にやらないと、小じわはなかなか改善しません。

ボトックスで、小じわが出来るのを防いでいく、というのが、理想です。

ちなみ使ったヒアルロン酸は、スウェーデンのQ-MED社のレスチレン®です。麻酔入りです。

1本0.5cc ¥28.350 、1本1cc ¥42.000です。眉間だけなら、0.5ccでもいいと思いますが、おでこは、1ccのほうがいいと思います。まあ、どれだけするかにもよりますけど。

今は、眉間・おでこのシワキャンペーンなので、ボトックスとセットにされると、それぞれ10%オフです。

余ったヒアルロン酸は、適応のあるところなら、顔の中の他のところにも使えますから、他のところも気になる、という方は、この機会にどうぞ。

レスチレン®は、法令線・鼻・アゴに入れれることは入れれますが、粒が小さいので、法令線・鼻・アゴだと、吸収が早く、また、入れてる割には、ボリュームが出ませんから、もったいないと思います。

どうしても余って、捨てるくらいなら、というのなら、そういう場所にも試されたらいいと思います。

法令線・鼻・アゴには、パーレーン®やサブQ®のほうがいいです。(一番いいのは、レディエッセ®ですが)

麻酔のテープを追加される場合は、1枚¥1.050です。

(全くの初診の方には、初診料¥2.100かかりますが、処置をされた場合は、お返ししております。)

宵山の土曜日、6時半過ぎにクリニックを出ました。
もっと混んでると思ってましたが、
歩行者天国になっていても、全然歩けました。

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東洞院通りをほんの少しだけ下がったところに、「楽仙僂」という水餃子で有名なお店があります。祇園祭の間、前で商品を屋台みたいに売っておられるのを知っていたので、宵山出発前に、こちらで、ちょっと補充です。
ビールと、水餃子と杏仁豆腐をお店の前の長椅子に座って、簡単にいただきました。
ごちそう様です。さあ、出発です!

動けたのは、長刀鉾の手前まででした。
長刀鉾のところで、みんな写真を撮るので、さすがに全然動けません。まあ、急いでいるわけでなし、のんびり通りすぎます。

そのあと、四条通りを西に行って、いろんな鉾の前を通って、新町通りを北上することにしました。
新町通りや、鉾とかがたくさんある通りは、人の流れも一方通行になっていて、かなりの人です。
歩けますが、人が多すぎるのと、気温も上がりすぎて、熱中症になりそうです。
さっき、ビールを飲んでおいてよかった。。。(お酒だけでは、余計脱水になるんですけどね)
風は結構吹いていたんですが、熱風で、う~ん、ずっと歩いているのは、結構しんどいかも。

どこかのお店で、ちゃんと休憩しようと思って、お目当てのお店が空いているかはわかりませんが、とりあえず、そのお店が新町だったので、進むしかありません。

新町とか室町とか、もともとこの辺は、呉服屋さんとか和装小物関係のお店の多いところで、「くろちく」がこんなに店舗があるとは知りませんでした。どの店舗も、セールをされてました。(入ってませんが)
お目当てのお店のそばまで来ましたが、お店がどこかわかりません。。。仮に、わかったとしても、いっぱいやろな。。と思って来ていたので、やはり四条界隈で休憩するのは、あきらめたほうがいいですね。。
尾池通りまで出たら、翌日の山鉾巡行の観覧席が準備されてました。
炎天下の中、大変ですね。(お手洗いとか、どうされるんでしょうね。。)

御池から地下鉄に乗って京都駅のほうに出ることにしました。
御池は、まあ混んでましたが、座れました。
ところが!四条駅!!恐ろしいほどの人だらけです!駅員さんも「次のにお乗りくださーい!」と何度も叫んでおられましたが、ものすごい人が乗ってきます!
これは、確かに、宵山の日に、ふつうにクリニックを7時までとかやっていたら、地下鉄乗れないな。。。と思いました。
もちろん、五条からも乗ってこられる状況ではありません。
御池から乗って、セーフです。
宵山の日は、四条界隈は、バスもタクシーもダメなので、だいぶ歩いて、タクシーの拾えるところまで、出るしかないですね。さすが、一大イベントですね。

京都駅で、大半の乗車客はJRの中央口に向かって、大量に流れていきました。
県外から来られてる方も、ホントに多いんですね。
でも、思っていたより、外国人観光客の方の姿が少なかったような気がします。。。
やはり震災の影響って、あるんでしょうか。。全然、安全なのにね。

去年も、仕事の帰りに、遠目に、鉾の提灯が灯っているのは見ましたが、まだ明るかったので、そんなに実感ありませんでした。
宵山も、8時とかになると、人は多いですが、提灯の明かりがホントに綺麗で、雰囲気も出てて、久しぶりの祇園祭り、良かったです。。。
(キュウリの屋台が目につきました。初めて見ました。夏だから?)

いや~、宵山、良かったです。。土曜日で良かったです。
体調のいい時でないと、歩くの大変ですが、また時間があれば行きたいですね。
他県のお祭りとは全然違う雰囲気がありますね。なんか雅っていうのか。。
ライブで聞く、コンチキチンが、とてもいいですね。
京都、やっぱり好きですね~。

 

 
 

ブログの調子が悪くて、連休中はお休みいたしました。

宵山や山鉾巡行の写真など載せる予定でしたが、次に載せますね。

衹園祭りでお休みしていた、女性の老け手見えるポイントの続きです。

 

さて、女性の髪の毛ですが、どんどん年をとってくると、髪の毛を長く伸ばしている方って、少ないですよね。その中でも、さらに、キレイな髪の毛で、長い方、というのは、もっと減ってきます。

以前に、年配の方にお聞きしたことがありますが、髪の量も減ってくるし、ツヤもなくなってくるし、メンドクサイし、ついつい短くして、パーマをかけてボリュームを増やしてしまう。。とおっしゃっていたことがよくわかります。

女優の萬田久子さんみたいなキレイな髪の、しかもロングの、一般人、というのは、かなり珍しいですよね。

コシもなくなって、へちゃっとしてしまうので、やはりパーマをかける方が増えますね。

一番髪の毛に悪いのは、前回も書きましたが、ヘアムースなど髪の毛につける化粧品関係だと思います。

パーマ液にしても、ヘアカラーにしても、頻繁でなければ、それほどのダメージはないかもしれませんが(この辺は、どこまでを頻繁と思うのか、とか、肌質・髪質によってもかなり違うと思います)、3か月以上経ってるとか(ホントは、もっと空けるにこしたことないもかもしれません)なら、神経質にならなくてもいいのかも。

でも、地肌に液が直接付くのは、やはりおススメしませんね~。

(その点、ヘアマニキュアは、落ちやすい、という欠点はありますが、地肌には、ほとんど付かないため、ダメージはだいぶマシだと思います。

私は、白髪が昔から多くて、月1回、美容院でヘアマニキュアをしてもらってます。最初に、ヘアカラーをしたら、やっぱり1~2か月くらいで、もう白髪が気になって、予約を取ろうとしたら、美容師さんに止められました。短期間にやると、地肌どんどん傷んで、頭の毛穴とか年いくと、広がったり、老化が早くなりますよ、と。ホントかどうかの科学的な解明はしてませんが、一理あるな、と思いました。

いい美容師さんというのは、髪の毛・地肌に悪いことは、ちゃんと止めてくださいますよね。それが大切です。美容院としたら、お客さんが望むなら、その通り止めずにやれば、その分、儲かりますが、その方の立場に立って、勧める、というのが大事ですよね。

また、長年、いろんな方の地肌・髪の毛を見られてますから、無茶をされている方の髪の毛・地肌がどうなっているのか、というお話もしてくださいました。

ヘアカラーは、皮膚科でも、かぶれて受診される方、多いですからね~。一応、初回はパッチテストがやる前に、するように指導がある(市販のモノにも必ず書いてあります)と思いますが、ほとんどの美容院でされていないと思います。

ご心配な方は、パッチテストをされてから、するほうがいいと思います。

私の行っているところは、初回の時、そんな同意書みたいなのにサインを求められたと思います。もちろん、希望されたら、テストもしてもらえます(希望しません、に丸をつけました)

その点、ヘアマニキュアは、地肌につかないから、極端な話、1週間後にまたやってもいいそうです。

1週間で、染めにいきませんが、月1回行ってます。ホントは、3週間くらいで行きたいんですが、心斎橋まで行くので、ちょっと無理です。。。)

まあ、たまにする分には、カラーリングも女性をキレイに見せるための手段ですし、何より女性自身が一番喜ばれるので、やりすぎでなければ、精神衛生上、とてもいいと思います。

やっぱり美容院でキレイにしてもらうと、元気になれるというか、時間かかっても、いいものですよね。

でも、普段毎日使う、ヘアケア用品って、ホントに毎日ですよね。

10年以上前に、ヘアムースとかをよく使っている時期がありました。シャンプーやリンスも、普通のスーパーで売っているようなヤツです。

そのうち、どんどん髪の毛にツヤが無くなってきて、枝毛や切れ毛が増えて、ムースを使わないと、ツヤで出ない、という悪循環に陥ってました。

ふとしたことから、高校の時に読んだ「危ない化粧品シリーズ」のことを思い出し、ムース系をほとんど全て止めて、椿オイルに変えました。

昔に、TVの「伊東家の食卓」みたいな番組でやっていたと思うんですが、ガムが髪の毛のくっついてしまった時とか、フローリングにクレヨンだかマジックで、落書きされてしまった時だったか、なんかで汚れた時に、ヘアムースをつけて拭くと、キレイに取れる!というのをやってました。何種類か、いろんなパターンがあったと思います。

何故、ヘアムースとかが効くのか、というと、「これは、界面活性剤という洗剤の塊なので、よく何でも落ちるんです~」とか言っていて、「すご~い!」とかなってましたが、誰もツッコミません。。

そんなの、髪の毛につけても、大丈夫なの。。?

TV見ながら、そうそう、と思っていたのは覚えていたんですけどね~。

髪の毛にツヤがない、枝毛が多い、など髪の毛自体のトラブルを気にされている方は、とりあえず、ヘアムースとかウォータースプレーみたいなの、止めてみましょう!

イベントのために、その日だけたまたまとか、ごくたまに、というのであれば、それほどまでの痛まないかもしれませんが、つける回数は、少ない方がいいに決まってます!

私が、そういうのをつけることって、美容院に行った時に、ヘアクリームとワックスを少し塗られるくらいで、普段は椿オイルだけです。一応、ヘアクリームやワックスも、置いていますが、ごくごくたまに(何かあった時に)使うくらいですね~。

今、資生堂から、椿オイル配合のシャンプー出てますね。ウォータースプレイも。シャンプーは使ってませんが、ウォータースプレイは、使いやすくていいかな、とつい買っちゃいました。

オイルそのままで、塗りすぎちゃうと、ベタベタになることがあるので、スプレーって、量の調節がしやすいですよね。

買ってから気づいてしまったんですが、基本、水と油は混じりません。ということは、この基材の水に、椿油が混じるわけがない。ということは、何か界面活性剤系のものが入っている、ということか。。。

しまった。。うかつでした。。ちゃんと調べたわけではありませんから、どうやって混ざっているのかは、わかりません。でも、便利なモノっていうのは、要らないモノが入っていることが多いんですよね。

そういう混ざったものしか、ない時は仕方ありませんが、混ざっていないものが手に入るなら、断然そちらのほうがおススメです。

この、オイルウウォーター、結構新品のまま、洗面所に置いてあります。いつか無くなるのかな。。

これはこれで、アリだと思いますが、私は、ただのオイルで良かったな、と思いました。

髪の毛の保湿やツヤ出しは、ホントに椿オイルそのままでいいと思います。ベタベタして困るのは、つけすぎるからなので、慣れればつけすぎないようにできます。

椿オイルは、主成分のオレイン酸トリグリセリドが、皮脂にも含まれている成分のため、非常に皮膚になじみやすいオイルです。

シャンプー前に、これで頭をマッサージすると、汚れも取れやすくて、気持ちいいので、お勧めです。

詳しくは、大島椿のHPまでhttp://www.oshimatsubaki.co.jp/index.html

大島椿、昔からありますよね。手っ取り早く、髪の毛の保湿をしてくれると思います。しかも安全に。

医療用だと、この大島椿の会社から出ているアトピコシリーズもおススメです。

乳液やクリームの一部には乳化剤が使われていると思うので、もしそれも心配・・という方は、そのままオイルを塗るのがおススメです。アトピコシリーズのオイルは、精製度合いが、ものすごくいいので、もちろん皮膚にもそのまま塗れます。贅沢シリーズです。その割に、値段は、それほどしませんから、クリニックに来ないと無理です(大島椿のHPのオンラインから買えるようです)が、刺激のないところがおススメです。

クリニックに、一通りのサンプルセットがまだあったと思います。ご希望の方は、おっしゃってください。

今の季節だと、よほどの乾燥肌の方でない限り、オイルを直接肌に塗るのは抵抗感があるかもしれません。無理して、もちろん肌に塗ることはありません。自分にとって、塗りやすいモノ・気持ちのいいモノを使う、ということが一番大事です。

でも、髪の毛だったら、今の季節でも、全然OKですよ~。

 京都に、「かづら清」という、椿オイルのお店があります。

とても可愛らしいパッケージで、椿オイルのいろんな化粧品が置いてあります。衹園の本店は、いつもお客さんで賑わってますね。

私も、一度こちらの「香る椿」という椿オイルを買いました。パッケージがキレイだったのと、椿油以外に、ハーブの精油が入っていて、それが香るんですね~。IKOKOさんご愛用、とかなんとか書いて貼ってありました。

確かに、ハーブのいいニオイがして、いい感じですが、やはりその分、お値段に反ってきます。

大島椿でいいかな。。アトピコで。。

お肌の弱い方は、ハーブの精油でかぶれることもありますから、椿オイルのみ、というのを使ってくださいね。精製度合いもいいヤツをお使いください。(そういう意味では、アトピコはお勧めです)

お肌が普通の方は、まあ、好みで椿オイルを選ばれてもいいと思います。

「かづら清」さんは、いかにも京都らしい店内で、中を覗くととても楽しいです。一度、ご覧になってください。

昔ながらのモノって、いいモノは良いですね。安全だし。ただ、それを材料にして化粧品に使われた時は、添加物によって変わってきますから、できれば、試してから買われるほうがいいですね。

髪の毛は、外からつけるものだけでなく、もちろんシャンプーやリンス・トリートメントも大切ですが、とりあえず、今回は、ヘアムースを止めて椿オイルを!というお話です。

次回、シャンプーの話をいたします。

一番右が、長刀鉾の厄除け粽です。

早速、去年の古いのははずして、新しいのを飾りました。

一番左は、今キャンペーンでお渡ししてます、三條若狭屋さんの「祇園ちご餅」です。

年中買えますが、今がかき入れ時でしょうか。大丸では、入口入ってすぐのところで、山のように売られています。

シンプルだけど、いらないものが入っていない、優しい昔ながらの味がして、大好きになりました。

いくらでも食べれちゃいます。恐ろしい。。。

真ん中のは、買ったらくださる個別包装紙です。衹園祭りの絵になっていて、とても京都らしいお菓子ですね。見た目も楽しめます。

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土曜日の宵山と、何故か日曜日の山鉾巡行の日に四条烏丸界隈に行くことになりました。

宵山がどれくらい混んでいるのか、久しぶりに味わってみたくなったんです。ホント~に久しぶりですね~。

山鉾巡行の日は、たまたまランチをすることになり、和食が食べたい、というので、いくつか電話したところ、予約が取れたんです!こんな日に予約が取れるなんて、やはり震災の影響で、観光客の方々、減っているのでしょうか。。

昨日、ボトックス®のアラガン・ジャパンの方とお会いしたんですが、京都のホテルが空いていたそうです!

どこのホテルにしろ、ランクに関わらず、この衹園祭りの最中に、京都のホテルが空いてるなんて、信じられません。やはり、震災の影響ですね。。

通常、この時期と五山の送り火の時は、ホテルが取れなくて、滋賀や大阪に宿を取って、京都に出てくる、というのが遠方から来られる方の方法ですが、それが空いてるとは衝撃でした。。

京都は、観光で持っているマチなので、経済の行方が心配です。やはり地元に元気になってもらいたいですね。

(この時期(ホテル代が高くなりますから)に、京都出張を許可するアラガン・ジャパンって、太っ腹ですね~。優雅ですね~。衹園祭りに、京都出張とはいい会社ですね。アラガン社は、安泰ですね。さすがトップブランドは違います!)

 

今年は、節電の影響で、どこに行っても、扇風機が売り切れだそうですね。

1か月待っても、入ってくるのかどうかもわからないそうです。

電気屋さんに行っても、扇風機売り場は、空っぽで、場所だけガラ~ンと殺風景です。

ダイソンの扇風機、6月初めくらいに見に行った時に、すでに売り切れで、「予約承ります。7月1日以降」と、そこの量販店はなっていました

予約してまでな~、と思っていると、家のそばの家電量販店には、普通に売っていた、と家族から聞き、あるところにはあるんだ~、と思って、そのまま買いに行けないまま。。。

何やかやとと理由をつけて買わないのにはワケがあるんです。。

ダイソンのこの扇風機、デザインもよくて、羽がないから、掃除も楽で、安全なんですが、とっても!とっても!高いんです!!定価¥54.000!

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扇風機の値段じゃないですよね。普通の扇風機の10倍です。

3万出せば、冷風機が買えます。う~ん・・・。と決断を悩んでいる間に、ますます世の中から扇風機が無くなっていきました。

クリニックに来られた方は、ご存知だと思いますが、パウダールームがL字型になっているところに設計されてますので、空調がもひとつ届きにくのかと。去年の夏のお天気のいい日はメイクの長い方だと、エアコンの効きが悪かったんじゃないでしょうか。

(患者さんと、パウダールームでおしゃべりしていて、初めて気付きました。。すみません。。業者さんから、最初の説明では、充分空調が効くと聞いていたものですから、すっかり安心してました。気付いた私が、その後別の業者さんにお聞きしたところ、無理なことが判明しました。去年は結局、他の部屋のドアを開けて、は空調を巡回させました。)

今年は、やはりそれでも暑い日もあるだろうと、サーキュレーター(扇風機)を探していたところ、やはりダイソンがデザインは一番ですね~。いろいろ他のを見ましたけど、う~ん。。。

機能としては、除湿もできる冷風器が一番いいのはわかってるんですが、パウダールームの後ろに置くとなると、大きいのは困りますし、また冷風器がすぐ後ろからだと、メイクが長いと、女性を冷やし過ぎるかな。。と考えました。ダイソン、スリムで、場所取らないんですよね~。

それで、結果的にダイソンで!と決めたんですが、どこにも売っていません。。。出遅れました。かなり。。。

ネットで探しても、全然なくて、ホワイトシルバーがいいんですが、全くなし。。

そうしてるうちに、梅雨が明けて、本格的に暑くなっちゃう=と思ってる間に、ネットストアでもチラホラ出てきたんですが、なんと!定価より値上げしてる!

7万前後や7万以上です!なんじゃ、こりゃ!「在庫アリ。すぐに発送できます」。。。

そこまでしていらないや~。定価より上げるなんて!!

そしたら、ソフマップの楽天市場で、定価(送料込で、しかも定価で納まってます)です。

何かの間違い?確かめなきゃ!と思っても、慌てていて、早くクリックしなきゃ!と確認も中途半端に、多分大丈夫だろう(偽物ではないだろうと。一見、そっくりのダイソン風の扇風機、ネットで売ってるんですよね。)とクリックしました。

確認メールも確認しましたが、ちゃんとダイソンの欲しかった品番です。

今日届いて、ちゃんと動きました(当たり前ですが)。持ってきてくれた佐川急便のオニイサンが、「いいな~。いいな~。これ、むっちゃ欲しい~。」と言ってはったそうです。

音がうるさい、、と聞いてましたが、確かに、寝室で寝る時に、風量を強くしたら耳障りかな、と思います。日本製の扇風機のほうが、「強」にしても、まだ静かかな。。風量小さくしたら、スゴイ静かです。

どう使うか、ですが、パウダールームでは気になりません(と思います。患者さんの意見ではないので。)

風量は、MAXにしたら、結構出ます(思ってたより。出ない、と聞いていたので)。ただ、扇風機ほどではないです。

でも、パウダールームには、うちはそんな風量要りませんので、全然OKです。

ダイソンの場合、まさにサーキュレーター(空気循環)ですね。日本の扇風機と全く同じように考えて同じように使うつもりだと、アレっ?って、思うかと思います。

組立もラクで、掃除もラク♪すぐ後ろに、観葉植物があっても、羽がないから、葉を巻き込む心配もなく、嬉しいです。

ご購入をかんがえていらっしゃる方、どうぞパウダールームで、ゆっくりご覧ください。

ボタンもむっちゃ簡単で、今の扇風機って、どんどんいろんな機能がついて、ボタンだらけでめんどくさいことがありますが、ダイソンは、ホントにシンプル(いい意味でも悪い意味でも)。

結果、大満足です♪

ちなみに、自宅に買うかは検討中です。自宅には、もともと持っていた扇風機だらけで、大小併せて、4台以上あります。それはまさに扇風機として、風を送ってもらってます。それに慣れちゃうとね~。数は足りてるし。。(扇風機の掃除には、うんざりしてますが)