プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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当院も、開院して1年4か月が過ぎました。

だんだん、皆さんに認知もされてきて、嬉しい限りです。

そうなってくると、他院で処置された方っていうのが、結構うちにもいらっしゃいます。

まあ、患者さんは、いろいろなクリニックを回られて、一番自分に合うクリニックが見つかるまで、探し続けるものです。

その時の肌の状態や、やりたいことによったら、専門が分かれてきますから、一つのクリニックだけで、一生いける、ということのほうが少ないかもしれませんね。

とあるクリニックがあるんですが、そこからは、かなりの数の患者さんが流れてこられます。

「なんかイヤになったから、変えてみようと思った」という方や、「ちっとも良くならない」「説明がなかった」「お金のことばかり」「流れ作業だった」などなど、合わないから変えられみたわけなんですが、以前に来られた方が、そこが、私のしているスキンケアのやり方をそっくりそのまま、マネをしていますよ、と教えてくれた方がいらっしゃって、文言が全く同じだから、気付いた、とのことです。

でも、私のブログとかを見られて、カウンセを受けてみられて、マネされましたよ、と言ってくださったわけです。

どの業界ではよくある話ですが、気になる商売敵(?)は、偵察に行って、何か盗んでモノにする、ということって、ありますよね?

飲食店なんか典型的だと思うんですけど、他に行くと、客観視できて、相手のアラもわかりやすくて、学ぶことも多い、みたいな。特に、流行っているお店に行くと、何故流行っているのか、勉強になることって、多いですよね。

美容医療業界でも、他院を偵察に行くことはあると思います。

むか~しに勤めていた美容皮膚科も、スタッフが偵察に行ってましたし、(行ったら、レポートを書いて、ミーティングで勉強したりするんです)、他院から偵察に来られこともありました。

(何故わかったかというと、2人組みで来られ、お互いよそよそしく、敬語で話しされていて、初診料がかかるとわかったら、どこかに電話して、許可をとっておられたんです。結局、領収書がもらえないから(クリニック名がわかるから)、カウンセを止めて帰られました。スタッフが後で調べたら、連絡先がよそのクリニックの電話番号そのままだったそうです。お粗末な偵察でした。)

私もカウンセしていて、プロ(同業者)かな~?と思うことはたまにありますが、本当の同業者(エステ・化粧品会社関係者・医師・看護師などの医療関係者)の方のご来院が多いので、偵察なのかと勝手に思って、気を抜くわけにもいきませんから、私の治療方針に賛同していただける場合、みっちりスキンケアから、お肌にいいことを吸収して帰っていただくつもりで、皆さんにお話してます。

どうも、その中に、そこのクリニックのスタッフが混ざっていたんでしょうね~。

私が患者さんにお勧めしているスキンケアは、もちろんどなたでもマネしてくださってよくて、むしろどんどんやってほしいくらいです。

私一人で、正しい(と私が思っている)スキンケアを広めるのには、限界があります。

だから、そこのクリニックに来られる患者さんにも、正しく(?)広められているのであれば、それはそれで、いいんですが。

先日、またまたそこから流れてきた患者さんが教えてくださったんですが、そこの肝斑治療のことなんです。

そこは、もともとレーザートーニングを肝斑にされていました。

うちとは、全然治療が違います。うちは、光治療のフォト(ライムライト)を使った肝斑治療です。

でも、フォトだけあてるということは絶対しませんので、もちろんスキンケアと飲み薬・塗り薬・イオン導入とセットになっています。スキンケアをされない方は、よくなるわけがないので、治療をお断りしています。

それを、また中途半端にマネたらしいんです・・・・。

うちは、光・レーザーは全部私が照射しますが、そこはもちろん看護師さん(多分。医師ではないです。エステティシャンではないでしょう、違法ですから。)が照射されます。

そこには、ライムライトはなくて、フォトRF(オーロラだったと思います)なんですね~。

皆さんは、「フォト」と聞くと、どこのメーカー(もちろん、医療機器の話です)でも、同じと思っておられるかもしれませんが、メーカーによって、機械の能力自体にも、とても差があります。

また、「フォト」と一言で言っても、光の種類が違うんですよね~。

ライムライトやフォトフェイシャルを使って、うちみたいに肝斑治療をされているクリニックが、日本にはいくつかあります。でも、ほとんどのクリニック(全部と言ってもいいかも)が、フォトRFの種類の光は、肝斑治療には使いません。落ち着いてからなら、される場合もあるかもしれませんが、全然光が違うんですよね~。

ライムライトやフォトフェイシャルのいいところは、光の種類が変えられるところです。特に、ライムライトは、ボタン一つで簡単に設定を変えられるので、施行する側からしたら簡単なので、マメに設定を変えてあげられる、というのが、患者さんにとってのメリットです。

極端な話、ここは肝斑用・ここは色白用・ここは色黒用、赤み用、などなど、必要であれば、1発ずつ変えることができるんです。

研究会でも、フォトを使って、肝斑治療をされている先生方の発表でも、フォトRFの種類の光は、悪化の可能性があるので、お勧めされいてませんでした。

ちゃんとそういうことをわかった上で、されている先生は、もしかしたらいるかもしれません。

ただ、その場合、途中で悪化することがあるので、そういうことまで、説明をちゃんとされているんだと思います。

そういうこともわからずに、うちのマネをして、フォトRFを肝斑にあてたら、ダメですよ~。

その患者さんは、最初は、肝斑だからとトーニングを勧められいたのに(患者さんがフォトがしたっかったそうです)、次にいったら、いきなりフォトRFになったそうです。???

しかも、最悪なのが、そこはコースがあるんですが、(コースなので、最初にお金を払います)、しかも薬代は別なので(しかも高額)、患者さんは、途中から飲むのと塗るのを止めたそうです。

飲んでいないのを看護師は知っているのに、(もうコースのお金は払っているから)そのままフォトRFをあてたそうです。

飲まなくても、やってくれるなら、誰も薬買いませんよね?なんで、じゃあ、いるの?となりますよね。

そのうち悪化して、やっぱりおかしい、と思って、うちに来られました。。。

薬を飲んでないのに、フォトRFをあてるなんて。。。考えられません。。。

きっとそこは、フォトを弱くあてればいいんだろう、くらいにしか思っていないんだと思うんですよね~。

弱くすれば、いいってものではないんですけどね。

(ちゃんとした先生で、薬を飲まさずに、フォトを肝斑にあてている方を知っています。ただ、それだけでは治療に限界があるんです。もちろん、その先生は、そういうことも全部わかった上で、患者さんにきちんと説明されて、施行しておられます。)

それに、フォトを使った肝斑治療というのは、知識と経験だけでなく、設定ひとつ・あて方ひとつで、悪化する危険もあるわけですから、私は、医師があてないとダメだと思うし、看護師では無理だと思います。

薬なしであてられた患者さんは、飲まないと悪化すると知っていたら、ちゃんと飲んだのに、とおっしゃっていて、そこでは、そういう説明は全くなかったそうです。

(もう、お金払っちゃってるから、そこのクリニックから、同じですものね。もめずに、時間もかけずに、早くコースを終わらしたかったのかもしれません。)

あちゃちゃ~、な話です。

中途半端にマネするなよ~!と思います。

結局、そんなことしてると、キレイには患者さんもならないので、どんどん、そこから離れていくだけなんですけどね。

また、ひとつおかしいのが、うちのスキンケアのやり方を盗んだ、という割に、そこから流れて来られる患者さん、皆さん、お肌、いけてません。。。結構なお金を、そこのクリニックで使われたというのに。。。ああ~、もったいない。もったいないお化けが出ますよ~。

最初に言って、そのままほったらかしなんですね。患者さんが正しいスキンケアを続けておられるのか、ちゃんとチェックしないと。

患者さんが守ってやってます、と言われても(実際、言われるんですが)、お肌が、その割にキレイになっていかない時は、まだ何か、患者さんがおかしなこと(ご本人は、肌にいいと思ってやっておられるので、止めないわけです。自分のしていることが、ダメとは夢にも思っていないので)をされている場合があるので、とことん、日常使う化粧品・塗り方などの徹底解明になります。

すると、いくつも出てくることもあるし、決定的なダメなことが見つかることもあるんです。

ホントに、正しくスキンケアしてもらって、続けてもらうのって、時間も手間もかかるわけです。

もちろん、患者さんだけでなく、こちら側の熱意と情熱も。

同じマネをするなら、そこまでマネをしてもらいたいものです。

脂性で、毛穴の汚れ・つまりを気にされている方、皮脂を抑えたいと思っていらっしゃる方の多くが、一度は、ピーリング系をなにかしらされていることがあります。

本当の脂性の方はいいんですが、脂を取ることばかりしてしまって、そのせいで、乾燥する→お肌はよけいに脂を出す→また、脂をもっと取りたくなる→もっと乾燥する→・・・・と、どんどん悪循環にはまっていく話は、前回しました。

そういう方の場合、どんなにピーリング系がしたくて、お肌が元気になるまで、グッと我慢です。

でも、皮脂は、まだまだ出てきますよね。

皮脂の中の、オレイン酸という酸が、毛穴のところの角化異常というのを起こします。

そのせいで、毛穴はすり鉢状に、凹んでしまうわけです。

皮脂は、確かにお肌にとても大切なものですが、出過ぎた皮脂は、たくさんのオレイン酸を含んでます。

脂性の方のほうが、毛穴の開きが目立つのは、そのせいなんです。

と、エラそうなことを書きましたが、これは全て、資生堂の研究所が発見され、学会発表されたことです。

「皮脂を取る」「皮脂を減らす」という考え方ではなく、皮脂が悪いのではないので、悪いのはオレイン酸ですから、オレイン酸をやっつければいいわけです。

そこで!資生堂研究所が見つけたのが、グリシルグリシンです。

これは、特許を取られたはずです。

このグリシルグリシンを毛穴の目立っているところに塗ると、このすり鉢状になっていくのを抑えてくれる働きがあります。

まあ、早い話が、毛穴の開きの救世主なわけです。

これだと、お肌が乾燥していても、このグリシルグリシン(以下、GGと呼びます)を塗ってあげると、皮脂を減らすことなく、よって乾燥をひどうさせることなく、毛穴の開きを改善してくれるという優れものです。

乾燥肌がベースにない、本当の脂性の方には、私も、ピーリング系をして、毛穴掃除・大掃除などやってもらいます。

ピーリングの石けんで、ある程度、続けて、皮脂を抑える・減らす、ということも必要な方も、いらっしゃいます。

でも、乾燥肌の方は、同じことしちゃ、ダメです。

夏場の、汗も皮脂も多い時なら、乾燥肌の方にもピーリング系(状況に合わせて、強さ・頻度を選びます)をしてもらいますが、今からの季節、ほとんどいらない可能性大です。

これからの時期、脂の取り過ぎ・ピーリングは、お肌をどんどん傷めることがありますからね。

それでも、皮脂は毎日出るので、出る限り、オレイン酸で毛穴は開きます。

そんな時は、資生堂ナビジョンのGGシリーズだけは、必ず勧めています。

乾燥の邪魔しませんからね。

1日2回、化粧水の後に、GGエッセンス(ジェル状です。1本¥3,150です)を塗って、その後は普段通り。

週1回(気になるなら、2回してもOKです。)GGマスクを足す、という形が理想です。

ついでに、クリニックで、GGのイオン導入ができれば、もってこい!ですが、当院で、GGのイオン導入は、1回¥5,250です。GGマスクも5枚入って、¥5,250 です。

同じ¥5,250なら、マスクのほうがお得です。

そりゃ、濃くて、効果的なのは、イオン導入ですが、お金もかかるし、クリニックに来ないといけないし、とメリットもあれば、デメリットもあります。

どう組み合わせされるのかは、患者さん次第ですが、低予算で、というなら、まずはホームケア中心で。イオン導入は、とっておきにおいておきましょう。

だって、皮脂は、おばあさんになって、皮脂が出なくなるまで、続きますから、毎日のお手入れが大事です。

ごくたまーに、濃いのを導入してあげるのは、いいことですが、良い状態を維持したければ、続けることが大切です。

 GGマスクは、保湿のヒアルロン酸も入っているので、とても気持ちいいです~♪

そのうち、乾燥肌も落ち着いてきますから、GGだけで物足りなかったら、また、その時点で、他の治療を考えましょう。

お肌は、一刻一刻変わっていきますからね。

「毛穴」だけに、注目しちゃうと、他のことが見えなくなってしまいます。

一番大切なのは、バランスなので、少し離れて、様子を見てあげましょう。

化粧品のCMのモデルさんの肌みたいには絶対なれませんから(CGで修正入ってますから。あんな人間の肌はありません)、完璧を目指すのは止めましょう。苦しいだけです。

「自分なりの、機嫌のよいお肌」を目指して、(あまり気にし過ぎないのも、大事ですけどね。)長~く、うまく付き合っていってあげましょう。まだまだ、皮脂は出ますからね~。

(決して、皮脂腺を破壊するような治療を受けるのは絶対ダメですよ!脂腺肥大とか増殖症とか診断されたら、話は別ですが、普通の方の脂腺は、壊したら、もう戻りません。年々、皮脂は放っておいても、減っていきますから、今から減らしちゃったら、早く老けてしまいますよ~。)

脂性・毛穴の開き・つまり・角栓でお悩みの、かなりの割合の患者さんが、洗顔や化粧水に、ピーリング系のものをお使いでした。

毛穴角栓や汚れ・脂が気になるから、そういう毛穴掃除用の、クレンジングや洗顔フォームで、洗顔されています。

ひどいエステや化粧品メーカー(というより、担当者?)になると、それで、マッサージ(!)までさせるんです。

クレンジングは、ピーリング剤が入っていなくても、お肌に一番悪いモノです。洗剤と同じくらい、肌に悪いと思ってください。

そんなものを、5分も10分も顔にのせたままで、マッサージしてる方も、結構いらっしゃって、しかも、エステでそう言われたから、とか。。。

そんなエステ、もう最悪です~。

お肌は、ボロボロです。。。キズ口に塩を塗り込むようなものです。クレンジングで、角質のバリア機能が弱くなっているところに、さらに、その悪いクレンジングを擦り込むわけですから。考えただけで、ぞっとしちゃいます。

そりゃ、乾燥もしちゃいますよ~。

(悪いのは、そんなやり方を勧めるエステや化粧品の販売員なんですけどね)

じゃあ、どうすればいいのか、です。

とりあえずは、そんなアドバイスをした人の言うことは、一旦キレイに全部忘れてしまいましょう。

さて、そこで次、です。

化粧品カウンターで言われた、「脂を取るから、よけい脂が出るので、取っちゃダメですよ」というのは、これは、ある意味正しいんです。

皮脂というのは、分解されて、保湿成分に変わります。天然の保湿剤で、自分のためだけに、体が開発というか、出してくれたものです。

よく、スクワラン(サメのオイル)や椿オイルがお肌にいい、と言われるのは、人間の皮脂に近い物質だといわれているからなんです。

自分で、皮脂が出せなくて、あるいは量が少ない方は、他のモノ(自分の皮脂以外のモノ)で補ってやらないといけません。

いわゆる、保湿ですね。

だから、本当の脂性の方や普通肌の方って、洗顔後も、(普通の石けんだったら)つっぱらないし、昼間も乾燥してるな~、と実感されることって、少ないと思います。よほど、湿度が下がっていたら、そういう方も(私もそうですが)、乾燥感を感じることもあるでしょうが。

(中学の時、もちろん脂性バリバリの時です。夏に乗鞍岳に登った時に、一泊した山小屋で、肌がサラサラになっていて、山ってスゴイ!ずっとここで暮らしたい!とのんきに考えたのを、思い出しました)

きついクレンジングや、毛穴掃除用のクレンジングで、脂を必要以上に取ってしまっているんです。

ごくたまにだったら、大丈夫な方もいますが、それを毎日するから、皮脂掃除・皮脂除去とバリア機能破壊という結果のため、ガサガサになって乾燥して、お肌は悲鳴を上げているわけです。

それでも、体は、なんとかしなくちゃ!と思っているので、必死になって、脂を出す、という悪循環にハマっているわけなんです。。

そういう方の場合、Tゾーンや鼻のところの毛穴の開きは、そうでもないんですが、頬の毛穴が結構すり鉢状に、すり減っていて、開きが目立っていることがあります。

皮脂の中には、オレイン酸という酸があって、これが、資生堂の研究で、すり鉢状の毛穴の原因になっている、ということがわかりました。

(改善するための商品が、ナビジョンのGGシリーズです。詳しい話は、過去ログか、次回に。)

皮脂がどんどん出てくるので、毛穴はオレイン酸のせいで、余計に大きくなって、目立ってしまい、気にされて、ますますきついクレンジングやピーリングに走るという悪循環。。。恐ろしいです。。

そこまでして、ピーリングをするくらいなら、脂取り紙のほうが、どれだけマシなことか!

出た脂だけ、オレイン酸が毛穴を開かせるまでに、吸ってしまえば、いいわけですから。

(吸い過ぎは、もちろんダメですよ~。何事も、ホドホドに。)

ピーリングは使ってない、という方、かなり多くいらっしゃいます。

ですが、お肌は、ピーリング系をやり過ぎた方と同じような、バリア機能の破壊された、混合肌で、赤みがあって、おかしな光り方をしていて、キレイなツヤのない方々です。

何か、お肌に、絶えず刺激があるな、と私は考えます。

「ピーリング」と書いてなくても、ピーリング系の化粧品というのは、山ほど売られています。

少し前は、「ピーリング」と書いてあれば、売れたようですが、今は、「ピーリングは恐い、良くない」と思う方もいらっしゃって、わざと(?)書いていない商品も、とても多いです。

「毛穴掃除」「くすみを取る」「白くさせる」「生まれ変わらせる」などなど、こういう表示は、必ずと言っていいほど、なんらかのピーリング剤が入っています。

レチノール系も、ピーリングと同じと考えてください。

(一部、ピーリングではなく、美白成分のおかげで、「白くさせる」という表示があるものもあるとは思いますが、混ざってることもあるので、必ず購入前に確認してください。お店の人に聞いても、ウソをつく(あるいは、ホントにわかっていない)こともあるので、メーカーに直接聞くのが、一番だと思います)

私は、絶対ピーリングなんて、弱いモノでも、毎日やったらダメ!だと思っています。

(レチノール系は、濃度や種類にもよるので、必ず用法用量はりましょう。

ちゃんとしたメーカーーのモノは、「1か月の集中ケア」とか必ず書いてあります。

低めの濃度で、ず~っと使わせるエステや化粧品もありますが、1か月を超えてまで使う場合は、かなりの注意が必要です。

知らない間に、肌の赤みが出てきたり、トラブルが増えたりしますから、ちゃんとレチノールのことをわかっているところから、購入するのが一番です。

何かあったら、専門の医師に、お肌を診てもらってくださいね。)

まあ、続けてできるとしたら、かなりの脂性の方でしょうし、大人の女性では、ものすごく少ないと思います。

昔、私も、毎日ピーリング石けんを使っても、全然乾燥もなく、へっちゃらだった頃もありますが、その代わり、キメは荒れていただろうな~、と思います。

(その頃に、キメのチェックをしていないので、わかりませんが)

ニセモノの脂性とは言いませんが、ホントは、そこまで脂性ではなかったのおに、脂を出さざるを得なくなって、脂性が混ざってしまったという方は、洗顔後の乾燥感が、ものすごくひどいと思います。すぐに、保湿かなにかつけないと、いられないくらい。

そういう方は、どんなに毛穴が気になっても、まずピーリング系を一切止めましょう。

そして、まず、健康な肌に戻してあげましょう。

湿疹とか乾燥肌のひどい方の場合、クレンジング(ピーリングじゃなくても)も止めるように、お勧めしています。

ファンデーションなどの化粧まで、女性に止めさせるといのは、酷な話であり、反ってストレスにもなる場合もあるし、止めてくださいと言ったところで、その方が守るかどうかなんて、まあ、無理でしょう。

(それでも、かなりひどい場合(ヒリヒリやかゆみ・赤み・湿疹など)は、私でも、ファンデーションなどの化粧品(基礎も含めて)は、止めてくださいと言う時があります)

でも、クレンジングだけ止めるのって、簡単なんですよね♪

(アイメイクは、専用のリムーバーがいりますよ)

一般でよく売られているクレンジングは止めて、石けん成分100%の石けん(牛乳石鹸の無添加シリーズ・玉の肌・ミヨシ・シャボンなどが、油脂の石けんをよく売っている有名メーカーでしょうか。そのほかにも、松山油脂(今、クリニックの洗顔で使っていただいている分です)など、エコなメーカーが探せば色々あります。松山油脂は添加物を少しでも減らして、優しくおはだの汚れを落とすことを目的にした、メーカーです。普通に、イオンのコスメコーナーに売ってました。)や、界面活性剤が無添加の(乳化剤になってることも多いですが、その中でも優しいモノ)クレンジングや洗顔フォームで、洗いましょう。

(うちにも、2種類ほどおいてますが、うちのも、ご紹介したメーカーの石けんは、そこまで高い値段はしません。高いから、いいって、わけでもないですしね。)

そしたら、とりあえず、少しマシになるはずです。

とにかく、それで2週間、待てるなら、1か月、ピーリング系は、お休みです。

その後は、ほとんどの方が、健康な肌に戻ってると思いますよ~。

それでも、まだ戻らなければ、まだ何か刺激するモノが隠れているということです。

刺激がある限り、お肌は、ずっと機嫌の悪いままです。そのうち、拗ねて、あまりひどいと、家出してしまうかもしれません。

「赤ちゃんにしないことは、自分の肌にもしない」

これは、いつも患者さんに、私が言っていることです。

赤ちゃんのお肌を扱うように、自分のお肌も優しく、丁寧に扱ってあげましょう。

女性のお肌は、(男性もですが)、とてもデリケートです。

テフロン加工のお鍋でも、優しく洗いますよね?

タワシでゴシゴシ擦ったりしないし、クリームクレンザーや柔らかいスポンジを使いますよね?

汚れもこびりついていたら、お湯でふやかしませんか?

女性のお肌は鉄ではありません。

お鍋でもキズがいくんですから、優しく優しくしてあげましょう。

マイルドなクレンジングや石けんだけで顔を洗って、万が一化粧が残っていたら?

そんなもの、ほっといてください。ほっといて、構わないと私は思います。

そりゃ、ちゃんと落とせるにこしたことありませんよ。

落とせるなら、それが一番です。

でも、躍起になって、きついのを使ったり、何度も洗ったり、ふき取りしたり、クレンジングでマッサージしてるくらいなら、残ってるほうが、よっぽどマシです。

そんなことをしているから、お肌がボロボロになるんです。

雑誌やTVで、「化粧は、絶対、キレイに落とさないと、大変なことになる」みたいな、呪いをかけるから、へとへとに疲れて帰ってきて、一刻も早く眠りたいのに、クレンジンぐしてお手入れして、と30分も1時間もされている方が、たまにいらっしゃいます。

もう、そんな時は、さっさと寝てください。化粧を落とすより、そのほうがよほど体にもお肌にもいいと私は思います。

洗顔するな、と言ってるんではないですよ。

ただ、そこまで犠牲にしてまで、使ってるクレンジングは、果たしてお肌にいいものなのか?ということです。

呪いから、早く大勢の女性が目覚めてくれますように。

目が覚めたら、美肌美女になっているはずです。。

 

みなさん、ご自分の肌質って、ご存知ですか?

脂が割と多めに出る脂性

乾燥してお困りの乾燥肌

両方ある(あるいは、部分によって違う)混合肌

化粧品のカウンターなんかに行くと、この3種類に、分けられて、化粧品を勧められることが多いと思います。

乾燥肌や混合肌って、言ったら、(自己申告で決めるところも多いです)、保湿剤をいろいろ勧められるし、脂性と言えば、(Tゾーンだけとか、アゴだけと言っても)、脂浮きを抑える化粧品を、一緒に勧められるだけです。

だから、混合肌の方の場合、両方、勧められてしまうわけです。

私は、昔っから、本物の脂性で、そういう脂性用の化粧品はかなり使ったほうだと思います。

雑誌に、魔法のような商品として(毛穴が消える?!みたいに)紹介されたら、購入して試してみる感じでした。

たいてい、アルコールとかが入っているので、塗った瞬間は、スッと脂浮きは消えますが、数時間もすると、またすぐ出て来ます。昼間も何度か塗り重ねていると、そのうち、そのジェルみたいなので、ギトギトになったり、アルコール入りの化粧水みたいなのだと、ヒリヒリ・ガサガサしてきたり、と、雑誌に載ってるような、いいことは何一つありませんでした。

私は、昔から、ものすごい脂取り紙を消費するんですが(最近は、かなり減って、普通肌に近くなりました)、化粧品のカウンターに行くと、脂を取るから、よけいに脂が出るので、取らないように、よく言われました(20年ほど前の話ですが)。

それで、グッと我慢して、取らずにいてたら、顔はサラダ油を塗ったみたいに(いや、以上かも)、ギトギトで、そのうちニキビも出てくるようになって、なにやってんだか・・・。

それでいて、効かない脂浮き用の化粧品は勧めてくるし、絶対おかしい!と思い、(だって、言うこと聞いても、ひどくなるばかりで、全然良くならないから)、そういう類いの化粧品は全て止めて、脂取り紙は、ポケットに常備するくらい、ガンガン使ってました。それで、困ったことは一度もありません、と思います。

(35歳を過ぎたあたりから、冬に脂を取ると、乾燥するようになり、脂を取った後、美容液を足して保湿をしてました。40歳を過ぎてからは、冬に脂を取ると、乾燥だけでなく、かゆくなるようになり、さらに保湿を足してました。

去年は、めっきり脂を取る回数自体が減ってしまいました。その後の春や夏でも、エアコンのところにいると、脂を取ったら、乾燥を感じることも出てくるようになりました。

遠いところまで、来てしまいましたね~。でも、自分として、まあ、コントロールしやすくなって、いい感じかも、と思っているんですが。。

そこまでして取らなきゃいいやん、と思われると思いますが、出過ぎて、テカテカになっている脂は、油物を揚げた時の調理油と同じで、空気に触れて酸化してると思いおます。

酸化した脂って、それはそれで良くないのでは?と思い、多すぎる脂が、時間が立ち過ぎてしまっている場合は、取って、保湿を足しています。)

本物の脂性の人って、結構皮脂がお肌を守ってくれるので、割と何しても平気みたいなところがある印象です(油断は禁物です!)。乾燥肌の人に比べて、ってことですよ、もちろん。

脂取り紙が良くないから、とティッシュを使う方がいらっしゃいますが、ティッシュだと、やり方によったら、こすったり、(これは、脂取り紙でも同じです)、水分まで奪ってしまうので、私は、ティッシュやハンカチとかで脂を抑えるのは、あまり勧めていません。(人前で使うのに、仕方ないことはあると思いますけど)

(紙類は、皮膚の水分を結構奪いますね~。ダンボール作業続けてると、指がバシバシになったり、銀行や紙類を扱う方に、手荒れが多かったり、と個人差もありますが、知らないうちに、水分を奪っているものなのです。)

今、というかかなり前から、脂取りフィルムが発売されていますよね。

コンビニでも、ドラッグストアでも、どこにでも売っています。

メンズ用もあり、私の愛用は、ギャッツビーの脂取りフィルムです(安くて、たくさん入っていて、どこにでも売っているので)。

どのメーカーもそうですが、このフィルム、一応、水分は吸わない、という表示があります。

ホントかどうかわかりませんが、汗をかいた時に、フィルムをあてても、そんなに吸わないから、信用してもいいのかもしれません。

こういうフィルムだと、肌に、ちょっとのせるだけで、脂をグッと吸ってくれるので、擦らなくて良いんです♪

脂性で、お悩みの方は、脂取りフィルム、どんどん使えばいいと私は思います。

ただね、ホントは脂を取っちゃいけない方まで、脂性だと思い込んでおられてて使ってる方、というのもいらっしゃるんです。

たまに、「アトピーでも使える脂取り紙」なんて書いているお店を見ますが、こんなアトピーがどういうものかも、わかっていないお店で、商品を買うのは止めましょう。

なんで、アトピーの方が脂を取らないといけないのか、私には全くわかりません。

取ったら、ダメでしょ。

脂が出ないから、保湿剤をどんどん補って上げて、それでも足りなくて、キリがなくて、困っていらっしゃるというのに。

取るくらいの(取ってもいいくらい)脂があれば、多分、アトピーではないと思いますよ。

(昔は、アトピーだったけど、今はTゾーンくらいなら、脂が浮く、というのなら、わかりますが。)

ちなみに、湿疹 = アトピーではありませんから。

当院にも、「脂性なんです」とお悩みの方がたくさんいらっしゃいますが、ホントの脂性の方って、ほとんどいません。

みなさん、乾燥はスゴクする、という、いわゆる混合肌なんです。

Tゾーンだけ、脂が多いとか、アゴだけ脂が多いとか、生理前に脂ぽくなる、とか、そういう方は全然大丈夫なんですが、洗顔後、診察室で、スッピンでしばらくいてもらうと、ヒリヒリしてくる、ツッパって、ツッパって仕方ない、とか、バシバシでつらい、なのに、頬っぺたの毛穴が開いていて、時間が経つと、脂ぎって、困ってます、という方、ものすご~く、多いです。

また、そういう方に限って、全員と言っていいくらい、脂取り紙(フィルム)をされていないんですよね~。

特に、若い方は、マットに憧れるあまり、脂を徹底的に排除しようとされることもありますが、そこまでされるのに脂取りされてないんですよね。

脂の全く出ない人って、そうそういません。

(写真のマットな肌、というのは、無理です。写真でマットでも、モデルさんの肌自体が輝いてて、ツヤがあるため、マットにしても、老けて見えないんです。

肌自体に、ツヤがないと、マットにしても、パサついた、老けた肌に見えるだけで、ダメなんですよね~。)

アトピーとかで、炎症がずっとあって、そのせいで、皮脂線がやられちゃった、とか、年を経って、かなり脂が減った、とかいうのでなければ、脂は、毎日必ず出てきます。

Tゾーンの脂などは、貴女にとって、必要な脂なんです。

脂がないと、お肌を守ってくれるモノもなくなって、ガサガサの敏感肌と同じような状態になります。

痛くて、かゆくてたまらない、という感じです。

もうそうなってしまったら、いつもの化粧品も使えなくなるし、キレイなお肌も保てません。

でも、出過ぎた分は、いらないんだったら、取ってやればいいと思います。

ただし、取ることで、反ってお肌を傷めないように。優しく優しく取りましょう。

取って、少し乾燥が気になるなら、乳液や美容液など、私みたいに足してあげるのも一つの方法です。

酸化しきった脂ではなく、新しい保湿剤で、保湿するワケです。

でも、取った後に、あんまり乾燥がひどいなら、保湿をしても追いつかないので、そういう場合は、やっぱり取ったらダメだと思います。

化粧品のカウンターで、脂取り(フィルムや紙)をやらないようにと言われた方の、なんと多いことか!

(脂取り紙を使われたら、化粧品売れませんからね)

また、そういうところでは、必ず、自社製品の、毛穴用・脂浮き用の化粧品を、買うように勧められます。

あちらも、売ることがお仕事ですから、サンプルはもらわれたらいいと思いますが、話半分に聞いておきましょう。

口では、誇大広告も甚だしいこと、てんこもりで言う方もいらっしゃいますから。必ず表示を見てくださいね。

人間試してみないと、確かにわかりませんから、表示を見た上で、どうしても買いたいとおっしゃるのを、止めるまではしませんが、私は、脂取りフィルムのほうが、安くて、よほど優秀だと思います。

 

 

今日は、小田和正さんのコンサートに行って来ました。

カード会社の企画で、抽選で、小田さんのコンサートチケットがあり、(もちろん、お金は払うんですが)一流アーティストの方のコンサートなんて、すぐに売り切れてしまうと思って、購入を試みたことは一度も、実はないんです。

9月は、学会も下関であり、お休みで韓国にも行き、10月はまた東京で学会(研究会と合わせたら、2回)とバタバタするので、コンサートに行く暇って、多分ないんですが、当たるわけないだろうし、と思って申し込んだら、なんと!当たってしまいました!(ちなみに、S席です)

(昨日と今日、コンサートがあったんですが、今日行ったら、当日券のS席が売ってました。ダフ屋さんのも出ていて、割引きだよ~と売ってました。。。やっぱり、広いから(京セラドームでした)、2回も続けて大阪でやるし、完売にはいかなかったんですね。一流アーティストのチケットでも、あきらめずに手に入れようと思えば、できるもんなのか、と思いました。やってみないと、わからないもんですね。)

ちゃんとしたコンサートって、人生初めてかも。。。

学校で行ったり、学際で参加したり、みたいなのはありますが、自分でお金を出して、一流の方のでって、多分初体験です。

小田さんのファンはファンですが、全部のCD、持ってるわけじゃないし、(でも、オフコースの時のなら、全部聞いたと思います。)最近のは、CMやTVのドラマで、流れてるくらいのしか、知りません。。。小田さんの本当のファンの方、ゴメンナサイ。。。

いくつか知らない曲があったり、サビしか知らない曲もありました。

(途中疲れていて、少しだけうたた寝としてしまいました。。申し訳ありません。。コンサート行く前にちゃんと全部聞いておくべきですね)

でも、生で聴くって、いいですね!

京セラドームも初めて行ったので、あまりにも広いのと、人の多さにびっくりしました。

あと、気づいたことに、小田さんの声(しゃべっている)を初めて聞いたような。。。

歌声は、高めの透明感のある歌声ですが、話声も高めなんですね。当たり前ですよね。。

なんか、最初、少し違和感が。。。

オジサン(ファンの方、ゴメンナサイ。。64歳でしたっけ?見た目は64歳には見えませんが、オニイサンとは呼べないと思いました)が、高めの声で話されるので、納得するのに、時間がかかりました。

勝手に、もっと落ちついた低い声を想像してました。(低い訳ないんですけどね)

顔も、多分、5年か10年前のCMかなんかの時の顔のまま、自分の中で、止まっていたので、こんな顔だったっけ。。?と。。

今の舞台照明も、スゴイんですね~!全然知りませんでした。

照明がとてもキレイで、歌の歌詞によったら、なんか神々しく見えちゃいました。

明治安田生命のCMの歌(スミマセン、曲名がわかりません。。。)の時は知らずに涙が出てしまいました。

いや~、よかったです~。オフコースの時の懐かしい歌もたくさん歌われて、中高校生の時のことを思い出しちゃいました。

会場は、ある程度、予想してましたが、年齢層が高い。。かなり高いコンサートですね。。

時々、若い方もいらっしゃいますが、大半が私以上のご年齢の方です。

老夫婦という表現がしっとり合うようなご夫婦も多かったですね~。

オフコース世代ですね。

一人で来られてる女性の方もいらっしゃって、スタンディングもされます。本当にファンなんですね~。

アリーナ席が、全員スタンディングで始まったので、これもビックリしました。

(みなさん、お元気ですね。。静かな曲の時は、座られてましたが。)

休みの日に、出かけてばかりだから、家の中は、ぐちゃぐちゃですが、行って良かったです~。

(最初、当たった時には、一瞬どうしよう、、と思っちゃったんですが。)

小田さんのCD、やっぱり、買います!(明治安田生命のが入ったヤツ)

ずっと、コンサート中、端から端まで、走り回っておられて、今日は2日目だし、大丈夫かな~とちょっと心配になりました。

スゴイ体力ですね。さすが、一流アーティストですね。

感性も、とても繊細で鋭敏で、若いんですね~。あの年で、恋の歌を作ったり、歌ったりできることにも、ビックリです。昔の気持ちを忘れることなく、ずっと同じ気持ちのまま、持っておられるんでしょうか。。それも、スゴイな、と思いました。

全国ツアーだから、被災地ももちろん、これから行かれるみたいで、お体、壊されませんよう、どうぞご自愛ください。

このお休みをいただいたので、せっかくなので、どこか旅行にということで、ソウルに行ってみることにしました。

14年ほど前に、韓国の慶州で日韓形成外科学会というのがあり、口演で学会発表をするので、参加したんですよね~。学会が土曜日だったかで、プサンに移動して、プサンで1泊して帰ってきたので、韓国は2度目のはずなんですが、その時の記憶が全くありません。。。

学会発表は、もちろん英語で、質問も英語でされます。(実際、英語で質問され、何言われたのかわからなかったけど、こういうことかな?と適当に答えたら、後から他の先生に、全然違うこと、返してたよ~、と言われました。。。)

懇親会もその後の2次会も、韓国の先生がたくさんおられるので、会話は、全て英語でした。

(今からは、考えられないです。全部の会話についていけたわけではありませんが、もう、あの時みたいには、聞き取りも受け答えもできないな~。。)

学会は、一人で参加して、一人で、帰ってきたんですよね~。でも、全然、空港とか、機内とか、言語で困った記憶がなくて、一体、どうしてたんだろ。。

慶州の空港では、他施設から参加された先生方と合流して、慶州のホテルに、学会のバスで行ったのかな。。

慶州の湖のそばのホテルだったと記憶してますが、ホテルからはほとんど出てないし、知り合った先生が、オンドル式(韓国独特の、靴を脱いで、床に直接座ったりできる部屋です。床暖房ができて、日本人にもかなり楽だと思います)の部屋を取っておられて、色々韓国のことを教えてくださいました。

学会から、どっかの見学ツアー(お寺かな?全く覚えてません)に、団体で行って、次の日は、高速バスに乗って、プサンのロッテホテルにチェックインしました(日本語と英語です)。

他の日本人も先生もいらっしゃったし、チェックインの後は、ソウルの大学病院の先生が、車で、どっか遠くの焼き肉屋さんに連れて行ってくださって、その後は、カラオケもできるスナック?飲み屋さんで、夜中の2時頃まで、接待(というのでしょうか。。)

(韓国のおもてなしは、これでもか!というほど、徹底してするのが常識、とこの時に聞かされました。ホントかどうか知りませんが。)

全然、街に出てないんですよね~。移動だけで。だから、言葉が通じなくて困る、ということが全くなかったし、気にも止めていませんでした。

今回、ソウルに行くことにして、ガイドブックとか読んでると、地元の方々が行かれるようなところや、繁華街をはずれると、日本語も通じないし、英語表記もないし、ハングル語一色で、街中見渡しても、ハングル語のみって、自分が今どこにいるのかもわからないやん、とかなりビビってました。

調べたおいしい食堂って、まず日本語無理で、看板を探すにしろ、メニューを見るにしろ、ハングル語を覚えていったほうがいいな~、と思い、ほんの少しだけ勉強しましたが、本なしに、いきなり読むとなったら、やっぱり読めません。

いつも海外旅行は、個人で手配してました。

降雨空会社やホテルや部屋にこだわると、個人で手配したほうが安かったんですよね~。

でも、今回は、ハングル語が心配だったので、個人旅行ではなく、旅行社のツアー(ホテルと航空運賃と送迎がセットになってるだけのヤツです。)にしました。

シルバーウィークということもあって、早めに申し込んだつもりでしたが、結構いいのは、どんどんなくなっていて、ビックリしました。

やっぱり、韓国って、人気すごいんですね~。

ホテルも、日本人用にキレイだったらいいし、航空会社も特に指定ないし(安すぎるツアーが利用する航空会社は、ちょっとカンベンと思いました。独断と偏見ですが。。)、時間帯の指定だけできたらいいか、と思っていたので、ツアーのほうが安いかな、と思いました。

でも、後から考えたら、空港や日本人がよく利用するホテルって、英語や日本語通じるし、それをツアーで送迎ついても、関係なかったですね。。

ホテルと飛行機の時間帯を指定したら、結局追加料金が発生するので、個人旅行のほうが、もっと指定できて、安かったかも。。と最終日に気づきました。

ツアーのほうが安いと思いこんでいましたが、こだわらないのであれば、それこそ個人旅行のほうが安いんちゃう。。?(怖くて、調べてません)

まあ、金額はともかく、やっぱり個人で手配して、勝手に自分たちで動くほうが、時間の節約になっていいですね。

久しぶりのツアー(15年ぶりくらい?)で、すっかり忘れてました。

現地でも、日本語も英語も全く通じず、むこうはハングル語しかしゃべらないし、という時でも、お互いコミュニケーションをしようとするから、まあ、なんとかなりました。

英語もダメとなると、私は、日本語しか話しませんが、それでもなんとかなるんですね。

もうちょっと、ハングル語も勉強して行ったほうが、絶対楽しいですね。

字を覚えるほう時間を取っちゃって、話すほうは、「アンニョンハセヨ(こんにちは)」「カムサハムニダ(ありがとうございます)」「ネー(はい)」「アニヨ(いいえ)」「カジュセヨ(行ってください)」くらいしか覚えておらず、後は、本を見て話すか、日本語で言ってました。

英語圏だと、英語を話さないと、「こいつ、アホちゃう?」と思ってるんやろな~、と思ってしまうので、日本語は使わず、わからない時は、黙ってるか、適当にごまかすか、してましたが、日本語でも何でもいいから、コミニュケーションを取らないとダメなんですね。

どこの国に行っても、ガンガン日本語(ほとんど何故か関西弁)で話しているオバチャンとか見て、いつもスゴイな~、と思ってみてましたが、それが正解だったんですね~。

勉強になりました。

でも、どこの国に行っても、日本の素晴らしさを、いつも実感して帰ってきます。

日本の清潔・安全・サービス・丁寧さや親切って、ホントにスゴイですよね。

当たり前って思っちゃいけなかったんですね。

少し前から、顔にコロコロ転がすローラー、流行ってますよね。

むか~しも流行ったのを、憶えてらっしゃいますか?

若い方はご存知ないと思いますが、「淡谷のり子のゲルマニウムローラー」!

歌手の淡谷のり子さんが、コマーシャルされていて、今みたいな金属ではなく、TVショッピングだったような気がするんですが、画面には、柄のところか、本体が大理石みたいにな見た目になっていて、ピンクとパープルから選べたような気がします。20年くらい前でしたっけ?

すぐに廃れたような気もするんですが。

医者になってすぐの時に、あれを顔中にやって、顔中茶色のしみだらけ(今から思えば、肝斑のすごくひどい状態ですね)の方が、「治してください」と来られて、上の先生がビタミンCの飲み薬だけ出したのを覚えています。

その時に、「ああいう人は、まず顔をいじるのをやめないと、同じことの繰り返しだから、治療しても同じやねん。」と言われてました。

まさに、その通りなんです。

TVだと、女優さん(誰でしたっけ?)が、顔の表面に力を入れずに、コロコロ転がしているだけですよね。

「なんかいいみたい~」とか、「これ、手放せません」とか「これのおかげで、なんとかかんとか。。」とおっしゃいますが、必ず下に「個人の感想です」とテロップが流れます。

商品のチラシにも、TVコマーシャルにも、どこにも「効果・効能」は書いてありません。

「効能・効果」の表示がない、ということは、「効かない」ということです。

だって、薬だったら、薬局で買う市販薬であっても、「効果・効能」書いてありますよね。

どんなに店員さんが、スゴイ効果を言ったとしても、表示がなければ、そこのメーカーが約束しているものではありません。

ただの店員さんの、詐欺まがいの販売手口です。

(当たり前です。効果が実証されてもいないのに、そんなの表示に載せたら、本当の詐欺になります。医師法違反にもあたり、逮捕されてしまいます。だから、メーカーは、どこも似たような、コマーシャルになるんです。効果を言わずに、でも、買ってくれないと困りますから、イメージだけで、消費者を引き付けるという感じです。煽るだけ、煽るわけです。

賢い消費者は、乗っかってはいけません。)

まあ、こんなの昔から似たようなものはあるわけで、忘れた頃に、また業者は、少し形を変えて、売りだす、という作戦でしょうか。。

昔も(今も?)、「幸せを呼ぶペンダント」とか、「財運をもたらす財布」とか、「アトピーが治るクリーム」とか「体臭を消すサプリ」とか、あやしいもので、世の中溢れています。今でも、雑誌や週刊誌の後ろとかに載ってますかね?

信じる方が悪い、という意見もありますが、人間思い悩んでくると、藁をもつかみたくなり、心に隙ができます。

あちらは、売ることにかけてはプロですから、うま~く人の心理を読んで、これでもか!これでもか!とキャッチコピーをかぶせて来ます。

私も夜中、たまたまショップチャンネルを見てると、おもわず欲しいな~、と思ってしまうような宣伝文句があったりします。そういうのを見てると、これは一般の方は、買っちゃうだろうな、と思います。

さて、いろんなコロコロローラーが出ていますが、それほど大差はないんでしょうか。というよりも、おかしくなることはあっても、なにかそんなに良くなるものではないと私は思ってます。

また、買った方は、良くなると思ってされるわけですから、TVを見ながらとか、ひどい方で、何時間もされるわけです。また、CMでは力を入れてないのに、「上がれ~、上がれ~」と念じながら、一生懸命される方が多く、みなさん力み過ぎて、ぐいぐい押すんですよね。結局、あの棒で、ゴシゴシ擦って、摩擦を起こしていることになり、私は、それも肝斑の原因になっていると思ってます。

うちに来る肝斑の患者さんで、コロコロローラーも含めて、流行りの美顔器・マッサージをされてる方が多く、そういうことを始めてからひどくなった方が圧倒的に多いです。

私は、肝斑を良くしたいなら、それら全部、今日から止めてください、とお話してます。

先日の学会で、このローラーの有効性と安全性の評価の発表がありました。

もちろん、その企業から研究費・協賛金を受けておられます。

まあ、そんなことはよくあることで、正しくきちんと結果について評価をすればいい話で、実証しても何もいいことが無かった場合(医療機器ではないので、あり得ます)は、話の持って行き方や発想の転換とかでごまかすしかありません。(企業側は満足しないかもしれませんが、仕方ありません。)

今回、50~60代の女性20人くらい(24人だったか?抄録は15人でしたが、最後に増えることはあります)に、このローラーを1回10分だか15分だかを、1日3回してもらって、測定されてます。

最初の1か月は、顔の右だけ、次の1か月は、左だけ、最後の1か月は両側、と計3か月されてます。

(なんで、こんなことをされるのかは、よくわかりません。普通は、同じ方で、どちらかだけやって、反対側は何もなしで比べて、評価をしないと、本当の効果が判定しにくいと思います。わざと、判定をごまかすためにされているというなら、わかりますが。。)

で、結果なんですが、コロコロをやって、60分まで血行が良くなったそうです。

そういう写真が出ていました。

角質層で、水分含有量が増えていて、血行が良くなったことによるのでは、と推測されていました。

ただ、いろいろな機器で科学的に分析されましたが、施行前と変化はなかったそうです。

これくらいなら、まあ、よくある話で、学会発表でもよく見かけます。

ところが、それに続けて、シワの改善が言われていて、「有効例」というので、お一人の写真が出ていました。確かに、少しシワが減っているのが、写真で確認できました。

(ただ、有効例が何人だったのか、割合が表記されていないんです。)

そして、ビフォーとアフターの写真があり、その施設の皮膚科医5人中3人以上が、「改善した」と判定した、と書いてありました。

(数名の方の写真が載っているんですが、(恐らく有効例)、どっちがビフォーか全然わかりません。

普通、判定基準も、「悪化」「やや悪化」「変化なし」「やや改善」「改善」と5段階評価で判定されることが多いんですが、表記がないんですよね~)

最後に、ご本人評価のアンケートがあり、ほとんどの方が、満足しているみたいな評価でした。スゴイ方で、リフトアップした、と言っている方もいらっしゃったそうです。

結語として、副作用もなく、安全性が確認され、また、リフトアップ効果やシワの改善を認める、うんぬん、と書いてありました。

(誰が、リフトアップした、と判定してん?と普通なります。ご本人が言ってるだけですから。そういうのは、プラセボ効果と言って、正しい評価ではありません。

そりゃ、ご本人が満足されてるなら、いいんでしょうが、お金を出して買う方は、本当の効果があるのかないのかを知りたいわけで、それを医師として、検証している、発表ではなかったんでしょうか。。)

「副作用は全くないんですか?」という質問がされ、演者の先生(医師だと思うんですが、違いますかね?)は、「長時間やったら、私も顔を赤くなりました。時間を守らないといけません」と。(!!)

(副作用なく、安全性を確認した、ってポスターに書いてあるやん?!なんじゃ、そりゃ!!)

あまりにも、結果考察が誘導しすぎてるので、おかしいと思い、聞いてみました。

シワが改善した、と写真を載せている有効例の割合と、皮膚科医が判定した写真のビフォーアフターの違いがわからないのに、なんで半数以上の医師が「改善した」と判定しているのか、と。

シワの有効例は、このたった1例だけだそうです。

他は、変化なし、と中には悪化した方がいたそうです。

(なんでそれで、シワの改善に役立つ、と結語で言われるのか、わかりません。同じ割合、いえそれ以上で、悪化してる方がいるかもしれないのに、意味わかりません)

皮膚科医が判定した写真は、2枚見せて、どっちがアフターか当ててもらったそうです(確率は2分の1ですね)。もやは、当てモノですか。。。なんでそれが、医師の言うところの、「改善」になるのか。。。ここは、TVのやらせ番組か、と思ってしまいました。

よくこれだけ、都合の悪い結果を隠しておいて、「副作用なく安全で、効果がある」みたいなことを発表するな~、とビックリです。医師メインの学会で、ちょっと信じられませんね。

そんな大した結果が出ると思ってされていたわけではないと思うんですが、角質の水分量が上昇して、血行が良くなった、というのがホントであれば、(それすらも、何か作為的に結果を誘導されているのかも、と疑いたくなります。何を信じていいのか、わかりません)、それだけでいいと思うんですよ。何も出ないよりは、マシです。

長時間やると、副作用の出現が懸念されるから、注意喚起が必要、というのも表記しないとダメですし、他の大した効果は認められなかったが、本人満足度が極めて高いため、今後も検討を続けていく、とか、こういうのって、〆の言葉って、大体決まっているんですよね。

スポンサーがいるわけなので、あまりひどいことも言えないし、でも、医師として、おかしなことも言えないし、ぼかして逃げるって、言うんでしょうか。それであれば、「ふ~ん」っていう発表で終わっていたものを。(まあ、スポンサーは、それでは困るんでしょうけどね。)

ちょっと、この発表した施設を信用できなくなりましたね。ちゃんとしたところだと思っていたので。

 もし、これで、企業側が、「皮膚科医お墨付き!」とか、「効果を皮膚科医が実証!」とか商品に表示したら、一体どうするつもりなんでしょうか。

(企業は、それこそが欲しいんでしょうが。)

もう、ホントに信じられない時代に突入しちゃったんですね。。。

この発表を聴いて、ますます、うちの患者さんには、止めておいてもらおうと決心を固めてしまいました。

いや~、学会に参加した価値がありましたね。

(明日から、夏休みをただきます。休むのは、火曜日だけですが、水曜日は元々休診日なので、22日木曜日から、診療を始めます。

ご迷惑をおかけしますが、リフレッシュしてきますね!)

先日の美容皮膚科学会で、一般の学会会員は、ポスターによる学会発表というのができるんですが、これは学会によって、口演になる場合もあれば、ポスターのみ(一般会員は)という時もあります。

美容皮膚科学会だけあって、皮膚科学会や形成外科学会よりも、ほとんどすべての演題が美容に関係することですが、あまりあやしい内容だと、さすがに受理もしてくれないかと思うんですが、この評価基準は、その時の審査員の方によって、様々だと思います。

いろんな学会にも、発表内容のランクがあって、皮膚科学会や形成外科学会は、総会という一番大きな年1回の学会と、地方会と言って、その地区だけの定期的にする小さな学会があります。

地方会は、新人の先生の学会デビューみたいな、慣らし台みたいなところがあって、しょーもない(失礼)、1例報告とかでも、全然ありです。1例報告でも、ちゃんと考察ができていないと、発表後の質疑応答で、恐い先生方から、するどい質問を浴びせられ、タジタジになってしまうというお約束です。

形成外科学会は、手術がメインですから、○○例やって、統計を取ったら、こういうことがわかった、とか、新しい手術方法とか、こんな腫瘍や症例に、こう対処した、とかそういう内容のことが多いです。

レーザーのセクションもありますが、うまくいった症例写真をたくさん見せたり、新しい照射方法を提案したり、統計を取って、結果の評価をしたり、という内容になることが多いんですが、皮膚科学会になると、ほとんどの発表で、病理組織の検討というのがなされていないと、ものすごく突っ込まれます。

(病理組織というのは、患者さんから、皮膚なり腫瘍なり、その一部を切り取って、顕微鏡で、どんな細胞がいるのか、どういう状況になっているのか、細胞レベルで調べる検査です。こうすることによって、推測ではなく、確実に、何が起こっているのかがわかります。病名がわからなかった疾患でも、確定診断をつけることができます。さらに、細かく、電子顕微鏡まで使って調べることもあります。)

この病理検査、確かに素晴らしいんですが、例えば、腫瘍とか、診断のつかない謎の赤い斑点(しかも、全身状態に影響を及ぼすと考えられるような場合。膠原病とか、重症の薬疹とか、内臓に関わるかも、という場合です。)など、診断がつかないと、今後の治療が全く変わってきますから、必ずと言っていいほど、必要になります。

かなり前ですが、形成外科でレーザーをやっている者は知らない医師がいないくらい、有名な先生が、皮膚科学会の総会で、ランチョンセミナーかなにかで、口演されました。

発表内容は、レーザーをやっている者からしたら、素晴らしかったんですが、照射方法の検討や、良かった症例写真を出したりされていました。

そしたら、発表後の質問に、皮膚科のエライ先生が、「病理も取らずに、この発表はなんですか?美容外科ではあるまいし。これもよくなった、あれもよくなった、って、病理がなかったら、あやしいだけだ!」みたいに、ボロカスでした。

反対に、病理を取ったり、細胞学的なレベルで、データーを取っていたら、絶賛されたりするので、おかしな話です。

まあ、皮膚科の美容に全く興味のない医者からすると、美容医療というのは、あやしい美容外科と一諸にされて、全否定されることも、時々あります。

でも、健康な方が、目的は美容のみで訪れて、いきなり皮膚切り取ります、なんて言われたら、二度とその病院に行きませんよね?

キレイになろうと思って行っているのに、(切り取ったら、もちろんキズ跡は残ります。消えません。)何しに行っているのか、わかりません。

美容医療で、そうそう病理検査なんて、できないんですよ。

(皮膚科の先生でも、何でも病理を取れ、という先生がいて、そりゃそうかもしれないけど、それって、学会発表か自分の研究のためでは?みたいな時もあります。医局会とかミーティングみたいな時に、「次回、病理取っておいてね」とエライ先生が簡単に言われ、下っぱの先生は、「どうやって、患者さんに説明しよう。。。」と悩むわけです。特に、とりあえず始めた薬が良くなってきたりしてたら、なんで今更?となりますよね。)

美容医療でも、大学病院とかで行われる治験とか、、ボランティアの方でデーターを取る時に、いくつか病理を取られることがあります。

ただ、そのほとんどは関係者だったりして、一般の患者さん(というか、関係者でない方)ほ、すごく少ない気がします。

もちろん、治験などされる前に、全ての説明(副作用も含めて)はされますし、無料で処置は受けられるわけですが(ちゃんと安全性は、先に確認され、効果が見込めると思われるやり方で)、きちんと言われた日に診察に来ないとダメですし、病理検査までとなると、ホントにボランティアの方(と関係者)が、そんなに得するわけではないと思います。

(たまに、患者さんで、実験する時は、私を使ってください、と言われる方がいらっしゃいますが、モニターもそうですが、いいことばっかりではないと思います。何をどこまでするかでも、違うとは思いますけれど。)

どの科でも、総会で発表するということは、やっぱり大変です。

ただ、美容皮膚科学会は、まだそれほど大きな学会ではありませんし、総会と言っても、地方会がないので、ここしか発表の場はありませんし、演題も他の学会ほどたくさん集まるわけではないと思っているんです。よほど、あやしくない限り、受理されちゃうでしょうか。

(演題を応募する時は、抄録と言って、すごっく簡単なまとめみたいなのを書いて、提出します。まだ、その時は、データーが全部揃ってないし、結果が変わってくることも稀にあるので、そんなに大きなことを先に言いきってしまうと、帳尻が合わなくて、後で大変な目に遭います。ひどい時は、演題内容を変えないといけない時も出て来ます。この場合、当日、その場で、「演題内容を変えさせていただきます」と言うんですが。。。まあ、時々あることです。事情は、それぞれだと思います。もっといいことが見つかって、さらにパワーアップした内容になっていることもありますし、逆のパターンもあります。

だから、抄録には、データーが出ていない時は、どうとでもとりやすいニュアンスで、送ることもあります。)

美容皮膚科学会の発表の特徴は、企業がらみの発表が、他の科に比べて、とても多い印象です。

企業がらみと言っても、どこもそんなスゴイ結果が出ているわけではないので(薬や医療ではありませんから、当たり前ですが)、「ふ~ん」という内容なんですが、私の独断と偏見では、同じ内容を皮膚科学会に出したら、受理してもらえないと思います。

今までも企業の発表はあったんですが、今年は特に多かったですね~。

去年とかも、イオン発生器でしたっけ?それで角質の水分量が上がる、とか発表がありましたけど、そんなのさっさと乳液かクリームでも塗ったほうが、よほど保湿になるのでは?と思ったのを覚えてます。

受け取り方によっても、違いますが、まあ、その程度なんですね。

だから、今回、常盤薬品のコラーゲンドリンクで、結果が出たので、正直驚きました。これがホントなら、スゴイことです。(私は、飲みませんけどね。今、飲んでるサプリで、もう一杯一杯です。光やレーザーをあてるほうに専念します)

企業だけの発表って、たまにありますが、大した結果ではないのに、それをさもスゴイことのように最後が締めくくられていると、あまりにも見え見えなので、見てる医者も、「ふ~ん」程度で、すぐに忘れてしまいます。

ただ、企業と大学の共同研究みたいなのも増えましたね。研究費の関係もあるので、そういうことって、必要です。大学や大きな施設には、研究していただかないと。開業医では、そこまでのことって、できませんからね。

ただ、そういう発表には、ちゃんと企業から何を提供を受けているのか、関係がちゃんと表記されています。もちろん、企業名も。だから、見るほうも、「はは~ん」とわかりやすいんです。

素晴らしい発表だとしても、そういう意味では、企業と関係していると、「ホントかな~?」と疑ってしまうところが、ちょっと可哀想ですか。

でも、大抵の発表は、ツメが甘いというか、ツッコミどころ満載の発表で、よくそれだけで、この商品がいいと言い切るな~、という発表が多いです。

結果判定をするのが、一番重要なんですが、器械で測定となると、そうそうごまかしが利きません。

だから、「効果が出た」というには、器械が一番なんですが、大抵は、測定したら、全然効いていないので、「本人自己評価」や「アンケート」という形になります。

そりゃ本人が満足してたら、いいんでしょうが、学会発表として、プラセボ効果(信じていたら、効果が無くても、良い結果が出てしまうことです)を差し引いて、検討しないと、それこそ誇大広告と同じでしょう~。「個人の感想です」とテロップを流すのかって。あやしすぎる。。。

だから、見てる医者も、そんな発表はわかっているので、まさに、「ふ~ん」か、無視に近いと思います。

企業がらみの発表でも、ちゃんとした施設は副作用とかも全て評価して、最後に締めくくるわけです。

当たり前ですよね。いいことだけ言ってるって、おかしいですから。

長所と欠点(副作用も)を合わせて見た時に、じゃあ、わざわざ要らないかな~、ただでもらったら、あってもいいかな、でも使い方は注意しないと、って感じです。

全部の患者さんに使えるわけでもなく、やっていい患者さんを選ぶ処置だな、とか、これでなくても、もっといいの、あるやんって、ことが結局多いんですけどね。

ところがね~、今回えげつない発表がありました。ちょっとビックリで、思わずツッコミました。

ちゃんとした施設の名前で発表する以上、内容に責任を持ってほしいです。

無名の一開業医が「効く」と言ったところで、影響力って、それほどないですが(そいつ、誰やねん?ですよね)、有名な大きな施設の場合、広告に名前が入ったら、一般の方は信じちゃいますよね。

いや~、恐ろしい時代ですね。何を信じていいのか、ちょっとあまりのひどさにわからなくなりました。

それがわかっただけでも、下関まで行った甲斐があったというものです。

下の先生だけで、暴走した発表なのか、上の先生も容認したのかはわかりませんが、共同演者に名前があって、施設名をつけてたら、もう共犯です。

それだけ、企業側に有利丸出しの発表は、許せませんね~。

(発表には載せていない真実というのが、突っ込んだら出てくるわけです。それは、企業側に都合の悪いことなんです。だから、あえて載せないんですよね~。それって、その商品を買う消費者からしたら、「ウソをついている」のと同じだと思います。)

長くなるので、詳細は、次に書きますね。

広告で、何か効果のあることが書いてあったら、絶対突っ込んでお店の人に聞きましょう。

「○○認定済み」とか「効果が実証されました!」とか書いてあっても、突っ込んだら、全く関係ないことだったり、そこの商品とは、全然違うものだったりするので。

それに、ちゃんとした施設が加担するとは思いませんでしたが。。。

 

 

キャンペーンの途中ですが、9月のキャンペーンでプレゼントしておりました、アルデュールのマカロンを中止いたします。(品質に問題があったわけではありませんので、安心して、お召し上がりください。)

アルデュールのマカロンに代わりまして、取り急ぎご用意したのが、グラン・ヴァニーユの焼き菓子です。

ご存知ですか?

「グラン・ヴァニーユ」。足立病院のそばに新しくできたケーキ屋さんです。

http://www.grainsdevanille.com/

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お菓子を変えるのに、パティスリーエスのマカロンにしようかと思ったところ、昨日は、お休みで、他にないかな~、と探していたところ、(木曜日お休みのケーキ屋さんって、結構ありますね)、こちらを思い出しました。

ずっと狙っていたんです、実は。

烏丸御池を少し越えていきますから、どうしても近場のケーキ屋さん中心になってしまい、なかなか買う機会がありませんでした。

ついに、昨日スタッフに焼き菓子と一緒に、買いにいってもらいました。

写真は、マンゴーのムースとライム・バジルのムースです。

パティスリーエスと同じ東京のお店で修業されたそうで、ムース系が中心と伺ってます。

昨日買いに行ってもらった時には、フルーツ系のムースは、これが最後の1個だったそうです。

このムース、絶品でした!

マンゴーの中に、ライムとバジルがアクセントになって、良い感じのインパクトがあり、ちょっと他にはないお味です♪ 爽やかすぎる!!もっと食べたい!

おおっ?!期待以上でしたよ~。

こちらの焼き菓子も、少しよそでは見かけない、一工夫の焼き菓子が多いようです。

マドレーヌは、マロン入り、とかオレンジ入りとか、名前もあまり聞いたことのない名前がついています。

かなり、いいかも~♪

こちらもお一人で作っておられるようで、数に限りがあるので、生ケーキはお早い時間に行かれたほうが色々選べるみたいです。

こちら、イートインもできるので、一度ぜひ行ってみたいお店なんですが、水曜日(うちの休診日)が休みなんですよね。。。なかなか、イートインは無理ですね。

あまり宣伝はされていないようですが、もうすぐ京都でおいしいケーキ屋さんのトップ3には入ってくると思ってます。

今の間に、一度お試しください。

ここ数年、コラーゲンドリンクやアミノ酸のサプリや溶かして飲む粉のアミノ酸など、とても流行ってますね。

以前は、そんなもの、飲んだって、なんの意味もない、と言われていました。

「コラーゲンは、たんぱく質なので、サプリやドリンクで摂ることで、効率良く、栄養を摂ってる、くらいで、シワやタルミがなくなるわけではありません、ブタを食べても、ブタにならないでしょ?コラーゲンを食べても、もっと細かく分解されて吸収されて、皮膚だけではなく、全身の栄養源として使われ、吸収されなかった分は、ウンチになって出ていくだけですよ。」

私も患者さんに、ずっとそう言ってきました。

コラーゲンドリンクも、ちゃんとしたメーカーのを、続けて毎日摂ると、1か月で、軽く1万円は超えてきます。

でも、データーが取れているわけではなく、そんなのに1万円もかけるなら、ジェネシス1回でもするほうが、よほど確実ですよ、と言って来ました。

ところが、去年の抗加齢学会で、「コラーゲン摂取は、全く意味がないわけではない」という発表があり、簡単に言うと、コラーゲンを摂取することによって、コラーゲンを作るスイッチが入ることがわかったそうです。

ただ、どの先生もおっしゃるのは、出所のわかっている、ちゃんとしたモノを摂りなさい、ということでした。

ほとんどのサプリが、「海洋性」とか「マリンコラーゲン」と表記があると思いますが、これは魚のうろこが原材料だそうです。

そんなウロコ食べるんだったら、地鶏とか牛スジとかブタの角煮とか食べるほうが、おいしいし、どこで育てて、どう流通しているかわかるから、安全でいいでしょう?食事でバランスよく、摂るほうが、皮膚だけでなく、健康のためにもいいですよ、とそれ以来申し上げて来ました。

(スッポンやふかひれでもいいんですが、高価なので、日常生活、そうそう頻繁には食べられませんよね。

よく、スッポンを食べたら、翌日お肌がプルプルになる、とTVや雑誌で、言われていますが、あれは、コラーゲンが増えているわけではありません。

そんな1日でコラーゲンが増えるわけないし、体験した方もおわかりでしょうが、そのプルプルは、もっても、数日でしょう?あれは、コラーゲンじゃなくて、他の成分(ムコ多糖類とかだと思うんです。私の勝手な想像ですが。ヒアルロン酸もムコ多糖類の一種です。ねばねば・プルプルのモノは、たいてい、ムコ多糖類が豊富に入っています)のおかげで、たくさん摂取したから、皮膚や関節などに移行しているのか、増やす働きに貢献したのか、あくまで、一時的なものだと思います。

吸収されてしまえば、無くなってしまうわけです。

(以前に、どちらかの大学が、ヒアルロン酸の摂取により、皮膚内(だったと思いますが)のヒアルロン酸が増えた、という発表をされたのを見たことがあります。

もちろん、維持はしなかったはずです。ただ、摂取すること自体は、無駄ではない、ということでした。結構な量だったような気もしますが、はっきり覚えていません。)

私も、スッポンの効果を検証しようと(というとカッコイイですが、ただスッポンが食べたかっただけです)、京都の大市さんhttp://www.suppon-daiichi.com/にお邪魔しました。

スッポンと言えば、大市でしょう~。お伺いしたのは、もう3年以上前ですけど。

(私の周りに、スッポン好きがいないので、それ以来、食べてないな~。私は、好きなんですけどね。機会があれば、大市さんにまた行きたいです。風情があるんですよね~。マンガの「美味しんぼ」の載っていたのとそっくりそのままです。当たり前ですが。)

いただいた結果、おいしかったですけど、私は全然プルプルにはなりませんでした。

スッポンは、ゼラチン質が大変多く、また滋養強壮に昔から有名ですから、いろんな栄養素も入っています。アミノ酸もとても豊富です。(もちろん、コラーゲンもです)。

そういうモノを摂取することで、皮膚の角質の水分がアップするということはわかっているので、もともと、お肌に水分や栄養が足りない方がスッポンとかを食べたら、一気に栄養が入ってくるわけですから、なにか変化には気づかれるかもしれませんね。

でも、もともと肌の状態がいいと、スッポンを食べたから、20歳に戻れるわけではないので、あまり変化はわからないと思います。まして、その栄養分は吸収されたら無くなってしまいますから。

今年の「見た目のアンチエイジング研究会」で、京都府立大学大学院生命環境科学研究科応用生命科学専攻 教授の佐藤健司先生のご発表で、「コラーゲンペプチドの摂取により、皮膚の水分量の試験で、年齢の高い方の場合、効果があると言っていい、かなりの個人差・プラセボ効果(ご本人が効果があると思いこむことによって、いい影響が出ることです)がある」というのが、今までのデーターから、まとめられて、評価されました。ご自身でも実験をされ、コラーゲンペプチドを摂取することで、皮膚のいろんな細胞に作用して、痛んだ皮膚などの修復を促進させ、保湿効果も高め、その結果、骨粗鬆症の抑制、肌の状態の改善により、見た目のアンチエイジングにつながるかもしれない」という結果を出されました。(かなり簡単に、はっしょって書きましたが。)

ようは、コラーゲンを摂ることは、意味ないことないよ、という発表です。(これは、ネズミでされたデーターなので、人間での効果については、今後検討されていくそうです)

さて、そこで今回の学会なんですが、常盤薬品が阪大・名大に協力してもらい、出された発表なんです。

コラーゲンペプチドを含むドリンクを2カ月間飲んでもらって、判定されたところ、血液中のアミノ酸が増えていて、皮膚の粘弾性が増え、シワの本数が減っていた、という結果です。

写真を拝見したところ、確かにちょっとシワは減っていました。(むちゃくちゃ減っているわけではないですよ)

「コラーゲンを摂ることに、意味はある」という、結果発表でした。(20名の方で、データーを取られてます。平均年齢45.7歳です)

あとは、やはり値段だと思います。

シワがむちゃくちゃ減るわけではないので、金額によったら、光やレーザー治療をするほうが、コラーゲンを増やすのは確実です。

ただ、クリニックになかなか行けない方・光などが事情があって、照射できない方・恐い方などなど、アンチエイジングケアの一つの選択肢としては、これがホントなら、アリだと思います。

(大きな期待は、禁物ですよ。)

今まで、いろんな食品メーカー・化粧品メーカー・製薬会社なども、いい結果の出るデーターを出そうと、すごく実験をされてきたと思うんですが、なかなかちゃんとしたデーターが出なかったのが現実です。(だから、ほとんどの医者は、コラーゲンなんて、意味ない、と思っていたわけです)

ホントにいろんなメーカーから、コラーゲン関係のサプリやドリンクが出ていますが、きっと細かく分析すると、中身の成分って、全然それぞれ違うと思うんです。

食べて、それほど害のあるものはないとは信じていますが、吸収率まで考えて作られているのかは、ほとんどのあやしいメーカーではされていないでしょう。

吸収率まで測定するには、かなりのちゃんとした研究施設がいるので、普通に食べ物を加工しているだけの感覚もメーカーでは無理だと思います。

(資生堂のコラーゲンドリンクも、吸収率をよくする工夫がされていたと思います。シワが減った、みたいなデーターは今のところは、出てなかったと思いますが。)

「食品」と思って、摂取されるなら、どこのメーカーのでもいいのかもしれませんが、(ゼリー食べてるのと同じですからね。ゼラチンもコラーゲンです)、ホントに「アンチエイジング」と思って、摂取されるなら、ちゃんとした企業から出されているのを摂ってくださいね。そんなのは、それなりのお値段はするはずですから、あやしいところのは勧めません。

品質の確かなモノが、どこのメーカーなのかわからない時は、やっぱり普通に食べモノで、ご自分で調理されるのが一番安心だと思います。

ただ、コラーゲンはたんぱく質なので、たんぱく質摂取の制限を医師から言われている方は、必ず医師にご相談されてくださいね。食べ物だといいんですが、サプリはいくらもで、たくさん摂ろうと思えば摂れますから、摂りすぎによる健康被害の報告があります。

お気をつけください。

サプリはあくまで、健康補助食品であり、効果をはっきりと謳うものではありません。

ただ、データーが出たものに関しては、意味はある(全くの無駄ではない)と思いますから、お値段・手間暇など、ご自分で納得されたのなら、個人差は大きいでしょうが、やりすぎずにお試しください。

でも、コラーゲンをわざわざ飲むくらいなら、私は、もっと他のサプリを飲みますけどね。

サプリは、飲みだすと、ホントにキリがないので、何を目指されているのか、どうしていきたいのか、を考えて、選んでいかれるといいと思います。

 

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