目元のシワに使う化粧品は、うちでは、エラスチダーム®をおススメするんですが、これは、保湿剤ではありません。
エラスチダーム®は、もう定着してしまったシワや、キメが粗いのかチリメンジワかどうか迷うような時には、予防も含めて少し始めてみる、というのもアリかもしれませんが、乾燥ジワ対策ではありません。
季節が変わって、湿度も低い日が増えるようになって、脂性の私ですら乾燥する日が増えてきましたから、乾燥肌の方は、いよいよ本格的な乾燥シーズン突入ですね。
乾燥ジワに、レチノール系の化粧品は有名ですが、私もレチノール系は、一つの選択肢としていいと思います。
保湿メインのアイクリームか、レチノール系か、と大きく二つに分かれるのかもしれませんね。
当院には、目元専用の保湿のアイクリームというものがありません。
ナビジョンのWシリーズが、かなりの保湿作用があるので(特に、夜用のクリーム。これで十分じゃないかな、と思ってるんですが。)、これでもまだ乾燥するという方には、レチノールは試す価値はあると思います。
でも、レチノールは合う合わないが、かなり分かれるところです。
合う方は良いんですが、合わない方は、赤くなったり、少しヒリヒリしたり、皮がめくれたりと、いろいろ副作用(というか、まあ、起こっても当たりまえと言えばそうなんですが、)が出ることがあります。
レチノールの作用のうち、そういう面だけが強調されて出てしまうんですね。
気にせず使っている、という方と、やっぱり使えないという方に、またこれも分かれます。
ナビジョンから、HAフィルパッチ®という商品があるんですが、ヒアルロン酸が棘状になっている商品です。
その棘が、皮膚に直接刺さって、ヒアルロン酸が溶けて、ホントに皮膚の中に入れることができるわけです。
刺さる化粧品というか、注射の化粧品バージョンですね。
これは、シンデレラ効果と言われるくらい即効性があり、何かのイベントの前とかにすると、おススメです。
ただ、これ、維持がしない、というのが欠点だったんですね。ヒアルロン酸を一時的に入れてるだけですから。私もそう思ってました。
ところが!
今回の学会で発表があったんですが、週2回これをを目元にして、8週間経過を見てみたら、結構いいい結果が出てました。
目元の乾燥ジワでお悩みの方であれば、ちょっと高いですが(3回分で、¥5,800)、これも一つの選択肢になりますね。
発表の結果の中には、患者さんから、「ハリが出た」と答えた方が10人中7人だったか、8人だったか、写真でも変化が認められていたので、たかがこんな化粧品ですが、おおっ?!と思いました。
レチノールがダメな方・いろいろ乾燥ジワにやってみたい方、一度どうぞお試しください。
ただし、貼る形が決まってますから(のりしろがあります)、気にされているところに、うまく貼れるかは、やってみないとわからないかと。。ほとんどの形はカバーするはずあんですが、なにしろのりしろあ3ミリありますから、ホントの目の際は無理です。
いきなり、3回セット1パックを買うのが、ご心配な方には、9月のキャンペーンで、レチノールのマスク1回分とセットになったのや、エラスチダーム®現品1個とセットになった分がありますから、よろしければ、それでお試しください。
試して、よかったら、現品をご購入くださいね。