このお休みをいただいたので、せっかくなので、どこか旅行にということで、ソウルに行ってみることにしました。
14年ほど前に、韓国の慶州で日韓形成外科学会というのがあり、口演で学会発表をするので、参加したんですよね~。学会が土曜日だったかで、プサンに移動して、プサンで1泊して帰ってきたので、韓国は2度目のはずなんですが、その時の記憶が全くありません。。。
学会発表は、もちろん英語で、質問も英語でされます。(実際、英語で質問され、何言われたのかわからなかったけど、こういうことかな?と適当に答えたら、後から他の先生に、全然違うこと、返してたよ~、と言われました。。。)
懇親会もその後の2次会も、韓国の先生がたくさんおられるので、会話は、全て英語でした。
(今からは、考えられないです。全部の会話についていけたわけではありませんが、もう、あの時みたいには、聞き取りも受け答えもできないな~。。)
学会は、一人で参加して、一人で、帰ってきたんですよね~。でも、全然、空港とか、機内とか、言語で困った記憶がなくて、一体、どうしてたんだろ。。
慶州の空港では、他施設から参加された先生方と合流して、慶州のホテルに、学会のバスで行ったのかな。。
慶州の湖のそばのホテルだったと記憶してますが、ホテルからはほとんど出てないし、知り合った先生が、オンドル式(韓国独特の、靴を脱いで、床に直接座ったりできる部屋です。床暖房ができて、日本人にもかなり楽だと思います)の部屋を取っておられて、色々韓国のことを教えてくださいました。
学会から、どっかの見学ツアー(お寺かな?全く覚えてません)に、団体で行って、次の日は、高速バスに乗って、プサンのロッテホテルにチェックインしました(日本語と英語です)。
他の日本人も先生もいらっしゃったし、チェックインの後は、ソウルの大学病院の先生が、車で、どっか遠くの焼き肉屋さんに連れて行ってくださって、その後は、カラオケもできるスナック?飲み屋さんで、夜中の2時頃まで、接待(というのでしょうか。。)
(韓国のおもてなしは、これでもか!というほど、徹底してするのが常識、とこの時に聞かされました。ホントかどうか知りませんが。)
全然、街に出てないんですよね~。移動だけで。だから、言葉が通じなくて困る、ということが全くなかったし、気にも止めていませんでした。
今回、ソウルに行くことにして、ガイドブックとか読んでると、地元の方々が行かれるようなところや、繁華街をはずれると、日本語も通じないし、英語表記もないし、ハングル語一色で、街中見渡しても、ハングル語のみって、自分が今どこにいるのかもわからないやん、とかなりビビってました。
調べたおいしい食堂って、まず日本語無理で、看板を探すにしろ、メニューを見るにしろ、ハングル語を覚えていったほうがいいな~、と思い、ほんの少しだけ勉強しましたが、本なしに、いきなり読むとなったら、やっぱり読めません。
いつも海外旅行は、個人で手配してました。
降雨空会社やホテルや部屋にこだわると、個人で手配したほうが安かったんですよね~。
でも、今回は、ハングル語が心配だったので、個人旅行ではなく、旅行社のツアー(ホテルと航空運賃と送迎がセットになってるだけのヤツです。)にしました。
シルバーウィークということもあって、早めに申し込んだつもりでしたが、結構いいのは、どんどんなくなっていて、ビックリしました。
やっぱり、韓国って、人気すごいんですね~。
ホテルも、日本人用にキレイだったらいいし、航空会社も特に指定ないし(安すぎるツアーが利用する航空会社は、ちょっとカンベンと思いました。独断と偏見ですが。。)、時間帯の指定だけできたらいいか、と思っていたので、ツアーのほうが安いかな、と思いました。
でも、後から考えたら、空港や日本人がよく利用するホテルって、英語や日本語通じるし、それをツアーで送迎ついても、関係なかったですね。。
ホテルと飛行機の時間帯を指定したら、結局追加料金が発生するので、個人旅行のほうが、もっと指定できて、安かったかも。。と最終日に気づきました。
ツアーのほうが安いと思いこんでいましたが、こだわらないのであれば、それこそ個人旅行のほうが安いんちゃう。。?(怖くて、調べてません)
まあ、金額はともかく、やっぱり個人で手配して、勝手に自分たちで動くほうが、時間の節約になっていいですね。
久しぶりのツアー(15年ぶりくらい?)で、すっかり忘れてました。
現地でも、日本語も英語も全く通じず、むこうはハングル語しかしゃべらないし、という時でも、お互いコミュニケーションをしようとするから、まあ、なんとかなりました。
英語もダメとなると、私は、日本語しか話しませんが、それでもなんとかなるんですね。
もうちょっと、ハングル語も勉強して行ったほうが、絶対楽しいですね。
字を覚えるほう時間を取っちゃって、話すほうは、「アンニョンハセヨ(こんにちは)」「カムサハムニダ(ありがとうございます)」「ネー(はい)」「アニヨ(いいえ)」「カジュセヨ(行ってください)」くらいしか覚えておらず、後は、本を見て話すか、日本語で言ってました。
英語圏だと、英語を話さないと、「こいつ、アホちゃう?」と思ってるんやろな~、と思ってしまうので、日本語は使わず、わからない時は、黙ってるか、適当にごまかすか、してましたが、日本語でも何でもいいから、コミニュケーションを取らないとダメなんですね。
どこの国に行っても、ガンガン日本語(ほとんど何故か関西弁)で話しているオバチャンとか見て、いつもスゴイな~、と思ってみてましたが、それが正解だったんですね~。
勉強になりました。
でも、どこの国に行っても、日本の素晴らしさを、いつも実感して帰ってきます。
日本の清潔・安全・サービス・丁寧さや親切って、ホントにスゴイですよね。
当たり前って思っちゃいけなかったんですね。