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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ソウルは地下鉄がかなり発達していて、ドラマでもよく地下鉄のシーン、ありましたよね。

タクシーは、ボラれたり、日本語がわからなかったり(もちろん英語も)するから、とあまりいい評判を聞いていなかったので、できる限り地下鉄で移動しようと、行く前には考えていました。

日本のタクシーで、まずボラれるって、ないですよね~。

まあ、知らない土地で、わざと少し遠回りされたり、止める直前にメーターが上がったり(仕方ない時もありますが、車を止めても、なかなかメーターのボタンを止めない運転手さんとか、ムカつきますね~)

タクシーに乗って、メーターをちゃんと使っているかどうか、開始のボタンを押したかどうかを確かめなくていい国って、日本くらいですか?

海外に行くと、タクシーに乗るって、いうのが結構ストレスというか、気が張るので、疲れますね。さあ、今から乗るぞ!みたいな気合い、入れないと油断していると、エライ目に合うことがありますよね。

でも、韓国に行った方にお聞きすると、やっぱり移動はタクシーのほうがいいよ、とみなさん言われ、渋滞に巻き込まれない限り、絶対タクシー!と勧める方もいらっしゃいました。

韓国に行った方は、ご存知ですが、ソウルには、「一般タクシー」と「模範タクシー」と「インターナショナルタクシー」の3種類があります。

一般タクシーは、初乗り2400ウォン、模範タクシーが4500ウォンでしたっけ?

(2400ウォンで、170円くらいでしたかね?模範タクシーの初乗りで、350円くらいだったと思います)

一般タクシーは、ハングル語のみで、模範タクシーは、日本語・英語OK(少しわかる程度のことも)で、マナーもちゃんとしている、インターナショナルタクシーは、日本語・英語全然OKで、無料通訳の無線もついている、という具合で、ガイドブックにもそう書いてありました。

現地について、最初は、ホテルからタクシーに乗っていて、ホテルからだと、ドアマンの方に日本語で言えば、ハングル語で言ってくれるので、安心して乗れますね。メーターをちゃんと使っているかは確認しましたけど。

そのうち、慣れてきて、模範タクシーでなくても、一般で全然大丈夫やん?、みたいになって、一般タクシーも、どんどん乗るようになりました。

(模範タクシーがいつも捕まるとは限らないので。台数も少ないし、観光客の多いところでないと、流しはなかなか見つかりません。)

一般タクシーでも、ホテルの前で待っているようなタクシーの運転手さんは、日本語もめっちゃできるから、結構安心してたんですね。

どのタクシーも、みなさん、ちゃんとメーター、使ってますしね。

夜に、明洞から広蔵市場に行くことにして(麻薬ノリマキを食べるためです。麻薬ではなく、クセになる、ということで、麻薬ノリマキと呼ばれているそうです)、でも、市場も広いし、夜だから、わかりにくいだろうし、でも、市場の西の門から入ればすぐ、と載っていたので、これは、模範タクシーで、日本語で言うほうがいいな、と思いました。

幸い、明洞は、一番の繁華街なので、模範タクシーがうじゃうじゃあります。

それで、模範タクシーに乗って、地図を見せて、日本語で言うと、全く通じません。相手は、ハングル語しか話さないんですね~。

すぐそばに、ウリ銀行があったので、「ウリ バンク」と言えば、わかると思ってました。(だって、大きな、英語の看板出ているし)

日本語が通じないから、英語でも言ったり(これも全く通じません)、地図を見せて、「ここ!」「ウリ バンク」と言っても、全くダメ。。

なんで、模範タクシーやのに、アカンねん。。と思い、タクシーを変えることにしました。

そしたら、お客を取るタクシーにも、それぞれ順番があるみたいで、(乗り場なんかないんですよ)運転手さん同士、秩序や決まりがあるようです。

私たちが出発せずに、降りてきたから、「どうした、どうした」みたいに、周りの模範タクシーの運転手さんが、みんな寄ってきて、ハングル語で、わわわあ~、と言われます。

誰一人、日本語話せません。。。

で、また地図を見せて、「ウリバンクのところ」「ここ!」と日本語・英語で言うけど、全くダメで、そのうち、日本語のちょっとあやしい人が寄ってきて、「どこまで行きたいの?」と。

顔を上げると、ぼったくりタクシー(黒塗りのボックスワゴン車で、日本語OK、車体に書いてある自称タクシーです。これは、絶対乗ったらいけない、と言われてました。えげつなくボラれるらしいです)の運転手さんで、「捕まったら、とんでもない~!」と心の中で、ちょっとパニックです。絶対乗らないようにしなきゃ!でも、連れ込まれたらどうしよう。。とわけわからんこと考えている間に、この人しか日本語わからなへんし、と地図を見せて、「広蔵市場のここの西口の、ウリ銀行の、、」とまた同じ説明をしたら、最初の運転手さんに、ハングル語で、説明してくれました。

(いい人だった。。。)

それで、無事最初の運転手さんの車で、広蔵市場へ。降りる時に、おつりの端数(100ウォン)まけてくれました。(お詫びのようです)

で、降りたら、確かに、広蔵市場なんですが、ウリ銀行がどこにもありません。。。

広蔵市場は、場所によって、売っているものが違うので、何を売ってるかで、大体の場所がわかるんですが、ここ、全然違うやん。。。オジサン。。。(やっぱり、わかってへんかった。。)

広蔵市場のどこでもいいなら、最初からもめへんよ~。

私が行きたいのは、西口~!もう~。市場の地図が入口にかかってるんですが、もちろんハングル語で、全くわかりません。。

とりあえず、中央(らしき場所)まで行って、多分こっち、というところを彷徨い、無事ノリマキのお店にたどり着きました。。

あ~、よかった。。

でも、模範タクシーで、誰も日本語も英語もわからへんにゃったら、倍のお金出して、模範探すことないやん?もう、一般でいいやん、となりました。変わらへんやん、と。

ところが、まださらに!変わったんですよね~。

市場の帰り、まず模範は捕まりません。もう、一般で帰るつもりだったので、タクシーを拾って、ホテルの住所がハングル語で書いてある地図(ホテルの方がくれました)を見せたら、その方、字が読めなかったんです。。。

ホテルの名前で、なんとなくどこかはわかったみたいなんですが、道を間違えて、曲がらないと家k内ところで、曲がらなかったため、いつまでたっても、ホテルに着きません。。。

ソウルの道路は左折が全然できないところがあって、ひどい時は、延々と通りすぎてから、やっと左折、ということがありました。

結局、その辺の方に聞かれて、やっとホテルへ。。

う~ん、字が読めない方はいるとは考えつきませんでした。。

そういえば、ガイドブックに、ちらっと書いてあったような。。

韓国は、格差がきつい、というのも聞いたことがあります。

日本のように、誰でも字が読んで書ける、という教育が、全国民になされている、というのは世界でもやはりめずらしいんですね。

ありがたいことです。義務教育のおかげですね。日本って、素晴らしい!

(最近は、高校生や大学生でも、漢字が読めない・書けない、というのはありますが、これは、本人の問題。漢字が読めない・書けないのに、なぜ大学に受かるのか、その大学で一体何を学ぶのか、不思議ですね。それは、ホントに大学なんでしょうか。そういう大学生が存在するのも、世界中で、日本だけでしょうが。。。)

それ以来、もうとにかく来たタクシーに乗りますが、乗る前に、窓から、言葉や文字が通じるか、確認してから乗るようになりました。(メジャーなところの行く時は、いいんですけどね)

東大門から乗った時は、字が読めない方が続いて、3台ほどタクシーを見送りました。

その時、結局乗れたのは、模範タクシーで、「日本語OK」と車体に書いてありました。

模範タクシーって、なんなんでしょうね。。。

その次の日、ホテルの前に、インターナショナルタクシーが止まっていて、ドアマンのオジサンが、「今日は、こちらを予約しておきました」と言われました。

日本語もネイティブなくらいお上手で、しかも料金は、一般と同じです。。

何じゃ、そりゃ~!

ますます、模範タクシーの謎が深まるばかりです。。模範タクシーの権利を買うことができるのか、疑ってしまいました。

(京都の個人タクシーも、権利、買えるんですよね?ホントは長年勤めた優良ドライバーの方にだけ、許可が出るものと思っていたんですが。。若い方が個人タクシーされていたりするので、聞いてみたら、そういうことを言われてました。)

カンジゃンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)を食べた帰り、明洞に帰るのに、一般タクシーを乗ったんです。

結構距離があるのはわかっていたんですが、ふとメーターを見ると、結構上がってます。

高いな~、と思ってみていると、メーターがものすごく速く上がっていってます!

絶対、おかしい!今までも長距離乗ったけど、こんなに上がったっけ?というくらい、急ピッチで上がっていってます!

「そのメーター、おかしくないですか?」もう、ハングル語わかんないから、とにかく日本語で言いました。

運転手さんも、メーターのことを何か言われるとは思ってるんでしょうが、まあ、言葉つうじないですよね。

私もそのまま、日本語で、「メーター、速過ぎ!こんなに早く上がるの、おかしい!」

(これが、患者さんの言っていた、改造メーターか?!とあっちゃ~、と思いました)

でも、もうどうしようもできず、着いたら、普通に、料金取るし、(払うからダメなんでしょうが)、でも、くやしいから、「レシートください」と言ったら、これは意味がわかったようで、レシートくれました。

でも、これ持って、警察行ったからって、どうにかしてくれるのかな~?誰に言えば、いいんだろう。。

(チェックアウトの時に知ったんですが、ホテルのフロントに、「観光苦情協会」みたな、「旅行中にお困りのことがあれば、何でも相談・通報してください」みたいなことが書いてあるポスターが貼ってました。

ハングル語と日本語と英語(中国語もあったかな)で表記があったように思います。

韓国は、国をあげて(国主体の協会かどうか知りませんが、公的機関ぽいですね)、観光に力を入れておられるんですね。

日本はここまでしてないですよね?京都もこんなの、あるのかな?私が知らないだけで、あったら知りませんが、ここまで観光客のこと、考えていないですよね~?

京都なんて、観光に大部分お世話になっているのに、もっと観光客、大事にしなきゃ。)

タクシーにボラれた。。とちょっとブルーな気分で、過ごしていた時、ホテルから乗った一般タクシーの日本語ペラペラの親切な運転手さんにあたった時に、その時の話をして、「これ、ボラれましたかね?」とお聞きすると、値段と移動距離からしたら、「まあ、そんなもんです」と。

あ~、よかったです。。もう安心してタクシーに乗れます。(疑った運転手さん、ゴメンナサイ。。)

あやしいボックスタクシーで、メーターがついていないヤツ以外は、メーターがちゃんとついていたら、大丈夫ですよ、と教えてくださいました。

何かあったら、呼んでください、とお名刺くださいましたが、遠いところにいたら、どこまで呼んでいいのかわからず、結局1度きりでしたが。

でも、私も、もうちょっとやっぱりハングル語、勉強しないといけませんね。

せめて、東西南北くらい言えないとね。

やっぱり、現地の言葉を使うことで、地元の方と近づけますね。

次回、韓国に行くまでには、もう少しハングル語、勉強しますね!!リベンジっ!