プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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今日は、またしても仕事が終わらず、クリニックに行ってました。

念願のクリスマスツリーを出しました。

大人になってから、身長くらいのツリーを飾ったり、用意した記憶がありません。

今回ツリーを買う時に、売り切れは続出してしまい、欲しかった150センチのセットツリーが完売しましたが、180センチのだったら、残ってたんです。

180センチでも迫力があって、いいかな、いかにもクリスマスツリーらしいし、と一瞬買いそうになりましたが、180センチと言えば、私の身長よりも20センチも高く、しかも重さを見て、ビックリ!組み立てることも片づけるのも女だけでは、無理そう。。。しかも、(当たり前ですが)でかいだろう。。。

冷静になって、やはり止めました。。。それで、150センチのツリーと飾りは別のヤツで。

休診日だったので、一人で組み立ててたんですが、結構メンドクサイですね。

ゆっくり時間があって、家族やスタッフと一緒に楽しみながらすれば、楽しい作業なんでしょうが、まだまだ仕事も残ってるし、のんびりしてる暇はありません。

でも、焦りながらするツリーのセッティングは楽しくない。。。

仕方なく、クリスマスソングをかけながら、やってみました。。ちょっとだけ、気分が上がりましたかね。。。

150センチのツリーでも、私の目線の高さ十分にあります。

ツリーが万が一転倒してはいけない、ということで、転倒防止の、重し(浮き輪みたいなのに、水を入れて、重しにするようです)も一応買ってたんですが、ツリーを組み立て終わって、重しを見たら、組み立てる前に、ハメないと、ハメられません。。。

今から外すの。。。?また。。?(できなくはないです。。2人いたら、できるかな。でも、男性にしてもらうほうがいいですね。。)

ツリーに重めの飾りをたくさん付けたら、バランスが悪くて倒れるようですが、幸い飾りが軽いのと少なかったようで、脚もしっかりしてました。

で、せっかく買ったのに、片づけちゃいました。。。来年、忘れずに、使います。。

飾りが多過ぎるのか、少なめかのバランスを心配してましたが、少なかったです。。

やっぱり。。気に入った飾りは、みんな完売だったので、あとで買いに行かなきゃ。

(帰りに、ストアデポという、業務用のお店で、売れ残っていた飾りを、取り急ぎ買って、付け足しました。飾りも、適当にとにかくつけただけなので、また時間のある時に、手直しします。やっぱり、ロフトとかに行かなきゃいけないかな。。?)

ひと段落したところで、ずっと狙っていたカレー屋さんへ。

(このカレー屋さんは、秘密のカレー屋さんなので、ここでのご紹介は控えさせていただきます。内緒のお店です。)

自転車でこいで、食べてきました。スパイシーで、おいしかった~♪辛過ぎないところもポイントです。

どんなにおいしくても辛過ぎると、途中で味わかんなくなるし、舌・口の中・のど・胃腸のすべての粘膜に悪い影響と思います。辛さ(唐辛子の)は、ほどほどに。

そして、これも念願のオーレリーの、キャンペーン用のお菓子も頼んできました。ついでにクリスマスケーキも(今年は、チョコのにしました。ここのチョコケーキは、ホントに濃い!です)。

(オーレリーの完全予約制の受注生産が10月から始まってます。http://aurelie-japon.com/ 

中々注文する時間がなくて、今日やっと頼めました。

配送していただけるものもありますし、指定された場所に取に行かないといけないモノもあります。

食べてみたかった方は、一度召し上がってください。ただし、受注生産ですので、1個や2個では買えません。まとめてお願いして、先払いですし、もちろんキャンセル料もかかります。ご注意くださいね。

大勢が集まる機会には、とっても喜ばれるお菓子です。基本、どれもはずれはないので(子供用ではなく、大人の味です。子供で、ここの良さがわかれば、かなり渋いですね。単純な砂糖の味ではありません。甘さがくどくないのに、味が濃い!という、絶品ケーキです。

発注の仕方は、HPをご覧くださいね。うちに来られた時に、聞いていただいたら、わかる範囲でお答えします。

オーレリーの焼き菓子は、金曜日の午後には届く予定です。それまでは、寺町のマダム御用達と言われている、シェ・ラ・メールの焼き菓子です。

私もこちらのお菓子は食べたことがないんですが、雑誌にもよく載っていて、大丸にいつも売ってるんですが、ロールケーキ(名物だそうです)がいつもおいしそうだな~、と眺めていたところと知り、今回買ってみました。買いに行って間近に見てきましたが、こちらもおいしそうです。食べくらべてみますね。ウワサになるだけ、ありますね。

キャンペーン用に買ったのは、バナナパウンドケーキ(カップケーキみたいな)と紅茶の味のと、フォンダンショコラみたいなチョコケーキです。どれもおいしそうでした。

それぞれのケーキ屋さんが、得意な分野も違うし、特徴も違うし、京都はどんどん新しいお店も出てくるし、食べ歩くのに大変ですね。

(休診日の水曜が、ケーキ屋さんの定休日だと、いつまでたっても、お試しできないんですよね~。おいしそうなケーキとホントにおいしいケーキは山ほどありますが、皆さんのキャンペーンにつけるとなると、生菓子ではダメで、焼き菓子になります。生に近い焼き菓子は、賞味期限が3日くらいしかなかったりして、そんな頻繁にスタッフに買いにいってもらうわけにもいきませんから、買えるお店も限られてしまいます。

もらったら生のほうが確かに嬉しいですが(私は)、なにか機会がないと、そういうお店の焼き菓子って、なかなか食べませんから、この機会にお楽しみください。

去年の12月のキャンペーンのお菓子も、オーレリーでした。もう1年ですね。ホントに早いです。

やっぱり12月は、洋菓子の季節ですね。キャンペーンのお菓子を探しに、お菓子屋さんを回るのも、楽しみの一つです。お菓子をみると、ワクワクしますね。そして、味見用と、自分にも買ってしまうという。。。

帰りに、大丸で、クラムチャウダー用にアサリを買って、じゃがいも・セロリ買って、サラダの材料と、手羽先です~。(手羽先が2個しか残っていなかったので、手羽中も買いました。コラーゲンは食べ物から取る主義です。)手羽先は塩・黒こしょうで味付けして、オリーブオイルで揚げ焼き風に。皮のぱりぱりがおいしいです。

〆は、千枚漬けで、白ごはんをいただきました。おなかいっぱいで、「家政婦のミタ」を見ながら、お風呂に入って、ブログを書いて、もう寝ます。

そうそう、加齢臭用の「ジョイフルガーデン」、いい香でした。サンプルをいただいたので、さっき使ってみました。よろしければ、こちらも性別問わず、おススメです(効果は、ご自分でご確認くださいね)。

 

もう12月ですね~。1年早かったです。年をとると年々早くなってるように感じるのは気のせいでしょうか。

12月と言えば、クリスマスですよね。クリスチャンではありませんが、やっぱりクリスマス好きですね。

カトリックの学校に通っていたのもあるかもしれませんが、ああいうミサの荘厳な雰囲気って、ちょっと好きかも。讃美歌とかも好きでした。

まあ、クリスマスだからと言って、特別なことをするわけでもなく、ディナーの予約を取る、とかいうこともしませんが、クリニックには、今年はツリーを飾ろうと思います。

去年は、バタバタして飾る余裕が無かったんですが、(今年もバタバタしてますが)、今年は飾りたいと注文してみました。

注文した時点で、もうすでに遅かったようで、お目当てのセットツリーは完売で、ツリーと飾りを別発注する形になりました。届いてるんですが、バランスがわからないため、飾り付けてからのお楽しみですね。

すごくしょぼかったら、どうしましょう。。。。

さて、クリスマスやイベントの多いこの季節、やっぱりキャンペーンと言えば、注入系ですね。

年末は、混雑と海外への発注がおいつかなくなる可能性があるため、キャンペーン適応の方は、光・レーザー治療をされた方のみ(当日に併用される場合のみ・もしくは、当日に一緒にお支払いされる場合のみ)とさせていただきました。

注入系単独でされる場合は、キャンペーン適応ではないので、正規料金となります。

タイタンやジェネシス・ライムライトをして、その後に、ボトックスやヒアルロン酸・レディエッセを入れて、シワを抑えたり、顔の形を整えたり、などなどすれば、さらに、シンデレラ効果間違いなし!でしょうか。

かなりいい感じに変身できると思います。(1回でシミが全部消えるとか、手術したように若返るとか、そんなのは無理ですよ。自然に、嬉しい変身ができると思ってください。)

今まで、仕事やなんやかやで忙しくて、お手入れができてなくて、でもイベント前に、なんとかドーピングしたい!と言う方、メイクやドレスで頑張るのも大事ですが、元のお肌やお顔を少しお手入れしてあげましょう。

それだけで、メイクのりやドレス生えが全然違ってきますから。やらないよりは、絶対やったほうが、いいとは思いますが、1~2週間で、体を痩せさえるとかはできません。

この季節、飲み会も増えて、忙しくて寝不足で、顔もむくみがちですから、ダイエットは地道に頑張るとして、顔やアゴ下に、タイタンをあてるのは、とりあえず手っ取り早くておススメです。むくみが取れて、スッキリします♪ 注入剤までしなくても、イベント前は、タイタンをされる方がホントに増えます。人気メニューです。(腫れや内出血もなく、バレずに小顔になるので、イベントの直前でもOKです。でも、欲を言えば、数日前~1週間くらいあると、他にも足した治療の効果も落ち着いて、よりベストではないでしょうか。

それに比べ、注入系は、全て注射ですから、腫れは大したことなくても内出血の可能性はゼロではありません。やはり注射系は、1~2週間の余裕があるのが、安全だと思います。ボトックスにしろ、効いてくるのに、2・3日かかりますからね。前日にしてもボトックスは効きません。

エラボトックスだと、どんなに早くても1週間(1週間だと、効果出ても、なんとなく。。くらいだと思います。)、効果がわかりだすのに、2週間は見られないと、無理だと思います。少しでも小さくなれば、というなら、構いませんが、やはり2週間~1か月は欲しいところでしょう。エラの大きさとかによっても、違いますけどね。

注入系でご予約いただければ、その時点で、在庫を押さえる場合もありますが、初診の方だとご希望されても、適応がないこともありますので、在庫を押さえることはしておりません。(ある程度、余裕をもって、発注はしておりますが)

注入をお考えの方は、ご相談だけでも、お早目に。

もし、ご希望の時に、在庫がなければ、海外から届くのを待っていただいて、到着次第、ということになります。キャンペーン対象の方は、キャンペーンの日が済んでも、キャンペーン価格でさせていただきますが、お手続きは、先に済ませていただく形となります。ご了承ください。また、光・レーザー処置とは別の日に、注入していただく流れとなります。

変身系ばかりのキャンペーンだけでなく、冬の本格的到来で、お肌の乾燥が一気にひどくなっている方急増です。

もう30歳過ぎると、乾燥ジワが、そのまま固定してシワになってしまいますから、乾燥肌対策とともに、乾燥ジワ対策も、女性にとっては重要です。

乾燥ジワがマシになるだけで、見た目の老け具合も、ちょっと良くなりますからね。

そこで、今回のキャンペーンは、乾燥ジワ一極集中です。

根本的にエラスチンを増やして、シワを改善していくエラスチダームと、シンデレラ効果のあるHAフィルパッチ、全体の乾燥ジワに対して、レチノールで応戦のRTマスクのセットです。

マスクは、どちらもお試しの1回分がセットになっています。イベントの前に、集中して、と言いたいところですが、ホントに大事な用事の時には、初めての化粧品関係は、やめておくほうがいいと思います。

もし、かぶれたり、合わなかったら、困りますからね。できれば、少し前に、試して、ついでに効果も実感しておかれて、準備万端で、直前にもする!というのが、一番いいです。

もうお使いいただいた方は、1回お試しでなくても(セット内容は、かなりお得ですが)、正規のほうで、集中ケアがいいと思います。

(HAフィルパッチの正規商品は、3回セットで、RTマスクは5回分がセットです)

ナビジョンのTAクリームを塗っても、まだ乾燥する、という方、乾燥ジワが気になると言う方には、レチノールのセットをご用意しました。

ナビジョンのレチノールは、医薬部外品なので、かなり安全基準なども満たして検査されていますが、中には合わない方もいらっしゃるので、診察でOKが出ても、必ずテスターでお試しになってから、異常がなければ、お買い求めください。ナビジョンのは、かなり刺激なく作られていると思いますが、合わない方もいらっしゃるかもしれません。

もし、このレチノールのセットを買われたら、美容液とマスクは、同じ日には、しないでくださいね。マスクをする日は、マスクだけで、ただの化粧水・乳液・クリームなどとお使いください。

マスクと美容液の両方で、レチノールは入れ過ぎです。(やりすぎは副作用が出て、よくないですし、早く無くなって、もったいないです。)

私も、乾燥はしてませんが、乾燥対策は強化しておこうかな、とレチノールを久しぶりに使ってみるつもりです。今使っているクリームがなくなれば、使います。

乾燥が進むと、肌荒れから、ひどくなると敏感肌みたいになってしまいますから、あまりにひどい方用に、トラネキサム酸のイオン導入とマスクのセットをご用意しました。

光・レーザー治療をされている方限定で、当日処置後に追加される場合のキャンペーンになります。

トラネキサム酸で、お肌の炎症を落ち着かせ、中に入っているヒアルロン酸で、保湿もたっぷりと。ついでに、シミや肝斑を押さえるのを助けてくれるので、この季節に追加されるのは、お肌を瑞々しく保つのに、役立ってくれると思います。

(肝斑セットをされている方は、イオン導入が元々ついていますから、TAマスクの1回分をご希望の方は、肝斑セットをされた日であれば、TAマスク1回分¥1.510(通常の10%オフ)で、お分けいたします。)

あともう一つのキャンペーンが、引き続き日焼け止めです。冬になると、日焼け止めを塗らなくなる方がいらっしゃるので、頑張って塗っていただくためのキャンペーンです。

大好評のナビジョンの新しい日焼け止めのミニチューブですが、こちらは、当院のどの日焼け止めを買われても、ついてきます。

ナビジョンのビューティプロテクトUVとスキンケアプロテクトUVは、さらに、ナビジョンのTAローション(Wタイプ)のミニタイプも1本お付けします♪ クリスマスプレゼントです。

ただ、このミニローションは、人気商品なので、無くなり次第、プレゼントは終了です。欲しい方は、お早目にどうぞ。

この紫外線の弱い季節の間に、日焼け止めもちゃんと塗って、ライムライトをガンガンあてていくと、あっ!と言う間に白くなりますから、年中日焼け止めは、必ず塗ってくださいね。

(肝斑の方は、ガンガンあてるわけにはいきませんが)

今回は、冬のスキンケアバージョンと変身バージョンにしてみました。お疲れの時は、お肌もお疲れですから、スぺシャルに労わってあげてくださいね。

 

 

加齢臭

先日の学会のランチョンセミナーのテーマが、「加齢臭」でした。

(ランチョンセミナーというのは、お昼の時間に、宣伝したい企業が、その時間と会場を使う権利をお金を出して買われて、参加する医師たちのお昼ご飯やお茶のお金も出しておられるのかしら。。?どこまでが学会が負担(学会参加費から)されているのかはわかりませんが、お昼ご飯がつくので、ご飯を食べながら、講演を聞いて、勉強するセミナーのことです。

大きな学会だと、整理券が配布されたり、聞きたいセミナーが重なったりと、時間を変えてやってほしい、と思う時も多々ありますが、このランチの時間が、やはり企業の方からすれば、メインイベントなのか、ランチョンセミナーに重ねてしまわれます。

モーニングセミナーだと、サンドイッチとジュースが出たり、アフタヌーンセミナーだとお菓子とジュース、イブニングセミナーだと軽食と、豪華な学会だとフロアにはお酒が並ぶこともあります。

お弁当自体は、どこの学会も、普通のよくある幕ノ内で、せっかくご飯のおいしいところに来ている時は、ランチョンで食べずに、外に食べに行きたくなりますね。

ちなみに、この日のお弁当は、崎陽軒の赤飯弁当でした。焼売も3つ入っていて、崎陽軒なら、というので、全部食べてしまいました。

結局、学会の最後は、抜け出し、(最後のほうは、居眠りばかりしてしまい、これだけ会場にいてても同じだなと判断しました。聞きたいのは、全部聞いたし。。。せっかく中華街の狙っていたお粥さんに行って、席も空いていたというのに、お弁当を食べたのでおなかがいっぱいで、結局、テイクアウトのお粥を買って帰りました。)

すみません、加齢臭の話でしたね。

何年か前に、資生堂が加齢臭の正体を発見して、「ノネナール」と名付けられ、加齢臭を抑える石けんやシャンプーを発売した、というのをニュースで見た記憶があります。

でも、スーパーに行っても、全然売ってないし、真剣に探すこともなく、すっかり忘れていました。

学会のテーマは、アンチエイジングなので、資生堂の加齢臭対策にお声がかかったそうです。

商品名を、「ジョイフルガーデン」と言います。http://www.ag.shiseido.co.jp/item/nc_item02.htm        と とととと 

いろいろな年代の方の、ニオイ(体臭)を集めて分析されたところ、40歳を境に、検出される成分があったそうで、それが「ノネナール」だそうです。

加齢臭というと、男性特有と思われがちですが、女性も同じように出てきます。

ただ、ニオイというのは、女性のほうが過敏なので(いい香りも、嫌な臭いも、なんでも女性のほうが敏感に気づかれます、と資生堂の方が言われてました。男性というのは、鈍感というか、気にならないのか、気にされない方が多い、という、アンケート調査が出てました。

よく気の付く女性は、いろいろ対策をされていて、気づいていない男性が多いためか、男性のほうが匂ってくるので、男性特有みたいに思われているのかもしれません。

加齢臭の元をたどれば、お肌から出る皮脂です。

この皮脂の中に、40歳を過ぎると、混ざってくる成分があって、それが紫外線やたばこ、それ以外のいろんなモノやあるいは自然に酸化されて、ノネナールというニオイ成分になってしまうようです。

ワキガの汗も、30代の男性の皮脂汗もそうですが、皮膚から出た瞬間は、無臭なんです。

それが、空気に触れて、皮膚の雑菌に分解されて、違う成分になり、特有のニオイになってしまいます。

だから、そういうニオイ対策のデオドラント商品は、殺菌系のモノが多いんですが、加齢臭は、雑菌が関与してないそうで、殺菌剤を使っても、消えないそうです。

資生堂の方もおっしゃってましたが、各社いろんな消臭剤・消臭グッズを出されてますが、どのニオイを消したいのか、で、商品を選ばないと、全然聞かないそうです。

まあ、当たり前ですよね。科学的に分析して、一番効くように、成分を配合しておられるので、違うニオイだと、成分も違ってきます。

また、各会社での、得意分野もあるでしょうし、同じ目的のニオイでも、各会社で、やっつけるのに用意している成分も違っており、その人によって、こっちのメーカーのほうが私には合う、とか人によって違うでしょうね。

前にも書きましたが、ニオイ専門の五味先生の本でも書かれてましたが、酸化しないように、抗酸化したらいい、という提案をされていました。

具体的な、自宅で代用できるモノを、本の中では、ご紹介されていました。

そういう商品でも、もちろん加齢臭に効く可能性はあると思いますが、(資生堂の方も言われてました)、このジョイフルガーデンという代物、ハーモナージュ効果と言って、イヤなニオイを他のニオイで包み込むことによって、全く別のいい香りに変えることに成功されたそうです。

サンプルをいただいて、まだ使ってませんが、カシスグリーンの香お書かれていて、匂ってみると、いい香りがしてます。

加齢臭は、皮脂の多いところから、匂ってくるので、背中・胸・耳の後ろやうなじ(首いの後ろ)・頭(結構頭の皮脂から、加齢臭は出てるそうです)に、このシリーズのシャンプー・(女性はリンスも)・ボディソープを使うのがポイントです。

売ってないな~、と思っていたら、今は通販しか取扱いがないそうです。

アマゾン

http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E8%B3%87%E7%94%9F%E5%A0%82+%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3&tag=googhydr-22&index=aps&field-adult-product=0&hvadid=6186811619&ref=pd_sl_1ftvzy7oqe_e 

こだわり商品研究所http://www.kodawari-lab.com/category/134.html 

爽快ドラッグhttp://www.soukai.com/li.html?searchflg=1&searchcategory=&searchword=%83W%83%87%83C%83t%83%8B%83K%81%5B%83f%83%93 

などで、取扱いがあるそうです。

探せば、他にもあると思いますよ。他にも紹介されてましたが、今いただいた資料をクリニックに置いてきてしまい、ちょっとわかりません。

このシリーズは、加齢臭用で、ワキガや30代男性の皮脂汗のニオイや、汗臭いのには効きませんから、お間違いなく。

40歳を過ぎて、気になる、という方は、一度お試しください。

資生堂は、いつもきっちりとデーターを見せてくれるので、聞いているだけで、効く気がしてきてしまいます。

同じ試すなら、そういうほうが私は買いたくなりますね。

一般の石けんやシャンプーからしたら、ちょっと高いのかな。でも、認知度があがって、大勢の方が買うようにあんれば、需要と供給の関係で、値段を下げてこられると思います。まだ、あまり認知されていないから、お値段としたら、こんなものかも。

香水とか買うくらいなら、安いモノですし、デオドラント商品って、どこのも似たようなお値段なのかもしれませんね。

 

 

 

      

 

 

 

今回の学会は、日本美容外科学会という、形成外科の専門医だけで作っている美容外科学会からの分科会の学会になります。

ややこしいんですが、日本には、美容外科学会というのが二つあり、高須クリニックの高須先生とか、いわゆるよくマスコミに登場されるような、美容外科クリニック中心で、成り立っている美容外科学会と、大学中心で作られてる、形成外科医の集団の美容外科学会と二つあります。

最初、高須先生も、形成外科学会の会員だったそうですが、あんまりあやしいことばかりするから、形成外科学会を除名され、そのあと、自分で作られたのが、いわゆる美容外科医中心の美容外科学会だ、と研修医の時に、先輩から聞かされたものでした。真偽のほどは、知りません。

高須先生の作った(と聞かされた)、美容外科学会は、形成外科でなくても、医師でさえあれば、誰でも、何科出身であろうと、専門が何であろうと、医師になって、何年目であろうと、ホントに誰でも会員になれます。とても、オープンな学会です。

反対に、形成外科医の集団の美容外科学会は、形成外科の専門医(認定医と言います)でないと、入会すらできなかったような気がしますが。。。私は、形成外科認定医の資格はありませんので、この学会には入会できません(と思います)。

もともと、形成外科学会も、ちゃんとした認定施設の大学病院で形成外科を研修するなりしないと、学会に入会するときに、学会のエライ先生方の推薦が、2人だか3人だか必要で、私は最初、形成外科に入局したので、形成外科学会の会員ですが、形成外科で研修を受けていないような医師は、普通は入ることができません。

ところが、ここ数年前より、「形成外科学会会員」という肩書きが欲しい美容外科の医師が増えて、全然形成を研修していないのに、推薦状を書いてあげて、学会員にさせてしまう、という先生がいたらしく、ちゃんと知りもしないのに、推薦しないように、と学会から通達が来てる、みたいなことを聞いたことがあります。

美容外科の商業戦略に、どうしても、「形成外科学会会員」というのが、使われるみたいで、形成外科学会は、かなり狭い門の学会で、そのため、どうしても会員数も少なくなってしまいます。

中身はどうあれ、会員の数が多いと、学会としての力も大きいのか、その辺が難しいところのようです。

数が少ないと、やはり衰退していくんでしょうか。。

まあ、今は私は、美容皮膚科医なので、外科をするわけではありませんから、美容外科学会にばかり入らなくてもいいんですが、そういう学会で、レーザーのセッションがあり、そこで発表される内容もあるので、それは聞いてみたいな、とは思いますが、皮膚科系・形成外科系・美容アンチエイジング系と3種類全部行くとなると大変なので、どうしても外科系は、後回しにしてしまいます。

まして、形成外科医のほうの美容外科学会は、会員じゃないと、えげつない参加費を取られますし、今年は福岡だったので行かなかったんですね。

今回の分科会の、美容抗加齢医学会は、会員じゃなくても参加でき、費用も良心的で、開催日も日曜日で、レーザー系の有名な先生方のご講演があるとすると、やっぱり行かなくちゃ!です。

皮膚科の学会と違うところは、みなさん形成外科医で、手術中心の話が出てきます。

あと、光・レーザー・RFをするにしても、ダウンタイム(患者さんが、腫れや赤み・かさぶた・内出血など、いろいろ我慢して、すぐに人前に出られないようなことが起こること)が出る治療の話もバンバン出てきます。

(今回、たまたまかもしれませんが)

今回は、講師の先生方のメンツというのもあったのかもしれませんが、かなりハイレベルなお話で、かなりタメになりました。

美容皮膚科学会は、美容皮膚科初心者の医師もたくさん参加していて、美容皮膚科を正しく始めるために、みたいなセッションも多いので、技術的なことに関して、あまり専門的な話だけのセッションというのがかなり減りました。(昔は、初心者用と専門家用と、2種類用意されていたんですが、開催する主催者側の意図とかによって、違うんでしょうか。。)

レーザー会社が主催する勉強会も、大体講師の方のメンツも同じ先生方で、やはりこれからレーザーを買おうとしている医師のために、みたいなところもあるので、あまり専門的なお話はされません。

それからすると、今回は、もともとの学会が、専門家の集団というせいもあって、かなり突っ込んだディスカッションをされていました。

初心者の医師であれば、あまりわからなかったと思います。時間も足りなくて、もっと聞いていたいと思いました。すっごい濃かったですね。

高須先生中心の美容外科学会は、昔勤務していたクリニックで、強制的に入会させられたことがあって、それ以来、そのまま入っています。

確かに、美容クリニック中心の学会なので、日常診療のことが話の中心なので、身近は身近なんですが。。。

昔、一度行ったことがありますが、学会発表のレベルの内容は、いっちゃあ悪いですが、かなり低いです。

科学的検証とかはもちろんなくて、ご自分の経験と勘(?)で、こうしたほうが、ああしたほうが、という感じの新しい手術法とかの提案と、こんなことしてます、スゴイでしょ!みたいな、自慢の発表、みたいなあちゃちゃの学会です。

見てる分には、楽しいのは楽しいですけどね。あ~、そういうことしてますか。。。と参考というよりは、あ~あ~、って感じのことも多いかもしれません。あやしい最新の美容医療も、バンバン教えてくれます(笑)。学会というよりは、お祭りって感じでしょうか。学会の開催にも、すっごいお金がかかってます。参加している医師の恰好の派手さとゴージャスさも、結構見ものです。懇親会は、前は、郷ひろみさんのショーがあって、岡田真澄さんが司会でした。ゲストにサッチーだったかな。。?残念ながら、懇親会に参加したことはないんですが。今度こそ、郷ひろみさんを間近で見たい!と思ってましたが、今年は震災の影響で、学会は中止になりました。

(それに比べて、皮膚科学会の堅物さと地味~なのとは、対照的です。皮膚科には、まだまだ、美容なんてっ!と目の敵にされる先生がたくさんいらっしゃいます。カタギの仕事じゃないみたいに思われてますからね。)

厚生労働省に、我々はあやしくないですよ、ちゃんと学会で、ちゃんとするように指導もしてるし、がんばってますよ、というアピールのようにも見えますが、どうなんでしょう。。

確かに、開業医の先生の自由な発想から、新しく医学的な発見が見つかることもあるので、そういう自由な医療って、進歩していくうえでは必要なんですけどね。大学とかは、倫理委員会とか予算とか何をするにしても、決定に時間がかかることが多いので、開業医のクリニックだと、すぐにゴーサインが出せるわけです。

でもまあ、冷静に見て、他の学会から、全然学術的じゃない、と叱られるのも、ごもっともなんですけどね。

その反動もあって、形成外科医の美容外科学会は、ますます議論が活発になっていることと思います。

学会そのものは、あやしい宣伝・誇大広告・あやしい営業などを慎むように目指されていますし、美容外科をあやしいモノとしないで、ちゃんとしたひとつの医療なんです、としていこうとされているわけです。

あまりにも、日本の美容外科の今までの印象が悪いせいもありますし、実際死亡事故やトラブルもたくさんありましたからね。

今、この2つある学会を、1つに統一しようと話合いがされているそうでこの統合論は、かなり以前からあったと聞いていますが、今まで物別れにおわってるはずです。

当たり前ですよね、目指しているモノが違いすぎますから。

(言っちゃあ悪いですけど、もうひとつの美容外科学会のほうは、患者さんのことをお金の対象としか考えていないようなクリニックがたくさん参加していて、トラブルも死亡事故もたくさんあるわけです。形成外科医どころか、まともに医師としての研修もしていない医師の集団が所属しているようなクリニックと同じ扱いをされては、形成外科の先生方は、それは困ると思います。)

統合の決着は、つかないと、私は考えています。どちらかが名前を変えるしかないですかね。別団体ですからね。

で、今回初めて、こちらの学会に参加してみて、やっぱりレーザーのセッションには形成外科の美容外科いも行かないといけないかな、と思いました。かなり高度なお話だったので。

専門家の集団というのは、非常に見ていて気持ちがいいですね。考え方が違ったとしても。

今回の講師の先生方は、学会でも有名な方々で、知識・経験・理論・信念、全て持ち合わせて診療にあたっておられる先生方ばかりです。

時は、真逆の意見もお互い言われてましたが、それぞれの信念で、それが患者さんにとって、一番いい、と思って、治療にあたっておられるわけです。

医者が100人いたら、みんな考え方は100通りあって、違いますから、みなさんも、ご自分に合うドクターを探してくださいね。

ご自分の考え方に合うドクター、もしくは、そのドクターの考え方に共感できる場合に、治療をされるというのが、一番だと思います。

それぞれの考え方の違いなので、どの先生が正しいとk間違っているとかではないんですよね。

(知識・経験・理論・信念を持ち合わせている医師の場合に限った話です。持ち合わせていない医師については、根本的に、治療を勧めません)

同じ機器を使っていらっしゃっても、設定の方法で、全く真逆の考え方で設定されており、目指す効果ももちろん違うわけです。

機械が同じなら、同じことをしてくれるわけでは、ホントないんですよね。

治療も、100人いたら、100通りなんですよね。

考え方に共感できたら、次は、治療の目指すところに共感できるか、です。

広告で知っていたから、とか有名だからとか、雑誌に載っていたからで、選ぶのではなく、自分の目で、ちゃんと確かめてから、治療を受けましょう。

明日は、日本美容抗加齢医学会が横浜で開催されるため、土曜日の今日、クリニックが終わってから、新幹線で移動してきました。

学会が、中華街のそばで行われるため、関内というところにホテルを取りました。

新横浜から、地下鉄に乗り換えるんですが、地下鉄で17分ほど関内までかかります。

4年ほど前に、みなとみらいで学会があり、その時も桜木町まで地下鉄に乗ったはずなんですが、、こんなに遠かったっけ?

地下鉄に17分って、結構長くないですが?

でも、京都なら、四条から宝ヶ池の国際会館くらいでしょうか。。やっぱり遠いかな。。

今日、横浜市営地下鉄に乗って気づきましたが、こちらの地下鉄、なんと!全席、優先座席です!アナウンスもそのように流れますし、車内にも、全部表示があります。

なんと、素晴らしい市なんでしょう!スゴイ!

でも、逆に「全部」って、しちゃうと、形骸化して、一緒なのかな?それなら、8~9割優先座席、っていうほうが、効果があるような気もするんですが、どうなんでしょう。。

乗った時間は、空いていたので、全席優先座席の効果がいかほどなのかは、わかりませんでした。でも、そんな電車を東京でも関西でも見たことがなかったので、横浜市って、スゴイ!と思いました。地下鉄にも、全部柵があるし、電車が来たら、自動で開くし、やっぱりお金持ちの町なんですね。横浜市は、数年前には大阪市よりも人口が多くなって、しかもお金持ちが多いと聞いたことがあります。

ちゃんと都市計画が進んだ都会の近代的な街に見えました。カッコよかったです。また、東京とは違いますね。

さて、京都駅で、なんかお弁当いいの、ないかな~?と思って、特選弁当売り場に行くと、たごとのお弁当が残ってました!ラッキー!写真は、たごとの俵結び弁当です。ちなみに、1600円です。

ふだん、たごとにわざわざご飯を食べにいくことはありませんが、新幹線のお弁当で、いただけると、嬉しいですね。

普通の駅弁って、味も濃すぎるし、どれも似たようなどうでもいい味だし、コンビニ弁当のほうがまだましかな、というのもあるのに、高い!モノが多過ぎないですか?平気で1000円とかしますよね。

たごとも、こんな土曜日の5時半ごろの、観光客でぐちゃぐちゃにごった返す京都駅で、まだ残っているくらいですから、大量生産されている代物だとは思いますが、ちゃんとしたお弁当で、嬉しい旅でした~。やっぱり、出張といえども、おいしいお弁当がないと!

明日の学会は、朝から夕方までビッシリあって、終わったら、家に帰らないといけません。

せっかく中華街のそばまで来たのに。。横浜中華街って、行ったことないんですよね~。

中華料理も中国茶も中華菓子も中国の雑貨とかも大好きで、以前に神戸の中華街に行った時も大興奮で、横浜はもっと大きくて本格的と聞いていたので、行きた~い!

で、ちょっと中華街の公式ホームページを見てみました。

お粥、おいしそ~。月餅のいろんな味がするのを、ちょこっとずつ買って、ちょびちょび食べるのも大好きなんですが、雑貨屋さんもおもしろそうです。

う~ん、どう考えても、途中でちょこっと抜け出したとしても、1時間とかで堪能できる広さではないですね~。お店の数も莫大だし、面積もホントに結構あります。日曜なんて、かなり混んでるだろうから、歩くのも時間かかるし。。。

。。。やっぱり、中華街は中華街で、出直したほうがよさそうですね。。

ああ~、肉まんも食べたいっ!お土産(自分に)も買いたいっ!

でも、今回、時間もなかったので、ガイドブックどころか地図すら持っていません。ケータイで見れますが、小さいし、肝心な時に限って、スマートフォンって、うまく画面出ないことないですか?勝手にページ飛んじゃうし。。。全然っ、使いこなせてません。

(またしても、新幹線の中、N700系であったにも関わらず、車内で、パソコンのUQ-WiFi、うまく繋がりませんでした。。。いつになったら、繋がるんだか。。。今回も自信がなかったので、パソコン重いし、持っていくの止めようかと思ったんですが、やっぱり便利だし、患者さんからメール入るかもしれないし、と連れてきました。その代り、ケータイの充電器を忘れてしまいました。。。(ホテルで貸してもらいました))

明日、帰りにでも、こそ~っと中華街に寄れたらいいですよね~。でも、地図がないから、方向音痴の私は、短時間で、狙っているお店に行けるのかも不安です。。

それでは、明日も早いので、もう寝ます。お休みなさい。

(体調は、かなり良くなりました。ご心配をおかけしました。横浜に行くのに、かなり心配したんですが、なんとか出張しても平気なくらい回復です~。ホテルの部屋にも、プラズマクラスター搭載ですから、安心です。)

さて、ダイエット運動編です。

今の私のおススメは、石井直方先生の「一生太らない体のつくり方」です。

この先生は、なんと東京大学教授でいらっしゃいます!

東大出身となると、全てが素晴らしい人というわけではありませんが、(どこの世界にも、変なヤツっていますものね。偏差値や肩書では、わかりませんよね)、東大教授ともなれば、おかしなことはおっしゃっていらっしゃいません。

この先生の理論は、当たり前ですが、非常に科学的で、しかも素人にも、とてもわかりやすいです。

TVにもよく出ていらっしゃるようで、「スロトレ」を世に広めた先生でしょうか。

先日の「ためしてガッテン!」http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20111019.htm

 で放送されていましたが、どうして年々たるんでくるのか(体です)、体重が同じでも、見た目がオバサンくさくなっていくのか、をとてもわかりやすく教えてくれました。

さすがためしてガッテン!です。

どうやって、体のタルミをなんとかしていくのか、の実践編でさわやかな細マッチョなイケメンの先生(恐らく40代前後)が、スロトレのやり方を教えてくださってました。

とってもわかりやすくて、おおっ!という、目からウロコの筋トレで、これなら私でも、ちょっとできるかも。。。と期待させる代物で、また先生がイケメンだったため、もっとこの先生の教えを受けたい!と思いましたが、適当に番組を見ていたため、この先生の肩書とお名前を忘れてしまいました。

HPを見たら、わかるとタカをくくっていたら、お名前などは載っておらず。。。。でも、絶対有名な先生のハズだから、本とか出されてるはず、と思い、スロトレに調べたら、ヒットしたのが、東大の石井先生でした。

東大教授で、いろんな番組にも出ておられ、スロトレをわかりやすく広められたようだったので、絶対この先生だと思い、大垣書店へ。

検索をかけると、山ほどご本が出てきます。

私が狙っている本は、まずオーソドックスな、スロトレを教えてくれるDVD付き(DVDなら、またイケメンに教えてもらえるし。。ウシシシ♡)と、題名に一目惚れの、「一生太らない体のつくり方」です。

この「一生~」シリーズは、いろいろ分かれていて、理論編や基礎編・実践編など。

やっぱり理論と実践かな。基本は、DVDで買うしね。

で、いろいろ本の中身をぱらぱらと見ていて、フンフンといい感じでいたところ、著者の写真が帯のところに載っており、なんと!写真の石井先生は、とてもお若くは見えますが、オジサンです~!!

(ちなみに、石井先生は、56歳で、ボディビルダーでいらっしゃいます。とてもいいお顔をされていらっしゃいますが、イケメンではないです。。。)

あのイケメンはどこ~?!

ためしてガッテン!のあの先生は誰なんでしょうか。。。

ネットで石井先生なのかな、と調べた時(ためしてガッテン!とスロトレで検索したら、ヒットしたので)、どこを探しても、ネットでは顔がわからなかったんです。

でも、スロトレで科学的に調べれば調べるほど、石井先生ばかりヒットして、てっきり、あのイケメンンは石井先生だと。。。。あんな若い東大教授、いませんよね。。。冷静に考えればわかりそうなものですが、東大もやるな~、と逆に東大だからあり得るのか?と思いこんでしまいました。

NHKのただの体操のオニーサンだったりして。。。

まあ、いいや。とにかくスロトレです!(石井先生の教室の先生だったりして。。しつこいっって。)

いっぱい本も買いましたが、体調が今ひとつなのと忙しいので、まだちゃんと全部は読めていませんが、DVDも見れていませんが、本当にとてもわかりやすくて、確かにこの先生の理論とやり方で何歳であっても、体質改善は可能であるし、メタボ改善や健康的に若々しく、ということが可能です。

本の中でも書かれていますが、「○○で簡単に痩せる」なんてものはない、と理論的にわかりやすく説明してくださってます。

まさに、ダイエットに近道なしですね。

でもね、この先生の本のとてもいいところは、週に2回でいい、ということなんです(まだ、私は実践できていませんが)。

あと、読んだら、モチベーションがまたまた上がりました!

間違ったダイエットについても、しっかり教えてくださるので、性別・年齢に関わらず、ぜひ一度お読みになってください!

とりあえず、日常生活の中で、簡単に取り入れられそうなものは、ちゃんとはやっていませんが、少し取り入れてみてます。

ほんの少しですが、筋肉に少ない負荷をかけて、大きな効果をもたらす、という意味がとてもよくわかりました。

スクワットとか、腹筋とかもそうですが、反動をつけてやっちゃうと、数はこなせますよね。

でも、数ではなくて、筋トレの質が大切で、質がいいと、少ない回数で、大きな効果が期待できます。

歯磨きの時にしているスクワットを、スロトレに変えただけで、とてもおっしゃってることがわかりました。

確かに、この先生の言うことを心がけていれば、太りにくいか体を維持していくのは、可能なようです。

おデブにとって、ダイエットって、つらいですよね。

でも、同じつらいなら、本当に効果のあるモノでないと、やるのもったいなくないですか?

本当の効果は、やはり科学的なデーターに基づいた理論だと私は思います。

(エラそうなことを言っても、やらなきゃ、意味ないですけどね。。。)

昔の運動部って、ウサギ跳びで校庭何周もさせられてたんですよね。でも、今の運動部って、やらないですよね。しんどいだけで、そこまでの筋トレや体力増強には効率が悪いと判断されたんでしょうか。かえって、要らないところに、負荷がかかって、関節などに負担をかけるだけなんでしょうか。

その辺は、私は知りませんが、運動部が筋トレするのに、昔と方法が全然変わっているのは事実だと思います。

どんどん、ちゃんとした事実が出てくるから、誰でも効率よくやりたいですよね。

それには、この先生の本は、とてもおススメです。

女性用に、モテる体の作り方、みたいな本も出されてたと思います。

中身はどれも似たような感じですが、ちょっとずつ違うだな。でも、どれもわかりやすいと思います。

筋トレや体力作りなどにご興味のある方(ダイエットに関係なくても)も、この本は、筋肉作りにとても役立つと思います。なにせ、ご本人がボディビルで、たくさんの優勝・入賞をされている方なので、信憑性があると思いませんか?しかも、理論の裏付け付きです。

とてもおススメです。

先日もTVで、ムキムキのトレーナーの方が、食事は、タンパク質7割脂肪3割で、炭水化物なし野菜なし・栄養はサプリで、みたいなことを言ってましたが、絶対マネをされてはいけませんよ!

炭水化物で糖分をちゃんと取らないと、脳に栄養がいきません。頭ぼーっとっして、おバカになっちゃいますよ。

このトレーナーの方は、経験だけで言っておられるそうで、データーとかもちろん出されたわけではないですし、一生リバウンドしない!なんて、言っておられましたが、まあ、ウソでしょう。

こんな食事のメニューで、もし一生行ってしまったら、体壊しますね、完全に。

TVの、わかわからん、極端な施術とかは、本当にロクでもないです。

信じない方のほうが多いとは思いますが、その施術を、さも素晴らしいように、マネするように、煽るところが許せないですよね。マネして、体おかしくなったら、誰が責任取ってくれるんでしょう。

自分の身は、ホントに自分で守らないと!

信じていいTV番組と、信じてはいけない番組(番組としては、信じろとは言ってないかもしれませんが、報道の仕方は、信じさせるような構成になってますよね)と、どんどんはっきりしてきましたね。

知るきっかけになることは、TVはとても便利なものなのに。

 

l  でで 

内に来られている患者さんは、アラフォー・もしくはそれ以上の方がやはり多いんですが、よくおしゃべりで話題に上がるのが、ダイエットです。

ダイエットも、美肌と同じで、魔法みたいなモノはなく、自分の日々の努力がモノを言います。

例え、脂肪吸引の手術を全身行ったとしても、もちろん出来ないところもありますし、筋肉がついていないと、皮膚も弛んでしまい、ものすごっくカッコ悪い体型で、服を着てもごまかしきれるものではありません。

全身の脂肪吸引ではなく、部分だけするなら、そこまでカッコ悪いことはないと思いますが、筋肉がついていないと、脂肪を減らしても、思ったような体型にはならないと思っておいたほうがいいでしょう。

私も、TVや雑誌で得た情報の中から、今度こそ!と思えるような情報だけを(ここがポイントです)、ピックアップして、調べたり、本を買ったりして、自分のモチベーションを上げよう上げようとしておりますが、ダイエットもスキンケアと同じで、魔法のようなものはありません。結局、自分の努力なんですよね。

(TVや雑誌の情報は、鵜呑みにしないで、うまく活用しましょう!とりあえず、知るきっかけを与えてくれるのは、便利だと思いますが、誇張されすぎなことが多過ぎるので、利用はしても、利用されない、というスタンスが大切です。)

ダイエットの基本は、ちゃんと科学的に、学会でも言われいてますが、食事療法と運動です。

王道ですよね。

問題は、これらをどこまでしていくのか、あるいはどこまで自分でついていけるのか、というほうが正しいのかも。。。

まず、食事ですが、いわゆる「○○だけダイエット!」みたいなのは、絶対ダメです。

極端な食事療法は、必ずリバウンドするし、気が緩んだ瞬間、気が狂ったように、食べ過ぎてしまいます。

それに、飽きますよね。

以前流行ったキャベツダイエット。

これは、キャベツだけ食え!というものではなく、食事の前に、キャベツ(できれば、大き目にザク切りした)を食べましょう、というダイエットです。

食事は、普段通り、制限しなくてもいいし、キャベツだけ先に食べればいいので、キャベツは安いし、栄養価も高いし、これ自体はとてもいいと思います。

私もやってみたことあります。しばらくして、やはり飽きました。。。

ドレッシングもいろいろ変えても、キャベツはキャベツです。

もともと太ってる人はね、最初にキャベツなんか食べたくないんですよ~。(だから太るんですけどね)

青虫やウサギじゃねーっちゅうのっ!と、途中で、濃い~いモノが、ガーっと食べたくなってしまいます。
(キャベツの後に、ちゃんとしたいつもと同じ食事を食べるにもかかわらずです。)

最初にキャベツからちゃんと食べれて、野菜をいっぱい食べてる人はね、ダイエットなんてね、必要ない人種なんです。

やっぱり、バランスよく、いろいろおいしいモノを食べたい、野菜料理にしても、おいしくいろいろ食べたい、と思ってしまうんですよね。食いしん坊の私としては。。。

タニタの食堂の本、皆さん、買われましたか?私は、2冊とも買いましたね。

こういうおかずがとても体にいいのはわかりますし、目の前に出されたら、文句なく私はいただきますが、普段って、これ誰作るん?。。私?。。。自分で?毎日?えええ~っ??

料理は好きですが、毎日夜仕事から帰ってきて、時間のない時には、ホントに簡単なモノしか作りませんし、出来合いのお惣菜をおかずにしてる時もありますし、お惣菜しか食べていない時もあります。

アイデアはいただきますが、毎日作れません。

それでも、またしても、買ってしまった本を2冊ご紹介します。

食べるのも料理するのも、お好きな方であれば、アイデアとしてかなり役立つと思います。

君島十和子さんの「君島十和子の「食べるコスメ」」と、「女子栄養大学のダイエットクリニック」です。

君島十和子さんは、以前に美容皮膚科学会だったか、学会の総会の懇親会で、トークショーがあり、初めて生十和子さんをお見かけしました。

本当にお綺麗でしたね~。

この方は、自分で化粧品のブランドも立ち上げておられますが、トークショーでもおっしゃってましたが、化粧品と医薬品(と医薬部外品)の違いと役割が、きちんとわかっておられます。こちらの化粧品を使ったことはありませんが、そういうことがわかって作られている商品は、多分とてもいいような気がします。

(以前、患者さんからお聞きした話では、こちらのマスカラ!ホントにパンダにならずの優れものらしく、売り出されたら、即完売のヒット商品だそうです。ちょっと使ってみたいですよね。)

以前に、雑誌でコーナーをおもちだったと思うんですが、食がテーマで、ご自分が普段気を付けている食や気に入っているちょっとした料理の一工夫(美容に役立つ)を紹介されていたような感じだったかと思います。(古くて、覚えていないんですが、楽しみにしていたのを覚えてます)

今回のこの本って、そういうことが結構載っていて、もちろん美容がテーマです。

私は、クリーム系のこってり料理も大好きなんですが、いかんせんカロリーが気になるところ。。。

前にためしてガッテン!で、豆乳で作ったホワイトソース「を紹介されて、適当に作ったら、失敗したので、料理本でないかな~、と思っていたところ、こちらの本にも載っていました。

時間がなかったから、本格的なホワイトソースはまだ作っていませんが、ホワイトシチューを、豆乳で作りました(これも、ポイントが載ってます)。とってもおいしかったです。恐らくカロリーも、少しは少ないはず。。。。(S&Bから、シチューのルウで、豆乳仕立てが出てました。もっと他のメーカーも出してほしいな~。)

料理の数は、そんなに多くないですけれど、写真もキレイだし、ちょっといい感じです。美容に役立つアイデアが、まとまってる料理本ですね。

アンチエンジングの料理本って、探せばあると思いますが、これはかなりとっつきやすいと思います。

そして、女子栄養大学のご本です。タニタでも作らないヤツが、またしても、という感じですが、科学的にいろいろとわかりやすく書いてあるので、モチベーションを上げるのに、私には最適かと。

ちゃんとした本は何でもそうですが、栄養のバランスの大切さを必ず言われてます。

炭水化物を確かに抜けば、すぐに痩せますが、脳に栄養は回らないし、極端にすると、筋肉が分解されてエネルギーに回され、筋肉が減ってしまいます。極端に炭水化物抜きダイエットは、絶対ダメで、ホントにリバウンドしますよ。

もちろん、脂肪も摂り過ぎは絶対ダメですが、脂肪分ゼロのダイエットをすると、パサパサのミイラみたいになるし、体のバランスももちろんくずします。

正しい食事とは、ダイエットの食事とは、をわかりやすく教えてくれているので、どんな食事をダイエットの時にしていいかわからない方は、最初に読むことをおススメします。

ダイエットで、食欲を抑える、脳に作用させる薬が、クリニックにいけば処方してもらえる場合があります。

うちでも、一応取扱いはしてますが、めったに出しませんし、大量にはお渡ししません。もちろん、処方を希望されても、お出ししないこともあります。

副作用があり過ぎるからです。

さすがの自称年中ダイエッターの私でも、これはめったに飲みません。最近は、ホントに飲んでないな~。飲んだら気持ち悪いし、体にも悪いし、薬に頼っていたら、結局いつまでたっても、本当に痩せるのは無理なので、やっぱり飲まないですね。(ちょっとは飲んだほうがいいのかも、と思うくらい食べる時がありますが、それでも飲んでいません。)

脳に作用させる薬はね、やっぱり危ないと思います。普通の人が飲むものではありません。

食欲というのは、人間の本能だし、やる気・活力の源です。それを無くすということは、うつ状態にするようなものです。

(かなりの肥満の方は、保険適応がありますが、日本人で、適応のある肥満って、そうそういないと思います。肥満外来専門クリニックだと、処方されることがあると思います。なので、美容クリニックで処方してほしがる方の大半は、適応外です。)

「簡単にダイエットできます!」みたいに、謳っているクリニックでは、こういう薬を簡単に大量に(高いから、儲かるんでしょう)処方してるようですが、本当に体がボロボロになりますから、止めておいてくださいね。場合によったら、命にも関わります。

精神的にも、はまりやすい方は、麻薬みたいにホントに止められなくなりますよ。

そういう薬を大量で出して、ダイエットが簡単、と煽るクリニックの気がしれません。患者さんの体のことは考えていないでしょう。

脳に作用させる薬以外にも、危ない薬を追加されている場合がありますから、「簡単に痩せる」と言われている薬は、本当に手を出したらいけませんよ。私ですら、この薬に手を出したら、絶対いけない、と思っています。医者としての良心の問題でしょうか。もちろん、副作用は命に関わります。

(どんな薬かは、教えませんけどね)

薬には何でも適応条件というのがありますから、ダイエット目的の方の大半は、sこまでの条件を満たしません。安易に買うのは止めましょう。

運動療法についての本は、次回にご紹介します。

 

とうとう雑誌「anan」でも、美容皮膚科特集が組まれましたね。

「anan」は、私が子供の頃からあって、高校生の時とかanan全盛の時代でしたね~。私と同世代の方は、懐かしくないですか?

今の若い方からしたら、ananって、どうなんでしょう。。。アゲハ系とは全然傾向が違うし、今は、多様化しすぎて、特に若い世代で、誰でもアンアンを読む、という時代ではないような気がします。

何年か前から、アンアンのテーマが変わってきて(毎週、一つの大きなテーマを特集されているので)、「いい男をゲットする方法」「男の落とし方」などなど、男に媚びる特集がとても多くて、昔のアンアンでは、考えもつかないテーマです。

昔のアンアンは、少なくとも男に媚びる女性をテーマにすることはなかったような。。。。「私は私」的な印象が強いのは私だけでしょうか。。

男の話題以外だとセックス特集の回数がむちゃくちゃ増えて、これも以前では考えられません。

最初に、セックス特集が組まれたのが、私が高校生くらいの時でしたか、はっきり覚えていませんが、誰かが学校に持って来て、シスターに見つかって、没収されたことがありました。

それくらい、衝撃的で、女性誌(しかも子供の)にそんなエッチなことが載るなんて、大人からしても考えられないことでした。

大人からもかなりヒンシュクを買ったようで、売上のために、みたいなことも言われたのか、めったにセックス特集はなかったですよね~。

それが!ここ数年、しょっちゅうしてますね。女性(アイドルやタレントのちょっと話題の子)や男性のヌードやセミヌードもバンバン出て、ホントにそういうことばっかり。

そういう特集の表紙を本屋で見かけるたびに、アンアンも売り上げ伸び悩んでいるんだな、時代が違うものね、と思って眺めてました。

そこで、今回の美容皮膚科特集です!

最近、いろんな雑誌で、美容皮膚科特集が組まれてますね。今までだと、化粧品とせいぜいエステの特集くらいでしたが、そんなもので、キレイになるのには限界があると読者もわかっているので、今更そんな売れないんでしょう。

でも、美容皮膚科は、まだまだ未知の領域みたいで、ネットでいくらでも調べられますが、どこのクリニックのHPも、いいことだけ書いてあって、機械も施術もたくさんありすぎて、わかりませんよね。

雑誌で特集を組んでくれると、まあ、とりあえず、紙面の関係で、ページ数が限られているし、クリニックも絞って載りますから、ちょっと見やすいでしょうか。

美容皮膚科特集をすると、かなり売上が上がると聞きました。まあ、これも、しょっちゅうし出すと、ネタもなくなるし、あきられちゃうのかもしれませんが。。。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ああいう雑誌の特集とかは、HANAKOやSABYとかもそうですが、お金を出して、半ページ・1ページ・見開き、とか買うわけです。

今回の特集で、アンアン側から頼んで取材をさせてもらったんだろうな、というクリニックもいくつかありましたが、クリニックがお金を出して紹介してもらっているところが多いんだろうな、と勝手に思いました。

確かめたわけではありませんから、真偽はわかりません。

でも、雑誌もTVもそうですが、掲載されたから絶対おススメ!ということはなく、裏で利害関係がうごめいていますから、賢い読者は鵜呑みにされないでくださいね。

また、掲載内容も、雑誌側で、「おたくはこれでお願いします」とそこのメインで勧めている治療じゃなくても、取材をしてもらう代わりに(○○十円お金払っているのにですよ)、担当が決められ、それだけを取材に来られます。

他のクリニックとバッティングすると困るわけです。

どうしても断れない(スポンサーとか)クリニックが押してる治療をまず決めて、それ以外の治療を、取材したいクリニックに振り分けて、余った分を、お金を払ってくれるクリニックに、「載せませんか?」と声をかけていくのかと思うんですが。。。(昔、そういう取材を受けたことがあるので、内情は少しわかります。全くのあてずっぽうではありません。)

今回見られた読者からしたら、そういう利害関係も絡んでいるので、ちょっと紙面構成(施術紹介とか)は、わかりにくいのかもしれません。

どうして、そんなマイナーな治療が1ページも取る?!みたいなこともありますし、なんかもっと普通のオーソドックスな治療を紹介してから、今はこんなのもありますよ、みたいに載せないと、全く知らない方からしたら、こんなえげつないことしなきゃ、キレイになれないの~?って、誤解しないのかな、と心配になりました。

しょっちゅう、美容皮膚科特集をやっていて、今回は新しい治療法を紹介します、みたいなら、今回のはアリでしょうが、いきなりですか?みたいな治療もたくさん載っていましたね。

編集部もしがらみとインパクトが欲しかったんでしょうが、大変なのもわかりますが、読者のことをもう少し親身になってほしいモノです。

あと、「クマは消せる!」なんて、特集されてましたが、消せません。いいすぎですね。。。

患者さんの言ってこられるクマにも、いろんな種類がありますが、種類によって治療法は様々で、特に、注射系の治療法の場合、効果はさておき、注射による内出血を考えておかないと、簡単に考えていると、エライ目に遭いますよ。

人間の体のどこに注射しても、必ず血は出ます。生きてますからね。血が出たら、その場で、押さえて、出血を止めます。ちゃんと押さえれば、そんな大き目の血管にあたらないかぎり、内出血は予防できるものです。

でも、思ってもいずに、大き目の血管にあたることもありますし(人によって、血管のある場所は様々なので)、まして、目の周りというのは、細かい血管が網の目のように張りめぐされているところでであるので、刺せば刺すほど、血管にあたる可能性が高くなるわけです。

また、目の周りは、骨が下にないので、押さえきることができません。眼球を押すわけにはいきませんから、血が出て押さえようとしても、他の場所よりも止めにくいわけです。

もし、目の周りの注射(ヒアルロン酸やカクテル注射など)で内出血が出れば、DVで殴られたのかを思われるほどの紫色のひどい内出血と腫れが出ますから、覚悟されたほうがいいですよ。

クリニックによったら、目の周りに注射するのに、内出血のことをほとんど言わなかったり、軽く言ったり(重く言うと、誰もやらないから)するところがあって、患者さんがエライことになっているのを、たくさん診て来ました。

どうしても、それを覚悟してもやりたいなら、それはその方の人生なので、止めはしませんが、私はあまり勧めていません。

また、する時は、カバーファンデーション(アザ用くらいの)を用意しておくか、いつでも手に入れられるようには、念のためしておくほうがいいと思います。

目の周りに注射したから、絶対内出血するわけではありませんが、あくまでも確率の問題です。内出血全然OK!みたいな方って、そうそういらっしゃらないと思いますから。

目の周りの注射は、専門でバンバンされているクリニックも、ごく一部ありますが、ビフォーアフターの写真をみせてくれるところもあると思います。

写真が少なくて、ビフォーアフターで、写真全体の色が違う詐欺みたいな写真は、信用してはいけませんよ。アフターにだけ、フラッシュや光で、クマをわざと飛ばした写真を撮ってることもありますから、よく見て、カウンセリングを受けてくださいね。

魔法みたいな、うまいだけの治療なんてありませんから、冷静になって、よく考えましょう。

それで、納得されたのなら、治療を受けてくださいね。

最近ブログの更新を怠っていて、申し訳ありません。

私は、結構のどが弱くて、子供の時から、、冬とか夏でも、乾燥していると、せきが出て、止まらなくなるんですよね。冬になると、必ず1回は、咳ぜんそくみたいに、ひどくなることがあります。

のどあめやトローチ・加湿器や水分補給で、予防できている時もあるんですが、(去年の冬は、完全に予防できました)、最近、一気に寒くなって乾燥したせいで、のどがヤラレてしまったようです。

のどの粘膜も、お肌と同じで、乾燥すると、ささくれだって、いろんな異物がその隙間から侵入してきます。その異物を追い出そうとして、咳や痰として、でて来ます。

ハウスダストのアレルギーを私は持っているので、冬の乾燥は大敵です。お肌とホントに同じで、乾燥すると、異物侵入も増えますから、アレルギー反応も強く出ますし、そうい荒れていて、体が弱ってたりすると、細菌やウィルスもどんどん入りやすくなります。

皆さんも、外から帰ってきたら、手洗いとうがいをされてくださいね。そして、加湿器と水分補給です。(夏みたいに、脱水予防で飲むわけではないので、大量には必要ありません。口の中を湿らせる程度でいいので、回数多めに、気にかけてみてください。)加湿器は、くれぐれも、部屋がカビ内程度で。カビるほどの加湿は、いくら冬でも、ムッとして、かなり不快ですし、家が傷みます。

1昨日より、クリニックのレーザー処置室にも、シャープのプラズマークラスター搭載加湿空気清浄機を置きました。

今、こういうの、いっぱいいろんなメーカーから出てます。シャープのプラズマクラスターが、他のに比べて、ホントにどれだけ優れているのかは知りませんが、今回もプラズマクラスターを買っちゃいました。

気がついたら、「プラズマクラスターシャワー」のボタンを押して、部屋中、イオンだらけにしています。なんか良い気がするので。。。(気のモノです。。) シャワワワ~と、少々音が気になるかもしれませんが、しばらくしたら止まりますから、その間だけ我慢されてくださいね。(レーザー機器のファンが回る音のほうが、うるさいですけどね。)

やればやるほど、いいような気がしますが、ちゃんと説明書を読んで、確認してみます。(説明書は、なんでも大事です。)

のどがやられていたところに、アレルギー性の鼻炎(目もシパシパします)も重なって、鼻呼吸できないため、ますます口が渇くという三重苦になってしまい、薬は、かなりの量を飲んでいますが、完全には治まりません。ここに、最近やウィルスがやってきたら、ひとたまりもないので、夜はご飯を食べたら、もうすぐに寝てるんです。先日の日曜日も寝倒しました。

体の疲れとか回復させるには、風邪もそうですが、「寝る」しかありません。一度食欲がないくらいの時があって、「ヤバいっ!」と思いました(私の食欲が無くなるということは、かなりの重症を指します)が、一晩寝たら、落ち着きました。

でも、まだ完全に体調が戻らないので、ブログを(夜中に書くことが多いんですが)書かずに、休ませてもらってます。もう少し、お待ちください。また復活して、バンバン書いていきますので!

(そう思っていたら、月末、学会で横浜でした。。。戻るのか、私の体調?。。。ちなみに、仕事中は、たまの咳と鼻をズルズル言わせているかもしれませんが、しんどいのは、顔に出てないはずです、と思います。その辺はプロなので!と、ちょっと自慢です。というか、自分で、プロなんだから=と呪文のように言い聞かせてます)

さて、今日は、休診日ですが、用事があってクリニックに出てきてます。

こういう日は、お昼は外で食べるので楽しみなんです~。(食欲は戻ってます)

で、大好きな台湾料理のお店に行って、これまた大好きなチャーハンと餃子を食べようと思いつきました。普段なら、炭水化物同士の組み合わせって、避けるようにしてますが、体調が悪いんだから、好きなモノを食う!と決めて、いってきました。

ちょうどセットがあったので、スープ・サラダ・杏仁豆腐つきです♪

。。。。味が変わってました。。。。

ここのチャーハンは、パラッとしていて、中華の香辛料(五香粉とか?)の香りがふわっとして、絶品だったんです。餃子も、外はパリッと、中はジューシーで、こちらも香辛料の香りがして、大好きな味だったんですが。。。

コックさんが変わった?というくらい、チャーハンは、べチャッと。香りなし。具が少ないのは、ランチだからかもしれませんが、ベチャべチャです。餃子も香りなく、ジューシーさもなく、なんか混ぜ物?で量を稼いでるのか、中身の食感も全然違いました。

半年以上は行ってなかったので、コックさんが変わってもおかしくはないんですが、かなりショックでした。。。(炭水化物まみれにしたのに、おいしくなかった、ということが、また二重にショックです。まあ。ゼニカルは飲みましたけど。。)昼に行ったのは、初めてなので、夜とは、また違うのかもしれません。。機会があれば、夜に再チャレンジです。

提供する品質を、一定のレベルに保つ、というのは、なんの職業でも、大変ですね。

うちのクリニックは、まだ開業して、1年半くらいですから、今まで他院でされていて、今回うちに転院される方というのも、結構多いです。

お電話や初診時に、患者さんのお話を聞いていると、かなりひどい治療をされている時もあって、「その治療は、ダメでしょう~」みたな時もありますし、ひどいことはされていなくても、「全然、肌も診てもらえないし、話も聞いてくれない」「先生じゃなくて、看護婦さんがレーザーをあてている」(ひどいところは、ナースではなくて、エステティシャンかな?というところもあります)などなど。。。

皆さん、なにかイヤなことなり、これではお金も時間ももったいないと思われて、クリニックを変えらえるわけなので、不満があった上でのことですから、多少、脚色というか、一方的な患者さん側からだけのお話ですから、ある程度割引いて、お話を聞かないといけません。

評判のよくないところのことだと、割引いて考えても、またアソコか、みたいな悪徳なところもいくつか(いくつも?)あります。特に、効果や副作用の説明は全然せずに、お金の話とやったほうがいい!みたない営業だけ、バンバンかけるようなクリニックは、悪徳クリニックの典型ですね。

だから、患者さんから、いろいろ、そういう不満のお話を聞くと、今度は、どこの美容外科(悪徳系は、外科系のところが多いので。必ずしもではありませんが。)かな~、と思って話を聞いていると、京都では、老舗で、超有名なクリニックの名前が挙がってきたりすることが最近多いので、ホントにビックリします。

最初、クリニック名を聞いた時に、まさか、そことは思わないので(直接の面識はありませんが)、同名の違うクリニック?みたいにキョトンとしてしまって、「えっ!まさか、アソコですか?!」みたいな感じです。

患者さんのお話を割引いても、高額なお金を払って受けられたのは、エステではなく、完全に医療機器のレーザー系で、しかもエステティシャン?っぽい?ナースでもない?仮に、ナースだとしても、先生に1年以上、肌を診てもらってません(ずっと通っているのに)、というのは事実で、なんで、ドクター以外だけで、その医療をずっとやっているのかも、私にはわかりません。設定は、誰がしてるの???

先生がレーザーをあてているところもありますが、説明が無かったり、すぐ違う部屋に行かれたり、(その後良くなっていたら、いいんでしょうが)、悪化したため、当院に来られました。コミュニケーションが取れていないから、もう聞く気もなくなる、と言われていました。

私がビックリしたクリニックは、どこも完全予約制ではないようで、保険のみの診療と混ぜて、とりあえず順番に、患者さんをこなすような感じだそうで、だからドクターは、いつもバタバタされているそうです。

でもね、最初は、そのどのクリニックも、有名になる前は、(なにで有名になられたのか、にもよりますが)もうちょっと、ちゃんと肌を診て、お話聞かれていたと思うんです。

でも、どんどん流行って有名になると、まして完全予約制でないとなると、時間内に受付した予約外の患者さんも全員診ないと、外来が終わらないわけで、そうなると、1日の診療時間には、限度がありますから、お一人に時間はかけていられません、自費治療であっても。

保険の病院で、皮膚科で診てもらって薬をもらうとなると、すごく待たされて(患者さんが多いから)、5分もしないうちに診察室から出されて、薬をもらって帰る、というのが、皆さんが経験されていることと思います。

他の科の病気であっても、大勢待っているようなところだと、あまりゆっくり話を聞いてもらうって、そうなかなかしてくれませんよね。

でも、支払われる金額は、内科や検査をすると高いでしょうが、皮膚科だと初診でも1000~2000円までではないですか?再診で、薬もよほど多量に処方されない限り、1000円以下の支払いで済んでいると思います。

特殊な病気でない限り、一人の患者さんに時間を10分20分30分と取っていたら、クリニックつぶれてしまいますから、保険の診療はある程度、流れ作業は、混んでいるところだと仕方ないと思うんです。

でも、自費治療の場合は、全額自己負担で、また支払いも、何万円と払うわけです。その何万円の対価としては、ちゃんとした説明(副作用も含めて)と診察って、ないとおかしいですよね。

1000円以下の保険の病気は、ドクターが例え1分であっても、診ているのに、5万円払っても、エステティシャン(?)だけで、医療をされているって、納得いきますか?

5万円が全部エステだったら、いいんですが、脱毛レーザーであっても、ドクターが設定しないとダメですし、ナースだけでやって、しかもナースが勝手に、パワーを強くするなんて、絶対やってはいけないことです。

ドクターの診察、いるでしょう~。エステじゃないんだから~。

処置の内容によったら、3か月に1回は診察とか、パワーを変える時は診察とか、患者さんから効いていないと言われたら診察とか、クリニックによっては、そこなりの決まりがあるのかもしれませんが、私からすれば、毎回診察しろよ!と思ってしまいます。(当たり前ですよね)

どうして、ドクターが診ないかというと、時間がもったいないと思っておられることが大半です。(必要ないと思ってるクリニックもあるかもしれませんが)

ドクターが診なければ、ナース(エステティシャンだと、ナースよりも給料が安いので、経費削減できるわけです。でも、医療機器は、エステティシャンが患者さんに施行するのは、もちろん違法です)だけで勝手にやったら、儲かってしかたありません。ドクターは、中断されることなく、別の仕事をこなしていくわけです。

全然先生に診てもらってない、とお聞きすると、そこのクリニックは、金儲けに走ってるんだな、と素直に思います。(本当の理由は知りませんよ)

患者さんが多すぎて、手が回らないから、ナースやエステティシャンだけで出来るところまで、やらせる、というのは、もっともな話ですが、絶対限界があるし、まして経過によって、治療を続けるほうがいいのか、設定を変えるほうがいいのか、あるいは別の治療にするのかなんて、1回ごとに肌を診てないとわからないし、それは医師でないとできないはずです。また、それが医師の仕事ですよね。

患者さんから、いろいろ話をお聞きしてると、その辺の、美容医療なんて適当にやってお金だけ巻き上げてしまえ、みたいなクリニックとやっていること自体は変わらないので、結構ショックでした。それが本当なら、怒りもありますけどね。

うちみたいな完全予約制って、京都にはないんでしょうか。。予約制でないため、患者さんがたくさん来ると、待ち時間が長くなるというのは仕方ありませんが、お一人お一人の患者さんのお肌は最低診ないと、医療をしてはいけないと思うんですけどね。

うちに来られて、皆さんおっしゃるのが、「こんなに時間を取って説明をしてもらったことがない」です。(時間がかかりすぎることもありますが。。。)

今のクリニックが気にいっておられるのに、わざわざ変える必要はありませんが、「こんなんなのかな・・・・。」と思われているなら、一度違うところに、話を聞きに行ってみられてはいかがでしょう。

時々、お叱りを受けるのが、うちはあまり宣伝をしていないため、うちのホームページに辿りつくまで、たくさん回り道をしてしまいました、もっと宣伝してください、というものです。

(宣伝ってね、あやしくなるので、もひとつ乗り気じゃないんです。雑誌やフリーペーパーによく載っている宣伝自体も、内容はほとんど違法ですし、お金を払って買う記事も、なんかやらせっぽくて、これみよがしにヨイショ記事でできあがって、なんか目指してるモノが違う気がします。なので、今のとこと、HPを見て、という方と、患者さんご自身からのご紹介で来られる方が、うちの新患さんの大半を占めています。)

うちはかなり時間をお一人に割いているほうですが、初診の方で、2時間以上は、割けませんので、ご了承ください。それで時間が足りない分は、別の日に分けていただくしか、今のところ対処はできません。

忙しい日に、完全予約制のうちでもバタバタしている時は、ありますが、お一人の時間を短くして予約を取る、ということは行っていませんし、行う気もありませんので、ゆっくりおしゃべりは無理かもしれませんが、ちゃんとその方に、お時間をお取りしていますので、どうぞご安心ください。

(もう、ああいうね、バタバタする外来って、イヤなんですよ。ろくな説明もなしで、どんどん数だけこなしていかないといけないような外来は、したくありません。)

予約時間以外で、気になることは、処置された方には、メールアドレスをお渡ししていますから、メールで、何でもお聞きになってくださいね。時間が足りなくて、もっと聞きたかった~という続きもさせていただけますので、どうぞ御遠慮なく。

ちょっとバタバタしても、患者さんにご提供する質は落とさないよう、先輩方を反面教師に、頑張ります!

 

 

TVドラマの「DOCTORS 最強の名医」、ご覧になっていらっしゃいますか? 

実は、私も1回目は見ていなくて、たまたま2回目の途中から見て、あまりに、沢村一樹さんのドクターがカッコよすぎたのと、話の内容がおもしろかったので、途中からでしたが、はまってしまいました。

医者を題材にしたドラマは数多くあり、医療現場の実際にかなり近いモノもあれば、ヒーローマンガのような、こんなことできる医者、世界中探してもいないし、みたいなドラマまでピンキリです。

番組のタイトルからして、非現実的なヒーローマンガ系かと思ってました。

沢村一樹さんは、やっぱり演技がとてもお上手ですね~。おもわず引きこまれます。

あの笑顔!たまりません。。。あの笑顔でお願いされてしまうと、何でも無理聞いちゃいますね。以前、バラエティで、エロ王子とかでしゃべっていらっしゃったイメージも強かったので、おちゃめな印象もありましたが、ドラマ中は、ホントに引き込まれてしまいました。

また、高嶋政伸さんが、子供っぽい自分が一番でないと気がすまないイヤな医者の役を演じられていますが、あの方も演技がうまいので、これまた天下一品ですね。むちゃくちゃイヤなヤツ全開です。

高嶋政伸さんの叔母役で、病院の院長を、野際陽子さんがされており、結構な演技派を固めたしっかりしたドラマになっています。

内容も、沢村さん演じるどんな手術でもこなす外科医というのは、かなり無理はありますが、ドラマの中心になっているのが、沢村さんが腐った病院を、患者さんのためになる病院にするために、戦うのではなく、さりげな~く根回しをしつつ、うまく病院改革をしていく、という夢のような話です。

でも、その根回しや人をうまく動かしていく様が、ほほ~、ととても見ていて面白いです。

今の医療は、医療訴訟が以前よりも格段に増えているので、今まで医者の善意で「してあげていた」と医者側が認識していたことが、患者さんから訴えられたりしているので、善意を昔みたいにバンバン使う医師というのは、かなり減っています。

「医者の善意」というのは、一般の方からしたら、わかりにくいと思いますが、ほとんどの勤務医は、残業手当も休日出勤もほとんどついていません。休みの日や夜遅くまで残って、患者さんの容態を診ているのも、ほとんど無償の行為なわけです。

夜間当直を一晩して働いても、翌日は、普通に朝から勤務です。一晩寝ていなくても、です。

それじゃあ、基本給が高いのかと言われれば、一部高い病院もありますが、ほとんどの病院は、患者さんが思っていらっしゃるほどの高い給料はもらえず、多分時給にしたら、マクドナルド以下です。(以前、大学にいた時、後輩が計算して、悲しくなってました。計算したら、ダメですよね。。)患者さんの体のことを思って、本当のいい医療をする医師が、高い給料をもらえるわけではありません。

それだけ、自分の時間を犠牲にして、患者さんを診るのも、みんな「医者はそういうもの」という使命感があればこそで、自己犠牲の世界なんです。患者さんの病気が良くなって、喜んでいただいた笑顔であったり、言葉であったり、そういうのが報酬代わりというか、それで今までの医者は、勤務医を続けてきたわけです。

もちろん、患者さんは、医者は何でも診てくれる、と思っておられる節がありますから、内科に行って、湿疹や腰痛(整形外科領域の)・目のアレルギーとかも一緒に診て、薬が欲しいと言って来られます。

それは、自分の専門外で、、それぞれの専門の医師にみてもらわないと、場合により正しい薬が出せるかどうかもわからず困ってしまうわけですが、患者さんも、わざわざ別のクリニックを探して、また待ち時間があって、大変だろうな~、と「これでダメなら、ちゃんと専門に行ってくださいね。」と、とりあえず処方されることがあります。自分は、あまり処方したくなくても。患者さんに説明したところで、他に受診する時間がないとか、いろいろ言われて、ここで出してほしい、と言われるわけなので。こういうのも、「善意」と言えば、「善意」なわけです。処方した以上、それは全て処方した医師の全責任となるのは、わかっていて出すわけです。

ところが、最近は、こういう「善意」でした行為について、「治らない」と訴えられたり(治らなければ、ちゃんと受診するように言っているにも関わらず)、休日や夜間の、「どうしてもとりあえずの薬だけほしい」と言われて、(専門外であっても)簡単に診察だけして、薬だけ出して、その後何かがあった場合に、訴えられたりしているわけです。

(ちなみに、休日や夜間の時間外は、ほとんどの病院がロクな検査ができません。また、スタッフの数も全然少ないため、時間内と同じ医療の提供は、不可能と言っていいでしょう。

最近は、休日や夜間に、わざと受診する患者さんも増えていて、「空いてるから」とか「待たずに済むから」とか、「仕事をしていた」「晩御飯食べて、お風呂に入って、今なら手が空いたから」とか、コンビニ感覚で、受診されて、とりあえず薬をほしい、という方が実際大勢いらっしゃいます。(ドラッグストア代わりですね。)

そういう方々が、夜間・時間外のかなりの割合を占めるため、本当の重症な方が、なかなか診てもらえない、ものすごく待たされている間に悪化する、ひどい場合は、いっぱいだからと断れる、ということが多々あり、以前より、深刻な問題になっています。

タクシー代わりに、救急車を使われる方もいらっしゃいますから、重症の方を運べないこともあります。一部の患者さん側のモラルが落ちていると、かなり問題になっています。

また、診察して、これは専門外となれば、緊急を要する場合、どこか受け入れてくれる病院を即刻探さないといけないわけですが、そんな時間外に受け入れてくれる病院というのは限られています。また、その病院のベッドが空いていないと、医師などの時間が空いていても、入院させるベッドがないので、受け入れ(診察も)を断られます。探しても見つからない場合、見つかるまで、自分が診ないといけないわけですが、専門外ですから、対処できません。もし、その間に、急変されれば、命を落とされる可能性も出て来ます。そういう場合でも、ご遺族が訴えられることが、事例としてあります。)

給料がもらえるわけでもなく、無償で患者さんのために、と思ってやったことが、ちょっとした行き違いや治らないという理由で、(全ての病気が治るわけではありません)、誤診だと訴えられる時代になってしまったので、「善意」を使う医師も、減ってきたと思います。

だって、やればやるほど、訴えられるリスクをしょい込むわけですから。

だから、今の時代、時間外や自分の専門以外に、手を出す医師は、かなり減りました。そんなことしたら、訴訟のリスク一気に増えますからね。

当直明けのしんどくて、眠たい時に、時間外の患者さんは、判断力が鈍ってる可能性もありますから、無理して診ようと思わない医師もいるでしょう。だって、自分の勤務時間、終わってますからね。それで、残業代が仮に出たとしても、お金もよりも、とにかく一刻も早く眠りたいわけです。

それだったら、その時間に空いている病院を探してもらって、そこに行ってください、となるわけです。「善意」で診て、もし誤診したら、訴えられます。そして、勤務医は、しんどいことが多すぎますから(うつ病も増えているそうです)、みんなどんどん止めていくわけです。ますます、救急・時間外をみてくる医者と病院が減って行くわけです。医療崩壊ですね。)

命に関わらないことなら、まだ取り返しがつきますが、医療の恐いところは、命に本当に関わってくることがあるので、特に、大きな手術だと、リスクはなるべく避ける傾向にあります。

このドラマの中で、消化器外科専門の医師が、卵巣などの婦人科疾患やそれ以外を扱う、というのは、普通はないと思います。もしされていたら、ホントに、無謀です。

まして、大きな手術を、麻酔科医のいない病院でやるなんて、今の医療では、なかなかないと思います。

(ドラマではされてるようですが、そこは目をつぶって。。。麻酔科医というのは、術中の患者さんの全身状態を管理するドクターです。血圧から尿・呼吸・心臓・体温など全て管理されます。外科医が手術をやりながら、全身管理もするというのは、見逃しが出てきて、そのため死亡することもありますから、麻酔科医が必要なわけです。でも、麻酔科医の人数が少ないため、また麻酔科に支払うお金もこともありますから、麻酔科を確保していていない・できない病院も、まだまだあります。)

もし卵巣などにまで病巣がいっていると予想されるのであれば、最初から婦人科のある大きな病院で手術しないとダメですし、術前にそこまでディスカッションする必要がありますし、予想外の範囲まで、病巣が広がっていたなら、出来るところまで手術をして、一旦おなかを閉じて、後日手術を追加することも、あります。

そりゃ、患者さんの体のことを思えば、1回で手術は済むほうがいいし、再手術というのは、癒着といって、すごくやりにくくなりますから、しないにこしたことはないです。

でも、専門外の臓器の摘出が、正しくできないのであれば、絶対触ってはいけないですよね。

(ドラマの中では、沢村さん・高嶋さんどちらも、その知識と技術があったので、されていましたが、普通はないでしょう。)

ドラマの中で、高嶋さん率いる外科のドクター達が、かなりイヤな医者という設定にはなっています。観ておられる方も、なんでひどい医者だ!と思われるかもしれません。

でもね、今の医療の現場の中では、当たり前と言えば当たり前で、こういう医者は、実際大勢います。みんな自分で責任の取れない、範囲外のことは、タッチしません。

(勤務時間中に、株をやっているのは、むろん論外ですが。)

むしろ、沢村さんの役の医者のほうが、まさに異端児で、今の時代に珍しい医者です。(まあ、こんな医者、いないでしょうけどね。)

ナースが、「絶対大丈夫ですよ」とは言っていいと思いますが、医者が言うと、言葉の重みが変わってきますから、医者で、そうそう「絶対大丈夫ですよ」なんて、軽々しく言いません。

まして、手術ならなおのことです。「絶対」なんて、あり得ませんからね。

でも、患者さんは、安心したいから、「絶対」を欲しがります。

安心させたいだけのための、お守り代わりでいいなら、いくらでも言えますが、言われた患者さんは、その言葉にすがってしまわれるので、ダメだったときのショックの大きさを考えると、担当医は、まあ、言わないでしょう。

沢村さんのように、あれだけ自信を持って、患者さんに、「大丈夫」と言えれば、どれだけいいでしょうね~。

(時々、「絶対治る」とかいう医者がいます。一部の患者さんから、新興宗教の教祖なみに、熱狂的に慕われ、評判になります。でも、「絶対」なんて、あり得ないので、もちろん治らない患者さんが出て来ます。当たり前ですよね。あるいは、ステロイドのホルモン剤(しかもむちゃくちゃ強いやつ)をバンバン使っているだけ、ということもあるので、処方される薬にも注意が必要です。そのうち、副作用が出てきて、大変なことになりますから。)

言葉の魔力で、プラセボ効果と言って、大切なんですが、これだけ訴訟が多いと、普通の医者は、あまり使いませんね。。

普通ではいないような医者が、患者さんのために、病院改革とスタッフ教育をしていく、このドラマは、結構観ていて、終わった後、私は、少し幸せな気持ちになって、元気をもらいます。なにより、沢村さんが男前ですしね。

もし、よろしければ、皆さんも一度ご覧になってください。毎週木曜日、午後9時から、朝日放送です。