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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ananの美容皮膚科特集

とうとう雑誌「anan」でも、美容皮膚科特集が組まれましたね。

「anan」は、私が子供の頃からあって、高校生の時とかanan全盛の時代でしたね~。私と同世代の方は、懐かしくないですか?

今の若い方からしたら、ananって、どうなんでしょう。。。アゲハ系とは全然傾向が違うし、今は、多様化しすぎて、特に若い世代で、誰でもアンアンを読む、という時代ではないような気がします。

何年か前から、アンアンのテーマが変わってきて(毎週、一つの大きなテーマを特集されているので)、「いい男をゲットする方法」「男の落とし方」などなど、男に媚びる特集がとても多くて、昔のアンアンでは、考えもつかないテーマです。

昔のアンアンは、少なくとも男に媚びる女性をテーマにすることはなかったような。。。。「私は私」的な印象が強いのは私だけでしょうか。。

男の話題以外だとセックス特集の回数がむちゃくちゃ増えて、これも以前では考えられません。

最初に、セックス特集が組まれたのが、私が高校生くらいの時でしたか、はっきり覚えていませんが、誰かが学校に持って来て、シスターに見つかって、没収されたことがありました。

それくらい、衝撃的で、女性誌(しかも子供の)にそんなエッチなことが載るなんて、大人からしても考えられないことでした。

大人からもかなりヒンシュクを買ったようで、売上のために、みたいなことも言われたのか、めったにセックス特集はなかったですよね~。

それが!ここ数年、しょっちゅうしてますね。女性(アイドルやタレントのちょっと話題の子)や男性のヌードやセミヌードもバンバン出て、ホントにそういうことばっかり。

そういう特集の表紙を本屋で見かけるたびに、アンアンも売り上げ伸び悩んでいるんだな、時代が違うものね、と思って眺めてました。

そこで、今回の美容皮膚科特集です!

最近、いろんな雑誌で、美容皮膚科特集が組まれてますね。今までだと、化粧品とせいぜいエステの特集くらいでしたが、そんなもので、キレイになるのには限界があると読者もわかっているので、今更そんな売れないんでしょう。

でも、美容皮膚科は、まだまだ未知の領域みたいで、ネットでいくらでも調べられますが、どこのクリニックのHPも、いいことだけ書いてあって、機械も施術もたくさんありすぎて、わかりませんよね。

雑誌で特集を組んでくれると、まあ、とりあえず、紙面の関係で、ページ数が限られているし、クリニックも絞って載りますから、ちょっと見やすいでしょうか。

美容皮膚科特集をすると、かなり売上が上がると聞きました。まあ、これも、しょっちゅうし出すと、ネタもなくなるし、あきられちゃうのかもしれませんが。。。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ああいう雑誌の特集とかは、HANAKOやSABYとかもそうですが、お金を出して、半ページ・1ページ・見開き、とか買うわけです。

今回の特集で、アンアン側から頼んで取材をさせてもらったんだろうな、というクリニックもいくつかありましたが、クリニックがお金を出して紹介してもらっているところが多いんだろうな、と勝手に思いました。

確かめたわけではありませんから、真偽はわかりません。

でも、雑誌もTVもそうですが、掲載されたから絶対おススメ!ということはなく、裏で利害関係がうごめいていますから、賢い読者は鵜呑みにされないでくださいね。

また、掲載内容も、雑誌側で、「おたくはこれでお願いします」とそこのメインで勧めている治療じゃなくても、取材をしてもらう代わりに(○○十円お金払っているのにですよ)、担当が決められ、それだけを取材に来られます。

他のクリニックとバッティングすると困るわけです。

どうしても断れない(スポンサーとか)クリニックが押してる治療をまず決めて、それ以外の治療を、取材したいクリニックに振り分けて、余った分を、お金を払ってくれるクリニックに、「載せませんか?」と声をかけていくのかと思うんですが。。。(昔、そういう取材を受けたことがあるので、内情は少しわかります。全くのあてずっぽうではありません。)

今回見られた読者からしたら、そういう利害関係も絡んでいるので、ちょっと紙面構成(施術紹介とか)は、わかりにくいのかもしれません。

どうして、そんなマイナーな治療が1ページも取る?!みたいなこともありますし、なんかもっと普通のオーソドックスな治療を紹介してから、今はこんなのもありますよ、みたいに載せないと、全く知らない方からしたら、こんなえげつないことしなきゃ、キレイになれないの~?って、誤解しないのかな、と心配になりました。

しょっちゅう、美容皮膚科特集をやっていて、今回は新しい治療法を紹介します、みたいなら、今回のはアリでしょうが、いきなりですか?みたいな治療もたくさん載っていましたね。

編集部もしがらみとインパクトが欲しかったんでしょうが、大変なのもわかりますが、読者のことをもう少し親身になってほしいモノです。

あと、「クマは消せる!」なんて、特集されてましたが、消せません。いいすぎですね。。。

患者さんの言ってこられるクマにも、いろんな種類がありますが、種類によって治療法は様々で、特に、注射系の治療法の場合、効果はさておき、注射による内出血を考えておかないと、簡単に考えていると、エライ目に遭いますよ。

人間の体のどこに注射しても、必ず血は出ます。生きてますからね。血が出たら、その場で、押さえて、出血を止めます。ちゃんと押さえれば、そんな大き目の血管にあたらないかぎり、内出血は予防できるものです。

でも、思ってもいずに、大き目の血管にあたることもありますし(人によって、血管のある場所は様々なので)、まして、目の周りというのは、細かい血管が網の目のように張りめぐされているところでであるので、刺せば刺すほど、血管にあたる可能性が高くなるわけです。

また、目の周りは、骨が下にないので、押さえきることができません。眼球を押すわけにはいきませんから、血が出て押さえようとしても、他の場所よりも止めにくいわけです。

もし、目の周りの注射(ヒアルロン酸やカクテル注射など)で内出血が出れば、DVで殴られたのかを思われるほどの紫色のひどい内出血と腫れが出ますから、覚悟されたほうがいいですよ。

クリニックによったら、目の周りに注射するのに、内出血のことをほとんど言わなかったり、軽く言ったり(重く言うと、誰もやらないから)するところがあって、患者さんがエライことになっているのを、たくさん診て来ました。

どうしても、それを覚悟してもやりたいなら、それはその方の人生なので、止めはしませんが、私はあまり勧めていません。

また、する時は、カバーファンデーション(アザ用くらいの)を用意しておくか、いつでも手に入れられるようには、念のためしておくほうがいいと思います。

目の周りに注射したから、絶対内出血するわけではありませんが、あくまでも確率の問題です。内出血全然OK!みたいな方って、そうそういらっしゃらないと思いますから。

目の周りの注射は、専門でバンバンされているクリニックも、ごく一部ありますが、ビフォーアフターの写真をみせてくれるところもあると思います。

写真が少なくて、ビフォーアフターで、写真全体の色が違う詐欺みたいな写真は、信用してはいけませんよ。アフターにだけ、フラッシュや光で、クマをわざと飛ばした写真を撮ってることもありますから、よく見て、カウンセリングを受けてくださいね。

魔法みたいな、うまいだけの治療なんてありませんから、冷静になって、よく考えましょう。

それで、納得されたのなら、治療を受けてくださいね。

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医療