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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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大学入試センター試験

昨日、今日とセンター試験だったんですね~。

もう、自分が受けてから20年以上経っているのかと思うと、大人になったんだな~、としみじみ思ってしまいました。

受験生が緊張しているこの2日間ですが、、私は昨日仕事の後に、イタリアンに行って、むっちゃ食べて、その後四条河原町のカラオケ行って、バーに行って、もっと飲もう!となりましたが、気付いたら、先斗町まで歩いてきていて、バーを探しいたら、ずっと行きたかった焼き鳥屋さんがあって、ワインをたくさん置いているお店だったので、バーのつもりが、そこにふらふらと入ってしまいました。

もう、そんなに入らなかったけど、ホントにおいしかったです~。その後、タクシーに乗って帰ってきました。

久しぶりの夜遊びです~♪ おいしかったし、楽しかった!!

受験生も、冬の後には必ず春が待っているので、頑張って乗り切ってほしいですね~。

自分が受験生の時なんて、そんなこと考えることもできませんでしたが。。。

私は、2浪して、医学部に入りました。

現役の時は、センター試験ではなくて、共通一次試験と呼んでたんだっけ?いや、センター試験の1回目だったっけ??もう忘れてしまいました。。。あまりに昔過ぎて。。。

英語が一番得意だったのに、現役のセンター試験は、英語がボロボロだったのを覚えてます。

1浪目のことはほとんど覚えてないですね~。2浪目は、さすがにセンター良かったです。(でないと医学部受かりませんからね。)思った以上に、センターができたんですが、自分の実力はわかっているので、2次試験は、予定通りに受験しました。

2浪目の時は、さすがに滑り止めに、薬学部を受けました。さすがに3浪を女でやる、というのは、結構なストレスで、自分にはもう無理だな、と切羽詰まっていたのを覚えてます。

いや~、受かって良かった。(国家試験も。)

大学に勤めていた時に、センター試験の試験監督をしたことがあります。

さすがにセンター試験ですから、バイトで誰でも試験監督ができるわけではありません。

(カンニングの手助けできちゃいますからね)

大学の助手だった時、順番が回ってきました(というより、下から順に行くことになります。休みの日がつぶれますからね。バイト代というか、日当が微々たるモノですが、いただきましたね。それでも、休みのほうがいいくらいの安い日当ですが。。。)

試験監督は、その大学の正規職員によって、されるわけです。

(医師国家試験は、厚生労働省の役人の方たちだと思いますが。この時の会場は近畿大学でしたが、もちろん近大の職員の方ではありません。)

センター試験は、大学構内の、あらゆる教室を使って、されていたと思いますが、2人一組になって、1教室を監督したように記憶してます。

受験生の方は、ご存知でしょうが、机の上に置いていいのは、鉛筆・シャーペン・消しゴム(定規も良かったでしたっけ?)で、ペンケースやシャーペンの芯ケースとかは、出してはいけませんよね。これ、常識です。

(いらんものを出していると、カンニングしてると疑われても仕方ありませんからね。)

時間が来たら、机の上の指定のモノ以外を置かないように、放送が入ったんだったかな。。?その後、ホントにちゃんと守っているか、教室中を見まわるわけです。

そしたら、ペンケースとか芯ケースとか平気で出しているヤツっているんですよね。

(塾や予備校や学校でも、何度も注意されているはずだし、模擬試験とかもおないやり方のはずですが。。まして、しまうように言われて、全員しまっているのに、です。こういうヤツって、こんな時でもいるんですよね~。)

そうなると、注意しないといけないわけです。「片付けなさい」とか「しまいなさい」とか。

そしたら、ギロ~って睨むんですよ!!ちょっと信じられませんけどね。

まあ、私が受験するわけではないので、私がムカついたとことで、私には影響しませんが、今から試験を受けようとしている時に、注意されて、睨んでムカついていたら、自分の試験に影響って、すると思うんですけどね。

その子は、その日何度も、毎回出すんですよね。その度に、注意するんですが。。謎ですね。。。

(私が受験した時なんて、そんな注意される人なんて、1度も見かけたことすらないですけどね。仕舞うのって、当たり前でしたから。。)

寒くて、ひざかけをしているブランケットとかも1人ずつ確認していきます。肩とかに上着を中途半端にかけているのはダメだったのかな?ちゃんと着るか、ひざにかけるか、細かいことまで、試験監督のマニュアルに、注意する事項が書いてあって、それをしないといけないわけです。

で、テストが始まると、静かに、教室を回って、不審な行動がないかチェックするわけです。

受験してきた自分が、試験監督をする立場に立とうとは、感慨深いものがありましたね~。貴重な体験でした。

どの科目か忘れましたが、答案回収で、もう一人の監督の先生(他科のドクターです)に、「これ、点にならないですよね。。。?」と聞いて来た子がいて、見たら、マークシートにチェックだけしていて、塗りつぶしていないんです。

受験生からしたら、これも当たりまえですが、零点の答案用紙ですよね。

これも、学校でも塾でも予備校でも、何度も何度も注意されていて、聞くたびに、わかってるっつーのっ!!とくどいぐらい、注意されることです。

(ちなみに、センター試験とか、二次試験は忘れましたが、最初に、答案に名前だけを書く時間というのがあって、これも何度も何度も、名前をちゃんと書きましたか?と確認されます。それでも、名前を書き忘れるヤツがいて、もちろん零点になります。あれだけ過保護にされて、名前を書くのを忘れるというのは、ちょっとしたパニック状態なんでしょうけどね。)

マークシートは、仮に全然時間がなかったとしても、途中で、問題解くのを止めて、マークシートを塗らないといけません。これ、受験の鉄則ですよね。

(そういう時間配分ができない人は、残念ながらマークシートは向いていないので、筆記試験とか論文とか面接とか、そういう方法で採点されるほうがいいわけです。)

その聞いて来た子にしても、零点なるのはわかっていて、でも不安になって、監督先生に聞いたんでしょうが。。そうですね、とも大丈夫(大丈夫なわけないですが)とも、まあ、言えませんよね。。。まあ、何も言わなくても、暗黙の了解なんでしょうけど。。。仕方ないですね。受験のルールがありますからね。

そこで終了するはずが、その先生が(会場では、その先生が責任者です)、私に、「本部に、なんとかなるか聞いてきて。」と言うんです!!

「はあ?それは無理でしょう。聞いても、ダメに決まってますよ。」と言いました。

「わかってるけど、念のため、聞いてきて!」と言うんです。

もし、なんとかなったら、そんなことが、まかり通れば、それこそエライことです。

そもそもセンター試験は、受験性全員が、全く同じ条件で、受験する、というのが、一番大事なことで、条件が変わったりしたら、そりゃエライことです。

なんで、その子だけ、マークシートを塗りつぶす時間、もらえるねん?そんなわけないやろ?!日本中に、同じ状態の子いたら、その子らは、じゃあ、どうすんねん?じゃあ、時間中に塗りつぶした子たちにも、同じ時間あげるっちゅーんか??と頭の中をぐるぐる回りますが、責任者のほうから言われたら、私は、聞きにいかないといけません。

各建物に、大学入試センター本部があるわけではないので、とりあえず、その建物の入っている電話のある事務所まで走っていって、そこから、うちの大学におかれている試験本部みたいなところに電話して、大学の本部から、大学入試センター本部に電話するわけです。その間、返事をずっとその場で待ちます。

その間、試験会場はどうなっているかというと、本来、答案用紙を回収したら、その時間は終わりなので、休憩時間です。ちょうと昼休みだったんですが、その会場は、休憩できないわけです。誰ひとり、会場から出てはいけないんですよね。他の会場は、全員が休憩に入っているというのに。。。

散々待って、入試センターからの返答は、「その場では、一切何も答えずに、本人が受験終了後、大学入試センターに電話して、直接聞いてください、と言ってください。」というものでした。まあ、妥当な返事です。これだけ、待って、解答はそれか!と、やっぱり、というのとやや肩透かし、とまた気持ちがぐるぐる回ります。

また、走って戻って、会場に行きます。そしたら、その部屋で、友達と一緒にお昼を食べようと来ている子たちがドアのところにいっぱい溜まってます。

でも、この会場だけ、まだ解放されていないので、入れないわけです。

「ここ、なにしているわけ~?なんで入られへんの~?」みたいな声をかき分けて、入っていきます。

そして、責任者の先生に言って、その子に伝えて、やっとその会場は休憩となりました。

もちろん、受験生(そして私たちも)の休憩時間は、短くなってしまったわけです。。。。

(まあ、センター試験のお昼休みって、わりと長いですけどね。私たちも受験生もご飯を食べる時間はあります。受験生は、空いた時間は勉強したいとおもいますけど。。。)

試験監督に聞いた受験生が悪いのか、本部に聞いてきて、と言った先生が悪いのか、あるいは誰も悪くないのか、まあ、聞かれた以上、勝手なことは言えませんから、確かに本部の指示を仰ぐしかないのはないんですが。。。

聞いてきた子は、可愛かったし、ほっとけない、と思ったのかな~?(男性の先生だったので)というのと、勝手なことを言えないから、問い合わせてるんだと思っていたんですが、その先生は、その後、本気で、本部の対応に腹を立てていて、「おかしい!ひどい!」と。。。

「みんな時間は平等ですから、その子だけ、時間を余分にあげるなんて、不公平じゃないですか」と言っても、「わかってるけど、それで、あの子は零点ですよ!あまりにひどい対応だ!!」とお昼ご飯の間、ずっと怒ってました。。

まあ、元々熱い先生ではあるんですが。。。。(今でも熱いんでしょうか。。)

大学入試の、しかもセンター試験で、感情的な試験監督というのも、ちょっと困るかも。。

先生がやろうとしていることは、特別扱いって、ヤツですよ。。しかも言ったもん勝ちですか??言った人だけ、特別扱い??と、私は、ちょっとその先生に、引いてしまいましたけど。。

これ以来、センター試験、という言葉で思い出すのは、自分の受験した時でも何でもなく、この一件が思い出されるようになってしまいました。いいんだか、悪いんだか。。。

でも、その受験生からしたら、自分のことのように心配してくれる人がいて、良かったですね。

毎年、センター試験会場の、どこかで、なにかトラブルがあった、というニュースが流れると、試験監督の責任もあるんだろうな~、と思って聞いています。

一斉テストって、大変ですね。いろいろ大人の事情で、振り回される受験生もいるとは思いますが、受験をうまくいかすコツは、なにかトラブルがあっても、頭をさっさと切り替えることです。

(と、エラそうなことが言えるのは、今受験じゃないからですね。私もアガリ症なので、試験とかは頭真っ白になるタイプなので、うまく切り替えができません。。)

これから、二次試験が本格的に始まりますが、受験生のみなさん、もうちょっとだから頑張ってくださいね!!

 

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