プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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NEC_0047.JPGずっと以前から行きたかった「レストラン マエカワ」。http://www.gion-maekawa.jp/ 

やっと行くことができました。南座からすぐです。そのまま散歩していると、有名な巽橋があります。

こちらは、カウンターがメインのお店で、テーブル席は、一つ奥にあります。完全に個室になるし、お天気がいいと窓から外が眺められるので、とってもいい感じです。(見せてくださいました)

こちらのシェフは、京都で有名な、「祇園 おくむら」で働いておられたそうで、独立をされとかなり以前に聞いてお店のことは知っていたんですが、なかなか機会がなかったんですよね。

5年前におくむらさんに行って、お料理がおいしかったので、こちらのマエカワさんと「レストラン よねむら」さんのことを知りました。

残念ながら、よねむらさんに行ったことがないので、全部を比べるなんてできませんし、好みと用途の問題もありますが、お値段は、こちらのマエカワさんが、一番お得だと思います。(よねむらさんも、結構いい値段のはずです)

そういう意味でも、こちらのお店は、この中で、一番コストパフォーマンスはいいと思います。もちろん、中身であるお料理と、サービスとスタッフの方の雰囲気と全てから考えても、いいと思います。

ちなみに、ランチは、税・サービス料込みで、4200円です。この、「込み」っていうところが素晴らしい!別計算だと、アレッ?いくらだったっけ?となりますからね

(「匠 おくむら」にも行ってません。が、「匠 おくむら」がこの中でダントツに高いはず。。。)

なにより、マエカワさん、くつろげるんですね~。店内は、とてもスタイリッシュで、キレイでした。トイレもキレイ~♪ カウンターのいすが苦手と思われる方もいらっしゃいますが、こちらの椅子は、座り心地が良かったです。椅子もくつろげます。

サービスも、とても柔らかくて、おしつけがましくない、いい感じのサービスです。楽しいひと時もいただく、というお店です。入ってしばらくして、すぐに気付きました。このお店、アタリだ!。。にやり。。。超~らっき~♪ この頃、新規開拓の飲食店は、アタリが多いです!やるな!私!!

カウンターだからお店の方がよく気付くのは、あたり前、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こういうことがサラリとできるお店って、最近減っているんですよね。高いお金を取っていても。。

 

(以前に行ったお店で、ワインをメニューから選ぶのに、どれがいいのかわからず、でも、ソムリエらしき方はいなくなってるし、料理を作っているスタッフの方が、注文を聞きに来られたので、どれがいいか聞いたら、どれも同じです、と言い切るんですね。一瞬、「はあ?」と何を言っているのか、わかりません。こんな種類をたくさん載せてて、同じわけねーだろ!と突っ込みたくなりましたが、載せているワインは、全てうちの料理に合います、という意味であえ取りましたが(多分、違います。だって、このお店、和洋折衷創作フレンチの草分けですから、お料理もホントに日本料理か、というお料理が出て来ましたから、全部に合うワイン選ぶなんて、どんだけの難題やねん、と素人の私でもわかります。

でも、この人に聞いても無駄だな、と適当な値段のワインをボトルで頼みました。どれも同じと言われたら、値段で選ぶしかありませんね。

でも、そういうお店ですからね、グラスが空でも、カウンターの中にいるシェフもソムリエもスタッフも誰も気づかず、結局自分達でグラスにつぐはめに。。ついでいても、知らんぷりです。

そのくせ、サービス料10%を取られたりしますから。。。そこまで、混んでるわけでもなかったんですが、店内は。。個室が忙しかったのか、それはわかりません。

そこのお店に行った時、ちょうど私たちの横に、いらっしゃったカップルの男性が、デザートの前に、シェフに名刺を出されて、名乗られて挨拶をされました。お料理がおいしかったので、一言お礼を、みたいな感じでした。全然イヤな言い方ではなくて、むしろウワサを聞いていたので、勉強させてもらいに来ましたって、いい感じでおっしゃってました。

その男性は、大阪の超有名な会席・割烹のミシュランを取られたお店の大将でした。名前が聞こえたから、思わず「えっ?!」と見てしまいましたから。(最初から最後まで、たっかい赤ワインを飲まれていて、お金持ちそ~!って感じですが、嫌味は全然なかったです)

そしたら、このお店のシェフは、ろくな挨拶もされずに、横にいたスタッフに、「知ってる?」と聞いて、スタッフが説明すると(この時は、まだミシュランはなかったです)、「ふ~ん、知らんわ。」と一言。。むっちゃ、失礼。。言い方もね。

私でも知っとるっちゅーねん!(京都のお店以外、あるいは自分のお店以外の勉強って、されないんでしょうか。。)

京都人のすっごい嫌な一面を目の当たりに見てしまいました。よく言われる、これが京都のイケズってヤツですか。

普通に挨拶したり、お礼を言ったりできひんのかな、この人は。。その横に、私ら普通の客もいて、話は丸聞こえで、もちろん大阪のその大将と連れのご婦人もお客さんのわけで。。その態度と言い方って、アチャチャ~です。

逆に、大阪のそこのお店のほうが、私にはポイントアップです。ミシュランが正しいとは思ってませんが、この大阪のお店が星を取るのはわかる気がします。で、このお店は、何年経っても、星が取れません(のはずです)。私は、サービス悪いもんな~、とミシュランの発表があるたびに思い出すんですが。。

こういう方が、一番えらいシェフですから、カウンター内は、スタッフの方も変にピリピリされていて、あまりいい雰囲気ではありません。いい意味の割烹のピシッとした緊張感、というのとは全然違います。

そりゃ、こんなお店、誰もワインもつがへんわな。。店の誰も、お客さんをもてなすっていう気持ちがあらへんね。そういう愛情がお料理にふりかかってるかどうかで、もっとおいしくなると言うのに。。残念なお店でした。(また、こういうお店は、常連さんには、態度が違うんでしょうね~。京都らしいですか。。)

ちなみに、夜だったので、サービス料も含めて、結構なお値段を取られました。。。そんなサービスしてもらってないけど。。コストパフォーマンスは、悪いな。。。あと、接待や大事な方を連れていくのは、同じことをされるとなると、ちょっとためらいますね。

それ以来、カウンターの割烹風の、和洋折衷創作フレンチってヤツには、少しトラウマがあって、あんまり近寄らなかったんです。元々、カウンターで料理されているのをずっと眺めているのは、ワクワクして大好きなんですけど。)

こちらのマエカワさんでは、そんなことは起こりません。みなさん、楽しそうに、お仕事されてますので、とってもいいです~。ランチでもディナーでも、おかしな緊張感は、いりません安心して、デートにも家族とも友達とも接待にも使えると思います。

シェフご自身がソムリエでいらっしゃるので(後から知りました)、ワインの銘柄は、私はちんぷんかんぷんですが、グラスでも各種数種類おいておられて、お料理に合わせて選んていただきました。

最初は、グラスシャンパンで、その後、白、で最後に赤と、1杯ずつ~♪

とてもおいしくて、どう言えばいいのかわかりませんが、ちょっと違う、いい感じのワイン達でした(伝わりませんよね。。。私もそう思います。個性的と言っていいのか、なんと言うのか。よくホテルのダイニングで、「今日のグラスワインのいくつか」みたいな、どこにでもある、まあ、おいしいワイン、悪く言えば、無難な感じ、というのでなく、まさに、選びました!って感じでした。

いろいろ説明してくださいましたが、品種以外の名前は、さっぱり憶えられません。白はシャルドネで、赤は、ピノノワールでした。

ワインって、やっぱり楽しくて、おいし~い!と改めて思わせてくれるそれぞれでした。

グラスだと、お料理に合わせて、いろいろ楽しめるので、私は、ボトルよりもグラスのほうが好きなんですが、お店によったら、グラスだと、あまりいいのは置いていないところもあって、無難な感じのものは置いておられますが、「おっ!これはただものではないっ!」と、思えるようなのって、やっぱりボトルになっちゃうんですよね。

グラスで、いいのが出てくると、絶対そのお店は当たり!です!!

この日のメニューは、

ホワイトアスパラガスのムース(桜エビの粉末がかかってるんですが、香りが離れて香ってきて、とってもおいしそうなニオイで、実際おいしかったです)

イイダコとグリーンアスパラガスに、ふきのとうとアンチョビとオリーブだったか?のソースがかかったヤツ(下にジャガイモと紫キャベツがいます)

ホタテのお料理と、スープは、エンドウマメだったっけ?メインは、バウムクーヘンを食べて育った豚(脂が甘いんだけど、くどくなくて、おいしいブタさんでした)を、一人用に小さいル・クルーゼに入ってのお料理でした。

牛刺しの炙りと生ウニののった一口ライス(写真のヤツです。スミマセン、ちょっとボケてますね。。)

デザート(チーズのムースにイチゴだったか。。。塩とオリーブオイルがかかってて、絶品でした)

お酒をたくさん飲むと、記憶がどんどん飛んでいきますね。おいしかったことだけは憶えてるんですが。。。詳しいメニューの名前を忘れてしまいました。

(写真も、おしゃべりするのと、食べるのとで、すっかり忘れてしまいました。。。気がついたら、手をつけてしまった後で。。。)

 

こういういいお店に行くたびに、思いますが、ホントにいいお店というのは、そこのオーナーシェフなり、店長さんの目が隅々まで行き届いていて、またスタッフもそれを理解して、同じ気持ちで働いておられますね。

目が行き届くとなると、どうしても小さめのお店になってしまうので、飲食店だと、8~10席くらいが限界になりますか。そういうお店は、みんな狙ってますから、早目の予約をお勧めします。

ちなみに、このマエカワさん、オンラインで、予約が取れるので、よってもラクチン、スムーズでした。

朝の9時半とかだと、まだお電話したら、いけないかな、とか実際繋がらないお店も多いですし、またお店の定休日に、予約したくなったら、翌日まで待たないといけませんから、このオンライン予約は、とりあえず予約を取るのに便利でした。

(いろいろ確認されたい時は、やはり電話のほうがいいと思いますが)

ディナーは、税・サービス料込みで、9500円ですから、品数も多いし、これはかなりお得かと。女性受け間違いなしです!次は、絶対夜に食べに行きま~す!