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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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エルビウムヤグレーザーの補足です。

 

葛西先生の、エルビウムヤグレーザーのご講演があったんですが、水ぼうそうの跡の凹みに使っておられました。

その結果が、とてもキレイで、(医師から見たキレイであって、患者さんの思う、全く何もなかった肌、というのとは、違うと思います。)、ダウンタイムがあったとしても、このレーザー、欲しくなってしまいました。

ただ、患者さんは、1~2週間くらい、(大きさにも、状態にもよりますが)ガーゼなり、テープなりで、完全に閉鎖されますから、かなり施術後は、目立つことは覚悟しないといけません。

 

ブラックマヨネーズの吉田さんみたいに、顔中にニキビ跡の凹みがある、というなら、いろいろなきつい治療も考えないといけませんが、水ぼうそうの跡とかは、1個や2個だけ、とかなので、この部分だけどうにかしたい!という方って、実は、多かったりします。

うちの、タイタンやジェネシスは、あくまでアンチエイジングや他の目的で使うもので、ニキビ跡や水ぼうそうの凹みにあてて、ダメではないんですが、効くから、お勧めですよ!と言える治療ではありません。

アンチエイジングや、ニキビ跡の赤み治療のついでに、凹みにもレーザーがあたるし、無駄じゃないから、少しでも効いたらいいよね、というスタンスです。

絶対、ダウンタイムの困る方は、タイタンやジェネシスを続けられればいいと思いますが、凹みへの効果が、目に見えて、ガンガンいくものではないので、美肌治療も兼ねて、メンテナンスだと思っていただかないと、「全然効かない」ということになります。

 

(凹み治療の場合、うちでできることのメリット・デメリット、他院(世の中)には、こんな治療があって、それらのメリット・デメリットを説明して、どうしたいか、患者さんに決めてもらってます。)

 

でも、今は、まだダウンタイムの出る処置は、いいかな~。

確かに、エルビウム、あったら便利だし、患者さんの選択の幅が広がって、患者さんにも(ダウンタイムがOKなら)いいと思いますが、学会に行くと、いろんな機器が欲しくなるんですよね~。

さすがに、トップに、エルビウムはきません。

他にも、欲しい機器はいっぱいあって、次の次の次くらいかな~、という機器と並ぶくらいでしょうか。。。

(こういう機器は、なんでも、高いですからね~。)

 

他のご講演を聴いていて、気になったのが、「マドンナリフト」で、上まぶたのタルミ改善のレーザー治療です。

マドンナがやって、話題になったそうで、You Tubeで、もう見られるそうですよ。

 

フラクショナルCO2レーザーとRFの高周波を、上まぶたに照射するんです。

1日腫れて(直後はかなり腫れるようです。そりゃそうだ)、灼熱感・痛みは1日、3日ほど赤みが続いて、5~7日くらいかさぶたが点状に出るらしいです。なんやかんやで、6日間くらい?

(クリニックによって、設定ややり方が違えば、ダウンタイムも変わると思います。)

今まで、上まぶたのタルミ取りは、手術でないと、なかなかいい結果は出なかったんですが、このレーザーは、スゴイですね!

スゴイ!という、ウワサは聞いていたんですが、やはり学会で、そのご講演を聴くと、実感できるし、そのレーザーが欲しくなりますね。

。。。。でも、思った以上(いや、以下か。)に、ダウンタイムが出ますね。。

 

なんでもそうですが、光・レーザー・RFで、早く、かなりの効果を出そうと思えば、必ずダウンタイムが生じます。

軽い治療ほど、一般的に、ダウンタイムもないですが、効果に限界があります。

どちらを取るか、またどの辺で、妥協(というか、我慢ですかね)するか、ですね。

 

まあ、今はまだエルビウムにしても、このマドンナリフトにしても、欲しいのは欲しいですが、できれば、ダウンタイムのない治療に、まだ私は専念したいかな。。。

自分にとって、かなり必要となれば、そんなこと言っていられず、購入を考えるのかもしれませんが、他にも欲しい機器はたくさんあるので、学会に行くと、困りますよね~。

ダウンタイムのない機器というのも、効果に、ある程度の限界はありますから、いろいろコンビネーションしていく必要があります。

(そうすると、お金かかりますけどね。。)

どう組み合わせていくのか、難しいですね。

 

でも、上まぶたでお悩みの方であれば、一度、マドンナリフト、調べてみてください。

手術は、最終手段でいいと思います。

でも、マドンナリフト、今のところ、東京にしかないかと。。。

もっと簡単に、ダウンタイムなく、と思っておられるなら、うちで、どうぞタイタンを受けてみては?

おでこが引きあがるだけでも、まぶたが多少引きあがります。

ものすごく、まぶたが気になる、という方は、オプションで、目元をさらに追加されると、もっと上がるように、照射させていただきます。

まずは、診察・カウンセリングから。

(腫れぼったいまぶたをスッキリさせるのは、無理ですよ。あくまで、タルミで、上まぶたがちょっと目にかぶってきて、垂れ目みたいに、老けて見える、というのが、適応条件です。

また、マドンナリフトや手術したみたいにはなりませんので、勘違いされませんように。

ただ、ダウンタイムが全く出ませんから、気にされる方が日常のケアとして、される分には、とてもおススメです。)

 

 

今回の皮膚科学会は、レーザーのセクションは、かなりの豪華版でホントに勉強になりました。

学会の講演とかは、基本、自分が興味のある分を聴くんですが、レーザーや美容医療の教育講演は、それぞれが2時間毎あり、もう、おしり痛いっちゅーねんっ!

直接自分と関係のないレーザーの話でも、せっかくなので、もうそのまま聴いているんですが、たまたまそのまま動くのもめんどくさくなって、立つのもはばかれるし、と聴いていた講演で、おっ!ということが聴けたりするので、やっぱり聴ける限り、でておかないと、といつも思ってしまいます。

 

うちにあるレーザー機器は、キュテラ社のXEOという機械で、うちのXEOは、タイタン・ジェネシス・ライムライト・アキュチップ・ロングパルスヤグレーザー・プロウェーブと、一通りのことができるので、たいていのことは困りません。あとは、イオン導入と炭酸ガスレーザーがあるので、私として、これは充分っちゃ~、充分なんです。

うちに、絶対欠けているレーザーというのが、ダウンタイム(テープを貼ったり、赤みやかさぶたが出たり、腫れたり、などなど、患者さんが困ることの総称です。どんなダウンタイムが出るのかは、処置の内容によって、違います)の出るレーザーです。

炭酸ガスレーザーが、うちでは唯一ダウンタイム(うちでは、テープを貼ること、処置後、少し赤みが出る、ことくらいでしょうか。あとは、色素沈着が場合によったら、残ることも。だから、患者さんにも、スキンケアをしっかり頑張ってもらいます)の出る治療ですが、そういう治療の中では、やり方にもよりますが、うちのは、そこまできつくないな、と思ってます。

(炭酸ガスレーザーは、ホクロやいぼなど、盛り上がっているものを削るレーザーです。レーザーメスのような。。レーザーが当たったところは、一瞬にして、蒸発して煙となって、無くなってしまいます。)

 

美容医療には、いろんなダウンタイムの出る機器というのがあって、学会やセミナーでもたくさん見てきましたが、今回、見ていて、心に響くレーザーがありました。

それが、エルビウムヤグレーザーです。

エルビウムも、ふくらんだものを削るレーザーと思っていただけると、わかりやすいかな。(ふくらんでいないものでも、削っていいんですが。。)

 

エルビウムは、かなり昔から発売されているレーザーで、置いているクリニックは置いています。

どんなレーザーを置くのかは、ドクターの好みですね~。何がいいとか悪いとか、美容皮膚科・形成外科を専門でやってると、好みは、結構分かれてきますね。

もちろん、用途によって、使いわけすることも多いですけど。好みも変わったりとか。

 

エルビウムは、もちろん知っていましたが、ダウンタイムが結構出るので、あまりちゃんと学会発表も聴いたことがなかったかも。。。というより、あまり発表がないのかな。。演題に取り上げられている、という記憶があまりないような。。。

 

発表では、炭酸ガスレーザーとの違い、をされていました。

これを見ると、炭酸ガスより、エルビウムですね~。

まあ、炭酸ガスの機種にもよるし、エルビウムの機種にもよるんですが、少しでも皮膚に負担なく(周囲へのダメージなく)、キレイに取れるのは、エルビウムなんだな~、と大いに納得させられる、ご発表でした。

この発表を見ただけで、ちょっと、私、このレーザー、欲しいな~、と思ってしまいました。

あてたところが、キレ~イに均一に削れて、おナスとかに、一筆書きみたいに、ビ~っとあてると、ビ~っと皮が削れているんです。むっちゃ、キレ~イ!!

ちょっとご年配の、日焼け止めを塗ってこなかった方とか、シミとイボだらけの顔になってることがありますが、それも、ビ~っと削って、キレイになります。

この紹介されていた機種は、ある程度の大きさを一度にできるので、時間も早くて済むし、大きなシミやイボを取るには、もってこい!です。

 

ここまで、聞かれると、みなさんも、やりたい!と思われるかもしれませんが、このレーザー、その分、ダウンタイムがすごいんです。。。。

 

かなり血が出ます。

→ 皮膚を削りますから。。。皮膚の真皮の血管に当たったら、ピューっ!と血がふくことがあるそうで。。。。。

健康な方であれば、必ず出血は止まりますが、血管の大きさによると、ちょっと時間がかかることがあるかも。。。早く止めるために、特殊な止血剤(貼るタイプの)を使ったり、などなど。。ひたすら、押さえるのが基本ですが。。。

(ちなみに、炭酸ガスレーザーは、全く血が出ません。削るのと同時に、止血をしているレーザーなんです。それぞれ、特徴が違うんですね~。)

 

削った大きさにもよりますが、1週間~10日間~2週間くらい、完全に創傷被覆材(キズを早く治すための、ガーゼとは違う、ゼリーみたいなものや、特殊な素材なもの)で、密閉するそうで。。。

範囲が小さくても、かなり目立ちます。。。。完全に、「何かをしたので、貼っています」とわかるものです。。。

「何したの?どうしたの?」と、聞かれること、請け合いです。

。。。。う~ん。。。

お盆休みとか、年末年始とか、お籠りできるなら、まあ、いいですが、これは、普段仕事している人には、ちょっと無理でしょう。。。土日だけでは、絶対終わりません!

 

血が出るくらいの深さまで、削るので、こうやって、ちゃんと処置後のホームケアをしないと、傷も治んないし、傷跡は、かなり汚いかと。。。。

 

発表で出されていた、処置後の経過は、学会発表に出すくらいですから、そりゃ、キレイなもんです。(跡形が全くない、ということではありません。処置した深さや大きさや、元の状態と比べて、医師として、キレイですね、という話です。)

発表されている先生も、処置後の処置が、とても大切、とおっしゃってました。

(多分、この処置を守らない方には、エルビウムj自体をされないと思います。)

 

これはね、ホントに、言われた通りに、家で、処置しないと、エライこといなりますよ、傷跡。。。。

(もちろん、ちゃんとしたクリニックは、処置前に、ちゃんと説明されるはずです。)

 

。。。すっかり忘れてました。。。ここまで削られるの。。。そりゃ、血、出るわな。。。

 

どんな処置も、長所と欠点があって、自分が何を重要と思うか、どこまでなら許せるのか、ですね~。

私は、できれば、ダウンタイムのあることはしたくないです。仕方ない時って、もちろんありますけど。。

私が、そんなだから、うちに来られる患者さんの大半が、ダウンタイムは困るから、できる範囲でしてください、という方が多いです。

 

エルビウム、もちろん、機種にもよりますし、まずは、やるドクターの腕によっても、全然違いますから、いきなり広範囲は止めておきましょう。

ひどいところだと、副作用が全然消えるどころか、汚すぎて、もうどうにかしてっ!となってしまいます。

きつい処置は、それなりのリスクがありますから、カウンセで、副作用のこととか、軽く言い過ぎたら、そのドクターは要注意です。

いくつかのクリニックを回ると、違いがわかりますよ。

最終的には、そりゃ、やってみないとわかりませんが、きつくなればきつくなるほど、ホントに大変ですからね。。

 

この発表のあった、エルビウム、いい機器ですが、当分、うちでは買わないな~。それなら、他のを買います。

そこまでの治療が、したいっ!となる時期が来ることもあるかもしれませんが、今のうちでは、あまり活躍の場がないかも。。。

お待たせいたしました。

いよいよ、デコルテ用の、エラスチダーム®の発売です。

ちょっと学会ネタをお休みしまして、「デコルタージュシステム」のご紹介です。

 

今日、届いたので、私も1セット使ってみます。

体のアンチエイジングと考えて使うと、わかりやすいと思います。

NEC_0098.JPG

 

首やデコルテ、体の他の部分でも、タイタンやジェネシス、ライムライトをあてる患者さんというのは、実は結構いらっしゃるんですが、かなりの贅沢ですよね。

普通は、顔が最優先で、体は、顔以上のコンプレックスがないと、顔を差し置いて、体に光やレーザーをあてる、という方は、あまりいらっしゃいません。

顔と同じだけ、もしくは、顔の2~3倍、お金かかりますからね。(範囲が広いから。)

顔もやって、体もやって、となると、誰でもができる費用では、ちょっとないですよね。時間もかかりますしね。

 

だから、体の場合は、やっぱりスキンケアです。

日焼け止め(塗り直しも。あるいは、洋服などで紫外線カット)、保湿、こすらない(摩擦・刺激を徹底して避ける)、というのは、顔同様、当たり前ですが、光・レーザー治療しない分、ホームケア用品が活躍します、というか、頼らざるを得ませんかね。

まあ、どこまで気にするか、ですが。。。

NEC_0099.JPG

市販の高~いアンチエイジング用の化粧品を使うくらいなら、ある程度の効果が実証されている、クリニック用の化粧品、あるいは、医薬品のほうが、同じお金を払うなら、いいに決まってます。

これ、1本54g!かなりたっぷりです。

写真の手指の大きさと比べていただけると、大きいことがわかるかと思います。

かなり伸びがいいので、どれだけの範囲に塗るか、ですが、うまくいけば、数か月もつかな。。?

 

オバジ メディカル(ドラッグストアのオバジとは、全然違います。オバジ メディカルは、クリニック専用化粧品なので、成分や濃さが全く別物です。)だからなのかは、わかりませんが、何故か、ハイドロキノンの美白剤とセットです。

オバジのいいところは、やっぱり独自の浸透圧技術でしょうか。皮膚への吸収(薬剤の浸透性)が、優れてると思います。

 

体の美白も、本格的にやるとお金がかかりますから、ハイドロキノンで、なんとかできるところまでやろう、という魂胆ですね。

年齢を重ねると、顔だけでなく、全身、くすんだように、黒ずんできますからね。まあ、それだけ、紫外線を浴びたり、刺激や摩擦を受けてきた、ということです。

 

エラスチダーム®と、マロン酸を始めとした主成分は同じです。マロン酸の濃度まで同じです。

こちらのセット、写真を見ていただくと、わかりやすいかと思いますが、54gって、かなりデカイ!

そういう意味で、とてもお得だと思います。伸びもいいですし、しっとりするけど、あまりべたつき感は気になりませんでした。(私はね)

 

サイズが大きいので、首・デコルテだけでなく、たとえば、おしりや背中、おなか、脚、腕、など、体中に使っていただけます。

(さすがに、全身に塗ると、あっという間になくなるでしょうが。。)

顔に塗ってもダメではないですが、目の周りは、絶対ダメですよ。目の周り用にはできていません。

まあ、顔に塗るなら、顔は、やはり光レーザーをされたほうがいいと思います。

(効果の問題です。そりゃ、光やレーザーのほうがいいに決まってますから。)

 

ハイドロキノンを先に塗る手順ですが、ハイドロキノンは4%なので、それほどかぶれやすい、ということはないと思いますが、合う合わないは、体質ですから、絶対大丈夫とは言えません。

ハイドロキノンでかぶれたことのある方は、いくら体とはいえ、使わないほうがいいかもしれません。

体のほうが、顔よりも皮膚が厚いので、顔よりはかぶれにくいんで、顔はダメだけど、体はOK,ということも多いのは多いです。でも、首は結構皮膚がうすいですしね。

首やデコルテで、かぶれたら、おなかや腕、脚、背中など、皮膚の厚いところに使っていただくか、ですね。

 

で、その後に、もう1本のメインのクリームを重ねていただきます。

エラスチダーム®は、保湿剤ではないので、保湿剤と必ず併用しないと、目元は、ほとんど皮脂がありませんから、乾燥ジワができるかもしれません。

でも、一応このセットは、保湿剤併用ではないので、(3種類も重ねていられませんからね)、この2種類でOKです。

これで、保湿剤兼用となっています。

スネとか、冬場粉がふくくらい、乾燥する方は、冬場は、保湿剤を重ねないといけないかもしれませんが、まあ、様子を見て、お使いください。基本、要りません。

 

私も、ちょっと楽しみですが、これを使ったからといって、いきなり白くなったり、首のシワが無くなったり、とか、そんなのは、無理ですよ。

20歳とかに戻すことはできません。

元の状態がひどい方だと、エラスチダーム®でもそうですが、ビフォーアフターがわかりやすいです。

でも、元の状態がそれほどだと、ゼロに戻せるものではないので、ビフォーアフターは、わかりにくいと思います。

多分、元々の商品の対象年齢は、40代半ば以上ではないかな、と私は思ってます。

もちろん、30代~40代前半が使ってダメではないですが、その場合は、予防的といいますか、(ホントの予防にはなりませんよ)、ケアを始めたい方のためようですかね。

市販の、アンチエイジングの化粧品を使うくらいなら、ダンゼンいいと思います。

20代は、いらんでしょ~。

 

もちろん、これだけ塗っておけばOK!というものではありませんから、特に、紫外線カットは、ちゃんとしてくださいね。

紫外線の老化のほうが、絶対勝ちますからね。

特に、ハイドロキノンを塗るので、夜だけでもいいと思うんですが、朝や昼間も塗ったら、しっかり日焼け止めを塗らないと、よけいにかぶれやすくなるので、日焼け止めを塗る自信のない方は夜だけにしてください。

(ていうか、日焼け止めを塗らない方は、こんなの買ってるよりも、先に日焼け止めを塗るクセをつけてください。効くわけないですから。

あんまりにも、塗っていない方の場合は、ご購入をお断りしますので。)

お肌の状態も診せてもらって、紫外線やかぶれについての説明を必ずしますから、いきなりカウンセなしで、ご購入はお断りします。

再診中で、お考えの方は、予約の時に、追加でおっしゃっておいてくださいね。

当日、いきなり言われても、その分のお時間はお取りしていないので、枠が空いていないと、説明できませんから。

ちなみに、レーザーとか処置と同じ日であれば、カウンセ料は、無料です。

 

せっかくの新商品ですから、6月のキャンペーンに、追加しましょうか。

どんなキャンペーンがいいですかね。

思いつき次第、キャンペーンに加えますね。こうご期待!

今回の皮膚科学会のモーニングセミナーの中で、葛西先生の、上記の題目の講演がありました。

モーニングセミナーは、8時からで、プリンスホテルに泊まっているなら、いざしらず、なんで、8時からやねん!と一人突っ込んでおりました。

宝ヶ池に、8時なんて。。。普段よりも、むっちゃ早いやん。。。

 

いつもなら、モーニングセミナーは、よほどの知りたいことでないと、行きません。

でも、抄録(内容についての簡単な要旨)を読んだら、これは絶対行かねば!と思い立ちましたが、前日のギリギリまで、「やっぱり泊まったほうがよかったかな。。。」と、気に病んでおりました。

 

当日、思ったよりも、大勢が参加されていて、(他のモーニングセミナーも)ビックリです。

みんな、はや~っ!

ギリギリ会場に、8時に着きましたが、ランチョンセミナーに参加する整理券をもらったり、トイレに行ったりしてたら、もう葛西先生の講演が始まったところ!危ない、危ない。ギリギリセーフです。

 

先日の形成外科学会で、葛西先生は、肝斑やニキビ後の凹みに対しては、レーザー治療などするのは、否定的な意見をおっしゃってましたが、アンチエイジングは、仕方ないと思うとおっしゃってました。

中でも、ホクロやいぼ、脱毛というは、必ずやればよくなるんだから、もっとそこを議論したい、とおっしゃっていたのが印象的でした。

そこで、今回の、脱毛の演題です。

 

医療用の脱毛レーザーはすでに美容医療として使用されるようになって、もう15年近くが経っています。

新しい脱毛の機器も、時々発売されますが、その時に、従来のものと変わらず使えるし、効果も同じくらいですよ、という内容の学会発表はあっても、脱毛の効果を高めるための再検討、みたいな演題は、あまり出ません。

出尽くしたわけではないんでしょうが、あまり誰も脱毛に関しては、ふつうにやっていたら、ちゃんと安全に効くので、そこまで徹底してつ追及していない、という感じです。

(もちろん、知識と理論と経験は、必要ですよ。業者のいうままに、適当にやっても、いくら医療用と言っても、効きは悪いし、患者さんも、日焼けをしているとか色黒とかだと、火傷のリスクが上がります。)

 

葛西先生のところには、いろんな機種の脱毛機があり、さらに新しい機器も導入されて、肌質・毛質などによって、細かく分けておられました。

大変、勉強になりました。葛西先生、本当にありがとございます。

なんとなくそうだろうな、と感じていたことも、理論で的確に明示してくださったので、より鮮明に理解できる、といいましょうか、素晴らしい発表でした。

この部分が効きにくいのは、そういうわけだったのか、と改めて感心しました。すごいです。

難しい毛に対しても、研究されていて、いろいろと機器による効果などを検証されていました。

ここまで、脱毛にこだわっておられるクリニックは、ホントにそうないかも。。。

 

美容クリニックでも、脱毛専門、みたいになっているクリニックって、結構あります。

機械だけ、何台も入れて、ナースに適当にさせて、ドクターは、ホントにいるだけ(いないのかもしれませんね。。)診察もなし、レーザーの設定もナースまかせで、ナースだけで運営してる(これは、ホントは、違法ですけどね。)

そういうクリニックは、脱毛の機械は、結構揃ってることがありますが、毛質や肌質にこだわって、機器の選定までやっているクリニックはありません。

患者さんのほうが、ネットで調べて、いいか悪いか別にして、機器を指名してくることがあり、それなら、指名料(機器の)を別途いただきます、というクリニックもあります。

ようは、空いてるほうで、やる、ということです。

選定までしていたら、うまく予約が埋まらないので、お金儲け主義のクリニックは、そんなことはしてくれません。

(そういうところは、安かったりしますけど。。)

 

普通のクリニックで、脱毛の機器だけ、何台もそろえている、というところは、少数派で、ドクターがかなりこだわっているとか、機械好きのドクターとか、前のが古くなったけど、まだ使えるし、せっかくだから新しいのは、別の機種にしよう、とかいう場合でしょうか。。

どれを使っても、医療用であれば、普通にちゃんと効きます。

ただ、細~い毛とか、産毛とか、金髪とかは、かなり難しく、場所によっても、回数がかかりすぎるとか、毛の種類によっては、リスク(火傷とかの)が大きすぎるから、もうこれ以上は、難しいです、とお断りしたり、と済ませてしまうことが多いです。

でも、たいていの方は、これで別に困りません。

それでも、かなり毛は減るし、またより細くなるので、わざわざお金を払ってまで、やるのか?となると、もういいや、と患者さんのほうが満足されてることのほうが多いです。

 

たま~に、ホントの全身無毛状態を希望される方がいて、産毛すら許せないわけです。

そうなってくると、たいていのクリニックは、まあ、断りますね。多分無理ですよ、と。除毛や一時的な脱毛はできますが、完全な脱毛となると、リスクも伴うし、限界があります、ふつうの場合。

それにチャレンジされているのが、葛西先生なのでしょうか。

信念を持って、されていらっしゃるので、他院では難しいとされた毛を、徹底脱毛されたい方は、一度ご相談に行くのもいいかもしれません。

でも、他力本願は、何であってもダメなので、そこで指示された、日常生活で守ること(紫外線カットとか)は、守らないと、受けさせてもらえないと思います。レーザーの機器の選定や設定は、お任せしないといけませんけどね。

 

もちろん、うちのプロウェーブも、いい光脱毛機だとは思いますが、限界は必ずあります。

色黒で産毛となると、一番難しい(危ない)パターンなので、紫外線カットをされない方は、全く効きません。パワーも上げませんから、よけいに効きません。

 

(脱毛に行って、ナースに、パワーを上げろ、上げろ、としつこく言うのはやめましょうね。

ちゃんとしたクリニックだと、ドクターの診察があって、許可が出ることあるでしょうが、許可が出ないことも多いです。

テスト照射をしている時間まで取っていないクリニックもありますから、パワーを上げすぎたときに、火傷のトラブルがものすごく多いです。特に、ナースだけでやっているところは、ものすごい火傷のトラブルが多いです。

ホントの危険性もわかっていないナースだと、患者さんがうるさいから、言われるままに、パワーをあげて、火傷させるという。。。

火傷して、困るのは、貴女です。

そりゃ、何も考えずに、パワーを上げたナースや、そんなナースを野放しにしているクリニックが一番悪いんですが、火傷させられたら、自分が一番嫌じゃないですか。

治るのにも時間がかかることがありますし、色黒の方だと、水玉みたいに色が抜けてしまうことがあります。

時間がたてば、戻るとは言われていますが、どれだけ時間が経てば、戻るのか、なんとも言えないと思います。

足や腕が水玉みたいに色が抜けていたら、その季節は、ちょっと露出できませんよね。)

 

エステ脱毛のことも、お話されていて、やはり違法性の話になりました。

エステで、火傷させられた場合、警察はすぐに動きます。医師でもナースでもないですからね、エステは。

だから、エステは、火傷させないように、効かない強さで、10回も20回も、やっていくんですよね~。

何度も言いますが、エステで、除毛すること自体は、問題ないと思いますが、脱毛はダメです。

脱毛すること自体、毛根を含め、周囲の組織を破壊する行為ですから、医師、あるいは、医師の指導の元に、ナースが行うのは、問題ないんですが。。

もし、エステで火傷させられたら皮膚科や形成外科に行って、診断書を書いて、警察に行かせるように、とおっしゃってました。

私も、全くの同感です。

クリニックよりも高い値段を取って、わけわからんことをして、火傷させて、火傷しなくても、全然効きもしないのを延々とあてて、お金だけ巻き上げて、とホントに悪循環です。

何回もあてられれば、あてられるほど、火傷のリスクが上がるだけですからね。

ちゃんと、「ただの除毛で、効きませんよ」と言って、安い値段で、あててるなら、まあ、それもありでしょうが。。。

(それでは、儲からないから、どこのエステも、そんなことは言いませんけどね。いくら安いからと言っても、いまどきクリニックのほうが、よっぽど安く脱毛はできます。しかも、安全に。)

 

これを読んでるエステ関係者方、お客さんに、光とかあてて、クリニックのマネをしたり、わけわからん電気で、シミやホクロを焼くのは止めておきましょう。

そんなタチの悪いお医者さんごっこは、ダメでしょう~。

何かあって、警察に行かれたら、終わりですよ。

今のうちに、止めてください。お願いします。

被害者を出さないために。

少なくとも、うちに来た患者さんで、エステで火傷した、と言われたら、(診断がついた場合は)即診断書を書きますから、ご注意ください。

エステは、リラクゼーションに、徹してほしいものです。

 

 

 

 

先週末は、宝ヶ池の国際会館で開催された、皮膚科学会に行ってました。

金曜日は、ランチョンセミナーだけ参加して、またクリニックに戻ってきて、土曜日は、レーザーのセクションからずっと最後までいっぱなしですので、午後からは予約制限をさせていただきました。

予約をお断りした患者さんには、申し訳なかったです。

でも、その分、新しい情報などたくさん仕入れてきましたから、期待してください。

 

皮膚科学会は、美容に関しては、「美容皮膚科学会」という別の学会を専門に作ったので、皮膚科学会で大きく美容が取り上げられることはありません。

でも、、レーザーのセクションとか、美容に関することもちょっとは取り上げないと、時代のニーズと、ドクターたちの要望に応えられないし、「美容」という分野でなくても、「自費治療なら、それの治療ができる」という、病気にも役立つ情報があるので、そういう講演も必要なわけです。

(たとえば、爪水虫に、ジェネシスをあてれば、よくなるとか。もちろん自費です。うちでは、やってませんけどね。飲み薬が飲めない方や、保険の治療いろいろやったけど、効きにくい方が適応となります。)

 

今回は、一般のドクターの発表は、全てポスター展示で、講演があるのは、学会でも著名な先生方ばかりの、教育講演です。

どれも、充実した内容です。素晴らしいっ!

わざわざ、形成外科のドクターにまでご講演をお願いされた演題もありましたから、かなりの力の入れようです。

とてもタメになりました。

全く美容皮膚科をご存知ないドクターにもわかりやすいように、講演されますから、総論的な話も多かったのも事実ですが、ちょこっと新しい内容を追加されたり、と復習にもなりますし、新しいことも教えていただけるし、とさすが皮膚科学会!と改めて思いました。

その前が、美容外科学会だったので、両極端で、かなり笑けます。

あまり学術的でない講演がほとんどの学会と、かたや皮膚科学会が、ほとんどが、病理学的検査(皮膚の一部を切り取って、顕微鏡で、何が起こっているのか、調べる検査です。)の結果をもとに、発表されたりしてます。

この病理検査は、やっぱり大学病院とかでないと、なかなかできません。

(しかも、皮膚科学会は、発表で病理がないと、ぼろくそに言われることがありますからね。おエライ先生の発表は別にして。)

でも、皮膚科医からすると、この病理を見せられると、なるほど、と納得できてしまうわけです。

完全な証拠ですからね。

 

タメになった内容は、おいおいブログに載せていきます。

(まだ、先日の美容外科学科でタメになったことも載せていませんが。。。)

 

レーザーのセクションで、肝斑のレーザートーニングの演題があり、もちろん有名な、ちゃんとした先生の発表ですが、またしても葛西形成外科の葛西先生より、「肝斑は保存的治療で。何もしてはいけない。」という、ご意見がありました。

他にも、「ニキビ跡の凹みは、ムダだから(元に戻るから)治療はするな。」という意見です。

(詳しいことは、またブログで書きますね。)

 

前回の形成外科学会での、葛西先生が、どうしてこんなことを言うのか、聞いていたドクターは、ある程度わかっておられると思いますが、

(それは、悪徳美容クリニックとかで、お金だけ巻き上げられて、肝斑が悪化している患者さんというのが、むちゃくちゃ多いので、だれでもかれでも、トーニングとするな!と反対意見を言っていく!とおっしゃってくださっているわけです。

実際、いい加減なクリニックでされて、悪化している患者さんというのを、私も山ほど診ますから、葛西先生のおっしゃってることは、とてもよくわかります。

信念を持って、そのドクターがちゃんとやっているなら、いいと思いますが、ロクな説明もせず、ナースまかせで、患者さんの診察もせずに、お金だけ巻き上げて、スキンケア(特に日焼け止めの重要性)の説明もせずに、ホントに適当にやっているクリニックというのが、跡を絶ちません。

業者の説明(ちょっと誇大広告)を、そのまま真に受けて、儲かりそうだから、という理由だけで、いろいろなレーザーを導入しているクリニックが多くて、そういう大した勉強もせずに、安易に手を出す医者が多いので、反対意見を言って、甘く見るな!とおっしゃってくださっているのです。)

今回の学会では、そこまでは詳しく言われなかったので、ちょっと気分を害された先生もいらっしゃったようで。。。

 

葛西先生が、おっしゃるには、このレーザートーニング、いろんなクリニックが、安易に初めてから、肝斑の悪化が急激に、爆発的に増えてる、と。

確かに、そうだと思います。

うちにも、そういう患者さんがいっぱい来られます。

ちゃんとしたクリニックに行っても、プレトリートメント中に、続かなくて、自分からドロップアウトした方は、まあ、仕方ないですが、いい加減なクリニックは、ホントにロクな説明もなしで、むっちゃ、適当~です。ビックリします。

 

こういう葛西先生みたいなドクターは、絶対必要ですね。

(もちろん、葛西先生は、ちゃんとされているドクターまで否定されてるわけではありません。)

葛西先生の、ご発表をいくつか聴きましたが、こだわり方がすごいです。そこまで、心配してもらえる、葛西先生の患者さんは、幸せですね~。

(葛西先生と、考え方が一致しないと、ダメですけどね。)

 

肝斑のレーザートーニングを私は、今のところ、やるつもりはありません。

この先生なら、ちゃんとされているだろうな、というクリニックも、数はムチャクチャ少ないですが、あることはあります。

(圧倒的に、あかんリニックが多いですけどね。。)

でも、うちでもそうですが、ちゃんとしたところは、患者さんが、自分でもちゃんとスキンケアができてるかどうか、というのを診てます。

ちゃんとできない方は、うちだとお断りしますし、トーニングであれば、プレトリートメントが数か月できない方には、たぶんやらないはずです。

そうやって、できない人とできる人を、ふるいにかけてるわけです。

 

なんでもそうですが、他力本願の人は、何をしても、お金と時間をかけただけの結果はでません。

自分で努力しないと。

今回の学会でも言われていましたが、やはりスキンケアありき、なんです。大前提です。

それができないのに、手を出す、まともなドクターは、まあ、いないと思いますよ。

もちろん、美容医療は、神様でも魔法でもないので、限界を説明したうえで、どこまでするのかは患者さん次第なので、限界を理解していない方にも、治療はしません。

それは、どこに行っても、同じだと思います。

いいことだけ言うクリニックは、山ほどありますが、それを信じたら、エライ目に遭うのは、そんな甘い言葉を信じた、貴女です。

リスクの全くない、効くもの、なんて、あるはずないんですよね~。

 

 

正式な名称は知りませんが、ご存知ですか?

高須クリニックの脂肪吸引で、ミケランジェロの彫刻のように、形を整えて吸引してくれて、あたかも腹筋が割れているかのように見えるんです。

取った脂肪は、胸に入れて、大胸筋を厚く見せる(胸板を厚く見せるような)ように、脂肪を移植するそうな。。

 

高須クリニックの高須克弥先生と言えば、日本で一番有名な美容外科医と言っても言い過ぎではないでしょう。

コマーシャルもバンバンされてますし、TVの露出も多いですよね。

言いも悪くも、欧米で始まっている美容医療を、いち早く日本に入れようと、日本の美容外科に多大な貢献をされた方であることは、間違いないでしょう。

高須先生が導入して、他のドクターは、おそるおそるまねるとか、自分もやってみようと思えるとか、結果がどうあれ、美容外科自体の発展に影響を与えている方だと思います。

 

美容外科学会とかだと、他のドクターの発表についての質問でも、必ず発言されます。(と思います。私が聞いた分は、全部質問、というか、それに対してのご自分の意見をおっしゃってました。)

今回の美容外科学会で、ぜひ聞いてみたい、という発表は、そうなくて、企業主催のセミナーで、岩城先生のリデンシティーの発表があり、それは聴かなくては!と思いましたが、他は、ちょこちょこで、土曜日の分は、聴いてみたいものもありましたが、クリニックを休んでまで聴かんでも、という感じです。

せっかく参加したし、手術も聴いておこうかと、と一般の演題もいくつか聴きましたが、興味も持てず、途中、銀座の三越へ。

そのまま帰ってもよかったんですが、午後の遅い目から、高須先生の、「顔の若返り術」の講演と、「脂肪吸引の変遷」という、講演があります。

自分がどうやって手術をしているのか、ということを解説しながら、お話してくださるわけです。

私には、関係のない話ですが、確かに高須先生は、お話がおもしろくて、患者さんが引き込まれるのもわかります。カリスマ性ってやつでしょうか?

 

せっかくの日曜日、東京まで来て学会に参加しているんだから、これは聴いておこうと、三越から帰ってきました。。

。。そしたら、まだ時間になっていないのに、もう高須先生は、講演を始めていて、予定を繰り上げたのね。。。

まあ、いいや、と聴いていたんですが、疲れもたまっていたのか、すっかり寝てしまいました。。。フェイスリフトの手術シーンをバンバン解説されていたんですが。。

顔の話が終わった時点で、もう5時です。

もう、帰ろうかな、どうしようかな、でもせっかくだし、脂肪吸引の話を聴くべき。でも、もう5時だよ、5時15分くらいまでいようかな、グランスタ(東京駅のエキナカ)も行くのに~、と思っている間に、脂肪吸引の講演が始まってしまいました。

 

海外から、初めて日本に、脂肪吸引の手術を紹介して、やった時のエピソードとか、おっしゃってました。

インチキとかかなり言われて、そうののしった先生方が、今では、脂肪吸引の大家みたいに言われている、ようなことをおっしゃってました。

 

そして、ミケランジェロ脂肪吸引の手術風景が、動画で紹介され、(もちろん、ご自身の体が実験台です。)胸に脂肪注入もしているし、かなり痛かったそうで。。。

「これは、リバウンドを絶対しません。脂肪を取ったおなかは、どんどん痩せていき、脂肪を入れた胸は、どんどん大きくなります。」と、ホントかウソかはわかりませんが、そうおっしゃってました。

(ちなみに、この手術、先日TVでも紹介されていたんですってね。私は、その番組を見ていませんが、手術代金、1千万円だそうで。。。)

 

「今は、もっとすごいですよ。」と言われた後に、服を脱ぎだし、上半身裸に!

確かに、もっとすごくなってました。

NEC_0087.JPG

ヴェリテクリニックの福田先生が、携帯で写真を撮り出し、そしたら、みんな、わ~っと撮り出し、ついでに、私も写真を撮らせていただきました。

「触っていいですよ~。」とおっしゃって、触ってる方も大勢いました。

(ちなみに、私は触ってません。

TVでもされていた時は、触ったら、やっぱり脂肪だから、筋肉みたいに硬くはなく、ぷよぷよだそうです。)

 

高須先生の、サービスぶりは、すごいですね~。お茶目ですね~。

 

この写真を撮り終わって、途中でしたが、帰りました。

 

美容外科学会は、学会というよりも、ちょっとお祭りですかね。

それなりに、楽しめましたけど。。

 

NEC_0082.JPG今日は、国際会館で開催している、日本皮膚科学会の総会に行ってきました。

途中、クリニックを抜けて、本日は、ランチョンセミナー(ランチが出て、講演を聴くセミナーです)だけの参加です。

皮膚科学会、形成外科学会、美容皮膚科学会、抗加齢医学会、その他の分科会、美容外科学会(開業医中心の)などの私に関係している学会の中で、一番お堅いのが、この皮膚科学会です。

皮膚科学会では、まだまだ、美容なんて!まともな医者がすることではない!みたいに思っている、おエライ先生方もたくさんいらっしゃって、美容皮膚科学会を作ったのは、この皮膚科学会なので、そっちでやって!という感じでしょうか。。。美容(というか、レーザーや注入系)は、ほんのチョビットだけです。

まあ、仕方ないですが、この皮膚科学会が、皮膚に関しては、一番大きい学会なので、 たとえば、クリニック専用化粧品とか、お肌に関係している企業展示は、一番規模が大きくなるので、これには絶対にいっておかないといけません。講演を聴かなかったとしても!(いや、聴きますけど。。)

 

上の写真は、先日あった美容外科学会の懇親会の分です。

形成外科学会が作った、大学病院の先生方中心の、美容外科学会というのが、別にあるんですが、これは、形成外科の認定医を持っていないと、入れないので、私は、入っていません。

部外者でも、去年とかも、たっかい参加費用(えげつなく高かったです。。)を払えば、学会の総会を聴くことはできますが、私は、美容外科医ではないので、そこまでしていかなくても、というので、行きませんでした。基本、手術は、直接関係ないですからね。

だから、どんな雰囲気なのかはわかりませんが、形成外科学会の、美容のセクションと同じような雰囲気なのかな、と想像できます。

 

一番、ちゃらい(失礼)のが、開業医中心の美容外科学会です。

企業展示のブースに、フェラーリはあるわ、ベンツはあるわ、フランクミュラーはあるわ、ワイン屋さんが来てるわ、(ワインくらいなら、他の学会でも見ることありますが)、ここは何の学会?と首をかしげたくないます。

もちろん、企業の方は、飾ってるのではなく、売っているわけです。営業です。

う~ん、さすが、美容外科学会です。

 

学会の総会ともなると、ほとんど男性は、スーツです。ネクタイまでしてなくても、ジャケットとパンツという感じで、医者っぽい雰囲気です。

あまりにもラフすぎる格好だと、ちょっと浮きます。やって、ダメではないんですが、もちろん。。。

この美容外科学会は、スーツを着てない男性の比率が、やっぱり他の学会よりは、多くて、茶髪・ヒゲメン(無精ひげの)みたいな、ドクター(?)も、わりといます。

そういう格好でなくても、見るからにあやしい、でもお金はもっていそうな、職業不詳みたいな、人がごろごろいて、やっぱり美容外科学会だな~、と思います。

 

2年前か3年前の懇親会に、郷ひろみさんがゲストで、ショーがありました。

残念ながら、その時は参加できませんでした。サッチーの野村夫妻もゲストで、昔は、岡田真澄さんが司会をされていて、かなり派手な懇親会で、てっきり私は、毎年そうなんだ、と勝手に思ってました。

今年の懇親会には、そんなことは一言も書いてなかったんですが(その時はパンフに、ちゃんと書いてありました)、サプライズもあるかもしれない、と密かに期待して、患者さんには申し訳ないんですが、先週の土曜日、4時の予約を制限して早く切り上げて、東京に向かいました。

だって、受付が7時まで、とお聞きしたんです。

手続きをしないと、懇親会場に、部外者は入れません。

なんとしてでも、7時までに行かねば! ヒロミゴウのために!と、急いでいきました。

(事務局の方が、時間を言えば、待ってます、みたいにおっしってくださいましたが、申し訳ないので、7時までに行きますとお返事しちゃいました。。)

 

。。。結果、ヒロミゴウは、いませんでした。。。

会場で、他の先生と話していて、「だって、今年は、書いてなかったでしょ?」と言われ、やっぱり。。。?サプラライズもなかったです。

その代りに、なんか知りませんが、元総理の麻生さんが、乾杯の挨拶でした。

ちょっと、ビックリ!

普通、学会で、有名人とかが来られると、一応写真とか撮ったらダメなことが多いんですが、この学会はいいようで、写真を撮るのを出遅れてしまい、こんな写真になっていました。。。まあ、麻生さんだから。

 

今回は、中国・韓国合同の学会だったので、あちらのドクターもむちゃくちゃ多くて、オークラのおいしいご飯は、あっ!という間になくなってしまい、(だって、中国の人とか、子供や大勢の家族連れで来ていて、えげつなかったです。。。)

その歓迎もあるのか、途中から、アイドルもどきの、オネエサン3人ほどのユニットによる、歌謡ショーみたいな、ちょっとお色気、みたいなショーが始まり、全然知らない歌を披露されてました。。。

ヒロミゴウの代わりは、これか。。。

今回の総会は、100回目だったので、ひょっとしてサプライズが!と勝手に期待した私が甘かった。。。

予約をお断りした、患者さん、ゴメンナサイ。。申し訳ないです。。ヒロミゴウなら、許してもらえるかと思ったんですが、違いました。。。

 

まあ、この学会は、分野も違うので、すっごい勉強になるわけではないんですが、ちょびっとタメになることがあったりします。業者さんと話したりとか、ランチョンセミナーとか、一般の講演とはあまり直接関係なところで。

学術的な話は、ほとんど出てきませんからね。(全くないわけではないですが)

日曜日は、どうせ休診ですから、出られる学会は、出ておこうと思っているし、ちょうど東京に、「あめやえいたろう」買いに行きたかったから、ちょうどよかったです。オークラにも泊まれたし。。

皮膚科学会で勉強になったことも、またブログに書きますが、美容外科学会ネタが、まだあるので、先にそちらを書きますね。→続く