7月29日の日曜日は、東京で、「見た目のアンチエイジング研究会」があり、前日の土曜日から、東京に前泊して参加してきました。
いろいろな学会がある中で、さらに分科会が増えていき、気が付いたら、学会・セミナーだらけ、ということになってしまって、7月の日曜日は、ほぼ全滅状態になったので、ちょっと疲れてしまいました。
さすがに、これだけ、東京を行き来していると、やっと新幹線の中で、ネットにつなげられるようになったので(契約ととっくにしていたんですが、いざ新幹線の中で、全然繋がらず、苦労してました。。やり方がわかったから、次こそ!と思ったら、700系じゃなかったり、と(新幹線は、新大阪~東京間のN700系でないと、無LANサービスはやっていないのです)、700系かどうか調べてまでチケット取れへんよ~、と悔しがったりしてましたが、やっとこれで、私も、「仕事のできるオンナ」ってやつかしら。。? ウププ♡
さて、今回のセミナーですが、こちらは、顔のアンチエイジングに特化したものではなく、体全身の見た目の研究会です。
見た目が若いほうが、体の中身も若い、ということが証明されたデーターなどがたくさん出てきて、そういう意味で、やはり見た目にこだわるということは、健康に、元気に長生き、ということから考えても、とても大切なわけです。
(どうこだわるのか、どこまでこだわるのか、ということも大切ですけどね。)
今回、目からウロコぽろぽろのお話がいくつかありました。
そのうちのひとつをご紹介です。
テストステロンと男性の健康のお話をされた泌尿器科の堀江先生のお話でした。
まずテストステロンとは、男性ホルモンのことなんですが、もちろん、女性の体の中にもあります。
テストステロンは、男性らしさ、というイメージが先行して、暴力的、攻撃的、というイメージが、今まで強いと思いますが、実は、全然違いました。
テストステロンは、冒険のホルモンで新しいことにチャレンジしたり、社会性のホルモンとも呼ばれていて、社会貢献をするのも、このホルモンが高いおかげかも?競争のホルモンでもあるそうで、ゲームとかスポーツ、仕事の達成感・順位などを気にするのも、このホルモンのおかげだそうです。
社会の中の自分を認識したり、公平や公正を求めるヒーローのような。。。
こういう話を聞いていると、正しい政治家というのは、テストステロンが人が、ホントはなるのかな、と思って聞いてました。
元総理の小泉さんのテストステロンは、測っていないのでわかりませんが、高そうですね~、とおっしゃってました。
そうそう、薬指が、人刺し指よりも長いと、テストステロンが多い、ということも言われてました。(TVで、時々やっていますよね。)
女性でも、男性くらい、テストステロンを出している方もいて、いわゆる男勝りですね~、とおっしゃってました。
テストステロンが減ってくると、肥満しやすくなったり、アルツハイマー病の方に、テストステロン補充療法をすると、認知機能が改善した、というデーターもあるそうで、いいこといっぱいあるんですって。
そこで、更年期の話をされたんですが、女性からすると、「更年期」って、なんか女として終わったかのように、世間から言われて、暗いイヤ~なイメージがあるかもしれません。
でも、「更年」という言葉は、「新しく生まれ変わること」だそうです。
女性の場合は、女性ホルモンが減ってしまって、男性ホルモン(テストステロン)が脂肪から作られて、そのテストステロンがまた、エストロゲン(女性ホルモン)を作っていくので、女性にとっても、いくつになっても、とても大切だそうです。
「更年期」というのは、女性ホルモンから男性ホルモンに変わって、女性は、「生殖」という役割から引退し、自分の人生を謳歌するように、新しく生まれ変わることを指すそうです。
そう考えると、更年期も楽しくないですか?
ヨン様のおっかけをしている更年期らしいオバサマ方の写真を出されて、女性は、新しく生まれ変わって、とても元気です、とおっしゃってました。
確かに。
それに引き替え、男性ですが、男性の場合、一時マスコミで、「男性にも更年期がある」と話題になったことがありましたが、男性の場合、女性ホルモンが出てくるわけでなし、男性ホルモンが減るだけなので、新しくは生まれ変わらず、例えるなら、「冬の夕暮れ」とおっしゃってました。
うまいですね~。枯れた感じですが。。。寂しいですね。。
そのため、男子の場合は、更年期ではなく、LOH症候群というそうで、テストステロンの低下による精神・身体・性機能症状をそう呼ぶそうです。
テストステロンが低下すると、高血圧・がん・糖尿病・うつ病・心血管疾患など病気になるリスクも上がるそうで、集中力にかけたり、おっくうになったり、チェレンジしなくなったり、あちこり痛くなったり(痛みに敏感になる)、眠りが浅くなったり、と聞くだけで、イヤになりますね。
女性だけが元気でも困るので、やっぱり男性にも元気でいてもらわないと!
男性ハツラツには、テストステロンを保つことが大事だそうで、テストステロンをあげる方法もおっしゃってました。
まず、リラクゼーション。ストレスは、やっぱりストレスは、よくない。
他に、ワクワクすることを持つ。
仲間や友達との楽しい競争。
自分表現。食事による男性力アップを言われてました。玉ねぎ、いいそうです。
(だからって、玉ねぎばっかり食べたら、ダメですよ。バランスが大事です。他には、とろろ、ブロッコリー アボガド、ニンジンなど。
体にいい食べ物は、美容と健康にいいわけで、何でもバランスよく、というのがポイントだと思います。偏食は、どんなにいいものでも、それだけ、っていうのは、かえってよくないです。)
赤い服を着るのも、テストステロンが上がるそうです。
還暦で着る赤いちゃんちゃんこ、正しいんですって~。
ご家族や友達で思いあたる方がいらっしゃったら、元気にしてあげてください。
お父さんやご主人や恋人など。
日常生活で、元気にするのが、無理そうなら、泌尿器科に一度受診されて、相談されるのも、ひとつの方法です。
ちなみに、長寿の方は、テストステロンは多いそうですから、ホルモンは大切にしないとね。