プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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毎月、「STORY」と「Precious」の雑誌は購入して、待合室に置いています。

他の雑誌は、どの時々によります。

「美ST」は、買う時もあるし、買わない時もあるし、といったところでしょうか。大体、買いますけどね。

 

女性誌を読むのは、もちろん自分が読みたいから、というのもありますが、世の中、どんなことが流行っていて、患者さんが、どんなおかしなことに騙されているのか、はまらされているか、ということを把握しておくから、ということもあります。

あちゃちゃ~の記事が、どんどん増えている中、ホントに、自分でちゃんと考えるようにしないと、お金も時間も体も持ちませんからね、賢くなりましょう。

再三言っていますが、TVや雑誌の言っていることを、そのまま鵜呑みにするのは、止めましょう。(基本、ウソばっかり、と思っておくに越したことありません。)

あくまでも、一つの情報でしかありません、いいか悪いかは、別として。。

自分にとって、いいか悪いかを判断するのは、自分だけですから。

 

さて、街中を歩いている女性、特に40代以上の大人の女性は、昔に比べたら、若くなりましたね。

全体の年齢が、若くなってますよね。

 

昔は、30代なんて、大人~って思ってましたが、今、自分がとっくに40を過ぎたからせいかもしれませんが、30歳なんて、まだまだ若いし、子供っぽいな、と思う方も結構いらっしゃいます。

まだまだ可愛らしい~、というか。。。

分別がついているかどうか、良識があるかどうか、という知性の差、というのが大きいでしょうか。

もちろん、知性も良識もある女性で、いつまでも少女のような笑顔で魅了される大人な女性(40代~60代)もいらっしゃるので、これは性格なんでしょうね。。

そういう方は、服の恰好が、少女趣味とかではなく、ちゃんと大人の女性の恰好をされているんですが、とても若々しく、ホントに年齢不詳です。

ショートパンツも格好よく、少女らしい服装をされている方も、年齢なんて、わからないくらい、可愛らしく、見えます。

 

そして、そういう方々は、全員が幸せそうで、いつも笑顔でいらっしゃいます。

性格も前向きで、その明るくて柔らかい雰囲気がオーラとして、滲み出ているんですね~。また、とてもパワフルでいらっしゃることも多いです。

お仕事されている方が多いです。

キャリアを積んでおられる方もいれば、専業主婦ではあるけれど、ご主人の事業を少し(でも、要として)手伝っておられたり、全くの専業主婦の方もいらっしゃいますが、全員、雰囲気は、一瞬で、とてもいい大人の女性のオーラが出ています。

眉間にシワを寄せている方はいらっしゃいません。ニコニコ微笑んでいらっしゃいます。

年齢や見た目をある程度、気にはされていますが、こだわりすぎないというか、固執していないというか、人生を受け入れて、うまく老化と付き合っていらっしゃる方々です。

「アンチエイジング(抗老化)」と言いつつ、抗っておられるわけではなく、老化をゆっくり、まったりと自然にしている感じです。

とてもいいんですよね~。

お会いするたびに、憧れます。

こういう仕事をしていると、そういう方々に、たくさんお会いできて、私にもパワーと元気をいただけることに、感謝ですね~。

こちらまで、キレイになれるような気がしてきます。

 

美人とつるめ!と聞かれたことはないですが?

美人の定義が難しいかもしれませんが、憧れの女性と友達になって、身近にいるだけで、幸せオーラを分けてもらえますし、そういう方って、たいていとても感じのいいオシャレをされていますから、ソバにいて、マネをするだけで、自分もオシャレでキレイに、ホント、なりますよ。

 

つるんだらいけないのが、陰で悪口を言い合うような、そんな集団の中にいることですね~。

お互い、足の引っ張り合いというか、妬みとヒガミだらけ、というか。。。恰好も、流行の恰好をしていても、あまり好きになれない(素敵ではない)恰好をしているとか。。。

ブランドや値段ばかり、気にするとか。。。

そういう方は、「負」のオーラをばらまきますからね、会うだけで、疲れますよね。

毒を吹き付けられたような。。。1日中、イヤな気分です。。。関わっちゃ、いけません。絶対、つるんではいけません。

女性は、つるむのが好きですが、それなら、ホントに一人のほうがずっといいですよ。もう大人なんだから、いつもいつもつるまなくても、いいでしょう~。

学校や仕事の関係で、どうしても仕方ない時って、あると思いますが、毎回つるまなくても、いいんじゃないですか。

そこから出たら、違うものが見えてくるし、同じことを思っている人って、絶対いますから、それこそ、友達になれるチャンスですよ。

価値観が同じ人と一緒にいないと、つらいですよね。

 

何が言いたいかというと。。。

今月号(だけでなく、最近ずっと)の「STORY」を見てて、「若々しい」というよりも、「若作りで、イタイ」と思いました。。みなさん、どう思いますか?

例えば、「Precious」だと、別にイタくないです。

決定的な違いは、オシャレが、カジュアルかコンサバか、の違いかなと。。。

 

素敵な方が、コンサバな恰好をすると、絶対若々しく見えます。より一層、大人の女性の落ち着きと知性とが際立って、とっても素敵♡、と私は思います。

それに引き替え、大人の女性のカジュアルって、実はとっても難しいですよね。。

 

前に、小泉今日子さんのドラマで、会社に行く時の、コンサバな恰好だと、「キョンキョンって、相変わらずカッコいい~。キレイ~。若い~。」と思って、観てました。

ところが、かなり年下の恋人ができて、同じような、チェックのシャツとジーンズの恰好の時があったんですが、ヘアスタイルのせいもあるとは思うんですが、その瞬間、すっごい老けたな~、と感じてしまいました。

その恰好で、くわえたばこをするシーンがあったんですが、「みっともないし、なんか汚らしい。。」と感じました。

 

あのキョンキョンで、そう思ってしまったんだから、素人が同じことマネしたら、完全にアウトですよ~。

若い時なら、勢いで、とか、若さゆえ、大目に、みたいに許されるところがありますが、40過ぎて、ダメですよ~。

分別のない、知性のかけらもない、おバカな女性に見えてしまいます。

 

カジュアルって、ほんと難しい。。。

例えば、ユニクロのTシャツとジーンズだけ、となると、そりゃ若い子のほうが恰好いいですが、別におかしくはないですよね。若作りとも思わないし。。

でも、雑誌に載っているカジュアルって、その同じ格好、そのまま、20代の雑誌で、モデルの个が着てても、おかしくないですよね。。

それがとてもイタイ!、と感じるのは、私だけでしょうか。。。

でも、きっと若い子が、「STORY」とか見たら、オバサンが頑張っちゃって~、と同情するような気がします。。

実際、若い(20代)スタッフも見て、イタイ、と言っていました。

 

雑誌に載っているのは、プロのモデルさん(中には、40代ではない人もいるはず)や、一応読者モデルって、やつですか。。。

どこまでが読モで、プロなのか、「STORY」を見てる分には、私にはわかりません。

(あの系列の雑誌は、「STORY」に限らず、どの世代もそうですけどね。「HERS」までいくと、プロと読者との違いは、際立って、わかりますけどね。かなり、イタイから。。。)

 

富岡靖子さんでしたっけ?今の表紙。40歳は、越えていらっしゃいましたよね、確か。

プロですから、ショートパンツを履こうが、20代と同じ格好をしようが、どんな服も着こなされていて、素敵です。

だって、プロだもん。

 

でも、雑誌に、ショーパン特集しているからって、素人の40代、みんながみんな、マネしたら、エライ目に遭いますよ。

誰も、面と向かって、言ってくれませんからね。陰で若い子(年上にも)に、イタイと言われるだけです。

同じような「若作り」仲間でつるんでると、みんなして、褒めあいますから、そのアリ地獄から抜け出せません。。

みんなして、イタイわけで。。。イタイ集団です。

そこまで、若い子と、同じ格好をしないといけませんかね。。

 

最初に言ったような、私が憧れている患者さんで、50代でもショートパンツを颯爽と、キレイで、しかも可愛らしく履きこなす方もいらっしゃいます。

もちろん、素足にサンダルです。

とても恰好がいい!

こんな素人は、そうそういません。

砂場で、ダイヤを探すようなもんです。

 

最近、電車や街中で、ショーパン・ミニスカートの女性を見ます。

そばまでよって、ギョッ!とするわけです。

脚はツヤがないし、シミも多いし、縮緬ジワもあったり、なにより、膝が汚い!シワがよっていたり。。。

みなさん、お手入れできていない脚を、よくもまあ、平気で出しますね~。

私は、ようしません。。。。いつもストッキング履いています。

そしたら、とりあえず均一に見えますから。膝もカバーしてくれるし。

 

セレブやミラノマダムというのは、キレイいお手入れされていたり、と全然内容が違うわけです。

オシャレと思って出していないミラノマダムは、単に、素足でいるだけでしょうけど。。美意識も、日本人ほど、お肌に気を使っているわけではないので。。

 

40過ぎて、素足を思いっきり出すなら、せめて、お肌のお手入れ、しましょうよ~。ギョッ!としないくらいに。。。

 

ノースリーブも、肘で年齢が出ますけど、暑いんだから、ノースリーブは、仕方ないでしょう。

おばあさんでも、ノースリーブは着ますから。

でも、ショーパン・ミニスカートは、オシャレとして、選んで履いておられるわけで。。。

 

一体、何がオシャレ?雑誌に載っていたから?周りのママ友がしてるから?

「若作り」は、どんなにやっても若作りです。

「若々しい」のとは、違います。

 

また、生脚は、なんとか一見若い子のように見える方、たまにいらっしゃいます。

ところが、顔は、昔のメイクのままで、しかもシワとシミとタルミだらけ!

顔を見て、ギョッ!とするパターンです。

 

ホントに、40代以上で、若い子でも着れるような、カジュアルをするなら、脚だけでなく、顔(というか、露出する肌は全部)も、何かお手入れ(正しいお手入れですよ。雑誌で言っているお手入れではありません。)と、美容医療をやっていないと、全然いけていませんよ。

みんな心の中で、思っていて、言わないだけで、コンサバにしていたら、目立たなかったものを。。。若い子と同じような恰好をするから、悪目立ちしてます。

 

あと、眉間のシワは、絶対取っておくほうがいいです。

不幸そうか、怒っている、もしくはいつも不満と思われるし、眉間のシワがあるのに、幸せそうに見せる、というのは、かなり高等な技術がいりますよ。

眉間のシワって、それだけで老けて見えます。

 

客観的判断って、難しいし、一体どこまでのオシャレならしていいのか、私にもよくわかりませんが、モードやカジュアルは、同世代の雑誌も、参考にされたほうがいいとおもいます。それが、常識ではないし、いけてるわけでは、必ずしもないので。。。

雑誌に書いてあるほど、年下の男性が、若作りのオバサンに憧れているわけでもないと思いますよ。

意識してのやり過ぎは、「あ~あ~」という感じです。。。

どうですか?