俵屋さんに泊まった後、タクシーで、みなさんで平安神宮へ。
特別なところを見せていただけるそうです。
平安神宮なんて、高校生の時以来です。
ちょっと懐かしい。。。
日曜日の朝10時過ぎ、この残暑も厳しい、観光シーズンでもない平安神宮なんて、人が全然いません。
いや、全くいないわけではないんですが。。。でも、ほとんど貸切状態です。
木立で日陰になっているところは、少しだけ涼しかったですが、やっぱりむちゃくちゃ暑い。。。
やっぱり京都の観光は、春・秋ですね~。冬も人がいなくて、いいですけどね~。
この祇園祭りも終わって、もみじが見頃になるまでは、きついですね~。
でも、観光客がいないから、空いていて、京都をうろうろするには、とてもいいと思います。
さて、平安神宮の神苑です。
神苑の案内をしていただけるのは、平安神宮の禰宜であられる本多さんです。
京都と平安神宮とこのお庭をとても愛していらっしゃいます。
その愛がね、お話を聞いていると、すぐに伝わってきます。
ものすごい愛です。
そのお話を聞くだけで、京都と平安神宮が好きになっちゃうかも~。
平安神宮が、平安時代に建てられたわけじゃないことと明治時代に建てられたことは知っていましたが、建てられた理由までは知りませんでした。
江戸時代まで天皇は、京都の御所にいらっしゃったのに、明治になり、東京に行ってしまわれて、京都の人口がだいぶ減ってしまったそうです。
その京都を元気づけて、立て直すために、建てたそうで、国からの援助は全くなく、京都だけで造ったそうです。
そう聞くと、京都の方は、愛着が湧きませんか?
私は、湧きましたね~。
学生の時にも、神苑は回っているんですが、池のほてりで、鯉におふを上げたことくらいしか覚えてないな~。
こうして、改めてお庭を回ってみると、忘れていたことや、知らなかったことなど、へ~、ということばかり。
やっぱり、お庭に、こういう愛をお持ちの方から聞くうんちくというのは、とてもいいです。
お庭の木々や草花、鳥(カワセミがいました)や鯉や小さな魚やすっぽんなど、全部の植物と生物のお話をしてくださって、とてもよかったです。
機会があれば、ぜひ本多さんとのお庭歩きに参加されてみてください。
さて、本日の特別拝観は、尚美館(通称 貴賓館)です。一番大きな池のほてりに建っている建物です。
一般には入れません。
3つだったか、お部屋があり、(もちろんクーラーはないです。)一番奥のお部屋は、なんと昭和天皇がお休みになられたという御寝所でした。
天井の細工がとても凝ってました。
一番手前の部屋には、楠正成(その時代のモノではなく、時代祭りの時に、楠正成役の方が着る、という意味です)の鎧と、十二単の着物が飾ってありました。
→続く