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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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京都府保健事業協同組合

今回は、ドクター以外の方には、なんのことかよくわからないお話で、すみません。

こんないいことは、大勢の方に知ってもらわないと!と思い、お知らせです。

いい情報は、みんなで共有しないとね。

 

京都には、「京都府保健事業協同組合」という、開業している医師・歯科医師で成り立っている、協同組合があります。

会員となって、それぞれが出資して、組合を運営していく資金となるようです。

この組合では、開業にまつわるすべてのこと、クリニックの運営に関すること全部が、相談に乗っていただけて、役立ちます。

私も、そういう組合があるのが全然知らなくて、開業直前に、地区医師会の医師会長の先生のところにご挨拶に行って、教えてくださいました。

最初は、産業廃棄物取扱い業者さんを、こちらで教えてもらったらいいよ、とお聞きしてましたが、なんとこちらは、開業資金や運転資金の融資も、安い金利で、していただけるのです。

後から知ったので、こちらで開業資金はお借りしてませんが、理事会は開業医の先生ばかりですから、みなさん、味方というか、貸してくれやすいような気がします。

あらゆることも斡旋されていますが、あらゆる保険、注射器や針・ガーゼなどの医療消耗品だけでなく、クリニックのいろんな備品・医療機器・はたまたアスクルのような文具・日用品・本(医学本も雑誌まで)・家電・福利厚生に至るまで、こちらでお世話になることも可能です。

基本、営利目的の企業ではないので、なんでも良心的です。

利益が出たところで、協同組合ですから、出資している私たちに、配当金として分配されるだけで、儲かったら儲かったで、私たちも得をする、という、とてもいい団体です。

また設立されての歴史が長いですから、いろんな企業からの信頼があるため、保事協優待や割引きがあります。

保事協が、私たちの、保証人になってくれてるようなものです。

 

去年は、一般診療以外のことも、ちょこちょこやる必要があり、いろいろな業者さんにお世話になることがとても多かったです。

たいていの業者さんは、ちゃんとやってくださるわけですが、中には、困ったちゃんの業者さんもいます。

はあ~?みたいなのから、もう、あまり近寄らないようにしよう(まだ付き合っていかないといけない場合)、まで、いろいろでした。

もう、ホントに、憤懣やるかたなし!みたいな、吉本のギャグか?!というくらい、オチがつく、業者さんもいて、困ったこともありました。

ダメダメな業者さんというのは、全員揃いも揃って、必ず、オチがありますね。

もうこれで終わり!もう二度と会わない!関わらない!と終わったはずなのに、もう一仕事、要らんことをしてくださり、終わらない、という。。。後始末に、もう笑うしかない、という。。。あれは、どうしてなんですかね~。関西だから?オチがいるのかしら。。?

 

そんな時、頼りになるのが、こちらの保事協です。

こちらには、スーパーマンのようなスタッフの方がいらっしゃって、とりあえず、困ったことがあると、このスーパーマンのSさんに相談すると、なんでも解決してくれちゃうんですよね~。

素晴らしい!!

ホントに去年、1年、無事にいろんなことが滞りなくできたのは、このSさんの力によるところが大きいです。

なんでもご存知ですし、ご自分の知らないことは、組合自体に、あらゆる専門家を専属でお持ちですから、すぐに聞いてくださいます。

(嗅覚判定士も、呼べますよ、とおっしゃってました。TVでしか、私は、見たことがありませんが。)

もちろん、Sさん以外にも、みなさん、とても親切で、開業準備中にも、開業してからも、去年も、とても助けていただきました。本当にありがとうございます。

 

私のブログをご覧いただいている、勤務医のドクターで、これから開業を考えていらっしゃる方がいれば、ぜひ、保事協に入らはったほうがいいですよ!

とても便利です。

後から知りましたが、開業準備のお手伝いとかも、(多分)無料でしてくださいます。

薬や医療機器の会社も、無料でお手伝いしてくれますが、その分、後の仕入れの時に、たんまり手数料取られて、結局お高くなりますし、いろいろ利害関係も絡んできますから、ちょっとややこしい時もあります。

やはり、一般企業に、無料で働いてもらう、というのは、ホントの無料ではありません。

当たり前ですよね。

お金を払う、ちゃんとした割り切った関係(そういう開業支援の会社がありますよね。)もありかもしれませんが、いい人か悪い人かなんて、わかりませんから、下手したら、ぼったくられて終わりです。

何も開業準備が進んでいないのに、何十万もすでに取られて、さらにまだ払わないと続きをしてもらえなくなっていたドクターを知っています。

その点、保事協は、開業医のための団体ですから、心強いんです。

まず、保事協に相談して、保事協の範囲外のことであれば、(そんなこと、めったにありませんが。。あ!医賠責の保険だけは、学会とか医師会とかでした。協同組合ではダメだったはず。)その分だけ、他に頼めばいいかと思います。

どこに頼んでいいかわからなけば、保事協でも、教えてくれると思います。

新しいことをする時って、どこの誰に頼んでいいのか、わからないことだらけですものね。

 

まだ、京都に開業されて、保事協に入っておられないドクターがいらっしゃったら、入ったほうがいいですよ!

ホントに、親切で便利ですから。

 

開業するのに、いくつかの団体に所属する羽目になりましたが、一番クリニックの運営に役立っているのは、こちらの保事協ですね。

医師会は、別に入らなくてもよかったんですが、(自費がメインですから、基本、困りません。)地区医師会に入らないと、融資をしてくれないことが発覚し、急きょ入りました。

(その融資をする団体と、医師会は、なんの関係もないんですが。。。そんなことを言うのは、京都だけかもしれません。他府県では、全く、行動が別ですし、団体そのものが、ホントに何の関係もないので。)

まあ、うちの地区医師会は、ホントにいい先生方ばかりで、これは、入って良かったです。

いろんなことを教えていただけました。いつも地区医師会の食事会とかは楽しみにしています。

(地区によったら、いじめられたりするそうです。いじわるされたり。。。)

京都府医師会と日本医師会に入る意味は、今のところは、よくわかりません。

入らなくても、良かったのかも?って感じです。

まあ、日本医師会の年会費は、ほとんど医師賠償保険の保険料なので、全く意味ないことはないんですけどね。

(日本医師会に入るには、必ず京都府医師会に入らないといけません。

でも、地区医師会だけ入る、というのは可能です。京都の場合。うちの地区の場合?)

 

この、「京都府保健事業協同組合」みたいな団体が、全部の都道府県にあるのか、というと、そうでもないようです。

大阪は、確かあったと思います。

京都府以外の方は、一度お調べください。。。

 

開業するのに、どこかの、何かの団体に入ったほうが、ちよっとした時に、心強いと思いますが、一番、実質的に、クリニックの運営に役に立のったのは、私の場合、この保事協ですね。どれか1個だけ入るというなら、絶対ここです。

出資金も、そんな高くないし、メリットのほうが断然大きいです。

保事協の知名度があまり高くないようなので、私からもお知らせさせていただきました。

ぜひ、保事協へ!

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