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    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ゴールデンウィークで日焼けしてしまった方へ

ゴールデンウィークは、みなさん、どうお過ごしでしたか?

私は、梅田に買い物に行きましたが、それ以外は、ずっと家にいました。

ちょっと片付けをして、(まだ衣替えはできてませんが)、おかげさまで、のんびりすることができました。

去年、史上最高の体重を更新し、一念発起して(私にとっては禁断であった)糖質制限ダイエットを始めて、最初は、ちょっと痩せましたが、なんやかやと、この1年結局、ちょいプラスという結果で、今年のゴールデンウィークで、プラマイややプラス、とまたもや史上最高の体重を更新し、ちょっと反省している毎日です。

糖質制限を始める前の時のほうが、まだ痩せていたわけで。。。というか、私がちゃんと糖質制限をしていないからですが。。。

糖質制限するまでは、昼間は玄米を食べていることが多かったわけですが、それを止めても、結局太ったし、お通じは、やや悪くなったかな。。?

なので、ちょっと食生活を見直すことにしました。

この1年、糖質制限では果物はご法度なので、あまり果物は食べていなかったんですが(それでも食べてたんですけど。。)、朝とかには食べるようにしようかな、と。

あと、この1年、ヨーグルトもあまり食べていなかったんですが、食べるようにして、ちょっと腸の環境を整えようかなと。

さて、日焼けを思わずしてしまった方。

普段ちゃんとしていて、たまたま、というのであれば、また頑張って日焼け止めを塗っていたら、しばらくしたら、ちゃんと戻りますから、大丈夫ですよ。

普段から日焼け止めをしていない方の場合は、一刻も早く、ちゃんとスキンケアを始めたほうがいいですが、貴女の人生ですから、お好きにどうぞ。

 

日焼け止めもちゃんと塗るけど、少しでも早く、お肌を日焼けのダメージから回復させたい、というのであれば、お金はかかりますが、ダメージを最小限にするためのお勧めの方法のご紹介です。

まずは、おうちで、保湿はしばらくいつも以上にたっぷりと。

一度にたくさん塗っても、吸収する量には限界がありますから、塗る回数を増やしたり、乳液だったのをクリームに変えたり、などの工夫をしてください。

それと、日焼け止めは、もちろん頑張って続けてください。

今の紫外線は、もう真夏と同じですから、日中過ごしておられる環境にもよりますが、SPF50の日焼け止めのほうがいいでしょう。

街中にいてるなら、30でもいいんですが、その分、塗りなおす回数が増えたり、足らない時もあるかもしれません。自分に合う50の日焼け止めがあるなら、50を塗ったほうが無難でしょう。

まあ、環境とTPO次第ですが。

 

急に日焼けをしてしまった場合、お肌はかなり敏感になっているので、いつも以上に優しく扱ってあげてくださいね。

 

さて、日焼けをしてしまった方には、まだ赤みが残っているとか、そういう時には、ライムライトはしません。

ライムライトは、赤みが落ち着いてから、です。

赤い間は、日焼けの炎症を抑えるように、ジェネシスをすることが多いです。

レーザーを希望されない方は、イオン導入ですね。トラネキサム酸を導入することが多いです。

ビタミンCのイオン導入は、皮脂を抑えて乾燥させることも多いので、日焼け後には、トラネキサム酸を勧めていることが多いです。

脂性の人とかニキビにはいいんですけどね。

 

おうちで、ナビジョンのTAマスク(トラネキサム酸)をしてみるのもいいかも。

 

今更ですが、ビタミンCやトラネキサム酸を飲んでみるというのもありです。

日焼けする前に飲んでおいたほうがそりゃいいんですが、日焼けしてしまったものは仕方ないので、早く炎症を落ち着かせるためにはお勧めです。

ビタミンCを飲むなら、Eもご一緒に。

抗酸化剤として、アスタリール®(クリニック専用サプリのアスタキサンチン)やプラセンタ(ラエンネック®)もいいですね。

こういう時に、点滴で、濃い~いのを入れるのもありです。

(うちなら、美肌点滴っていうやつです。)

 

赤みが落ち着いたら、ライムライトをしてOKです。

ライムライトで、できてしまったシミの予備軍をやっつけてしまいます。

ただ、いつものシミの設定とは違いますから、シミをガンガン取っていく設定ではないですよ。

そんな時に、強くあてると、火傷のリスクがとても上がります。

色白で、日焼けしても黒くならないタイプの方は、少々強めでも大丈夫ですが、(って、日焼け止めは、その前後はちゃんと塗っていたら、の話ですよ。)、色黒タイプ、日焼けで黒くなりやすい方の場合は、特に注意が必要です。

 

そして、何より一番大事なのは、ライムライトに限らず、そういう茶色に効く光・レーザー治療をする時に、担当医師に、日焼けをしてしまったことを必ず言うこと!

聞かれなくてもね。

聞かないほうが悪いわけですが、貴女の顔は、貴女が守るしかないし、そういうことを聞かないクリニックでやること自体、よくないので、これを機会に止めておくほうがいいです。

もちろん、日焼け止めをちゃんと塗っているのかの確認もしないクリニック、日焼け止めの塗り方の指導をしていないクリニックで、光・レーザー治療は止めておきましょう。

それは、ただの金儲けの道具にされているだけですから。

火傷しなかったら、ラッキーです。超~ラッキーです。

ロシアンルーレットですから、自分の顔の人生を、博打する、という方は、それでお好きなように。

(火傷しなかった場合、どうでもいい設定でしか、あてていない、ということもあります。

光をあてた、という、証拠だけでのために、とりあえず、適当にあてている、という場合です。

これも、最低ですよね。お金、ムダです。)

 

ちゃんと普段からしている方が、たまに日焼けしたところで、長い人生からしたら、大したことありません。

その分、また取り返せばいいんです。

昔は、フォトなんてなかったから、できませんでしたが、美容医療が進歩して、なかったことにはできませんが、ダメージを早く回復させたり、ダメージを少なくさせることが可能になったわけなので、それほど気に病まずに、またいつものように、スキンケアを頑張ってください。

 

あと、ご自分では日焼け止めを塗っていたつもりでも、お聞きすると、全然足りていなかった、ということも、しばしばありますから、南の島に行ったとか、アウトドアを結構した、とか、テーマパークやアウトレットに1日中いた、とか、普段と環境が変わって、紫外線を浴びた時間が長かった場合も、必ず、光を当ててもらう担当者に伝えることもお忘れなく。

仮に、ちゃんと塗れていたとしても、「シミの予備軍ゼロ」というのは、あり得ませんから、設定を変えて、予備軍、ちゃんと取らないとね。

(設定を変えないと、ほんとに火傷しますよ。)

 

ゴールデンウィークだけでなく、紫外線が強くなっている季節到来ですから、これからの季節、ガンガンシミを取っていける方というのは、かなり減ってきます。

ガンガン行けるのは、ホントのごく一部の方ですね。

予備軍を取ったり、それ以上、黒くさせないようにするために、フォトをする、というのがメインになることが多いです。

無理せず、お肌や状況を診て、行けそうなときは、ちょっと強くして、という感じで、大半の方が秋までいきます。

で、秋には、シミの予備軍があまり溜まっていませんから、ちょっとずつ強くしていくイメージです。

この春から夏の間に、ライムライトとかをされていない方の場合、(価値観の違いなので、やらないとダメではないんですが)、秋になってやろうとしても、かなりシミの予備軍が溜まってますから、火傷のリスクを考えると、そうそういきなり強くはしていません。

時間かかりますね。

 

季節に関わらず、まあ、肌質と、肌色と、過ごした環境や日焼け止めの塗り直しの回数などなどを考慮して、設定しています。

だから、ウソつくと(環境とか塗り直してないとか)、思っている設定にならないので、思っているような効果にもならず、火傷のリスクだけ上がりますから、ウソをつく方は、うちではお断りです。ご注意ください。

(そういう方は、日焼けもなんでもあり!という、聞きもしないクリニックで受けてください。そういうところは、「強くして」と言えば、ナースだかエステティシャンだか、わからない担当者が、いくらでも強くしてくれますよ。スリル満点です。)

まあ、一番大事なのは、日焼けをしたかどうか、という自覚ですね。

自覚のある方は、日焼けをしてしまっても、そのあと、ちゃんと注意されますから、ホントにたまにだし、まあ、たいてい塗れているんですよね。

一番悪いのが、全く自覚のない方。自覚がないから、結局、ずっと塗っていないわけです。

こういう方は、シミ治療には不向きです。他力本願系。うちでは、お受けしませんので、ご了承ください。

 

 

 

 

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医療