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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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新しい割引き制度の導入です

以前にも、美容医療のキャンペーン中止の話をさせていただいたと思います。

確かに、「期間限定」となると、焦ってやる方も出てくるかもしれませんね。

まあ、適応がない場合は、患者さんがどんなにやりたい、とおっしゃっても、お断りしたり、まだしなくていいと思いますよ、とおススメしていなかったり、と私のほうから止めるので、厚労省が危惧するような、「必要もない人を煽って、やらせる」というのとは違う、と私自身は思っていますが、「今ならお得だし、なんとなくやってみようかしら」みたいな方が絶対いない、とも限りませんよね。

なので、「期間限定のキャンペーン」は止めました。

 

でも、7月とか夏の時期はイベントも多いし、他の季節にしても、注射系の、「プチ整形」というか、「ちょっと底上げ」されたい方も多いです。

ボトックスにしても、

(ボトックスは、「底上げ」というより、私は、「シワ予防」「老化予防」にかなり重要な位置を占めていると思っています。なので、やり過ぎは、勧めませんが、シワや老化がイヤな方には、いつかは必要、と思うし、定期的にも必要と思います。)

やりたいけど、いつやるのか踏ん切りがつかなくて、でもイベントがあるからそれに向けて、この機会にやりたい、という方も、多いです。

 

なので、そういう、イベントの多い季節には、注射系のキャンペーンをしてきました。

こういう注射系は、絶対に切れますから(無くなりますから)、なので、「プチ整形」と言われてしまうわけですが、手術ほどの効果や持ちが出るわけでもなく、光・レーザーみたいに顔中当てて、中からの老化対策や美肌効果が出るわけではなく、あくまでも、「局所」の治療ですから、切れてなくなってしまうものに、結構なお金がかかるわけで、そういう意味で、キャンペーンは、評判が良かったです。

ボトックスは、光・レーザーをされている方には、お得な値段設定にはしていますが、ボトックスは、定期的にされていくことがほとんどなので、トータルで考えると、やっぱりお金かかりますよね。

キャンペーンがなくなって、残念とわりと患者さんからお聞きします。

そこで、「期間限定のキャンペーン」がダメなら、「定番メニュー」にしてしまえばいいわけで、「期間限定」ではなく、「いつでも好きな時に」であれば、患者さんの本当にやりたい時に、急かされることなく、ゆっくり考えてできるわけですよね。

で、新しい割引き制度の導入です。

 

なんでも値下げできるわけでもないですし、もともと、注射系は、そこまで高めの設定にはしていませんから、単品メニューでの値下げはナシです。

でも、レーザーに組み合わされる方・注射系をいろいろ一度にされたい方など、出費の増える方に、割引きをさせていただきます。

 

レーザーと注射を同日されて、注射は割引きですが、レーザーは、10%オフにはなりません。

その代り、レーザーの「継続お値引き」は適応ですので、ちゃんとカウントいたしますから、いかがでしょうか。

 

厚労省は、HPや広告に、「ビフォーアフター」の写真を載せないように、と言っています。

これは、クリニックによったら、誇張されている写真や、ひどいものになると、改ざんしている写真もあったり、また、「ビフォーアフター」の写真の横に、その効果の出た条件(ものすごいお金がかかっている範囲をしているのに、とか、回数がものすごくかかっているのに)も記載せずに載っていたり、手術など副作用が全然存在すらしないように記載されているのが問題なので、こういう規制を言われだしたわけです。

でも、患者さんとしたら、ある程度のイメージも見たいでしょうし、モニターのビフォーアフターの写真があるなら、クリニック側も可能なら、用意したほうがいい、と私も思います。

改ざんをしない、というのは当たり前の話で、そういうこともキチンと記載があれば、私は、「ビフォーアフター」の写真は、ものにもよるでしょうけど、「アリ」だと思っているので、ブログには載せています。

 

また、HPに、バナーを出して、患者さんを、「不当に誘導する」というのも、規制の対象のようで。。。

 

「不当に誘導」って。。。。

クリニックによったら、そういう感じに仕上がっているHPがあるらしいです。

なんとなく、言っていること、わかります。見たこと、ありますから、「不当な誘導」を。

「これ、アカンやろ~。」って、ヤツです。

まあ、いいことだけ言っているサイトに、誘導させるというのか、煽る、というのか。。

 

うちのHPにも、「NAVISION」やボトックス、「sunsorit」「AC body」「オーレリー」と、バナーを貼っています。

バナーじゃなくても、HPの中で、アスタリール®とか、リンクさせているものもあります。

全部の説明を、HPに書くこともできませんし、自分の言葉で簡単に書いても、説明がまだ足りないことも多く、やっぱりそこの企業が自分のところの商品のために作っているサイトですから、一番わかりやすいですよね。

治療の説明に役立つと思って、バナーを貼っているので、「不当誘導」ではないと私は思いますから、バナーは残しています。

(どうせ、不適当だと、私が止めるだけですから。なので、絶対やりたい!、みたいな方は、うちに来たら、ダメですよ。

中には、私から、「いりませんよ」と言ってほしくて、受診される方もたまにいらっしゃって。。。いいんだか、悪いんだか。。。いや、いいのか。)

バナーで、その企業のHPを見られて、仮に、とてもいいことが書いてあったとしても、その処置をするのは、私ですから、私の全責任においてやりますので、企業と微妙に考え方ずれている場合は、企業がHP上勧めていた、としても、私が断ることも、もちろんあります。

企業のHPは、あくまでも、一般論で、その方に合わせた話ではありませんから。

(「オーレリー」のバナーは、ただ、おいしいから、貼っているわけです。これは、私個人の好みで、医療とは全く関係ありません。)

 

厚労省の広告規制について、新しい見解が出たら、また検討しますが、今のところはこんな感じで、しばらく行こうと思います。

患者さんに、少しでも負担がかからないように、少しでも理解を深めた上で、美容医療を受けていただけるように、今後も努力いたします。

 

 

カテゴリ:

医療