先日、お伝えしました、目の下の凹みに、新しいヒアルロン酸を、自分に注射した話の続きです。
1週間前に、新しいヒアルロン酸を、自分で注射しました。
もっと吸収が遅くて、持ちのいいヒアルロン酸を探しているからです。
確かに、エセリスソフトは、とてもなじみが良く、目の下の、すごく薄い皮膚のところでも、多少の凹凸は出たとしても、すぐになじみ、自然になるので、とてもいい感じになります。
が、早くなじむということは、吸収も早い可能性があるわけで、実際、吸収も早いです。
早い方で、1週間過ぎたら、追加したくなる、ということもあります。
まあこれは、最初にどれだけ入れたかにもよります。
どうせすぐに吸収されるから、ちょっと多めに入れるのも、ありかな、とは思います。
どこまで、ちょっと多めに入れるのか、難しいところではありますが。。。
で、もっと持つヒアルロン酸情報をいただき、自分にやってみたわけです。
モニターも募集しようと思っていますが、このヒアルロン酸、粒の大きさなどからいって、そりゃ持つと思いますが、果たして、この皮膚の薄い目の下に入れて、どこまで自然になじむのかな、というのが正直な気持ち。。。
いくら吸収が遅くても、でこぼこしていたら、今までのヒアルと遜色ないわけで、試す価値もありません。
業者さんは、大丈夫!と言いますが、あちらは、売るためであれば、なんでも言いますからね。やっぱり自分で試さないと、ホントのことはわかりません。
どちらにしろ、ヒアルロン酸は違うのを入れようかなと思っていたところだったので、これが目の下にも行けたら、患者さんは、いろんなところに入れる可能性が増えるわけで、一石二鳥ですから、発注しました。
他の場所ならいざ知らず、やはり目の下の注入の問題点は、内出血です。
エセリスソフトと同じく、先の丸い針でいれるつもりです。
もし、なじみが悪かったら、いけませんから、患者さんのモニターの前に、まず自分に入れねば!ということで、1週間前にやってみたわけです。
ただ、エセリスソフトと同じ針でやれるのはやれるけど。。。いくつか注意点があり、それでできるか、まずやってみました。
前回、内出血した場所はわかっているので、(その場所から入れるのが、狙いやすいし、そこからできれば、入れた方が、挿入先にとっても、いい場所なんですが。。)、そこははずして、別の場所から入れてみました。
今回は、内出血はゼロです。セーフ!
まずは、やりやすい右側から。
。。。。やりづらい。。。
ヒアルロン酸が硬くて。。
硬いとは聞いていましたが。。。
普通、注射器(シリンジ)というのは、片手で、チューと押したら、ニュルニュルなり、ピュッと中身が出てくるもので、あまり力はいりません。
ところが、今回のは硬いので(細い針を使っているから)、私の指の力では、思うように出てくれません。
仕方ないので、両手で、ムギュ~っ!と押し出すしかありません。
ただでさえ、鏡を見ながらなので、針先が動くと、針の深さがわからなくなり、また針先が動いていると、どれだけ入ったのかも、とてもわかりづらいのです。
そんな中で、両手で、ムギュ~っ!と押すわけですから、量なんて、わかるはずありません。
う~ん。。。量は適量なのかしらん。。
針先が動くから、なんか腫れてきた気がする。。。気のせいかしらん。。
とりあえず、次は、左側です。
やりやすいほうの右で、悪戦苦闘ですから、やりにくい左が、そう一筋縄でいくわけありません。
両手でムギュ~っ!と同じようにやりますが、針先は、もっとブンブン動いて、位置はずれるわ、量はわかんないわ、で、こりゃ、アカンわ、と針を太いのに変えることを即決です。
最初から太い針は使いたくなかったんですよね~。
できれば、やっぱりより細い針のほうが。。。
先が丸いから、細くても太くても、直接はあまり関係ありませんが、丸いからと言って、絶対血管を傷つけないわけでもないですし、引っかかることもあるでしょうし、なにより、最初に、尖った針で、丸い針を通す穴を開けますから、針が太くなると、最初に開ける穴の針も、太くしないといけないわけです。
ここで、内出血のリスクをあげてしまいます。
まあ、太いって言っても、微々たる話なんですが。。。
1ランク変えるわけです。
自分の顔だから、鏡を見ながらだから、やりにくいわけで、患者さんであれば、もっとやりやすいと思いますから、患者さんなら、針の太さは、細いほうでいけるかもしれません。。
でも、もし、硬かったら、自分ほどではなくても、やっぱり入れにくいのは、調節がぶれる、というわけで、確率の問題です。
医療は、ちょっとでも、良くなるように、確率を操作できるものは操作しないとね。
やりやすい状態で、やる!というのが、一番だと思います。特に、注入系は。
さて、針を太くして、もう一度入れます。
でも、やりにくのをやった後なので、もひとつ入り方が、うまくいっていないような。。。
量がよくわからなくなってきました。
(いじるから、腫れてくるわけです。)
ヒアルロン酸は、少々入れ過ぎても、吸収はたいてい早いし、業者さんの話を信じると、なじみやすい(らしい)ので、次にいつ入れられるかもわかりませんから、ちょっと多めに入れちゃいました。
あと、今使っている丸い針は、このヒアルで使うなら、先がちょっとわかりづらい。。。
(先日の研究会では、違う針を使っておられたものなあ。。。)
ちょっとずれた(?)のと、量が多かったのと、思ったよりも吸収しなかったのと、腫れていて、的確な量より多かったのと、そのあと水を吸った(ヒアルの特性です)のかな、とで、あら、ちょっと膨れたわ~。ハハハ。
こういう時はね、普段はマッサージをやるな、という私ですが、マッサージのやり方を変えて、なじませていきます。
久しぶりにやってみました。
おお。。!ちょっとなじみましたね。
でも、量が多いから、まだ膨れています。
さあ、これが、どうなじんでいくのか、見物ですね~。
メガネしたら、全然わからないんでしょうけどねえ。後から気づきましたが。。。
翌日、ちょっとなじみましたが、まだ膨れています。
政治家のオジサマ方みたいに、目の下がちょっと膨らんでいるイメージでしょうか。。。
疲れてる?って感じです。
毎日、特殊なマッサージを続けます。でもやり過ぎ注意です。
日一日となじんでいきます。
1週間たって、週明けの月曜・火曜日には、かなりなじみましたね。
今日は、まだちょっと膨れていますが、最初の膨らみのことを思えば、なじむのが早いのかも。。
というか、腫れが引いたのかな。。両方かな。。
もうちょっと減ってほしいんですけどね。
でも、ここで減るってことは、吸収がやっぱり早い、ってことにもなるので、難しいところですね。
まあ、月末にちょうど良くなっていたら、いいや。
今回やってみて、患者さんには、やっぱり針を変えようと、今、発注しているところです。
それが来たら、モニターを募集します。
膨らんだところが、そこだけ膨らんでいると、目立つので、その境界に入れて、ぼかす、というか、また入れることで、なじませる、という方法もありますが、それは止めておきました。
やったら、局所の膨らみは、ごまかせますが、どんどん膨らむことになるので、人相が変わる可能性があり、それが結果OK!ならいいんですが、目の下がホホにかけて、全体が膨らんだら、アンパンマンみたいになっちゃいますからね。。
まあ、好みですが。。。
(松田聖子さんの顔が、どんどん膨れてきて、体の細いのとは対照的に、まんまるですね。ふっくらしたのがお好みなのでしょうか。。。)
新しい針が来たら、モニターの詳細をお伝えします。
なじみがいいのは、断然エセリスソフトです。
でも、凹み具合や皮膚の薄さで、新しいほうがいい場合もあると思います。
なじむのに時間がかかっても、持ちがいいほうがいい、という方は、圧倒的に、新しいほうをお勧めします。