プロフィール

  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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もう2月ですね=。早いです。。

バレンタインと言っても、私には関係ありませんが、この季節になると、お菓子屋さんもケーキ屋さんも、チョコレートだらけになるので、しかも珍しいのや、ムチャクチャおいしいのや、たくさん出てくるので、私としては、興奮するシーズンです。

2月は、ダイエットがうまくいかない月ですね。。(って、いつもやん!)

やっぱり、江部先生のレシピ集にあったように、ものすっごく濃いカカオを溶かして、ラカントで甘さを出そうかしらん。。。

さて、2月のキャンペーンは、毎年恒例になってきましたか?化粧品やサプリの、なんでもキャンペーンです!

ただし、なにか処置をされている方で、処置と同じ日に買われる場合です。

医薬品のキャンペーンはやらないので、申し訳ありませんが、ロゲインやパントスチンなどは、適応除外となります。

ビタミン剤は、病院用の医薬品と言えば医薬品ですが、ビタミン剤は、サプリ扱いとさせていただきます。

トラネキサム酸や漢方薬とかは、キャンペーンではありません。ご注意を。

化粧品とサプリが、適応除外のモノ以外は、全てキャンペーンと言っても、今世界的に品薄の、ラエンネックP.O.は、お一人様1回のご購入につき、1箱とさせていただきます。

割引きの時に、たくさん買いたいと思われると思いますし、例年でしたら、それもありなんですが、なんせ、世界的に在庫がないもんで、うちもストックはありますが、なるべく大勢の欲しい方に行きわたるように。。

(私も、品薄となってからは、全く買っていません。注射で頑張るしかない、でも、注射するのを、つい忘れちゃうんですよね。。だから、サプリが好きなんですが。)

あと、オバジ・メディカルの商品は、ホントに在庫が無くなり次第、終了です。

(エラスチダーム・エラスティラッシュ・デコルタージュシステムなどですね。)

新しいオバジから、新しく提供されるまで、もうちょっとかかるのかな、全くの未定で予測不可能ですので、こちらも、割引きで購入される場合は、お一人様1回のご購入につき、各種1個までとさせていただきます。

2月中に、なにか2回以上処置に来られて、合計2個以上買う、というのは、アリはアリですが。。。

AZAクリアも、大量にお出しするのは止めています。

顔中に必要な方は、少々大目にお出しすることはありますが、たまにしか出ない程度のニキビで、1回につき、2本以上欲しい、となると、なんで?ただの買いだめ?となるわけですが、多めに買って、全然診察に入らないと、間違った使い方をして、肌に負担になっていることもたまにあります。

あまり害のない化粧品でも、季節も変わるし、患者さんの肌も変わるし、また取説をちゃんと守っていたつもりが、いつのまにか、全然違った使い方に変わっていた、ということもあり、そうなると、たかが化粧品といえども、クリニック用の化粧品だから安心と思っておられるところも、落とし穴になって、しばらくお会いしないと(診察なしで、化粧品ばっかり買われている場合)、肌診て、ビックリ!!みたいに、なにした?!と仰天することもあるので、なんかアレ?おかしいな?という時は、必ず診察に入ることをお勧めします。

ただの保湿だけの化粧品で、トラブルがなんにもない、というのであれば、おそらく問題はないかと思いますが。。

そして、そして、2月のバレンタインキャンペーンの、オーレリーのお菓子は!!

大人気の、ショコラパリジェンヌです。

チョコレートブラウニーみたいで、もっと濃い、っていうか、生チョコケーキとブラウニーを足して2で割ったような、お菓子です。

私は、オーレリーのお菓子の中では、一番好きかも。。いや、イチゴのロールケーキも捨てがたい、いや、キャラメルエクレアも、ショートケーキも、いやいや、、とキリがないので止めます。

このショコラパリジェンヌ、他では売っていない、お味です。

これは、発送可能なはずですから、遠方の方も、ぜひどうぞ!チョコ好きには堪りません~♡

2月におススメの処置は、基本1月と同じです。

まあ、うちで扱っているどの処置も、どの季節でもおススメです。

ワキボトックスは夏前とか、そういう季節の人気モノというのは、確かにありますが、今は、あまり季節関係ないですね~。

注射系は、もうメンテナンスの領域ですから、季節関係ありませんが、ヒアル・レディエッセなどは、やっぱり、イベント前に、増える傾向ではあります。

2月は、独身の方は、バレンタインに向けて、ここ一番の踏ん張り時ですから、みなさん気合いが入って、注射系をされる方も多いです。

でも、注射系は、やるなら、お早目に!

デートの直前にやるのは、慣れている方はいいですが、初回です、というのは、避けたほうが私はいいと思います。心配の種を増やすだけでは?経過が気になるでしょ?

慣れていらっしゃる方は、計算して、何日前くらいには済ませておく、と決めておられる方もいらっしゃるし、定期的に受診しておられる方は、前もって相談されているので、いついつのイベントに向けて、いつごろからやったらいいかな・という具合に。

3月のイベントに間に合うように、と2月(の始めのほうで)に処置をされる方が多いです。

そしたら、3月は結構自然でいい感じになるから。

いかにも、やりました!って、誰が見てもわかるようなのは、ちょっと引きませんか。。?

まあ、ご本人がいいならいいんですが。。。

(でも、周りは、引いていると思いますよ。。

自分で、あれっ?!こんなはずでは。。?と思ったら、やっちゃった~!と告白してしまうほうが気が楽では?と思います。

言えない方もいらっしゃるでしょうが、周りは、きっとその人がいないところで、ウワサをしているはずですから、自分で言っちゃうほうが、真実を言えるからいいと思いますけどね。)

春の薄着に備えて、というのであれば、トゥルースカルプもAC BODYも人気ですが、そろそろ脱毛の季節でしょうか。。(季節はないんですけどね)

脱毛の予約が増えてきましたね。みなさん、春を気にされ始めましたかね。

なんでもそうですが、延々と悩んでいるなら、相談してしまうほうが早いですよ。

相談 = 当日処置!っていうわけではないので、そこは、話を聞いてゆっくり考えては?

とりあえず、まず、診察とカウンセですね。

どこで何をするにしても、なんの処置をされるのか、名前くらいは覚えておいて、調べてからやったほうがいいですよ。

いいことしか言わないクリニックは、猛烈に赤信号です。

そんないいことだけの治療は、あり得ませんから。

カウンセは、軽い気持ちでもいいんでしょうが、処置や手術は、慎重にね!

今日、担当の方から、ミニサンプルをいただきました。

(発売は、3月です。まだパンフもできてません。)

IMG_20140130_225951349.jpg「NAVISION DR   BB protect UV」①明るい肌色②自然な肌色

2色同時発売です。

皆さん待望の、明るい肌色が出ました~!!

今までの、ナビジョンのビューティプロテクトは、色が1色だったので、色白目の方には、ちょっと濃かったですよね。

冬とかに、首でデコルテを出さなければ、顔にだけ、ビューティプロテクトを塗っても、違和感はありませんでしたが、首・デコルテを出しちゃうと、肌色が塗っていると、顔と違う。。。と、気になる方も。。

市販のファンデーションのことを思えば、2色しかないって、ええ~っ?!って感じかもしれませんが、このクリニック用の化粧品のBBクリームというか、色つき日焼け止めからしたら、感動です!

今回の改定と新発売は、色だけではなく、PA値が、++++ と、4+になりました!

++++にするために、従来のものに、今まで入っていなかった、違う種類の紫外線吸収剤を足して(これは、スキンケアプロテクトには、入っていた種類のようです)、さらに、美肌などの成分も追加して、もちろん、汗・皮脂に強いのは、従来通り!

なので、自然な肌色のほうは、色は同じですが、従来のビューティプロテクトよりも、塗りやすくなりました。

塗り直しも、かなりしやすくなるのでは?

手の甲には塗ってみましたが、まだ顔には塗っていません。

早速、明日塗るつもりです。

楽しみ~♡

自然な肌色のほうは、色は前のと同じですから、切り替えも、ご心配いらないと思います。

もちろん、色以外の中身は、明るい色同様、バージョンアップですっ!!

これで、私は、一生、ファンデーションで悩まなくていいわ~!と、思っちゃいました。

ナビジョンのこのシリーズの色つきのいいところは、いいブランドの高いファンデなんか、目じゃないくらい、綺麗に肌を見せてくれると、私は思っています。

特に、顔の赤みでお悩み中の方は試すこと、必見ですっ!!

3月から発売なので、従来のビューティプロテクトは、もちろん、発売は続行されますが、うちのクリニックでは、完全に気切り替えです。

新しいほうを試された上で(って、3月に入ってからね)、やっぱり前のほうがいい!という方がもし出て来られましたら、取り寄せですかね。。?基本、置くつもりはしていません。

明るめの肌の方で、春のファンデで悩むかも、と思っていらっしゃるなら、この発売を待ってから。。?でもいいと思いますよ~。

 

天橋立の旅行記の途中ですが、ちょっと閑話休題。

部分痩身機のトゥルースカルプが、「SPUR」3月号に載ってました。

もちろん、うちのクリニックではなく、アベニュー表参道クリニックの記事です。

うちのことではないですが、トゥルスカが載っていると、トゥルスカLOVE♡の私としては、とても嬉しいので、ブログに載せておきます。

載っているのは、「スリミングなら、このサロン&クリニックに任せて!」のコーナーです。

アベニュー表参道クリニックのトゥルスカの記事は、今までにも何度か雑誌に載っていますから、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらのクリニックでは、かなりの数をされていらっしゃいますからね~。

同じ機械でも、各クリニックによって、考え方もやり方も(もちろん値段も)違います。

うちは、私一人でやっていて、術前のサイズ測定から、施術はもちろんのこと、術後のサイズ測定まで、全部一人でやりますし、今は、術後の経過を診せに来てくれる方メインで、予約を取っていますから、それほどの数はこなせませんし、取っていません。自分ひとりでできる範囲ですね。

(今は、施術後の経過を診せに来れない方も、料金は変わりますが、施術可能は可能ですが。)

アベニューの記事では、なぜかいつも、「痛すぎるけど、効果は抜群!」「痛みに苦手な方はよく考えて」みたいな(今回もそう載っていましたが)内容が載っていて。。。

(「なぜか」ではないのはないんですが。。。)

確かに、アベニューのトゥルスカは効きますよ!熱痛いのを我慢しただけのことはあります。

それは、知っています。この記事は、本当です。いろんな雑誌・TVで、ウソややらせや宣伝が多い中、このアベニューの記事は、ホントにホントです。

トゥルスカは、熱痛いのは熱痛いんですが、患者さんによったら、ケロっとされていらっしゃるし、温度を上げられる方の場合、私が怖くなるくらい、「上げてください、平気だから。」と、普通に眉間をしかめることもなく、おっしゃることがあるので、私が、「いやいや!」と温度を上げるのをためらうこともあるくらい。

どこをあてるのか、そのあてるところの脂肪の量、そして、個人差、体調による、などなど、温度の感じ方が、人それぞれです。

6.4×6.4㎝の1スタンプ 40㎠ のスタンプは、1回あたりの面積が大きいため、深くまで熱も入るので、同じ温度設定なら、他の大きさのスタンプよりも、一番効きます。

ただ、その分、熱痛さも感じやすいと予想しますし、実際、そうであることが多いです。

(記事に載っていたのは、この40㎠のモノでしたね。)

例えば、うちの場合だと、スタンプの大きさをまず選びます。

5×5㎝ =25㎠ のものと、

6.4×6.4㎝ = 40㎠ のものと、

新しいアゴ下や細かいところ用の、5×3.2㎝ = 16㎠ のものの3種類から選びます。

どこをやりたいかにもよりますが、今は、それぞれを組み合わせるのが可能になりましたし、1回に絶対16スタンプ使わなくても、割高ですが、単発で照射が可能にしました。

(ただし、単発の場合は、5スタンプ以上からにしています。

追加は、1スタンプから可能です。)

面積からの、コストパフォーマンスがいいのは、やはり40㎠ で、16スタンプ使用が一番一度に、広い面積をカバーできるので、たくさんの場所をいっぺんにやりたい方には人気です。

例えば、二の腕と、膝と腰、とか、太ももと膝周りとか、腰とおなか、ワキ腹とか。

ふくらはぎと二の腕と腰、とか、様々です。

でも、太っていわけではなく、いわゆる、どちらかと言えば、普通~痩せ体型の方の部分痩せの場合、脂肪が少な目なので、二の腕などは感じやすかったりして。

うちでは、人数が少ないので、個人差かもしれませんが、二の腕は、私もやってみましたが、大きいスタンプよりも、25㎠でやるか、16㎠でやるか、小さ目を勧めています。

カバーできる範囲は減りますが、温度が上げていけます。

また、ホントに痩せている方の場合、スタンプが浮く、と言いますか、全ての面積に、肌がつかないことがあります。

(脂肪のついている方は、十分つきますが。)

二の腕にしても、前側にあてるのか、後側なのか、振袖部分なのか、どこにあてるのかで、微妙に変わってくると思いますが。

大きい面積を、高い温度であてられると、理論上、一番効くわけですが、うちの二の腕のモニターの方で、25㎠で、片腕2スタンプずつしかしていない方がいらっしゃって、25㎠で2スタンプなんて、すっごい小さいので、振袖部分全部もカバーできませんから、どうせ効かないと思うし、もったいないから、止めておいたら?と止めました。

でも、患者さんが、どうしてもやってみたいとおっしゃって、(残り12スタンプを下腹部に使われて、どうしても残りを二の腕にしたい、と言われたのです。)、効かなくてもいいから、とされたんですが、これが、効いたんですね~!!

(写真は、ブログに載せていたと思いますが。。違ったかな?うちに来られた方には、いつもお見せしている写真です。)

これには、私のほうがビックリ!

やってみるもんですね~。

ところが、私には効かないのです。。どして?

私の場合、自分であてているから、あてているところが肝心の場所からずれているのか、脂肪だと思っているところが、実は筋肉が弛んでいるのか、そのモニターさんほど、温度も上げられません。

(なぜか、私は、うちの患者さんほど、温度が上げていけません。。

いける日もあるんですが。。患者さんよりも、熱さを感じやすいです。9割以上の方が、2スタンプ目からは、慣れちゃって、ある程度へっちゃらになるんですが、私は、何スタンプになろうと、ひとり、「アツアツ!」と、熱いお風呂に飛び込んだみたいに、ひとり、アワワワっ!となります。。。どして?

う=ん、、私こそ、温度を上げなければいけないのに。。

効果が悪いのは、また、自分でやる時は、照射中に、他のことをやりながらやったりしますから、温度調整に集中していなくて、温度を上げるのを忘れていたりすることも多々あるからかも。。。)

全然脂肪のついていないふくらはぎで、すっごい温度が上げられる方もいて、ええ=!と私のほうが引く!みたいな方もいらっしゃいます。

(いくら、患者さんがへっちゃら!と言っても場所や脂肪によったら、ある程度で温度を上げるのを止めています。

副作用(火傷など)が心配なので。

高いから、火傷する、というわけでもないですし、こんな温度で?!(しかも、やっている時、患者さんは、わりとへっちゃらだったのに)と、こちらがビックリする時も、ごくまれにあったりします。

(この場合は、水膨れとかではなく、赤みとか腫れとか、一部の内出血やしこりですね。

そういうことが起こることがあるかもしれない、という話をしているので、そうなった患者さん自身は、あまり気にしておられなくて、連絡もされません。自然に消えていくのが大半なので、経過を診せに来た時に、そういえば、そんなことがありました、と思いだしたように言われます。。。

心配だから、電話ください~!と、私がビックリする、みたいな感じです。

そういうことがあった方も、あれくらいなら構わないから、温度上げてください(その分、効くから)を言われるので、どうしようかと悩んでしまいます。。。

結果、安全重視でいきますから、温度はそこまで上げないわけですが。

たまたま、その場所だけの問題なのか、その日の体調やむくみ具合などによるのか、今のところ、よくわかりません。。

1回目はもっと温度が高くて、何も起こらなかったのに、2回目の時、温度は1回目よりも上げていけなかったのに、腫れと赤みが長引いた方もいらっしゃって、どこまで温度を上げていっていいのか、というのが、目下の課題ですね。

やっぱり、一度で最大限の効果を出したいと、私も患者さんも思いますからね。

話を戻します。すみません。

クリニックによって、やり方が違う話でしたね。

温度上げていけませんって!と言っていたところが、上げていける場合もあったりしますから、こればっかりが、当日実際にあててみないとわからないのが現状です。

うちのやり方は、眉間をしかめてまでの我慢は止めてもらっています。

大体の方が、笑いながらおしゃべりしているか、寝ていることも。。

ううー。。。と暴れたくなるくらいという方のほうが圧倒的に少ないです。そこまでの我慢は、今は止めてもらっています。

う~ん、早く終わって、くらいで、十分我慢できる範囲であれば、我慢してもいいですが、そこまで我慢しなくても、というスタンスで、温度は決めています。

なので、記事ほど、「痛すぎる」治療では、うちでは位置づけてはいないのですが。。。

こちらの予想よりも、低い温度の場合は、やはり効果は弱くなるので、それは回数がその分かかってきます。(どこまでボリュームダウンをしたいのかにもよりますが)

誰がしても、大半の方が無理!という場所もありますが、9割以上の方が、「45℃3分以上」という条件は、ほぼ満たします。それは、あまり苦労なく、満たすことが大半です。

それ以上になってくると、どこまで上げるのか、どこまで我慢(?)するのか、という話になってきます。

目安は、BMI が、キュテラ推奨は、28まで、です。

それ以上の方の場合、やってダメではないですが、回数かかりすぎ。。。。

まず、そういう方の場合、全身痩せだし、おそらく、メタボや他の病気があったり、病気予備軍だったりと、部分痩せどころではなく、他にまずやらないといけないことがあったりすることが多いです。

病気も何もなくて、お金も回数も構わない、というのであれば、いいんですが、効率悪すぎではあります。

日本人の場合、BMI が、28以上というのは、かなり少ないかと。

BMI = 25~26くらいまでであれば、やれますが、1か所2回(メーカー推奨 1治療部位 2回が基本)では終われない。。。

減るのは減りますが、人間欲が出てくるので、もっとやりたくなります。2回では済まないです。

(どこをやるのかにもよりますが)

BMI =20以下の方・やるところに脂肪が少ない方は、1回で終わることが多いです。

BMI は、体脂肪を全く計算に入っていないので、筋肉が付いている方はどうしても重くなりますから、BMIだけで、体型を決めるのは所詮無理な話ですが、ある程度の目安としてお考えください。

まあ、あまり女性で、BMIは大きいけど、脂肪があまりなくて、筋肉のせいでした~!みたいな方は、あまり診たことがありません。

プロのアスリートの方などはありえるかもしれませんが。。。

大半の女性が、全体に脂肪がついていたら(付き過ぎていたら)、BMI は、やはり大きいのが常です。悲しい。。。

ご参考までに。

神社へのお参りが済んだら、今度は、傘松公園へ。

傘松公園というのは、ケーブルカーに乗って、山を上がっていったところにある、展望台のある公園です。

天橋立に来たら、ここに来て、股からさかさにのぞくのが、お決まりのようです。

P1170940.JPGやっぱり、綺麗ですね~。お天気も良くて、よかったです。

P1170944.JPG股から、さかさにのぞいて、写真を撮りましたが、単純にカメラをさかさにするか、撮った写真をさかさにすればいいだけのことに気づきました。

(風情はないですが。。。)

どうですか?

龍が天に昇って行くように、見えましたか?

 

P1170943.bmp公園にいた、キャラクターの「かさぼう」

私個人としては、ふなっしーが好きです。去年、もっとTVでふなっしーを見ておくんでした。。。(今年は、活動は、ゆっくりされるんでしたっけ?残念。。。)

かさぼうを撮っていると、スタッフの方が、写真を撮りましょうか?と声をかけてくださいましたが、こんな年でキャラクターと一緒なんて、恥ずかしくて、お断りしちゃいました。。。

(写真で切れているのは、その場にいた、どっかの子供です。私ではありません。かさぼうの周りは、ちょっとだけ、人だかり。)

 

翌日は、向いの文殊にある、天橋立ビューロランドという、これまた、展望台のある、公園(と、ミニミニ遊園地)に、ケーブルで行って、天橋立を見てきました。

こちらは、リフトも、冬でも乗れます。(寒い。。。 すぐに乗れるので、その分、早いですけどね。)

翌日は、ちょっと雨で、降ったりやんだり。

宿で傘をお借りして、ビューロランドに行ったんですが、頂上についた途端、というか、標高が上がっているせいもあるのか、雨は、雪、というか、猛吹雪に!

なんも見えん!真っ白!! 

P1170993.JPG。。。寒い。。。

P1170994.JPGせっかくの、天橋立が。。。ケーブルカーを待っている間も、ムチャクチャ寒い。。。かといって、リフトに乗るのは、この寒さと吹雪と、高所恐怖症の私には絶対無理!

(60~70代とおぼしきオジサマ・オバサマ方が、この吹雪の中を、リフトで、降りて行かれました!元気ですね=!!)

 

ウワサによると、傘松公園よりも、こっちからの眺めのほうがいい、ということらしいですが、向きが違うので、どちらもいいです。

せひ、両方見られることをお勧めします!

P1170998.JPG帰りのケーブルの中ですが、ちょっと晴れてきました。

やっぱり、標高の問題?

(ちょうど、雲がすごい勢いで動いてましたが)

天橋立の海岸は、砂洲で、三角形に浸食されているのが、こちらからだとよくわかります。

こちらのビューロランドは、お天気がよければ、ちょこっと遊ぶところがあるので、春~秋には、とてもいいんじゃないでしょうか。絶景の中で、遊べますね。

今度は、お天気の良い日に、ぜひ!

次は、いよいよお宿です。ごはんもね!→続く

 

 

 

P1170929.JPGいよいよ、元伊勢籠神社へ。こちらの神社はなんと!伊勢神宮のふるさとだそうで、この地から、神々が伊勢に移られたそうです。

P1170930.JPG入るところの、狛犬。重要文化財(だったと思います)でした。

P1170952.JPGお手水場で、手と口を清めたら、いよいよ中でお参りです

神社の歴史を感じます。

なんか荘厳な感じがしますね。

寒いから感じるのではなく、空気が張りつめたような、でも、緊張感とはまたちょっと違う、特別な空間にいるような感覚。

この空気、好きですね~。とてもいい気持ちです。

本殿でお参りが済んだら、次は、真名井神社へ。

P1170935.JPG籠神社の裏側を抜けて、民家が並んでいる通りを抜けていきます。通りの突然鳥居が見えて、その坂を上がっていったら、奥宮 真名井神社です。

籠神社よりも、さらに神聖な感じが。。。標高が上がったから、というよりも、やはり温度が下がったと思います。さっきより、緊張感が漂います。

P1170937.JPGこれより奥は、一切撮影禁止です。

写真には撮りませんでしたが、「天の真名井の御神水」と言われている、湧水があります。

業者らしき人が、山ほどポリタンクを持って、水を汲みに来ています。

お酒を作るのか、なんか作ってるそうです。

(*業者さんは、1組だけではありません。何組もいました。)

湧水を大量に組む人は、別のところが用意されていて、昔からある湧水のほうは、参拝者の方が、手や口を清めるのに使ったり、ちょっといただいたりするようなんですが、こっちまで、業者さんが占拠していて、ちょっと勘弁してほしいです。。。

(参拝者を見たら、「どうぞ」とゆずってはくれますが、横で容器を持ったまま、待たれているので、水を楽しむのも気を遣います。

私は、お清めだけして、水を飲まなかったので、帰りによって、水をいただこうと思ったら、まだ、さっきの業者さんが水を汲んでました。。。まあ、お清め用の湧水ですから、そんなに効率よく大量に水は汲めませんからね。)

 

真名井神社には、彦火明命が丹後の地に降臨され、元初の神、豊受大神をお祀りされたそうで、とても神聖な神社だそうです。

本殿の後ろに、参道から隠すように、磐座があります。

というか、磐座が参道から丸見えにならないように、本殿を造った、というほうが正しいのかもしれません。

この磐座は、豊受大神と天照大神・伊射奈岐大神・伊射奈美大神が祀られています。

奈良の三輪神社と同じように、お山も御神体のようでした。裏山全体が禁足地のようです。

そのためなのか、やはり神聖な場所でもあるためか、パワースポットとしてかなり有名だそうで、心無い人が来て、磐座や禁足地を荒らすので、本殿から柵が作られ、入っていけないようになってました。

宮司さんとか、どなたかが常時いらっしゃるわけではないので、やりたい放題荒らされてしまうようで、柵を造られたようです。

 

禁足地を荒らしたら、ほんとにバチが当たると思います。ウワサ通りのパワースポットであれば、あるほど、バチがあたる力も強いのでは。。?

信仰心がなくても、神社に足を踏み入れた以上、信仰されていらっしゃる方々が大事にされている場所ですから、踏みにじっちゃいかんでしょ。

私は、どの宗教に入っているわけではありませんが、敢えて言うなら、八百万の神、日本特有の宗教(?)というんでしょうか。。。どこにでもなんにでも神さまって、いると思っています。

山の神・川の神・海の神。。。。

(それと同じで、レーザーの神様って、いると思ってます。レーザーの神様のおかげで、いつも、光・レーザー治療(RFもね)がうまくいくようにしていただいていると思っています。感謝です。)

磐座に、ホントに神さまがいらっしゃるのかどうかは、私にはわかりませんが、地元の信仰の厚い方々「がいらっしゃると言われるんだから、いらっしゃるんだと思います。

(柵から、ちょっとのぞけただけでしたが。)

 

せっかく来たので、籠神社と真名井神社のお札をいただきました。

(ちなみに、真名井神社の狛犬は、狛犬ならぬ、狛龍なのです。写真では小さくて見にくいです。。。。

天橋立は、龍の伝説がありますものね。

ちょうど、うちのクリニック(というか、京都の四条界隈)の氏神様である、八坂神社も、龍が棲む、と言われているそうで、ご縁がありましたね。)

神社を後にして、次は、傘松公園へ →続く

 

 

 

少し前の話ですが、1月の連休に、天橋立に行って来ました。

目的は、蟹です。

 

どこかに蟹を食べに行きたいな~、と、去年は、福井県の三国に越前ガニを食べに行って来ました。

去年の蟹も、すっごいおいしかったです。

でも、三国は、車がないと交通の便が悪く、電車の本数も少ないし(かといって、車の運転は、慣れてない雪道と土地勘もないと、ものすごく危ないと思うんです)、時間を潰すところも、ちょっと苦労したので、今年は別のとこで、と、ずっと行きたかった京都丹後地方に。

間人に行きたかったんですが、行き方を調べたら、天橋立駅から、まだ乗り換えて、お宿も駅から迎えにきてもらうかしないと、ちょと不便そう。。。

その点、天橋立は、お宿は駅から十分歩いていける距離で、しかも日本三景のひとつの、天橋立ですから、一度、ちゃんと見ておきたかったです。

子供の頃に、多分行ったような気がしますが、何も覚えていません。。

 

さて、京都駅から、天橋立まで、「はしだて」という電車1本でいけます。

約2時間ほど。1本でいいというのが、とても楽~♡

IMG_20140112_09163930.jpg

今回泊まったのは、文殊荘松露亭さんです。http://www.shourotei.com/

地元活松葉蟹フルコース三昧のプランです。

ずっと気になっていて、行きたかった文殊荘松露亭。

文殊名物の、あんころもち(赤福みたいなやつです。「知恵の餅」といいます)があるんですが、それの発祥のお店「勘七茶屋」が、もともとのお店のようです。

(このあんころもち、ムチャクチャおいしいです。)

松露亭を始め、他に2つのお宿があり、目的によって、お宿の種類を選べて、しかも駅近なので、とてもお勧めです。

 

こちらのお宿、新しくはないかもしれませんが、こじんまりとしていて、とても落ち着きます。

また、サービスがいたれりつくせりというか、駅から歩いていくつもりをしていたんですが、ぶらぶら街歩きをしながら。

宿へどうやって来られるか、お電話をいただき、「歩いていきます」と申し上げると、「天候も心配ですから、ぜひお迎えに参ります!」とおっしゃってくださり、車で迎えに来てくださいました。

11時半くらいに、天橋立について、宿で荷物を預かっていただき、その後、観光船乗り場へ。

(乗り場は、お宿からすぐそこです)

 

カモメのエサが売っていて、ミニかっぱエビセンでした。

それを買って、フェリーに乗り込みます。

カモメが一斉に船に着いてきて、どうも、かっぱエビセンが欲しいようです。

P1170917.JPGP1170918.JPGP1170928.JPGP1170927.JPGP1170920.JPGP1170919.JPG頭のすぐ上をカモメが一緒に飛んでます。

ヒトを襲ってはきませんが、ホントにすぐ上を飛んでいるので、頭に当たりそうに思っちゃいます。

(カモメがよけてくれているようですが)

てすりに止まっているのも、むちゃくちゃ近い!

かっぱエビセンを奪いあうように食べていて、おまけに、鷲まで1匹、寄ってきました。

鷲は、かなりデカいので、ちょっと怖い。。。

 

10~15分くらいで、文殊から、一の宮について、こちらには、元伊勢籠神社へ。

→続く

 

 

 

 

 

今日は、3月に大阪である、キュテラのボディメイキングセミナーの打ち合わせでした。

 

「ボディメイキング」と言えば、当院では、トゥルースカルプとAC BODYになります。

(というか、うちには、機械は、それしかないので)

アゴ下にも当てられる小さい小回りの利くサイズも出たし、その経過発表も兼ねて、という感じでしょうか。

今年は、また学会で、トゥルースカルプを導入して1年が経過しましたから、その経過報告とアゴ下用なども含めての発表をするつもりですが、セミナーなどで講演する内容と学会発表は内容を変えないといけませんから、その辺も合わせて、まだどんな話をしていくのか、思案中です。

 

今日の打ち合わせのために、モニターの方の写真を整理しておりまして、この整理が全然進まない。。。とりあえず、仕分けだけして、これから1枚1枚見比べて検討する、という、これまた途方もない作業。。。

キュテラの担当の方が、協力するとおっしゃっていただいていますが、私自身が準備しないと、何を手伝っていただくかもお願いできないので、そろそろ本格的にやらねばいけません。

 

最近は、「どうすれば痩せるのか?」「ヒトはなぜ太るのか?」という、医学的な代謝の本を読んで、頭の整理をしてました。

学生時代の、ハーパー生化学を引っ張りだして、久しぶりい眺めてみると、懐かしい気もしましたが、ホントに、これ、勉強してたんかいな。。。と疑いたくなるくらい、すっかり忘れていて、なんかアンダーライン引いてあったりしましたが、これ、私が引いたん?とよくわかりませんでした。

(ハーパーを見なくても、とりあえず、食べ過ぎを止めれば、痩せるんですが。。。私の場合。。。糖質の取りすぎです。。。うう。。)

糖尿病やメタボのある方と、健康体の方で、肥満のレベルも状況も全く違うので、食事制限にしても、全然違ってきます。

持病をお持ちの方・現在経過観察中の方・薬を飲んでいる方、など、時々でも月1Ⅰでも年1回でも、病院に行くように言われている方は、一般的なダイエットを勝手にしたら、ダメですよ。

特に、糖質制限ダイエットは、糖尿病で内服・インスリン注射などが処方されている方は、必ず、主治医の先生に相談してからにしてくださいね。

 

学会発表と違って、企業主催のセミナーの場合は、もっとぶっちゃけ話というか、学術的な話ももちろん大事ですが、実際、結果や患者さんの満足度はどうなん?長所と欠点は?などなどの具体的な話が多いです。講演の時間も長いですからね。

(私の場合、そんな学術的な話はできません。。血液検査や皮膚生検(皮膚や脂肪を切り取って、顕微鏡でどうなっているのか診る検査です)もできないし。

学術的なお話しは、偉い先生方にお任せさせていただきます。それで、私も勉強させてください。)

機械を購入した側の、現実的な感想も含めて、ですね。

なので、同じ写真を出しても、話す内容は、微妙~に変わることもあります。

時間の関係もありますからね~。

ブログで全部書けるわけでもないし(時間とスペースもね。不特定多数の、医療関係者以外の誰でも見れる状況、というのも、制限がありますし。)

美容皮膚科学会の学会発表は、一般演題は、ポスターになるので、簡単な発表もありますが、おそらく3(~4)分くらい。大急ぎで、最低限のことだけ話して、終了~です。

(他の学会でも、一般演題なら、似たような時間かな、学会にもよりますかね。

招待講演とか、教育講演の講演は全然違いますよ。)

早くトゥルスカの顔用が出てほしいな~、とキュテラの方に話していた時に、アメリカの皮膚科学会に参加してみては?最新の美容医療機器も見られるし、とおっしゃっていただきましたが、基本、最新の美容医療機器を、我先に導入するつもりは、私にはあまりありません。

(トゥルスカは、何故か1番に買ってしまいましたが。。。だって、3年以上前から、ずっと待ってましたもの~。

なので、1番に買った宿命である、学会発表をしております。)

顔用のハンドピースが、アメリカの皮膚科学会に間に合うように開発が進めば、発表後販売開始となるんでしょうけど、どこまで行っているのかしらん。。

アメリカでの発売が始まらないと、もちろん、日本では、個人輸入もできません。

アゴ下の結果がとてもいいので、顔用にものすごく期待しています。

 

研修医の、まだ医者になりたての時、何故か、アメリカの学会(形成外科学会だったか、それすらも忘れました)に、連れて行ってもらえることになり、ダラスでありましたね~。

遠かった印象です。

サンフランシスコに前泊して、ダラスに移動して、なんやかんやで、1週間近くいたような。。。記憶にあまり残っていません。

一番印象的だったのは、英語ができないので(それで、なんでアメリカの学会に行くねん、という話ですが)、一人でサンフランシスコをウロウロしていて、地図を見ながらホテルに帰って来たり、ホテルでも日本語が通じないので、精算の時に、余分に払わされたり、グアム以外の初めての海外だったので、圧倒されたのを覚えています。

サンドイッチ屋さんとピザ屋さんで、早口の英語でまくしたてられ、全く意味がわからず、バカいにされましたね~。

学会に行くかどうかに、私に拒否権はなく、連れて行くから、そのつもりで、といろいろちょっと大変でした。

まあ、研修医で、病院を休んで、海外の学会に連れて行ってもらえるというのは、かなり珍しいことなので、とてもありがたいお話しではあるんですが。。

 

学会会場は、当たり前ですが、もちろん、全て英語。しかも専門用語がバンバン飛び交う中、形成外科に入局したと言っても、まず日本語ですら、形成外科の学会に言っても、意味がわからない頃なのに、映し出される写真のビフォーアフターを見ても、なんのこっちゃ状態。。。

企業展示は、さすが本場アメリカでは、ムチャクチャでかいわけですが、英語も話せないくなんて、おまえ、ホントにドクターか?!という、わりと、あからさまな扱いを受けましたね~。

今行けば、またおもしろいのかもしれませんが、英語がわからないので、クリニックを休んで、弾丸で行って帰ってきて、体も疲れて、家の中はボロボロで、と引き替えにするものがあまりにも多いかも。。。

それに、もう英語はあきらめました。受験の時は、一番得意で、働いてから、英会話スクールに通ったこともありましたが。。

必要な時は、不便ですが、通訳してもらいます。

最先端医療を先頭を切ってやっていくのが、私の役割ではなく、いわゆる、「町の開業医」というヤツです。

患者さんとの、身近な、スキンケアや化粧品についての相談や、日常取り入れやすい、お手軽な美容医療の提供です。

最先端医療をどんどんやっていきたい、という方は、そういうクリニックに行かないとね。

 

最新の美容医療って、興味深いですが、欧米人に人気の治療でも、アジア人には全然ダメ!特に、日本人には、ムチャクチャダメダメ~!!みたいなことって、ものすご~く多いです。

 なので、学会で有名な先生方が、導入されて、日本人に合うようにいろいろ改良や検討され、日本人用のマニュアルというか、照射方法・術前のケア・アフターケアなど、そういったことも含めて、しばらくしてから学会発表されます。

そうやって、いろいろデータが出てきたら、一般の私たちが、導入するかどうかの検討を始めるという感じです。

自分の治療方針に合うのか?どういう患者さんになら、お勧めできるのか?リスクは?効果は?ダウンタイムは、どれくらい?といったデータですね。

鳴り物入りで、日本に入ってきて、全然ダメ!な機械というのも、じつは、みなさんに知られていないだけで、結構あります。

誇大広告の機械もね。。。

雑誌で言っていたからと言って、私たち業界の中で、いい機械」ではないですよ。

 

欧米人と感覚の違う日本人の好みも、価値観の違いも大きいですね。文化も全然違いますから。

機械は、とても高いものですから、(比較的お手頃なものも、メーカーや機種によればあるかもしれませんが。。それが欲しいか?と言われると、またそれはそれは別の問題。。。安いからいい、というわけではありません。。。)検討・決断を間違えると、結構な痛手です・・・・。

 

機器購入に関しては、先頭を走るつもりは全くなかったわけですが、トゥルスカだけは、買っちゃったんですね~。

(最初、「買います!」と言った時に、「えっ?!私、一番?!」と、実は、ちょっと引きました。。)

そして、今は、大のお気に入りだし、患者さんも、大好きな機械です。

トゥルスカ、ラブ~♡ 青田買いというのか、よくわかりませんが、私のこの動物的勘に、感謝!

(いや、一応、ちゃんとキュテラの方から、原理とかも説明受けたし、講演も聴いたし、デモンストレーションもやりましたよ。勘だけで買ったわけではありませんから。)

全身痩せは、やはり食事が一番大事になってきますから、それは、トゥルスカだけではできません。

トゥルスカは、部分痩せの医療ですから、日本人女性には、とても最適な治療法のひとつです。

なにより、リピート率がとても高いですもの!

その辺も含めて、患者さんの満足度を中心に、1年間の経過と、アゴ下の効果と、今後の課題(長所と欠点ですね)を、セミナーで講演させていただくつもりです。

頑張れ!私! 今度は、早くから準備しろよ!

世の中にいいものは広めたい委員会委員長よりお知らせでした。

 

 

 

 

先週の11日の土曜日、クリニックが終わってから、京都のゑびす神社に行って来ました。

クリニックから十分歩いていける距離ですが、時間短縮のため、阪急を一駅河原町まで乗って、そこから歩いていきます。

(タクシーのほうが、時間がかかるのです。四条烏丸~四条河原町~衹園に向かうとなると、タクシーの運転手さんは、とても嫌がられます。いい運転手さんは、顔には出されませんけどね。ホントに、歩く方が早いかも?くらい、ダダ混みのことが京都の、このど真ん中ではあり得るのです。京都は道が全然ありませんから。)

 

衹園方面って、用事がないとめったにいかないし、用事もめったにないので、あまり行きませんが、やはりたまに行くと、独特の風情があって、南座の辺りから、ちょっとなんか楽しくなります。

衹園独特のお店を見ているだけでも、十分楽しいです。

 

毎年、このゑびすさんの時期は、大和大路にず=っと露店が並びますから、見るのも楽しいし、何を買って帰ろうかな、と考えるのもまた楽し。

おととしだったか去年だったか、タイ料理の露店があり、食べるスペースもあったので、ぜひ!と思っていたのに、今年は見つけられませんでした。残念。

自転車で、本ゑびすの日に行って、止めるところがなくて、エライ目にあったので、自転車で行くのは、もう止めました。

(本ゑびすに日じゃなくて、平日だったら、普通に神社の前に止められたので、そのつもりで行ったので、大変でした。。。

神社の前も、露店がずらっと並びますから、絶対無理です。)

去年は、確か本ゑびすの日が平日で、さすがに本ゑびすの日に行くと、お手水場まで露店で塞がっていて、使えなくしてあったので、仰天しました。

今年は、ちゃんとお手水場のところは空いていて、残り福の11日だったからなのか、最初から空けておられるのか、その辺は確認していないのでわかりません。

まあ、なんにせよ、お手水場でお清めしまして、お参りです。

 

IMG_20140111_185120536.jpg

11日は空いていると思ってましたが、さすが土曜日、7時前後だったかと思いますが、まあまあ混んでいて、やはり並ばないとお参りできません。

 

お参り後は、福笹を買います。

福笹に、お飾りをつけてもらうんですが、もちろん、飾り1個ずつ、全てお金はいって、たくさん欲張ってつけてもいいですが、笹がしなりすぎるくらい、傾くし、毎年、お飾りは増やしていくんでしたっけ?あんまり欲張ると、来年どうするの?となるので、まあ、ほどほどに。

 

でも、勧めてくれる女の子(巫女さんの格好をしたバイトさんですね)が、上手に勧めてくるので、あれもこれも付けたくなります。

 

福笹の写真は、まだ撮っていないので、後日貼っておきます。

この神社の名誉宮司さんが、毎年書かれる干支の絵馬があって、去年の蛇なんか、ムチャクチャ可愛くて、福笹は毎年変えていくんですが、お飾りと一緒に、お焚き上げしますから、この絵馬を残しておいていいものかどうか悩んで末、やはり、一緒にお焚き上げしていただくことに。

今年の馬も可愛かったけど、(何種類かありました。ゑびす神社のHPに載っているのが、代表作なんでしょうか。。違う絵柄を買っちゃいました。。。)、去年の蛇には負ける!

(また写真をアップしておきます。)

104.jpg去年の蛇です。白蛇様です~。

 

京都のゑびす神社は、時間が決まってますが、東映太秦映画村より女優さんが来られて、かごに乗って、福笹をデパートや商店に配りに来られるそうで、まだ私もこれは見たことがないですが、そういや、金曜日、なんかゑびすさんの掛け声から、外からしていて、窓から行列が見えてました。

これでしたか。

11日の残り福祭には、舞妓さんが来られて、福餅を配ってくださるそうな。(笹を買った方にです)

お時間の合う方は、ぜひ来年、どうぞ!

 

帰りに、イカ焼きとたこ焼きをいただいちゃいました。

イカ焼きはいいけど、たこ焼きは炭水化物の塊で。。。うう。。。

でも、おいしかった。。。

「出町のたこ焼き」と看板があり、ず~っと露店を見てましたが、たこ焼きでは、なんか一番おいしそうで、そういや、「出町(出町柳のことです)のたこ焼き」って、地元で人気のお店じゃなかったかしらん。

テントがあって、中にいただくと、やっぱり、とてもおいしい~♪ 正解♪ 正解~♪

ホントは、もちょっといろんなものを食べたかったけど、翌日から1泊2日で旅行にいく予定だったので、早めに帰りました。

 

たま~に、患者さんから、「保湿の塗る量がわからない」と聞かれることがあります。

 

「塗る量」に正解はないし、その時々によって違うと思います。

ハンドクリームと同じような感覚だと思うんですけど。。。

ハンドクリームの量に悩む方は、あんまりいないと思うんですよね~。

顔も手も、同じです。

自分の体だし、同じ肌です。

手のほうが、脂分は少ないですが、たくさん塗ったら、ベタベタし過ぎて、手を使うのに気になるし、少なかったら、なんかまだ乾燥しているな~、もうちょっと足しておこう、と追加されませんか?

その日の肌の調子や、手を使う回数、過ごす環境によって違うでしょう。

よく紙を触る時(段ボールとかもね)や、よく手を洗う日、大掃除する時など、手指はガサガサになりますよね。

その場合、一度にたくさん塗っても、塊をのせておいても、なんかについて取れちゃうし、そこまでつけなくても、滑ってしまって、いろんなものがつかみにくかったり、と困る時は、少な目にする代わりに、塗る回数を増やしませんか?

顔も同じです。

まずは、保湿の話から。

ホントに合っている化粧品であれば、たくさん塗りすぎても、そんなに困ることって、あんまりないと思います。

(変な成分が入っているものは、もちろん論外です。変な成分が入っていると、たくさん塗れば塗るほど、どんどんお肌はおかしくなりますからね。)

種類にもよりますが、クリームやワセリンやオイルなど、肌の調子によったら、ニキビが出る時が、ひょっとしたらあるかもしれませんが。

 

足りないのかも。。。あるいは、足りてるのかな?って、思うんだったら、もっとたくさん塗ってみたらいいんです。

それで、困るかどうかを様子を見たらいいです。

それで、困ったことが起きたら、多すぎたんだな、とわかるわけです。

ハンドクリームと同じですね。

 

保湿の場合、例えば、朝の洗顔後、たくさん塗りすぎると、その後の日焼け止めやファンデーションが、滑ってつかない、ダマになる、よれる、ってことになりませんか?

困りますよね?

そりゃ、塗りすぎでしょ。

(保湿と、日焼け止め・ファンデが、それぞれメーカーが違って、相性が悪いということはあるでしょうけど、大半は、塗りすぎでは?)

 

昼間だったら、起きていて、乾燥しているのかどうかわかるわけですから、朝塗ったのが足りなければ、途中で塗り足してあげればいいだけです。

まさしくハンドクリームと同じです。

足りなければ足す。

それだけです。

 

夜はさすがに寝てしまうと、塗り足せませんからね。約6~7時間、足せませんよね。

所詮、何で保湿したところで、蒸発して乾燥する時は乾燥しますから、乾燥したら足すしかないんですよ。

でも、足せない。。。

だから、どのメーカーでも、夜用の化粧品は、濃いめになっていたり(油分が多いというか)するのでは?

日焼け止めもファンデも塗らないから、濃いのを塗っても、滑ることも、ヨレることもないですしね。心おきなく、濃いのが濡れますよね。(濃いのが塗りたい方はね。)

化粧品の場合、特殊なものを除いて、やっぱり油分が多いほうが、蒸発も遅いです。

水っぽければ水っぽいほど、蒸発は早いです。

なので、化粧水をいくら足しても、入る量は決まってますから、化粧水を延々塗っている方には、サッサと乳液やクリームか美容液でも、油分を足せば?と思います。

時間ももったいないし、その時間、ず~っと肌をいじっているわけですから、触る刺激のほうがよほど心配です。

 

逆に、量が少なすぎるのも、アウトですね。

顔の肌の上で、絶対に摩擦を起こさせない!

これが、塗る最低量の目安だと思います。

顔の上で、直に伸ばす場合、スルスル~っと伸びるヤツ、ピャ~っと塗れるヤツ(よくわかりませんよね。。)、とにかく顔の形が変わるほど、ホホの皮膚が動かさないと塗れないなら、顔の上で伸ばしたらいけません。

(それは、硬めの質感の化粧品なので、いわゆる「塗りやすい」化粧品ではありません。)

量が足りないと、「塗りやすい」化粧品であっても、ホホやら皮膚が動きますから、それは足りない証拠です。

もっとたっぷり塗りましょう。

それで、塗りすぎたな、と気づいたら、手の甲とか腕に、ぺたぺたつけたら、体も保湿できて一石二鳥です。

あるいは、アゴ下~首~デコルテに、伸ばすか。

(アゴ下~デコルテにしても、擦ってはいけません。無理して伸ばす必要はありません。結局、首やデコルテ、足りなくなりそう、擦りそう、というなら、さらに量を首とかに足せば済むかと思います。)

体中、擦っていいところは、どこにもありません。

 

「塗りにくい」保湿の場合はどうしたらいいか?

ホントにそれが塗りにくいかどうかは別として、「塗りにくいな、硬めかな。」と思うなら、塗る時に、皮膚が動かないと塗れないくらい、うまく塗れないなら、両方の手の平に多めにとって、両手ですり合わせます。

「すり合わせる」というと、またやり方を間違える方もいるかもしれませんから、もう少し詳しく。

手の体温で温めるように、何度か手の平同士をこすり合わせましょう。

(手のひらは、こんなのでこすり合わせたくらいでは、シミにはならないので安心してください。)

 

手のひら・指に保湿が取られますから、いつもよりも多めに、手に取ってくださいね。

 

その手の平を、顔の肌に、やさしく押しつける。皮膚の上にのせていくイメージですね。

顔を温めてあげるイメージですね。

この時は、ホントに、のせてくるだけで、ぐいぐい押したり、弾みをつけたらダメですよ。

 

真冬のとても寒い日、洗面所の化粧品も、結構冷たくなっていますから、(夏場はいいですけどね、冷たいと毛穴が一瞬、キュッとしまりますから。)、手の平で化粧品を体温になるべく近い温度にもっていけるわけですよね。

化粧品会社は、なんでもコットンで塗らせようとしますが、当院のスキンケアを受けていただいたいてる方には、「コットンで塗る」ということを一切止めてもらっています。

刺激しないように。

コットンを使わない分、メーカーの言っている量の、半分~3分の1くらいの量で、十分足りると思いますけど。

 

日焼け止めは、普段みなさんが塗っている量は、全然足りないと思ったほうがいいです。

特に、日焼け止めは、確かに、塗れば塗るほど、紫外線カット効果は強くなります。

場合によったら、朝たっぷり塗っていたら、お昼の塗り直しを省けたり、あるいは、もっと持ったり、といいことだらけです。

 

ただ、これもハンドクリームと同じで、塗りすぎたら、ファオンデ、のらないでしょ。

 

女性の肌は、とてもデリケートで、ホルモンのバランスで、脂っぽい日と、そうでない日と結構波があるでしょう。

その日過ごす環境によっても、早く蒸発しちゃうとか。

365日24時間、全部、自分で、結局は管理しないといけませんから、よ~くお肌を見て、観察してあげてたら、足りるてるのか・足りていないのか、わかると思います。

全部、うちに塗る量を聴きに来るわけにいきませんから、自分で、臨機応変に、その都度変えましょう。

 「ずっと同じ」というのは、四季のある日本では、なかなか統一することは無理でしょう。

どうぞご参考までに。

 

 

 

 

お待たせしました!

顔筋体操やフェイシャルヨガの本命です。

なかなかブログを書く時間がなくてスミマセン。なんか時間がなくて、うまく時間を作れない上に、もう冬眠するのか?!というくらい眠い日があります。

朝、起きたら、繭を作っていたりして。。。

(これは、冬眠ではなく、完全変態でしたね。

「変態」って、変質者のことじゃないですよ。蛹を経て、幼虫から成虫に変わることです。)

 

さて、顔筋体操の前フリを前にしましたね。覚えていらっしゃいますか?

本題です。

 

ちょっと前の学会だったかセミナーだったか、企業主催のものではなく、ちゃんとした学会主催のセミナーだったと思います。

こういうセミナーや講演会は、講演されるのはドクターだけではなく、企業で研究をされていらっしゃる方や全くの異業種の方(とは言っても、健康や美容・老化予防などに何かしら関係していらっしゃる職種)の講演もあったりと、全然違う世界のお話しがあることもあり、目からウロコで、ホホー!とタメになることもしばしば。

 

そのセミナーは、珍しく、顔筋体操というか、そういう講演内容でした。

美容医療をやっているドクターであれば、顔の筋肉を動かせば動かすほど、シワができ、しかもシワが深くなることはわかっているので、へ~?と思って、どんな内容かな、と待っておりました。

講師をされるのは、歯科衛生士の方で、その世界では、どうも有名な方です。

26歳くらいだったような。。。30歳にはまだなっていない若い女性でした。

でも、カリスマ歯科衛生士と、マスコミからは呼ばれそうな、経歴の持ち主だったと思います。

ハリウッドセレブだったか、いわゆるセレブのスゴイ方を顧客に持っていらっしゃるようです。

この若さで、スゴイですね~。ご自分のサロンというか教室というか、そういうのもオープンしておられるようです。

ははー!

 

さて、講演の内容ですが、歯科口腔関係の方は、よく噛め!とやはりおっしゃいます。

前にも言いましたように、歯やアゴの健康のためには、その他もろもろ合わせて、「よく噛む」ことは、そりゃ、いいことがたくさんあります。

でも、エラは大きく成長していきます。

長所もあれば、欠点もある、というか、なんでも二面性があるわけです。

よく噛む話も多少されたかもしれません。この辺はあまり覚えていません。

まあ、当たり前の話ですから。

 

それと、口腔内の健康の話だったかと。

口腔内を健康に保つためには、唾液の量というのが、実はとても大切で、年齢とともに、唾液は減ってきます。

唾液が減ることで、口腔内の洗浄がうまくいかず、口腔内にいらん細菌が増えたり、そのせいの口臭が出ることもあります。

唾液が少ないので、うまく消化もいきません。飲み込むのも、ちょっとつらくなったりと、年を重ねると、どなたでも、遅かれ早かれ、いろいろ出てくるのです。

 

「唾液を増やす顔筋体操」を伝授します!となり、さあ、みなさんもご一緒に!と声をかけられます。

 

さすが、有名な方ですから、(講演会も慣れていらっしゃるようで)、お話しがとてもお上手で、話も持って行き方、乗せ方がとてもうまいです。

こういう話で、人を引き込む、というのが、「カリスマ性」というものなのだな、と私は思うんですが。

 

唾液を増やす方法というのは、舌で、歯茎の上(唇と歯茎の間)をなぞる顔筋体操です。

芸人のシルクさんが、口の中をぐるぐる回しておられた、アレです。

前フリの話、覚えていらっしゃいます?

患者さんのお母様が、この体操をしていたって話。

唾液を出すためなら、それは、正解です!

(試しにやってみてください。その場所には、唾液腺がたくさんあるので、舌で刺激すると、唾液が確かに、ダ=っと出てきます。

おお==!!スゴイっ!!)

後日談ですが、先日来られた患者さんが、俳優の渡辺博之さんが、このグルグル体操をTVで、口の周りのシワが取れる、とか言って、放送されていたそうです。

シルクさん以外にも、多くのタレントさんが、TVで言っていた模様ですから、唾液の話でお母様がされていたのか、シワが取れると思ってされていたのか(シワは取れないでしょう。。)、それは、わかりません。

でも、唾液を出すために、食事前とか、口が渇いて困っている時など、刺激してあげるのは、健康のためにもとてもいいと思います。

(だからって、TV見ながら、何時間も、とかは、やりすぎだと思いますよ。

唾液の減る病気でもない限り、やりすぎはいけません。

なんでも、ほどほどに。。)

 

さて、その歯科衛生士さんに、一緒にやりましょう!と声をかけられ、私も含め、和まりのドクター方は、ぐるぐる回しておられました。

 

私は、目が悪く、普段はコンタクトレンズなんですが、過矯正はしていなくて、レーザーが当てやすいように、手元重視している程度にしか矯正していません。

学会会場やスライドによっては、とても見にくいことがあり、可能な限り、前のほうの席に座って参加していることが多いです。

ヘタすると、前から2~3列目に座っていることも多く、前から1~3列目くらいの、会場の左右の席だと、座長席や演者席・次演者席だったりして、周りに、結構学会の重鎮や有名な先生方がたくさん座っておられることがあります。学会にもよりますが。

 

このセミナーの時も、私は前のほうにいまして、私から見える席には、エライ先生方が座っていらっしゃいました。

一緒にやりましょう!となった時も、私から見える範囲では、先生方もされていらっしゃいました。

このあたりくらいまでは、おかしな話ではなかったんですが。。。

講演の後半くらいからか、半ばというか、ここからがどうも本番だったようで。。。

いよいよ、顔筋体操の始まりです。

患者さんの症例写真が出て、その方の勧めた顔筋体操で、目が大きくなった中学生の話とか、いろいろ。。

ほっぺを膨らますんだったか、口をすぼめるんだったか、なんか忘れましたが(やるつもりがないので)、法令線をなくすだか、浅くするだか、そのために、そのお勧めする顔筋体操をやろう!という話の流れでして。。。

 

「さあ!ご一緒に!」

と言われた時、私はもちろんやりませんし、私から見える範囲では、どなたもされませんでした。

(まあ、当たり前かな、と。)

後ろを振り返って見ていないので、一体どれだけのドクターが、その顔筋体操をされたのかは、わかりません。

ただ、その衛生士さんが、とてもとまどっていらっしゃって、(おそらく、全然誰もやっていないから。。。)、いつもの講演会であれば、ここは一番の見せ場なんでしょうね~。

一番会場が盛り上がるところで、和気あいあいと笑い声も出てくるところが、多分全然している人がいないようで。。。。

(まあ、当たり前かな、と。)

 

「みなさん、お疲れですかね。。。」みたいなコメントをされていらっしゃいました。

(おそらく、口の周りのグルグル体操は、みんなしてたんだと思います。

会場内は、和気あいあいで、「どうですか~?スゴイでしょう~!」みたいに、話が進んでいましたから。)

 

ホントだったら、この見せ場で、ワッ!と盛り上がって講演は終わるでしょうけど、しらけたわけではありませんが、シーンというか、盛り下がったというか、不完全燃焼な感じで講演が終わったように感じました。

200~300人くらいいるドクター相手(しかも美容専門の)に、よくこの人、講演、引き受けたな、とそのことに、私は感銘を受けましたね~。

 

ちなみに、顔も体と同じで、年と共に、顔の筋肉もたるんでいくし、ブルドッグみたいに、下に下がっていきます。

そりゃ、顔の筋肉も、ある程度鍛えられていて、しっかりと支持機能が保たれていれば、弛む・下に下がる、というのは、ある程度防げるのかもしれません。

ですが、顔と顔以外の筋肉の最大の差は、顔の筋肉は皮膚と一枚でくっついているんです。体はひっついていません。筋肉の複雑な絡み合いも、体にはありませんしね。

腕を動かしても、関節以外は、シワが出ないでしょ?

でも、眉毛を動かす、目をギュッとつぶる、口をすぼめるなど、筋肉を使えば、顔はシワだらけです。

顔の構造は、かまぼこ板と同じです。

板だけ動かす、かまぼこだけ動かす、って、できないんです。

筋肉が動くと、皮膚が絶対一緒に動きます。

筋肉は、伸び縮みをしますから、皮膚は、そのたびに、折りたたまれ、溝を作るわけです。シワの完成ですね。

同じ動きばかりしていると、溝が深くなり、シワは完全に固定してしまって、もう戻せません。体と全然話が違うんです。

筋肉だけ動かす、というのは、顔である以上、不可能なんです。

顔筋体操で、ほっぺの筋肉を鍛えれば、多少、法令線が下に下がるのが、マシになるのかもしれません。でも、マシになるほど、筋トレしたら、おそらく、法令線に、折りたたみジワは、かなりくっきり出ますよ。

表情の豊かな方、不自然に口角だけ上げている方もそうですが、口周りの筋肉を使うから、口周りにシワが多いです。仕方ないです。

法令線を浅くするのは、注入剤で比較的簡単に浅く見せることはできますが、表面の細かい、折りたたみジワは、結構消せませんよ。ある程度浅くはできるのはできますが。。。

ヒアルロン酸の柔らかいヤツや、水光注射(種類や手技にもよるでしょうけど)など、細かく打てば、多少マシにはなることもありますが、そういうのは、表面の浅いところに入れるの場合は、吸収も早いし、もちろん内出血・腫れのリスクもあるし、その割に、消せるわけでもなく、効果に患者さんが満足されるかどうかは、意見がわかれるところ。

法令線を浅くするほどの満足感は得にくいかも、トータルで考えたら。

 

シワ増やしてまで、マシになるかどうかもわからないタルミのために、顔筋体操をする意味が、私にはわかりませんね~。

こういうセミナーの場合、学会発表ではありませんから、講演をしてくださった方に何か質問をする(誰かが)というのは、マナーになります。

普通の講演であれば、どなたかが興味があるわけで、質問する人数を制限するくらいのことも多いです。

決まって、質問される先生もいらっしゃいます。

会場から質問がなければ、座長の先生が質問されたり、会場のどなたかに話を振ったり、と座長の先生の腕の見せ所です。

「質問をする」というのが、興味がある証拠、と言えば、そうなるわけですが、会場は、ものすごい数のドクターがいて、その前で、あまりに当たり前すぎる、今更そんなことも知らんの?的な質問だったら恥ずかしいですし、話もちゃんと聴いていないと質問も見当違いになったりしますし、(話が難しすぎて質問が出ないこともありますが)、考え方が違うからと言って、面と向かって難癖つけるというのもどうでしょう、という感じですし(学会発表は違いますよ。対極にあるドクターがいろいろ意見も言われて、活発に議論されます。)、反対意見の場合は、やんわりとご自分の意見を述べる、というのが大人なマナーですかね。

こういう講演会では、よほど有名なドクターでない限り、質問の前に、自分の所属と氏名・お礼を一通り言うのが常識と言えば常識です。

この質問をする、というのは、結構勇気というか、絶対聴きたい!と自分を奮い立たせないとなかなかできない(質問したくても)、ということもあります。(何百人の前で、自分が意見をするわけですから。演者でもないのに。)

 

さて、この講演が終わり、座長の先生が、どなたかご質問を、となりましたが、どなたも質問されません。。。

盛り下がったまま、というか、う~ん。。。ちょっと質問しにくいというか、次元が違いすぎるというか。。。なんというか。。。難しいですね。。

ドクターで、顔筋体操をしてタルミの改善!なんて、こういう場でもし言ったら、それでも医者か!と、あきれられて無視されるか、袋叩き(反論でね)か、どちらかだと思いますが、美容専門のドクターでない方に、ましてわざわざ講演をしに来てくださった方に、噛みつく人はさすがにいないでしょう。。おとなげないというか。。。土俵が違うんだし、ドクター何百人 VS 相手はお一人ですから、それもね。。。あんまりね。。。

 

すると、学会で知らない人はいない、というくらい有名な先生が、質問をされました。

お礼も述べられ、実におだやかに、スマートに、

「そういう体操をすると、シワが増えると言われていますが、その辺はどうですか?」

とものすごく丁寧に質問されました。

 

→「はい、それは私もわかっています。」

(そうか、わかっているのか。じゃあ、なんで?人にさせるわけ?)

「患者さんには、小さいシワと、大きなタルミと、どっちがイヤですか?とお話しして、選んでいただいています。」

自信をもって、はっきり元気に言われました。確信を持っておられますね~。

 

。。。。。。

 

ふ~む。。。。

そんなことを言われたら、誰だって、素人さんは、大きなタルミがイヤ、って言うに決まってるじゃないですかね。

実に、うまい言い方です。

勉強になりますね~。

こりゃ、素人さんは、やっちゃうな~。

 

前にも書きましたが、倍賞美津子さんのシワ。

あれを見て、「小さいシワ」と言える方、いますか?

私は小さいとは思いませんね~。

シワの出やすい皮膚や骨格の方って、いらっしゃいます。

白人とかそうです。

日本人でも、白人のような皮膚や骨格で、シワの目立つ・出やすい方って、いらっしゃいます。

表情が豊かなだけで、シワが増えていない場合もあるかもしれません。

もちろん、紫外線や活性酸素など、様々な老化の要素も加わってくるので、「シワ=顔動かしすぎ」というわけではありません。

ただ、表情ジワは、やはり動かしている回数に、かなり関わってくるでしょう。増強されるというか。。

 

その衛生士さんは、まだ20代と若く、顧客だという写真を出しておられたセレブ(だったか)の方も若く、まだまだみなさん、シワに悩む年齢ではありません。これからですね。

 

自分がとても信じていることを人に話してわかってもらおうとする場合、確信もあって、気持ちもこもりると、言葉に説得力があります。

いわゆる「カリスマ性」があると言われる方は、話の内容も話し方も上手で、言葉にとても力があるのを感じます。

そういう方が、自信を持って勧めるわけですから、鬼に金棒ですね。

そりゃ、素人さん、やるでしょ。

 

なんでもそうですが、プラセボ効果って、最初、2割くらいの方がよくなることが多いようです。

(昔、日本皮膚科学会で、アトピービジネスが大問題になった時に、アトピービジネスのプラセボ効果について、発表があり、最初、2割の患者さんが症状の改善を言われました。

例えば、たたの水道水を渡して、「神の水」とかなんとか言って、絶対アトピーがこれで治ります、とか完全に信じ込ませ、患者さんも信じた場合ですね。

あとの、7割は、不変と悪化です。

最初の2割も、効くわけありませんから、その後、不変・悪化に変わっていました。

信じることって、恐ろしいんですよ、ホントに。

なので、何の治療をするにしても、もうやるなら、「効く!」と思ってやるほうが、よりよく効くと思います。

どんなにいい治療でも、絶対効かない!とか、イヤだなイヤだな、と思いながら治療をしていると、多分、効きは悪くなると思います。

病は気から、っていうのは、正しいわけです。)

TVや雑誌やいろんな広告で、「劇的に効いた!」みたいな宣伝文句があり、何人かは、確かに効いたのかもしれません。

(いつまで効果が続いたのかは別として)

そういう意味では、「効いた!」というのは、ウソにはならないのかもしれません。

でも、医療は、それでは困るんです。

いくら個人差がある、と言っても、たまたま、この人には効いた、というのは、医療ではありえません。

病院行って、「たまたま効くかもしれない」薬や治療をされたら、困っちゃいますよね。

効く治療して~!ってね。

そんなのは、ただの、おまじないです。たまたま、その人自身の力で、良くなったんだと思います。たまたまね。

命のかかわる病気の話は、ちょっと置いておいて、

私たち美容医療をしている医者が求めるのは、ある程度なにかしらの効果をお約束できる治療や薬です。

その約束の裏には、ちゃんと科学的な実証があるものです。(実証の信憑性など細かい問題はいろいろありますが)

でないと、患者さんに、約束できませんから。「たまたま」では、医療は困るんです。

個人差ありますが、ちょっとでも少なくなるように、少しでも早く良く効くために、いろいろと検証したり、検証されているものを取り入れているわけです。

科学がキライな方は、クリニックには来ないで、頑張って、おまじないを続けてください。

個人の自由ですから~。

おまじないは、心の支えにはなりますが、大きな期待はされないほうが。。。所詮、おまじないですから。

(美容医療でも、あまりに大きな期待は禁物だというのに)

 

チチンプイプイ~♪