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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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たま~に、患者さんから、「保湿の塗る量がわからない」と聞かれることがあります。

 

「塗る量」に正解はないし、その時々によって違うと思います。

ハンドクリームと同じような感覚だと思うんですけど。。。

ハンドクリームの量に悩む方は、あんまりいないと思うんですよね~。

顔も手も、同じです。

自分の体だし、同じ肌です。

手のほうが、脂分は少ないですが、たくさん塗ったら、ベタベタし過ぎて、手を使うのに気になるし、少なかったら、なんかまだ乾燥しているな~、もうちょっと足しておこう、と追加されませんか?

その日の肌の調子や、手を使う回数、過ごす環境によって違うでしょう。

よく紙を触る時(段ボールとかもね)や、よく手を洗う日、大掃除する時など、手指はガサガサになりますよね。

その場合、一度にたくさん塗っても、塊をのせておいても、なんかについて取れちゃうし、そこまでつけなくても、滑ってしまって、いろんなものがつかみにくかったり、と困る時は、少な目にする代わりに、塗る回数を増やしませんか?

顔も同じです。

まずは、保湿の話から。

ホントに合っている化粧品であれば、たくさん塗りすぎても、そんなに困ることって、あんまりないと思います。

(変な成分が入っているものは、もちろん論外です。変な成分が入っていると、たくさん塗れば塗るほど、どんどんお肌はおかしくなりますからね。)

種類にもよりますが、クリームやワセリンやオイルなど、肌の調子によったら、ニキビが出る時が、ひょっとしたらあるかもしれませんが。

 

足りないのかも。。。あるいは、足りてるのかな?って、思うんだったら、もっとたくさん塗ってみたらいいんです。

それで、困るかどうかを様子を見たらいいです。

それで、困ったことが起きたら、多すぎたんだな、とわかるわけです。

ハンドクリームと同じですね。

 

保湿の場合、例えば、朝の洗顔後、たくさん塗りすぎると、その後の日焼け止めやファンデーションが、滑ってつかない、ダマになる、よれる、ってことになりませんか?

困りますよね?

そりゃ、塗りすぎでしょ。

(保湿と、日焼け止め・ファンデが、それぞれメーカーが違って、相性が悪いということはあるでしょうけど、大半は、塗りすぎでは?)

 

昼間だったら、起きていて、乾燥しているのかどうかわかるわけですから、朝塗ったのが足りなければ、途中で塗り足してあげればいいだけです。

まさしくハンドクリームと同じです。

足りなければ足す。

それだけです。

 

夜はさすがに寝てしまうと、塗り足せませんからね。約6~7時間、足せませんよね。

所詮、何で保湿したところで、蒸発して乾燥する時は乾燥しますから、乾燥したら足すしかないんですよ。

でも、足せない。。。

だから、どのメーカーでも、夜用の化粧品は、濃いめになっていたり(油分が多いというか)するのでは?

日焼け止めもファンデも塗らないから、濃いのを塗っても、滑ることも、ヨレることもないですしね。心おきなく、濃いのが濡れますよね。(濃いのが塗りたい方はね。)

化粧品の場合、特殊なものを除いて、やっぱり油分が多いほうが、蒸発も遅いです。

水っぽければ水っぽいほど、蒸発は早いです。

なので、化粧水をいくら足しても、入る量は決まってますから、化粧水を延々塗っている方には、サッサと乳液やクリームか美容液でも、油分を足せば?と思います。

時間ももったいないし、その時間、ず~っと肌をいじっているわけですから、触る刺激のほうがよほど心配です。

 

逆に、量が少なすぎるのも、アウトですね。

顔の肌の上で、絶対に摩擦を起こさせない!

これが、塗る最低量の目安だと思います。

顔の上で、直に伸ばす場合、スルスル~っと伸びるヤツ、ピャ~っと塗れるヤツ(よくわかりませんよね。。)、とにかく顔の形が変わるほど、ホホの皮膚が動かさないと塗れないなら、顔の上で伸ばしたらいけません。

(それは、硬めの質感の化粧品なので、いわゆる「塗りやすい」化粧品ではありません。)

量が足りないと、「塗りやすい」化粧品であっても、ホホやら皮膚が動きますから、それは足りない証拠です。

もっとたっぷり塗りましょう。

それで、塗りすぎたな、と気づいたら、手の甲とか腕に、ぺたぺたつけたら、体も保湿できて一石二鳥です。

あるいは、アゴ下~首~デコルテに、伸ばすか。

(アゴ下~デコルテにしても、擦ってはいけません。無理して伸ばす必要はありません。結局、首やデコルテ、足りなくなりそう、擦りそう、というなら、さらに量を首とかに足せば済むかと思います。)

体中、擦っていいところは、どこにもありません。

 

「塗りにくい」保湿の場合はどうしたらいいか?

ホントにそれが塗りにくいかどうかは別として、「塗りにくいな、硬めかな。」と思うなら、塗る時に、皮膚が動かないと塗れないくらい、うまく塗れないなら、両方の手の平に多めにとって、両手ですり合わせます。

「すり合わせる」というと、またやり方を間違える方もいるかもしれませんから、もう少し詳しく。

手の体温で温めるように、何度か手の平同士をこすり合わせましょう。

(手のひらは、こんなのでこすり合わせたくらいでは、シミにはならないので安心してください。)

 

手のひら・指に保湿が取られますから、いつもよりも多めに、手に取ってくださいね。

 

その手の平を、顔の肌に、やさしく押しつける。皮膚の上にのせていくイメージですね。

顔を温めてあげるイメージですね。

この時は、ホントに、のせてくるだけで、ぐいぐい押したり、弾みをつけたらダメですよ。

 

真冬のとても寒い日、洗面所の化粧品も、結構冷たくなっていますから、(夏場はいいですけどね、冷たいと毛穴が一瞬、キュッとしまりますから。)、手の平で化粧品を体温になるべく近い温度にもっていけるわけですよね。

化粧品会社は、なんでもコットンで塗らせようとしますが、当院のスキンケアを受けていただいたいてる方には、「コットンで塗る」ということを一切止めてもらっています。

刺激しないように。

コットンを使わない分、メーカーの言っている量の、半分~3分の1くらいの量で、十分足りると思いますけど。

 

日焼け止めは、普段みなさんが塗っている量は、全然足りないと思ったほうがいいです。

特に、日焼け止めは、確かに、塗れば塗るほど、紫外線カット効果は強くなります。

場合によったら、朝たっぷり塗っていたら、お昼の塗り直しを省けたり、あるいは、もっと持ったり、といいことだらけです。

 

ただ、これもハンドクリームと同じで、塗りすぎたら、ファオンデ、のらないでしょ。

 

女性の肌は、とてもデリケートで、ホルモンのバランスで、脂っぽい日と、そうでない日と結構波があるでしょう。

その日過ごす環境によっても、早く蒸発しちゃうとか。

365日24時間、全部、自分で、結局は管理しないといけませんから、よ~くお肌を見て、観察してあげてたら、足りるてるのか・足りていないのか、わかると思います。

全部、うちに塗る量を聴きに来るわけにいきませんから、自分で、臨機応変に、その都度変えましょう。

 「ずっと同じ」というのは、四季のある日本では、なかなか統一することは無理でしょう。

どうぞご参考までに。