ウワサのリッツカールトン京都のイタリアンレストラン、「ラ・ロカンダ」に行って来ました。
私の周りでは、評判の悪かった、リッツカールトン京都。。。
イタリアンに行ってきた患者さんの評判はとても悪くて、行っちゃあ、いけませんよ、とおっしゃるくらいでした。
どう悪いのか、というと、
量がむちゃくちゃ少ない!というのを力説されてました。
(この方は、わりとガッツリ派?かもしれません。)
その方の周りでも、量が少ないと、評判が悪かったそうで、みんなランチだから少ないんじゃない?とディナーに行かれ、結構な金額のコースを頼まれたそうですが、量が少なかったそうです。。
日本人の、若い人ではなく、年齢層が高めに設定されていて、量が少ないのでは?という話をしていると、あれは、欧米人は(少なすぎて)暴れて怒り出す量だ!くらいのことをおっしゃってました。
あと、スタッフの教育がまだまだ。。。
見た目がホテルっぽくない、京都によくある、高級マンションっぽい。。などなど。。
(積水だから?)
そう言われても気になる、リッツカールトン京都。
今日は、打ち合わせが短くて済むことが前もってわかっていたので、これはいける!と予約をして、ランチに行って来ました。
タクシー乗り場というか、降り場というか、そこにいらっしゃるのは、欧米人のベルマン(というのかしらん。。)。。日本語どこまでいけるの。。?
(帰りは、とっさに、「タクシー、プリーズ」と言ってしまいました。。情けない英語だ。。)
ホテルの敷地内に入って感じるのは、スタッフがいるようでいない。
タクシー乗り場に突然数人現れることもあるし(どこかで見ているのでしょうか)、一人だけのこともあり、誰かの対応をしていたら、待つしかありません。
そこから進んでいくと、人工の「川」というんでしょうか。夏は涼しげでしょうね。あやめだかカキツバタだか、どっちかわかりませんが、水辺に咲いていました。
出口のところに、レンタル用の、オサレな自転車が置いてあり、ミネラルウォーターとタオルがセットされていました。
そのまま進んで、建物に入るドアの前からの眺めです。
地下も見れるし、外に、ピンク色の八重桜がちょうど満開で、綺麗でした。
ドアのところに、ドアマンがいるわけではなく、(もちろん自動ドアですが)、一瞬、ここからでいいんやんな~?と焦ります。
中に入ると、レセプションというか、ホントにカウンター(置き家具の小さなものです)があり、ソファーセットが2組ほど。
狭いです。
ここじゃなかった。。?と思って、引き返しましたが、他に入口がなく、構造からいっても、この壁(みたいに見えている)がドアやんな。。?と近づくと、開きましたね~。
なるほど、冷やかしだと、ちょっと入りづらいかも。。
入ってすぐに、ロビーラウンジと
左側に、ピエールエルメのショップがあります。
その奥が、チェックインカウンターとラ・ロカンダです。
地下に、和食の水輝だったか。
それぞれは、ゆったりと作られてはいますが、一つの場所としては、狭い。
やはり小さ目のホテルなんですね。隠れ家っぽい、というか。
チェックインカウンター横のソファも、2セットしかありません。
全然関係ない人が座っていたら、すごく目立ちますね、これは。
チェックインカウンターのところには、着物を着たスタッフが何人かいらっしゃいました。
宿泊客は、欧米人がほとんどでした、この日は。(いつも?)
ラ・ロカンダのドアは閉っていて、開いていませんが、中からお客さんらしき方が、大勢出て来られます。
でも、開いていないんだよね。。?
仕方ないから、11時半の予約まで、チェックインカウンターのソファーに座って待ってました。(予約の10分か5分前でした。)
11時半を過ぎたので、行ってみると、やっぱりドアは閉まっているので、これは、閉めておくものなのか。。?と、開けて入ると、カウンターのスタッフは電話中。他にスタッフは誰もいません。
電話のあと、案内されたのは、バーのほうのソファー席。
まだ準備ができていないので、こちらでお待ちください、とのこと。
(いや、予約時間過ぎてますけど。。。?)
店内を見ると、テーブルセッティング中のところもあり、支配人かレストランマネージャーかわかりませんが、4~5人のスタッフとミーティング中。。。
。。。。う~ん、ランチの営業時間、始まってますけど。。
ミーティングとセッティングが済んで、やっとご案内していただきました。
スタッフが、ホントに少ないです。
ここで気づきましたが、朝食がさっきまでされていたんですね~。
それで、後片付けが間に合わず、ランチの準備が遅れていたんでしょうね。私の推測ですが。
ランチメニューですが、「少ない、少ない」と聞いていましたから、パスタランチは止めておこうと思ってました。
(パン食べ放題と聞いてましたが、パスタもデザートも食べるのに、炭水化物ばっかり食べ過ぎですものね。)
真ん中のコースが、パンと野菜たっぷりサラダとパスタと、魚か肉と、デザート(あとで知りましたが、ピエールエルメのアイスクリームでした)
肉は子羊で、魚は鰆でした。
私は良かったんですが、一緒にいった方がどちらも好みじゃなく、もひとつ上の、肉と魚両方のコースにしました。
普通だったら、量が多くて、ランチで両方って、あんまりしないんですが、少ない、少ないと言われているから、大丈夫かな、と一番上のコースに。
パン少し食べちゃいました。。グリッシーニも入ってました。
ホタテのグリル?名前忘れました。
下のソースがおいしい!
上ののっているのは、ビーツで、下にもビーツがあります。
このコースのパスタは、ニョッキです。中にパルメザンチーズが入っています。海老も一緒に入っていて、とてもおいしいですが、イタリアンで、これほどパスタの分量が少ないのは、確かに初めてみました。
鱈をパンで巻いてソテーされたものだったか。
国産牛のサーロインのローストだったか。
ピエールエルメのチョコレートケーキ?ではないです。
なんかチョコのムースというか、柔らかいチョコの塊です。
周りのソースは後からかけてくださいましたが、私にかけずぎて、連れの方には、ほんのちょびっとに。。ご愛嬌ですね。
アーモンドケーキがついてきて、一緒にどうぞ、と。
紅茶と一緒に出てきた焼き菓子。
味は、どれもホントにおいしいです。
パンも珍しく、全部いただいたので(お代わりはしていません)、結構お腹はいっぱいに。
さすがに、足りないとは思いませんが、魚・肉両方食べて、量がちょうどいい、というのは、やっぱり珍しいかも。。。
全体の量からしたら、炭水化物が多いのは仕方ありませんが(外食はどうしてもそうなりますよね)、野菜が少なすぎ。。。
次回は、真ん中のコースにします。
アラカルトにするか、もありですかね。
アラカルトだと、一皿の量も、もうちょっと多いのでは?
ただ、グラスワインもそうですが、値段設定は、かなりお高め。。
(グラスワインは、多分良いモノっぽい気がしました。なので、多少高いのは仕方ないのかもしれません。ボトルのほうがお得かな。。?いや、ボトルはボトルで高いのか。)
お客さんもマダムの女子会風が多かったですが、家族連れ(大人のね)や欧米人夫婦と友人、など、ちょっと他とは違う客層ですね。
お金持ちそうな方がとても多かったです。
予約した順に、いい席が決まっているようで、日曜日に電話して予約が取れたので(残りわずかとおっしゃってました)、壁側のお席でした。庭は全く見えません。
広めの席ですし、ソファーは気持ちいいから落ち着きますけど、昼間は、お庭に面したほうがいいな~、私は。明るいのが好きです。(日光にあたっても。)
ウワサの個室です。どっかの別荘の一室を移築したんでしたっけ?
最初に、よろしければ、見学もできますので、とおっしゃってましたが、食事の後、ホントにスタッフの手が足りなく、「見学したいんですけど~。」なんて、よう言わん。。。
サービスしてくださった方は、頑張っておられるのがとてもよくわかりました。
その辺は、リッツらしいですね。笑顔がいい!
(電話予約も感じは良かったですが、なんか心配になることがあって、ネットでも予約が取れていなかった、と書いておられる方がいたので、心配になって、前日に予約が入っているのか、確認電話をしました。)
圧倒的に、スタッフの人数が足りないのでは。。?
レストラン予約の電話も、いつ電話しても、「回線が込み合っております」と言われましたが、対応できるスタッフとかかってくる電話の数とが、合っていないんでしょうね。。大変そうです。ご苦労様です。
開業されて、2か月でしたっけ?
引き続き、スタッフを増やして、頑張ってください!
そうそう、ビックリしたのが、1階のトイレ。基本、誰でも入れるトイレ。
手洗い場に、ちゃんとしたハンドタオルが置いてありました。
その昔、大阪のリッツカールトンでは、開業の時に、1階の誰でも入れるトイレに、同じように、ハンドタオルを置いたら、あっという間になくなって、(みんな勝手に持って帰るから。これを、「泥棒」といいます。)、あっという間に、ペーパータオルに変わったというお話。。。なんと治安の悪いことか。。
(レストラン内のトイレは、ちゃんとしたハンドタオルですよ。)
京都は、大丈夫なんだ、とちょっと嬉しくなりました。
開業当初(ものすごい混雑と聞きました)はどうされていたのかわかりませんが、大阪は今でも1階は、ペーパータオルですから。。。京都の場合、2か月でハンドタオルに変えた、とは考えにくいかな。ずっとハンドタオルなんでしょうね。
(大阪みたいに、持って帰らないでくださいね。)
ピエールエルメだけ買いに来ることはできますが、わかっていないと、ちょっと入りづらいかも。。人が全体に少ないのでは、結構目立ちます。
(土日は知りませんが。)
景観のために、低層に、ととてもありがたいお話し。京都のホテルで、地上3階なんて!
京都ホテルも見習え!という話ですかね。
部屋の窓がとても大きく、贅沢な作りになっているのは、外から見てもよくわかりました。
一見地味な感じで、ホテルっぽくないというか、周りになじむように、という配慮でしょうか。シンプル和モダン、といいますか、これはこれでアリでしょう。
大阪や東京のリッツと同じと思っていると、全然違うので。
中は窓のあるところ以外、間接照明で、結構暗いです。特に、トイレはとても暗いので、化粧直しは、ちょっとやりづらいかも。。もうちょっと明るくてもいいんじゃないかな。。
頑張れ!リッツカールトン京都!
落ち着いたら、スパに行きたいです。
早く人数を増やして、HPも、完成させてください。
あれが完成なら、ちょっと情報少なすぎ。。。