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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ホーム > 2014年04月23日



ヒアルロン酸の続きです。

ヒアルロン酸は、私もちょっと顔に入れていますし、レディエッセにしても、ボトックスにしても、顔のアンチエイジング治療には注入剤は必要不可欠だと思います。

どこまで、どう入れるのかは、好みが分かれるところですが、注入剤ならではのメリットがあり、(デメリットもありますが)、それなりにとてもいいものです。

でも、どうせ入れるなら、自然にいい感じで入れたいと思うのは私だけでしょうか。。

誰から見ても、不自然にまるわかり、って、ご本人はホントに幸せなのかな。。?

まあ、ご本人にしかわかりませんが。。。

ホントは、生まれつき美人みたいに、いつまでも若々しい美人みたいに、なりたかったんじゃあないのかな。。。

ちょうど良く、というのが、年を重ねるほどに難しくなるので、ちょっと足りないかな。。?そうでもないかな。。?くらいが、不自然ではなくて、でも完璧ではないけど、いい感じ。。?

ここで欲をかいて、あと、ほんの少しだけすると、もっと良くなるんじゃない?!とやってしまうと、うまくいく場合もあれば、イタイことになったりするという、加減がホントに難しいところなのも事実です。

レディエッセなのかヒアルロン酸なのか(頬の場合は、目のすぐ下まで入っている方も多いので、ヒアルロン酸のことが最近は多いんでしょうか。。)、最近、素人さんでも芸能人でも、ホントに増えましたね~。

特に、TVでは、40代もそうですが、50代以上の、名前も知らないタレントさんが、情報番組のレポーターで、街中散歩みたいなコーナーで、自然光に照らされて(スタジオの照明ではなく)、イタイことになっていることが増えましたね。。

顔、パンッパンッ!!

これを、「ハリ」というのか?!腫れてるんじゃ。。。

目のすぐ下から、フェイスラインまでパンパンに膨れ上がり、ぽっちゃりされている方(柳原加奈子さんみたいに)が顔が丸くて、ほっぺたがぷっくりしている分には、全く不自然ではありませんが、ガリガリの細い体に、アンパンマンみたいなデカい丸い顔って、どう考えてもおかしいと思いませんか?

たま~に、生まれつき、そういう顔の人、います。(学生時代に、顔だけ丸くてデカい子って、いた気がしませんか?なので、いるような気がします。最近は、あまり見ないというか、昔がわからないので、生まれつきなんです、と言われても確認しようがないからかもしれませんが。

でも、芸能人の場合、デビュー当時の映像や写真が残っているし、懐かしの映像、とかで、昔の顔が出てくるから、全然違うやんっ!!とわかってしまいますよね。

まあ、TVに出ている方は、その辺はもう開き直って、されているんでしょうけど。

久しぶりに出てきたタレントさんが、またもやパンパンで出てきて、入れすぎなのか、口元から下にむかってのライン(マリオネットライン)が逆に目立ってしまっていたり。。。

(あそこまでパンパンじゃなければ、マリオネットラインは、そこまでひどいモノでは全然ないのに、パンパンにするから、余計にちょっとしたタルミが逆に目立つ、という皮肉なことに。。)

若い方のフェイスラインって、スーッとアゴ先から耳にかけて、綺麗なラインになってますよね。ガタガタしていないですよね。

ところが、年をとってくると、マリオネットラインができ、フェイスラインが逆三角形の綺麗なハート形が崩れ、四角く台形型に近づきます。

アゴ周りからフェイスラインの段差を修正するために(ガタガタのない、一直線にするために)、その段差に注入剤を入れて、段差をなくしたりします。

そうすると、綺麗な一直線になって、若々しく見えます、というか、見えるはずです。

私にも、その段差があります。

そこに何か入れようかなと思う時もありますが、私は元々顔が丸くて、脂肪はたっぷりついているので、脂肪を取るならまだしも、入れて膨らますのか~、と。。。

だって、顔、大きくなるじゃないですか。

こうやって、どんどん段差を全て無くそうとしていくと、アンパンマンに。。

ちょうどいいくらいで止めればいいんですが、自分で自分の顔に入れるのに、私の言うところの、微調整って、やる自信がありません。

ただでさえ、鏡を見ながら、手の向きが反対で、ボトックスはできても、充填剤(ヒアルロン酸やレディエッセのことです)は難しい。。入れすぎたくないから。

入れる深さもとても大切なので、自分の顔にレディエッセは入れないですし(浅いところに万が一入ったら、エライことですから。できるかもしれませんが、なるべく危険はおかしません。

ドクターによったら、されているでしょうけど、私は、自分の顔に針を刺す、って慣れているとは言っても、患者さんにしている数よりは、圧倒的に経験が少ないわけで、やっぱり、ちょっと気合いも時間もいります。

手の向きが変わるので、やりづらいこと、この上ないです。

メンドクサイんです、自分の顔に入れるのって、私にとっては。なので、しょっちゅうもやらないし、そういう意味では、自己注の経験は言うほど増えませんよね。

芸能人以上に、美容医療をやっていることが丸わかりの女性の集団が、実はあるんです。

それは、美容関係の学会やセミナー会場です。

セミナーの種類によったら、半分くらいは、まだ美容医療をされたことのないドクターで、そうあまり目立ちませんが、本格的にされているドクターが大勢いらっしゃるようなセミナーだと、いわゆる美魔女みたいな、同じようなメイクをして、髪も綺麗にセットされているか、巻いてあるか、とにかく綺麗にされていて、スタイルも年齢を感じさせないくらい抜群で、ブランドの洋服を着て、ブランドのバッグを持って、とても華やかで綺麗です。年齢不詳の方も大勢いらっしゃいます。

まさに、TVや雑誌で出てくる、「女医」そのままです。

男性ドクターで、女性ドクターほど自分の顔に美容医療をしているか、というと、これがそこまでではないようです。

もちろん、みなさん、新しい治療など、ご自分の顔で実験もいろいろされているでしょうし、定期的にされている方も大勢いらっしゃると思うんですが、女性ほどには目立ちません。むしろ、「先生は何もされないんですか?」という見た目のドクターもいらっしゃいます。

(日焼け止めなどのスキンケアは、それなりにされていらっしゃると思いますが)

まあ、自然というか、同じ年齢の男性よりも、少し若く見える、というくらいにはされていらっしゃると思います。

(女性同様、バンバンされている男性ドクターもいらっしゃると思います。)

どうして、それほどの差が出るのかというと、女性の場合、最近やり過ぎでは。。?と思われる方が増えてきました。。

全然シワがない、話していても、どこにもシワが寄らない(ボトックスを顔中にやっていると思われます)、そして、何故か、顔がパンパンなんです。。。

目の下から、異様に膨らんでいて、そのまま頬へと。。。アンパンマンならぬ、パンパンマンです、いや、パンパンウーマンというのか。。

フェイスラインまで丸くされている方は、まだあまり見たことないですが。

(顔の形は、ハート形にする、というのは、美容医療においては、常識なので、みんな、これを目指すわけですから、アゴ~耳へのラインは、みなさんこだわっていらっしゃると思います。)

あの先生、あんな頬っぺた、膨らんでいた。。?!ということもしばしば。。

なんでかな~?と、私なりに考えた結果ですが、

さっきも言った、美しい女医さんたちというのは、体型にもものすごく気を遣っていらっしゃいますから、みなさん、細いです。

私も見習わないといけないのですが。

こういう細い女性というのは、40代、50代となっていくにつれ、もっと脂肪が落ちてきて、顔はヘタすると痩せこけてきます。

脂肪って、若さの象徴なんですね。

50代以上になると、ある程度、小太りのほうが、若々しくは見えるんです。流行りの服は似合わなくても。

モード系ではなく、見た目は婦人画報系というか、コンサバな服しか似合わなくなっても、温泉とかで裸になったら、ガリガリの方と小太りの方では、見た目の印象が違います。こういう細い方というのは、太れる体質ではないんですよね。

(40~50代にかけて、どんどん太ってしまう場合もあります。これは、太りやすい体質の方です。閉経で拍車をかけることが多いです。)

小太りの方は、顔にも脂肪がたくさんついていますから、シワも少ないです。脂肪で伸びてるんですね。ちょとずつ太れば、シワは消えますよね。

でも、どこかで脂肪の重さに耐えられなくなって、下がります、弛みやすいのです。重いですからね。

頬のトップの高さも、下がりやすいのは下がりやすいんですけどね。

なので、フェイスラインは、ボテボテです。

でも、痩せている方は、顔も痩せちゃって、フェイスラインに弛む脂肪もありません。綺麗なラインですが、顔は、皮膚と骨っぽくなっていることがあり、頬がこけたり、頬全体のボリュームが減ったりしてきます。

痩せと小太りも、多少、年をとってくると、目の下の凹み目立ってきます。

目の下が脂肪で膨らんでくることもありますが、この凹みは、年齢に関わらず、疲れて、老けて見えますよね。

痩せている方だと、この凹みから、頬のボリュームのなさが目立つので、例えば、目の下の凹みにだけ、ヒアルロン酸を入れても、頬へのつなぎ目というか、一連の流れがちょっと不自然なこともあり、(そこだけ膨らんでてもね)、どんどんいっちゃうんでしょうか。。止められない、止まらない~♪

私が自分で自分の目の下の凹みにヒアルロン酸入れたのって、去年のいつでしたっけ?9月くらいでしたっけ?

針が細すぎて、ムーっ!!と無理やり入れたので、手の向きもムチャクチャで、入れすぎてしまい、だいぶ落ち着きましたけどね、修正どうすっかな~、ほったらかしにしていました。めんどくさかったから。

どうせ、ヒアルロン酸だから、すぐに吸収するし、まあ、いいや、と気にしていなかったんです。凹んでいるよりは、疲れて見えなくなったので、まあいいや、と思っていたんです。

どころが!

この新しく導入したヒアルロン酸が全然吸収しなくて、いや~、業者さんの言っていることは、ホントでしたね~。(入れすぎたってのも、ありますが)

まだ、残っています。長いな~。

こんなに持つとは思いませんでしたよ。

最近、疲れると、ゴルゴラインが見てることがあり、それが目の下のラインとつながって、あ~、疲れてんな~、と思うことがあるんですが、これにちょっとだけ、ヒアルロン酸入れてあげるといいんだろうな、とふと今日思いました。

多少の入れたところと、頬のゴルゴラインにつながるところに、微妙~な段差があり、こんな微妙な差、自己注でようやらん、と思わず引いてしまいますね。。

ドカーン!と入れるのは、入れた後、形を整えたらいけるかもしれませんが、微量はね、深さも大事だし、そうやって、調整している間に、どんどん膨らます羽目になって、パンパンマン、いや、パンパンウーマンになってしまったら!!と、怖くて、怖くて、やれませんね~。

(怖いと言うより、メンドクサイんですよね、実際やっぱり。自己注でカニューレ(先の丸い針。カニューレを入れる前に、別の針で孔を空けて、下準備などがいるのです。これがまた、自己注するのもメンドクサくて、自分の顔だからと、テキトーに急いでやって、内出血が出て、でも、自己注で両手塞がっているから、あまり出血を止めることもせず。。と、考えるだけでもメンドクサイのに、そこまでしてやって、パンパンマンになったら!悲しすぎる。。)で微調整なんて。。。新しいカニューレを導入する時に試すか、仕方ないから、というくらい、メンドクサくて、やりたくないです。。

そこまで気にしていないし。パンパンマンのほうが、私はイヤだな、でも、ハタから見たら、「先生も入れたらいいのに、」と思われているのかしらん。。

(とりあえず、この連休の間のどっかで、タイタンをやろう~っと。

タイタンは便利です~。内出血も痛くもないし~。)

太っている人って、顔の大きさの自覚があるので、何かを入れて膨らまして、大きくする、っていうのは、積極的ではないような気がします。

でも、深いゴルゴラインは、みんなイヤですよね。

浅いゴルゴラインはね~、入れるのかどうかは、好みですしね。(お金かかりますからね。)

あ、患者さんは、気になったらされたらいいですよ。自己注ではないので、微調整はいつものことです。

疲れた時の顔で入れたら、疲れていない時に、ちょっと膨らみ過ぎ、という危険もあり、むくみやすいんでしょうけどね。

(そういう方は、タイタンでむくみとってください。)

頬がこけている、顔が痩せている方から、私はよく、「先生みたいな頬っぺたになりたい」と言われます。

(自家培養の天然モノですからね。)

痩せとデブの宿命ですね。

おデブんは、顔、こけたり、ボリューム減らしたいんですよね。。

ああ、、早く、トゥルスカの顔バージョンが出ないかしらん。。。

(頬のトップはやりませんけどね。マリオネットラインの外側の脂肪ですね。ブルドッグみたいなところ。これは、痩せている方でもちょっと出ますから、ここの脂肪は、ちょっと減らしたいところです。)

パンパンマンになってしまった女医さんは、それで満足されているんですよね。。?

私の目の下みたいに、入れすぎて、まあ、いいか、っていうレベルなのかしらん。。

初診の患者さんで、「○○クリニックに通っていたけど、先生の顔がおかしいから(パンパンマンだったり、顔面シワなしボトックス星人だったり)、同じ顔にされたらイヤなので、ここに来ました。」「タイタンをやりたかったのに、注入を勧められて、先生の顔が膨らみ過ぎていて、怖くて。。」という方が、時々混ざってきます。

そういう方は、うちに来られたらいいですよ。

人の好みは、それぞれですからね~。

(そのうち、パンパンマンが、スタンダードになったりして。)

でも、パンパンマンやボトックスやりまくり星人がお好きな方は、私はようしませんので、パンパンマン先生のクリニックにどうぞ。