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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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ちょっと前ですが、姫路のエステで、脱毛をお客さんにしていて、火傷を大勢に負わせたとして、医師法違反で逮捕されましたね。

検索をかけたら、こんなサイトを見つけたので、貼っておきます。

http://datsumou-news.com/

どこのどなたが作ったサイトか全然わかりませんけど。。。エステの脱毛で逮捕された記事ばっかり載っていたので。

これだけしか逮捕されていないのか、と逆に思っちゃいましたけど、以前より逮捕が増えていると思います。

最近は、エステでも、「永久脱毛」と言わなければ、違法じゃない、みたいに言っているエステ店もあるようですね。

「一時的な脱毛だから」と。

そこまで言うなら、広告や値段表に、「脱毛(一時的)」と書け!と思います。

そこまでちゃんとお客さんに堂々と知らせているなら、まあ、アリじゃないでしょうか。

どうせ脱毛できないんだから、「除毛」と書くべきと私は思います。

エステ協会側は、「除毛」「減毛」と言うように言っているはずが、エステ店が全然守っていないという実態も問題です。

 http://www.jsa-cpe.org/press/developments/

「脱毛」って宣伝されていたら、みなさんは、「=永久脱毛」って、思って、エステに行くんじゃないですかね。

「永久」って、一体いつまでかかるの?「永久にやれってこと?」と疑いたくなるくらい、恐ろしく時間がかかっていたら、「なんか思っていたのと違~う!!」と誰でも思うんじゃないですかね。

宣伝自体が、詳しくは言っていないけど(あんまり言うと、誇大広告や違法行為になるから)、消費者にそれと勘違いさせるように、うまくもっていく、という最近よくあるパターン。。。

騙されるほうが悪いのか、騙すほうが悪いのか。。

いや、騙すほうが悪いんですけどね。

何も知らない方であれば、そのまま信じちゃいますよね。だって、「ウソ」だなんて、疑わなかったんですものね。

そういう時は、公共広告機構や消費者庁に、誇大広告だったり、紛らわしい広告だと、文句を言うべきではないでしょうか。

みんなで、この広告、おかしい!と言えば、数がそろえば、行政指導が入ると思います(おそらく)。

さて、この逮捕されたエステですが、私は朝の情報番組でちらっと見ただけなんですが、その情報番組の報道によると、「医療機器」を使って、脱毛行為をやっていた、とのことでした。

そして、写っていた機械のうちの何台かは、美魔女で有名な雑誌が、今年はこのメーカーの機械がスゴイ!と絶賛していたメーカーの機械が見えましたが。。気のせい。。?

この時の報道では、「どうして医療機器がクリニックではないエステで使えたんですか?誰でも医療機器が購入できるんですか?」と司会者やコメンテーターの方が聞かれて、担当の方が、「購入できます」と返事されてました。。

朝の情報番組とはいえ、ちゃんと調べて報道しろよ!と思いましたね~。

医療機器は医師免許がないと購入できません。

当たり前です。

誰でも買えるのに、なんで、「医療機器」やねんっ!

そんな恐ろしいこと~!

火傷したら、どうするんですかね。医者でもないのに。皮膚が診れるわけないでしょ。

お鍋で火傷して、オロナイン塗ったらいいや、という問題ではありません。

他人からお金をもらって、施術して、しかも火傷という健康被害を起こして、そりゃ、逮捕されるでしょう~。

エステ店がお客さんに火傷させて逮捕は当たり前ですが、使っていた機器が、医療用なのか、エステ用なのか、詳しく載っている記事が見当たらなくて、私の見た番組は、「医療機器でした」という情報だけでした。

中国製のなんちゃって医療機器そっくりバージョンの機械というのも、あるようですが、本物かどうかは、報道で映された機械だけではわかりません。

医療用の機械を作っているメーカーの中には、エステ用の機械も作っているところも実は結構あるようで。

もちろん、それが悪いわけではないんですが。。

エステ用は、パワーを落として、効果が出ないように(?)、してあるようです。

ただ、それでは、エステ側も困るわけで。。。

エステ用として購入しておいて後から、パワーを上げられるように工夫されていたり、設定を後からメーカー側から変えてもらうのか、どこまで約束されて購入しているのかは、わかりかねます。

また、メーカーによったら、クリニック用とエステ用と、見た目を全く同じにしておいて、搬入する時に、こっそりエステに、クリニック用を搬入してあげるという、裏ワザを使うメーカーもあるようです。

もう買ってくれたら、誰でもいいんですね、メーカー側も。

担当者にもよるのかもしれませんし、エステ担当と、クリニック担当とで、担当者が全然違うのか同じなのかは、知りません。

そういうメーカーと付き合いがないので、直接聞いたことがありませんので、わかりません。

ウワサはチラホラ。。。まあ、敢えて名前は出しませんが、ヤバいヤバいことをしている企業もあったりするようです。

で、エステ店が逮捕されて、ヤバいことをしていたことがばれて、学会出入り禁止になったりということもあったそうですよ。

そういうことをしている企業も、素晴らしい技術はもっていたりするので、医学の発展のために、正しく使っていただきたいものです。

(エステ相手に儲けたお金が、技術開発に遣われているんでしょうか。。

売る方が悪いのか、無理して作らせるほうが悪いのか、欲しがるほうが悪いのか。。)

ちなみに、うちのタイタン・ジェネシス・ライムライトのXEO、トゥルースカルプを売っているキュテラ社は、そういう会社ではないので、どうぞご安心ください。

前にも書きましたが、エステの脱毛で、もし火傷など困ったことがあったら、皮膚科に受診して、診断書をもらって、警察に行ってください。

「一時的な脱毛だから違法じゃない」とかわけわからんことを言っていても、火傷させたら、その時点で、医師法違反です。

本当に違法じゃないというなら、警察に決めてもらってください。

本当の大手エステは、脱毛メニューがほぼなくなっているんじゃないでしょうか。

一流ホテルに入っている、高級エステサロンには、光脱毛・針脱毛のメニューは絶対にありません。(ワックスはあるかもしれません。ワックスは、医療行為ではないので。)

どうしてか考えたことあります?

お客さんに、何かあったら、逮捕されるし、違法行為ですから、ホテル側もそんなエステ、絶対に入れません。信用問題ですから。

火傷させないくらいのパワーであてたらいいんじゃない?となるところが、そんなの効くわけないですから、お金も時間もムダです。

どんなに安くても、本当~に時間のムダっ!!

さっさとクリニックで脱毛すれば、短期間で済む話が、延々とエステに引っ張られるから、その間も剃り続けるわけで、その刺激で反って、毛深くなってしまった患者さんを大勢見てきました。

ホントにロクなことがない。。

こんなに、美容クリニックが増え、「脱毛は医療機関で!」と、以前に比べたら、わりと見かけるようになったと思うんですが、それでも、まだまだあやしいエステで脱毛に行く方、エステもクリニックも同じだと思っている方の、なんと多いことか!

嘆かわしい。。。

ちょっと知っていたら、ネットで検索かけたら、エステはおかしい、ということがわかりますが、疑わなければ検索かけませんものね。

どうして、そこまで消費者側が、「脱毛と言えば、エステ」となっているかというと、雑誌やTVがかなり悪いんじゃないですかね。

(TVで、エステの脱毛を紹介するのは、最近減ってる気が。。。かなりやばいからかな。)

雑誌の後ろのほうの広告やフリーペーパー紙の広告で、たくさん載っているのは、仕方ないとして、途中の記事で、「ムダ毛特集」とかがあれば、平気で、クリニックとエステの脱毛を並べて紹介していますよね。

クリニックのみで、エステ脱毛を載せていない雑誌って、まあ、見たことないかも。。

「確実にしたい方は、クリニックへ」とまだ書くようになっただけ、マシですが、エステの脱毛に関しては、「回数がかかる」「美肌になる」とか書いてあります。

「回数」って、一体どれくらい。。。?一生やるの?20回なの?30回なの?そしたら、終わるの?ってか。。

「美肌になる」って、誰が言ったの?証明されているの?消費者センターに火傷の被害がたくさん報告されているというのに、「火傷=美肌」なの?

と、突っ込みまくりの記事だらけです。

雑誌側としては、エステサロンは、スポンサーですから、そこが困ることは、そりゃ言わないし、記事にも載せたくないし、スポンサー降りられたら困りますからね。

中には、ヨイショ記事も載せておかないと、となるんでしょう。

載せたくなくても、そこな載せないといけない、という大人の事情なんでしょう。。

でもね、読者は、それを信じて、エステに行くわけでしょう。

だって、雑誌に、いいことばっかり書いてあるんだから、記事として。

そんな記事ばっかり載せて、読者を誘導するようなことばかりしていたら、そのうち、雑誌自体が、「誇大広告」「違法行為に誘導させられた」と、訴えられる時代が来るかもしれませんね。

最近の雑誌のやらせ記事・ヨイショ記事は、ひどいものはひどい。。。

みなさん、わかって記事を読んでいると思っていたら、そのまま信じてる方も結構いらっしゃるようで。。。

(だから、悪徳エステはなくならない。。)

あれだけ、誰かがなんか言ったら、「発言に責任もて!」とかマスコミは大騒ぎするクセに、自分たちの報道(広告含む)には、とても甘いと思うのは私だけでしょうか。

情報番組で、そんな揚げ足とるんだったら、記事の内容に、もっと責任を持ってほしいです。

こういうのって、どこに言えばいいんですかね。。

せめて、エステの管轄が、厚労省になったらね~。

(なった瞬間、エステの脱毛・ピーリング・などなど、無くなるメニューが続出するでしょうね~。

要は、やり方によったら、健康被害が起こる可能性のあるものは、全て禁止です。

だって、なにかあった時に、対処できないから。)

私は、エステサロンは好きですし、旅行の時とか、旅行じゃなくても、たま~に行きます。リラクゼーションしに。

ボディのアロママッサージは大好きです。

「癒し」に徹してほしいものです。医療では、「癒し」はなかなかできませんからね。

海外のサロンに比べると、日本のエステのレベルが低すぎです。。

おかしな商売というのは、昔から無くなることはありません。手口が変わるだけです。

騙されないように、消費者が賢くなるしかありません。

逮捕のニュースも、もっとガンガン流してくれたら、気づく方も増えるのに、スポンサーからのクレームが入るのか、あんまり特集って、組まれませんよね。

ちょっと調べたら、危険は回避できますから、「安いから」という理由でエステに行くのは止めておきましょう。

どうせ脱毛できませんから、結果、安くつくのは、クリニックです。

お肌になにかあっても、ドクターがいるので安心です(のはずです。。)

普通のちゃんとしたクリニックの場合、火傷というのは、めったにありません。

医療機器だから、パワーが強いと言っても、安全性というのは、科学的に実証されている機器ですから、安全なわけです。

(もちろん、リスクはゼロにはなりません。それはなんでもそうです。)

そもそも、美容医療で、火傷や副作用が、たかが脱毛程度の処置でバンバン起こっていたら、クリニックはやっていけません。

クリニックが行う美容医療の中で、一番ナースにさせるので多い処置が脱毛ですから。

(ナース任せで、ドクターノータッチのクリニックもあるくらい、美容医療メニューの中では、比較的安全な処置に位置付けられ手いるかと思います。

うちは、ドクターである私があてますが。)

機械にしろ、処置を行う施術者も、使える薬もなんでもですが、エステとは全く違うのです。

今日も患者さんがおっしゃってましたが、某美容外科クリニックで、糸を使ったフェイスリフトの手術で、集団訴訟が起こっているそうですね。

訴訟の争点は、手術の副作用が合併症など事前に説明がなかった、また効果に関して、誇張しすぎた(術前に言われたほどの効果がなかった)、等々。。。

ちゃんと説明していても、患者さんが、術後に、「聞いていません」ということは、どこのクリニックでも時々ありますが、集団訴訟とは。。。

いやはや。。。

真偽のほどは当事者でないとわからないし、これから裁判ではっきりしていくんでしょうけど。。

一般的な話をしますと、格安大手チェーン店的クリニックの場合、あんまり副作用とか言ったら、患者さんやりませんからね、言っていなかったり、言っていても軽~くしか言っていないこともあるのかもしれませんね。

(実際、言っていないことも多いでしょう。そういうトラブルのセカンドオピニオン受診って、結構来られますから。患者さんからの一方的な話なので、向こう側の意見はなしの状態で聞くわけです。

言った言わないというのは、真偽のほどは調べないとわかりませんが、同じクリニックばかり、患者さんが来られると、やっぱりそうなのかな(言っていないな)と思ってしまいますね。)

格安チェーン店の場合、そもそも、広告に載っている手術代がおかしい。。

この手術代金が、広告でいくらになっていたのか知りませんが、なんでもそうですが、モノには相場というのものがあるわけで。。。明らかにおかしい値段って、やっぱりおかしいでしょ。。。

例えば、シャネルのバッグが、1980円とかで売っていたら、誰だって偽物って思うでしょ?

「本物って言われたし、本物だと思って買ったのに!」と怒ったら、信じて買う方もダメでしょ、って思いませんか?

そりゃ、一番悪いのは、「本物」って言って、売ったほうですけどね。

悪い人って、世の中にいっぱいいるんだから。。

シャネルが1980円だったら偽物ってわかるよ!という方でも、どうして、美容医療だと、疑わないんでしょうね~。

相場がわからなかった、って、ネットで検索したら、いくらでも他のクリニックのサイトが見られるんですから、すぐに値段がおかしいってわかりますよね。

これが人間の不思議なところで、誰だって、心の弱っている時とかのちょっとした隙間に、するっと入ってこられたり、あるいは、安いお金でキレイに若返れるんじゃない?!と欲望にかられた瞬間にかすめ取られるというか、世の中には、悪い人が大勢いてですね、自分が儲けるためなら、人を騙して悪いことをしても平気な人というのがいるものです。

全部が全部悪い人ばっかりってことはないかもしれませんが、悪い人が、立場的にも精神的にも強かったら、自分がそういう精神状態の時に接触すると、やられちゃうんじゃないですかね。。

なので、あやしいところには、近寄らない!というのが、一番正解ですっ!!

どこが怪しいのかは、これまた難しいですかね?

全然怪しく見えないの(例えば、学会で有名とか)に、行って見たら、ムチャクチャ怪しかった!というところであれば、これは防ぎようがないですが、多くの方が、「これは怪しいだろう」と思うポイントって、結構共通点多いと思うんですけど。。

光・レーザー治療よりも、リスクが上がるのが、手術です。

特に、顔は、服で隠せませんから、毎日鏡で簡単に見えるところだし、また他人からもすぐに見られるところです。

そういうところが、何かなったら、すごく困るでしょう。

悪い人はたくさんいるんですから、自分で自分の身を守るしかないわけで、顔に手術するなら、もうちょっと慎重になりましょう。

(今回の原告側の患者さん方は、もうすごく身に染みてわかっていらっしゃると思います。

裁判に勝ったとしても、お金を返してもらったり、慰謝料もらったところで、顔の傷も心の傷も癒えないのではないでしょうか。傷跡は消せませんしね。。。)

糸を入れた手術が、7年前くらいだったか、すごく流行った時がありました。

アプトスとかワプトスとか、名前がよくフリーペーパー紙に載っていましたね。

今は、いろいろ名前が変わったり、クリニックオリジナルの名前になっていたり、手術方法も使う糸の種類も様々です。

昔流行った時もそうですが、「切らないフェイスリフト」というのが宣伝文句で、患者さんは、「顔に糸を入れるだけだから」となぜか納得するという。。

顔に糸を入れるって、そんなに、みなさん抵抗ってないんですかね?

私自身、医者でも、かなり抵抗ありますよ。美容医療をやっていて、糸を入れる手術は見たこともありますし、セミナーが学会でも症例写真とか山ほど見ていて、特殊な手術だとは思いませんが、それでも、私はやりたくないです。

そこまでするなら、「切る」ほうの、フェイスリフトをやります。

「メスで切る」などという言葉にとても敏感な日本人。

「糸」なら、「切らない」のなら、いいのか。。?

。。。どして。。?

糸によるフェイスリフト手術を簡単に言いますと、糸を、顔の皮膚の下の脂肪の中(浅い・深いはそれぞれあります)に通して、ひっかけると言いますか、法令線やフェイスラインのたるんでいる部分を、糸でひっかけたり、ひっぱたりして、場所を移動させるんです。

昔は、法令線のたるみを、頬っぺたの上のほうに持ってきて、頬を膨らます、アプトスというのがありました。

以前勤めたいたところでは、外科もやっていたんですが(私じゃなくてね)、30代前半の患者さんが、出来上がった術後の顔を見て、仰天され、知り合いから、「江川卓みたいと笑われたから、糸を抜いてほしい」と言ってこられ、糸を抜いてましたね。

手術代はどうなったのかは知りません。

年配の方で、頬がふっくらして嬉しい!と喜んでおられた方もいらっしゃいました。

法令線のタルミを耳の上のほうに引っ張る手術もありましたが、口元~耳の上までって、結構な距離なんです。

その時は、引っ張って、目じりも少々上がって、かなり不自然でも、すぐに戻ります。

重力に勝てないんです。

引っ張り過ぎたら、脂肪のかけているところがちぎれますしね。

重すぎても切れますしね。

で、この場合、引っ張った先のところはピンと張っていいかもしれませんが、根本の手繰り寄せたところは、ムギュっと皮膚が余っているわけです。

キンチャクの袋の入り口と同じです。

切らない以上、タルミを取った分、どこかにそれをもってこないといけないんです。

そのしわ寄せがきつければきついほど、タルミは取れますが、片方はシワシワムギュムギュです。

シワシワがイヤなら、そこまで引っ張ったらいけないので、まんべんなく、シワを分散させるとなると、タルミは思ったほど取れません。

だって、切っていないんだもの。

糸を入れるとは言っても、麻酔の注射はするし、(どこまで麻酔するかは、ドクターの考え方にもよりますが)、糸は通すわけで、糸を通すのに、針はいるわけで、針だけではダメだったり、ストローみたいな空洞のある針じゃないとダメだったり、やり方もいろいろですが、顔に針(たぶん長い)を通す以上、血は出るわけで、内出血ゼロ!という広告を信じていたら、どえらいことになりますよ。

(たまたま内出血が少な目、ということはあり得ますし、超一流のドクターであれば、その辺は最大限配慮されますから、かなりゼロになるように努力されていると思います。)

切らない、とは言っても手術は手術ですから、多少の腫れと内出血、痛みはゼロではありません。

また、浅いところに入ったり、ひっぱり過ぎたりなど、いろいろ重なるんでしょうけど、変なところに、えくぼみたいに、凹みが出たり。。。引き連れたり。。。左右非対称だったり。。

そんなものに、高いお金を払うなんて。。。(おそらく、光・レーザー治療よりも高いかなと。。)

それだったら、タイタンでいいんじゃない。。?と私は思うし、私はタイタンを選びますね~。

初診・再診の患者さんからも、糸のフェイスリフトのこと、たまに聞かれますが、(ちょっと興味があったり、やってみたかったりされる方混ざっているので)、そういう時、必ず、超一流の先生だったら、選択肢のひとつじゃないですか、とお答えしています。

ただし、超一流ですよ!

学会でも有名とか。糸のフェイスリフトの手術でね。

その辺の美容クリニックで適当~に入れるのは?と聞かれたら、止めておいたら?と勧めています。

昔、頬にたくさんの糸を入れている患者さんの頬に、ヒアルロン酸を入れなきゃいけないことがあって、おそらく片頬に、5~10本くらい。(何人かいらっしゃいました)

そこまで来ると、注射の針を入れたら、どこ刺しても糸にあたって、うまく入りませんし、ヒアルロン酸入れても、うまく膨らみません。

糸でがんじがらめになっているんですね~。

あ~あ~。。。

ここまで糸が入っちゃうとね。。

「溶ける糸」って言っても、そんなすぐに溶けませんよ。

超一流のドクターなら、メリット・デメリットの両方をちゃんと説明してくれるでしょうし、そもそも貴女の顔の悩みにとって、それが一番いい方法なのか、ということも含めて、アドバイスをしてくれると思います。

いろいろ工夫されているでしょうし、どれぐらいもつのか、期待通りでいいのか、効果の限界はどんなものか、などなど、ちゃんと説明してくれると思います。

逆に、そういう説明もなかったら、とりあえず止めたほうがいいです。

「糸入れたいんです」「ああ、そうですか、わかりました」とは、ならないはず。

糸が一番良かったなら、それはいいんですが。。。

(一番、というのは、あり得ないです。

糸が悪いんじゃなくて、何をどうしたいのか、で、いくつか選択肢があるはずです。)

超一流の先生がされた結果と、私のタイタンが同じだけの効果を出せるのか、と言われると、そこはなんともわかりません。

糸がいいこともあるでしょう。

その辺は、患者さんの価値観や肌の状態によっても、ベストな治療というのは、刻一刻と変わります。

でも、とりあえず簡単に、というのであれば、やっぱり光・レーザー系がおススメです。

ちなみに、こういう糸のフェイスリフトの手術と、以前に書いた「金の糸」手術は、全z年違うものなので、ご了承ください。