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  • 院長
    柴 亜伊子
  • 京都四条 あいこ皮フ科クリニック

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「肌あれセット」作りました

いや~、寝不足が寝ていると思うんですけど、なかなか解消しませんね。。。

今日は、みなさん、サッカーのために早朝から起きてらしたんですか?

私は、野球と同じでサッカーのルールも、よくわからないので、サッカーも観ません。

ここ一番!という勝負の時に、たまたま起きていて、時間があったらちょっと観ますが、基本、結果を聞くくらいです。

今日も、家族は5時から起きて観てたみたいです。起きていたみなさん、ご苦労様です。

敗退だそうで、残念でしたね。世界は強いんですね。

サッカーをあまり知らない私でも、イングランドが負けた、というほうが、なんか衝撃でした。すっごい強いと思っていたので。。(あってます?)

さて、肌荒れのご相談というのは、とても多いのですが、圧倒的大半が、みなさん、いらんことのやりすぎです。

いらんことを止めるだけで、大体は良くなることも多いんですが、中には、なかなか良くならない方もいらっしゃいます。

そういう方の中には、ご自分ではいらんことはしていないつもりが、まだ気づかないけどやっていた、とか、荒れていた期間が長すぎて、肌がカンカンに怒っていて、なかなか機嫌を直してくれない時など。。

あまりに肌がボロボロだと、バリア機能が完全に破壊されて、そりゃもう、アトピーそっくり!みたいな肌になっちゃって。。。痛々しいこと、この上ない。

そこまで、バリア機能が破壊されていると、クリーム系は全滅で、沁みたり、痒くなったりします。

病院の薬であっても、クリーム基剤・乳液基剤は、やはり添加物がありますから、それが刺激になることがあります。

やっぱり、化粧品というのは、(病院のクリーム基剤もですが)、ある程度、健康な肌の方用なんですよね。

バリア機能がある程度保たれているから、いろいろ添加物の入ったモノが使えるわけです。

クリーム系・乳液系全滅か?!となったら、ワセリンか、椿油か(精製度の高いほうね。)という選択になってくるんですが、今の季節、ベタベタして、人によったら、毛穴が詰まってニキビができたり、塗り心地が気持ち悪いなどなど。。なかなか、使えるモノがなかったりすることがあります。

ワセリンや椿油は、化粧品みたいに、すごく塗りやすいことは、まああまりないので、患者さん側が、食わず嫌いならぬ、塗らず嫌いになっていることも。。

そうなってくると、ホントにぬるま湯で洗顔して、何もつけずにしばらく過ごすわけですが、大人の女性では、なかなか大変です。

それで、また化粧をして、悪循環をますます悪化させて、泥沼化に。。。となってしまうわけですが、これがまた難しいところです。

すーっと、良くなっちゃう方と、いつまでも泥沼化されている方と。。

ひどい皮膚炎だと、ステロイドホルモンを使うこともありますが、使うほどではないから、あまり使いたくない~、という時が困ったり、そうなると、良くなるまで、果たして患者さんのほうが待てるのか?!という問題も出てきます。

できれば、せかないでいてほしいものですが、仕事の内容によっては、難しいことも。。ホントに難しいですよね。

悪循環を断ち切るために、ステロイド剤を使うこともありますが、まだ肌荒れさせている原因が現在進行形であれば、ステロイドで無理やり落ち着かせると、症状を押さえるだけで、一見治ったように見せてしまうので、原因を絞り込んでいない時に、しかも皮膚炎が軽いのに、ばんばんステロイドは使わないように、患者さんに言っています。

ステロイドで、パッと!悪循環が断ち切れれば、問題ないんですけどね。

バリア機能が結構破壊されていると、使える保湿剤も見つからないこともあって、そうなると、乾燥もひどい場合は、余計に乾燥もして、悪循環から抜け出せないこともあり、少しでも早く炎症を押さえるのに、ジェネシスを使うことがあります。

イオン導入で薬を入れたり、中から落ち着かせるために、サプリも飲んでもらって。

場合により、塗り薬も使って、悪循環を断ち切ります。

そのままじっと我慢しておくよりは、一歩進んでいく感じです。

炎症も抑えせてくれて、なおかつ美肌治療もできる、という意味ではお勧めです。

ただし、肌荒れなら、誰でもできるのか、というと誰にでもお勧めしているわけではありません。

あまりにひどい場合は、患者さんがジェネシスを希望されても、先にちゃんと炎症を抑えましょう、ということもあります。

ケースバイケースですね。

ステロイドを使っていても、かゆみが全然治まらないような場合は、特殊ケースであてる場合もあります。設定も普通とは変えます。

それは、ご相談ください。

こういう肌荒れの時に、一番勧めないのが、ファンデーションとかBBクリームとかの色のついているヤツです。

ポイントメイクはOKですが、患者さんによったら、「ポイントメイク」の考え方が違って、それはポイントメイクではないでしょう、というのまでポイントメイクに入れておられることもあって、確認しないといけないわけですが。。

基本、ポイントメイクは、(内容にもよりますが)、したい方のうち、大体の方はしてもらっています。

ただ、なんのメーカーでもいいわけではありませんよ。

質の悪いものは勧めていません。

肌荒れの状態のよって、どこまでのメイクをしてもいけるかも、というGoサインは違います。

詳しくは、処置中にご相談ください。

メイクをすると、「メイクは落とさないといけない」という、呪縛みたいなものがありますから、どうしても洗顔がついてくるんですが、洗顔の方法も、人によって違いますので、必ず確認してくださいね。

敏感な時に、いらんことすると、また良くなるのが遅れますからね、いつまでたっても、化粧品が使えなくなってしまいます。

「肌あれセット」は、そこまで長期続ける方はいないかと思って、1回あたり、かなり料金をその分押さえました。

早く良くしたい方、サプリ等も使って、早く良くしたい方、には、とてもいいです。

よろしければ、ご相談ください。

カテゴリ:

スキンケア, 医療